&font(#6495ED){登録日}:2011/07/29(金) 19:21:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「初代熱血硬派くにおくん」とは1992年に発売されたSFC用ゲームである。ジャンルはアクションRPG。 ◆あらすじ くにお達熱血高校2年生は修学旅行で大阪に来ていた。同級生のよしひろが大阪を案内する中、くにおは1人別行動でホテルに向かう。 しかし、ホテル前の地下商店街で見知らぬヤンキーに襲われるが、それを一蹴。その後、ホテルでくつろいでいた所をひろしがヤンキーに襲われている事を聞き、ひろしを救出に向かった。ひろし救出後、ひろしの文通相手と会う為に同行する事になるが、底にはヤンキー集団大阪連合という組織の影が・・・。 ◆ゲームシステム ・街中を歩いていると通行人からケンカを売られる(所謂エンカウント)。基本的に全員敵だが、たまに助太刀してくれる人もいる。 ・ケンカからは逃げられない。 ・敵を全滅させれば、経験値と稀にアイテムを得られる。 ・1Pはくにお、2Pはりきを操作する。 ・2人プレイの場合、得られる経験値は1P、2Pがそれぞれ倒した敵の分だけ(1Pが倒した敵の経験値を2Pが得ることはできない)。 【概要】 ◆その一 鍛錬が生死を分ける 本作は&font(#ff0000){“大阪サバイバルアクションRPG”}です。 とにかく&font(#ff0000){戦闘民族 大阪人}の強さは半端ではありません。 &font(#ff0000){暴力団}を壊滅させたくにおの実力など、大阪では&font(#ff0000){その辺の女子高生レベル}です。 &font(#ff0000){弱い相手や無抵抗の相手}を探してレベルを上げ、必殺技や気力技を覚え、&font(#ff0000){大阪人に対抗}してください。 ◆その二 マナーは希薄 &font(#ff0000){通行人の10人に1人}はケンカを売ってきます。 &font(#ff0000){女子高生でも主婦でもOLでも、一切例外はありません。} かなりの強敵です。 ◆その三 モラルも希薄 殴り倒した相手から物品を奪うのは大阪では常識です。 地下鉄も歩き放題、電車は乗せる数より&font(#ff0000){ハネる数の方が多い}くらいです。 ◆その四 臨戦態勢 大阪では、&font(#ff0000){多くの一般人が武器を標準装備}しています。 大阪人にいきなりビール瓶で頭を割られても、冷静に対処してください。 鉄板の入っていない鞄は大阪にはありません。 ◆その五 目立つ行為は禁物 これたま大阪では常識ですが、絶対に目立ってはいけません。 自販機で何かを買う、売店で物を尋ねるといった行為は、ほぼ間違いなく目をつけられます。 ただし、&font(#ff0000){通行人に飛び蹴りをかます、突然殴りかかる等}は目立たないのでOKです。 ◆その六 国家権利に楯突くべからず 本作には警官が登場しますが、&font(#ff0000){機嫌を損ねると殺されます。} いかに熱血硬派といえども、大阪の法には逆らってはいけません。 ◆その七 大阪弁症候群 大阪人以外が、暴力のオーラにやられ大阪弁を使ってしまう症状のことです。 同じ高校の仲間が&font(#ff0000){「いてまうぞ カス!」}とか言い出しても驚かないで下さい。 このように&font(#ff0000){現実を細かに再ry}&font(#0000ff){現実とはかけ離れた大阪を現出している}ゲームですから、この手のジョークを楽しめる方にはオススメです。 このゲームを作ったスタッフの方々は&font(#ff0000){ホンマええ度胸}…素晴らしいセンスですね。 【登場人物】 ・[[くにお>くにおくん]] シリーズお馴染みの主人公。ひろし曰くケンカでは負けた事がない。ひろしとみほの頼みで反連合組織「同盟」に協力する事になる。 ・りき 2Pカラー。2人プレイで始めると[[花園高校>花園高校(くにおくん)]]も修学旅行という設定で登場。 ・こうじ 我らがサンドバッグ、もとい親友兼セーブポイント。ケンカに敗けたらこうじの部屋に強制送還される。敗けた腹いせに殴るのは誰もが通る道。 ・ひろし 今回の一件のある意味元凶。弱そうだからと地下駐車場でヤンキーに絡まれたり、地下商店街でヤンキーに半殺しにされる。 ・まさ 仲間その1。ある戦闘で共に戦う。 ・げんえい 仲間その2。ある戦闘で共に戦う。 ・たかあき [[熱血高校>熱血高校(くにおくん)]]修学旅行生。とあるイベントで・・・ご冥福をお祈りします。 ・よしひろ 熱血高校2年生で大阪から転校して来た。ひろしの敵討ちとして同盟に加わる。やけに等身がデカイ。 ■同盟 連合のやり方を嫌う反連合組織。またの名を心斎橋同盟。 ・みほ 今作のヒロイン。色々アイテムをくれ、戦闘にも加わるがぶっちゃけ邪魔になるので敵と一緒にぶっ飛ばされる。 ・おうみ まさの2Pカラー・・・ではない。防具の装備アイテムをくれる。 ・さおり 紫ヤンキー。武器の装備アイテムをくれる。 ・いざわ 青いげんえい。回復アイテムやカードをくれる。 ■大阪連合 大阪を支配する高校生のヤンキー集団。学生なのに大阪全域に力が及んでいたり、暴走族はともかくモブとはいえメンバーにおっさん、おばさん、OL、サラリーマンがいる謎の組織。元々は大阪を守る為に結成されたが、初代総長の失踪、二代目総長の方針が原因で暴力団となっている。 ・ながさき 連合幹部で四天王・ほくとの部下。梅田地下の担当。回し蹴りが得意。 ・うらべ 連合幹部で四天王・わだの部下。連合難波部隊のNo.2。同盟にスパイとして潜り込み、みほを連れ去った。笑い声が異常に長く、正体を明かした後は小物全開。彼との戦いでは部下の方が強いので部下より先に殺られる。 ・やすゆき ながさきの色ちがい。わだの部下だが、戦う時期的に上司より強い。 ・ほくと 四天王。普通の女ヤンキーとはデザインの違う紅一点。梅田全域を支配する。四天王の中では最速を誇る。 ・わだ 四天王。レアデザインの暴走族。難波を支配する。くにおに交渉を持ち掛けたりするが、結局は戦う事になる。 ・まさき 四天王。モヒカン頭の暴走族。今の連合のやり方に反対している。チームを危険にさらさない為に連合に従っていたが、くにおとの邂逅で連合と決別する。 ・ほんだ 四天王。半裸のプロレスラー。多彩な技と四天王最強のパワー、ほくとに匹敵するスピード、異常な体力を持つ最強最後の四天王。学生・・・? ・おぐら 連合幹部。坊主頭。まさきと通天閣で戦う。 ・二代目総長 大阪連合の二代目総長。初代総長が失踪し、崩れかけた大阪連合を纏め、暴力団へと変えた張本人。今作のラスボス。 ■警察 ・とうやま 大阪府警の警察官。裏ボスにして史上最強の男。異常に体力と攻撃力が高く、一発喰らえば瞬殺されるレベル。ぶっちゃけこいつ1人で連合潰せるんじゃないかという強さの上、同じ強さのポリさんが他にもいる。 その内の一人がどこからみても[[両〇>両津勘吉]]です。ほんとうにありry 【アイテム】 今作ではお金という概念は無い為、アイテムを手に入れるにはプリペイドカードで買うか、敵及び通行人を殴り倒して手に入れるのどちらかである。 ■主なアイテム ・武器 基本的に攻撃力アップの装備アイテムだが、中には守備力が上がるのもある。 ・うらじ 守備力アップの装備アイテム。武器や靴に比べてデメリットになる装備品が無い。 ・靴 素早さアップの装備アイテム。 ・消耗品 体力や気力を回復するアイテム。他にペンダントやカードなどがある。 ・鍵 区間定期やマスターキーなど特定の場所を出入りするのに必要。 ・バイクのキー 一度行った場所に移動できる便利アイテム。部屋などに入る直前に使うと無人のバイクが道路を駆け抜けるというシュールなバグがある。 ・うみのさる 放置していると無限に増える謎のアイテム。 【ザコ敵】 街を歩いている通行人。中にはケンカを売ってくるのもいたり、ケンカ売ってくる奴らより強い通行人もいる。 ・男子高校生 ・女子高生 ・ヤンキー兄ちゃん ・ヤンキー姉ちゃん ・サラリーマン ・OL ・おっさん ・おばさん ・阪神ファン男 ・阪神ファン女 ・暴走族 余談だが、このゲームの最大の特徴はどう見ても独特で理不尽な世界観にある。 一例として ・街中、四六時中ケンカを売ってくる通行人 ・通行人を殴り倒しても騒がない警察官 ・普通に人を跳ねる電車。勿論事件にはならない ・ケンカに自信の無い人は通行人を殺った方がレベルが上がりやすい。 ・学生が支配する大阪 ・ケンカに銃を持ち込む学生 ・仕様用途不明のアイテム ・うみのさる ・マッチョな大阪府警 などがある。 しかし、これらはある程度プレイするとむしろ自然に感じてくる。 追記、修正はとおやまを羽交い締め無しで倒した人がお願いします ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment