【コラム】wikiの広告表示が酷い件について

2020年にこのwikiを設立してから、収益化もせずただ管理人の私がコロナ禍の暇つぶし程度に触っていたが、ありがたいことに毎日平均1000~2000アクセスくらいはあり嬉しい限りであった。しかし今年2025年に入ったあたりから半分くらいまで落ち込みだし、ARアップデートの時ですら1000に満たなくなってきた。

理由を考えると1番は更新頻度の低さがあるが、それは今年に始まったことじゃない。これの対策として6月半ばからメンバー自動承認制を導入して編集してくれる母数を管理者だけの1の現状から改善する予定。
この年始の時期にバッチリ被るものとして、このwikiのプラットフォーマーである『アットウィキ』の広告機能の大幅改悪がある。以前より広告の内容が酷かったのは認知していたが、とうとう全画面覆うタイプの広告がこの頃から出始めたのである。



筆者のgranbeatです。
ここ最近ほんとに酷くなってきた感じ
管理人として釈明させてください

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【結論】Myフィルターにこの1行を追加すべし

atwiki.jp ##div[style^="position: fixed"]

対策されました
「Yc7TJYin8fhDNwJ_aBDc4a」などのランダムな文字列になってしまったため非表示不能。
最も不快なポップアップの内部的なidも乱数化されてしまったようで,ABPで排除可能かどうかは不透明です。


【結論・改】スマホ版アドブロックを使え

スマホからのアクセスが9割近い当wikiでは、ユーザー側でアドブロックに対応したブラウザを使用するしかない。

動作確認済みアドブロックブラウザ(スマホ)

  • Braveブラウザ(アプリ)
    スマホ向けでは最も有名でメジャーなアドブロックアプリ。ブラウザでもトップレベルの軽さ。サイトのデザインも崩れづらくて不具合も少ないからかなりオススメ。
  • uBlock Origin(FireFoxアプリ内の拡張機能)
    スマホでは珍しく拡張機能に対応しているFireFox。王道のChromeやSafariを使わずFireFox使う人のほとんどはこのuBlock入れてるはず。不具合やデザイン崩れがあれば他のアドブロックの拡張機能にも変更できるから便利。

PC向けアドブロックの拡張機能は使えない。
PC上のブラウザの拡張機能であるuBlock OriginやAdGuardなどの広告ブロックツールを適用した状態でアットウィキを閲覧すると、以下ような「アドブロック禁止」メッセージが画面全体を覆い全く見れなくなってしまうため、現状ではどうしようもないのが実情である。



管理者側でなんとかできないの?

できません
wikiプラットフォーマーである「アットウィキ」上で運営されるwikiには全て同じ類の悪質性の高い広告が表示されてしまう。
やるとしてもwikiのプラットフォームごとの移動となるが、現在主要なwikiプラットフォームはほとんどが全画面広告・アダルト広告・スクロールに追随して誤タップを招く広告が実装されており、以前はアットウィキ含め管理者が有料プランに入ることで広告を消す機能を備えたwikiプラットフォームもあったものの全て無料化&強制広告化にシフトしてしまった。管理者1人から数百円より大勢のアクセスの広告収益の方がいいからね。
補足ですが当然管理者も収益化してません。

もちろん、過去アダルト広告が増えてきた時期にアットウィキ運営にメールした。しかし
・意見は参考にします
・アットウィキは広告を消したり選んだりはできない
・スクリプトをいじって不当に消したなら規約違反でwiki全体Banする
という、なんとも威圧的な返答。絶対に悪質性の高い広告を改善しないという明確な意思を感じ諦めました。



どうしてこんなことに?

当wikiに限らず攻略wiki系はほぼ全てで全画面広告やアダルト広告のほか、スクロールに追随して誤タップを招く広告が蔓延しているのは前述の通りだが、こうした背景には、攻略wikiの性質上収益を得るには著作物であるゲームの情報を扱うためサイトの広告収益以外サイト運営費を賄う収入が得られない一方、アクティブユーザーの年齢層が若く購買力が低いため、広告での収益があまり多く見込めないという側面がある。そういうユーザーに対して、1円でも収益を得ようとするとこんな広告を出すことになる。

こういった悪質な広告が誰に対して出ているか、アドブロック老舗の280blockerの開発者が自サイトでまとめている(引用元・要約)。

  • 高額な偽のセキュリティソフト広告を載せてユーザを騙して契約させる(偽ウイルス警告)
  • 誤クリックによる収益を狙って動く広告を載せる(スクロール追従、全画面など)
  • 通常のサイトでは排除されてしまう下品な広告を表示させる(エロ・グロ系)
    • 購買力が高く、インターネットに慣れている人間(主にメディア関係者、業界関係者)に対しては、こんな広告はほとんど姿を見せないため、問題に気づきにくい。現状、サイト運営者・広告配信業者が収益に固執しているがために、購買力が低く、インターネットにはそれほど詳しくない人間への配慮がなっていない。

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最終更新:2025年06月04日 16:05