軍事板初心者質問スレまとめ(FAQ)

艦載兵器

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匿名ユーザー

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海自のCIWSは米軍のイントルーダーを撃墜したと聞いたことがあります。敵味方識別装置はついていないんでしょうか。

それとも米軍は敵? もし、米軍と戦闘になったら、敵味方識別装置の設定は簡単に変更できるのでしょうか。
ファランクス自体にはIFFはなかったと思います。他のIFFからの情報を統合して、司令所がファランクスに射撃許可を出すのでしょう。
であれば、全自動の時には敵味方の区別はないはずです。
IFFには数種のコードがあり、切り替え可能ですが、その容易性や設定方法は知りません。
(4:131)

Mk41VLSの寸法はどのくらいなんでしょうか?アスター15のVLSより大きいですよね?

縦4セル 横4セルだから ほぼ同じ寸法でかないか。全長5m
(4:227)
アスターの垂直発射装置はフランス製のSylverですね。Mk41より一回り小さかったはずです。
シャルルドゴールには2×16セルのSylverに32発のAster15が搭載されてます。
(4:234)

『バルカンファランクス』って何モノなんでしょうか?CIWSと同じ物で、単に呼び名が違うだけですか?

バルカンは機関砲の名前
ファランクスはレーダー、管制装置、電源をセットとしたシステム
これを続けて読んだだけ
CIWSは近接防御兵器システム
CIWSの一つがバルカンファランクス
(4:730)

ミサイルとかを狙う個艦防御用のバルカンどっさり積んでミサイルなんか効かないとかやらないのはなぜ?

1、場所がかさむ
2、重量がかさむ
3、10基積んだところで1基積んだ場合の10倍の効率が得られるとは考えられない

まぁようするに費用対効果、コストの問題ですな
(10:364)

ファランクスという武器はバルカン砲やガトリング砲とは違う武器なんでしょうか?

ファランクスってのも兵器の愛称(Mk15 Phalanx)
対艦ミサイルを迎撃する為につくられた、機関砲とレーダー照準装置などが
一体化された兵器。
その機関砲ってのはバルカン砲を使ってる。
(17:615)

第二次世界大戦中の水上艦の魚雷発射数について教えてください。

日本の一部の巡洋艦・駆逐艦は予備魚雷あり、それ以外の水上艦は予備魚雷なし(一斉射分)しか搭載してなかったんでしょうか?
魚雷自体は数多く放たないといけない兵器なので、射線は多いほど有効です。
で、日本の場合のみ次発装填装置が付いていました。
(確か、太平洋戦争末期には撤去されたものが多かったと記憶しているけどうろ覚え)

次発装填装置は重巡青葉級、駆逐艦睦月級から取り付けられています。
軽巡は阿賀野以降まで無いようですが…。

このほかの海軍では次発装填装置というのはありませんでした。
唯一英国海軍が戦後、巡洋艦に採用しようとしただけです。

魚雷の片舷発射数ですが…。
(日本)
重巡古鷹~青葉までは4本、妙高~高雄で8本、最上は6~8本、利根6本。
軽巡天龍級は6本、球磨、長良、川内、夕張が4本、阿賀野が8本、香取が2本。
重雷装艦の大井は20本というとんでもない本数を有していました。
駆逐艦は峯風、神風、睦月、初春が6本、吹雪が9本、白露、朝潮、陽炎、夕雲が
8本、秋月、松が4本で、島風が10本となっています。
このうち島風は射線が多いため、次発装填装置はなくなり、秋月、松はスペースがないのと、
魚雷発射回数が少ないことから装備されていません。(米国)
重巡ペンサコラ、ノーサンプトンとも3本で、後には撤去したものが多いです。
軽巡オマハは5本で、これも後に撤去されています。
駆逐艦は種類が多くひとくくりに出来ませんが、戦前に就役したものの大部分は
8本、ベンソン級以降は 10本が標準になっています。
(英国)
重巡は初期の頃までは4本、ヨーク以降は3本に減らされています。
軽巡はC、D、Eは6本でしたが、リアンダー、アリシューザは4本となり、タウン級以降は3本に減らされました。
駆逐艦は試作のアマゾンが6本の他は、終戦まで8本が続きました。
但し、40~41年に掛けて急降下爆撃機対策の対空砲設置に伴い、4本を撤去しています。
末期のものは脅威が薄れたのと、大型化したので8本に戻ってますが。
(ドイツ)
装甲艦ドイッチュラントが8本、重巡ヒッパーが6本、軽巡洋艦はエムデンが3本、それ以外は6本です。
駆逐艦は最後のZ51を除いて8本が標準、水雷艇は6本が標準です。
(イタリア)
重巡はトレントのみ4本、軽巡はモンテコックリまで4本、その後3本となり、
カピタニ・ロマーニで8本、駆逐艦は6本、水雷艇は4~6本。
(フランス)
重巡は6本、軽巡はまちまちで2、3、6本、駆逐艦は平均6本、稀に4本がありました。
(15:眠い人 ◆ikaJHtf2)

ミサイル艇の武装って航続距離のとても短いミサイルなんですか?

ミサイルの射距離はモノによって違いますが、
  • SSM-1B(日本)100~150km*ハープーン1D(アメリカ)240km
  • エグゾセMM40(フランス)75km*スティックスSS-2-D(ロシア)100km
といったところ。
ミサイルに限らず昔の水雷艇のころからこの手の小艦艇は優れた運動性で
素早く射点について高速で離脱するのが変わらぬ戦法です。
ミサイル艇自体の探知能力が低いため肉薄戦法は変わらないでしょう。
しかし、射距離が長くなっているためや警備任務に使用するために
近年では高速性よりむしろ航続力や巡航性能が重視されるようになっています。
(30:名無し軍曹)

なんで西側の水上艦は八発しか対艦ミサイルをつまないのですか?

再装填可能な発射筒であっても、再装填には半日がかりで余り意味がない機能です
また8発もミサイルがあれば、現代で考えられる限りの戦術状況下では十分な
オーバーキル能力を持つといえます
(30:751)

SM-2MRは射程って実際何キロか分かりますか?本によって70~160キロって大幅に違うんですが・・・

違って当然です。向こうから飛び込んでくる標的と、逃げていく標的では、
ミサイルを撃ってからの距離が変わるからです。他にも高度とのバランス
などが加わります。SAM、AAMの射程は相互の速度、高度関係で大きく変わり
ます。特に相対運動の方向に左右されます。
(33:89)

艦艇の高角砲って対水上、対地、射撃出来るんですか。

基本的に何でも撃てます。
陸軍ですがドイツ軍のFlak36は航空機もトーチカも戦車もなんでも撃ってました、それと同じ事です。
(34:バッチ3)

CIWS(ファランクス)について質問なんですが、弾丸の誘導ってどうやってやっているのですか?

弾丸は無誘導。
だけど、照準を合わせるのはMk.72マウントに取り付けてある照準レーダー
と管制システムにて行う。
(37:眠い人 ◆ikaJHtf2)

四〇年前のイタリアの戦略ミサイル巡洋艦ガリバルディ(ポラリス4基搭載)の弾頭って核ですか?

当然核弾頭を想定していましたが、先代ジュゼッペ・ガリバルディはポラリス抜きで再就役しています。
1950年代末から60年代初めにかけて、アメリカはイタリアに核弾頭のジュピターIRBMを
配備していました。ガリバルディのポラリス装備もその延長と言うか更新用に構想されましたが、
1962年のキューバ危機でジュピターは撤去、ポラリスの供与もまぼろしに終わりました。
もちろん実際に核弾頭付きミサイルが提供されていても、核の使用権限は事実上
アメリカが握っていたはずです。
(44:58)

艦砲とCIWSの対空能力はどのくらい差があるのでしょうか。

ミサイル迎撃には一見CIWSのほうが有効そうに思えますが、
艦砲が優位にあるのはその射程です。
ファランクスとOTOブレダ3インチ砲を比較すると、
         発射速度(分)     有効射程
ファランクス   3000発        1.5km
3インチ砲    80発(改良型:120発)  18.4km

射程が長いため、対処時間が長く取れます。
要するに、どちらか一方を選ぶのではなく双方で補って迎撃するのが良いことが判ります。
フォークランド紛争の話は確かに砲を全廃したフリゲートが主力だったため
ミサイル網をかいくぐったアルゼンチン機に対処の方法が無く、陸上用の機関銃まで使って迎撃したそうです。
(45:名無し軍曹)
ついでにいうと、CIWSは「最後の手段」です。
CIWSでミサイルを撃破できても、破壊したミサイルの破片は電子機器その他に
相応のダメージを与えます。
言い換えるなら、CIWS射程内まで入ってきたミサイルは、たとえ撃墜できても
最早ノーダメージとはいかないのです。
(45:ゆうか ◆9a1boPv5wk)

CIWSの弾の値段

以前読んだ江畑謙介氏の本では1発8万円とありました。
海自もこの価格は許容できず、一時は劣化ウラン弾を輸入していたものの、
その後再びタングステン弾に戻した、ともありました。
(46:819)
1)江端健介著「使える兵器 使えない兵器」下巻P318にずばり
「一発八万円の20ミリ弾」という1項を設けて触れられています。

2)同著によると、1980年代の中ごろでタングステンが1キロ15ドルであるのに対し、
劣化ウランをマグネシウムと反応させた材料は1キロ2~3ドルであると書かれています。
(79:名無し軍曹)

汎用の127mm砲とか76mm砲から撃てる対潜弾頭ってのがあったら使えないかな?

大戦中の英海軍が開発したけど配備してすぐ大戦が終わってしまい
戦後の対潜兵器の発達により消えていった。
(56:名無し軍曹)

対艦ミサイルの実射訓練ってあまりやらないものなんですか?

訓練頻度は国によるとおもうけど、ミサイルはなんだかんだいって(訓練用でも)
高価なので、年がら年中実射訓練できるものではないです。
(67:527)

当時の帝国艦艇で電波兵装が充実していた順番はどうだったんでしょうか?

基本的にマストの高い物が電波(デムパではない)受信には有利な訳で、
戦艦>巡洋艦>空母=駆逐艦>>>潜水艦
と言う感じではないか、と。
(69:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

護衛艦のVLSって沖合いで補給艦からミサイル補給を受けられるんでしょうか?

一応、「こんごう」は8*8=64セルと8*4=32の内3セルを使ってクレーンを載せてる。
だから、64-3+32-3で合計90セル。

が、米軍は「実用的じゃない」として外して、その分ミサイルを積んでるね。
(72:810)

SSM発射機、アスロック発射機、三連短魚雷発射機、CIWSなど護衛艦の装備で沖合いで次弾装填できる装備ってどのくらいあるんでしょうか?

SSMは普通はやらない。シースパローとアスロックは出来る。短魚雷も可。
「はたかぜ」のMk13は下に40発詰まってる事になってる。

VLSってのは早い話が弾庫=ランチャーって話なので、「次発装填」用の
弾庫が有れば、ソコにVLSを置くわな。
(72:810)

戦艦大和の機銃は25ミリ3連装8基、13ミリ連装2基だそうですが、この連装というのはどういう意味でしょうか?

一つの砲塔・銃座に3連装なら3門・2連装なら2門の機銃が付いてる。
(74:47)
一つの銃座に複数の機銃がついているのは、右や左や前や後ろを同時にうてるようにするためなのでしょうか?
連装機銃は同じ方向を向いている。
これは、限られたスペースになるべく多くの機銃を設置して、
よりたくさんの弾をばらまく(いわゆる「弾幕を張る」)ため。
運が良ければ敵機を撃墜できるし、当たらなくてもびびって投弾に失敗するかもしれないから。
(74:54)

ファランクスでA-10を墜せますか?

一発ニ発じゃ無理だが装甲を破るほど
命中すれば撃墜可能でしょう。
(78:一等自営業 ◆JYO8gZHKO.)
可能か不可能か、ということなら可能、ということになるかと思います。

A-10は23mmの直撃に耐えられるようになってます。(カタログスペックでは)
ファランクスは20mmなんでそれだけ考えれば大丈夫そうですが、
何発もあたったり、あたりどころが悪かったりしたら当然撃墜という
ことになると思います。
(78:525)

艦艇搭載の対艦ミサイルはなぜVLSに格納されないのでしょうか?

技術的には問題ないが
ミサイル側の改造費用等の点で
実施しないとも聞いたが
(78:568)

ファランクスって、マケドニアの重武装歩兵による密集方陣のこと?

それに名をとって、いわゆるバルカン砲を使った近接防御兵器システムの「ファランクス」というのがあるのです。
(78:529)
ファランクスってのは商品名なのか?
MK 15 Phalanx Close-In Weapons System つう近接防御用システム
の名前。 近接防御システム一般を指すものではなく、特定のシステム
を指すという意味では商品名だな。

しかし、「ファランクス」ってのがメーカー商標のような形でメーカー
がつけたのか、海軍が愛称としてつけたのか経緯は知らない。

が、メーカーでは "Phalanx"という製品としてのせてるので商品名
つ~ことでいいのでは?

(78:539)

CIWSはガトリング方式だから対艦射撃不能ってこと???

水平ないしマイナスの射角が取れないの?
射撃機構の問題ではなく
目標選定探知の問題だと思うけど
(79:123)
世艦によると新型は水上目標も撃てる様になったらしい。
(79:130)

MLRSみたいなのが護衛艦に装備されてると思うがなんていうの?

MLRSみたいなのというと、アスロックかな?
Anti Submarine LocketでASLOC=対潜水艦用ロケット。
(86:70)
MLRSみたいのって、ハープーンなんかの箱型発射機のことかもしれないと思った。
(86:71)
ATACMSをVLSから発射するNavy TACMSのことかもしれませんよ。
今でいうとDDX用に考えられてるALAMでしたかね。
(86:72)

どこかの国の艦載兵器に”20mm20連装対空機銃”というものが>あるとききましたがこれはネタですよね?

12連装ならあるけどな。
(88:778)
スペインの「Meroka」ですね。外部動力作動、電気雷管、
20×128mmの弾薬を使用する6砲身×2列のCIWSでファランクス同様の
レーダーによるクローズドループ火器管制。

多砲身では、ロシアの.75口径31連装なんちゅーもんもありまっせ。
(88:system)

大戦中のアメリカ海軍の火力支援艇(LCI(G)とかLCI(M)とかLCI(R)とか)が搭載していた5インチロケット弾のことがよくわかりません

ちとうる覚えの所もありますがご容赦。

火力支援艇に搭載しているロケット弾は、元々、英国製の4.5inchロケット弾
が起源です。
射程はSea Mattressの場合、7230m。
米国製の4.5inchロケット弾HEM8の場合、4209mです。
(90:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
うちにある資料では、4.5inロケットとなっておりました

アメリカ海軍4.5inロケット弾
弾量13.5kg、射程1km
(90:253)

FCS-3ってスタンダード運用できる?

少なくとも現時点ではできないはずです。
(90:ゆうか ◆9a1boPv5wk)

艦から打ち上げ花火(かそれに類するもの)をバンバン上げたら急降下爆撃機を追い払うことが出来るとふと考えたんですがダメですか?

駄目です。
高角砲(高射砲)が何のためにあるのかよく考えて下さい。
(93:650)
実は旧日本海軍が、大戦末に対空噴進砲と言う物を実用化してまして、
それが束にしたロケット花火みたいな代物だったのですが、それなりに効果が有ったようです。

ただ、一度発射してしまうと再装填に手間がかかり、戦闘中は無理なので、
対空機関砲を高密度に装備したほうがよいとの理由で、一般化はしませんでした。
(93:654)
そのくらいの事は誰でも思いつきます。
事実日本軍の輸送船は花火を積んだ事があったそうです
(93:655)
艦載兵器ではないがナチスドイツ軍が”フリューゲルファオスト(ルフトファオスト)”という
対空多連装ロケット兵器を試作していた。
対空機関砲と比べてメリットがほとんどない、という判断で試作以上のものにならなかった。

多連装ロケットで弾幕を張るには、ものすごい数のロケット弾が必要になるだろう。
また、再装填がとても大変だろう。

結局、機銃と比べて投射弾量の点で有効性がないのでは。
(93:664)

あぶくま級護衛艦のCIWSは後部甲板に1基だけなのでしょう?

予算とスペースの問題です。
CIWSの装備に適していそうな前部の76mm砲と艦橋の間は、後日装備でRAMを積む?
という野望のためのスペースなので、開けておく必要がありました。
(97:110)

護衛艦に搭載されているCIWSって、水上を跳弾しながら接近してくる爆弾を破壊することもできますか?

スキップ・ボミングのことを言っているなら、そこまで近づく前に
爆撃機が落とされます。
(101:190)
シースキミングでくる対艦ミサイルを落とせるのだからできると思います
ブロック1Bは水上目標にも攻撃できるみたいですし
(101:191)
現代の海戦で反跳爆撃なんてしねーので、できなくても問題ないっす。
(反跳爆撃してやるぅ、と近づいてきたら撃墜されますから)

また逃げと言われるのも嫌なので答えておくと、多分可能です。
もしできなかったら、低空飛行するタイプの対艦ミサイルに
対応できませんから。
(101:192)
というか、スキップボミングかけられるって状況は現代では非現実的かと。
基本的に回避行動を取らずに真っ直ぐ直進してくるだけなので・・・・

跳躍してくる爆弾を狙うなんて想定は開発元含めて誰もやってないと思われ。
(101:193)

フレアー散布でRAMを無力化できるもんでしょうか?

それとも発射前にIRロックオンするならミサイル自体からフレアーを散布しなければならないのでしょうか?
フレアとIRセンサー、そのロックオンアルゴリズムの知恵比べになりますから、一概にはなんとも言えません。

RAMを無力化する上で大事なのは対艦ミサイルの
レーダー波を探知されないことです。もっとも有効な手段はレーダーを使用しない、パッシブ
IR or 可視光画像ロックオン、あるいはLADAR(レーザーレーダー)ロックオンに替えてしまい
レーダーを使わないことです。低被探知レーダーの使用やECCMの使用、ぎりぎりまでレーダーの
使用を待つ、という選択もあります。この場合はフレア同様、攻守それぞれのレベルによって有効性は変わってきます。

フレア散布ですが、ミサイル自体にフレアを散布させると重量やコスト増の問題に加えて、
高速の対艦ミサイルの背後に取り残されるフレアで十分な欺瞞を行うことの困難さ(敵センサーは
通常と違って前方にある)があります。また航空機から行うなら、対艦ミサイルによるスタンドオフの
利点がなくなります。かなり画期的な方法を考えるか、ないよりマシの補助手段として使うしかないでしょう。
(102:system)

CIWS20ミリ機関砲を地上設置して基地防空火器として利用できるでしょうか?

CIWSのように自動式だと、”撃ってはいけない”ものを撃ってしまう可能性がある。
それを防ぐ為に除外プログラムを組んだり基地内(あるいは、基地外のものも)の
動くものに片端からIFFを設定したりするのも激しく面倒。

あと、CIWSのようなシステムは、基本的にだだっぴろく周囲に何もない
海上でこそ効果を発揮する。
廻りに自然障害物があったり建造物があったりするような場所では、
死角ができまくるのでその性能を充分に生かせない。

何より、CIWSの第1目標は対艦ミサイルなので、高空から落とされる誘導爆弾から
自由落下爆弾を抱えて低空侵入してくる航空機まで
様々な手段で攻撃される地上基地の防衛には不向き。
(103:747)
VADSとCIWSの担当というか、目標が違いすぎです。
VADSは主に、低空進入する亜音速機の迎撃が主。ミサイルでは対処
できない香具師を狙います。
CIWSは対ミサイル最終防御システムであって、まさしくこの迎撃に
失敗すると艦があぼーんです。

ついでにいうならVADSは重量1.5トンで牽引式、CIWSは6トン完全固定型です
(103:流花星桜 ◆glwcae0dRI)

アーレイ・バーク級や、スペインのアルバロ・デ・バザンには短SAMを積んでいますが、どうして積むようになったのでしょう?

個艦防御のためです。
艦隊防空用のスタンダードはMk41VLSの1セルに一本ですがESSM(発展型シースパロー)
なら1セルに4本と数も多く積めます。
(104:479)

海自のDDHはなぜ対艦ミサイルを積まないのでしょうか?

SSMのランチャーのほうが短SAMより大きいのでは
ハープーン弾体 重量667kg(ブースター含む)、全長4.57m、直径0.34m
シースパロー弾体 重量200kg、全長3.66m、直径0.20m
ブラストの影響も考慮して配置しなければならないし
(104:560)


VLSと連装発射機の違いは何ですか?

例えば、むらさめからシースパロー発射するのと、あさぎりから発射する場合の違いはあるのか?
VLSだと発射機を相手に指向する必要がない=すぐ撃てる
ただしシースパロー自身が発射後に急旋回する必要が出る。
近接防空のみに限った場合はボックス型のほうが有用なこともあるため
揚陸艦や空母ではあえて今でもボックスランチャーを装備している例もある。

あとVLSは「弾薬庫=ランチャー」なので、再装填の手間が要らない。
数も多く積めるので、艦の限られた容積を効率的に使える。
VLSとランチャーが別になっているものもある。ソビエト艦のとか
(356:573,575)

現代の艦対艦ミサイルの射程は100キロ150キロとありますが、艦艇のレーダーは水平線に遮られて50キロ程しか探知できないそうですが

そうだとするなら、ミサイルはどうやって射程を生かすのでしょうか?
観測用のヘリや航空機を飛ばして水平線を越えるレーダー視界を確保します。
戦前の戦艦・巡洋艦が観測機を積んでいたり、海自の護衛艦がヘリを積みたがるのも同じような理由からです。
(499:624)

CIWSの射程を延伸させる計画があると聞きました。事実なのでしょうか?

例えば19DDの先進プランでRAMを採用する計画はあったし、
一部艦艇のCIWSを換装するとかって噂話も無くはないようだが・・
どうも海自はファランクスにとりあえず満足な様子
米海軍だと、揚陸艦などからRAMが順次採用されている
ズムウォルトのように、CIWS相当の兵装として57㎜砲を積むパターンもある
もっともファランクスが消えるわけではない。少なくとも当分は並存

長砲身化と、FCS精度の向上。
計画というか、もう実施済みだけど。
(569:144,145)

ファランクスCIWSは実際役に立つのですか?

CIWSを装備したアメリカのフリゲートが対艦ミサイルを喰らった事があるが、
どっちかと言うと運用する人間の油断に起因する事で、CIWSに落ち度があったわけではなかった。
つまり、無人システムなので味方や中立勢力に対する誤射を恐れて起動させずにおいて、
肝心の対艦ミサイルが襲来した時に結局動きませんでした、という可能性はなくもない。

実のところ、CIWSは実戦で使われたことがほとんどないので
「どのくらい役に立つのか」は誰も知らない。
とりあえずアメリカでのテストでは高い成績は収めているが、本当に
実戦でその通りの役に立つかは今だ不明。

ただアメリカ海軍自身は「やはり20mmでは威力が低すぎる」と、機関砲
ではなく小型のミサイルを使う「RAM」を開発しているので、テストレベル
でも不安は持たれているんだろう、とは思われる。
(576:491,492)

日米海軍の巡洋艦や駆逐艦のVLSがコールドローンチ方式ではなくホットローンチ方式を採用しているのは何故ですか?

コールドランチはその分システム全体が嵩張るから艦船に搭載するには
向いてない。
あと、再装填が面倒(発射用のガスも詰め直す必要がある)なので、
「一回撃つとランチャーが焼けちゃうので大規模な修繕をしないと再使用不能」
なレベルに焦げないなら、特に利用するメリットがない。

それと、コールドロンチは汎用型のVLSにし辛い。
汎用型のVLSを目指すなら選択肢からは外れる。

ちなみにアメリカのイージス艦は初期の艦はVLSに再装填用の
クレーンが内蔵されてるが、実際に洋上での再装填作業を
やったら事故が続出して
「揺れる洋上でミサイルの再装填作業なんか無理。つか無茶」
ということが解り以後はクレーンを廃止してその分もランチャー
に廻している。

Mk41VLSは何発か撃ったらランチャー内の耐熱シールを交換しないと
いけない(何発で交換しなきゃいけないかは軍事機密)そうだが、
これまた
「こんなこと洋上でやってられるか!」
ということでVLSを前線で再装填することは現実的ではない、という
結論になった。
(580:943,963)

WW2時の英海軍についてなんですが、防空巡に改装されたC型軽巡の対空射撃装置はどういうものだったのでしょうか?

初期のC級は従来型のもので、射撃盤を利用した形態です。
高角砲指揮所の射撃盤で距離と高さ、方向と速度を入力して諸元を出し、砲側に電気装置の信管調整器を
動かして、砲員が信管の秒時を調整して発射します。

第二次大戦に入って、それでは間に合わなくなった為、ジャイロ制御を用い、レーダーと組み合わせた射撃
指揮装置へと発展しています。
当初は大型艦が主ですが、Delhiが米国での損傷修理の際、Mk.37射撃装置と285型レーダーを組み合わせた
ジャイロ式射撃装置を組込んでいますね。
(594:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

ファランクスは毎分3000発の発射速度で弾倉容量は989発となっていました。20秒で弾倉1つ空になりますが、やはり10個も20個も弾倉を積み込むのでしょうか?

一応艦内にCIWS弾庫があってそこに予備弾もあるのですが、
そこそこ手間がかかり、戦闘中に弾薬補充をするのは現実的ではないようです。

そもそもMk15は5~6秒射撃して数個の目標を撃墜できればいい、
という割り切った考えで作られているので、最低限度即応弾薬があるという感じです。

 一回の交戦時間が2秒ほど、射撃回数10回強はCIWSとしてはまあ少ないとは言えない。
(初期型以降は発射速度4500RPM、弾倉も1500発に強化されてる)
撃ち尽くしたらローダーでローディング、ただこれは少々手間と時間が必要。
(330:935,937)

魚雷発射管は艦中央や、側面に搭載するよりも艦首に搭載しておけば、進行方向に魚雷を発射できるから、照準も楽だし命中率もupするのでは?

それだと、「5連装発射機3基同時発射で15発発射」とかができなくなる。
軍艦は基本的に横向きに最大の攻撃力を備えるものなので。

古い戦艦や巡洋艦には艦首や艦尾に魚雷発射管や魚雷投射装置(要は
筒から滑り落とすだけだが)がついてたものもある。
これは主に自己防衛用。
(596:616)
防御上不利です。
第一次大戦のドイツ巡洋戦艦は艦首に魚雷発射管を装備していましたが、
魚雷搭載用に防水区画に扉を設けていたために、ジュットランド海戦において
「リュッツォウ」「ザイドリッツ」の二艦は艦前部に大浸水を引き起こして前者は沈没しています。
この結果、艦首発射管は廃止されることになりました。
(596:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)

昔の軍艦は大砲が主用武器、今のそれはミサイルが主な武器ですが、その過渡期(1950年代?)の軍艦はどんな武装をしていたのですか?

大戦型の巡洋艦などを無理やり改造してミサイルを搭載したり
砲重視の最後の世代が建造されたり

新型艦は省力化された新型砲などが導入されたくらいで、まだミサイル兵装は一般的
ではなかった。まだWWIIの船が大量にあったしな。

SAMは導入されつつあったが、システム重量・容積とも大きく巡洋艦を改造したりした。1943年に
竣工した軽巡Bostonをテリアを搭載するよう改造し1955年に完成したのが最初。駆逐艦クラスに
搭載できるターターを最初に搭載するよう改造されたGyatteは、1958年に完成。
SAM搭載艦がでてくるほんとの意味での戦後世代艦は60年代に入ってから。

50年代はあとはMk108とかボフォースとかのASW用ロケットランチャー、短魚雷発射管が導入された
くらいかな。ASROCも60年代になってから。
(328:828-841)

艦にCIWSが2門しか搭載されない理由

「多く載せると1つの目標を複数のCIWSが追ってしまうから」 と聞きましたが、これの意味がいまいちよく分かりません
ファランクスCIWSとかは完全自律のクローズドシステムだから(もちろん手動モードも存在する)
複数の目標振り分けが難しい。自分で目標を見つけて自動的に迎撃を開始する。

一方で、管制システムが複数の機銃をコントロールするロシア(ソ連)のCIWSは複数
(キーロフ級では合計8基)搭載される場合もある。
(310:202)
イタリア海軍にCIWS代わりの76mmOTTOメララ速射を
8門つんだ船なかったっけ。
(俺初質スレ50505:219)

海自のあぶくま型は後部甲板に一基のみ。
米空母だと3基の艦もある。別に「2基が標準」などという決まりはない。
で、CIWS(つーかファランクス)は基本的に
自らの射界に侵入した目標をひたすら撃ちまくるシステムなので、あまり多数を装備しても
攻撃が錯綜して効率が悪化する。

大概の対艦ミサイルは、目標の艦船に側面から突っ込んで来る。
これはレーダーの反射面積が艦首/艦尾方向よりも遥かに大きくなるので
よりミサイルに捉えられやすいことと、ミサイルの電子装置に詳細な
プログラムが可能なものは、極力目標艦船の舷側に、それも艦体中央部に
命中するように設定されているため。
艦船の側面中央部分は大概の場合機関部があり、またCIC(戦闘指揮所)や
被害対策指揮所(ダメージコントロールルーム)等の重要区画が集中している
ことが多いので、そこを潰せば一撃で大損害を与えられる可能性が高いので、
そういうプログラムになっている。
(300:946-949)

実戦ではCIWSが迎撃した例ってないよな?

イージスが稼動したのも実験の時に12機のミサイルを同時迎撃してる奴だけだから
似たようなもんでしょ 自衛隊は一応撃墜1記録してるし(汗

砂浜にファランクスを設置してミサイルブチ込むとか、
無人ボートに設置して爆弾(複数)降らせるとか、
そういうハードな試験をクリアして来てるからそれなりに信頼性は高いんでは
(310:220,221)
ハッキリ行っちゃうとCIWSによる迎撃が必要な局面ってのは、それまでの迎撃が
全て失敗に終わったか、能力を超えるような攻撃が行われた場合に限るので、
多数配置するほどの必要性が無い。
特に海自も使ってる20mmCIWSの場合、射程が短すぎるため、対艦ミサイルを撃破と同時に
断片や爆風等で自身も被害を受ける可能性が高く、何基据えられていても
一発の撃破が限度になる可能性が高い。
(俺初質スレ50505:218)

水上艦艇の垂直発射装置は、直接発射式(ホットローンチ)と高圧空気投射式(コールドローンチ)のどちらが優れていますか?

コールドランチはその分システム全体が嵩張るから艦船に搭載するには
向いてない。
あと、再装填が面倒(発射用のガスも詰め直す必要がある)なので、
「一回撃つとランチャーが焼けちゃうので大規模な修繕をしないと再使用不能」
なレベルに焦げないなら、特に利用するメリットがない。

それと、コールドロンチは汎用型のVLSにし辛い。
汎用型のVLSを目指すなら選択肢からは外れる。

逆に東側のVLSでコールドを多用するのはICBMのような長距離ミサイル発射機の流用、若しくは再設計だったりするから。
長距離ミサイルは推進力がでかい分、ホットだと「一回撃つとランチャーが焼けちゃうので大規模な修繕をしないと再使用不能」
ってレベルまで焼け付くからコールドが多い。
(659:943-949)

リボルバーVLSのメリット、デメリット

リボルバーVLSは場所を少し節約できるかわりに、
 発射ハッチ
 リボルバーの回転装置
のどちらかが壊れたとたんに全部作動不能になる。リボルバーの作動装置の複雑さと
重量動力整備を考えると、場所の節約に見合うかどうか疑問、などの欠点がある。
装填の手間は実はあまり変わらないらしい。一点に装填し続ければいいからということ。
ハッチが一ヶ所なので、悪天候などに対して強化しやすいという利点もあるものの、上記の欠点や、
多種の弾種を併用しにくい、1セルに4発シースパロー詰め込むなどの芸当も難しいなどの欠点があり、
そこそこ場所を取れるなら、VLSが便利っぽい。VLSは4セルからものになるが(オーバーヘッドが
償却できるというか)、実用弾数を考えると最低でもその倍は欲しいので、たいてい8セル単位になる。

根本的にRevolver VLSはソ連系の技術で
コールドローンチとの組み合わせだってとこから説明しないと駄目だろ。
リボルバーの利点はガス圧発射装置の数を節約できる事。
しかし技術の進歩によりリボルバーの機構を取り付ける苦労より
発射装置を多く取り付けた方が便利な時代になってしまった。
リボルバーだと同時に発射する事もできないし、不発になった場合の
ミサイル除去のため機構自体を五度傾けるなど考慮が必要だったから。
そして中国がソ連から技術を輸入した際に改良施してリボルバーのそれぞれに
発射口とガス圧装置を与えてリボルバーの稼働装置を省略してしまったところ
(こんなん→http://cnair.top81.cn/ship/170_VLS.jpg
便利だし電力消費量は抑えられるしでいい事だらけ。
結果として過去の遺物の烙印を押される羽目になる。
(659:739-751)

リボルバーVLSって何が良いの?

稼働部品多くて故障したときまずそうだけど
複数のミサイルを一つの発射口から射つのでセル式よりも多少コンパクトになる。
発射口の数がセル式よりも少ないので荒天時の浸水の心配が多少減る。

地上サイロやVLSからのミサイル発射方式には発射筒内で点火しその推力で飛ばすホットローンチと
いったん水蒸気などの高圧ガスで発射筒外に打ち上げてから点火するコールドローンチがある。
コールドローンチは発射筒に耐熱耐圧処理があまりいらず
ミサイルの推力も遠慮なく大きくできるのでソ連が好んだ技術だった。
逆にアメリカはピースキーパーのミサイルサイロぐらいにしか採用してない。
艦船のVLSにコールドローンチを採用する際の注意点は大きく分けて二つあって、
一つは万が一空中に放り上げられたミサイルが点火されなくても自艦付近に落ちてこないよう
垂直といっても数度の傾斜(通常5度以上)を設けて斜めに打ち上げて下さいねってので、
もう一つがガス圧発生機構などの容積と重量が付与されるのは諦めて下さいねってこと。
ここで後者の問題点を解決させるために考案されたのがリボルバー式で、
複数の発射筒でガス圧発生機構を共有する事により、その数を節約するのが最大の目的。
なのでアメリカはリボルバー式を採用した実績はなく、ソ連&ロシア系の技術体系になっている。

時は流れて中国が中華イージスを建造した際、この技術もロシアから導入された。
そしてそのとき誰かが思い付いた。
「技術の進歩した現代ならガス圧発生装置なんて小型軽量なんだから、全部の発射筒につけちゃえばいいじゃん」
その結果、回転装置が廃止され全ての発射筒に蓋が取り付けられた回らないリボルバー式が誕生した。
中華イージスの艦橋前方に並べられてる、丸いけど蓋が沢山つけられてるVLSがそれ。
中国さん曰く、この方が簡素で消費電力も少なくて最高だよ!
(683:456-467)

CIWSは目標を破壊してから次の目標を攻撃するの?

「何秒間目標に対して射撃したか」が、ゴールキーパーの判断基準です。
ファランクスでも例えば「○秒間目標に対して射撃したら次の目標に対して攻撃する」
と言うプログラムを組めばゴールキーパーと同様の行動は行えます。

が、ゴールキーパーとファランクスでは破壊力に差が出るので同じプログラムにするのは得策では無いかと。
(294:738)

護衛艦などはVLSのミサイルを撃ち尽くしたら弾切れになるんですか?

基本的にストックは無い。
米海軍なんかでも、空になったVLSに洋上で補給・装填する運用も想定されてたが、あまりに
非現実的で運用しにくいため、装填用クレーンまで取り払ってしまった。

北の戦闘機が150機……と言っても、それをイージス艦1隻で防空するような運用は考えられて
ないし、それを1隻の軍艦に求めるのも酷な話だろう。
(287:507)

CIWSは不審船みたいな船舶に攻撃をすることは可能なのでしょうか?

ファランクスはMk16から小型水上目標に対応
(285:526)

CIWSには普段実弾は入ってないんですか?

基本的に実弾射撃演習をする時か有事の際でなければCIWSの弾倉には
弾は入れない。

ただ、
「弾倉は空だけどシステムのスイッチは入ったままになってて、近くを飛んでた
 飛行機やヘリに向かって照準、射撃動作を勝手に始めた」
って事故は過去に何件かあったそうだ。
一説によると
「それ(弾倉が空の状態で暴走作動)はよくあること」
という証言もあるが・・・。
(265:14)

CIWSはゴムボートみたいな水上目標にも有効なんですか?

CIWSも最近は水上目標にも対応可能ですよ。

ゴールキーパーも専用徹甲弾による水上目標モードがあるものがあるし、ファランクスも
Mk16から、対水上目標モードを持つものが登場しています。
(俺初質スレ50505:215)