The Spy

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The Spy - (2017/09/07 (木) 10:04:46) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/09/06(水) 15:28:04
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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The Spyとは、エターナル環境のデッキの一つ。

[[リアニメイト>リアニメイト(カードゲーム)]]を用いた瞬殺コンボデッキである。

**デッキの動き
まず、マナ加速カードを使い、黒マナを含む4マナを確保する。

その後、以下のクリーチャーを召喚する。

>Balustrade Spy / 欄干のスパイ (3)(黒)
>クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ならず者(Rogue)
>飛行 
>欄干のスパイが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から、土地カードが公開されるまでカードを公開し続ける。その後、それらのカードを自分の墓地に置く。
>2/3

このクリーチャーのcip能力で、対象にするのは「自分」である。
すると、自分のライブラリーが削られる。






どれだけだって?

&font(#ff0000){ライブラリー全部である。}

さて、このデッキの特徴をもう一つ説明しよう。

&bold(){土地が全く入っていない。}

スパイの効果は「土地がめくれるまでライブラリーを全部落とす」というものなため、ライブラリーに土地が入っていないとその効果が発動した瞬間ライブラリーが全部吹き飛ぶのである。


と、いうわけでライブラリーが空になったら、以下のカードが落ちていることを確認しよう。


>ナルコメーバ/Narcomoeba
>(1)(青)
>クリーチャー:イリュージョン
>飛行
>ナルコメーバがあなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれを戦場に出してもよい。
>1/1

>戦慄の復活/Dread Return
>(2)(黒)(黒)
>ソーサリー
>あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
>フラッシュバック ― クリーチャーを3体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッ>シュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)

ナルコメーバが効果で戦場に戻り、それらをコストに戦慄の復活を唱える。
リアニメイトするカードのパターンはいくつかあるが、最も一般的なのは以下のカード。

>Angel of Glory's Rise / 栄光の目覚めの天使 (5)(白)(白)
>クリーチャー — 天使(Angel)
>飛行 
>栄光の目覚めの天使が戦場に出たとき、すべてのゾンビ(Zombie)を追放し、その後あなたの墓地にあるすべての人間(Human)クリーチャー・カードを戦場に戻す。
>4/6

このカードの効果で、さらに以下のカードをリアニメイト。

Laboratory Maniac / 研究室の偏執狂 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
2/2

Azami, Lady of Scrolls / 巻物の君、あざみ (2)(青)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールするアンタップ状態のウィザード(Wizard)を1体タップする:カードを1枚引く。
0/2


あとはあざみの効果で1枚ドローすれば、偏執狂の効果で勝利である。

**デッキ構築
先述した通り、デッキ内には土地がないため、土地以外のマナ基盤が大事。

そのため、[[ストーム>ストーム(MtG)]] デッキ並にマナ加速手段が積まれる。

コンボを確実に通したりするためのカードとして0マナで使える「契約」サイクルを用いる事も多く、除去なども出来るだけ軽いものしか積まれない。
また、構造上【[[Manaless Dredge>ドレッジ(MtG)]]】や【[[ベルチャー>ベルチャー/Charbelcher(MtG)]]】に構造が近いため、これらのデッキとハイブリッドしたりアグレッシブ・サイドボーディングによりデッキタイプを切り替えることも。


**弱点
墓地対策。また、ストームデッキと同じく1ターンに唱える呪文が多いため、ストーム対策もかなり刺さる。
また、ミラーマッチの場合はデッキの都合スパイを出して対戦相手を効果対象にするだけで勝てるため、完全な先行ゲーになる。

これらへの対策としてもベルチャーへの変形が有効である。


**余談
デッキの決め方が【[[セファリッド・ブレックファースト(MtG)]]】に近いため、「Breakfast Burrito」と呼ばれることもある。

ちなみにPauperでも組まれる。
Pauper版では1枚だけ土地を積むのが特徴。
そのため引き次第ではライブラリーをすべて落とせずコンボが成立しないこともあるが、やはりハマったときの爆発力はPauperの域を超えているため、地雷デッキとして親しまれている。


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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 同じエターナルでもレガシーとヴィンテージでは本当に異なるんだよな Moxenと黒蓮は偉大すぎる  -- 名無しさん  (2017-09-06 16:08:25)
- 編集がかなり雑なんで編集します  -- 名無しさん  (2017-09-07 10:04:46)
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