&font(#6495ED){登録日}:2016/05/25 (水) 21:57:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[電磁戦隊メガレンジャー]]に登場する敵組織の名称。 **【概要】 ネジレ次元と呼ばれる捻じれた異次元に位置する円盤状の要塞、デスネジロを拠点に三次元の世界を醜く歪め、侵略を目論んでいる悪の王国。 ネジレジアの支配者である邪電王ジャビウス1世により司令官に任命された科学者、Dr.ヒネラーを筆頭として地球に構成員を差し向け、人類に攻撃を続けている。 第1話では戦艦ネジクラッシャーと幹部のユガンデ、戦闘員のクネクネと共に連邦科学研究所へ突然進行し 自分達に対抗する戦力を破壊すべく無差別攻撃を仕掛け施設を壊滅に追い込んだが、メガシャトルの脱出を許してしまい 第2話ではそのメガシャトルが巨大ロボットの[[ギャラクシーメガ]]となり、ネジクラッシャーは破壊されてしまった。 以後は戦艦等を用いた大規模戦闘ではなく、行動隊長のユガンデやネジレ獣を筆頭に、直接地上に出て遂行する作戦でメガレンジャーに挑むようになった。 登場人物の名前の由来は、「捻る」「絞る」など捻じれる現象を指す動詞から取られている。 **【構成員】 ◆[[Dr.ヒネラー]] 演:森下哲夫 ネジレジアの地球進行に伴い司令官に任命された科学者。名前の由来は「捻る」から。 人間を不完全な存在と見下し、たとえ味方でも作戦の為に謀殺する事もある冷酷な性格。 だがユガンデやシボレナにだけは家族のように接し、ユガンデがギレールに嵌められた際は謀殺に追い込むほどの怒りを見せた。 直接最前線に赴く事はほぼ無いが、ネジレ獣やサイコネジラー、果ては後述する悪の戦隊まで様々な生命体を生み出すほどの科学力を持っている。 その正体は自身も忌み嫌っている人間の科学者で本名は鮫島博士。久保田衛吉の同僚にして親友だったが、自身の実験の失敗に伴う世間からのバッシングと久保田への嫉妬から悪に堕ちた過去を持つ。 ちなみにスーパー戦隊シリーズでは顔出しの男性悪役の類がヒネラー以降登場しなくなったが、[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]の大神官ガジャにて9年ぶりに顔出しの男性悪役が再登場した。 ◆ユガンデ CV.鈴置洋孝 ワイヤーフレームのような体を持つ、Dr.ヒネラーに作られたネジレジアの行動隊長を務めるロボット戦士。名前の由来は「歪む」から。 目からビームや念力光線を発射し、ダークサンダーと呼ばれる剣を装備している。 ホログラムを投影させて分身攻撃を仕掛けることも可能であり、何度もメガレンジャーを苦しめた。 武道派であり、地球侵略に関しては、大規模な破壊活動を好む。ヒネラーへの忠誠心は強く、正反対の策略派であるシボレナともヒネラーの子供同士ゆえに信頼関係は強い。 本編中で三度に渡る強化改造を受けており、第8話にして早々に敗れた際は右腕と右肩が大型化した&bold(){ユガンデ・リライブ}になり、ギレールに嵌められ瀕死の重傷を負った際には、第33話で強化改造された剣のダーククライシスを装備するようになったユガンデ・ストロングになった。 第50話では最後の戦いを仕掛けるべく、体内のすべてのエネルギーと引き換えに爆発的な戦闘力を生み出す特殊装置「ネジリアクター」を自らに搭載。全身のラインやダーククライシスが真っ赤に染まった&font(#ff0000){&bold(){バーニングユガンデ}}へとパワーアップを遂げる。シボレナが通信回線を割り出したことで、それを通じてギャラクシーメガの司令室に直接転送で出現、暴れに暴れてギャラクシーメガとメガウインガーを破壊、デルタメガを全損させ、さらに月面基地をも襲撃してメガボイジャーを出撃不能に陥れた。 その後は地上でメガレンジャーと対決。修復されたギャラクシーメガを追い込み勝利を掴みかけたものの、リアクターの副作用によりエネルギーが尽きたことで弱体化。自らを庇って死んだシボレナの仇を討とうとメガレッドに襲い掛かるが、力及ばず破壊された。 ギレールに盾にされたり傷ついた状態でネジレンジャーに襲われるなど、どこか不運な一面も持ち合わせている。 ◆シボレナ 演:城麻美 青いビキニアーマーが特徴のDr.ヒネラーに作られた女性型アンドロイド。名前の由来は「絞る」から。 参謀の役割を担っており、戦闘の際には剣や変装を駆使する。目的のためなら子どもを利用するなどの卑劣な作戦も行うことが多い。 人間を嫌っているはずのヒネラーに人間に近い状態で開発された彼女だが、原形となったのは彼の実の娘である鮫島静香で その影響もあってかヒネラーの事は父のように慕っている。最期は第50話にて、バーニングユガンデを庇って致命傷を負って帰還し、ヒネラーの前で力尽きた。 ◆[[ギレール]] CV.仁内建之 第19話にてネジレジア本国から派遣されてきた、ジャビウスⅠ世直属の部下。名前の由来は「捩れる」から。 体の一部がミイラ男を思わせる包帯を巻いたような体になっている。 その作戦には子どもを盾にするなどの卑劣な手口も目立ち、価値観の相違からかユガンデとは対立する機会も多い。 ユガンデを捨て駒に使う作戦に手を出したことからDr.ヒネラーの怒りを買い、未完成のネジレジゲンカプセルを飲んだことで 肉体は強化されたが理性を失って暴走する副作用が働き、醜い暴走形態への変貌を遂げる。 最期はメガボイジャーのボイジャースパルタンで敗退し、結果的にヒネラーに謀殺される最期を迎えた。 ◆ビビデビ CV.[[関智一]] Dr.ヒネラーに生み出された&font(l){皇帝になった皇子}球状の体を持つ生命体。手足とドリル状の角、羽を有した小悪魔キャラ。語尾に「○○デビ」と付くのが口癖。 ネジレ獣に噛みつくことで巨大化ウイルスを注入し、ネジレ獣を巨大化させる役割を担っているが、一度だけ灰になったサイコネジラーを吸いこんで吐き出す形での巨大化を行うこともあった。 口からエネルギー弾を発射するビビデビームが武器だが、あまり使用されない。 出番は少ないが自力でネジレ獣を作ることも可能。 本編中ではいつの間にか居なくなっていたが、&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はグランネジロスの爆発と共に運命を共にしており}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その際宇宙空間にシボレナと同系統のアンドロイド、ヒズミナを逃がしていたことがギンガマンVSメガレンジャーにて明らかとなった。}} ◆[[邪電戦隊ネジレンジャー>邪電戦隊ネジレンジャー(電磁戦隊メガレンジャー)]] 第38話から登場した、Dr.ヒネラーが鮫島博士時代に提唱した強化スーツ理論を応用して造られた悪の戦隊5人組。 戦闘力は非常に高くメガレンジャー達も苦戦したが、反面チームワークは乱れており、終いにはそれが原因で劣勢に立たされる事態にもなった。 全員が同じ色のメガレンジャーを狙うように設計されていたが、それを逆手に取られてメガレンジャー側のスーツ色の統一 そして架空のネジレンジャーである&font(silver){&bold(){ネジシルバー}}になり済ましたメガシルバーの出現に混乱し不利に立たされるなど、結局その特性は逆効果となった。 彼らの肉体はジャビウスⅠ世の細胞から作られており、彼らが攻撃されて弱ることはそれに連動してジャビウスⅠ世も弱る仕組みでもあり ネジレンジャーが戦闘不能になるとそれに連動して、ジャビウスⅠ世も滅びる運命に…。 &font(l){だが彼らを切り捨ててしまったがために、後にヒネラーにとって重要な計画も頓挫する結果となった。} 最終的に彼らはメガレンジャー打倒とジャビウスⅠ世の謀殺の両立を実現させる為の、捨て駒でしかないことを示した。 だが肉体は滅んでも魂だけは生き残っており、終盤に登場した&font(l){ダイスオー}ヒネラーシティの装置で復活を果たてヒネラー達に襲い掛かった。 そして「メガレンジャーを倒すのは俺たちだ。」と言わんばかりにカード化されたメガレンジャーを復活させたものの 最期はメガシルバーの案で彼ら自身がカード化され、崩壊するヒネラーシティと運命を共にした。 ちなみにネジイエローの人間態として登場した少女は、当時子役として活動していた[[大島優子]]である。 ◆邪電王ジャビウスⅠ世 CV.大友龍三郎 &font(l){ロンダーズファミリー}ネジレ次元の支配者。本来はエネルギー体に包まれた体だが、ヒネラー達の前では眼球のみが投影されている。 前線に出ることは無く、作戦の失敗が目立つようになるとヒネラー達に発破をかけている管理職のような存在。 眼球しか映らない謎の存在だが、頭痛薬を服用できる。 最期はネジレンジャーと連動する形で消滅し、その体の核となっていたジャビウスハートはヒネラーに利用されることになった。 **【戦力】 ◆ネジレ獣/サイコネジラー ネジレ科学と呼ばれる技術で生み出される怪人。様々な生物や植物の遺伝子を組み合わせたカプセルをネジレ魔法陣と呼ばれる装置に置き シボレナが魔術を詠唱することで生み出される。Dr.ヒネラーが作成を担当しているが、ビビデビが作ることもある。 大半が動物をモチーフとした個体となっており、たまに薔薇や珊瑚などの植物を象った個体も登場し 第45話のトゲバリネジラーからは無機物か、ないしは特定の生物や物体をモチーフとしない個体が登場した。 第3話以降からメガレンジャーに敗退した後はビビデビが噛みついて巨大化ウィルスを流し、巨大化されてロボットとの戦闘に持ち込まれる。 名称は「○○ネジレ」で統一。 第33話からは機械的な能力を付与し、ヒネラーがキーボードを演奏することで生まれる強化型のサイコネジラーが登場した。 ◆クネクネ クネクネした動作が特徴の戦闘員。人間に変装することも可能で、アパートの住民全員がクネクネという変わった作戦も任された。 第14話ではリーダー格のボスクネクネも登場したほか、ボスを素体に多数のクネクネが合体したキングクネクネも登場した。 ◆戦艦ネジクラッシャー ネジレジアが所有している巨大戦艦。 エイネジレの母艦としても活動していたが、第2話でギャラクシーメガに破壊されて以降は登場していない。 ◆デスネジロ ネジレ次元に位置する、ネジレジアが地球侵略の拠点としている移動要塞。要塞前部にビームを発射する砲台が備えられている。 最終決戦では巨大ロボット・&bold(){グランネジロス}に変形し、再生能力や剣先から発射するビームでメガボイジャーの左腕を落とし、メガレンジャー達を追い詰めた。 #openclose(show=以下、終盤の展開){ Dr.ヒネラーの最終目的はヒネラーシティを建設し、支配者として[[人間を完全にデータ化して絶対的な管理社会>蛮野天十郎]]を樹立することにあったが 第48話でメガレンジャー達の手によりその計画は頓挫した。だがその過程でメガレンジャー達の正体を偶発的に知り、ジゴクネジラーで諸星高校を襲撃してメガレンジャー達を[[世間からの迫害>絶望! 俺たちは嫌われ者!?(電磁戦隊メガレンジャー)]]に追い込み 更にデジ研の部室のパソコンからI.N.E.Tの所在を特定し、月面基地を崩壊に追い込んだ。 ヒネラーは自身を怪人態に改造して前線に赴いたが、体が捻じれる現象が起こり撤退。 そしてデスネジロが変形した巨大ロボット、グランネジロスと一体化することで最終決戦に挑んだ。 かつてのライバルたる久保田博士への復讐を叫び、その過程でヒネラーは娘の静香を、人間がどんな環境にも耐えうる進化した肉体に強化する実験の過程で死なせてしまい 結果自分を持ちあげていた世間やマスメディアから袋叩きに遭った過去を打ち明け、「人間を神に近づけようとした私の何処が悪い!」と叫んだ。 街の住民から迫害を受けてもなお戦い続けるメガレンジャー達にヒネラーは #center(){&bold(){「久保田の科学でメガレンジャーとなり、挙句の果てに人間どもに裏切られ、それでも幸せか!?」}} と叫び、自分を認めない者を根絶やしにする勢いでメガボイジャーを追い詰めた。 だが諸星高校に攻撃を加えようとするグランネジロスに対してメガボイジャーは捨て身の体当たりを加え、剣を離してしまう。 そしてその剣を受け取ったメガボイジャーにより串刺しにされ、グランネジロスから火花が上がりヒネラー自身の肉体も限界に近付いていた。 限界を感じたヒネラーはメガレンジャー達を道連れに人間界への別れを告げ、自爆装置を作動させたが、メガボイジャーは街を巻き込むまいとグランネジロスを抱え、ジャンプして大空へと飛び立った。 #center(){&bold(){「久保田ぁ……俺はお前に勝つ!今それがわかる!ハッハッハッハ!}} #center(){&bold(){おぉ見ろ、ユガンデ、シボレナ、メガレンジャーの最期だぁ!ハッハッハッハ……!」}} Dr.ヒネラーがそう叫ぶとグランネジロスは大爆発を起こして彼は爆発する機体と運命を共にし、ネジレジア達の野望は潰えることとなった。 } おのれWiki籠りども、見てるがいい!編集の準備は整った! 悪魔科学によって生み出された最高傑作で、追記・修正してやる! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最期が自爆だからメガレンジャーの勝利!って感じではなくいまいち後味が悪い…嫌いじゃないけど -- 名無しさん (2016-05-26 22:46:38) - グランネジロスの立体化をいつまでも待ってる。「ゲシュペンスト改造すれば?」とは言わないで -- 名無しさん (2016-05-27 07:44:26) - ユガンデ役の鈴置洋孝の最初で最後の特撮出演。 -- 名無しさん (2016-05-31 22:37:44) - 支配者のジャビウスI世は死亡したけど、ネジレジア本国はどうなったんだろう? -- 名無しさん (2016-05-31 22:59:47) - ラスボスの叫びは哀れな科学者の断末魔 -- 名無しさん (2016-07-28 15:14:17) #comment #areaedit(end) }