シャム

Siam

BGAでプレイ
訳語は個人で訳したもので、実際のゲームと異なる場合があります。

ゲーム画面


目的

5×5のボードを使って二人で遊ぶゲームです。
片方のプレイヤーは象、片方のプレイヤーはサイの駒を担当し押し合いながら、いずれかの岩をボードの外に押し出すことを目標にします。
岩が押し出された際に、岩を押し出した駒の中で岩の方向を向いていて、最も岩に近い駒を担当しているプレイヤーが勝者です。
-以下、フレーバーテキスト

私たちは、かつて地球上の天国であったシャムの領域にいます。シャムは象とサイが何世紀にもわたって平和に暮らしていた広大な国です。
その後、地球は揺れ始め、シャムは巨大な山々に囲まれた3つの地域に縮小されました。それ以来、象とサイには住むのに十分なスペースがありませんでした。
そして今、シャムではこれら2つの信じられないほど強い種が2つの領土を支配するために容赦なく戦います。

シャムで勝つために、ボードから岩を押し出す最初のプレーヤーになりましょう。
どちらの動物も岩を押すことができますが、向かい合っている動物を押したい場合は数が上回っている必要があります。
例えば1匹を押し返すためには2匹が、2匹を押し返すためには3匹の動物が必要になります。

このゲームで使うもの

  • 象の駒(4個~5個)
  • サイの駒(4個~5個)
  • 岩(3個)
  • ボード(通常ボードまたは変則ボード)

セットアップ

1.
片方のプレイヤーには象の駒を4個~5個、もう片方のプレイヤーにはサイの駒を4個~5個配ります。
(通常ボードの場合は5個、変則ボードの場合は4個配ります)
2.
ボードの中央3マス(B3、C3、D3)に岩が置かれます。
3.
象の駒を担当するプレイヤーを先手にしてゲーム開始です。

プレイ

手番で行えること

プレーヤーは各ターンで、次の5つ操作の中から一つを実施します。

自分の駒をボードに出す

  • ボードの外辺に接した任意の空いているマスに、任意の向きに駒を置く
  • ボードの外辺に接したマスに別の駒がある場合、別の駒を押せる条件を満たしているなら、押せる駒達を押し、自分の駒をそのマスに入れる

自分の駒を動かす

  • 駒の向きに関係なく、駒は縦横に移動できる。移動させた後、駒の向きを変更できる。

自分の駒の向きを変更する

  • 駒を移動させなくても向きだけ変更することができる。

自分の駒をボードから外に出す

  • ボードの外辺に接したマスにある自分の駒は、ボードから取り除くことができる。 取り除いた駒は、後に使うことができる。

自分の駒を動かし、別の駒を押す

  • 移動する方向に、別の駒がある場合、自分の駒の向いている向きに押すことができる。(横や後ろ向きには押せない)
 ただし、以下の計算により、押すべき方向の力の数の合計が1以上である必要がある。
1.押すべき方向に連なる駒の中の岩は、(岩の数-1)×-1と数える。
2.駒が自分の進行方向と同じ向きにある場合は、1と数える。(どちらの駒であっても関係なく1)
3.駒が自分の進行方向と対峙する向きにある場合は、-1と数える。(どちらの駒であっても関係なく-1)
4.横向きの駒は力に無関係。力=0

通常ボードの座標

ボードの座標は左から順にA~E、上から順に1~5で表します。

ゲーム序盤の配置制限

お互い最初の2ターンに限りボードのC1,C5の地点に駒を配置または移動することはできません。


ゲーム終了

3つの岩のうち、どれか一つでもボードの外に押し出されたらその時点でゲーム終了になります。
押し出した岩に連なる駒のうち、岩を押し出した方向を向いている駒で、その中でなおかつ岩に最も近い駒を担当しているプレイヤーが勝利します。
(岩を押し出すきっかけを作った駒、ではないことに注意してください)

  • 例1
D4に右向きの象、E4に岩がある状態から、E4の岩をそのまま右方向に押してボードから押し出しました。

この場合は押し出した象しか岩の押し出しに関わっていないので、象を担当しているプレイヤーが勝利します。

  • 例2
A3~D3に右向きのサイが並んでいてE3に岩があります。

この状態で、A3の左から新たにサイを右向きに押し入れてE3の岩をボードから押し出しました。

この場合も岩を押し出した動物たちの中にはサイしかいないので、サイを担当しているプレイヤーが勝利します。

  • 例3
A2・B2に岩が並んでいて、C2には左向きの象・D2に左向きのサイ・E2に左向きの象が並んでいます。

その状態で、E2の右から新たにサイを左向きに押し入れてA2の岩をボードから押し出しました。

岩を押し出すきっかけを作ったのはサイなのですが、この場合は象を担当しているプレイヤーが勝利します。
岩を押し出した横一列の動物たちの中で、岩を押し出した方向の左側を向いている動物で、なおかつその中で最も岩に近い動物が象だったからです。
このように自分の操作で相手プレイヤーに勝利を与えてしまう場合もあることに注意してください。

  • 例4
D3・E3に岩が並んでいて、C3には上向きのサイ・B3に右向きの象・A3にも右向きの象が並んでいます。

その状態で、A3の左から新たにサイを右向きに押し入れてE3の岩をボードから押し出しました。

見た目上では岩に最も近いのはサイなのですが、この場合は象を担当しているプレイヤーが勝利します。
横一列の動物たちは右方向に岩を押しているわけで、岩の隣にいるサイは岩を押し出した右方向を向いてはおらず、上方向を向いているため岩の押し出しとは無関係として扱われるからです。
なので、岩を押し出した一列の中で右方向を向いていて、なおかつ岩に最も近い場所に居る象を担当しているプレイヤーの勝利となります。

ゲームのオプション

「変則ボード」
通常の正方形のボードの代わりに変則的な形のボードを使用します。ボードの座標は以下のようになります。

ほとんどのマスが外周扱いになるため、通常ボードよりも初手で駒を置ける場所が岩に近くなります。

「取り除きは1回まで」
自分の駒をボードから外に出すでボード外周にある自分の駒を取り除いて手元に戻すアクションがゲーム中に1回しか行えなくなります。
上級者向けのオプションです。
最終更新:2019年11月03日 19:50