Welcome to...


ゲーム画面


目的と概要

一番多くの点数を獲得すること。
◆もう少し詳しく:
このゲームは紙ペンゲームです。
毎ラウンド数字の書かれたカードが3枚公開され、そこから数字を1つ選びます。3本の"通り"の空いている区画に選んだ数字を書くことで家を建てます。
建てた家々を柵で囲うと団地を造れます。団地はゲーム終了時に得点になります。また、都市計画の達成も目指します。
計画の達成による得点の他にもプールや公園を造ったりすることでも得点できます。

以下、フレーバーテキスト(公式より引用)
Welcome to...では、プレイヤーはベビーブーム真っ只中である1950年代のアメリカの建築家になります。そこには建築家同士の厳しい競争が待ち受けていました。
自分が担当する3本の通りに、豪華な公園やおしゃれなプールが整備された、最も素晴らしい団地を造成し、都市計画をうまく達成するのはどの建築家でしょうか?

画面説明

1.
建築カード
2.
自分のプレイヤーシート
3.
都市計画カード

  • プレイヤーインフォメーション
1.
勝利点
2.
各山札での建築カードの残り枚数
3.
ここを押すと全員の得点状況を確認できます
4.
ここを押すとサマリーシートを確認できます
5.
ここを押すと画面のレイアウトを調整できます
6.
ここを押すと他プレイヤーのプレイヤーシートを確認できます
7.
3つの都市計画の達成順
8.
家を建てた(番地の書き込みを行った)回数
9.
建築不許可となった回数

このゲームで使うもの

  • 都市計画カード
  • 建築カード
番地面(表)

効果面(裏)
  • プレイヤーシート
  • サマリーシート

ゲームの準備

これはBGAでは自動的に行われるので、読み飛ばしても構いません。
1.
各プレイヤーはプレイヤーシート1枚を受け取ります。
2.
都市計画カードがn゜1、n゜2、n゜3の基本カードの中からそれぞれ1枚選ばれます。
3.
建築カードがすべてシャッフルされ、番地面を表にして27枚ずつの山札が3つ作られます。

ゲームの流れ

ゲームは3つある終了条件のどれかが満たされるまでラウンドが繰り返し行われます。ゲーム終了条件が満たされたら、そのラウンドを最後まで行ってゲーム終了となり、最も勝利点の多いプレイヤーが勝利します。

ラウンド中は全プレイヤーが同時にアクションを行います。
ラウンド開始時に建築カードの組み合わせが作られ、プレイヤーはその中から1つを選びます。選んだカードに書かれている数字を自分のプレイヤーシートに書き込むと同時に、選んだカードのアクションを実行します。
都市計画を達成できる場合には都市計画を達成することもできます。

これらを1ラウンド中に行います。
ゲーム終了条件が満たされていなければ次のラウンドが始まります。

では、プレイの詳細を説明します。

プレイ

各ラウンドは以下のステップを数字の順番で進行していきます。

1.ラウンド開始時の準備
2.建築カードの選択
3.番地の書き込み
4.アクションの実行
5.都市計画の達成

各ステップを順番に説明します。

1.ラウンド開始時の準備

ラウンド開始時に、それぞれの建築カードの山札から1枚のカードがめくられ、効果面を上にして山札の脇に置かれます。
建築カードの番地面とめくられたカードの効果面を1組にして、3組の組み合わせが作られます。

2.建築カードの選択

ここからは全プレイヤーが同時にアクションを行います。

各プレイヤーは3つの建築カードの組み合わせの中からいずれか1組を選び、自分のプレイヤーシートに書き込みを行います。
なお、複数のプレイヤーが同じ組み合わせを選ぶことができます。

3.番地の書き込み

選んだ組み合わせのカードの番地面の数字を、自分のプレイヤーシートの3本ある通りのいずれか1つの区画に書かなければなりません。
この時、次の2つのルールに従わなければなりません。

  • 番地の数字は空いている区画に書かなければならない
  • 1つの通りの中では、数字は左から右に昇順になるようにしなければならない

なお、上記のルールに従っているなら、区画と区画の間が空いていても構いません。
また、数字は連番である必要もありません。

もし、プレイヤーが選んだ番地の数字が左から右に昇順になるように書けるような空き区画がない場合は建築不許可となります。
建築不許可となるたびに、プレイヤーシート下部の建築不許可列に上から順にチェックがつきます。ゲーム終了時に見えている最も小さい数字が勝利点から差し引かれます。

この場合は1回だけ建築不許可になっており、チェックが1つついています。
見えている最も小さい数字は「0」なので、ゲーム終了時に勝利点から点数が引かれることはありません。

4.アクションの実行

選んだ組み合わせのカードの効果面に応じたアクションを実行できます。
このアクションは実行してもしなくても構いませんが、建築不許可となった場合にはアクションは実行できないので注意してください。
アクションは全部で6種類あります。詳細は下記参照。

建築カードの効果

  • 測量士

このアクションではいずれかの通りの隣り合う区画の間に柵を1つ書きます。
柵を書くのはこのラウンド中に番地を書いた通りと異なる通りでも構いませんし、番地を書いていない区画の間でも構いません。
柵の間に1~6個の家(番地の書かれた区画)があれば団地となります。団地はゲーム終了時に勝利点をもたらします。
なお、各通りの両端にはすでに柵があるものとみなします。
団地の中に新たに柵を立てることで1つの団地を2つに分割することができます。ただし、都市計画の達成に使用されている団地を分割することはできません(計画の達成については後述します)。

2本目の通りの左から3つ目の区画に「5」を番地として書き込みます。
その後、測量士の効果を使用して、1本目の通りの左から1番目と2番目の区画の間の区画に柵を造りました。ここは既に3区画(2,3,6)の完成した団地でしたが、柵を作ったことで1区画と2区画の完成した団地2つに分割されました。


  • 不動産業者

完成した団地の価値を高めることで、ゲーム終了時に団地から得られる勝利点を増やします。
このアクションを使うと、プレイヤーシートの団地の価値列からいずれか1つを選び、その列の一番上の数字にチェックをつけます。
団地の価値列は団地の大きさ(1つの団地に含まれる家の数)ごとに用意されており、ゲーム終了時に1つの団地から得られる勝利点は各列の一番上の数字によって決まります。

不動産業者の効果を使用して団地の価値を高めます。
今回は2区画の団地の価値を高めることにします。
2区画の団地列の一番上の数字にチェックをつけます。
これによって2区画の完成した団地1つが2点ではなく3点をもたらすようになりました。

  • 造園業者

このアクションを使うと、公園を1つ造成できます。
このラウンド中に番地を書いた区画がある通りの上部右端にある木の一番左の数字にチェックをつけます。
ゲーム終了時に、各通りで見えている最も小さい数字を勝利点として得ます。

1本目の通りの右から4つ目の区画に番地として「10」を書き込みました。
その後、造園業者の効果を使用して公園を造成することにしました。
番地を書いた区画のある1本目の通りの右端にある木にチェックを1つつけます。

  • プール製造会社

このアクションを使うとプールを1つ造成できます。
このラウンド中に番地を書いた区画の上部にプールの絵があるなら、そこにチェックをつけることでプールを造ります。
プールを造ったらプレイヤーシートのプール列のチェックされていない一番小さい数字にチェックをつけます。
注意
プールの絵が描かれていない区画に番地を書いた場合、このアクションを使うことはできずプールも造れません。
また、プール製造会社以外の効果を選んだ上でプールが描かれている区画に番地を書いても構いませんが、この場合もプールを造れません。

区画に「4」を番地として書き込みました。
その後、プール製造会社の効果を使用してプールの造成をします。
番地を書きこんだ区画にプールの絵が描かれているので、このプールにチェックをつけます。
さらに、プール列の一番小さい数字にもチェックをつけます。

  • 労働者派遣会社

このアクションのみ、番地の数字を書く際に効果を発揮します。
この効果面を選んだプレイヤーは、いずれかの区画に番地を書く際に、番地面の数字を-2~+2の範囲で増減できます。つまり、0~17までの番地を書ける可能性があります。
労働者派遣会社を選んだプレイヤーは、プレイヤーシートの労働者派遣会社列にチェックを1つつけます。
ゲーム終了時に労働者派遣会社列につけているチェック数の順位に応じて勝利点を得られます。詳細は後述します。

建築カードの数字は「8」ですが、労働者派遣会社の効果を使用して「7」と記入しました。
その後、労働者派遣会社列にチェックをつけます。
なお、労働者派遣会社のカードを選んでいれば、カードの数字を修正しなくとも労働者派遣会社列にチェックをつけることができます。


  • Bis

このアクションを実行すると、いずれかの通りの番地がすでに書かれた家1つを選び、その家の左右どちらかに隣接する空き区画に同じ番地を書きます。その後、このアクションで番地を書いた区画に「b」と書きます。
つまり、番地をコピーして同じ数字の番地を書き込むことができます。
「数字を昇順に並べなければならない」というルールを無視して家を建てる唯一の方法です。
ただし、このアクションで番地を新たに書く区画とコピー元の区画との間に柵があってはなりません。
同じ番地に対してBisアクションを複数回実行できます(1ラウンド中に実行できるBisアクションは1回だけ)。
Bisアクションを実行するたびに、プレイヤーシートのBis列のチェックされていない一番小さい数字にチェックをつけます。ゲーム終了時、見えている最も小さい数字が最終得点から差し引かれます。
なお、Bisのアクションを実行できる回数には限りがあり、最大で9回までしか実行できないことに注意してください(なぜならBisのカードが9枚しかないので)。

まず、番地の書き込みを行い、「5」を番地として書き込みました。
その後、Bisの効果を使用して、既に書き込まれている番地「3」をコピーして隣接する空き区画へ番地の書き込みを行いました。
Bisで番地の書き込みを行った区画には「3b」と書き込まれます。
その後、Bis列へのチェックを行います。

5.都市計画の達成

ゲーム開始時に都市計画カードがランダムに3枚用意されます。
このカードによってプレイヤーに都市計画が提示されます。
例えば、指定された大きさの団地を指定された数だけ完成させるなどの目標があります。
それぞれの都市計画カードについて、達成条件を最初に満たしたプレイヤーは、そのカードに書かれた大きい数字を勝利点として獲得します。
もし、1ラウンド中に同時に条件を満たしたプレイヤーが複数いるなら、達成したプレイヤー全員が勝利点を獲得します。
達成された都市計画カードは「認可面」へ裏返され、以降はその計画カードの条件を達成すると得られる勝利点が小さい数字となります。
この計画を最初に達成したプレイヤーは9点を得ます。
その後に達成したプレイヤーは5点を得ます。

なお、それぞれの都市計画カードについて、1人のプレイヤーが勝利点を獲得できるのはそれぞれ1度だけです。

ゲームを通して一番最初に3つの計画のうちいずれかを達成したプレイヤーは、望むのならば建築カードすべてをもう一度シャッフルして3つの山札を作り直したうえでゲームを続けるかどうかを選択します。もちろん、山札を作り直さずにゲームを続行しても構いません。

注意
計画の達成に使用した団地は測量士アクションで柵を立てて分割することができません。また、別の計画の達成に使用することもできません。
このことが分かるように、計画の達成に使用された団地の上部には柵が書かれます。

ゲーム終了

以下の3つの条件のいずれかが満たされるとゲームは終了に向かいます。

  • いずれかのプレイヤーが建築不許可列に3つ目のチェックをつけた
  • いずれかのプレイヤーが1人で3つの都市計画の条件をすべて達成した
  • いずれかのプレイヤーがすべての通りのすべての区画に番地を書いた

ゲーム終了条件が満たされたラウンドが終了するとゲームが終了します。
ゲームが終了したら得点計算が行われます。

プレイヤーごとに
  • 都市計画による勝利点
  • 各通りの公園による勝利点
  • プールによる勝利点
  • 労働者派遣会社による勝利点
  • 完成した団地による勝利点
  • Bisによる失点
  • 建築不許可列による失点
を合計し、最も勝利点の多いプレイヤーが勝者です。
同点の場合は、完成した団地の数が多いプレイヤーが勝利します。
それも同数の場合、1区画の団地の数が多いプレイヤー、それも同数なら2区画の団地の数が多いプレイヤー、...というように勝者が決定します。
それでも同数なら引き分けです。

BGAではプレイヤーシートの下部でリアルタイムに得点が反映されるため分かりやすいです。
都市計画による勝利点→13点
各通りの公園による勝利点→8点
プールによる勝利点→13点
労働者派遣会社による勝利点→0点
完成した団地による勝利点→14点
Bisによる失点→-3点
建築不許可列による失点→0点
合計勝利点→50点

ソロゲーム

ソロゲームは1人用のスコアアタックモードです。
  • ゲームの準備
これはBGAでは自動的に行われるので、読み飛ばしても構いません。
1.
すべての建築カードがシャッフルされ、同じ枚数ずつの2つの山札が作られる。
2.
一方の山札にソロプレイ用カードが混ぜられ、もう一方の山札がこの上に重ねられる。
3.
都市計画カードがランダムに3枚選ばれて公開される。
4.
プレイヤーシート、サマリーが配られる。

  • プレイ
ラウンド開始時に、建築カード山札から3枚のカードが引かれます。
そのうちのいずれか2枚を選び、番地と効果の組み合わせを作ります。
その後、作った組み合わせに基づいて、番地の書き込みと効果の使用を行います。
使用しなかった1枚も含めて3枚のカードを捨て札とします。
これで1ラウンドが終わります。
ゲームの終了条件が満たされるまでこのラウンドを繰り返し行います。

建築カードの山札からソロプレイ用カードが引かれたら、3枚の都市計画カードが裏返しになり「認可面」となります。
これ以降は小さい数字の勝利点を獲得することになります。

(ソロプレイ用カード)

これ以外は通常のゲームと同様に行います。

  • ゲームの終了
ゲームの終了条件は4つになります。
通常ゲームの他に「山札が無くなること」が加えられます。

  • 得点計算
労働者派遣会社列を除き、通常ゲームと同様に勝利点を合計します。
労働者派遣会社列はチェックが6個以上なら7点を獲得します。
6個に満たない場合は勝利点を得られません。

中級ルール

条件が少し特殊な都市計画カードが追加されます。
また、ラウンドアバウトを造成できるようになります。

追加の都市計画カード

以下の都市計画カードが通常の都市計画カードに混ぜられます。
ゲームのルールは通常のルールと同じです。

  • n゜1

この都市計画を達成するには、カードに指定された通りの全区画に番地を書く必要があります。


この都市計画を達成するには、3本すべての通りの両端の区画に番地を書く必要があります。


この都市計画を達成するには、労働者派遣会社列にチェックを7個つける必要があります。


この都市計画を達成するにはいずれか1本の通りについて、Bisの効果を使用して番地を5つ書く必要があります(つまり「b」を5つ書く)。

  • n゜2

この都市計画を達成するにはカードに指定された通りにあるすべての公園およびプールを造る必要があります。


この都市計画を達成するには、いずれかの2本の通りについてすべての公園を造成する必要があります。


この都市計画を達成するには、いずれかの2本の通りについてすべてのプールを造成する必要があります。


この都市計画を達成するには、いずれかの1本の通りについて、すべての公園およびプールを造り、ラウンドアバウトを1つ作らなければなりません。


注意
家や団地は計画の達成に使用した場合、それらを別の計画の達成のために使用することができません(これは通常ルールと同じ)。
ただしプールは例外で、計画の達成に使用しても別の計画達成のために再度使用することができます。

ラウンドアバウト

プレイヤーは各ラウンド中の任意のタイミングで、番地を書く、アクションの実行に加えてラウンドアバウトの造成を行えます。
空いている区画を1つ選び、そこにラウンドアバウトを書きます。その区画の左右に柵も書きます。

ラウンドアバウトは通りを2つに分割し、それによってラウンドアバウトの左右それぞれで数字の昇順判定が行われるようになります。
つまり、ラウンドアバウトを境にすることで数字を昇順に並べやすくなります。


ラウンドアバウトを1つ造るたびにラウンドアバウト列のチェックされていない一番小さい数字にチェックをつけます。
ゲーム終了時、見えている最も小さい数字が最終得点から差し引かれます。
なお、ラウンドアバウトの造成は2回までしか行えません。

注意
都市計画の達成条件やゲームの終了条件を確認するとき、ラウンドアバウトは建築済みの家(完成した団地)として扱われます。

上級ルール

上級ルールはこのゲームに慣れたプレイヤー向けです。
プレイヤー間のインタラクションが増し、建築カードの選択がより重要になります。
上級ルールで遊ぶ際には、中級ルールを併用することをオススメします。

  • ゲームの準備
1.
すべての建築カードがシャッフルされ、効果面を表にして1つの山札が作られる。
2.
都市計画カードが3枚引かれ公開される。
3.
各プレイヤーにプレイヤーシートが配られる。

  • プレイ
ゲーム開始時、各プレイヤーに3枚の建築カードが配られます。

各ラウンド開始時、プレイヤーは手札の3枚のカードから必ず2枚を選んで番地面と効果面の組み合わせを作ります。
そして、作った組み合わせについて通常ルールと同様に番地の書き込みとアクションの実行を行います。
その後、各プレイヤーは選んだ2枚のカードを捨て札にし、残りの1枚のカードを次のプレイヤーに時計回りになるように渡します(BGAではプレイヤーインフォメーションの下側のプレイヤーに渡します)。
その後、各プレイヤーに山札から2枚の建築カードが配られます。

この一連のラウンドをゲーム終了条件が満たされるまで繰り返し行います。
ゲームの終了条件や上記以外の通常ルールからの変更点はありません。
最終更新:2021年01月07日 17:25