RQ-4 グローバルホーク

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RQ-4 グローバルホーク - (2015/05/16 (土) 14:26:20) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/11/18(木) 19:03:54
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){
&font(#0000ff){お空の高い所から今日もあなたを見つめてる}




RQ-4 グローバルホーク
}

全幅:35.42m
全長:13.52m
全高:4.64m
重量:6710kg
巡航速度:648㎞/h
航続距離:21,700km
上昇限度:19,800m
お値段:5,000万ドル(&font(#ff0000){52億円})



RQ-4グローバルホークはノースロップ・グラマン社が開発した無人偵察機である。

機体形状は[[プレデター>RQ-1 プレデター]]に似ており、ずんぐりとした機首に細長い胴体。そこにとんでもなく長い主翼と外に傾いた垂直尾翼が付いている。
この垂直尾翼のあいだに単発のターボファンエンジンを背負っており、その姿はさながらオンブバッタのようでちょっと&font(#f09199){ラブリー///}

このグローバルホークはプレデターよりもはるかに大型で、高高度偵察と自律飛行を目的に開発された。
本来、高高度偵察任務といえばU-2という真っ黒いグライダーみたいな機体があるのだが、開発から50年以上経っているこの機体は改修を受けているといっても少々歳で、冷戦時に撃墜され脱出したパイロットがソ連の捕虜となった事件もあった。
脱出に成功しても無事生還が見込めない危険な地帯の上空を長時間偵察できる無人機が必要だったのである。

搭載される偵察装備は合成開口レーダー(機体の移動により仮想的にアンテナ径を拡大し、高い解像度を持つレーダー)、光学・赤外線センサーなどがある。これらを用いて移動目標でも探知することが可能で、その精度は誤差20㎝以内を誇る。彼女は目が良いのだ。

偵察機だから当たり前だろjk…とか言わないであげて下さい…

収集したデータ類は衛星アンテナを介してリアルタイムでやりとりすることができる。
偵察装備だけでなく自衛用に曳航デコイやレーダー警戒装置も積んでいるらしい。
 
グローバルホークは2001年から実戦での試験運用が開始された。
量産型の生産後もイラク・アフガニスタンで偵察任務を行っており、テロリストの監視に多大な戦果をあげたといわれている。


また、記憶に新しい[[東日本大震災>東北地方太平洋沖地震]]においても福島第二原発の確認を無人機としての特性をいかして行った

&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){…当時の内閣がデータを有効活用出来たかどうかは知らんが}}}
 

またアメリカ空・海軍以外でもNASAにおいて地球温暖化の気象データ収集のために運用されている。気候調査という平和的な仕事もしているところがMQ-1プレデターやらMQ-9リーパーやらの物騒(武装)な無人機連中と最も異なる点なのかもしれない。


いつか全てのグローバルホークたちがその任を解かれ、地球の明日のために空を舞う日が来てほしいと筆者は思っている。


&font(#f09199){追記・修正してくれない人はグローバルホークが24時間体制で監視しちゃいます☆}

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- 売ってくれるのかねこんなブツ  -- 名無しさん  (2014-01-29 20:58:41)
- 三沢基地から東シナ海まで移動して監視するのって、効率が悪くないかな。米軍からノウハウ伝授と長距離飛行で経験値積んだ後、鹿屋や新田原あたりに移転するのかしら。  -- 名無しさん  (2014-05-22 19:03:20)
- ちなみにグアムから三沢への一時移転は、夏場の台風回避が表向きの目的らしい。  -- 名無しさん  (2014-05-22 19:04:40)
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