Yokai
BGAでプレイ
訳語は個人で訳したものです。そのため、実際のゲームと異なる場合があります。
ゲーム画面
ゲームの目的と概要
裏向きでランダムに並べられた16枚のカードを裏向きのまま並び替え、同色のカード4枚ずつがそれぞれ繋がった状態にすること。-以下、フレーバーテキスト
妖怪たちは大混乱中です!
彼らの魂は互いに混じり合ってしまいました。
彼らを鎮めるためには、家族ごとに彼らをグループ化してあげる必要があります。
妖怪はコミュニケーションが制限された協力ゲームです。 妖怪を移動させて家族ごとに隣接するように集めていきます。
あなたはチームとして働き、自分の記憶をもとに彼らの魂を鎮静させることを目標にします。
他のプレイヤーの行動から意図を推察し、裏向きのカードの妖怪を推測するのに役立つヒントを配置してください!
画面説明
1:ヒントカードの山札
ここからヒントカードを1枚ずつ引いて公開していきます。
ヒントカードはその時点で山札の一番上にあるものが公開されます。
山札枚数はプレイヤー人数によって増減します。
2:ヒントカード置き場
山札から引いたヒントカードをここに公開します。
3:プレイエリア(場)
ここに妖怪カードが裏向きで並べられます。ここで妖怪カードを並び替えていきます。
このゲームで使うもの
<狐>4枚
<河童>4枚
<ろくろ首>4枚
<鬼>4枚
ゲームのセットアップ
(BGAでは自動で行われます。読み飛ばしてもかまいません。)
- 1.
- 妖怪カードをシャッフルし、裏向きで4×4の格子状にプレイエリアの中央に並べます。
- 2.
- プレイヤーの人数に応じて、下記の表に示す枚数のヒントカードを裏向きでランダムに引きます。
- これらのヒントカードの内容は見てはいけません。
| プレイヤー人数 |
2人 |
3人 |
4人 |
| 1色のヒントカード |
2枚 |
2枚 |
3枚 |
| 2色のヒントカード |
3枚 |
4枚 |
4枚 |
| 3色のヒントカード |
2枚 |
3枚 |
3枚 |
- 3.
- これらのカードをシャッフルし、ヒントカードの山札として積み上げます。
- 幽霊を最も恐れている人がスタートプレイヤーになります。(BGAでは自動的にランダムでスタートプレイヤーを決定します)
ゲームのプレイ
手番プレイヤーは、次の3種類のアクションを下記の順番に実行する必要があります。
1:2枚の妖怪カードを覗く
2:妖怪カードを1枚動かす
3:ヒントカードを公開または配置する
2枚の妖怪カードを覗く
あなたはスタートプレイヤーです。初期状態のカードの中から右上と左下のカードを覗いて確認します。
2枚を覗いた結果、右上のカードは「ろくろ首」、左下のカードは「狐」であることが確認できました。
この2枚の内容を忘れないように覚えて、次のアクションに移ります。
妖怪カードを1枚動かす
あなたは任意の妖怪カード1枚を移動させます。必ず1枚を移動させなければなりません。
移動させるカードは、直前の覗くアクションで覗いた2枚のカードのどちらかでも良いですし、覗いていないその他のカードでも良いです。
まだ初手で他のカードの状況が不明なので、とりあえず先ほど覗いた右上の「ろくろ首」を左上に移動させました。
どこにろくろ首を移動させたのかを忘れないように覚えて、次のアクションに移ります。
※カード移動後に、「妖怪カード16枚が完全に分断されてしまう」ように移動させることはできません。
つまり、16枚は全て繋がったひとかたまりの状態でなければならないということです。
「一瞬分断されるけど、移動後には再び繋がった状態に戻る」のであれば移動は可能です。
※他プレイヤーが直前に覗いたカードについて
自分以外のプレイヤーがそれぞれ直近の手番で覗いた2枚のカードには各プレイヤー色をした目のアイコンが表示されます。
例えば先ほどの画像でスタートプレイヤーのあなた(プレイヤー色は赤)が覗いた2枚のカードを他プレイヤー視点で見ると赤色のアイコンが表示されています。
覗いた後に移動させていても、アイコンが載ったまま移動先に行きます。
ただし、
自分が覗いた2枚についてはアイコンが表示されないので注意してください!
ヒントカードを公開または配置する
このゲームでは覗いた妖怪カードの内容や、その位置について直接口外することは許されていません。
それを伝えるために使用されるものがヒントカードになります。
手番プレイヤーはヒントカードを山札から1枚引いて公開するか、既に公開済みのヒントカードを場の妖怪カードの上に重ねるかのどちらかを必ず行わなければなりません。
<ヒントカードについて>
ヒントカードには1色のみが書かれたヒント(4枚)、2色が書かれたヒント(6枚)、3色が書かれたヒント(4枚)が存在します。
ゲーム開始時のセットアップでそれぞれ規定枚数ずつランダムで引いて山札を作るので、1ゲーム中に全てのヒントカードが登場するわけではありません。
妖怪カードの上に配置されたヒントカードはゲーム終了までその場所に残り続けます。
配置されたヒントは全員が確認できます。
例えばこのヒントを妖怪カードの上に重ねた場合は、「この妖怪カードは赤(狐)である」というヒントになります。
例えばこのヒントを妖怪カードの上に重ねた場合は、「この妖怪カードは紫(ろくろ首)あるいは赤(狐)である」というヒントになります。
例えばこのヒントを妖怪カードの上に重ねた場合は、「この妖怪カードは青(鬼)あるいは緑(河童)あるいは紫(ろくろ首)である」というヒントになります。
<ヒントカードを公開する場合>
山札から「3色のヒントカード」が公開されました。このヒントは次プレイヤーの手番から配置に使用できるようになります。
<ヒントカードを配置する場合>
ヒント置き場5番目の「緑(河童)と青(鬼)の2色のヒントカード」を選択して配置しようとしています。
ヒントカードをクリックするとカードが赤く強調されます。
このヒントカードを上から2段目、右端から2番目の位置の妖怪カードの上に配置します。
クリックすると配置されます。
妖怪カードの上にヒントカードが重ねられました。
配置したプレイヤーが間違えていない限りは、このヒントが重ねられた妖怪カードは「緑(河童)」か「青(鬼)」のどちらかであるということになります。
ヒントが重ねられた妖怪カードは今後その場所から移動させることができなくなるので注意してください。
また、既にヒントカードが重ねられた妖怪カードに別のヒントカードを上乗せすることもできません。
ゲーム終了
ゲームの終了条件には2通りあります。
・手番プレイヤーが通常のアクションを行わずに「妖怪が鎮静された」と宣言した場合
・あるいは全てのヒントカードが山札から公開された後に、ヒント置き場の全てのヒントカードが妖怪カードに重ねられた場合
ゲームが終了したら即座に全ての妖怪カードを表向きにし、「配置されたヒントカードが正しいか」を確認します。
妖怪が鎮静されている(同じ妖怪4枚がそれぞれ繋がった状態でグループ化している)場合は鎮静成功となりゲームに勝利します。
そうでなければ鎮静失敗となりゲームに敗北します。
<プレイヤーが勝利したゲームの例>
今の状態で並び替えが完了していると思うプレイヤーが画面上部の「妖怪が鎮静されたことを宣言する」
ボタンをクリックします。
即座にカードが表向きにされ、成功/失敗の判定処理が行われます。
綺麗に妖怪が同種ごとにグループ分けされているのでゲームに勝利しました。
同時に得点計算処理が行われます。
得点計算
ゲームに勝利した場合は盤面の状況に応じて得点計算が行われます。(敗北した場合は強制的に0点です)
得点はヒントカードの状況に基づいて以下の様に計算されます。
・妖怪カードの上に正しく重ねられたヒントカード1枚につき+1点
・正しく重ねられていない(赤い妖怪の上に紫を示す1色のヒントカードを重ねた場合など)ヒントカード1枚につき-1点
・山札から公開されたが妖怪カードの上に配置されなかったヒントカード1枚につき+2点
・公開せず山札に残したヒントカード1枚につき+5点
得点結果をもとにゲームの勝利度を以下の表のように評価できます。
ゲームに慣れてくれば高得点が可能になると思いますので、より高評価の勝利内容を目指して頑張りましょう!
| 2人プレイ |
3人プレイ |
4人プレイ |
評価 |
| 0~7点 |
0~9点 |
0~10点 |
素敵な結果 |
| 8~11点 |
10~15点 |
11~18点 |
輝かしい業績 |
| 12点以上 |
16点以上 |
19点以上 |
伝説的な偉業 |
ゲームの難易度設定
テーブル作成時のオプション設定によりゲームの難易度を調整することができます。
初心者が参加しているテーブルでは無効にすることが強く推奨されます。
※以前の難易度設定は公式ルールブック記載のレベル1(通常ルール)とレベル2(相性カードあり)のみの難易度選択でした(2021/05/16時点)が、2024/10/20のアップデートによりレベル3相当以上の難易度ルールも実装されたため改めて追記しました。
アップデート後の難易度設定では複数のオプションを組み合わせることにより、レベル4単体やレベル5単体でのプレイよりもさらに難しいゲームを楽しむことも可能になったようです。
「相性カードの枚数」※レベル2相当
以下のいずれかから1つ選択します。
[無効]
相性カードを使用しません。
[1~4]
相性カードを何枚使用するかの設定です。
ゲーム開始時に設定された枚数の相性カードを裏向きでランダムに引き、スタートプレイヤーから順に1枚ずつ渡します。
相性カードの内容は所持しているプレイヤーのみが確認することができます。
相性カードにはそれぞれ2種類の妖怪の姿が描かれています。
ゲーム終了時、その2種類の妖怪のグループからそれぞれ最低1枚は隣接していなければなりません。
相性カードに書かれた隣接条件を満たせていない場合は敗北となります。
<例>
例えば枚数設定1枚のゲームでスタートプレイヤーの手元にこの相性カードが渡された場合、「ろくろ首」のグループの中の1枚以上のカードと「河童」のグループの中の1枚以上のカードが隣接した状態でゲーム終了しなければならないということです。
他のプレイヤーは隣接条件が分からないため、所持しているスタートプレイヤーが上手く誘導する必要があります。
「ヒントカードの制限」※レベル3~4相当
以下のいずれかから1つ選択します。
[無効]
ヒントカードを制限しません。
[最後に公開されたヒントのみ]※レベル3相当
ヒントカードを公開する際に同じ場所に積み重ねていきます。
最後に公開された(一番上に積み重ねてあるもの)ヒントカードのみを妖怪カードの上に配置できます。
[裏向きのヒント]※レベル4相当
すべてのヒントカードは裏向きでプレイされます。
このヒントカードを妖怪カードの上に配置する場合、裏向きの状態なので他プレイヤーへの色の情報提供が無いまま妖怪カードを固定することになります。
配置された全てのヒントカードは、表側の色指定が配置先の妖怪カードと不一致であっても正しく配置されているものとして得点計算されます。
「形の目標」※レベル5相当
[ONにした場合]
全てのプレイヤーが見れる目標カードを画面上部に表示します。
目標カードはゲーム開始時にランダムで1枚が選択されます。
<例>
例えばこの目標カードが選択された場合、ゲーム終了時にこのようなピラミッド状の形に妖怪カードが並べられていなければなりません。
配置する形は条件に合わせて反転または回転することも可能です。
配置条件を満たせていない場合は敗北となります。
「つるべ落とし」※ルールブックに記載なし…レベル6相当?
[ONにした場合]
ゲーム開始時に「つるべ落としトークン」を盤面の中央の交点に置きます。
各ターンの終了時、妖怪カード4枚が交わる別の交点を選び、つるべ落としトークンをそこに移動させなければなりません。
移動先の交点に置かれているヒントカードの枚数は、プレイヤー人数2/3/4人に応じて合計0/1/2枚以下である必要があります。(それよりもヒント枚数の多い交点には移動できません)
つるべ落としトークンが置かれている妖怪カードは覗く、移動する、ヒントを置く、の各種アクションの対象にできません。
最終更新:2025年10月21日 00:57