登録日:2016/05/25 Wed 21:57:17
更新日:2025/04/10 Thu 22:45:58
所要時間:約 24 分で読めるデビ~
地上界の人間どもよ、聞け!
この時より、地上界は我らネジレジアの支配下に入った!
抵抗する者は、全て捻り潰されると思うがよい!
『電磁戦隊メガレンジャー』第2話「見てくれ! 俺たちのギャラクシーメガ」より
【概要】
「ネジレ次元」と呼ばれる捻じれた異次元に位置する円盤状の要塞、デスネジロを拠点に三次元の世界を醜く歪め、侵略を目論んでいる悪の王国。
支配者である邪電王ジャビウス1世により司令官に任命された科学者Dr.ヒネラーを筆頭として地球に構成員を差し向け、人類に攻撃を続けている。
第1話では戦艦ネジクラッシャーと幹部のユガンデ、戦闘員のクネクネと共に連邦科学研究所へ突然進行し、
自分達に対抗する戦力を破壊すべく無差別攻撃を仕掛け施設を壊滅に追い込んだが、メガシャトルの脱出を許してしまい、
第2話ではそのメガシャトルが巨大ロボットの
ギャラクシーメガとなり、ネジクラッシャーは破壊されてしまった。
以後は戦艦等を用いた大規模戦闘ではなく、行動隊長のユガンデやネジレ獣を筆頭に、直接地上に出て遂行する作戦でメガレンジャーに挑むようになった。
登場人物の名前の由来は、「捻る」「絞る」など捻じれる現象を指す動詞から取られている。
【構成員】
演:森下哲夫
ネジレジアの地球侵攻に伴い司令官に任命された科学者。名前の由来は「捻る」から。
人間を不完全な存在と見下し、たとえ味方でも作戦の為に謀殺する事もある冷酷な性格。
だがユガンデやシボレナにだけは家族のように接し、ユガンデがギレールに嵌められた際は謀殺に追い込むほどの怒りを見せた。
自身が直接最前線に赴く事はほぼ無いが、ネジレ獣やサイコネジラー、果ては後述する
悪の戦隊まで様々な生命体を生み出すほどの科学力を持っている。
詳細は個別項目を参照。
ユガンデ
メガレンジャー!やはり1人1人の力などこの程度のものか…!
ワイヤーフレームのような体を持つ、Dr.ヒネラーに作られたネジレジアの行動隊長を務める
ロボット戦士。
名前の由来は「歪む」から。
目から緑色のビームや念力光線を発射し、
「ダークサンダー」と呼ばれる
剣を装備している。
ホログラムを投影させて分身攻撃を仕掛けることも可能であり、何度もメガレンジャーを苦しめた。
武道派であり、地球侵略に関しては、大規模な破壊活動を好む。ヒネラーへの忠誠心は強く、正反対の策略派であるシボレナともヒネラーの子供同士ゆえに信頼関係は強い。
本編中で三度に渡る強化改造を受けており、第8話にして早々に敗れた際は
傷を治療するついでに右腕と右肩が大型化した
「ユガンデ・リライブ」に改造。右腕から緑色のビームを発射出来るようになり、ドリルセイバーをへし折るほどのパワーを手に入れた。ギレールに嵌められ瀕死の重傷を負った際には、第33話で強化改造された
刀のダーククライシスを装備するようになった
「ユガンデ・ストロング」に改造。
このダーククライシスは鍔に三つのボタンがあり、赤いボタン
は燃え盛る火炎・ダークファイヤー、黄色のボタンは
三日月形の光線・ダークブレード、青いボタンは
青い光線・ダークライトニングを発射でき、3つのボタンを押すと
必殺技のトリプルクラッシャーが発動するという戦隊ヒーローが使いそうな武器になっている。
第50話では最後の戦いを仕掛けるべく、体内のすべてのエネルギーと引き換えに爆発的な戦闘力を生み出す特殊装置
「ネジリアクター」を自らに搭載。
全身のラインやダーククライシスが真っ赤に染まった
「バーニングユガンデ」へとパワーアップを遂げる。
シボレナが通信回線を割り出したことで、それを通じてギャラクシーメガの司令室に直接転送で出現、暴れに暴れてギャラクシーメガとメガウインガーを破壊、デルタメガを全損させ、さらに月面基地をも襲撃して
メガボイジャーを出撃不能に陥れた。
その後は地上でメガレンジャーと対決。修復されたギャラクシーメガを追い詰めて勝利を掴みかけたものの、リアクターの副作用によりエネルギーが尽きたことで巨大化が強制解除され、弱体化してしまう。
それでもなお戦闘を続行し、レッド以外の4人の必殺技を受けてもなお立ち上がったが、最後には自らを庇って致命傷を負ったシボレナの仇を討とうと
メガレッドに襲い掛かるもレッドの必殺技セイバースラッシュを受けて爆散。遂に撃破されることとなった。
ギレールに
盾にされたり偶然復活したネジレンジャーに襲われ
てフルボッコにされるなど、どこか不運な一面も持ち合わせている。
シボレナ
演:城麻美(鮫島静香も兼任)
青い
ビキニアーマーが特徴のDr.ヒネラーに作られた女性型アンドロイド。名前の由来は「絞る」から。
参謀の役割を担っており、戦闘の際には刃の先が渦巻き型の
剣や人間への変装を駆使し、両腕から光線を発射する。また目的のためなら子どもを利用するなどの卑劣な作戦も行うことが多い。
人間を嫌っているはずのヒネラーに人間に近い状態で開発された彼女だが、原形となったのは彼の実の娘である鮫島静香。
その影響もあってかヒネラーの事は父のように慕っている。最期は第50話にて、バーニングユガンデを庇って致命傷を負って帰還し、ヒネラーの前で力尽きた。
CV:仁内建之
第19話で派遣されたジャビウスⅠ世直属の部下。
詳細はリンク先を参照。
ビビデビ
Dr.ヒネラーに生み出された球状の体を持つ生命体。
手足と
ドリル状の角、羽を有した小悪魔キャラ。語尾に「○○デビ」と付くのが口癖。
ネジレ獣に噛みつくことで
「巨大化ウイルス」を注入し、ネジレ獣を巨大化させる役割を担っている。
口からエネルギー弾を発射するビビデビームが武器だが、あまり使用されない。第17話ではメガレンジャー攻撃用の光線銃を使用した。
出番は少ないが自力でネジレ獣を作ることも可能。
本編では第50話にてDr.ヒネラーの実験に驚いたシーンを最後にフェードアウトし、最終回にも登場しなかったが、実はグランネジロスの爆発と共に運命を共にしており
その際宇宙空間にシボレナと同系統のアンドロイド、ヒズミナを逃がしていたことが「星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー」にて明らかとなった。
第38話から登場した、Dr.ヒネラーが鮫島博士時代に提唱した強化スーツ理論を応用して造られた
悪の戦隊。
戦闘力は非常に高くメガレンジャー達も苦戦したが、反面チームワークは乱れており、終いにはそれが原因で劣勢に立たされる事態にもなった。
詳細は個別項目を参照。
邪電王ジャビウスⅠ世
ロンダーズファミリーネジレ次元の支配者。本来はエネルギー体に包まれた体だが、ヒネラー達の前では眼球のみが投影されている。
前線に出ることは無く、作戦の失敗が目立つようになるとヒネラー達に発破をかけている管理職のような存在。
眼球しか映らない謎の存在だが、頭痛薬を服用できる。
最期はネジレンジャーと連動する形で消滅し、その体の核となっていたジャビウスハートはヒネラーに利用されることになった。
ヒズミナ
全宇宙を支配するのは、ネジレジアのDr.ヒネラーだけよ!
演:佳山由実(城麻美から改名)
Vシネマ『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』に登場。
ネジレジアの生き残りで、シボレナとは同タイプのアンドロイド。鎧の色が違うだけで外見はシボレナと全く同じである(シボレナは水色、ヒズミナは薄い紫。初対面時には健太にシボレナと誤認されている。)
名前の由来は『歪み』から。
デスネジロで保管されていたが、最終決戦でグランネジロスが自爆の際にビビデビにエネルギーを提供され、宇宙へ脱出。
封印を解いたグレゴリ艦長と共に行動していたが、
宇宙海賊バルバン復活の儀式の際、彼を裏切る。
そう、彼女はネジレジアの復活だけが目的だったのだ。
グレゴリ艦長から剣を奪い、復活したサンバッシュの銃弾をも跳ね返すも、同じく復活したシェリンダに背後から斬られ、致命傷を負う。
結果、Dr.ヒネラーはおろか、ユガンテやネジレンジャー、ギレールやシボレナなどを復活させることが出来ず、最期は仇敵であるメガレンジャーに襲い掛かるが、メガレッドのセイバースラッシュを受けた上ドリルセイバーで串刺しにされ爆散した。
ネジレ獣
2話から登場したネジレ科学と呼ばれる技術で生み出される怪人。
様々な生物の遺伝子を組み合わせたカプセルをネジレ魔法陣と呼ばれる装置に置き
シボレナが魔術を詠唱することで生み出される。Dr.ヒネラーが作成を担当しているが、ビビデビが作ることもある。
エビ、
カメレオンなど大半が動物をモチーフとした個体となっており、たまにバラネジレなど薔薇などの植物を象った個体も登場した。
第3話以降からメガレンジャーに敗退した後はビビデビが噛みついて
巨大化ウィルスを注入し、巨大化されてロボットとの戦闘に持ち込まれる。
名称は一部の例外を除いて「○○ネジレ」で統一。
地上に出現したネジレ獣の1番手。
相手を捕獲する光線や両目から放つ破壊光線が武器。
両手足を収納することでさながら巨大なエイのような姿の飛行形態に変身可能。
メガレンジャーと戦った後は戦艦ネジクラッシャーに逃げ込むが、そのネジクラッシャーがギャラクシーメガに撃破されたことで最期が明確に描かれないまま退場した。
なんだこの整った世界は!?汚らわしい!
全て捻りつぶし、美しく捻れた世界に変えてやる!
CV:桜井敏治
ドリルのように捻れた角が特徴的な
サイ型の重量級ネジレ獣。
ビビデビからはただのデカブツ呼ばわりされた。
整った環境の人間社会を破壊しつくそうと暴れまわった。
角を回転させて体当たりを仕掛けるのが得意。
CV:千田義正
ケーブルが剝き出しになった身体をもつ
カメレオン型のネジレ獣。
シボレナの命を受け、舌をパソコンに繋いでネット上に催眠効果のある映像を流し、人々に『ネジレ教育』を施して洗脳しようと企てた。
ギャラクシーメガのメガサイドカッターに敗れるも、回収された残骸に刺さっていたメガサーベルの破片を基に次のネジレ獣が生み出される。
CV:風間信彦
メガサーベルの破片とエビの遺伝子を組み込まれた、対ギャラクシーメガ用のネジレ獣。
全身の皮膚が鎧のように固く、メガサーベルも歯が立たない。
火山の火口でギャラクシーメガと戦い、両手のハサミで追い詰めた。
CV:千田義正
右手がキバ状になっている
ゾウ型のネジレ獣。
超高層ビルの破壊を目的とし、自慢の怪力で倒壊させようとした。
CV:鈴木琢磨
シボレナ配下のネジレ獣。
小型の蜂を自在に操り、宇宙観測センターの職員を洗脳。
その上で世界各地のネットワークをカバーさせ、自身の電撃を全世界に落として地球人を抹殺するのが使命。
さらにステルス能力で宇宙に身を隠していた。
CV:石黒久也
耳がスピーカー状になっている
コウモリ型のネジレ獣。
耳から人間の脳波をコントロールする超音波を発射して操る能力を有する。
胸部から射出した小型コウモリをCDに融合させて、人間を狂暴化させるCDに変貌させた。
コウモリネジレとは違うのだ!
妨害ノイズを同時発信した、特殊音波だ!
CV:吉川虎範
コウモリネジレの強化改良版で、こちらは頭部が白塗りになっている。
アンドロイド少女を操り、自身の超音波が仕込まれたネジレ笛を吹かせて人間を狂暴化させる作戦を仕掛けた。
ご苦労様メガレンジャー。でも遅かったようね?
こいつらはもう私のしもべ、プチバラネジレにしてやったわ!
CV:芳野美樹
シボレナと薔薇の遺伝子を組み合わせて誕生した女性ネジレ獣。
教会のシスターに扮したシボレナと共謀し、自身から抽出した『アクマテラピー』を配合した『薔薇の聖水』を子供たちに飲ませてプチバラネジレに変貌させた。
シボレナの遺伝子の影響で驚異的な耐久力と戦闘能力を併せ持つ強敵。
CV:米山信之
目元をバイザーで覆っているモグラ型のネジレ獣。
宇宙から飛来した超エネルギー体を利用して東京の破壊を目論む。
バイザーから発射する破壊光線とシャベル状の左手が武器。
CV:なし
厳密にはネジレ獣と似て非なる怪人だが、便宜上こちらに記載。
元は宇宙工学の権威・田中信一郎教授が設計・考案した宇宙作業生物。
しかし田中教授は『未知の生物を神ならぬ身で作り出した』自らの所業に危機感を抱き、プロジェクトを中止して
自殺した。
生物の設計図が記録されたICチップをシボレナが奪い、ネジレ魔法陣を介して誕生させた。
背中の触手から電気エネルギーを吸収しなければ生きていけないのが弱点。
他のネジレ獣と異なり体が捻れていないデザインなのが特徴。
選ばれし者たちよ。
その頭脳を駆使して、我がネジレジアの為に究極の人間消滅兵器を作るのだ。
CV:辻村真人
目から催眠光線を放射する
フクロウ型のネジレ獣。
優秀な高校生をパソコンを通じて洗脳し、地球侵略用の兵器を作らせようとした。
鋭い爪で敵を切り裂く。
CV:宮田浩徳
致死性の『ネジレ毒素』を持つ
蛾型のネジレ獣。
金色に輝く猛毒の鱗粉を上空からばら撒き、メガレンジャーを含む大勢の人間たちに感染させた。
この猛毒を浴びると体に蛾の模様をした赤い痣が浮かび上がり、
24時間後には確実に死に至る。
しかし切り落とされた触覚から抗体を作り出されたことで計画は水泡に帰し、最終的に毒素が飛び散る心配のない宇宙空間で撃破された。
CV:清川元夢
ビビデビが作り出したガマガエル型のネジレ獣。
りんどう湖ファミリー牧場の湖底に巻かれた1万個の卵の内の1つが特製液体銃を浴びたことで誕生。
残りの卵も孵化させようとするが、メガレンジャーによって卵を破壊された事で失敗。
腹いせに茶臼岳に特製液体銃を浴びせて大噴火を起こそうとした。
CV:小関一
キノコ型のネジレ獣で、頭部の笠を取り出してブーメランの如く投擲する。
那須高原の周辺の森に落下した隕石の影響で発生した『大地のエネルギー』を利用した基地を建設する為に生み出された。
火炎放射を口から放ち、基地建設に邪魔な木々を燃やそうとした。
CV:千田義正
派遣されたギレールの発案する作戦に同行した
サソリ型のネジレ獣。
臨海都市地下にある中央専用システムの光ファイバーを破壊し、世界中の情報網を混乱させようとした。
左腕に装備した毒針で人間を操ることが出来、ギレールが攫ってきた子供たちを洗脳した上でメガレンジャーに差し向けた。
CV:なし
知性を持たない
ワニ型のネジレ獣。
シボレナの配下であったが、ギレールの強化改造を受けて対メガレンジャー用にパワーアップ。
右腕がワニの尻尾を模した鞭になっており、口から青い泡状光線を発射する。
CV:なし
ギャラクシーメガの攻撃を受けたワニネジレ-1の体から分裂したクローン。
こちらは左腕がワニの口を模したキバになっており、嚙みつき攻撃を得意とする。
1との絶妙なコンビネーションでギャラクシーメガを追い詰めるも、新たに完成したデルタメガが加勢に現れると形勢逆転。
最期は2大ロボの必殺技で2体纏めて撃破された。
CV:斉藤茂一
ムカデ型のネジレ獣。
体内に組み込まれた『悪霊エネルギー発生装置』を駆使して
亡霊ネジレ獣を呼び出してメガレンジャーを翻弄。
巨大化後も自身は透明化して身を隠すが、完成したスーパーギャラクシーメガの『スーパーギャラクシーナックル』に敗れ、同時に亡霊ネジレ獣も全滅した。
ただの人間の癖に、出過ぎた真似を!だが、これで終わりだぁ!
CV:長嶝高士
メガレンジャーよ、石像になって英雄を気取るがいい!
CV:堀本等
ビビデビが作り出した
アンコウ型のネジレ獣。
頭部の触手から人間を
石に変える光線を発射する。
さらに弟のコムタンを吸収して完全体となる事で、物質を
ダイヤモンドに変換する『ダイヤモンド光線』を発射出来る。
CV:ゆきじ
ビビデビがアンコウネジレの弟として作り出したネジレ獣。
ネジレ獣としての素質がないと見做したビビデビに卵の状態で捨てられたところを、偶然にも健太に拾われたことで孵される。
孵化して僅か2日の間に小型の幼体から人間大にまで成長した。
悪意は全くないらしく、健太に懐いていたが…
CV:なし
ユガンデ配下のネジレ獣。
当初は体色が白いダミーが出撃し、メガレンジャーの戦法を全て記録・分析した上でわざと倒される。
その後、黒い体色の本体にダミーの遺した記録装置をセットする事で、メガレンジャーの攻撃をバリヤーで無効化して追い詰める。
しかし突如乱入した『銀色のニューフェイス』こと
メガシルバーにはバリヤーで対処できずに敗れ去る。
CV:塩野勝美
Dr.ヒネラーがギレールに貸し与えた
ウツボ型のネジレ獣。
口から吐き出す猛毒液を海水に流して汚染し、海水浴を楽しむ人々を苦しめた。
さらにギレールによってクローンが生み出され、メガレンジャーを捕獲する。
ギレールの作戦は数百体に繫殖したウツボネジレの猛毒液で地球上の海を汚染させるというものだったが、メガシルバーによって未然に阻止された。
で、お前たちはどうする?この建物は完全にシールドで覆われている、逃げられんぞぉ!
CV:岡和男
INETの科学者・
南波博士(演:亜南博士)に憑依した蝉型のネジレ獣。
右肩から発射する
超振動波と鋭い爪が武器。
人間の脳を破壊する凶悪な『超振動波発生装置』を開発させようとした。
着ぐるみには頭部と胸部に電飾が備わっている。
CV:小室正幸
頑丈な皮膚を持つ珊瑚型のネジレ獣。
口から吐く泡で海水浴に来た人間をサンゴ人間に変貌させた。
メガレンジャーに口を攻撃されたことで敗北。
メス『ホーホッホッ!アタシに勝てると思っているの!?』
CV:栗山微美子(メス)/新井一典(オス)
ギレール配下のネジレ獣。
産卵能力を持つメスと無数のシロアリが合体して生まれるオスの2種類が存在する。
2体とも両目から発射する破壊光線が武器。
メスが産み付けた卵から大量の小型シロアリが孵化して街中を次々と食い荒らした。
演:森野熊八(人間態)
CV:渡部猛
本編最後のネジレ獣。
詳細は該当項目を参照。
サイコネジラー
第33話から登場した、機械的な外見と能力を付与し、ヒネラーがキーボードを演奏することで生まれる強化型ネジレ獣。
こちらも巨大化ウィルスで巨大化する。名称は「○○ネジラー」で統一。
第45話のトゲバリネジラーからは無機物か、ないしは特定の生物や物体をモチーフとしない個体が登場した。
もうこの場所も俺のモノとなった。
だから諸君にはこの俺は倒せない!絶対にな!
CV:小池浩司
サイコネジラーの1番手。
日本各地の要所に仕掛けられた爆弾を起爆させる装置を右腕に装備してメガレンジャーが迂闊に手出し出来ない状況を作り出した。
ロケットランチャーを武器に戦う。
爆弾が機動する前に『ドリルスナイパーカスタムフルパワー』を受けて消し炭にされたが、ビビデビがその灰を吸いこんで吐き出す形で巨大化した。
サッカーの本当の素晴らしさを教えてやれるのは、この私だぁ!
演:城戸光晴(人間態)
CV:津田英三
少年サッカーチームのコーチに化けて地上に潜伏していたサイコネジラー。
サッカーボールをボール爆弾に変える能力をもつ。
左腕につけたブレスレットを介してサッカーチームの少年たちを洗脳し、ボール爆弾を蹴らせる人間兵器として操った。
メガシルバー、見えたぞ貴様の弱点!今度会う時が最期だ!
CV:岸野一彦
カマキリ型のサイコネジラー。
複眼で敵の動きを見極め、大鎌にもなるブーメランで敵を切り裂く。
メガシルバーの弱点が2分半の制限時間であることを突き止めるが、タイミング悪くその弱点を克服した後だったため敗北。
力を使うだけが戦いではありません。寧ろ、戦わずして勝利を手に入れてご覧に入れます。
CV:青山穣
INETの来島副長官を狙った頭脳派のサイコネジラー。
副長官を庇った裕作に標的を変えて人質にとる。
空中から急降下攻撃をメガボイジャーに仕掛けて翻弄するが、新たに完成したメガウインガーの前に苦戦し、ウイングメガボイジャーに敗れた。
ビビデビが作り出したサイコネジラー。
詳細は該当項目を参照。
CV:秋元羊介
パラボラアンテナが襟巻のように首に巻き付いているサイコネジラー。
両目に備えた監視カメラでメガレンジャーの正体を暴くのが目的。
口から発射弾丸や、パラボラアンテナから放射する『フラッシュ光線』が武器。
ネジレンジャー暗躍時期に登場した唯一のサイコネジラーでもある。
これからお前はヒネラーシティの住民だ。行け、ヒネラーシティへ…!
CV:千田義正
ジャビウスハートの力で生み出された新たなサイコネジラー。
全身に生えた鋭い棘を突き刺して痺れさせる能力を持つ。
左腕からミサイル針を発射して人間を洗脳し、ヒネラーシティの住民に仕立て上げようとした。
CV:大黒和広
ワープ能力を持つサイコネジラー。
日本各地に巨大な姿で暴れ回り、瞬間移動して大都市を混乱に陥れた。
トゲバリネジラーに引き続きヒネラーシティの住民確保が使命。
逃げても無駄だ。大人しくDr.ヒネラーの元へ行けぇ!
CV:伊藤栄次
これまでで最も優秀とされるサイコネジラー。
右手のビーム砲から転送用光線を発射して人々をヒネラーシティに転送させる。
左手からは破壊光線とロープ状の光線を発射する。
演:山本武春(人間態)
CV:長沢徹
本編最後のサイコネジラーで、モチーフは死神。
主な武器は両眼や両手から放つ光線で、ジロウを負傷させた他、巨大戦では大鎌を使用した。
人間に変身する能力を持ち、高校生男子に化けて諸星学園高校に潜入した。
なお、本編中では一度も名前を呼ばれなかった。
CV:桑原たけし
【戦力】
クネクネした動作が特徴の戦闘員。工場で大量生産される。
クリス型の刃が曲がりくねった
短剣が武器で先端からは発砲することも可能。人間に変装することも可能で、14話ではアパートの住民全員がクネクネという変わった作戦も任された。
演:菅野達也(人間態)
CV:園部啓一
第14話で登場した黒い頭にグローブ、ブーツが特徴のクネクネの亜種。
おまわりさんに化け夕日ヶ丘団地を密かに占領し前線基地にしていた。
両腕からの光線や強力な念動力で攻撃する。
ボスクネクネを核に
多数のクネクネが合体したもので巨大なクネクネの姿をしている。
攻撃用の能力は持たないが、どんなに傷を受けてもクネクネがふさいでしまう。
最後は核であるボスクネクネを倒されて敗れる。
ネジレジアが所有している巨大戦艦。捻じれた角を持つ
牛のような衝角を備えた艦首がトレードマーク。全体的に戦艦というより
戦車っぽい。
空間を湾曲させ、ドリルのような形状になってワープできる。尻尾のビーム砲が武器。
エイネジレの母艦として宇宙空間でも活動していたが、第2話でギャラクシーメガに破壊されて以降は登場していない。
【デスネジロ】
ネジレ次元に位置する、ネジレジアが地球侵略の拠点としている移動要塞。要塞前部にビームを発射する砲台が備えられている。
最終決戦では巨大ロボット・
「グランネジロス」に変形し、腕を斬られても即座に再生する能力や
ゴーグルからのビーム、両肩の触手からの電撃で攻撃し、剣先から発射するビームでメガボイジャーの左腕を落とし、メガレンジャー達を追い詰めた。
【終盤の展開】
Dr.ヒネラーの最終目的はヒネラーシティを建設し、支配者として
人間を完全にデータ化して絶対的な管理社会を樹立することにあったが
第48話でメガレンジャー達の手によりその計画は頓挫した。だがその過程でメガレンジャー達の正体を偶発的に知り、第49話でジゴクネジラーで諸星高校を襲撃してメガレンジャー達を世間からの迫害に追い込み、更にデジ研の部室のパソコンからI.N.E.Tの所在を特定し、月面基地を崩壊に追い込んだ。
ヒネラーは自身を怪人態に改造して前線に赴いたが、体が捻じれる現象が起こり撤退。
そしてデスネジロが変形した巨大ロボット、グランネジロスと一体化することで最終決戦に挑んだ。
かつてのライバルたる久保田博士への復讐を叫び、その過程でヒネラーは娘の静香を、人間がどんな環境にも耐えうる進化した肉体に強化する実験の過程で死なせてしまい
結果自分を持ちあげていた世間やマスメディアから袋叩きに遭った過去を打ち明け、「人間を神に近づけようとした私のどこが悪い!」と叫んだ。
街の住民から迫害を受けてもなお戦い続けるメガレンジャー達にヒネラーは
久保田の科学でメガレンジャーとなり、挙句の果てに人間どもに裏切られ、それでも幸せか!?
と叫び、自分を認めない者を根絶やしにする勢いでメガボイジャーを追い詰めた。
だが諸星高校に攻撃を加えようとするグランネジロスに対してメガボイジャーは捨て身の体当たりを加え、剣を離してしまう。
そしてその剣を受け取ったメガボイジャーにより串刺しにされ、グランネジロスから火花が上がりヒネラー自身の肉体も限界に近付いていた。
限界を感じたヒネラーはメガレンジャー達を道連れに人間界への別れを告げ、
自爆装置を作動させたが、メガボイジャーは街を巻き込むまいとグランネジロスを抱え、ジャンプして大空へと飛び立った。
久保田ぁ……俺はお前に勝つ!今それがわかる!ハッハッハッハ!
おぉ見ろ、ユガンデ、シボレナ、メガレンジャーの最期だぁ!ハッハッハッハ……!
Dr.ヒネラーがそう叫ぶとグランネジロスは大爆発を起こして彼は爆発する機体と運命を共にし、ネジレジア達の野望は潰えることとなった。
【余談】
デザインは企画者104とつながりがあったイラスト制作会社・スタジオメルファンに所属していた下条美治(現・下篠美治)氏がメインで担当。
シリーズ前作『
激走戦隊カーレンジャー』では
ダップのデザインを手掛けており、その流れでの抜擢となった。
氏は元々カネボウフーズの『ガムラツイスト』といった子供向け商品のシールイラストを中心に手掛けていたため、本作での仕事について後年『(リアルテイストの戦隊怪人に対して)毛色が違いすぎる。』『1週間で2体仕上げるのはしんどかったです(しみじみ)』と述懐している。
その他、中盤のネジレ獣6体分を野崎明氏、カマキリネジラーとネジレンジャー及びその怪人態を阿部統氏が手掛けている。
おのれWiki篭りども、見てるがいい! 編集の準備は整った!
悪魔科学によって生み出された最高傑作で、追記・修正してやる!
この項目が面白かったなら……\巨大化ウイルス注入!/
- 最期が自爆だからメガレンジャーの勝利!って感じではなくいまいち後味が悪い…嫌いじゃないけど -- 名無しさん (2016-05-26 22:46:38)
- グランネジロスの立体化をいつまでも待ってる。「ゲシュペンスト改造すれば?」とは言わないで -- 名無しさん (2016-05-27 07:44:26)
- ユガンデ役の鈴置洋孝の最初で最後の特撮出演。 -- 名無しさん (2016-05-31 22:37:44)
- 支配者のジャビウスI世は死亡したけど、ネジレジア本国はどうなったんだろう? -- 名無しさん (2016-05-31 22:59:47)
- ラスボスの叫びは哀れな科学者の断末魔 -- 名無しさん (2016-07-28 15:14:17)
- ↑2ネジレ次元と供に一緒に消滅したか、あるいは今も残り続けてるのか・・・う~む。 -- 名無しさん (2017-11-17 23:38:54)
- 完全なる人外起源なのに後から加入してきた人外でもなんでもない地球の一般人のDrヒネラーにクーデター起こされて全部乗っ取られたという珍しい組織。ヒネラーは人類社会への復讐だけが目当てだからネジレ次元の原住民達の事は最初からどうでもよかったんだろうな -- 名無しさん (2023-08-17 22:51:50)
- 怪人を大量生産して物量で押し潰そうとする作戦をよくやってた印象がある -- 名無しさん (2024-11-09 20:42:01)
- ユガンデ自身が望んだとはいえ、バーニングユガンデがマッドギレールとは別方向でハイリスクな強化形態だったのが皮肉 -- 名無しさん (2024-11-17 09:58:03)
- 平成戦隊の中ではとりわけ陰険な作戦が多いイメージがある。ネジレンジャー編や最終章の迫害エピソードのインパクトが強かったせいかもしれない。 -- 名無しさん (2024-12-28 19:16:17)
- ダーククライシス、鈴置さんの声は流石に収録できないとはいえ、今ならプレバンで再現出来るのでは? -- 名無しさん (2025-04-03 00:30:22)
最終更新:2025年04月10日 22:45