ミラーズホロウの人狼

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&bold(){werewolves} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/190528-1132/games/werewolves/190529-1542/img/game_box.png) [[BGAでプレイ>https://boardgamearena.com/gamepanel?game=werewolves]] 訳語は個人で訳したものです。そのため、実際のゲームとは異なる場合があります。 また、実際のゲームの英語ルールブックを訳したものを基にしているため、BGAでのゲーム仕様と異なる場合があります。BGAの使用が分かり次第編集します。 #contents *ゲーム画面 &ref(全体.png) *目的 いわゆる人狼ゲームで、人狼陣営と村人陣営に分かれてそれぞれの勝利条件を目指す。 :村人陣営の勝利条件| すべての人狼を殺すこと :人狼陣営の勝利条件| 村人陣営の全員を殺すこと 以下、フレーバーテキスト(公式より引用) アメリカの片田舎のはずれ、ミラーズホロウという名の小さな町は人狼(ワーウルフ)の脅威にさらされていた。 毎夜、不可解な現象(もしかしたら地球の温暖化が関係しているのか)によって人狼となってしまった殺人者たちが町の人によって拘束された。 今こそ太古の邪悪なものに立ち向かい、残りわずかとなってしまった住民を守るために立ち上がらなければならないのだ。 *キャラクターカード このゲームではキャラクターカードのみを使用します。 カードの種類は次の通りです。 **人狼 夜になるたびに、人狼は村人1人を噛み殺し、そして貪ります。 昼の間は自らの正体と行いを隠そうとします。 ゲームをプレイする人数やヴァリアントルールの有無によって1~4枚のカードが使用されます。 **村人陣営 夜になるたびに1人が人狼の犠牲になります。犠牲になったプレイヤーはゲームから退場します。 朝になると生き残った村人は街の中央へと集まり、誰が人狼なのかを突き止めようと議論をします。 議論が終了したら、村人は私刑に処する容疑者1人を投票によって決めます。最も多くの票が集まった人は絞首刑の後、火葬されたことになりゲームから退場します。村人陣営のキャラクターには以下の種類があります。 ***ただの村人 このキャラクターには特殊な能力はなく、あるのは自身の直感のみです。 誰が人狼であるのかをプレイヤーの行動から推測しなければなりません。また、人狼であると誤解されたり、誤って処刑されないように注意しなければなりません。 ***占い師 夜になるたびに、占い師はプレイヤー1人の役割を確認できます。占い師は村人が本物の人狼の正体を見破ることのできるよう手助けをしつつ、占い師自身の正体は人狼にバレることの無いように注意しなければなりません。 ***ハンター ハンターが人狼によって殺された、もしくは村人によって処刑された場合、報復を行えます。最後の力を振り絞って1人を狙撃します。標的になった他のプレイヤー1人をゲームから退場させます。 ***キューピッド キューピッドは町の仲人です。2人をすぐに恋仲にしてしまうことからこのニックネームで呼ばれています。 ゲームの最初の良く、キューピッドはプレイヤー2人を「恋人」とします。「恋人」はゲームが終了するまでずっと続きます。キューピッドは自分自身を「恋人」に指定することもできます。 「恋人」のうちどちらか1人が死んだ場合、もう1人の「恋人」であるプレイヤーも悲しみに暮れて即座に死亡します。 「恋人」のプレイヤーは互いに対して処刑のための投票を行うことができません。例えブラフとしてでも投票することができないのです。 ・「恋人」に関する特別なルール 「恋人」に指名されたのが1人が人狼でもう1人が村人陣営だった場合、これら2人のプレイヤーの勝利条件が変更されます。「恋人」にとっての唯一の願いは愛と平和の中で暮らすことであるため、他のすべてのプレイヤー(人狼と村人陣営)をゲームから退場させることが勝利条件となります。 ***魔女 魔女は2種類の協力な薬の作製法を知っています。 1つ目は癒しの薬で、人狼によって殺されたプレイヤー1人を生き返らせることができます。 2つ目は毒薬で、これは夜の間に使用してプレイヤー1人をゲームから退場させるものです。 それぞれの薬はゲーム中に1回ずつしか使用できません。自分自身に癒しの薬を使用することはできますが、毒薬は使用できません(ルールブックには、自分自身に有利になるように癒しの薬を使用できますと書かれている。毒薬を自分自身に使用できない旨は書かれていないが、おそらく自分自身に有利になる行動ではないため、これはできないと思われる)。 また、夜に毒薬を使った直後の翌朝で癒しの薬を使うこともできます。 このキャラクターがいる場合、夜は誰も死なない場合、1人だけが死ぬ場合、2人が死ぬ場合の3通りの可能性があります。 ***少女 少女は好奇心が旺盛です。彼女は夜の間に目を開いて人狼の行動を盗み見ることができます。 ただし、少女が目を開けているのが人狼にバレてしまった場合、彼女は恐怖のあまり静かに、そして即座に死亡します。これはその夜の人狼の襲撃対象として死亡することになります。 少女は夜のうち「人狼の目覚め」フェイズでのみ盗み見ができます。 BGAでは、盗み見を行う場合に2つの方法があります。 1つは25%の確率で人狼の正体が分かるものの、25%の確率で人狼にバレてしまう方法。 もう1つは50%の確率で人狼の正体が分かるものの、50%の確率で人狼にバレてしまう方法です。 ***保安官 (BGAでの名称はおそらく「キャプテン」。ルールブックには、この役割をいつ決定するのかのタイミングが記されておらず不明。) 他のキャラクターカードと異なり、このカードは配られません。このキャラクターカードは1人のプレイヤーに委ねられます。 実際の保安官のようにこのキャラクターは村人の投票によって最も多くの票を得たプレイヤーが保安官になります。選ばれたプレイヤーが保安官になることを拒否することはできません。 ゲーム中、このプレイヤーの投票は2票としてカウントされます。これは、2票を1票ずつに分割して2人のプレイヤーに投票することはできず、1人のプレイヤーに対して2票を投じるだけです。保安官がゲームから退場する場合、新たな保安官を指名してから退場します。 ***盗人 盗人を入れてゲームをプレイする場合、ゲーム開始時にキャラクターカードとして村人を2枚追加する。その後、キャラクターカードがシャッフルされて各プレイヤーに配られます。その後、2枚のカードが裏向きに中央に置かれます。 最初の夜の間に盗人はこれら2枚のカードを秘密裏に見て、どちらか1枚のカードと自身のキャラクターカード(盗人)を交換することができます。ただし、2枚のカードがどちらも人狼であるなら、どちらか1枚と自身のキャラクターカードを必ず交換しなければいけません。 キャラクターカードを交換した場合、以降は交換した後のキャラクターとしてゲームをプレイします。 *基本ルールでのカード枚数 オプションを一切適用しない場合の最も標準的なものとなります。 この他のカード(ハンターや魔女など)はテーブル作成時のオプションで選択した場合には1枚ずつ追加され、その分だけ普通の村人カードが除かれます。 (BGAでは12人が最大人数であるため、12人までしか表記していません) |プレイ人数|人狼|占い師|村人| |8|2|1|5| |9|2|1|6| |10|2|1|7| |11|2|1|8| |12|3|1|8| *セットアップ (ルールブックにはGMの選出や、GMによる進行をベースに書かれているため、後でBGA仕様に書き直します。) :1.|上記のプレイ人数に応じたキャラクターカードがシャッフルされ、各プレイヤーに1枚ずつ配られます。キャラクターカードの内容は配られたプレイヤーのみが確認できます。 :2.|「夜になりました。町は眠りにつき、全員が目を閉じます。」という合図で、すべてのプレイヤーは目を閉じなければいけません。その後、キャラクターカードによる行動を行います。 :3.|「盗人」のキャラクターカードを配られているプレイヤーは目を開け、中央の裏向きになっている2枚のカードを確認します。そして、これらのうち1枚と自身のキャラクターカードと交換することができます(ただし、2枚とも人狼だった場合は強制的に交換する)。その後、盗人は再び目を閉じます。 :4.|「キューピッド」のキャラクターカードを配られているプレイヤーは目を開け、「恋人」にする2人のプレイヤーを指定します(自分自身を指定してもよい)。その後、キューピッドは再び目を閉じます。 :5.|キューピッドによって「恋人」に指定されたプレイヤーは互いに確認します。この時、互いの役割を確認することはできません。そして、恋人は再び目を閉じます。 *プレイ :1.|「占い師」のキャラクターカードを配られているプレイヤーは目を開け、プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーの役割を秘密裏に確認します。その後、占い師は再び目を閉じます。 :2.|人狼は目を開け、秘密裏に相談をして襲撃対象を1人だけ選びます。このフェイズ中、「少女」のキャラクターカードを持っているプレイヤーは薄目を開けて人狼の行動を盗み見ることができます。ただし、人狼に行動を盗み見しているのがバレてしまった場合、襲撃対象として少女のキャラクターカードを持つプレイヤーは即座に志望します。なお、死亡を免れるために行動の盗み見をしなくても構いません。 人狼が襲撃対象を決定したら、すべてのプレイヤーは目を閉じます。誰が襲撃されたかは翌朝に発表されます。 :3.|魔女のキャラクターカードを持つプレイヤーは目を開け、人狼に襲撃されたプレイヤーを確認します。その後、癒しの薬か毒薬のどちらか1つを使うことを選択できます。毒薬を使用する場合は、続けてどのプレイヤーに対して使用するのかを選択します。薬が使用されたか、誰に対して使用されたのかは翌朝に発表されます。 :4.|朝になり、全員が目を開けます。まず、人狼によって殺された犠牲者が発表されます。犠牲になったプレイヤーのキャラクターカードは公開され、このプレイヤーはゲームから退場します。ゲームから退場したプレイヤーは他のプレイヤーと一切のコミュニケーションは取れません。犠牲者がハンターの場合は、ハンターのキャラクターカードを持つプレイヤーはゲームから退場する前に他のプレイヤー1人を指定します。指定されたプレイヤーは即座に死亡し、ゲームから退場します。犠牲者が恋人のうちの1人なら、もう一方の恋人のプレイヤーも即座に死亡し、キャラクターカードを表にしたうえでゲームから退場します。 :5.|議論の開始です。議論の後、処刑するプレイヤー1人を投票によって決定します。議論はキャラクターによって目標が異なります。 村人は人狼の正体を暴き、処刑させようとするでしょう。人狼はただの村人を装うでしょう。占い師と少女は村人の手助けをするでしょう。ただし、自らの正体を明かすことで自身が襲撃されたり処刑される危険もあるでしょう。恋人はお互いを守ろうとするでしょう。すべてのプレイヤーは他のキャラクターに偽装してもいいですし、ブラフだけでなく真実をそのまま話してもかまいません。大切なのはあなたの発言について納得させ、自分自身を守ることだけでなく、他のプレイヤーの情報を見極めることです。 :6.|議論は一定時間で終了します。議論が終了したら処刑するプレイヤーを決めるための投票を行います。投票は各プレイヤーが同時に、処刑をするプレイヤー1人に投票をします。このとき、保安官のプレイヤーは2票として投じることに注意してください。最も多くの票が集まったプレイヤーは人狼であると判断され即座に処刑されます。処刑されたプレイヤーはゲームから退場します。退場したプレイヤーは自身が持っているキャラクターカードを公開します。退場したプレイヤーはゲームが終了するまで他のプレイヤーと一切のコミュニケーションをとれません。 :7.|そして、夜が再び訪れ、すべてのプレイヤーは目を閉じます。 再びステップ1に戻ってゲームを続けます。 *ゲーム終了 以下の3つの条件のうちどれかが満たされたらゲームは終了します。 ・すべての人狼のプレイヤーがゲームから退場した この場合は村人陣営の全員が勝利します。 ・すべての村人陣営プレイヤーがゲームから退場した この場合は人狼陣営の全員が勝利します。 ・恋人が村人陣営と人狼陣営の2人の場合、この2人以外のプレイヤー全員がゲームから退場した この場合は恋人の2人が勝利します。 *注意点 ・議論の際、「彼は~」や「彼女に~」などの代名詞によってキャラクターが特定されることのないように注意してください。 ・夜の間に人狼が犠牲者を決めることができなかった場合は、その夜は誰も犠牲になりません。
&bold(){werewolves} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/190528-1132/games/werewolves/190529-1542/img/game_box.png) [[BGAでプレイ>https://boardgamearena.com/gamepanel?game=werewolves]] 訳語は個人で訳したものです。そのため、実際のゲームとは異なる場合があります。 また、実際のゲームの英語ルールブックを訳したものを基にしているため、BGAでのゲーム仕様と異なる場合があります。BGAの使用が分かり次第編集します。 #contents *ゲーム画面 &ref(全体.png) *目的 いわゆる人狼ゲームで、人狼陣営と村人陣営に分かれてそれぞれの勝利条件を目指す。 :村人陣営の勝利条件| すべての人狼を殺すこと :人狼陣営の勝利条件| 村人陣営の全員を殺すこと 以下、フレーバーテキスト(公式より引用) アメリカの片田舎のはずれ、ミラーズホロウという名の小さな町は人狼(ワーウルフ)の脅威にさらされていた。 毎夜、不可解な現象(もしかしたら地球の温暖化が関係しているのか)によって人狼となってしまった殺人者たちが町の人によって拘束された。 今こそ太古の邪悪なものに立ち向かい、残りわずかとなってしまった住民を守るために立ち上がらなければならないのだ。 *キャラクターカード このゲームではキャラクターカードのみを使用します。 カードの種類は次の通りです。 **人狼 夜になるたびに、人狼は村人1人を噛み殺し、そして貪ります。 昼の間は自らの正体と行いを隠そうとします。 ゲームをプレイする人数やヴァリアントルールの有無によって1~4枚のカードが使用されます。 **村人陣営 夜になるたびに1人が人狼の犠牲になります。犠牲になったプレイヤーはゲームから退場します。 朝になると生き残った村人は街の中央へと集まり、誰が人狼なのかを突き止めようと議論をします。 議論が終了したら、村人は私刑に処する容疑者1人を投票によって決めます。最も多くの票が集まった人は絞首刑の後、火葬されたことになりゲームから退場します。村人陣営のキャラクターには以下の種類があります。 ***ただの村人 このキャラクターには特殊な能力はなく、あるのは自身の直感のみです。 誰が人狼であるのかをプレイヤーの行動から推測しなければなりません。また、人狼であると誤解されたり、誤って処刑されないように注意しなければなりません。 ***占い師 夜になるたびに、占い師はプレイヤー1人の役割を確認できます。占い師は村人が本物の人狼の正体を見破ることのできるよう手助けをしつつ、占い師自身の正体は人狼にバレることの無いように注意しなければなりません。 ***ハンター ハンターが人狼によって殺された、もしくは村人によって処刑された場合、報復を行えます。最後の力を振り絞って1人を狙撃します。標的になった他のプレイヤー1人をゲームから退場させます。 ***キューピッド キューピッドは町の仲人です。2人をすぐに恋仲にしてしまうことからこのニックネームで呼ばれています。 ゲームの最初の良く、キューピッドはプレイヤー2人を「恋人」とします。「恋人」はゲームが終了するまでずっと続きます。キューピッドは自分自身を「恋人」に指定することもできます。 「恋人」のうちどちらか1人が死んだ場合、もう1人の「恋人」であるプレイヤーも悲しみに暮れて即座に死亡します。 「恋人」のプレイヤーは互いに対して処刑のための投票を行うことができません。例えブラフとしてでも投票することができないのです。 ・「恋人」に関する特別なルール 「恋人」に指名されたのが1人が人狼でもう1人が村人陣営だった場合、これら2人のプレイヤーの勝利条件が変更されます。「恋人」にとっての唯一の願いは愛と平和の中で暮らすことであるため、他のすべてのプレイヤー(人狼と村人陣営)をゲームから退場させることが勝利条件となります。 ***魔女 魔女は2種類の協力な薬の作製法を知っています。 1つ目は癒しの薬で、人狼によって殺されたプレイヤー1人を生き返らせることができます。 2つ目は毒薬で、これは夜の間に使用してプレイヤー1人をゲームから退場させるものです。 それぞれの薬はゲーム中に1回ずつしか使用できません。自分自身に癒しの薬を使用することはできますが、毒薬は使用できません(ルールブックには、自分自身に有利になるように癒しの薬を使用できますと書かれている。毒薬を自分自身に使用できない旨は書かれていないが、おそらく自分自身に有利になる行動ではないため、これはできないと思われる)。 また、夜に毒薬を使った直後の翌朝で癒しの薬を使うこともできます。 このキャラクターがいる場合、夜は誰も死なない場合、1人だけが死ぬ場合、2人が死ぬ場合の3通りの可能性があります。 ***少女 少女は好奇心が旺盛です。彼女は夜の間に目を開いて人狼の行動を盗み見ることができます。 ただし、少女が目を開けているのが人狼にバレてしまった場合、彼女は恐怖のあまり静かに、そして即座に死亡します。これはその夜の人狼の襲撃対象として死亡することになります。 少女は夜のうち「人狼の目覚め」フェイズでのみ盗み見ができます。 BGAでは、盗み見を行う場合に2つの方法があります。 1つは25%の確率で人狼の正体が分かるものの、25%の確率で人狼にバレてしまう方法。 もう1つは50%の確率で人狼の正体が分かるものの、50%の確率で人狼にバレてしまう方法です。 ***保安官 (BGAでの名称はおそらく「キャプテン」。ルールブックには、この役割をいつ決定するのかのタイミングが記されておらず不明。) 他のキャラクターカードと異なり、このカードは配られません。このキャラクターカードは1人のプレイヤーに委ねられます。 実際の保安官のようにこのキャラクターは村人の投票によって最も多くの票を得たプレイヤーが保安官になります。選ばれたプレイヤーが保安官になることを拒否することはできません。 ゲーム中、このプレイヤーの投票は2票としてカウントされます。これは、2票を1票ずつに分割して2人のプレイヤーに投票することはできず、1人のプレイヤーに対して2票を投じるだけです。保安官がゲームから退場する場合、新たな保安官を指名してから退場します。 ***盗人 盗人を入れてゲームをプレイする場合、ゲーム開始時にキャラクターカードとして村人を2枚追加する。その後、キャラクターカードがシャッフルされて各プレイヤーに配られます。その後、2枚のカードが裏向きに中央に置かれます。 最初の夜の間に盗人はこれら2枚のカードを秘密裏に見て、どちらか1枚のカードと自身のキャラクターカード(盗人)を交換することができます。ただし、2枚のカードがどちらも人狼であるなら、どちらか1枚と自身のキャラクターカードを必ず交換しなければいけません。 キャラクターカードを交換した場合、以降は交換した後のキャラクターとしてゲームをプレイします。 *基本ルールでのカード枚数 オプションを一切適用しない場合の最も標準的なものとなります。 この他のカード(ハンターや魔女など)はテーブル作成時のオプションで選択した場合には1枚ずつ追加され、その分だけ普通の村人カードが除かれます。 (BGAでは12人が最大人数であるため、12人までしか表記していません) |プレイ人数|人狼|占い師|村人| |8|2|1|5| |9|2|1|6| |10|2|1|7| |11|2|1|8| |12|3|1|8| *セットアップ (ルールブックにはGMの選出や、GMによる進行をベースに書かれているため、後でBGA仕様に書き直します。) :1.|上記のプレイ人数に応じたキャラクターカードがシャッフルされ、各プレイヤーに1枚ずつ配られます。キャラクターカードの内容は配られたプレイヤーのみが確認できます。 :2.|「夜になりました。町は眠りにつき、全員が目を閉じます。」という合図で、すべてのプレイヤーは目を閉じなければいけません。その後、キャラクターカードによる行動を行います。 :3.|「盗人」のキャラクターカードを配られているプレイヤーは目を開け、中央の裏向きになっている2枚のカードを確認します。そして、これらのうち1枚と自身のキャラクターカードと交換することができます(ただし、2枚とも人狼だった場合は強制的に交換する)。その後、盗人は再び目を閉じます。 :4.|「キューピッド」のキャラクターカードを配られているプレイヤーは目を開け、「恋人」にする2人のプレイヤーを指定します(自分自身を指定してもよい)。その後、キューピッドは再び目を閉じます。 :5.|キューピッドによって「恋人」に指定されたプレイヤーは互いに確認します。この時、互いの役割を確認することはできません。そして、恋人は再び目を閉じます。 *プレイ :1.|「占い師」のキャラクターカードを配られているプレイヤーは目を開け、プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーの役割を秘密裏に確認します。その後、占い師は再び目を閉じます。 :2.|人狼は目を開け、秘密裏に相談をして襲撃対象を1人だけ選びます。このフェイズ中、「少女」のキャラクターカードを持っているプレイヤーは薄目を開けて人狼の行動を盗み見ることができます。ただし、人狼に行動を盗み見しているのがバレてしまった場合、襲撃対象として少女のキャラクターカードを持つプレイヤーは即座に志望します。なお、死亡を免れるために行動の盗み見をしなくても構いません。 人狼が襲撃対象を決定したら、すべてのプレイヤーは目を閉じます。誰が襲撃されたかは翌朝に発表されます。 :3.|魔女のキャラクターカードを持つプレイヤーは目を開け、人狼に襲撃されたプレイヤーを確認します。その後、癒しの薬か毒薬のどちらか1つを使うことを選択できます。毒薬を使用する場合は、続けてどのプレイヤーに対して使用するのかを選択します。薬が使用されたか、誰に対して使用されたのかは翌朝に発表されます。 :4.|朝になり、全員が目を開けます。まず、人狼によって殺された犠牲者が発表されます。犠牲になったプレイヤーのキャラクターカードは公開され、このプレイヤーはゲームから退場します。ゲームから退場したプレイヤーは他のプレイヤーと一切のコミュニケーションは取れません。犠牲者がハンターの場合は、ハンターのキャラクターカードを持つプレイヤーはゲームから退場する前に他のプレイヤー1人を指定します。指定されたプレイヤーは即座に死亡し、ゲームから退場します。犠牲者が恋人のうちの1人なら、もう一方の恋人のプレイヤーも即座に死亡し、キャラクターカードを表にしたうえでゲームから退場します。 :5.|議論の開始です。議論の後、処刑するプレイヤー1人を投票によって決定します。議論はキャラクターによって目標が異なります。 村人は人狼の正体を暴き、処刑させようとするでしょう。人狼はただの村人を装うでしょう。占い師と少女は村人の手助けをするでしょう。ただし、自らの正体を明かすことで自身が襲撃されたり処刑される危険もあるでしょう。恋人はお互いを守ろうとするでしょう。すべてのプレイヤーは他のキャラクターに偽装してもいいですし、ブラフだけでなく真実をそのまま話してもかまいません。大切なのはあなたの発言について納得させ、自分自身を守ることだけでなく、他のプレイヤーの情報を見極めることです。 :6.|議論は一定時間で終了します。議論が終了したら処刑するプレイヤーを決めるための投票を行います。投票は各プレイヤーが同時に、処刑をするプレイヤー1人に投票をします。このとき、保安官のプレイヤーは2票として投じることに注意してください。最も多くの票が集まったプレイヤーは人狼であると判断され即座に処刑されます。処刑されたプレイヤーはゲームから退場します。退場したプレイヤーは自身が持っているキャラクターカードを公開します。退場したプレイヤーはゲームが終了するまで他のプレイヤーと一切のコミュニケーションをとれません。 :7.|そして、夜が再び訪れ、すべてのプレイヤーは目を閉じます。 再びステップ1に戻ってゲームを続けます。 *ゲーム終了 以下の3つの条件のうちどれかが満たされたらゲームは終了します。 ・すべての人狼のプレイヤーがゲームから退場した この場合は村人陣営の全員が勝利します。 ・すべての村人陣営プレイヤーがゲームから退場した この場合は人狼陣営の全員が勝利します。 ・恋人が村人陣営と人狼陣営の2人の場合、この2人以外のプレイヤー全員がゲームから退場した この場合は恋人の2人が勝利します。 *注意点 ・議論の際、「彼は~」や「彼女に~」などの代名詞によってキャラクターが特定されることのないように注意してください。 ・夜の間に人狼が犠牲者を決めることができなかった場合は、その夜は誰も犠牲になりません。 *拡張オプション: ザ・ヴィレッジ (以下は「The Werewolves of Miller's Hollow - the Pact - 」の英語ルール中にある該当部分を個人で訳したものです。また、ルールライティングの英語がかなり読みにくく、間違っているかもしれません。そのため、「the Village」とはルールが異なる可能性があります。また、実際のゲームとは訳語が異なる場合があります。もし、the villageのルールをご存知の方は編集をお願いします。) この拡張はテーブル作成時のオプションをオンにすることによって導入可能です。 **追加要素 ・新たな役職の追加 新たに「白狼」、「放火魔」、「うわさ屋」の3つの職業が追加されます。 ・建物と「表の職業」の追加 ミラーズホロウの住民の中には建物を占有し、特別なパワーを持つものが現れました。このパワーは永続的、つまりゲーム中にずっと続くものと1回きり使えるものがあります。建物が破壊されると、その建物を占有していたプレイヤーはパワーを使えなくなります。ゲームから退場したプレイヤーが占有していた建物は、流れ者によって使用できるようになります。流れ者が望むなら、執行吏によってえらばれた流れ者が新たな建物の所有者となり、パワーも使用できるようになります。 **建物と表の職業とパワー ゲーム開始時に職業トークンが各プレイヤーにランダムに1枚配られます。このトークンに応じた建物が割り当てられ、表の職業のパワーを使用できるようになります。 ただし、流れ者トークンを受け取ったプレイヤーには建物の割り当てはありません。 ***農場 :この建物の職業|農家 :パワー|永続的 のどかな田園風景が広がる私たちの町では、農家の影響力は非常に大きいのです。 第2ターンの開始時、農家の中から1人を保安官にするための議論と投票を行います。 保安官のプレイヤーがゲームから退場した場合、残っている農家の中から後任を指名なければなりません。 最後の農家がゲームから退場した場合、後任の指名をせず、保安官はいなくなります。 ***教会 :この建物の職業|聴罪司祭 :パワー|1回使い切り 聴罪司祭は秘密を知りたい教区民の懺悔を聞くことができます。 ・昼の間の任意のタイミングで、プレイヤー1人を選び、選んだプレイヤーのキャラクターカードを秘密裏に確認します。 ***掘っ立て小屋 :この建物の職業|無免許接骨医 :パワー|1回使い切り 才能ある接骨医は、ものの数秒で骨が元通りになるだけでなく若返りすら実現させます。 ・昼の間の任意のタイミングで、使い切りのパワーを持つ表の職業(聴罪司祭、床屋、領主)の建物を占有しているプレイヤー1人を選び、そのプレイヤーがパワーを使っているならもう一度パワーを使えるようにします。 ***学校 :この建物の職業|女教師 :パワー|永続的 女教師は、村内で人に向かって指をさす村人を叱責します。 ・昼がが来るたび、投票を行う直前に、女教師は2人までプレイヤーを選ぶことができます。選ばれたプレイヤーは、その日の投票を行えません。ただし、女教師自身も投票できません。 ・投票はできませんが、議論に参加することは可能です。 ・女教師のパワーで酒場の主人の投票を禁じることができます。 ・女教師のパワーで流れ者のプレイヤーの投票を禁じることはできません。 ***パン屋 :この建物の職業|パン屋 :パワー|永続的 ミラーズホロウではパン屋が誰よりも早く起床してオーブンの準備に取り掛かります。もう少しで夜が明けようとしている頃、パン屋は人狼が襲撃から帰ってくるのを目撃しているような気がしています… ・夜が来るたびに、「人狼は眠りに就きます」の合図があったらすぐに目を開けることができます。その後、再び眠りに就きます。 (BGAでこれがどのように実装されるのか不明。わかり次第追記します) ***理髪店 :この建物の職業|床屋 :パワー|1回使い切り この床屋は芸術的なカミソリさばきで有名です。時々、床屋は自身の正義に則って疑わしい犯人を排除するために、カミソリを使います。 ・昼の間の任意ノタイミングで、床屋はプレイヤー1人を選び、選んだプレイヤーを退場させることができます。 ・このパワーによって人狼をゲームから退場させた場合、床屋は村から感謝され、もう一度パワーを使うことができます(?ちょっと不明)。人狼でなかった場合は床屋も即座にゲームから退場します。(人狼とは、「人狼」「悪い大きな人狼」「祟られた父狼」「白狼」のことです) ・ただし、このパワーによって流れ者をゲームから退場させることはできません。 ***酒場 :この建物の職業|酒場の主人 :パワー|条件を満たすまで永続的 酒場の繁盛させるため、酒場の主人はどんな常連ともトラブルを起こさないように注意しています。 ・パワーを持っている限り、人狼の襲撃対象として選ばれず、また、投票の対象にもならない。 ・パワーを持っている限り、酒場の主人は投票の際、必ず最初に1人で投票しなければなりません。 ・酒場の主人が投票したプレイヤーが最多票を集めてゲームから退場することになった場合(何らかの方法で処刑されなくなったとしても)、このパワーは失われます。 なお、酒場の主人のパワーは襲撃対象や投票対象にならないだけで、職業のパワーの対象にはなります。 ***執行吏の家 :この建物の職業|執行吏 :パワー|永続的 法律と秩序の専門家として、土地管理人は空き家を流れ者に与えています。 ・建物を所有しているプレイヤーが死亡して、その建物の占有者がいなくなった場合、執行吏は流れ者のプレイヤー1人を選択できます。選ばれたプレイヤーはその建物を占有して、それに関連する表の職業のパワーを使えるようになります(使い切りのパワーが使われていた場合でも、パワーを使えるようになります)。 ・複数の建物の占有者が同時にいなくなった場合、建物1つにつき流れ者1人ずつに割り当てることができます。 ・執行吏が死亡した場合には、流れ者に建物を割り当てることはできなくなります。 ***マナーハウス :この建物の職業|領主 :パワー|1回使い切り 確かに傲慢な態度は迷惑に感じる時もありますが、領主は古代から続く伝統によって判決を下すことのできる唯一の人物です。 ・昼の投票で処刑対象が決定した後、処刑対象が望んだ場合に領主はそのプレイヤーの処刑を取り消すことができます。 ・領主は自分自身が処刑対象に選ばれた場合もその決定を取り消すことができます。 ***建物なし :この建物の職業|流れ者 :パワー|永続的 勇気のある流れ者は、有能な人材になるという夢を実現するために村に加わることを唯一の望みとしています。 ・流れ者は女教師、床屋、うわさ屋、放火魔のパワーの対象になりません。 ・建物の所有者が死亡し、空きのある建物が発生した場合、執行吏は任意の流れ者1人を選び、選んだ流れ者にその建物を割り当てます。建物が割り当てられた流れ者は、以降、その建物の表の職業のパワーを使用できます。その職業の1回きりのパワーが既に使われていたとしても、もう一度使えるようになります。 ・流れ者は執行吏建物の割り当てを拒否することができます。 **新たなキャラクター 建物に関連するキャラクター2つと、他の人狼も含めたすべてのプレイヤーの排除を目指す新たな人狼陣営としてのキャラクター「白狼」が追加されます。 ***放火魔 名前が示すように、このキャラクターは罪を犯すことで妨害をします。村を恐怖に陥らないよう、夜間の家屋への管理を重点的に行いつつ、放火魔が火炎瓶を投げ込まないことを祈りましょう。 ・放火魔はゲーム中に一度だけ、夜の間に建物1つを選び、その建物に火をつけることができます。 ・夜間に放火魔によって放火された建物がある場合は、翌朝にその結果が発表されます。放火された建物はゲームから取り除かれ、その占有者は流れ者になります(ゲームから退場するわけではありません)。 ・放火魔が放火した建物の占有者を人狼が襲撃した場合、襲撃対象のプレイヤーは死亡せず、代わりに、そのプレイヤーに最も近い位置の人狼1人が焼死してゲームから退場します。残った人狼は炎に包まれたパニックで襲撃は行えませんが死亡はしません。 ***うわさ屋 うわさ屋は、夜明け前に匿名による告発ポスターを掲示して、罪人の疑いを密かに広めることを愛しています。 ・人狼が襲撃を終えた後、夜が明ける前に、うわさ屋はプレイヤー1人を選びます。選ばれたプレイヤーの建物の前には告発ポスターが置かれます。 ・次の日の投票の際、告発ポスターが置かれたプレイヤーは既に2票を投じられた状態で始まります(決選投票になった場合でも2票が継続するのかは記載が無いため不明だが、「during the next vote」と書かれているため、決選投票では無効になると思われる(?))。 ・告発ポスターは、投票対象にはならない酒場の主人に対しても置くことができます。 ・告発ポスターは流れ者プレイヤーの前には置くことができません。

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