ギルバート・デュランダル

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ギルバート・デュランダル - (2020/06/19 (金) 15:15:44) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/12/23(金) 22:09:45
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&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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#center(){&font(#800080){ならば私が変える! 全てを!}
 
&font(#800080){戻れぬというのなら初めから正しい道を…!}}


『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
 
CV:[[池田秀一]]
 
人種:コーディネイター
生年月日:C.E.41年11月19日
年齢:32歳
星座:蠍座
血液型:AB型

[[パトリック・ザラ]]亡き後、新たに就任したプラント最高評議会議長((カナーバは臨時議長であり、パトリックの後に正規手続きで就任したのはデュランダルが最初))。
ウェーブのかかった長い黒髪と白い肌、鋭い瞳が特徴の男性。
ガンダムで「議長」と言えばまずこの人を指す。

政治派閥としては前任のアイリーン・カナーバ同様故シーゲル・クラインの思想を受け継いだ穏健派として知られ、ナチュラルとの融和策を取りながら大戦で疲弊した国力の回復と増強に努めた。
基本的に温和で紳士的な性格だが、巧みな話術や[[ミーア・キャンベル]]を使ったプロバガンダ活動等、様々な分野で才能を発揮している他、
目的の為には手段を選ばず、嘗て自分に協力してくれた人物であっても邪魔になった等の理由で「用済み」と判断すれば躊躇無く切り捨てる、冷徹な策士としての一面も持ち合わせている。

一方、最高議長という立場にありながら有事の際には自ら軍艦に同乗し前線に出る等、やや活動的過ぎる部分も見られ、性格故か政治家として問題のある言動もしばしば見られた。


本業は遺伝子科学者で、DNA解析の専門家。
嘗てはコロニーメンデルの研究施設に籍を置いていた時期もあり、その繋がりで[[ラウ・ル・クルーゼ]]とは青年期から親交があった。
また、[[レイ・ザ・バレル]]の面倒を幼い頃から見ており、彼から「ギル」と呼ばれている。
クルーゼとレイの出生に纏わる事情も把握しており、彼等の服用していた薬もデュランダルが用意していた。


ミネルバの艦長である[[タリア・グラディス]]は元恋人で相思相愛だったが、出生率改善の為に行われた遺伝子調査で「子供が出来ない」と判明。
子供を望んでいたタリアの意向を汲み、恋人関係を解消。 タリアは別の男性と結婚し、子供を設けた。

しかし、その後も交流自体は無くなっていなかったのか、本編ではタリアが艦長を務めるミネルバに止むを得ず乗り込んだ時には親しげなやり取りをしていただけでなく、
非番だったタリアが緊急事態発生により呼び出されたシーンでは、タリアはデュランダルが部屋にいるにも関わらず、緊急事態とはいえ素肌にバスタオルを巻いただけの姿で個室のシャワー室から出て通信を受けている((そしてデュランダルもそれを咎めるどころか気にも留めていない))等、
タリアと深い関係にある事を意味深どころかあからさまなレベルで視聴者に理解させた。
尚、前述した結婚相手とタリアは本編開始時点のかなり前に死別しているとの事だが、夫の生前から不倫関係にあったか、夫の死を切欠にデュランダルと寄りを戻したかは不明。


因みに、フレッツ光で種死本編の再放送を毎話必ずチェックしている。
&font(#ff0000){シン「何で議長までチェックしてるんだァァァッ!」} 


【作中での活躍】

前大戦後のユニウス条約締結に伴い、カナーバから議長職を引き継ぎプラントの指導者となる。


本編には1話から登場。 ミーアをラクスの偽者として用意して世論を操作し、巧みな話術(?)で[[アスラン・ザラ]]をザフトに復隊させ、
キラやラクス達を暗殺しようとする等((議長があの大量の暗殺部隊を送り込んだと明かされた訳ではないが、自分が操作するミーアの件があるので本物に出て来られると困るという最も大きな動機がある。 作中の頭の切れっぷりから命令した訳でなくても明らかにその程度の動きは読んでいる筈である。 序でにザフトの最新MSを多数揃えていて破壊もされているが事件になっていない・統率された部隊・失敗時に全員が服毒死する程の覚悟あるメンバー揃い…等、命令者はザフトで絶大な権力を握っていると見るのが自然であり、動機も含めると劇中でこれに当てはまる人物は議長しかいない。また、雑誌で議長が犯人と明言されていたりする。))、
視聴者から「こいつ今回のラスボス候補なんじゃね?」と思わせる程の大物感が漂っていた。
&font(#ff0000){…だって声が}
 
戦争を引き起こす存在であるジブリールやテロリストの動向などを察知しながらも、
敢えて見過ごす事で戦争を意図的に激化させていき、民衆が自分の主張や計画を受け入れ易くする様に世論を都合の良い方向へと誘導していった。
この手法で[[シン・アスカ]]はデュランダルを信用していき、[[ステラ>ステラ・ルーシェ]]の死や(不満は多くあれど)抑え役だったアスランとの決別もあって、その考えは盲信へと変わっていってしまった。

中盤にロゴスの存在を公表する事で、ブルーコスモスの影響を小さくしつつ魔女狩りの様な状況を仕立て上げ((やや複雑だが、『ロゴス=ブルーコスモス』ではない。また、ジブリールもロゴスの一部分に過ぎない。そもそもロゴスだから過激派というわけではなく(これはブルーコスモスにも言えるが)、兵器商人をやっているにせよあくまでも超巨大カルテルに過ぎず死の商人ですらないため、影響力が大きいだけでロゴスが『悪』だとか『戦争を引き起こす存在』とまでは言い切れない。これらから分かるように作中の議長のロゴス情報発信はプロパガンダであり、これに関しては作中のジブリールの叫び(反論)も真っ当である。))、自身は地球・プラント問わず圧倒的な支持を受ける様になる。
途中[[ロード・ジブリール]]を追うという名目でオーブに侵攻したり(それ以前には連合に追従するユウナによって難癖掛けられてオーブに逆に攻撃された事もあったが)、
用済みになったアスランを排除したりもしたが、ブルーコスモスの盟主であるジブリールを倒す事に成功。
終盤には、自らが描いた最終目標である[[デスティニープラン]]の投入を宣言した。
 
しかし、[[ラクス・クライン]]を始めとするプランに反対する勢力が現れると、
[[レクイエム>レクイエム(ガンダムSEED DESTINY)]]や[[ネオ・ジェネシス>ジェネシス(ガンダムSEED)]]を使った強引な武力行使をする等、一転して独裁者の顔を見せる。
 
&font(#ff0000,b){序盤での視聴者の予感が的中した瞬間である}
そもそもアスランやミーアの件からして、視聴者からすると明らかに強引な手段も取るキャラである事は分かっていたので何もおかしくはなかった。
しかもデスティニープラン自体が良くも悪くもプロレタリア独裁のSEED世界版みたいなものだったので、
反抗勢力が誕生したり、それに対する抵抗・弾圧手段を用意しておく事も半ば必然である。

最終的にはオーブ・クライン派連合軍に敗れ、切り札であるレイとシンも倒される。
機動要塞メサイアで[[キラ・ヤマト]]と対峙し、舌戦を利用してレイに不意討ちをさせようと試みたが、
最も信頼していたレイが「明日」を欲した事で撃たれてしまう。
しかし、彼は恨み言一つ言わず、「(意図せず)自由を奪ってしまっていた」とレイに詫びていた。
タリアとの破局・世界への復讐に走ったクルーゼを止められなかった事から計画が始まったが、
大局を見過ぎた結果、自身が大切にしていた絆(家族も同然のレイ)を蔑ろにしてしまった事に撃たれた後でようやく気付いたのだと思われる。

その後、レイと駆け付けてきたタリアと共にメサイアの爆炎に消えて逝った…。
 

終盤では独裁者に成り果ててしまった彼だが、支配欲等に突き動かされている様子は見受けられず彼なりに世界の為に動いていたと思われ、本質的には善人と言える…独善的でもあったが。
しかし、最早後戻りの出来ない状況になってしまっており、その為、心の中では&font(#ff0000){誰かが自分を止めてくれる事}を何処かで望んでいた節もあった。
どこまでを思っていたかは不明だが自身が亡くなった後、プランの舵取りをどうするのかとかも特に表明されておらず、
最後の最後まで執念を見せていた前作ラスボス達([[パトリック>パトリック・ザラ]]・[[アズラエル>ムルタ・アズラエル]]・[[クルーゼ>ラウ・ル・クルーゼ]])と異なり、レイの言葉を聞いた後はプラン導入への執念を見せなかった。
ただ、レイにキラを不意討ちをさせようと目論んでいた事から、最後の方まで諦めもしていなかったと思われる。

C.E.世界に渦巻く悪意に翻弄された悲しき犠牲者だったと見るか、女に振られたことが原因の身勝手で情けない愚者と見做すかは、視聴者次第。


人格面はさておき、野心だけを見ても短絡的な行動が目立ったと結果的には言えるのだが、
明確な敵対者であるブルーコスモス(連合)を大義名分をなるべく得ながら弱体化させ、世界中を混乱させて判断を難しくさせつつ、
一番厄介なプラン初期導入をミーアも利用する事によって出来る限り勢い付かせ(実際に効果は抜群だったらしく検査を受ける者達が殺到していた)、
それと同時に反対勢力も炙り出してこれが大きくならない内に打ち倒し、勢力の安定化((議長からすればプラントも決して味方だとは限らない。 急激な社会変化を促す計画であり、議長やレイがとことん秘密にしていた事からも彼等自身も簡単に理解は得られない事を承知していたと取れる))を図る……
と言った具合にかなり強引な手法で穴も多いのだが、一つ一つを議長視点で考えると割と理に適った行動になっている((但し、あくまで議長視点でしかない為、仮に計画が成功しても後継者が悪意のある人物や私腹を肥やそうとしたり無能な人物ならばとんでもない事態に陥るのだが、どうしようとしていたのかは不明))。

ラクス暗殺の件も、彼女が告発するだけでプラン導入の重要な人材であるミーアが機能しなくなる上、そのまま自らにも嫌疑をかけられかねない為、
ラクスの主義主張等関係無しにプラン導入が困難になる為だと思われる。
ミーアを使った操作可能な偽ラクス製作は、彼にとって最も博打だったかもしれない。
暗殺前から活動させているので事前にラクスの人柄(恐らく表に出たがっていない)等も熟知していた可能性も高い……動き出す前に暗殺すれば良い程度に思っていた可能性もなくもないが。
アスランの件や最終決戦時のキラとの対話から考えても、ラクスやその関係者の身辺調査や性格分析などは怠っていないはずである。
最後には使い物にならなくなりかけたミーアを囮にして再び暗殺を狙う事となった。

カガリの演説を電波ジャックした件も、世界中の施政者に対してではなく世界中の民衆に直接訴えかける為のものであり、
各国の敵意が増す事を承知で、各国の国民からの働き掛けや国民運動の高まり(ぶっちゃけると革命)を意識させて導入を促すと同時に、
施政者側からしても反対をさせ辛くするものであると取れる。
また、プランの対象がプラントだけではなく世界中であることは理念からも汲み取れるが、それはこの行為からも明らかであり、前述の通り作中でも検査を受けている人々が描写されている。
そして最終的にオーブに討たれる形になったとは言え、内政干渉甚だしい計画なのにプラントの武力も相まってか議長存命中に明確に反対した(できた)国は少なかった。

また、このプランは徹底して人が管理される事によって戦争根絶も目指している……
それはつまり、各国の従来の政治の否定でもあるので(それも国民からというより他国の議長による意思である)、
全世界への導入は非常に困難であり、平時では尚更不可能に近い。

この様な事情やら、人類が滅びかけた前大戦の経験等からも、
独善的でも即効性の高いやり方と戦乱を煽ることを決意させた一因ではないかと思われる。

彼のデスティニープランへの内心の想いはそれ程描写されなかったので、プランのデメリットの有無の想定やどんなデメリットがあるか考えていたのかは不明。
但し、前述した様に秘密裏に計画して独善的に進めようとした事を踏まえると、導入促進の為にデメリットは承知の上で黙っていた可能性が高い((メタ的にはそういう話を言い出すと残りの尺の関係もあって話がややこしくなって纏まりが悪くなっていたという事情もあるだろう))。
長所を主張していた演説ですら「滅びの道を歩む位ならば歩みを止めてしまおう(意訳)」の様な事も言っていた為、彼自身も完全無欠なプランだとは思っていない事が伺える。
その為、作中でシンやラクス達が思った様な分かり易い問題程度は予測済みだろうし、
キラとの対話で彼の意見((キラのプランへの意見を説明すると、人類は愚かで再び危機的状況(全面戦争)に陥るかもしれないが、一方で喜び合ったり分かり合う事も出来るし、滅びを回避する選択だって出来る。 何より、プランで戦争を無くせたとしても『徹底的に管理された人類』は自分の意思では選択・行動出来ない(※補足するとプランの理念上、自由に選択・行動しようとする人の許容が出来ない為、そういう人は良くて社会的に抹殺、最悪粛清が予測される)という意味で『生きている』とは言えない。 といった内容が台詞に詰まっている))を耳にしても全く驚いておらず否定もしていない事からも、(途中から時間稼ぎを狙っていたとは言え)それが見て取れる。


【ゲームでの活躍】
[[スーパーロボット大戦シリーズ]]ではほぼ原作通り。 味方に付く事はあっても敵対してしまう場合が多い。
しかし、作品によってデスティニープランの詳細が異なる事もあり、プレイヤーが抱く印象も変わってくる。
[[&color(red){某赤い彗星の人}>シャア・アズナブル]]との声ネタもあるよ。
 

[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
ほぼ原作通りで、[[シロッコ>パプテマス・シロッコ]]とは同志。
[[&color(red){某グラサンの人}>クワトロ・バジーナ]]との声ネタもこの頃から描かれた。


[[スーパーロボット大戦Z]]シリーズ
Z1(無印)終盤までは基本的に味方で、こちらではシロッコと敵対。 [[ある理由>黒歴史]]から[[フロスト兄弟]]に恨まれていた。
[[ifルート>ifルート(スーパーロボット大戦)]]では死の寸前にシン達の危機を救う事になり、その想いは[[ティファ>ティファ・アディール]]を介して伝えられた。
[[変たi…黒のカリスマ>ジ・エーデル・ベルナル]]には、流石に警戒していた模様。
後に[[第3次Z>第3次スーパーロボット大戦Z]]にて、クロノ改革派に所属していた事が判明。
デスティニープランを施行しようとした真意も、[[絶望の未来>御使い(スパロボ)]]を乗り越える為にSEEDの持ち主を発見・保護する為であった事が語られた。
 

[[スーパーロボット大戦K]]
原作通り…と言うより、悪の独裁者的な雰囲気になってしまっている。
キラもラクスも大人しい為、尚更デュランダルが悪人臭く見える。
キラとの対話時、勝手に付いて来て介入して来た[[ミストさん>ミスト・レックス]]に困惑していた。
その結果、ミストさんが地球人に絶望する切欠を作ってしまった。


[[スーパーロボット大戦L]]
前作のKとは違い、高蓋然性世界から来た面子を快く迎え入れる等、Z1同様に終盤まで味方。所謂綺麗なデュランダル。
裏ではセントラルと組んでいたが、圧倒的技術力を持つセントラルに対抗する為には仕方のない部分もあったが故。
実際、[[マサキ>菅原マサキ]]からキラ達三隻同盟の面々の抹殺を依頼されていたが、
侵略者に対抗する為にエンジェルダウン作戦時にアークエンジェルがLOTUS側と示し合わせて轟沈を偽装したとレイから報告を受けても見逃す等、可能な範囲で抵抗していた。
また、[[&color(red){某グラサンの人}>クワトロ・バジーナ]]ばりの演説でロゴスが異世界からの善意の協力者を排除しようとしていたと暴露したり((ここでデュランダルが先手を打って演説をしなければ、逆にジブリールがそれを公表してLOTUSを追い込んでいた。))、
ゴオのラビッドシンドロームの症状が悪化しているのを察して、プラントで開発していたラビッドシンドロームの特効薬を即座にLOTUSに提供するなどLOTUSの支援者としての印象も強い。
終盤では、デスティニープランを発動しようとするが、LOTUS及び反旗を翻したミネルバ隊に阻まれて失敗。
しかし、この作品におけるデスティニープランは「外界からの侵略者に対するカウンター」という目的があり、
SEED因子を持つ者の発見だけでなくゼントラ化可能な人間の発見((これは完全に遺伝子の問題でありプランの目的に合致する))等、原作や他のスパロボよりもプランの運用に現実味があった他、
対抗すべき侵略者に該当するセントラルと手を組んでいたのも、プランの成就及びそれまでの延命に必要であったが為。
LOTUS側もその真意に気付いており、また前述の通りLOTUSに対する多大な支援をしてくれた恩もあった為、デスティニープランに反対して反旗を翻したものの、
最後まで投降を呼び掛けて説得をする、という「主義の相違による止むを得ない対立」という形になり、悪役感はかなり薄れている。
ラクス暗殺未遂の件で、一時は命を狙われたキラ達ですら、「貴方はその気になれば出来た筈なのに、僕達を殺そうとしなかった」と、デュランダルに同情的だった。
[[最期は月のクトゥルフ要塞の外壁バリアに阻まれたLOTUSの前に爆沈寸前のメサイアを引き摺って現れ、メサイア落としを決行する。>自己犠牲]]


#center(){&font(#800080){タリア…地球は美しいな…}

&font(#800080){真っ暗な宇宙に浮かぶ宝石と呼ぶに相応しい…フフ…}

&font(#800080){罪滅ぼしではないが、死ぬ前に君の役に立てて良かったよ}}


これによりバリアに穴を空けることに成功し、LOTUSは反撃への突破口を見出すことができた。
そして、その壮絶な死に様を見届けたレイはクトゥルフ打倒後、「ギルが開いてくれた俺達の未来、守る事が出来たよ…」と、万感の思いを口にしている。


[[スーパーロボット大戦UX]]
原作終了後の為、既に故人だが、[[シン>マークデスティニーのパイロット]]が[[総士>皆城総士]]に対してデュランダルの事を語る場面がある。
&font(#ff0000){シン「嘗て、人の能力を遺伝子レベルで解析し、その人生を運命付けようとした…。しかし、結局その計画が人々に受け入れられる事は無かった。何故だか分かるか?」}
&font(#0000ff){総士「人の運命は、生まれながらに決定されるものではないと…?」}
&font(#ff0000){シン「そうだ。例え明日、散ると分かっていても花を植え続ける…。人って、そういう生き物なんだ」}


ガンダム無双
デュランダル本人は出ないが、キラがシャア(『逆襲のシャア』ver.)と対峙した際、本編のメサイアでのデュランダルと対峙した時と同じ会話をする。
小説版では、シャアもデュランダル同様アクシズを落としを誰かに止めて貰いたかったという心情が明らかになっていた事もあり、全く違和感が無い。
  
 



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- 「ジャスティス・リーグ」のジャスティス・ローズ、「BWリターンズ」の千葉トロン、そして彼。なぜクリエイター達は「自由撲滅を通じての平和」を目指す「悪役」を生み出したがるのだろうか。  -- 名無しさん  (2014-11-12 16:13:18)
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2014-11-13 20:54:34)
- デスティニープランはある意味、社会主義の究極形とも言える思想だよな。  -- 名無しさん  (2014-11-30 04:35:08)
- 劇中に経済の話をしている事や監督のインタビューから見るに最初は一概に善悪だけでは測れない悪役にするつもりだったんじゃないかな。でも議長の対に置いたキラ達は終始その時の状況に対応するだけで最終的に役割が完全に相手に依存したものになってしまった為、議長を完全な悪人として描く方向に転換したのではないだろうか。  -- 名無しさん  (2014-12-01 23:55:03)
- 結局この人は単純に「愛する人との子供が欲しかった」「愛する人と家族になりたかった」ただそれだけだったんだよな。もしもタリアの子供がデュランダルの子供なのなら皮肉かつ哀れだな…。欲しかったものはとっくに手にしてた、とっくに遺伝子の運命を撃ち破っていた、という点で。  -- 名無しさん  (2015-03-29 16:48:03)
- 自分の真意を隠してかなり用意周到に、慎重に行動していたラスボスだったな  -- 名無しさん  (2015-04-11 22:12:30)
- クロスアンジュがスパロボ参戦したら、登場人物全員から確実にプラン否定されるよな。プラン執行後の未来の被害者みたいな存在だし。下手すりゃ、生き様に感化されて中断もありうる。  -- 名無しさん  (2015-08-15 09:24:01)
- 皮肉なことに敗因はアズラエルやジブリールと似たようなもんなんだよな。都合が悪いものを排除しようとして逆襲されたってのが一緒だし。エンジェルダウンは口実があるから仕方ないが、レクイエムをアイザッヘルに向けて撃ったのはやりすぎた。脅しなら直接、基地を狙う必要はなかったし。  -- 名無しさん  (2015-12-07 22:22:51)
- ↑あの時点でプラントと連合の戦力差が逆転したから戦略兵器に頼らざるを得ない状況になったという見方もあったみたい。先に連合から武力で威圧されたら逆らえなかったとか。いずれにしろプラントがレクイエムに撃たれた時点で詰んでた模様。  -- 名無しさん  (2015-12-07 22:42:03)
- ジェネシスやらレクイエムやら持って脅しかけてる時点で悪手もいいとこ ラクス暗殺の時点で負けてたろこいつ 監視にとどめておけばよかったのに暗殺なんか仕掛けたら各方面に凄まじいパイプのあるクライン派敵に回してやっかいなことになるってのもわかんなかったのかよ  -- 名無しさん  (2016-01-19 13:20:20)
- ↑自分の信念が正しいと思い込んでる者は、そのために自分の打つ手が常に正しいものだと思い込んでしまうものさ。  -- 名無しさん  (2016-01-19 14:08:24)
- ↑×3ラクス暗殺は議長ではなくて裏側の人たち。ただそいつらも議長を支援してたから完全に無関係というわけではないけど。  -- 名無しさん  (2016-01-19 22:24:37)
- ユニウスセブン落下で生まれた難民を運命計画で救えたんだよな…  -- 名無しさん  (2017-02-07 23:00:52)
- ↑いや、無理でしょう。運命計画をやったとしても荒廃した地球でどうやって人数分の仕事を用意するの?しかも、荒廃した理由が議長のロゴス告発だし。  -- 名無しさん  (2017-02-23 20:48:42)
- ↑いや、延々と続く戦争と終戦間もないユニウスセブン落し、ロゴス告発による経済崩壊、レクイエムによるプラント虐殺、戦争の引き伸ばし。物語そのものが世界の荒廃を加速させていってると思う。  -- 名無しさん  (2017-02-23 21:21:01)
- スパロボでこの人が敗北後も生き残るパターンでないかな  -- 名無しさん  (2017-02-23 21:33:54)
- 放映当時は本編最終話でMSで出撃してくれるのかな・・・と期待してしまった  -- 名無しさん  (2017-11-26 05:44:14)
- ↑2 敗北後生き残ったけど特攻したりするからな。まぁXでニアも生存することまで来たからそろそろ議長も生存するかもしれない  -- 名無しさん  (2018-04-18 11:22:47)
- Lの特攻は正直好きな展開でした  -- 名無しさん  (2018-04-27 21:31:26)
- 決して誉められるようなことではないこともしていた議長だけど、某赤い彗星と同じく急ぎすぎた結果であるかもしれない  -- 名無しさん  (2018-09-22 12:00:23)
- 中盤まで非の打ち所のない優秀な政治家だっただけに、Dプランが唐突に感じたなあ…  -- 名無しさん  (2018-10-27 22:48:31)
- 序盤から幾つもの布石は出しているしDプラン自体は唐突でもないと思う。その行動やDプランの是非は別として。  -- 名無しさん  (2018-10-28 11:04:18)
- しょちゅう終末戦争待ったなしなあの世界なら寧ろ、安定した職を提供してくれるだけでもDプランはアリなんじゃね? みたいな意見をそこそこ見かけるんだけど実際どうなんだろうか。  -- 名無しさん  (2018-10-28 11:25:30)
- 完全に理想通りに出来れば一長一短だけど共産主義と同じでそんな綺麗にはいかなさそう。しかも邪魔者や異物は排除しないとシステム維持や戦争防止はできないし実際議長の行動やレイの考えとしてもそんな調子。  -- 名無しさん  (2018-10-28 11:36:12)
- Gジェネだと非戦闘員らしからぬ高ステータス…やはり声か  -- 名無しさん  (2018-10-28 14:46:38)
- ↑4 いや、Dプランの出し方が唐突だったなと思うんス  -- 名無しさん  (2018-10-28 14:47:42)
- ↑失礼途中送信。議長の頭なら、Dプランの名前も出さず静かに「浸透」させることができただろーに、と思ってしまったよ当時。  -- 名無しさん  (2018-10-28 14:48:30)
- 今DVD借りて見直してるけど12話まで見た時の印象が対カガリだと「論点ずらしで優位に立つ」対アスランだと「欲しがってる賞賛と、確かな力と、(おまけで?)女を与えて篭絡してる」だし、その他「自分達は正義の味方・敵が悪い」アピール頑張りまくり、と最初から政治家というよりは謀略家として描かれてる気がする  -- 名無しさん  (2018-11-03 20:47:55)
- Lのメサイア落としまでの流れは、綺麗な議長の総締めって感じだったな。最期まで地球圏のことを案じてくれてたし  -- 名無しさん  (2018-12-02 18:17:18)
- 本質的には政治家じゃなくて学者なんだろうな。頭がいいのは分かるけどどっかズレてる感じがする。  -- 名無しさん  (2018-12-02 18:51:03)
- 運命計画って議長がアスランを推薦して最新鋭機の機体や特務部隊の地位を与えた末路を見ると最初から破綻していたんだな  -- 名無しさん  (2019-05-20 07:42:29)
- プランの問題については、UXでのシンと総司の会話にも表れてる気がする。プランが実行されて選べない世界になれば、花を植え続けることさえできなくなりかねないからね。  -- 名無しさん  (2019-05-20 08:47:23)
- 何でデュランダルはラクスを暗殺なんかしようとしたのかな?ラクスを消したいなら暗殺するよりも法廷論争に持ち込む方が効果的だろうに。ぶっちゃけ無印でラクスがやったことって控え目に見ても国家反逆罪だし。種死の行動とか普通にテロリストだろう  -- 名無しさん  (2019-05-31 10:19:32)
- あっ誤解のないように言っておくけど別にテロや暗殺が悪いとは言ってないから。ぶっちゃけ政治は結果だから。どんな手段だろうと結果さえ良ければ全部OK。ただ作中で必ずしもデュランダルとラクスが積極的に敵対しなければならない理由がない気がするんだよな。  -- 名無しさん  (2019-05-31 10:37:38)
- プランのためにラクスを利用したいことは明白なので、その手は効果的ではない。また、EDでの光景やミーアが普通にアイドル活動していることからそもそも国家反逆罪とはならないor重罰にはなっていないと思われる。これは大本の原因がザラ派やデュランダルのほぼ独裁状態の暴走なので(また、市民にもザラ派の暴走は周知されている)、現実に置き換えた場合でもそう単純にことは進まないと思う。  -- 名無しさん  (2019-05-31 10:45:02)
- というかデュランダルは最初アスランは取り込もうとしてるのに何故かラクスのことは最初から敵視してる風なのは何でだろう?デュランダルとしてはアスランみたいにラクスのことも上手く利用すればいいし(実際ラクス達も暗殺されかけるまで別にデュランダルと敵対するつもりはなさそうだったし)。少なくとも戦争の終結とロゴスの壊滅までは両者の意見は一致しているから協力関係を構築することは可能だ。D計画にしても結果的にラクス達は反対派に回ったけどD計画自体は民主主義や共産主義と同じくあくまでも政治思想の一つに過ぎないのだから戦争で信頼関係を築いた上で説得すればラクス達を仲間にできる可能性もあった。  -- 名無しさん  (2019-05-31 11:27:54)
- 途中までは良いけど結局敵に回るかどうか賭けになるし、最も重要な計画推進のためのプロバガンダを頼めるか?というと分が悪いので意のままに操れるミーアの方が都合が良かったんじゃないのかな。作中の行動は短絡的だけど、Dプランを全世界に広めるという目標にして前提条件が厳しすぎてなるべくしてなったとも言える  -- 名無しさん  (2019-05-31 15:45:50)
- 単純にラクスとキラが親友のラウ・ル・クルーゼの仇だからじゃないか?  -- 名無しさん  (2019-05-31 19:05:50)
- 放送当時から今日までこの人への印象は根っからの研究者で、建前は建前でしかなく自身の研究の成果を見たい見せたいだけな感じ。  -- 名無しさん  (2019-06-04 15:46:47)
- しかし何気にガンダムの組織トップとしては屈指の切れ者じゃないかこの人、こんだけ根回ししてうまく立ち回った司令官ってすげーレアだと思う  -- 名無しさん  (2019-08-31 06:18:17)
- 「俺も運命に振り回されたんだからお前たちも運命に従って生きろ」みたいな道連れ思考と「俺みたいに運命に振り回されないで最初から運命に従って生きるべきだ」みたいな善意がごちゃ混ぜになった人な気がしてるかなぁ  -- 名無しさん  (2019-09-18 16:39:47)
- ユニウスセブンの落下はこの人の指示か、知っていてほっといて利用したのか、偶然か、どれだろう。  -- 名無しさん  (2019-09-18 16:56:48)
- キラの誕生にも関わっていたりするのだろうか。助手その一辺りで。  -- 名無しさん  (2019-09-18 16:58:17)
- アスランはキラへのカウンターとして引き込もうとしたんでしょ。レイの「思った以上にキラとAAへの思い入れが強いようです」という報告からそう考えられる。ミーアはラクスの替え玉でデスティニープランを円滑に賛同させるためでしょ。  -- 名無しさん  (2020-02-29 18:19:10)
- 遺伝子による適正だけですべてを決めようとした、行き過ぎてしまった人だな。適性検査自体は、どんな職種であれ絶対やるわけで、その項目に遺伝子が追加されるってレベルであればありだったかも?  -- 名無しさん  (2020-02-29 18:55:04)
- 議長、安心してください。ラブライブシリーズであなたの後継者が現れましたよ。三船というんですが  -- 名無しさん  (2020-03-06 07:52:39)
- スパロボだともう一つの正義を持つ敵役みたいなポジで居ることが多い気がする。数多くいるガンダムのボスキャラでもそういう位置に宛がわれるキャラって何気に珍しいんじゃないだろうか  -- 名無しさん  (2020-04-13 06:07:31)
- 方法論的なところや動機に難があろうと元から「正義ではある」キャラクターだからね。ただその正義(未来の平和の為には個人の不自由や現在の犠牲は仕方がない)はキラやアスランはもちろん、シンのそれ(「民間人が焼かれたりしない」平和な世界)とも一致してなかった訳だけども  -- 名無しさん  (2020-05-21 20:21:05)
- ↑×4 筋肉の発達のしやすさとかで得意になりえるスポーツを検査するとかだったら、運動音痴の身としては凄い受けたい。  -- 名無しさん  (2020-06-19 13:23:13)
- 最終的にジオングみたいなMAに乗ってくるかと思ったけど来なかったなぁ…  -- 名無しさん  (2020-06-19 15:15:44)
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