&font(#6495ED){登録日}:2017/04/22 (水) 10:37:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[マジック:ザ・ギャザリング>Magic the Gathering]]に登場する[[緑>緑/Green(MtG)]]のクリーチャー。 レジェンドに収録された。 >Wood Elemental (X)(&color(green){緑}) >クリーチャー — エレメンタル(Elemental) >トランプル >Wood Elementalは、その上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。 >0/0 見てわかるとおり、状況に応じてサイズを変更できるクリーチャーである。 2マナで1/1、そこからは1マナ払うごとに強くなっていくという形。 払うマナ次第では[[甲鱗様>甲鱗のワーム(MtG)]]より強くなれる。 というより、トランプルを持っている時点で甲鱗様の上位互換。 ただ、問題点がありこのカードはレア。しかも二度と再録されない。 エターナルでは明らかにパワー不足であり、レアリティの都合Pauper環境でも使用できない。 能力だけ見ればまあまあなのだが… 初期のレアリティ設定に泣かされた一枚と言えよう。 追記・修正よろしくお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #aa(){{ * * * + うそです n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E) Y Y * }} 実際はこんなカード。 >Wood Elemental (3)(&color(green){緑}) >クリーチャー — エレメンタル(Elemental) >Wood Elementalが戦場に出るに際し、好きな数の&bold(){アンタップ状態の森(Forest)を生け贄に捧げる}。 >Wood Elementalのパワーとタフネスはそれぞれ、それが戦場に出るに際し生け贄に捧げられた森の数に等しい。 >?/? うん。なんだこれ。 &bold(){どうしようもなく弱い。} 確かに状況に応じてサイズを変えられるし、甲鱗様を超えるサイズにすることも可能。 だが、出すに当たって&bold(){アンタップ状態の}土地(しかも森のみ)を生け贄に捧げなければいけない。それで元手4マナ。 勿論土地を生贄に捧げず出すことも出来るがその場合タフネスを上げるエンチャントかクリーチャーがないと即死という貧弱っぷり。 つまり 実質5マナで1/1(土地1枚失う) 実質6マナで2/2(土地2枚失う) … &bold(){こんなコスパの悪いクリーチャーがいてたまるか!} しかも特殊能力がある訳でも無く戦場に出たらバニラ同然。 ぶっちゃけ[[甲鱗様>甲鱗のワーム(MtG)]]の方が遥かに強い。踏み倒しとかあるしね。 ちなみに甲鱗様を一方的に倒すには実質11マナ必要な上に土地を7枚も失う。 つまり普通に殴り合ってもだいたい負ける。どんだけ弱いんだ… しかもこの性能でレア。 レジェンドのレアにはEureka、[[ボーラス様>ニコル・ボーラス/Nicol Bolas(MtG)]]、The Abyssといった優良カードがあったのでこいつを引き当てた時の絶望感は半端ない。%%実際微妙な価値のカードも多かったなんて言うな%% また同時期に使えた、同じレアにこんなクリーチャーもいた。 >Force of Nature / 大地の怒り (2)(&color(green){緑})(&color(green){緑})(&color(green){緑})(&color(green){緑}) >クリーチャー — エレメンタル(Elemental) >トランプル >あなたのアップキープの開始時に、あなたが(&color(green){緑})(&color(green){緑})(&color(green){緑})(&color(green){緑})を支払わないかぎり、大地の怒りはあなたに8点のダメージを与える。 >8/8 どう考えてもコイツ使った方が強いよねって事でカードの少なかった当時ですら見向きもされなかった。合掌。 と言う訳で一躍[[カスレア]]筆頭になってしまったこのカードだが、そのあんまりなスペックからかプレイヤーからは「ウッド様」「ウッディ先生」と言われ親しまれている。 再録禁止なのも相まってスペックの割にはその辺のストレージの100円レアよりは高い。 以下余談。 後世にこんなカードが出た。 >Devastating Summons / 壊滅的な召喚 (&color(red){赤}) >ソーサリー >壊滅的な召喚を唱えるための追加コストとして、土地をX枚生け贄に捧げる。 >赤のX/Xのエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークンを2体生成する。 赤単スライなどで用いられたれっきとした良カードである。 要約するとウッド様の完全上位互換。(カードタイプや色が違うというのは置いておくにしても) 元手は1マナでよく、生贄にする土地は種類・状態を問わない。 ついでに2体も出てくる。書いてるだけで悲しくなるが後世の基準にするとコスト適正はこんなものなのである。 ゲーム[[グリザイアの果実>グリザイアの果実-LE FRUIT DE LA GRISAIA-]]に何故かこのカードの名前が登場した。 Wood Elemental→木 精→木の精→気のせい ということであろうが、わざわざこのカードの名前を用いたということは制作陣によっぽどのウッド様信者がいるのかもしれない。 追記・修正はウッド様で甲鱗様を倒してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ - 嘘スペックの方だと今の環境でもスタンダードくらいなら使えそうな気がするのが何とも……w -- 名無しさん (2017-04-22 22:29:57) - 戦闘するとだいたい手札に戻る西風のスピリット&サプラーツォの略奪者、場に存在できないねじれのワームと並ぶ最弱候補。ただしぶっちぎりの筆頭格 -- 名無しさん (2017-04-22 23:21:55) - なんで対象がアンタップ状態の土地なのか、なんで4マナなのか、なんで土地を墓地に置かないといけないのか…ぶっちゃけこれら全部改善してようやく使い物になるレベルだろこれ -- 名無しさん (2017-04-23 01:50:32) - 8マナ7/6の甲鱗様に相打ちになるには、10マナ、土地6枚生贄・・・この時のデザイナーがレアにした理由を聞いてみたい -- 名無しさん (2017-04-24 10:17:10) - キヅタの精霊とか死祭とな菌類の精霊とか改善版っぽいのもいるんだが、ろくに使われなかった。果てしなきもの まで強化してやっと実戦級に -- 名無しさん (2017-04-24 10:20:23) - 余りにもカス過ぎてMTGワーストカスレア投票でクリーチャー部門の一位をとってしまったそうな -- 名無しさん (2018-08-03 20:05:24) - なんならタップ状態の森をX個アンタップして+X/+Xしても許される性能 -- 名無しさん (2019-05-19 03:43:44) #comment #areaedit() }