非公認戦隊アキバレンジャー

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非公認戦隊アキバレンジャー - (2018/08/05 (日) 18:27:08) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/04/10(火) 17:07:25
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){

妄想の海に浮かぶ街、秋葉原。

そこに、「&font(#FF0000){痛さは強さだ!}」と信じ、
脳内だけで戦う3人の戦士がいた。

彼らこそ……

&blankimg(アキバレンジャー.jpg,width=329,height=184)

&sizex(6){&b(){&font(#FF0000){非公認戦隊}&font(#0000FF){アキバ}&font(#FFDC00){レンジャー!!}}}


&b(){&font(#FF0000){よい子は}&font(#0000FF){見ちゃ}&font(#FFDC00){ダメっ!}}
}


2012年4月からBS朝日及びTOKYO MXで放送が始まったスーパー戦隊シリーズ第37作……&bold(){ではない。}

そう、戦隊の名を冠していながらも「公認」ではないヒーローなのである。
題材は「オタク」「妄想」。

非公認ではあるものの、制作スタッフは戦隊シリーズに関わってきた面々であり、劇中では随所に「公認」スーパー戦隊絡みのネタが登場する。
同時期に放送された[[特命戦隊ゴーバスターズ]]が戦隊のお約束をあえて外しているのに対し、こちらはむしろ入れまくっているという対照的な作品である。
なお、深夜枠ということを生かしたお色気とマニアックなネタ、そしてメタネタ全開なノリなのでスーパー戦隊の存在を信じる未就学児童に配慮して&b(){「よい子は見ちゃダメっ!」}というキャッチコピーがつけられている。

主題歌は熱い歌詞……だが、なんと歌うのは&font(#ffc0cb){モモーイ}こと[[桃井はるこ]]。
山形ユキオの熱気に負けじと熱唱してるぞい♪


*【ストーリー】

秋葉原では、スーパー戦隊シリーズとアニメ「にじよめ学園ズキューーン葵」が大人気。
そんな秋葉原で「戦隊カフェ ひみつきち」を営む葉加瀬博世は、強い妄想の力を持つ三人のダメ人間を集めて「アキバレンジャー」に任命した。
……まあ、何か侵略者とか、そういうのが現れたから任命したってわけじゃないんだけどね。
 
そんな中、ステマ乙と名乗る謎の軍団が出現! 秋葉原を恐怖と暴力で蹂躙する。
アキバレンジャーは、ゴレンジャー〜ゴーバスターズに続く37番目のスーパー戦隊として、公認様から正式に認めてもらうためにステマ乙と戦うのだ!
&font(#FFFFFF){……という妄想、だったのだが……!?}


*【登場人物】

◆アキバレンジャー

・&font(#ff0000){赤木信夫/アキバレッド}
アキバレンジャーのリーダー。
運送会社S.P.D.(Sasaki.Ponpoko.Delivery.)に勤務し、燃えるハートでクールに戦う……つもりでも、現実では失敗ばかり。
スーパー戦隊をこよなく愛し、細かい知識も豊富。ついでにエロ妄想も旺盛。
最近は「&font(#6495ed){にじよめ学園ズキューーン葵}」にもハマっている29歳。
頭部の髪の毛を思わせる左右非対称のマスクは『[[バトルフィーバーJ]]』のバトルジャパンのオマージュである。

ちなみにリアルの後輩にウルトラマンが[[2>ウルトラマンメビウス]][[人>礼堂ヒカル]]、本家戦隊が[[レッド>獣拳戦隊ゲキレンジャー]][[3>烈車戦隊トッキュウジャー]]・[[人>動物戦隊ジュウオウジャー]]・[[ブルー>ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン]][[2人>轟轟戦隊ボウケンジャー]]・[[ライバル>理央(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]]、ライダー関連が[[ライダー>桜井侑斗]][[3>紅渡]][[人>初瀬亮二/仮面ライダー黒影]]に[[幹>カザリ(仮面ライダーオーズ)]][[部>ウヴァ(仮面ライダーオーズ)]][[怪人>グレムリン(仮面ライダーウィザード)]]・[[相方>歌星賢吾]]等がいる。

・&font(#ff0000){都築タクマ/二代目アキバレッド}
ステマ乙を追ってアメリカからやってきたイケメン。
戦士としての実績を買われ、ペンタゴンにスカウトされた信夫からアキバレッドを引き継ぐことになる&font(#FFFFFF){……という設定で、実は「原作者」が送り込んだテコ入れ要員。}
中の人はゲキブルーの人の弟で(信夫の方はゲキレッドの先輩)、本編でもネタにされた。

・&font(#0000FF){青柳美月/アキバブルー}
現役女子高生格闘家。パンチラ担当。
クールで無愛想だが、実は「ズキューーン葵」の隠れ大ファン。
強さの高みを極めるためにアキバレンジャーに加入しただけあり、ストイックで勉強熱心。
実は中の人はガチヲタ。
 
・&font(#ffdc00){萌黄ゆめりあ(CN)/アキバイエロー}
本名・山田優子。
数多くのコスプレ姿を持ち、コミケやBLなどオタク文化全般に詳しい腐女子。
その私生活には謎が多いが、実は23歳のOL(劇中24歳に)。おまけにキャラを作っていて、素に戻ると声がデスボイスに……。
此方の中の人は非ヲタだが、[[声優をしているとき>てさぐれ!部活もの]]はノリノリだったりする。


◆戦隊カフェ ひみつきち
アキバレンジャーの拠点となる戦隊グッズだらけのカフェ。

・葉加瀬博世
「ひみつきち」店長にして、アキバレンジャーの装備を開発した人。
その行動には謎が多いが、きっと悪い人ではない。多分。
演じている[[内田真礼]]氏は現役の声優である([[さんかれあ]]の中の人)。
後半、&font(#ffffff){声優}生命を削る呪いがかけられていることが判明した&font(#ffffff){ような気がするがそんなことはなかったぜ!}
&bold(){てへぺろ/(・ω<)こつーん☆}

・三田こずこず
「ひみつきち」従業員。毎回歴代戦隊キャラのコスプレを披露したりダンスしたりする。
中の人は「踊ってみた」出身の現役アイドル。


◆邪団法人 ステマ乙
オタク文化を非生産的で気持ち悪いものと断じ、秋葉原を一般人向けのオシャレな街にしようとする悪の組織。

・&font(#999999){代表取締役 ドクターZ}
自らを認めなかったアニメ業界、そしてオタク文化に憎悪を抱くステマ乙の首領。
元アニメーター、さらにその前はマサチューセッツ工科大学教授というとんでもない経歴を持つ。
その正体は博世とタクマの実父、だが……。
中の人は[[青二才>ニンジャマン/サムライマン]]。

・&font(#6495ED){専務取締役 デリューナイト}
強くてかっこよくて渋い、正統派のライバル系幹部。
&font(#FFFFFF){彼もまたテコ入れ要員であったが、「番組」の終了を望まないアキバレンジャーの抵抗と共にキャラがどんどん迷走していく。}

・&font(#990099){再開発部長 マルシーナ}
ナイスバディでボインな、まさにお手本のようなセクシー女幹部。
妄想だけの存在と思われていたが、現実世界に現れ……。
 
・再開発部係長
毎回アキバレンジャーと戦う怪人たち。
[[汚いグリリバ>緑川光]]やら渋谷アブラムシ、[[関智>関智一]]アルパカなど、個性豊か。
※倒されても巨大化はしない

・平社員 シャチーク
ステマ乙の戦闘員。
「ノルマ、ノルマ」「ザンギョウ、ザンギョウ」と呟きながら組織のために身を粉にして働く、まさに社畜。


*【アキバレンジャーの装備】

・&font(#6495ed){モエモエズキューーン}(MMZ-01)
変身アイテム兼武器兼フィギュア。&font(#6495ed){ズキューーン葵}がデザインモチーフになっており、「重妄想!」のかけ声で変身を行う。
その際、トリガーを引くと「&b(){&font(#6495ed){ズッキュ~~ン!!}}」という葵たんの声が鳴り響く。
必殺技は妄想パワーの弾丸で三人同時に敵を撃つ「萌えマグナム」。
&font(#ffffff){パンツは白いぞ!}

・大それたキャノン
デカワッパー、ボウケンスコッパー、ジェットウインガーを合体させて完成する愛の必殺砲。
ド派手な「大それたファイヤー」で悪を砕く。


*【巨大メカ】

・イタッシャーロボ
マシンイタッシャー(痛車)から変形するロボット。ズキューーン葵がプリントされている。
巨大メカと言ってもそんなに大きくはなく、むしろトランスフォーマーっぽい。CGのクォリティが無駄に細かい。


*【その他】

#center(){
&font(#6495ed){私の銃弾は何を貫けばいいの…?}

&font(#6495ed){ただれた悪意?醜い終末?}

&b(){&sizex(6){&font(#6495ed){にじよめ学園!ズキューーン葵!!}}}

}

・にじよめ学園ズキューーン葵
本作の[[作中作]]であり、スーパー戦隊と人気を二分しているこの世界のアニメ。
ヒロインである女子高生の市川葵が幼馴染の船橋サトミを助けてクールに戦う内容のようだ。
去年放映されて爆発的にヒットし、映画化も決まったらしい。


*【公認様】
いわゆるよい子のみんなが見る方。
あくまで俳優本人であり、ヒーローではない。が、妄想世界ではヒーロー本人になる。
時折前触れも登場し、非公認には恐れ多いほどの『大それた力』をもたらしていく。

・&font(#ff0000){載寧龍二/デカレッド}
&font(#ff0000){『ヒーローやってた時に、そういうプライド持ってやってたんで……おふざけでやられるのはちょっと……』}
第2話にてまさかの登場。マジで燃えるハートでクールに戦ってた人。
自身が吹き替え出演した「パワーレンジャーS.P.D.」の販促イベントに向かう途中、やる気を失った信夫に遭遇した。
戦闘シーンではアキバレッドと共演!
『大それた力』デカワッパーにFFRする。

・&font(#ff0000){高橋光臣/ボウケンレッド}
&font(#ff0000){『グッジョブだ、アキバブルー!』}
第3話に登場(ただし声のみ)。
一度目はアルコールを摂取して強化された信夫の妄想力により開運フォームで召喚される。
二度目にはアキバブルーの頑張りに応えて通常の姿で登場、アキバレンジャーと共にアタック!
『大それた力』ボウケンスコッパーにFFRする。

・&font(#ff0000){新堀和男}
&font(#ff0000){『常にカメラを意識すること! 映像の世界は、カメラに映ったことが全てだからね』}
第6話に登場。株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー代表取締役社長。
かのアカレンジャーを始め、公認様において数多くのキャラクターを演じてきたスーツアクター界の重鎮。
美月を新番組のキャストと勘違いし、ヒーロー俳優としての心構えとアクションのイロハを伝授した。
また、彼が最後に担当したレッドだからか、鳥人戦隊ジェットマンのレッドホークが登場。
『大それた力』ジェットウインガーにFFRする。


*【商品展開】

[[S.H.Figuarts>S.H.Figuarts(スーパー戦隊)]]が「魂フィーチャーズ vol.3」に展示された。
そして、現在放送中の公認様であるゴーバスターズを差し置いてレッド、ブルー、イエローの発売が決定。

さらにスーパー戦隊では初のメンバー全員の一般販売が実現した。
また、デカレッドにはデカワッパー、ボウケンレッドにはボウケンスコッパー、レッドホークにはジェットウインガーが付属する。

●アキバレッド:6月発売
●アキバブルー:7月発売
●アキバイエロー:8月発売

◇その他参考出品

●マスクオフ姿
●マルシーナ
●シャチーク(後に受注決定)
●イタッシャーロボ(フィギュアーツEX、変形可能。後に発売決定)
●「デフォルマイスタープチ」(後に発売決定)

そしてなんと、なりきり玩具「DXモエモエズキューーン」まで発売された。
もはや大人向けの「コンプリートセレクション」並のディテールであり、フィギュアから銃への変形を完全再現している。
CMも[[玄田哲章]]氏を起用し、公認アイテムさながらの絶叫を披露する(無駄な)力の入れよう。

また、プレミアムバンダイでは「ズキューーン葵」関連のアイテムを続々と商品化。
さらに、トレーディングカードゲーム『クルセイド』にも2012年7月に参戦することが決定した。
ちなみに実写作品からのクルセイド参戦は初。

非公認と言ってる割に、何だこの気合いの入りようは……いいぞもっとや(ry


……そして2013年4月、まさかの続編が始まってしまった。
タイトルは&bold(){「&font(#ff0000){非公認戦隊アキバレンジャー} &font(#0000FF){シーズン痛}」}。
アキバレンジャーのさらに大それた活躍に、今後も目が放せそうにない。


そして本作で脚本を手掛けた荒川稔久氏は[[小説 仮面ライダークウガ]]も執筆しており、なんと小説内にはアキバレンジャーのネタが書かれている。
まさかまさかの戦隊のみならずライダーへの出張も果たしたことになる。


更に2017年に公開される『スペース・スクワッド』では・・・


&font(#CC9900){痛さ}は&font(#ff0000){強さ!}
熱い妄想で、追記・修正だ!


#right{画像出典:非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 第1話「妄想大戦」より
2013年4月5日から6月28日までBS朝日およびTOKYO MXで放送(全13話)
&copy;東映AG・東映}

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- 右から左の法則と言ってたが大それてるキャノンバズーカっていつも左から発射されているんだよな  -- 名無しさん  (2013-06-27 13:20:28)
- 何気にメイン三人ともアクション動きがキレキレだったりする。番組の構成上生身アクションほとんどないのが残念。  -- 名無しさん  (2013-06-27 15:26:14)
- 2期ももう終わりかー  -- 名無しさん  (2013-06-27 15:33:39)
- 「VS」もやったから次は6ヶ月後の12月に「帰ってきた」ですねわかります  -- 名無しさん  (2013-06-29 09:15:36)
- まさかの全滅エンド・・・だけど赤木の言う通り続編やるなら八手三郎がテキトーに生き返らせてくれるだろうからあんまり悲しくないw  -- 名無しさん  (2013-06-29 09:23:23)
- 痛の項目作るべきか?ルナ可愛いっす  -- 名無しさん  (2013-06-30 22:21:58)
- 作るべきだ↑  -- 名無しさん  (2013-09-25 20:03:53)
- ↑激しく同意。  -- 名無しさん  (2013-09-25 20:07:35)
- これがパワレン化したらどうしよう  -- 名無しさん  (2013-12-26 23:50:31)
- ↑パワーレンジャー・ギークとか?  -- 名無しさん  (2013-12-26 23:54:29)
- 求むシーズン3!  -- 名無しさん  (2014-02-01 03:51:32)
- ダイナマンのパロディで「カー将軍」ならぬ「ツー将軍」が出てきた日にゃ・・・・・。  -- 名無しさん  (2014-02-01 09:15:51)
- テロップチャンスすらネタにするのは卑怯wwwww美月ちゃんかわいいよ美月ちゃん  -- 名無しさん  (2014-02-01 21:11:41)
- パワーレンジャー・オタッキーというのはどうだろうか?  -- 名無しさん  (2014-02-01 22:15:32)
- シンプルにパワーレンジャー・MOEとか?  -- 名無しさん  (2014-02-01 23:17:29)
- 赤木の中の人がごちそうさんで有名になるとは・・・  -- 名無しさん  (2014-04-09 18:36:42)
- 想像力対妄想力って事で、トッキュウジャーとvsを…まぁ無理か。  -- 名無しさん  (2014-04-12 19:46:49)
- クウガ小説版に出たネタってなんだ?  -- 名無しさん  (2014-04-26 19:22:11)
- 妄想だけはいっぱいできるのにねぇ。  -- 名無しさん  (2014-06-01 13:30:59)
- 素行に問題のあった青以外みんな活躍してるあたり、一年で成長見込める公認様と違って短期だから最初から地力のあるキャスト選んだんだなというのがよくわかる。青も性格さえまともなら今頃売れてたんだろうなあ・・・  -- 名無しさん  (2014-09-12 07:14:17)
- ドクターZ経歴紹介回がいろいろオカシイ。モエシニスキー粒子って… 紹介するこずこずもかわいい  -- 名無しさん  (2015-12-20 10:04:58)
- 因みに、赤木の中の人、非オタな上に、大学生の時に箱根駅伝出走経験があるガチアスリート。そんな人が熱演。すげぇ。  -- 名無しさん  (2016-02-22 06:32:20)
- ↑×6 すっごく遅レスだけど217ページで榎田さんが「冴が見てた夜中のふざけた特撮モノのハカセじゃないけど『ぷぇんたご~ん!?』とかさ」って言ってる。なおそれを聞いてた一条さんには通じなかったw  -- 名無しさん  (2016-04-08 02:34:52)
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