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銃器関連装備」を以下のとおり復元します。
#CONTENTS

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*サプレッサー

**サイレンサーとサプレッサーは何が違うんでしょう?
サイレンサーは「消音器」
サプレッサーは「減音器」

銃の発射音は完全に消音できないから、サプレッサーが正しい用語。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1020581180
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4791924.html
#right(){(加筆修正)}
発射ガスが多い場合、銃口を出てからも弾丸が加速される事があり、これをジェットエフェクトと言いますが、 
サプレッサーの構造は、これらの高温高圧のガスを筒内にて段階的に拡散する事で 
大気圧との圧力差を小さくし、発射騒音を減じるようになって居ます 
この為、銃口外の発射ガスによる外乱要素が小さくなる為、条件によっては命中精度の向上と言う副作用もあります。
#right{(508:860:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**サイレンサーを装着すると、銃声が消されるのは、どういう仕組みなんですか?
自動車やバイクのマフラーと構造は同じです。
一時的に発射ガスをスペースで、膨張と拡散させ保留することで発射音を下げてます。
#right(){(20:一等自営業 ◆kawD31MU)}

**サイレンサー付の銃って「プシュ」って小さい音なの?
サウンドサプレッサーの効果についてですが、映画のようにほとんど音がしない、
というわけにはいきません。過去ログにもありますが、サウンドサプレッサーは
あくまでチャンバーと外気の圧力差を減らすだけでして、当然のことながら
銃のメカニカルな部分の音は消すことができません。

>それと、大抵は先端に細長い筒状の物がついていますが、あれが消音装置なんですか?
そうです。他にも団子型、ドラム型などもあります。
#right(){(21:605)}
**サイレンサーつけたら命中率って高くなるのかな?
サプレッサーは重量バランスが前方に移動するので、射撃時の安定性に幾分寄与します 
弾道を極力乱さないように工夫されており、また製品によっては初速を向上させるものもあります 
照準が安定して弾道性能が改善する製品もあります。
#right(){(三等自営業 ◆LiXVy0DO8s:一部修正)}

**サイレンサーで質問なんですけど、ねじ込んで装着する物なのでしょうか。
本当のサイレンサー銃は、バレルを延長してその外側にねじを切って装着しています。
サイレンサーはその銃の専用品だと思います。
#right(){(36:980)}
**実銃のサプレッサーって一回使ったらもう使えないんですか?
ノイズ・サプレッサー(消音器)の事でしょうか? であれば、

以前は燃えかすなどが溜まって弾道が変化してしまうため、一弾倉使用後
には外して分解掃除し、また銃に組み付けてゼロイング(照準調整)が
必要でした。現在ではこの点がかなり改善され、ワン・ミッションの間
程度なら、組み付けっぱなし、掃除なしである程度安定した弾着が得られるそうです。
#right(){(50:806)}

**小銃のサプレッサーの先から発砲炎が出ることってありますか? 
減音器(サプレッサー)は構造上、発射ガスの温度を下げ、ガスを筒内に拡散させる事で減音効果を得ているので、 
これを装着した場合は、通常発砲炎が出る事は殆どありません。
#right(){(543:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)} 

**TVなどで殺し屋などが、拳銃の先にサイレンサーを付けますがあれで本当に音が消えるんですか?また、どういった仕組みで消えるのか?
>どんな銃でも付ければ音が消えるのか? 付けた際のデメリットは? 音がしないなら全部の拳銃にサイレンサーを付ければ良いのでは?
銃器を発砲すると薬室内に高圧のガスが発生します。この圧力を利用して
弾丸を飛ばす訳ですが、薬室外との気圧差のため音が発生します。
消音器はこの気圧差を徐々に減らすような仕組みになっています。

消音効果ですが銃のスプリングの音が聞こえるくらいすぐれたものから、
コルク栓を抜いた程度の音がしてしまうものまで色々だそうです。
デメリットとしては重心が前によってしまうため銃をポイントするさいに
問題が生じる、というのがあります。

音は消えません。小さくなるだけです。
一般的には発射ガスの急速な膨張による爆発音を抑えるために
ガスをサイレンサー内である程度拡散させて放出します。車のサイレンサー(マフラー)と一緒です。
デメリットはデカくなる事です。拳銃だと長さが倍以上になります。 

要するに自動車のマフラーと理屈は一緒です。
高圧の燃焼ガスが銃弾を飛ばす力になるわけですが、
そのガスが銃口から出るときには一気に拡散するわけで
そのときに激しく音がします。
その拡散の速度をゆるめることで、
激しい音を静めるのがサイレンサーの役割です。
そういうわけなので銃の性能にはあまりいい影響与えるもんでもないし、
何より取りまわしが悪くなるので「目立ちたくない」というとき以外には使わないもんです。
また音が小さくなるといっても、まったく無音になるわけではもちろんないです。
あくまで「パーン」と目立つ音をさせるよりはマシだろ、という程度ですので。
#right(){(9:145-147)}
北京で微声短機関銃を射撃しましたが、完全には射撃音は
消えません。弱装弾なら、かなり小さくなります。
サイレンサーの構造は安物は、車のマフラーと同じです。
高い商品はマフラー構造が半分、あと半分はガス拡散室に
なっており極細のワイヤーが燃焼して発射エネルギーを
吸収します。つまり極細のワイヤーの交換が必要です。

モサドのヒットマンはサイレンサーを使わず、22口径の
弱装弾で相手の数メートル手前から、目を狙って射撃しました。
100メートル離れると射撃音には聞こえないと書いてあります。
#right(){(9:一等自営業)}

**リボルバーの拳銃にサイレンサーって意味あるんですか?
全く意味はない。
マズルからの発射音は確かに減るが、リボルバーの場合、シリンダーとフレームの隙間から音がかなり漏れるから意味が無い。
#right(){(21:563)}

**拳銃にサイレンサーをつけると、命中精度が落ちる、殺傷距離が縮む、などの副作用はありますか?
サウンドサプレッサをつけると銃の重心が前に移動するため
ポイントするのがやや難しくなります。
#right(){(22:658)}

**5.56x45mm弾を使用するライフルで、サプレッサーを装着すると著しく威力が落ちるのはなぜ?
弾に関係なくサプレッサーを付けると大なり小なり威力と精度は落ちます。
サプレッサー内の燃焼ガス、気流が弾に影響するからです。
>9mmや7mmよりも5mmのほうが著しく威力が落ちるようですが、それは弾の重さや形状に起因するものなんでしょうか。
やはり軽量弾のほうが比較的影響は受けやすいようです。
ただし、どの程度落ちるか数値化したデータを見ていません。
理屈ではそうなる、という事と資料で見た話です。
#right(){(84:530)}
おっしゃっている場合に当てはまるかどうかはわかりませんが、一般にノイズ・サプレッサーを
使用する際には、衝撃波による音の発生を防止するために亜音速の弾丸を使用します。つまり
同じ5.56x45mmといっても、薬量を減らすなどして初速を遅くした弾薬を使用する事が多いのです。

ご存じの通り、小口径弾は高初速によってエネルギーを補っているものですから、亜音速に
抑えられてしまうと、威力は激減します。そこで、ノイズ・サプレッサーを使用する弾丸は大口径、
あるいは特殊な構造や素材で弾丸重量を増やすことによって亜音速でも殺傷力を保つように工夫します。 
#right(){(84:system)}

**サプレッサーって何回か使用すると使えなくなるものなのですか?
古いタイプではけっこうメンテが要りました。ひどいのは一弾倉ごと。
最近のものは(弾薬がまともなら)時々メンテすればいい程度のものになってます。
メンテすれば繰り返し使えます。メンテ不要、ってのはありません。
ここが詳しいから、興味あるなら熟読してください。
http://guns.connect.fi/rs/index.html
#right(){(330:752)}
**サイレンサーでも薬莢を放り出すところから音が漏れちゃう気がするのですけれども
通常弾薬並み亜音速弾薬にサイレンサーを付けただけでは消音効果は限られますし、
スライドの作動音も無視できません。そこで、ガス漏れ防止装置付きのリボルバーに
サイレンサーを付けることが考えられ、その意味でナガンM1895リボルバーなどが 
挙げられることもあります。 

しかし、消音効果であれば、サイレンサーの使用ではなく、消音弾薬の使用がもっとも効果的となります。 
これは火薬ガスを薬莢内に留め、薬莢内のシリンダーの動きで弾薬を射出するものです。 
低威力とはなりますが、発射音は皆無、作動音も極小です。ロシアのS4MやSP-4、アメリカのQSPRなどが有名です。です。 
#right(){(679:system ◆systemVXQ2)}
**サイレンサーがマズルブレーキの役割もあるらしいですが本当でしょうか?
拳銃に限らず、サプレッサーは多少反動を抑制する働きがあります。
反動抑制に特化した仕掛けはマズルブレーキといわれます。
ただし、拳銃の場合は発射ガスのエネルギーは反動の10~15%に過ぎず、
その半分を抑制できたとしても効果は知れています。よく比べてわかる程度でしょう。

逆に高速弾を撃ち出す口径の大きな銃ほど効果は大きくなり、
アサルトライフルでは一般に反動の30%程度、対物狙撃銃などでは50%近くが
発射ガスによると考えられます。これらでは十分有効でしょう。

ただし、完全に発射ガスをコントロールするには重くてでかい仕掛けが必要になりますし、
最大のマズルブレーキ効果を得ようとすると発射ガスを射手に向かって噴き出すことになり、
これはこれで面白くない結果となるでしょう。
#right(){(279:139)}
**ティルトバレルの拳銃に消音機を付けると消音機の重量でバレルの動作に支障が出るような気がしますが、実際はどうなるのでしょうか
サウンドサプレッサー:減音器(消音器)を装着した場合、遊底を固定して射撃するという使用条件もありますが
最新の戦術思想では拳銃等の装備は室内の戦闘などを考慮し発射音を低減して運用するというのがあります
そのため場合消音効果はそこそこで重量の軽いサプレッサー本体を使い、
リコイルスプリングの交換等の対策無しでも半自動で作動させるのが最近の法執行や軍事作戦の主流です。
#right(){(262:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

*照準器
**スナイパーのスコープって少々荒くあっかってもズレないのですか。
固定方式によると思います。普通のウィーバーレールにリングを取りつける奴だと
立て掛けておいたライフルが倒れたりしたら、それだけで狂う事もありますよ。
#right(){(23:499)}
**銃につけるドットサイトってありますが、光点が表示されるのはそんなに実戦で意味があるんですか?
大いに意味はあります。
狙いがつけやすくなるとは思えないそうですが、実際の所はとても狙いやすいです。
別にドットだけで狙うわけではなく、基本はサイトで狙いつつ、ドットで着弾位置が視覚で理解
出来るってのは大きいです。
うーん・・・何か、エアガンででも試せれば、使いやすさが格段に違うのが理解出来るんだけど。

でも、チームなんかで一つの部屋に突入すると、赤い点が人数分、走り回るので混乱する・・って
事で、ドットサイトは公安・軍隊関係では採用されなくなりました。
それでも、個人ユースでは未だに強い人気があります。

余談、というか副作用としては、ドットサイトの赤い点を対象に照射すると、相手にも目で狙われて
る事が理解出来るので、撃つ前の脅しでも大きな効果があります。
#right(){(32:759)}
↑それはレーザーサイトでは?

**片目が遠視(遠くの物は見えるけど近くの物は見えない)で、片目が近視です。
>だから、近視の目でサイトを見て照準を合わせて、遠視の目で遠くの標的を見ることになるんですが
>通常のアイアンサイトの銃を撃つ場合狙いがずれますか?
私は双眼鏡が単眼鏡と同じ画面に見えるくらい左右の視力に差がありますが
サイトを覗いている目がその延長に目標を捕らえることができれば狙いはずれません。
像が2重になったりはしますが。

私は左のみ弱視で普段はその視界をほとんど右に頼ってます。

海外とエアライフルをチョコットの経験しかないですが。狙うことは出来てます。
#right(){(88:860)}

**ダットサイトとリフレックススコープはどこが違うの?
リフレックススコープとは、レチクル照明式の倍率のある望遠照準器の事です
ダットサイトとは、基本的には無倍率の投影式照準器で
リフレックススコープはH&K G36が採用しています。

似たような物でコリメーターサイトがありますがこちらはFNのP90やF2000が採用しています。
#right(){(355:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ダットサイトは、いつ頃どこの国で誕生した(初めて量産化された)ものでしょうか? 
光点投影式のダットサイトが登場したのは1970年代で 
最初期のものはスウェーデンのエイムポイント社のものでした 
原型と言うか、原理的には大戦中の航空機の照準器に遡り 
無限遠投影と呼ばれる光像式照準器の原理を応用したものです 
これは光学的に無限遠の位置にクロスヘアを投影するものでした 
銃器の照準器への応用は投影用のレンズが安価に製造出来るようになった 
70年代からで、初期に量産されたものは集光式で、見通し式ではない 
ARMSON等、両眼照準が必須のものもありました。 
その後ドット投影式のサイトは低価格化、民間にも普及する事と成ります。 

つまり原型としての射爆照準器は既に独逸や英国で量産されていましたが 
銃器に応用されたのは70年代からとなります。 
#right(){(561:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**軍でダットサイトが使われるようになったのはいつごろからですか?
LEDを使うタイプはAUGの低倍率光学照準器が登場してから、
80年代になってLEDの小型省電力化が進んでからですが
同じ原理の光学式照準器はノルデン等で既に実用されていました
また、日本においては照門に線香を立てる穴が空いているものもあったので
ドットサイトの考え方と原理自体は古くからあるようです。
#right(){(313:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

**映画で銃からビームが出ていますがそんな銃本当にあるんですか?
サブマシンガンや、拳銃などに、照準の補助用に、(あくまでも補助です)
ポインターレーザー(赤い光線)を付ける事はあります。
それほど値段の高いものではありません。初めから組み込んであるというより、
後で付けたと考えたほうが良いでしょう。
#right(){(24:812)}
**米軍では小銃に取り付けているM2、ACOGなどの光学照準器は支給されるのですか? 
>また、レイルハンドガードでないノーマルM4は実戦に使用された事はあるのでしょうか。
M2もACOGも制式採用されたものであれば、希望すれば支給されます 
またピカティニーレイルを装備しない標準仕様の被筒(ハンドガード)は 
初期のM4に附属していたので、当然実戦で使用されています。この実戦経験から、 
被筒部分をレイルにしたRIS(レイルインターフェイスシステム)が開発されました。
#right(){(553:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**軍の制式銃には、レーザーサイトは標準装備なのですか? 
普通、大量に装備する制式小銃には余分なものをつけて価格を上昇させたくはないものです。 
レーザーサイトだけならまだしも消耗品の電池まで面倒見るとなるとさらに面倒です。 
レーザーサイトが必要な部署には必要なだけ配備したほうが無駄がありません。 
つーわけでそんな豪勢な事はアメリカ軍でもやってません。 
将来的にオプション用のグレネードランチャー用に 
不可視レーザーで測距機能やらが付いた物は出てくるかもしれませんが。 
#right(){(328:100)}
レーザー照準器は室内での戦闘でも限定された条件でしか有効に使えません 
ですから必要に応じてあとから装着して使うので、標準装備化された軍用銃はありません 
しかしながらコリメーターサイトと呼ばれる低倍率の光学照準器が装備されたものは存在します 
最初に装備したのは英国のSA80(L85A1)でその後AUGやP90、G36やF2000などで採用されています 
この事から照準線を長く取れないブルパップ式の銃でも有効な命中精度を得る目的で考案され 
その後コンベンショナルな小銃であるG36にも採用されている事が判ります。 
#right(){(328:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**レーザーサイトって使うことで相手に場所がばれちゃったりしないんでしょうか? 
レーザーは本来拡散しにくい光線ですから、直射しなければ見えない理屈です。実際には空気中の 
ホコリや煙で散乱されるので、条件次第で見ることができます。このため、赤外レーザーを使って 
赤外暗視鏡で見る、という方法も取られています。もっとも、これも相手が暗視鏡を使っていれば 
同じ事になってしまいますが。まあ、結局撃てばもっとはっきりわかるわけだし。 
#right(){(328:784)}
**「SVDのスコープは赤外線検出機能がある」という記述をよく見かけますが、これは本当でしょうか?
>床井雅美氏の『オールカラー軍用銃辞典』には、「4倍のPSO-1スコープが標準装備され、照準板のクロス・ヘアは、 
>内蔵された小さなランプで照明でき、薄暮での照準を助ける。 (中略)スコープ左側のレバーを操作すると、
>赤外線発光点を検出できる機能ももつ。」とありますが
赤外線暗視装置等の装備は、米国を始め各国とも、戦略物資として 
国外への流出を防止すべく厳重に管理しています 
ですから「実物スコープ」と言う物であればそれは 
民間用の、輸出制限などされていないものである、と思われます。 

仰るようなイルミネーションレチクルを備えた照準眼鏡は 
亜米利加でも日本でも自由に流通しているものですね。 
#right(){(608:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**COMPとかのダットサイトの前にホロサイト付けてる画像をよく見ますがあれはどういう意味で?
>どちらもダットサイトじゃないのかと思うんですが…
ホロサイトはダットの代わりにレチクルが投影されます
ホロサイトと併用するならおそらくそのCOMPは低倍率のものではないかと思います
トリジコンやCOMPは似たような形状でドットタイプと通常の望遠タイプとがあります。
#right(){(319:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**なぜ89式・64式小銃やAKやM16には最初から光学照準機を標準装備しなかったのでしょうか?
>ステアーAUGやL85やG36には最初から光学照準機が付いています。
>光学照準機に比べて昔ながらのアイアンサイトの利点は何でしょうか?安い事だけでしょうか?
最近の光学照準器は耐久性の向上により多くの自動小銃に採用されていますが
アイアンサイトに比較して調整方法が複雑で故障の際の代替手段の限られています
そこで多数のアクセサリーレールと折り畳み或いは脱着式のアイアンサイトとの組み合わせが考えられています
また最新コンセプトのF2000では擲弾発射機の簡易照準器も兼ねるような高機能のものが実用されており
光学照準器とアイアンサイトのメリットデメリットは相殺されつつあるのが現状ですね。
#right(){(307:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**玩具銃に本物のスコープ付けたら性能上がりますか?
実銃用の光学照準器は構造上調整範囲が狭い上に 
玩具銃の射程は短すぎてマウントの角度で微調整しなければ成らないですよ 
見た目を重視するのでなければ玩具銃専用のそれっぽい物を装着する方が実用的です。 
#right(){(296:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ブルバップ化してなくスコープが標準装備(G36とかXM8など)の突撃銃のスコープは無倍率なのですか?
AUGやG36が装備しているものはコリメーターサイトと言って
低倍率でなおかつ明かり(電源)の要らないサークルレティクルのようなもので照準します

不名誉な理由で有名な(w)SA80(L85A1)のSUSATサイトが有名ですが
飽くまで、照準線の短いというブルパップ方式の欠点を補うべく採用されました。
#right(){(283:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}


*銃剣

**銃剣って、今でも使ってるのでしょうか?
各国とも使ってるみたいですよ。イギリスのL85でさえ着剣できますし。
ただ、本来の目的よりは、「頑丈で便利な刃物」として利用されること
の方が多いのではないでしょうか・・・
#right(){(20:ちゃぎ)}

**村田銃の銃剣って全長70㎝くらいだったらしいけど(初期)、これって本当に使えたのですか?
日本刀の太刀って言うのは2尺以上(1尺は約30cm)の物を指します。
1~2尺の物は脇差、1尺までの物を小刀と分類します。70cm(二尺三寸)というのは、標準的な太刀の長さかな。
 西洋は騎士フェンシングの歴史があり、銃剣も刺殺を主目的とする針状のものでした。
銃とともに銃剣を輸入した軍は、剣道に馴染んだ日本人にも使いやすい様に、刺すだけでなく
振り下ろしたりなで払ったりしても使えるように「日本式銃剣」に改良したと云うのを読んだ覚えが有ります。
 近代の軍としては珍しく、日本陸軍は銃剣道を重要視しました。おそらく「刀は武士の魂」
という感覚が強く残っていたのでしょうか?ロシア人や西洋人に比べて体格の劣る日本兵では、
リーチの関係上銃剣突撃時は不利という見方がありました。其れを補うべく、長めにしたのでしょうか?
#right(){(21:フェチ)}
村田銃の銃剣の長さは、当時の世界標準に従ったものです。

 19世紀末から20世紀初頭にかけての銃剣の長さが長いのは、
歩兵の火器の能力が低かった19世紀初頭のナポレオン戦争の頃までのなごりです。

ナポレオン戦争の頃までは、密集隊形をとった歩兵同士の戦闘や、特に騎兵の突撃に対抗するための密集隊形時に、
「槍ぶすま」的な状況を作ることが重要視されていたようです。
結果、銃+銃剣の長さは、乗馬兵に脅威を与えるだけのものが必要となりました。

 その後、火力の発達等により、歩兵の密集隊形による戦闘が時代遅れになっていくのですが、
多くのヨーロッパ諸国軍は白兵の威力にこだわっていました。

当時の世界の先進国であるヨーロッパ諸国が、このことの誤りに気づくのは、
1914年から1918年の第一次大戦で、膨大な人名の損失の結果でした。

この第一次大戦で、もっとも損失の多い塹壕戦を本格的に経験した諸国軍は、
教訓により銃剣の長さを短くするようになります。
#right(){(21:愚考)}
**現在でも銃剣突撃を実戦で使ってる国ってどこがありますか?又、これからの時代でも銃剣突撃は使われますか?
敵が銃弾を使っている限り、銃剣突撃はてっとりぱやい自殺手段に過ぎません。
暗視装置が発達し、自動火器が当たり前の現在、中国陸軍といえども銃剣突撃は単に士気鼓舞、幹部満足、来賓接待のための体操に過ぎません。

逆に言えば、暗視装置などなく、自動火器どころか火器銃弾すら満足に行き渡って
いない戦場であれば、銃剣突撃もまた一興かと思います。もちろん、どんな戦場にも
男の浪漫で銃剣突撃と叫びたがるドキュソはいるものですが。
#right(){(5:626-628)}
銃剣道に関してはガイシュツだが、一応簡単に。
銃剣戦闘を重視しているか否かは国による。
日本は先進国中もっとも銃剣戦闘を重視しているし、アメリカもそこそこ重視してる。
(アメリカの場合は銃を使った格闘術といったほうがよい)
対して、英・仏・独・などはほとんど重視していない。
あるにはあるけどね。世界的に銃剣戦闘は
歩兵戦闘の技術の中ではかなり小さくなりつつある。

実際に銃剣戦闘があり得るか、というとあり得るのはたしかだが、
銃剣でなくともナイフを使った格闘術とか、代替技術がある。
#right(){(39:144)}

**今時銃剣って役に立つのかな?
最近では銃剣に万能工具的な要素を持たせたものが多いです。
(缶切り・栓抜き・ワイヤカッターetc…)
多目的な用途でのツールと考えた方がいいんでしょうね。
#right(){(43:970)}
白兵戦になって敵味方が入り乱れた時に自動火器を使うと誤って味方が撃たれたり
跳弾で負傷したりする。
この場合には今でも銃剣やスコップが有効。
また刃物は相手に心理的な効果を与える事もできる。
#right(){(43:975)}
無いとは言いきれないのでどこの国の小銃にも銃剣はつけられるようになっていますし、
銃剣道はあります。で、最近は対テロでCQBにおいて銃剣の重要性が見直されて来ています。
で、普通の戦闘ですが…ほとんど必要無いようです…。
#right(){(95:410)}
南北戦争の時代でも銃剣でやられた兵士の割合はコンマ数パーセントだよ
#right(){(95:414)}


**銃剣格闘ってどういう練習するの?
空間訓練(形)、約束訓練(殺陣)、仮標訓練(藁苞を突く)、
訓練棒訓練(教育者の棒の先を的にして突いたり殴ったり)、試合教習、試合
#right(){(85:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)}

**銃剣で37回刺されて、一度も致命傷を食らわない確率は?
自分にナイフを刺すことを考えると痛いのは分かると思うけど
それを37回やるとどうなるか位は大体想像が付くと思われ。
しかも相手が殺そうとしている以上致命傷は避けられないような機がします。
#right(){(88:428)}
どういう状況かは知らないが、銃剣で37回も刺すはずがないと思われ
#right(){(88:431)}
リストカッターの自殺死体なんかの場合、検視ではためらい傷もカウントするので
「手首付近10箇所を切り」なんて当たり前に出てくるし、刃物を振り回したケンカの場合
相手がちょっと抵抗すればたちまち訴状に「腹部など20箇所以上を切りつけ」と表現される
その妊婦は当然抵抗しただろうし、ちょっとした切り傷もカウントすれば「30箇所以上刺され」と
表現されても全然おかしくないよ
#right(){(88:518)}

**映画「鬼が来た」で日本兵が中国人に円から出るなと言って、その地面の円を書くために38式に付いた銃剣を使ったことが解せないのです。
銃剣というのはその程度の事ではびくともしません。
というより日本の銃剣には元々刃は付けておらず、使用する直前(突撃の前)に
砥石を使って先端の三分の一ほどに刃をつけます。
全く作りが違いますからくれぐれも日本刀と勘違いしないように。
#right(){(93:249)}
しません。しても気にしません。
刃こぼれが気になるほど良く切れるモノでもないし、刃こぼれするほど薄く刃を付けるモノでも有りません。
#right(){(93:251)}

**テレグラフの記事に、英国陸軍がL85の銃剣で戦闘をした、と書いてありました。
>しかしL85ではかなり戦いにくいのではないかと思ってしまうのですが、それ以前にいったい
>銃のどこを持って銃剣戦闘するのですか?やっぱりグリップとハンドガード部分?
銃口に被せるタイプの銃剣を装着し
普通にハンドガードとグリップを保持して、銃口を突き出す様にして突きます
コンベンショナルなライフルと比較して扱い難いですが、英軍では銃剣格闘を重視しています
これは主に士気高揚の為にするもので、過去に銃剣突撃で突破する戦法が主流だった頃の名残です。
#right{(353:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**銃剣格闘をしている場合、引き金を引いていなくても銃が暴発してしまうことはあるんでしょうか?
絶対ないとは言わないけど、それが頻発するようならその銃は明らかに欠陥品か欠陥設計だ。
#right(){(476:615)}
**銃剣の意義は、銃と長柄武器(槍など)を両方持つよりもかさばらなくてよい、ということでよろしいでしょうか?
近接戦闘を想定した場合、銃を棍棒として使うとその後の戦闘に差し支える故障を招きます
そのため銃剣を装着し、破損し難い近接格闘武器として使えるように考えられました。

また、小銃の先端に刃物を付ける事により、突撃時の士気高揚と威圧感の付加
突撃される側が本能的に恐怖を感じ萎縮すると言う二次的な効果も重視されています
実際銃剣突撃で血路を開いた戦訓も多数あり、それは現代に於いても変わりないようです。
#right(){(353:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

**自衛隊では銃剣術の訓練はないの?
>「ここが変だよ自衛隊!」では著者が,銃剣道の協会があり,段位も決められていて銃剣での試合の勝負は,上官の出世に影響すると書いてありましたが?
自衛隊が体育科目としてやってるのは,陸軍戸山学校で日本古来の「槍術」などを元に研究開発された「銃剣術」を元にスポーツ化された「銃剣道」 

昔は戦闘行動の一環として,突撃後の陣内戦闘で藁人形をブッ刺す訓練もやったけど,機動戦が重んじられる様になり、軽視されていた。 
近年、市街地戦闘・ゲリコマ対処などから銃剣の活用が見直されつつある。 

戸山流武術なんて昭和30年代から名乗り始めたもので、古来のものではない。
#right(){(軍事板wikiFAQ作成本部3:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)}

**自衛隊以外で銃剣道が出来るところってありますか?
国士舘大学
#right(){(自衛隊板初質スレ13:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)}
銃剣道場とか柔剣道部で検索するとイパーイ出るよ。 
国体競技ですから。
#right(){(自衛隊板初質スレ13:00 ◆006GeuzoVE)}

**旧日本軍で軽機関銃に銃剣をつけていたのはなぜか
>射撃時に銃(軽機)が安定して命中精度を上げるための重りとして付けたんじゃないのか?

銃剣を装着する事で命中精度が向上したのは副次的なもので
設計時に意図したものではないようです

当時の日本軍は、小火器全てに着剣装置を取り付け、
銃剣突撃に備える、と言う運用思想だったのです
軽機関銃と言えど、携帯火器なので当然の如く銃剣が付けられました。
#right(){(378:503)}
**火器がww2より比べられない程発達したにもかかわらず銃剣を装備している軍隊が殆どだそうですが
今の銃剣は銃剣としてだけではなく、鞘と組み合わせて
ワイヤーカッターになったりと多目的ツールな意味合いもある。
他は地雷探しに使ったり、ただ単に刃物として使ったり。
ほれ、良く言うでしょ。馬鹿とナントカは使いようって。
後は銃剣突撃の訓練は士気高揚の効果もあるんだそうな。
湾岸の時に英軍がL85に銃剣つけてやってたのを何かで見た。

銃剣の用途。塹壕のクリアもある。
正確には敵兵の死亡確認。こっちの攻撃で殲滅した塹壕やバンカーを通り過ぎて前進する際、
転がってる敵兵が死んでいるかどうかを確認するため、銃剣で突き刺す。
いちいち撃ってたら弾がもったいないし、敵の銃撃と勘違いする味方も出てくる。
といって一見無傷なのを放置して、後ろから撃ってこられたら大迷惑。
フォークランド戦争や湾岸でもこの用途で銃剣が活躍したらしい。

治安維持とかのときにも銃剣をつけてるのとつけてないのでは威圧感がぜんぜん違う。
どうせ撃たないだろう、と銃持った兵隊は侮っても、刺されたら見るからに痛そうな銃剣のほうが効果があるそうだ。
#right(){(334:686,717,719)}
**ナポレオン戦争くらいの銃剣は形が変で付いている向きも今と全然違うのは何で? 
スパイク型銃剣って言って、簡単に作れてとりあえず敵にぶっ刺せればいいって用途なんであんな形。 
今は多用途ツールとしてナイフ型の銃剣が一般的だからスパイク型は廃れ気味。 

付いている向きが違うってのは横向きに付いている事かな? 
それは銃身の上側には照準が、下側には槊杖(さくじょう)を収めるための穴があるからその向きで取り付けるようになってる。 
後装銃になると槊杖が不要になったから下向きに付けるようになった。 


昔の銃剣は正に「突く」だけのものなので、それ(突き殺す)専用の形をしてる。 

今の銃剣は汎用ナイフとしても使えることをある程度考えてるので、突くための 
剣、というか「槍の穂先」よりは「万能刃物」としての形状になってる。 

銃剣が銃口の下に来るタイプの装着法は「突き」の軸線と剣先が多分にずれるので、 
特に銃身がやたら長い時代には不都合だと考えられ、銃口の横にくるような装着法の 
銃剣もあった。 
でもこれだと隊列組んでる時には邪魔くさいので、結局下に装着するのが主流に。 

ちなみに銃口の上側に装着する変な? のも現代にはあったりする。 
#right(){(604:589-590)}
**拳銃用の銃剣というのを見たんですが、意味あるんでしょうか?
銃剣のようなモノは民間では所持できませんし、銃器に装着する事も禁じられています
これは日本は元より米国に於いても同様ですが
拳銃用の銃剣はチェコのセスカソヨブロヨフカ(CZ)が兵器ショーでデモ展示した物が
日本でも雑誌で紹介されていました、近接格闘を想定した装備のようですが
銃は銃、ナイフはナイフで使う方が合理的であることに変わりはありません
見た目にイカツイので面白いですけどね
似たようなコンセプトで「ストライクガン」と言うのが有りますが
そちらの方が格闘拳銃としては理に適っていると思います。
#right(){(319:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**銃剣の峰にぎざを入れて鋸状にしたものは殺傷力を高めるためですか?
銃剣の峰にぎざを入れて鋸状にしたもの(saw bayonet)は、その通り、鋸として使用するためです。 
野営や擬装のために小枝や木を切ることは良くあるため、使いやすくするために行われた工夫で、 
複数の国が一部部隊に支給していました。土を掘りやすくするために、シャベル状に広くした銃剣まで 
ありました。 

一次大戦でも、ドイツ軍の一部にこの銃剣が支給されていましたが、これを装備したドイツ兵を英国兵が 
惨殺したため(イヤな形の銃剣を持っているので)、1917年にドイツ軍が支給をやめた経緯があります。 

現在では、そのような事情はなくなったので、道具として使いやすいよう、ギザが入っているわけです。 
#right(){(672:system ◆systemVXQ2)}
**アサルトライフルに銃剣つける利点ってありますか?
銃剣のような刃物は、銃そのものよりも威圧感がある 
銃を使う程でない市民の暴動とかを、その威圧感で未然に防ぐ効果がある 
正規軍相手でなく、非対称戦で有効 
着剣せずにナイフとして使ってもいい 
遠距離からお互い射撃しあっても決定打にならないが、さすがに目の前で銃剣突きつけられたら手を上げる
#right(){(俺初質スレ2049:265)}
**銃剣術って実戦ではあまり意味無くないですか?
軍隊はあらゆる訓練に実用性を求めているわけではない 
銃剣術の最大の眼目は「至近距離の敵と戦う勇気」を養うことにある
#right(){(俺初質スレ20501:961)}
>だったら徒手格闘やナイフでもいいんじゃない?
胆力養成のために徒手格闘やナイフ戦闘の訓練をやってる国もあるよ 
ロシアや中国、北朝鮮辺りが有名だね 
銃剣術を選ぶか徒手格闘を選ぶかは文化の違いとしかいいようがない
#right(){(俺初質スレ20501:965)}
殺害対象と距離を空けられる武器ほど使用者の心理的負担は少なくなるわけで 
素手やナイフで相手を殺すより、着剣した小銃で刺すほうが楽だよ 
『戦争における「人殺し」の心理学』でこのへん解説してたから暇なら読んでみ
#right(){(俺初質スレ20501:966)}


*その他
**アメリカ軍、戦車部隊で拳銃はどのようなホルスターに収めているのでしょうか?
WW2頃までは普通にピストルベルトにホルスターをつけて
腰につっていた。
しかしこの位置ではどうにもじゃまだということで、
ショルダーホルスターに変わり、左胸に装着するようになった。
#right(){(80:142)}

**共産圏の銃のマガジンがバナナみたいな形状をしてるのは何故なんでしょうか?
別に共産圏に限りませんが。
薬莢込みの弾の形状の都合です。
#right(){(86:266)}
薬莢に先細りのテーパーが付いてるから多弾数の弾倉は
多少の差こそあれ皆バナナ型。
#right(){(86:267)}
M16も、30発入りの大型弾倉はバナナ型。
AKシリーズは、小口径化されてから、弾倉の湾曲が小さくなった。
これは、薬莢のテーパーが小さいためのようだ。
#right(){(88:100)}
確実な給弾を実現する上では極力ストレートにした方が設計はたやすい。
だが、取り回し(特に伏せ撃ちする時)を考えると、弾のテーパーを生かしてマガジンを曲げて短くしたい。

当初20連の使用しか考慮してなかったM16は真っ直ぐなマガジンの使用を前提に設計されている。
だから、後から採用したM30連は、緩やかなバナナではなく、途中から急に曲がるのです。
(そうしないと、まっすぐな20連と互換性が無くなる。)
#right(){(88:103)}
収める実包、銃弾と薬きょうの形によります。
AK47の実包は、弾頭部分が長く、下からバネで押し上げるマガジンの場合、バナナ方のほうが詰まらないようです。 
#right(){(88:880)}

**よく射撃訓練のとき耳栓をつけてますよね。あれは耳を痛めない為なんですか?
実際、銃声で耳をやられる兵士は多いです。
#right(){(91:310)}

**コーヒーミルの機能を持つ銃(?)というのは存在したのでしょうか? 
コーヒーミルの機能、と言うのは、ホッパー式の給弾機構を持つ自動火器の事ではないでしょうか 
これは裸の弾薬または弾倉をホッパーまたは弾倉受けにセットし、自重と手動ハンドルによって装弾機構に装填させて動作するものです 
初期のガトリング砲などがこのような機構を採用しておりコーヒーミルと呼ばれました。
#right{(519:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
いや、本当にあるんですよ、コーヒーミルの機能がある小銃が。 
「世界のミリメシを実食する」で紹介されてるんですが、南北戦争中にライフルメーカーの 
シャープ社が銃床にコーヒーミルを仕込んだ小銃を実際に製造してるんです。 
ハンドルを横に差し込んでこりこり回すと豆をひくことが出来ます。 
http://www.nps.gov/spar/historyculture/images/Sharps_crank.jpg
#right{(519:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)}
**ピカティニーレールについて
>狙撃銃のような高度な精度が求められない突撃銃や拳銃において、銃を野外で使用中に必要に応じて光学照準装置や
>レーザー照準装置を付けたり取ったりしても、 その都度調整する必要はない。という認識でよろしいでしょうか? 
ピカティニーレールは、取り付け位置が前後しないよう、それぞれの溝に番号が振ってあります 
そのため少なくとも接眼レンズの焦点距離等の狂いは最低限度になるように工夫されています 
また仰る通り、精密狙撃用の照準器でも無い限り、着脱による誤差は実用上無視出来ます。 
#right(){(565:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**狙撃銃などで発射時の”発光”をさせない(しにくい)工夫があるものは存在するのでしょうか? 
発砲時の発射炎を低減させる方法は幾つか有りますが 
前出の通り銃身長を長く取ってマズルブラストそのものを小さく抑える方法と 
高性能の消炎制退器(フラッシュハイダー)を装備して、目立たなくする方法 
減音器(サプレッサー)を装備して発射ガスの拡散を遅延する方法とがあります 

また逆に発射炎と発射音を故意に前方に指向し、威嚇効果を求める事もあります 
最近、近接戦闘用の小銃によく装備されるNOVESKE(ノベスキー)ハイダーや 
同様の機能を持ったラッパのような形状の消炎器もあります。 
#right(){(559:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ライフルに紐をつけてかついでるのをニュースでみたことがあるんですがあれってなんですか?
負い紐(スリング) といいます。 
>紐が三本四本あったと思うんですがどういう構造になっていてどういう風にかついでるんでしょう? 
多分平紐だね。3本4本というのは見たわけじゃないのでわからないけど、通常の歩兵用のが
平紐一本なのに対し、山岳兵がスキー行軍する場合に二股に分かれて背中に垂直に背負える物は存在します。 
この程度、いくらでもバリエーションは展開できる物なんで、そんなのは実在しないとは絶対に言えないし。 
私の手元にあるのは、ベレッタのオプション用品で、平紐がジッパーで縦に裂けるように工夫してある。 
銃はせいぜい3キログラムなので、バックパックみたいな念入りなパッドがなくても平気だけど、長時間
背負うのはやはり疲れるのと、銃だけじゃ野山は暮らせないのでバックパックも必須。 
楽をしたければ、バックパックの背負った胸にぶら下げる。 
#right(){(582:134,180)}
**拳銃用のホルスターみたいにアサルトライフルとかショットガンとかマシンガンとか用のホルスターもあるんでしょうか? 
>ぐねぐね曲がった曲刀みたいな鞘にはいりそうなかんじじゃない刀剣類とか二メートル近いバスターソード?
>みたいな剣って戦場までどうやって持ち運ばれたんでしょうか? 
ライフルショットガンなどは 
ソフトケース、ハードケースなどにいれて携帯しますが 
通常はスリングで背負うだけです。 

グネグネ曲がった曲刀というのがあんまり実用されないですが 
ショテールなどはそのままベルトに引っかけたようです。 
バスタードなどは馬の鞍に括るか背負って引きずる 
戦国時代の足軽のなが~いやりなんかもずりずり引きずって移動 
#right(){(587:530)}

**ピカティニー・レール等、銃に取り付けるレールについて質問させてください。 
>①銃の製造段階からレールが取り付けられていればともかく、89式小銃のように後からレールを取り付ける 
>場合、レールを銃にどうやって取り付ける・接着させるのでありましょうか? 
>②レールの取り付け部分が銃被筒部の上下左右に及ぶと、 
>http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/b/bd/Hk417.jpg 
>こうなるようです。被筒を長時間持った場合、レールをつけていない場合と比べて手が痛くならないものでしょうか? 
①・・・例えば89式の場合には、被筒内部にレイル取り付け基部を設置する事で 
    アンダーレイルの装着が可能になっています 
    その他の銃では、被筒(ハンドガード)部分をレイル装着に対応したものに交換します 

②・・・レイル部分を保護し手を添える為の樹脂製のカバーが何種類もあります 
    形状についても、レイルの全長をカバーするものから、一部分を被うもの迄 
    様々なバリエーションがあります。
#right(){(590:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**これってどんな原理なんですか? 
>http://www.firearms-safety.com/indexa.php
弾丸を何度も跳弾させる事でエネルギーを拡散し、吸収するような構造に成って居る 
「スネイル」と言うものが、これよりも相当大型ですがあります 
この製品も同じような原理で、弾丸の運動エネルギーを拡散させて受け止めているようです 
詳しくは企業秘密でしょうからこれは想像ですが、数枚の防弾鋼板を組み合わせて 
射入口から弾丸が出てこないようなトラップ構造を取っているようですね。 
#right(){(593:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

**狙撃のときに使う銃を安定させるためのサンドバッグは何で出来てるんですか?
>日本でも買えますか?
あれはスナイパーバッグとか言われる物で、狙撃手が単独で任務に就く場合の装備が詰め込まれた袋です
これは狙撃用のベンチも兼ねるように枕状になっています、ミリタリーショップでも複製品等が手に入るかと思いますが
ナイロンのバックパックを代用する事も出来ます、要は委託する為のカタマリがあれば言いのです。
#right(){(330:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s )}
**M16にも付いてる、二つの弾倉を一つにつなげる器具の名前ってあるんでしょうか?
>仕様用途と構造についても教えてください。
マガジンクリップ。
>あれって、二つの弾倉を同時に読み込んでるわけではないんですか。
マガジンクリップは単に金具で複数の弾倉を繋いでるだけで、
弾倉そのものが繋がってるわけではない。
#right(){(330:582,587)}
**ライフルについてるグレネードって反動凄いんですか?
現在、40mmグレネードには二種類の方式があります 
一方はHigh-Lowプレッシャーシステム使った、発射反動が小さく 
射程が300mのもので、従来からあるM203等に対応したものです 
もう一方は40mmハイプレッシャー弾で、グレネードマシンガンの為に開発されたもので 
射程が拡張し、また自動装填機構を動作させる為の反動を得たものです 
M203等の旧来の携行式発射機はこのハイプレッシャー弾に適合しておらず 
誤って装填すると、過大な反動により射手は転倒したりします。
#right(){(596:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**スネイルマガジンって何のために作られたんですか 
>そんなことに拳銃使うならサブマシンガン使った方が良いような
拳銃しか武装が持てなかった砲兵などが、最大限の火力を保持する目的で 
拳銃用の大容量弾倉は発明されました。 
また、自動拳銃を全自動で発射するような改造をした場合、純正の八発では 
すぐに撃ち尽くして仕舞う為、その対策としての側面もあります 
戦場では沢山の弾丸を一時に撃てる事は、とても大事な事なのです。 
#right(){(598:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

**フォールディングストックってなんで第2次世界大戦の小銃には採用されてないんでしょ? 
>切り詰めたり分解してがたつかせるならストックをステンガンみたいにして折れるようにすればいいのに 
フランスの小銃に銃床をアルミにして折り畳めるようにしたのがあったけど 
強度不足で壊れやすい上白兵戦時に人をドツけなくなるので使い勝手がとても 
悪かった。 

他にもストックだけ折り畳めるように試作したのはいくつかあるけど、どれも 
折り畳み部のガタを解決できないので上手く行ってない。 

第二次世界大戦の頃は 銃剣と一体になって、敵兵と白兵戦をすることがまだまだ考えられていた。 
だから、リーチが長くて頑丈なほうが都合が良かった。 

第一次世界大戦のような塹壕内に乗り込んでの戦闘で、今の突撃銃のようなものが出てくれば 
分からなかったろうけど、第二次世界大戦当時に突撃銃や自動小銃を採用したのはドイツやアメリカくらい。 
ドイツでは行き渡っていない。そして、当時はサブマシンガンもかなり使われていたから、閉所戦闘やとりあえず 
近距離で弾幕を張るなどの場合はこっちを使える。 
#right(){(601:216,217)}
**バックパックから弾帯を引っ張り出してる動画ですが、専用の物があるんでしょうか。 
>http://www.youtube.com/watch?v=kC8S3COqNzw&feature=rec-HM-r2 
>この動画の3:50あたりにでてくる装備について詳細を教えて下さい。 
これはPKM機関銃の背嚢内蔵型の大容量弾倉のようですね、 
良く見ると銃本体にも箱型の弾倉が装備されているのがわかります。 
これはPKM機関銃を、移動しながら長時間持続して射撃するための装備で、 
背嚢の大部分に連結された弾帯が収納されています。 
これは自動火器を携帯性・軽便性を重視する露西亜独特の装備で 
1000発から2000発程度の容量を持って居るようです。 
米国などにも似たような装備はありますが、車輌用や据え付けて使用するもので 
大きな弾薬箱に交互に折り重ねるようにして数千発に連結された弾帯を収納しています。 
#right(){(602:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**自動小銃では30連マガジンが多いですが、弾を自動で込めてくれる機械等がないと、携行する全弾倉を毎回自力で準備するのは、結構手間がかかる作業ではないでしょうか。 
「装填補助用具」と呼ばれる、弾をある程度まとめて束ねて 
弾倉に押し込める器具は大概の銃のオプションにある。 

昔のSMGのようなやたら長いストレートマガジンだと、これを使わないと 
最後の方ではフォロワースプリング(弾を弾倉内から押し出すスプリング) 
が固すぎて手力では弾が詰められないものも。 

特に軍隊では、これらの装填補助用具を使わないで弾倉に弾を込めることは、 
弾倉内の弾の揃いが不揃いになって装弾不良の原因になるため、禁止している
ことが多い。 

(もちろん戦闘中に「弾も弾倉もあるけど器具が無い」とかなったらそんな 
 ことは言ってられないけど) 
映画「プライベート・ライアン」で有名になった 
「弾倉をポーチから出したらまずヘルメットにぶつけてコンコンと軽く叩く」 
は本来はこの不揃いを直すためのもの。 

機関銃用の弾帯(ベルトリンク)は弾帯に弾を詰めるための機械がある。 
ほとんどはハンドル廻すなどの手動で、機力でやってくれるものは少ないけど。 

上で書いてあることに関連するが、弾倉内にいっぱいまで弾を詰めて 
フォロワースプリングを最大限に縮めると、スプリングが弾を送る力が 
強くなりすぎて作動不良の原因になる。 
また、フォロワ(弾倉内でスプリングに押されて弾を押し出すトレー状の 
部品)がちょっとでも引っかかると当然弾が出ないので、弾を限界まで 
詰め込んでフォロワを限界一杯まで下げるとやはり装弾不良の原因になる。 

なので弾倉にはスペックよりも数発少なく装弾するのがベテランのたしなみ。 
ただし、それを忘れると(あと*発残ってるから・・・)と撃てるつもりで 
「・・・あれ?」 
とかいう事になったりもするけど。 

尚、マガジンに詰める弾を規定より減らしても、「撃てる総数」が減るだけで、 
「*発目が出ない」という事にはならないから、空撃ちにはなりません。 
#right(){(603:718,720)}

**スナイパーは銃にはなんのカモフラージュとかもしないんでしょうか? 
実際の戦闘では、ちゃんと銃にもテープを巻き泥を塗ったり草を模した布を被せたりして擬装します。 

ちゃんとこういうふうに擬装する。 
http://gigazine.jp/img/2009/02/16/silent_assassin_rifle/silent_assassin_rifle.jpg 

あと、狙撃銃で一番目立つのはスコープのレンズ面が光を反射することなので、 
KillFlashと呼ばれる反射防止用のアダプターもあり。 
http://www.ecargoexpress.com/ProductImages/airsoft/optics/ACOG4xTemp/KillFlash2.jpg 

こういったものです。 
http://www.patriotfiles.com/forum/imgcache/11552.png 
http://www.ghilliesuitplus.com/highres/Current-Products/rifle-wrap/Rifle%20Wrap-Mossy.jpg 
また樹脂部品を着色することもできるので、迷彩を塗ってしまうという手もあります。 
http://www.airsoftcanada.com/gallery2/main.php?g2_view=core.DownloadItem&g2_itemId=3010&g2_serialNumber=2 
#right(){(620:194-199)}
**フラッシュライトやらスコープやらをつけたハンドガンはどうやってホルスターに収めるんですか?
フラッシュライト等の付属品が装備された状態で保持する装具がちゃんとあります
タクティカル・ホルスター等と呼ばれるものですね。
#right(){(319:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}

**使い終わったリボルバー用のクイックローダーや空になったオート用のマガジンはどうするんですか?
クィックローダーはポッケに仕舞います
エンプティ(空)マガジンも出来る限り回収します
勿論戦闘中でそういった余裕が無い場合は
後続の邪魔にならない様にします。
#right(){(317:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s )}
癖になるから使ったクイックローダは捨てろ、って教える人もいますね。
生死の瀬戸際にもつい癖で・・・ってことらしい。
>実戦で、競技ほどマグチェンジとかのスピード気にする必要あるの?
実戦だったら意味の無い行為を練習の時でもするな、という意味らすぃ。
#right(){(317:492,514)}
**ヘリカルマガジンって装備してるのBIZONぐらいしかみないけどなんか嫌われてるの? 
>昔はキャリコのがあったけども・・・ 
キャリコ式の「ヘリカルフィードマガジン」とバイゾン式の「ヘリカルマガジン」は 
外見以外は全く異なる装弾方式となっています。 
ヘリカルフィード式は、螺旋状のガイドで仕切られたケーシングと星型の回転子とで成り 
回転子の回転によりフォロワピースとガイドで弾丸を装填位置まで送り出す、と言う 
アメリカンアームスがパテントを持って居る機構ですが、一方のバイゾンで採用された 
ヘリカルマガジンは、従来型のスプリングとフォロワによるオチキス方式のものを 
螺旋状に配置したもので、キャリコ式の特許には触れない、スネイル(かたつむり)マガジンの一種です。 

追記しますと、ヘリカル式は弾倉一本あたりの装弾数が大きく確保出来 
また銃の突起を小さく抑え、弾倉を装着した、使用状態での上下のサイズが小さく 
伏せの姿勢での射撃に都合が良いと言うメリットがありますが、反面 
大容量であるが故に、寸法そのものが大きく嵩張ると言う欠点も同時に持ち合わせています 
したがって、同様の設計思想であるP90共々、限定された用途でのみ有利なので 
従来型のストレート、あるいはD型C型よりも普及しにくく、主流には成れないでいます。
#right(){(623:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**ライフル・グレネードとグレネード・ランチャー・アタッチメントのメリットとデメリットを教えてください 
ライフル・グレネード:炸薬量多め、破壊力大きめ、精度少なめ。 
グレネード・ランチャー:威力控え目、精度と有効射程多め。 

したがって、対車両などに使う場合は、同じHEATでも径が大きく、貫通力の強い 
ライフル・グレネードの方が効果的(当たれば)。 
#right(){(315:681)}
**M203グレネードランチャーはM16以外にも装着できますか?
M203は、「あらゆるアサルトライフルに適合できる」として様々なライフル用のマウントアダプタが 
必要に応じて作ることができるとされ、対象にはAKファミリーも含まれています。 

実際にM16ファミリー以外のライフルに向けて採用されている例はそれほど多くありませんが、 
イスラエルは小数ですがガリルにも装着していましたし、スウェーデンがG3(制式名AK4)と後継の 
FNC(AK5)に取り付けていました。 
オーストラリア軍やアイルランド軍のステアーAUG+M203のように、見た目にはちょっと無理矢理感 
漂う装着例もあります。 
#right(){(314:609)}

**二脚の存在する意味がわからないんですが
>もし二脚の足の部分が単に折りたためるだけなら、移動している目標を撃つ時や標的を変更するときには足を含めた銃の前半部を持ち上げなきゃならないですよね?
二脚架台の存在意義は、銃の重量を地面で支える事によって 
射撃時の安定性を増し、長射程での命中精度を高める事にあります 
構造的には銃を支える事が出来れば、可能な限り自由度を持たせ 
制圧射撃の射線を容易に変更出来る様に考えられて居ます 
大抵は銃身またはその近傍を軸に回転する様に作られており 
また前後左右に自由度を持つものもあります。 

最も簡易な構造のものは洗濯バサミのような形状で銃身を挟む 
緊急用に考えられた二脚があります。
#right(){(639:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**三発制限点射が装備された殆どの小銃に二脚があるというのは本当ですか?
>私が知っている「小銃に二脚がある」のは、日本と、スイスと、イスラエルだけですが?
>また89式やG36のようにバイポッド(二脚)をアサルトライフルに付ける意味ってあるんでしょうか? 
折角なので説明致しますと、M16A2と89式小銃は、明確に設計思想の違いがあります 
至極簡単に言うと、M16A2は攻撃用、89式小銃は防御用と、大きな違いが有り 
この他、G36、SG550、FA-MAS、ゴリルARM、と共通した用途の小銃は多数ありますが 
その殆どは、簡易陣地に於いて自動小銃による火力防御を目的とした運用を主としています。 

M16A2モデルは、歩兵のパニックシュートによる弾薬の浪費を抑える目的で装備され 
この種の装備としては過渡期のものとなっています、それが証拠に、現行の制式小銃たるM4A1では 
制限点射機構は廃止され、全自動射撃では必ず制限点射を行うように兵士に徹底して居ます 

詰り、用途の違いによって装備が固定され、共通化する事はありえず 
それぞれの運用者の要求仕様により決められる事になります 
一つの装備についてたった一つしか運用上の利点が見出せないような装備は 
軍用兵器に取って不要不急である、と言う事です。 
#right(){(623:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
 
M4は室内、車内、市街戦での取り回しを考えてカービンになってるわけだから、 
二脚は当然邪魔になるだけ。しかし、少し長い射程で撃ち合うことになると、長銃身で 
二脚付きのライフルが俄然有利になる。長い交戦距離の多いアフガニスタンで 
M4はレンジアウトされてすこぶる評判が悪い。長射程用の重い弾を使っても 
銃自体の限界は超えられない。5.56mmNATO弾の限界はあるが、89式やG36を 
持っていれば、もう少しマシな撃ち合いが出来るだろう。日本が装備するのに 
M4的な近距離戦メインの銃ではなく、89式にしたのが適切かどうかはまた別のお話。 
#right(){(646:566)}
**銃剣を付ける部分に合うタクティカルライトというのはどうでしょうか? 
>やはり実戦で使うと何か問題が起きるのでしょうか? 
着剣装置(バヨネットラグ)は、銃剣を固定する為の専用のスタッドですが、 
この部分を利用して何かを装着する、と言う発想は今まで無かったのは、 
そこに銃剣以外の何かを付ける事に利点が無いからです。 

何故か、と言うと、その装備と銃剣を同時に装備する事が困難になり、 
折角の追加装備の意味が半減どころか消失して仕舞うからです。 

またピカテニーレイルは、多種多様な装備を装着可能ですから、 
敢えて着剣装置を利用する事にメリットはありません。 
#right(){(650:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**M203などのアッドオンタイプのグレネードランチャーはライフルの照準を利用して撃ってるのか?
初速が遅く曲射弾道なので専用の照準器を装着して使い、クアドラントサイトなどと呼ばれています 
F2000では銃本体に簡易の射角検出装置がついており、設定した射距離に合わせた仰角を取ると照準器が教えてくれます。 
#right(){(296:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**透明マガジンってすごく便利だと思うのですが、なんであまり普及してないのでしょうか。 
透明樹脂製で残弾確認が可能な弾倉は、シュアイア社のAUGで大きく普及しました 
他にも、SIG SG550やH&K G36等は当初より樹脂製弾倉を採用しています。 

またAR-15/M-16やカラシニコフ型にも、残弾確認が可能な透明窓の付いた 
樹脂製の弾倉が開発され、普及しています。 

ちなみに日本の89式小銃用弾倉は、AR-15系と互換性のある弾倉ですが、 
残弾確認用の穴が空けられています。 
#right(){(670:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**バナナ弾倉のメリットを教えてください 
通常、実包には僅かな搾り(テーパー)が掛けてあり、この寸法差によって、 
スムーズな装填と排出を狙っています。 
薬莢を並べてみればわかりますが、密着させると必ず曲線を描きます。 
このカーブにあわせて設計された弾倉は、装填もスムーズに行える、と言う 
経験則から、製造が困難であっても、バナナ状の弾倉が必要だったのです。 

日本は逆に、バナナ弾倉以外の、工数の少ない方法で作動性を確保しようと、 
色々な方式を試したのですが、結局バナナ形の箱型弾倉が最良である、と 
結論を出し、ベルトリンク式への移行は戦後になってからの事です。 

ちなみにカラシニコフ自動小銃の試作品には、銃身先端まで届くような 
100連発弾倉と言うものがありました。 
#right(){(676:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**将来的には兵士個々の装備する銃火器に、現代のAFVに搭載されているようなFCSが搭載されるのでしょうか?
F2000に装着される擲弾発射機の為に、高価な射撃管制装置が装備されていますが、 
これは簡易的なもので、射程を入力すると、適性な仰角を取るとインジケータが点灯する、 
と言った補助的な機能に限定されています。 

またランドウォリア等の将来歩兵装備計画では、確かにスマートグリネード等を装備する想定であった為 
個人装備に高性能な火器管制装置を付加する事は度々検討されて来ました。 

しかしコストの増大と歩兵の訓練期間の長期化を考慮するとおいそれと導入出来無いようです。 
#right(){(691:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
参考
http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/hypams06/w_1.html
**使用済みの弾倉は捨てるの?
ダンプポーチと言って使用済み弾倉を放り込む容器が最近の装備には組み込まれています
陸自でも室内掃討等の近接戦闘を想定した場合はちゃんと装備していまして(自腹ですがw)
あと弾丸を弾倉に再装填するのは後方に戻ってから
でないと撃たれちゃう事くらいはいくら自衛隊のエロい人でもわかります(多分w
#right(){(273:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**電動ガンのスコープとかダットサイトとかライト…オプションパーツを実銃に取り付けて使用することって可能なんでしょうか? 
玩具銃用の用品は、実弾発射の衝撃に対応していないが故に 
安価に製造可能になっています。 

ですから実銃に装着しても発射の衝撃で調整が狂ったり 
筐体そのものが破損する可能性は高いでしょう。 

逆に実銃用の用品は、玩具銃に適用しても問題はありません 
但し実銃部品の自主規制により、「実銃部品との互換性のオミット」する事があり 
インターフェイスが互換しないように造られているものもあります。 

スコープサイトに関しては、玩具銃と実銃では射程が異なる為 
実銃用は調整範囲がその射程に合わせて装着角度を調整しないと 
BB弾の飛翔範囲に零点調整出来無い事があります。 
#right(){(720:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
**アンダーバレルグレネードランチャーと、銃口に取り付けて発射する昔ながらの小銃擲弾について。
>例えば自衛隊はM203などを装備せず小銃擲弾が主で、また欧州の国々でもどちらを採用しているかは様々ですが、
>この両者でどういった利点/不利点の違いがありますか?
小銃擲弾の利点は、比較的大威力を発揮出来る事と発射機を携帯しないで済む事ですが、
逆に、発射準備が整った段階で小銃が発射出来ない、と言う即応性に問題があります。
もう一点、小銃自体が発射の反動やショック等で痛み易いのも欠点でしょう。

また、着脱式擲弾発射機(アッドオングリネードランチャ)の利点は、発射待機時にも
必要に応じて自動小銃が発射可能な事で、これは小銃擲弾とトレードオフの関係になります。
欠点としては射程と威力が小銃擲弾に僅かに劣る事ですが
それ以外では、着脱式のM203等の方が運用上は有利である、と言えるでしょう。
#right(){(792:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)}
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