CYBERDARK IMPACT(遊戯王OCG)

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CYBERDARK IMPACT(遊戯王OCG) - (2014/05/14 (水) 11:13:05) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/06/02(土) 22:17:32
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CYBERDARK IMPACT(サイバーダーク インパクト)は遊戯王OCG第5期のパック第2弾。
発売日は2006年8月10日。

CMやポスターなどでのキャッチコピー「サイバーダークワールドへの扉が開く時、かつてない衝撃が巻き起こる!!」の通り、当時のデュエリスト達に衝撃を与えた名パック。
主な特徴として、
●「チェーンブロック数」や「カードの位置」に関連する効果を持った斬新なモンスター・魔法・罠の登場
●指定属性以外の特殊召喚を封じる6種類の「結界像」シリーズを収録。
●《ハネクリボー LV10》以来となる新たなLvモンスターの登場。
●ヘルカイザーと鮫島校長の使用したカードの収録により、アニメファンへのフォローもバッチリ!
などなど。

また、遊戯王GX時代のパックとしては唯一E・HERO関連のカードが一枚も収録されておらず、当時のHEROにうんざりしていた決闘者に歓迎された。
かなり古いパックであるため、入手は困難だが見かけたら買っておいて損は無いハズである。
ちなみに同じく第5期の五番目のパック「TACTICAL EVOLUTION」にて、このカードと同名のカード《サイバーダーク・インパクト!》が登場した。



追記、修正宜しくお願いします。

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 # # &font(#ff0000){嘘を言うなっ!}
   ∧_∧ 
# E)(#`゚Д゚)(ヨ
  UY   YU #
実際のところはかなり微妙なパック。
上に上げた4つの特徴だが、

●「チェーンブロック数」や「カードの位置」に関連する効果を持った斬新なモンスター・魔法・罠の登場
チェーン数に関連するカードのうち《連鎖爆撃》と《積み上げる幸福》の2枚はチェーンバーン等で現在も活躍しているものの、その他はなんとも言えない微妙な性能からあまり採用されることはない。
カードの位置を条件にするカード群も《爆導索》が裁定などでちょくちょくネタにされるものの、その多くが何とも言えない効果から10円ストレージ行きになっている。
《ポジションチェンジ》もカードの位置を変更するカードの位置に関連するカードであり、後述する「DUELIST EDITION Volume 1」では再録から外されたがまさかの高騰を果たした。
しかし毎ターンノーコストで自分のモンスターを対象に取れる永続魔法カードという点が注目された結果であり、&font(#ff0000){カードの位置をずらせる点はぶっちゃけどうでもいい。}


●属性毎の特殊召喚を封じる6種類の「結界像」シリーズを収録。
特定の属性の特殊召喚を封じる効果は中々強力であるものの、パック内に6種類全てがノーマルで存在するため、パックを買うたびに出まくり余る。
ステータスが低く維持が難しく、闇などのメジャー属性の結界像だとあまり特殊召喚を縛れないのも難点。
また、現在ではエクストラデッキの存在によって当時よりさらに突破されやすくなってしまった。


●《ハネクリボー LV10》以来となる新たなLvモンスターの登場。
魅惑の女王シリーズと漆黒の魔王シリーズの二種類が収録されているが、どちらも効果がわざわざレベルアップさせてまで使うものではない。
しかも進化前のカードの効果でレベルアップさせないと効果が使えずバニラ化してしまうため《レベルアップ!》などのサポートカードを使えないと言う嫌がらせ仕様。
進化条件も厳しく最初のレベルからレベルアップさせないと最終形態まで辿りつけないため、レベルモンスターサポートに頼らず自身の効果だけで2回レベルアップさせないといけない。
そこまで頑張っても魅惑の女王は劣化サクリファイス、漆黒の魔王は戦闘破壊したモンスターを除外するハデスが最終形態であり正直割に合わない。
その性能のわりにそれぞれの最終形態のレアリティもウルトラレア(もしくはアルティメットレア)と、当たってもあまり嬉しくないし、本気で組みたい人には集めにくくなっている


●ヘルカイザーと鮫島校長の仕様したカードの収録により、アニメファンへのフォローもバッチリ!
ヘルカイザーの使うサイバー・ダークシリーズの下級モンスター 《サイバー・ダーク・ホーン》、《サイバー・ダーク・エッジ》、《サイバー・ダーク・キール》 の三枚が軒並みスーパーレア。
サイバーダークデッキにおいてはできれば各三枚積みしたいものなので、当時のヘルカイザーファンのお財布にグォレンダァならぬキュウレンダァを決め込んだ。
鮫島校長の使うサイバー・オーガ及び関連カードもアニメから効果が変わったり弱体化してしまった。

他のカードには、
●効果が迷走してる《迷走悪魔》
●レベルが1高かった故に異様に使いにくい《フレイム・オーガ》
●効果は強力だがデュエルターミナルのスピードデュエルでもないと条件を満たすのが厳しそうな《封魔一閃》《ストレートフラッシュ》 
● 《簡易融合》の儀式版だが元から特に利点がない上に次パックの《高等儀式術》で余計に立場がない《限定解除》

…と、妙なカードが多く何ともいいがたいパック。
割と新たな試みが多いのだが大半が滑ってしまっている。

それでも【サイバー・ダーク】構築のために買う決闘者もそこそこいたのだが、およそ2ヶ月後の2006年10月26日に&font(#ff0000){デュエリストパック −ヘルカイザー編− が発売}。
その中にはサイバー・ダークシリーズも再録枠で収録されていたのだが、レアリティは&font(#ff0000){スーパーレアからノーマルへ}下落。
たった二ヶ月でこのパックは元々低かった価値を大きく落とした。


…だが全く良い点が無いわけでもなく、

●特殊召喚を完全に封じる 上級モンスター《虚無魔人》
●多少の運が絡むも、種類問わずカードを破壊できる 《スナイプストーカー》 
●現在でもシンクロやエクシーズの補助として活躍する《簡易融合》
●チェーンを組まない特殊召喚限定なもののノーコストでシンクロやエクシーズを潰せる《昇天の黒角笛》 
●現在でも地雷デッキとして活躍している【チェーンバーン】を確立させた《連鎖爆撃》《積み上げる幸福》

など、中々良いカードも存在する。
スナイプストーカーと連鎖爆撃は過去に制限カードまで登りつめ、連鎖爆撃は現在でも準制限カードである。
これらのカードが全てレア以下なので光るカードの弱さがより際立って微妙さが増しているのだが…

が、《スナイプストーカー》 はストラクチャーデッキやデュエルターミナルへの再録、《簡易融合》もデュエルターミナルとトーナメントパックに再録された。
そしてよりによってこの二枚、決闘者に衝撃を与え、精神を惑わせ、財布を軽くしたあの「&font(#0000ff){トリシューラの鼓動}」への再録だったため日本中でダダ余り。
このパックの価値をさらに叩き落とした。
《簡易融合》は現在需要が高いため価格を徐々に上げているが、《スナイプストーカー》の現在の価格に関しましてはお察しください。
ちなみにサイバー・ダークシリーズもターミナルに再録されてます。


さらにこれだけに留まらず、CYBERDARK IMPACT発売から数年後に発売された第5期パック第1弾〜第4弾の総集編パック「DUELIST EDITION Volume 1」では、&font(#ff0000){28枚のカードが再録されず絶版になってしまった。}
これは再録された4種のパックの中では最多の枚数である。
絶版化したカードはチェーン関連やカード位置関連のほとんど、鮫島校長の使用したサイバーシリーズ全てとLvモンスター全てであり、上に上げた4つの内半分以上が否定されたようなものである。
ちなみにCYBERDARK IMPACT出身カードが軒並みレアリティを下げた中、《スナイプストーカー》、
《簡易融合》、《連鎖爆撃》 の三枚はスーパーレアへ昇格している。

追記・修正はスーパーレアかアルティメット版サイバー・ダーク3種類を必死に集めてからお願いします。


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- ポジションチェンジも最近出たペンデュラムモンスターEM・ヒックリカエルにお株を奪われつつあるしなあ  -- 名無しさん  (2014-05-14 11:13:05)
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