登録日:2012/04/10 Tue 17:07:25
更新日:2025/02/07 Fri 20:59:25
所要時間:約 15 分で読めます
妄想の海に浮かぶ街、秋葉原。
そこに、「痛さは強さだ!」と信じ、
脳内だけで戦う3人の戦士がいた。
彼らこそ……
非公認戦隊アキバレンジャー!!
[画像出典]
非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 第1話「妄想大戦」より
2013年4月5日から6月28日までBS朝日およびTOKYO MXで放送(全13話)
©東映AG・東映
『非公認戦隊アキバレンジャー』とは、2012年4月からBS朝日及びTOKYO MXで放送が始まった
スーパー戦隊シリーズ第37作……
ではない。
【概要】
そう、本作は「戦隊」の名を冠していながらも「公認」ではないヒーローなのである。
題材は「
オタク」「妄想」。
「非公認」と銘打たれてはいるが、本家戦隊シリーズと同じ東映が制作した「公式」の東映特撮。
スタッフもスーパー戦隊経験者のベテランが集まっており、劇中では随所に「公認」スーパー戦隊絡みのネタが登場する。
同時期に放送された『
特命戦隊ゴーバスターズ』が戦隊のお約束をあえて外しているのに対し、こちらはむしろ(無論いい意味で)わざとらしく入れまくり、そしてネタにしまくっているという対照的な作品である。
なお、深夜枠ということを生かしたお色気とマニアックなネタ、そしてメタネタ全開なノリなので、スーパー戦隊の存在を信じる未就学児童に配慮して
「よい子は見ちゃダメっ!」というキャッチコピーがつけられている。
主題歌は熱い歌詞……だが、なんと歌うのは
モモーイこと
桃井はるこ。
山形ユキオの熱気に負けじと熱唱してるぞい♪
元々『ゴーカイジャー』の人気を受けて製作された作品であり、『海賊版戦隊ゴカイジャー』というタイトル案もあったらしい。
そして2013年4月にはまさかの続編が始まってしまった。
タイトルは「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」。
アキバレンジャーのさらに大それた活躍に、今後も目が放せそうにない。
2023年10月よりYouTubeの東映特撮公式チャンネルにて配信された。
ファンから「非公認戦隊なのに公式チャンネルで配信してもいいのか」とネタにされたことは言うまでもないが、「スーパー戦隊」ではなく「東映特撮」の公式チャンネルなので大丈夫なんだろう…多分。TTFCでは『スーパー戦隊』のタブに振り分けられているのは内緒。
シーズン1の配信完了後は無事シーズン痛も配信された。
なお、作中でもネタにする程お約束を踏襲している本作だが、何気に「男1・女2のメンバー構成」「2年目突入という形態ではなく、地続きの続編が製作される」など、本作唯一の要素も少なくない。
【ストーリー】
秋葉原では、スーパー戦隊シリーズとアニメ「にじよめ学園ズキューーン葵」が大人気。
そんな秋葉原で「戦隊カフェ ひみつきち」を営む葉加瀬博世は、強い妄想の力を持つ三人のダメ人間を集めて「アキバレンジャー」に任命した。
……まあ、何か侵略者とか、そういうのが現れたから任命したってわけじゃないんだけどね。
そんな中、ステマ乙と名乗る謎の軍団が出現! 秋葉原を恐怖と暴力で蹂躙する。
アキバレンジャーは、ゴレンジャー〜ゴーバスターズに続く37番目のスーパー戦隊として、公認様から正式に認めてもらうためにステマ乙と戦うのだ!
……という妄想、だったのだが……!?
シーズン痛
妄想の海に浮かぶ街、秋葉原。
「痛さは強さだ!」と信じ、
脳内だけで戦った3人の戦士達。
物語はまだ終わっていなかった……!
ステマ乙との「原作者」によるテコ入れが成されず、ドクターZやデリュージョン帝国も現れなかった決戦から9か月後。
劇場版にじよめ学園ズキューーン葵の公開を待ち望んでいた赤木だったが、突如現実世界で『
五星戦隊ダイレンジャー』の存在が消失。
代わりになんとアキバレンジャーが、
『五星戦隊アキバレンジャー』として公認戦隊シリーズの仲間入りするという異常事態に。
その裏では新たなる組織「新次元頭脳改造地下真帝国バロスw」の陰謀が動き出していた……
【登場人物】
◆アキバレンジャー
葉加瀬博世に選ばれた3人の男女が「妄想力」を高めて変身するヒーロー。
秋葉原の町に現れる怪人たちと戦うのだが、あくまでも「妄想の産物」でしかないため、戦闘の様子を傍から見ると、
「変身もしていない人達が台詞を吐きながらシャドーボクシングをしている」という大変痛い状況になっている。
「シーズン痛」ではあらすじの通り本家スーパー戦隊シリーズの仲間入りをしていたのだが、その実態は
「戦隊デビュー3年目の荒川稔久がメインライターに抜擢されるも、趣味全開で子供もオタクも付いてこれず視聴率が低迷、急遽井上敏樹が尻拭いのため参加するも、シリーズ最短の13話で打ち切り」という凄惨たるものであり、
黒歴史的な扱いを受けていた。
演: 和田正人
アキバレンジャーのリーダー。
運送会社S.P.D.(
Sasaki Ponpoko Delivery)に勤務し、燃えるハートでクールに戦う……つもりでも、現実では失敗ばかり。
スーパー戦隊をこよなく愛し、細かい知識も豊富。ついでにエロ妄想も旺盛。
最近は「
にじよめ学園ズキューーン葵」にもハマっている29歳。
変身後の名乗りでは
「デカレンジャーなら伴番推し!」のような感じで、スーパー戦隊に関する用語とそれに該当するキャラクターを挙げるのが恒例。
頭部の髪の毛を思わせる左右非対称のマスクは『
バトルフィーバーJ』のバトルジャパンの
オマージュである。
シーズン痛でも続投。
オタク趣味は相変わらずだが、新たにパワーアップ形態「超アキバレッド」を手に入れる。
演: 高木心平
ステマ乙を追って
アメリカからやってきた
イケメン。
戦士としての実績を買われ、
ぷぇんたごんペンタゴンにスカウトされた信夫からアキバレッドを引き継ぐことになる
……という設定で、実は「原作者」が送り込んだテコ入れ要員。
演じた高木氏は『
獣拳戦隊ゲキレンジャー』にてゲキブルー/深見レツを演じた高木万平氏の弟で(信夫の方はゲキレッドの先輩)、本編でもネタにされた。
同作では鏡の中に映るテツを演じていた。
一応、レッド交代要素自体もマイナーなものである。
演: 日南
響子
現役女子高生格闘家。
パンチラ担当。
クールで無愛想だが、実は「ズキューーン葵」の隠れ大ファン。
強さの高みを極めるためにアキバレンジャーに加入しただけあり、ストイックで勉強熱心。
戦隊の知識もほとんどなかったが、レンタルビデオで勉強のために視聴し、すっかりハマっていた。
公認様に認められることにはさほど関心がなかったのだが、第6話で新堀和男の指導を受けると、「もっと新堀さんの指導を受けたい」と熱意を見せるようになった。
名乗りは当初意味を分かっておらず、ファイティングポーズを取るだけの簡素なものだったが、新堀の指導を受けてからはバク転などの派手な動きを盛り込むようになった。
シーズン痛ではステマ乙との戦いの後、ぷぇんたごんペンタゴンにスカウトされたためアキバレンジャーを離脱しており、本編には登場しない。
しかし、回想の中で急にロングヘアになるなど、おかしな点が多い。
実は演者もガチヲタで、非ヲタの演者やスタッフに秋葉原を案内していたとか。
演: 荻野可鈴
本名は「
山田 優子」。
数多くのコスプレ姿を持ち、コミケやBLなどオタク文化全般に詳しい
腐女子。
その私生活には謎が多いが、実は23歳のOL(劇中で24歳に)。おまけにキャラを作っていて、素に戻ると声が
デスボイスに……。
名乗りに関しては、自分の番になると近況報告などを長々と語り始め、途中で遮られたり無視されたりするため、碌にできたことがない。
シーズン痛でも続投しているが、なんと玉の輿で結婚し、本名が横山優子に。
姑から「横山家に相応しくないオタクの行動は許さない」と言われていたためオタクである事を隠し、活動を控えていたのだが、戦闘の様子を見られた際に認められたため、以降は堂々としている。
また、変身後の髪型が変わり、パンツに「人妻」と書かれている。
ちなみに彼女のママさんは伝説の熟女レイヤーで、演じるは
本家戦隊にも声優としてレギュラー出演した事がある
松本梨香。
此方の演者は非ヲタだが、
声優をしているときはノリノリだったりする。
演: 澤田汐音
美月に代わり加入した、芸能プロダクションに所属する女子高生。
一応アイドルだが、売れなさ過ぎてマネージャーに放置されている。
「清」の文字に青が含まれていることからやや強引にスカウトされた。
割と打算的で思い込みが激しく、アキバレンジャーを撮影だと思い込み「1年放映されるドラマなので次の仕事への踏み台にはうってつけ」という理由で加入した。
だが、その分誰よりも成長(?)したキャラでもあり、最終盤では戦う気力を失った信夫の復活に一役買うファインプレーを見せた。
なお、鈴村監督曰く、ルナのアキバレンジャー加入の動機は『ゴーバスターズ』のオーディション参加者の実際の発言を元にしているという。
◆戦隊カフェ ひみつきち
アキバレンジャーの拠点となる戦隊グッズだらけのカフェ。
来客も多いのだが、ほとんどが駄弁っていくだけなので経営はいつも赤字である。
シーズン1ではギンガイオー、シーズン痛ではデカレンジャーロボのスーツがパーツが欠損した状態で展示されている。
「ひみつきち」店長にして、アキバレンジャーの装備を開発した
と思われていた人。
その行動には謎が多いが、きっと悪い人ではない。多分。
酒癖はかなり悪く、客と口論になることもあるらしい。そんな彼女の推しキャラは
ヘドリアン女王とのこと。
実は、「ズキューーン葵」の主演声優・十夜月 朱里(とよづき しゅり)の正体である。
後半、
声優生命を削る呪いがかけられていることが判明した。
ような気がするがそんなことはなかったぜ!
てへぺろ/(・ω<)こつーん☆
シーズン痛でも引き続き登場するが、声優であることは明かされていないままとなっている。
その最終盤では、とある勢力の陰謀によって外見的に無理があり過ぎるキャピキャピした妹キャラへ別人のように変わり果ててしまう。
演: 愛川こずえ
「ひみつきち」従業員。毎回歴代戦隊キャラのコスプレを披露したりダンスしたりする。
中の人はニコニコ動画・踊ってみた出身の現役アイドルであり、「こずこず」という名前も元は彼女の愛称。
現在の秋葉原のオタク文化を作り替え、自分たち好みのハードな文化の浸透した町にしようとする悪の組織。
詳細は該当項目を参照。
◆新次元頭脳改造地下真帝国バロスw
シーズン痛の敵組織。現実世界のスーパー戦隊を改変するという不可解な行為を行っているが、その目的は謎に包まれている。
なお「w」は「わら」と読む。相変わらずのネットスラングかよ……
演:
堀川りょう
バロスwの首領であり、
声は筋殻アクマロなのに『
科学戦隊ダイナマン』の
カー将軍に酷似した格好の男性。
ただし彼自身は歯科技工士を本業とする現実世界の存在であり、この恰好で普通に出歩いている。
基本的には信夫と同類の戦隊オタクなのだが、彼はその中でも
重度の怪人・悪役オタク。
怪人のフィギュアを作り出し、「妄想送」することでその怪人を妄想世界に召喚することが可能。
当初は明確な活動の目的はなかったのだが、妄想世界が現実にも影響を及ぼす事を知ると、怪人オタクとしての夢を叶えるべく動き出す。
ちなみに演者の堀川氏は、少年時代東映製作で佐々木功(現・ささきいさお)主演の時代劇『妖術武芸帳』に出演した事があった。
バロスwで復活したマルシーナ。北極の氷の下から復活した……という設定。
ツー将軍に従ってはいるものの、接し方はぞんざい。
新たに「モヤモヤズキューーン」で邪妄想をすることで、バトルVer.に変身する。
ツー将軍が造形し、妄想世界に送り込まれた怪人たち。
歴代の公認様に登場した敵組織の怪人をイメージしており、その忠実さやスーツの流用・改造も念頭に置かれているデザインは信夫を唸らせた。
ツー将軍は彼らを溺愛しており、「ちゃま」付けで呼んでいる。
バロスwの
戦闘員。
その名の通り「
オネエ」がモチーフで、ラインは「M」の意匠が施されている。
「ムダゲショリ」「バストアップ」の掛け声と共に「Oh!」のモニュメント状の手鎌でアキバレンジャーに襲い掛かる。
なお、最大の武器は全身をくねらせて身体をこすりつけるという何ともキモ……もとい、恐ろしい攻撃。
【アキバレンジャーの装備】
変身アイテム兼武器兼フィギュア。
ズキューーン葵がデザインモチーフになっており、「重妄想!」のかけ声で変身を行う。
その際、トリガーを引くと「
ズッキュ~~ン!!」という葵たんの声が鳴り響く。
必殺技は妄想パワーの弾丸で3人同時に敵を撃つ「萌えマグナム」。
フィギュア形態は通信機としても使えるが、側から見てると美少女フィギュアに話しかける痛いオタクみたいに見えるのが隠れた難点。
パンツは白いぞ!
『五星戦隊アキバレンジャー』では「アキバレイザー」名義。
デカワッパー、ボウケンスコッパー、ジェットウインガーを合体させて完成する愛の必殺砲。
ド派手な三色の破壊光線「ダイソレタキャノンファイヤー」で悪を砕く。
シーズン痛より登場したアキバレッド専用の武器で、「チョーモーソー!」とレッドがコールした後、フィギュアから短剣に「ズッバ~~ン!!」と変形。
その後分離した葵のイメージがアキバレッドに「むぎゅっ♥」と抱き着くことで、イメージがアーマー化し「超アキバレッド」にパワーアップする。
必殺技は二度切りつけた後トサカに刀身をこすりつけ、「一緒にイくぜーっ!!」の声と共に燃える斬撃を叩きつける「ムニュスラッシュ」。
さらに、モエモエズキューンと合体することで「ムニュモエズバキューーン」となり、トリガーを弾くことで超強力な破壊光弾が「ズバババババーーーン!!!」と発射される。
ハリケンボール、ジュウレンバックラー、ダイレンボンバーを合体させて完成する新たな必殺バズーカ。
バックラー部からボール状の三色光線「ダイソレタバズーカファイヤー」を発射する。
ダイソレタキャノンとダイソレタバズーカを合体させた超必殺バズーカ。
「ダイソレタキャノンファイヤー」がさらに強化された「ダイソレテルキャノンバズーカファイヤー」で邪な妄想を一気に粉砕する。
ツー将軍が作ったモエモエズキューーンの模造品。
色合いは黒系統でまとめられており、銃身には「kwsk」「wktk」などのネットスラングが記されている。また、葵のフィギュアの目はオッドアイになっている。
ツー将軍とマルシーナが通信をしたり、妄想送に使用したりする。
また、「邪妄想!」の掛け声でマルシーナがバトルVer.に変身できるが、音声は葵たんではなくマルシーナの声によるものであり、変身音声に至ってはまさかのアカペラ。
【メカ】
ひみつきちが所有する、トヨタ・プリウスに「ズキューーン葵」をプリントした
痛車。
まだローンが残っており、ひみつきちの経営を圧迫している。
後に本家戦隊にも
痛車モチーフのキャラが現れた。
マシンイタッシャーが変形する
ロボット。
マシンイタッシャーのCDプレイヤーに「ズキューーン葵」の主題歌のCDを挿入、ボリュームを最大にして再生すると変形できる。なお、変形時には中のメンバーは
一旦外に放り出される。
搭乗時のポジションは、頭部にレッド、運転席にイエロー、助手席にブルー。
そんなに大きくはなく、むしろ
トランスフォーマーとか
ジャイロゼッターのそれ。
CGのクオリティが無駄に細かい。
『五星戦隊アキバレンジャー』では「アキバルカンロボ」名義で、こちらは痛車ステッカーがない。
「シーズン痛」にて大破したイタッシャーロボに代わって急遽登場した自立可動式ロボ。
……なのだが、博世のなけなしのお金で用意できたのはミニチュアカーであり、それを元に変形したためびっくりするほど小さい。
だが、その戦いぶりはパワフルで、単独で巨大怪人を撃破してみせた。
【その他】
私の銃弾は何を貫けばいいの…?
ただれた悪意?醜い終末?
にじよめ学園!ズキューーン葵!!
本作の
作中作であり、スーパー戦隊と人気を二分しているこの世界のアニメ。
ヒロインである女子高生の市川葵が幼馴染の船橋サトミを助けてクールに戦う内容のようだ。
去年放映されて爆発的にヒットし、映画化も決まったらしい。
現実世界改変が取り入れられたシーズン痛では、公序良俗に反するスプラッタアニメと化したり、劇場版が炎上モノのストーリーになっていたりと度々災難な目に遭う。
【公認様】
いわゆる、良い子のみんなが見る方。
あくまで俳優本人であり、ヒーローではない。が、妄想世界ではヒーロー本人になる。
時折前触れも登場し、非公認には恐れ多いほどの『大それた力』をもたらしていく。
大それた力の名前の由来は、ゴーカイジャーの
大いなる力。
『ヒーローやってた時に、そういうプライド持ってやってたんで……おふざけでやられるのはちょっと……』
第2話にてまさかの登場。マジで燃える
ハートでクールに戦ってた人。
自身が吹き替え出演した「
パワーレンジャー・S.P.D.」の販促イベントに向かう途中、やる気を失った信夫に遭遇した。
戦闘シーンではアキバレッドと共演!
『大それた力』デカワッパーに
FFR変形する。
『グッジョブだ、アキバブルー!』
CV:高橋光臣
第3話に登場。
1度目はアルコールを摂取して強化された信夫の妄想力により、開運フォームで召喚される。
2度目にはアキバブルーの頑張りに応えて通常の姿で登場、アキバレンジャーと共にアタック!
『大それた力』ボウケンスコッパーにFFR変形する。
断じてボウケンレンジャーではない。
『常にカメラを意識すること! 映像の世界は、カメラに映ったことが全てだからね』
第6話に登場。株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー代表取締役社長。
かのアカレンジャーを始め、公認様において数多くのキャラクターを演じてきたスーツアクター界の重鎮。
美月を新番組のキャストと勘違いし、ヒーロー俳優としての心構えとアクションのイロハを伝授した。
また、彼が最後に担当したレッドだからか、
鳥人戦隊ジェットマンの
レッドホークが登場。
『大それた力』ジェットウインガーに
FFR変形する。
CV: 阿部渡
ダイレンジャーの
追加戦士……のはずが、改変された世界ではアキバレンジャーの
追加戦士に。
しかし登場前に『五星戦隊アキバレンジャー』が打ち切られてしまっていたため、その恨みでマルシーナに協力。アキバレンジャーに襲い掛かる。
CV: 和田圭市
ダイレンジャーのレッド……のはずが、改変された世界では『中華戦隊チャイナマン』なるパチモンの「チャイナレッド」に。ついでに声も
関智一になってしまっている。
アキバレンジャーの奮闘でリュウレンジャーとして復活した後は、同じく記憶を取り戻したキバレンジャーと共に『大それた力』ダイレンボンバーに
FFR変形する。
恐竜戦隊ジュウレンジャーのレッドとグリーン……のはずが、改変された世界では『POWERFUL RANGERS』1作目の戦士のレッドレンジャーとグリーンレンジャーになってしまった。
復活後は『大それた力』ジュウレンバックラーにFFRする。
忍風戦隊ハリケンジャーに登場するもう1つの戦隊……のはずが、改変された世界では『忍虫戦隊ジャカンジャー』なる
悪の戦隊になり、新たにテントライジャーなる戦士が加わった3人戦隊に。
復活後はハリケンジャーの3人と共に、『大それた力』ハリケンボールにFFRする。
【商品展開】
S.H.Figuartsが「魂フィーチャーズ vol.3」に展示された。
そして、公認様であるゴーバスターズを差し置いてレッド、ブルー、イエローの発売が決定。
そもそも本作自体、
仮面ライダーと比べて売り上げが芳しくなかった戦隊アーツの販促番組としての側面があり、デザインも最初からフィギュア化を前提に制作されていた。
さらにスーパー戦隊では初のメンバー全員の一般販売が実現した。
また、デカレッドにはデカワッパー、ボウケンレッドにはボウケンスコッパー、レッドホークにはジェットウインガーが付属する。
- アキバレッド: 2012年6月発売
- アキバブルー: 2012年7月発売
- アキバイエロー: 2012年8月発売
◇その他参考出品
- マスクオフ姿
- マルシーナ
- シャチーク(後に受注決定)
- イタッシャーロボ(フィギュアーツEX、変形可能。後に発売決定)
- 「デフォルマイスタープチ」(後に発売決定)
そしてなんと、なりきり玩具「DXモエモエズキューーン」まで発売された。
もはや大人向けの「
コンプリートセレクション」並のディテールであり、フィギュアから銃への変形を完全再現している。
CMも
玄田哲章を起用し、公認アイテムさながらの絶叫を披露する
無駄な力の入れよう。
また、
プレミアムバンダイでは「ズキューーン葵」関連のアイテムを続々と商品化。
さらに、トレーディングカードゲーム『クルセイド』にも2012年7月に参戦することが決定した。
ちなみに実写作品からのクルセイド参戦は初。
非公認と言ってる割に、何だこの気合いの入りようは……いいぞもっとや(ry
2013年にはプレミアムバンダイ限定で、まさかの
レンジャーキーが発売…
と思いきや、よく見ると「レ
ソジャーキー」という公式商品なのにパチモンであり、
ゴーカイジャーのモバイレーツには挿さらないのであった。
説明にも連動しないことが堂々と書いてあり、無論それをわかっている人向けのネタ商品である。
2022年には「アキバレンジャー10周年記念セット」と題して、リニューアルしたレソジャーキーと共に、新たに「
セソタイギア」も発売。
しかしこちらは本当に公認様の「モバイレーツ -MEMORIAL EDITION-」や「DXギアトリンガー」と連動できる仕様で、ちゃんと専用の音声が用意されている。
しかも公認様のセンタイギアにはレッドの顔のものしかないのに対し、セソタイギアは全シーズンのアキバレンジャー全員の顔のバージョンが用意されているという、パチモンどころかある意味公認様超えの豪華仕様になっている。
【その後の展開】
本作で脚本を手掛けた荒川稔久は『
小説 仮面ライダークウガ』も執筆しており、なんと小説内にはアキバレンジャーのネタが書かれている。
まさかまさかの戦隊のみならずライダーへの出張も果たしたことになる。
更に2017年の『スペース・スクワッド』では、
最終回でその名前が触れられることに。
スーパー戦隊シリーズは、11月の第1日曜日は全日本大学駅伝対校選手権大会の中継の為、毎年休止となるが、2023年からは和田正人が応援ナビゲーターとして出演しており、日曜の朝にアキバレンジャーが「登場」する形になった。
痛さは強さ!
熱い妄想で、追記・修正だ!
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[36 / 2012] P R E V |
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[37 -- / 2012・2013] |
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N E X T [?? / ????] |
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特命戦隊ゴーバスターズ |
非公認戦隊アキバレンジャー |
??? |
- 右から左の法則と言ってたが大それてるキャノンバズーカっていつも左から発射されているんだよな -- 名無しさん (2013-06-27 13:20:28)
- 何気にメイン三人ともアクション動きがキレキレだったりする。番組の構成上生身アクションほとんどないのが残念。 -- 名無しさん (2013-06-27 15:26:14)
- 2期ももう終わりかー -- 名無しさん (2013-06-27 15:33:39)
- 「VS」もやったから次は6ヶ月後の12月に「帰ってきた」ですねわかります -- 名無しさん (2013-06-29 09:15:36)
- まさかの全滅エンド・・・だけど赤木の言う通り続編やるなら八手三郎がテキトーに生き返らせてくれるだろうからあんまり悲しくないw -- 名無しさん (2013-06-29 09:23:23)
- 痛の項目作るべきか?ルナ可愛いっす -- 名無しさん (2013-06-30 22:21:58)
- 作るべきだ↑ -- 名無しさん (2013-09-25 20:03:53)
- ↑激しく同意。 -- 名無しさん (2013-09-25 20:07:35)
- これがパワレン化したらどうしよう -- 名無しさん (2013-12-26 23:50:31)
- ↑パワーレンジャー・ギークとか? -- 名無しさん (2013-12-26 23:54:29)
- 求むシーズン3! -- 名無しさん (2014-02-01 03:51:32)
- ダイナマンのパロディで「カー将軍」ならぬ「ツー将軍」が出てきた日にゃ・・・・・。 -- 名無しさん (2014-02-01 09:15:51)
- テロップチャンスすらネタにするのは卑怯wwwww美月ちゃんかわいいよ美月ちゃん -- 名無しさん (2014-02-01 21:11:41)
- パワーレンジャー・オタッキーというのはどうだろうか? -- 名無しさん (2014-02-01 22:15:32)
- シンプルにパワーレンジャー・MOEとか? -- 名無しさん (2014-02-01 23:17:29)
- 赤木の中の人がごちそうさんで有名になるとは・・・ -- 名無しさん (2014-04-09 18:36:42)
- 想像力対妄想力って事で、トッキュウジャーとvsを…まぁ無理か。 -- 名無しさん (2014-04-12 19:46:49)
- クウガ小説版に出たネタってなんだ? -- 名無しさん (2014-04-26 19:22:11)
- 妄想だけはいっぱいできるのにねぇ。 -- 名無しさん (2014-06-01 13:30:59)
- 素行に問題のあった青以外みんな活躍してるあたり、一年で成長見込める公認様と違って短期だから最初から地力のあるキャスト選んだんだなというのがよくわかる。青も性格さえまともなら今頃売れてたんだろうなあ・・・ -- 名無しさん (2014-09-12 07:14:17)
- ドクターZ経歴紹介回がいろいろオカシイ。モエシニスキー粒子って… 紹介するこずこずもかわいい -- 名無しさん (2015-12-20 10:04:58)
- 因みに、赤木の中の人、非オタな上に、大学生の時に箱根駅伝出走経験があるガチアスリート。そんな人が熱演。すげぇ。 -- 名無しさん (2016-02-22 06:32:20)
- ↑×6 すっごく遅レスだけど217ページで榎田さんが「冴が見てた夜中のふざけた特撮モノのハカセじゃないけど『ぷぇんたご~ん!?』とかさ」って言ってる。なおそれを聞いてた一条さんには通じなかったw -- 名無しさん (2016-04-08 02:34:52)
- 赤木の中の人の嫁はレッドバスターの姉ちゃんです -- 名無しさん (2018-10-11 21:26:58)
- イベント行ったことあるが、舞台の隅でこっそり茶番劇やってるのに吹いたwメインに目がいかない… -- 名無しさん (2020-11-14 16:09:23)
- 深夜枠だからか昔はよくやってたセクハラ系も多かったな(今やそういうシーンはゴーカイを最後に見ないし) -- 名無しさん (2021-02-05 21:07:56)
- まさかの、まさかの映画ゲスト…! -- 名無しさん (2021-07-23 23:02:13)
- 敵に死亡フラグを与える恐ろしい能力 -- 名無しさん (2021-07-27 17:57:24)
- レッド「遂に俺達公認様に呼ばれたぞー!!!…え?台詞なし?あ、そう…」 -- 名無しさん (2021-08-03 20:13:36)
- ↑2 メタな攻撃仕掛けてくる敵にメタを張り返すんだから、凶悪極まりないよね -- 名無しさん (2021-08-03 22:21:37)
- 田崎竜太監督、スーパーヒーロー戦記に彼らを出してくれてありがとうございます。 -- 名無しさん (2021-09-22 10:11:55)
- スーパー戦隊の公式ツイッターに出てたぞ… -- 名無しさん (2021-10-10 10:25:48)
- この作品で内田真礼を知った人は俺だけじゃないはず -- 名無しさん (2022-01-14 18:52:42)
- これとアマゾンズは、どちらも番外作品ながら戦隊とライダーの音楽の祭典「超英雄祭」に歌手が呼ばれたという共通点があるな。アキバは1、2回だけど。 -- 名無しさん (2023-02-13 21:03:36)
- youtube配信きたー! -- 名無しさん (2023-10-17 14:55:52)
- 放送当時はゴーバスターズ叩きの棍棒としてやたらヨイショされてたそうだけど、信夫が知ったら泣くぞ… -- 名無しさん (2023-10-17 15:52:22)
- たまたま観た回が親子(母娘)で同人誌を買い漁る姿でカオスだった -- 名無しさん (2023-10-17 15:57:32)
- 優子の母さんが出る回とか切ない回もあるの好き -- 名無しさん (2023-10-17 19:35:54)
- 没タイトルの『海賊版戦隊ゴカイジャー』は後のツーカイザーがある意味それを体現したという -- 名無しさん (2023-10-25 08:30:08)
- 面白いんだけど観てると羞恥心で腹を切りたくなる番組 -- 名無しさん (2023-10-26 07:22:07)
- なんというか、十年も経ってるから当然なんだけど『オタク文化をバカにする奴に「オタク文化は良いものなんだぞ」的なノリで戦う』っていうのが当時の時代を感じるね -- 名無しさん (2023-10-30 17:23:30)
- 信夫って冴えないオタクの典型例みたいなキャラではあるけど、一応あれでもちゃんと就職して遊ぶ金も自分で稼いで、仕事終わりに同僚と飲み会やってそこそこ盛り上がれる程度の社会性はあるから、なんやかんやで割とまともな方の冴えないオタクではある気がする -- 名無しさん (2023-10-30 18:54:12)
- パワフルレンジャー回、戦隊もパワレンも両方大好きだから「なんで東映公式がそんなことすんの…?」ってただただ悲しかった… -- 名無しさん (2023-12-19 00:49:51)
- ↑そんなに引っかかる話だったか? 「戦隊は日本が誇る文化」ってメッセージがあって自分は好きだが -- 名無しさん (2023-12-23 18:11:38)
- ↑仮にも公式に提携して作ってて、戦隊でも収益のみならず玩具開発のヒントにしたりバトライザーや用語を逆輸入したりと少なからず恩恵をもたらしてるリメイク版を「戦隊を脅かす存在」みたいに描いた挙句、ジェイソンとトミーのパロディキャラを暴力的で女にだらしないチンピラみたいにされたのが心底きつかった…「ヒーローは子供と共にあらなきゃダメなんだ!」とか信夫が言ってたけど、パワーレンジャーだってどれだけの間アメリカの子供達と共にいたか… -- 名無しさん (2023-12-23 18:18:10)
- ↑なるほど。言われてみればパワレンへのフォローが欲しかったところはあるかな。似非アメリカンなパワレン組はギャグとして笑って見てたけどキツかった人もいるのね -- 名無しさん (2023-12-24 00:09:32)
- シーズン3は八手が「メンバーはもう死んだから作りません(意訳)」って言ってたのでないと思うけど、作るとしたらPTAやBPO相手に戦って欲しい。 -- 名無しさん (2024-01-16 12:05:52)
- ↑2 悪役にするからパワーレンジャーじゃなくてパワフルレンジャーなんじゃない? 1期では普通にパワーレンジャーの名前出てたのに名前変えたのはそういう配慮でしょ -- 名無しさん (2024-06-16 07:01:13)
最終更新:2025年02月07日 20:59