ハワイ

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ハワイ - (2016/09/02 (金) 18:57:53) の1つ前との変更点

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&bold(){Hawaii} &ref(http://x.boardgamearena.net/data/themereleases/160624-0933/games/hawaii/151125-1134/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>http://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=hawaii]] #contents *ゲーム画面 &ref(ハワイ全体.png) *目的 プレイヤーはハワイの島を駆け巡り、自分の村を発展させ、ハワイ王国の族長となることを目指します。 *ゲームの流れ ゲーム開始時に各プレイヤーに貝、足、フルーツという3種類のトークンが配られます。 1ゲームは5ラウンドです。プレイヤーは貝、足、フルーツの3種類のトークンを使いながらタイルを購入したり、島を訪れたり、魚釣りをします。1ラウンド終了時に、ラウンドごとに設定されている目標を達成できると追加で勝利点を得られます。 5ラウンドが終了するとゲーム終了です。自分の村が勝利点を獲得する条件を満たしていれば、追加の勝利点を獲得します。 最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。 *画面説明 メインボード &ref(メインボード.png) 1:価格トークン 2:タイル 3:魚トークン 4:島 5:プレイヤーのコマ 6:パスマス(パスを選択する際にコマを場所) 7:ラウンド目標タイル 情報パネル &ref(情報パネル.png) 1:勝利点 2:貝、このゲームではお金として使用します 3:足、このゲームでは移動力として使用します 4:フルーツ、貝にも足の代わりにも使えるジョーカーのような資源です 5:このラウンドで獲得した価格トークンの合計値 なお、価格トークンの合計値以外の数字は他プレイヤーからは見えません。 *ルール **ゲーム進行 ゲーム開始時、メインボードにランダムにタイルが配置されます。 ラウンド開始時に各プレイヤーには3種類の資源が配られます。第1ラウンド開始時(ゲーム開始時)には貝を13個、足を7個が各プレイヤーに配られます。第1ラウンド開始時には、手番順によって次のように追加のフルーツが配られます。 1番手プレイヤーには追加のフルーツの支給なし。2番手プレイヤー:フルーツ2個、3番手プレイヤー:フルーツ3個、4番手プレイヤー:フルーツ4個、5番手プレイヤー:フルーツ5個 追加のフルーツ支給は第1ラウンド開始時のみです。第2ラウンド以降は手番順による追加のフルーツ支給はありません。 ゲームは全5ラウンド行われ、第5ラウンドが終了するとゲーム終了です。 1ラウンドは全プレイヤーがパスをするまで、各プレイヤーのターンごとに行動していきます。 1ターンでは様々な行動のうち1つを選択して、それを実行します。 全プレイヤーがパスをすると1ラウンドが終了します。ラウンド終了時に、そのラウンドでの目標を達成しているかどうかのチェックが入り、それによって勝利点を獲得します。 新たなラウンドが開始されると価格トークンや魚トークンがランダムに配置され、島タイルが補充されます。そして、各プレイヤーに貝、足が支給されます。 プレイヤーが実行できる行動は次の4つです。このなかから1つを選んで行動します。 ・タイルの購入と配置 ・魚釣り ・島の訪問 ・パス それぞれのアクションの詳細を説明します。 **タイルの購入と配置 メインボードからタイルを購入し、自分の個人ボードに配置します。 タイルを購入するためには、タイルの場所まで移動するのに必要な足と、タイルの価格分の貝を支払う必要があります。 メインボードのタイルを購入できる場所は次の10個のエリアに分かれています。 &ref(エリア.png) このエリアの中から1つのエリアを選び、そのエリアまで移動するのに必要な足と、そこに置かれている&bold(){価格トークン}に従って貝を支払うことでタイルを購入します。 価格トークンが2個以上置かれているエリアでは、どれか1つの価格トークンを選んで、それに従って貝の支払いを行います。 タイルが2個以上置かれているエリアでは、どれか1つのタイルを選んで、それを購入します。 ***足の支払い 自分のコマがある場所から、購入したいタイルが置かれているエリアまで移動するのに必要な足を支払います。 足の支払いは次のルールに従って行います。 &bold(){・ラウンド開始時には、必ず砂浜に自分のコマが置かれます。} &ref(砂浜.png) 赤丸の場所が砂浜です。 &bold(){・1つのエリアを移動するのに足を1個支払う必要があります。} &ref(移動1.png) 砂浜から3エリア先の場所(赤枠の場所)でタイルを購入します。この場合は足3個を支払います。 &bold(){・ちょうど対角線上にあるマスに移動する場合は足を1個だけ支払えば移動できます。} &ref(移動2.png) この場合、足を1個支払って赤枠の場所に移動してタイルを購入します。 &bold(){・同じ場所に留まって、その場所で再びタイルを購入する場合でも足を1個支払う必要があります。} &ref(移動3.png) この場合、足を1個支払って赤枠の場所に移動してタイルを購入します。 &bold(){・価格トークンが無くなった場所には止まれませんが、通過することはできます} &ref(移動5.png) 黒矢印の通りに移動しても、その場所には価格トークンがもう置かれていないため、この場所に止まることはできません(もちろんタイルの購入もできません)。(数字で12と書かれていますが、これは価格トークンではありません。この数字はその場所に置かれる価格トークン合計値の上限値を表す数字です。ラウンド開始時に、この数字以下になるように各場所に価格トークンが配置されます。) 青矢印の通りに移動し、黄色コマのある場所でタイルを購入することはできます。この場合は足2個を支払います。 &bold(){・自分のコマがどこにあっても、砂浜に戻る際には足を支払う必要はありません。} &ref(移動4.png) &bold(){本来のルールではこのアクションが実行できるのですが、BGAではなぜかできません。} このアクションを実行するためにクリックする場所が分からないだけで、もしかしたらできるのかもしれません。 ***貝の支払い 購入したいタイルがあるエリアに置かれている価格トークンを取り、その数字に従って貝を支払います。&bold(){価格トークンが置かれていないエリアからはタイルを購入できません。} 価格トークンの中には槍(バツ印のような模様)が描かれているものがあります。これは特定のタイルとの組み合わせで得点を生み出す可能性があるもので、支払う貝の数には関係ありません。 &bold(){例} &ref(貝支払い1.png) 赤枠のエリアでタイルを購入するとします。 ここには「2」と「3」の2つの価格トークンが置かれています。プレイヤーは「2」か「3」のどちらか1つを選んで取り、その数字と同じ個数の貝を支払います。必ずしも数字の小さい方を選ばなければいけないというわけではありません。好きな方を選ぶことができます。 なお、「2」の価格トークンを選んだからといって、左側のタイルだけしか買えないというわけではありません。どちらの価格トークンを選んでも、そのエリアのタイルの好きな方を購入できます。この場合なら、「2」の価格トークンを選んでも「足のコテージ」(右側のタイル)を買うこともできます。 &bold(){・価格トークンが残っていないエリアではタイルを購入できません} &ref(貝支払い3.png) 赤枠のエリアには価格トークンが残っていません。(12という数字が書かれていますが、これは価格トークンではありません。この数字はその場所に置かれる価格トークン合計値の上限値を表す数字です。ラウンド開始時に、この数字以下になるように各場所に価格トークンが配置されます。)このようなエリアのタイルを購入することはできません。 &ref(貝支払い2.png) 赤枠のエリアでタイルを購入するとします。 ここには「5」という価格トークンが1つしか置かれていません。「?」という表示は、BGAではそこに価格トークンがないことを示しています。つまり、「5」の価格トークンを取って、ここのタイルを購入した場合、もうこのエリアには価格トークンが残っていないためタイルの購入ができなくなります。 &bold(){・価格トークンの数字の2倍の個数の貝を支払うことで、より効果の強いタイルを購入できます。} &ref(貝支払い1.png) たとえば、「2」の価格トークンを選び、この2倍の個数、つまり4個の貝を支払ったとします。 すると、「レベルⅡ貝のコテージ(左のタイル)」もしくは「レベルⅡ足のコテージ(右のタイル)」のどちらかを購入できます。 ***タイルの配置 購入したタイルはすぐに自分の村(=個人ボード)に配置します。 ここで個人ボードについて説明します。 個人ボードにはゲーム開始時にスタートコテージが1つ配置されています。 &ref(最初の村.png) 個人ボードは縦が5行に分かれています。この1行ずつ(下の画像の赤枠1つ)が1つの「村」となります。1人のプレイヤーは5つまで村を作ることができます。1つの村は横にタイルを伸ばしていくことで大きくすることができます。通常は購入したタイルを村に配置しますが、個人ボード下部にあるボートはタイルとは別に扱われ、村には配置されません。 &ref(個人ボード村.png) 個人ボードの上部と左端にはそれぞれ「ティキ置き場」と「カフナ置き場」があります。ここに購入した「ティキ」や「カフナ」を置くことでゲームを有利に進められます。詳細は後述します。 購入したタイルはすぐに自分の村に配置するのですが、その際に次のルールに従わなければいけません。 ・タイルは左詰めで置かなくてはならない ・各村(縦5行のそれぞれの行)の1枚目のタイルは必ずコテージ系のタイルでなくてはならない ・新たな村をつくる(各行に初めてタイルを置く)時には上詰めで置かなくてはならない ・1つの村に同じ名前のタイルを2枚以上置くことはできない ・「神様」タイルは名前が異なっていても、1つの村に1つしか置けない ・同じ名前の「神様」タイルは、村が異なっていても2枚以上置くことはできない ・1つの村に配置できるタイル枚数に上限はありません。個人ボードを飛び出してタイルを配置することができます 補足1:「コテージ系のタイル」は名前に~コテージとつくタイルです。具体的にはスタートコテージ、ロングコテージ、貝のコテージ、足のコテージ、槍のコテージ、交換コテージです。 補足2:同じ名前のタイルはレベルが異なっていても同じ村には置けません。例えば、レベルⅠのタイルが置かれている村には同じ名前のレベルⅡのタイルは置くことができません。 補足3:「神様タイル」はカネ、ラカ、カナロア、ロノ、ペレ、クの6種類のタイルです。 これらのルールに従って、タイルを購入したら即時配置しなければいけません。&bold(){もし購入したタイルが配置できない場合は、そのタイルは保持や配置ができず捨てられるので注意してください!} &bold(){・村として成立している状態} 購入したタイルを個人ボードに配置することで村をつくることができますが、それぞれの村が「村として成立している状態」でなければ、ゲーム終了時にその村に配置されたタイルから勝利点を獲得することができません。 &bold(){「村として成立している状態」は、それぞれの村の一番右に置かれているタイルがティキが置かれている列に到達することが条件です。} 個人ボードは下の画像のように7列に分かれており、1列は1マス分のタイルで埋めることができます。例えば、最初から置かれているスタートコテージは1枚で2マス分のタイルとなっているので、2列目まで埋めることができます。 &ref(個人ボードティキ.png) また、ティキを購入して個人ボードに配置することで、村が「村として成立している状態」になるための必要なタイル枚数を減らすことができます。 ティキは個人ボードの上部(下の画像の青枠で囲まれている部分)に右詰めで置かれていきます。ここにティキを置くことで、村に置かれたタイルがティキに到達しやすくなるというメリットがあります。 &ref(ティキ置き場png.png) &bold(){例} 下の画像の個人ボードでは村が4つ作られています。上の3つの村に置かれているタイルは全てティキに到達しています(青枠の部分にタイルがあれば、ティキに到達していることになります)。そのため、これら3つの村は「村として成立している状態」になっています。「村として成立している状態」になると、その村の左側に緑のチェックマークが付きます。 一番下の4つ目の村に置かれているタイルはティキに到達していません(あと1マス分のタイルを配置することでティキに到達します)。そのため、この村は「村として成立している状態」ではありません。 &ref(成立してる村.png) 下の画像の個人ボードには2つの村が作られていますが、1つ目の村には個人ボードからはみ出すほど多くのタイルが配置されています。 1つの村にたくさんのタイルを配置した場合はこのように折り返されます。折り返された村には改行マークが付いています。この場合は一番上の1つ目の村のみがティキに到達しており、「村として成立している状態」になっています。 &ref(村.png) &bold(){・ティキとカフナのメリット} ティキを個人ボードに置くことで、村として成立している状態にするために必要なタイルの枚数が少なくなるというメリットは説明しました。 これに加えて、特定の位置にティキを配置することで「足」を即座に受け取れるというメリットがあります。 ティキは右詰めで配置されていきますが、「足」が描かれている場所(下の画像の青枠で囲まれている部分)にティキを配置すると、そこに描かれている数分の「足」を&bold(){即座に}獲得します。右から、1個、2個、3個の「足」を獲得します。 &ref(個人ボード足.png) 次にカフナについて説明します。 カフナはそれぞれの村の左側(下の画像の赤枠で囲まれている部分)に上から順番に置かれます。 &ref(カフナ置き場png.png) カフナが置かれている村が「村として成立している状態」なら、ゲーム終了時に追加の勝利点を獲得します。 上から順番に、5点、5点、10点、10点、15点の勝利点を獲得します。 例えば、下の個人ボードの場合、上から2つ目までの村にカフナが置かれています。そして、これら2つの村は「村として成立している状態」です。そのため、ゲーム終了時に5点+5点の合計10点の勝利点を獲得します。3つ目の村は「村として成立している状態」ですが、カフナが置かれていないため、カフナによる勝利点は獲得できません。 &ref(成立してる村.png) また、「貝」が描かれている場所(下の画像の赤枠で囲まれている部分)にカフナを配置すると、そこに描かれている数分の「貝」を&bold(){即座に}獲得します。上から、1個、2個、3個の「貝」を獲得します。 &ref(個人ボードカフナ.png)
&bold(){Hawaii} &ref(http://x.boardgamearena.net/data/themereleases/160624-0933/games/hawaii/151125-1134/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>http://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=hawaii]] #contents *ゲーム画面 &ref(ハワイ全体.png) *目的 プレイヤーはハワイの島を駆け巡り、自分の村を発展させ、ハワイ王国の族長となることを目指します。 *ゲームの流れ ゲーム開始時に各プレイヤーに貝、足、フルーツという3種類のトークンが配られます。 1ゲームは5ラウンドです。プレイヤーは貝、足、フルーツの3種類のトークンを使いながらタイルを購入したり、島を訪れたり、魚釣りをします。1ラウンド終了時に、ラウンドごとに設定されている目標を達成できると追加で勝利点を得られます。 5ラウンドが終了するとゲーム終了です。自分の村が勝利点を獲得する条件を満たしていれば、追加の勝利点を獲得します。 最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。 *画面説明 メインボード &ref(メインボード.png) 1:価格トークン 2:タイル 3:魚トークン 4:島 5:プレイヤーのコマ 6:パスマス(パスを選択する際にコマを場所) 7:ラウンド目標タイル 情報パネル &ref(情報パネル.png) 1:勝利点 2:貝、このゲームではお金として使用します 3:足、このゲームでは移動力として使用します 4:フルーツ、貝にも足の代わりにも使えるジョーカーのような資源です 5:このラウンドで獲得した価格トークンの合計値 なお、価格トークンの合計値以外の数字は他プレイヤーからは見えません。 *ルール **ゲーム進行 ゲーム開始時、メインボードにランダムにタイルが配置されます。 ラウンド開始時に各プレイヤーには3種類の資源が配られます。第1ラウンド開始時(ゲーム開始時)には貝を13個、足を7個が各プレイヤーに配られます。第1ラウンド開始時には、手番順によって次のように追加のフルーツが配られます。 1番手プレイヤーには追加のフルーツの支給なし。2番手プレイヤー:フルーツ2個、3番手プレイヤー:フルーツ3個、4番手プレイヤー:フルーツ4個、5番手プレイヤー:フルーツ5個 追加のフルーツ支給は第1ラウンド開始時のみです。第2ラウンド以降は手番順による追加のフルーツ支給はありません。 ゲームは全5ラウンド行われ、第5ラウンドが終了するとゲーム終了です。 1ラウンドは全プレイヤーがパスをするまで、各プレイヤーのターンごとに行動していきます。 1ターンでは様々な行動のうち1つを選択して、それを実行します。 全プレイヤーがパスをすると1ラウンドが終了します。ラウンド終了時に、そのラウンドでの目標を達成しているかどうかのチェックが入り、それによって勝利点を獲得します。 新たなラウンドが開始されると価格トークンや魚トークンがランダムに配置され、島タイルが補充されます。そして、各プレイヤーに貝、足が支給されます。 プレイヤーが実行できる行動は次の4つです。このなかから1つを選んで行動します。 ・タイルの購入と配置 ・魚釣り ・島の訪問 ・パス それぞれのアクションの詳細を説明します。 **タイルの購入と配置 メインボードからタイルを購入し、自分の個人ボードに配置します。 タイルを購入するためには、タイルの場所まで移動するのに必要な足と、タイルの価格分の貝を支払う必要があります。 メインボードのタイルを購入できる場所は次の10個のエリアに分かれています。 &ref(エリア.png) このエリアの中から1つのエリアを選び、そのエリアまで移動するのに必要な足と、そこに置かれている&bold(){価格トークン}に従って貝を支払うことでタイルを購入します。 価格トークンが2個以上置かれているエリアでは、どれか1つの価格トークンを選んで、それに従って貝の支払いを行います。 タイルが2個以上置かれているエリアでは、どれか1つのタイルを選んで、それを購入します。 ***足の支払い 自分のコマがある場所から、購入したいタイルが置かれているエリアまで移動するのに必要な足を支払います。 足の支払いは次のルールに従って行います。 &bold(){・ラウンド開始時には、必ず砂浜に自分のコマが置かれます。} &ref(砂浜.png) 赤丸の場所が砂浜です。 &bold(){・1つのエリアを移動するのに足を1個支払う必要があります。} &ref(移動1.png) 砂浜から3エリア先の場所(赤枠の場所)でタイルを購入します。この場合は足3個を支払います。 &bold(){・ちょうど対角線上にあるマスに移動する場合は足を1個だけ支払えば移動できます。} &ref(移動2.png) この場合、足を1個支払って赤枠の場所に移動してタイルを購入します。 &bold(){・同じ場所に留まって、その場所で再びタイルを購入する場合でも足を1個支払う必要があります。} &ref(移動3.png) この場合、足を1個支払って赤枠の場所に移動してタイルを購入します。 &bold(){・価格トークンが無くなった場所には止まれませんが、通過することはできます} &ref(移動5.png) 黒矢印の通りに移動しても、その場所には価格トークンがもう置かれていないため、この場所に止まることはできません(もちろんタイルの購入もできません)。(数字で12と書かれていますが、これは価格トークンではありません。この数字はその場所に置かれる価格トークン合計値の上限値を表す数字です。ラウンド開始時に、この数字以下になるように各場所に価格トークンが配置されます。) 青矢印の通りに移動し、黄色コマのある場所でタイルを購入することはできます。この場合は足2個を支払います。 &bold(){・自分のコマがどこにあっても、砂浜に戻る際には足を支払う必要はありません。} &ref(移動4.png) &bold(){本来のルールではこのアクションが実行できるのですが、BGAではなぜかできません。} このアクションを実行するためにクリックする場所が分からないだけで、もしかしたらできるのかもしれません。 ***貝の支払い 購入したいタイルがあるエリアに置かれている価格トークンを取り、その数字に従って貝を支払います。&bold(){価格トークンが置かれていないエリアからはタイルを購入できません。} 価格トークンの中には槍(バツ印のような模様)が描かれているものがあります。これは特定のタイルとの組み合わせで得点を生み出す可能性があるもので、支払う貝の数には関係ありません。 &bold(){例} &ref(貝支払い1.png) 赤枠のエリアでタイルを購入するとします。 ここには「2」と「3」の2つの価格トークンが置かれています。プレイヤーは「2」か「3」のどちらか1つを選んで取り、その数字と同じ個数の貝を支払います。必ずしも数字の小さい方を選ばなければいけないというわけではありません。好きな方を選ぶことができます。 なお、「2」の価格トークンを選んだからといって、左側のタイルだけしか買えないというわけではありません。どちらの価格トークンを選んでも、そのエリアのタイルの好きな方を購入できます。この場合なら、「2」の価格トークンを選んでも「足のコテージ」(右側のタイル)を買うこともできます。 &bold(){・価格トークンが残っていないエリアではタイルを購入できません} &ref(貝支払い3.png) 赤枠のエリアには価格トークンが残っていません。(12という数字が書かれていますが、これは価格トークンではありません。この数字はその場所に置かれる価格トークン合計値の上限値を表す数字です。ラウンド開始時に、この数字以下になるように各場所に価格トークンが配置されます。)このようなエリアのタイルを購入することはできません。 &ref(貝支払い2.png) 赤枠のエリアでタイルを購入するとします。 ここには「5」という価格トークンが1つしか置かれていません。「?」という表示は、BGAではそこに価格トークンがないことを示しています。つまり、「5」の価格トークンを取って、ここのタイルを購入した場合、もうこのエリアには価格トークンが残っていないためタイルの購入ができなくなります。 &bold(){・価格トークンの数字の2倍の個数の貝を支払うことで、より効果の強いタイルを購入できます。} &ref(貝支払い1.png) たとえば、「2」の価格トークンを選び、この2倍の個数、つまり4個の貝を支払ったとします。 すると、「レベルⅡ貝のコテージ(左のタイル)」もしくは「レベルⅡ足のコテージ(右のタイル)」のどちらかを購入できます。 ***タイルの配置 購入したタイルはすぐに自分の村(=個人ボード)に配置します。 ここで個人ボードについて説明します。 個人ボードにはゲーム開始時にスタートコテージが1つ配置されています。 &ref(最初の村.png) 個人ボードは縦が5行に分かれています。この1行ずつ(下の画像の赤枠1つ)が1つの「村」となります。1人のプレイヤーは5つまで村を作ることができます。1つの村は横にタイルを伸ばしていくことで大きくすることができます。通常は購入したタイルを村に配置しますが、個人ボード下部にあるボートはタイルとは別に扱われ、村には配置されません。 &ref(個人ボード村.png) 個人ボードの上部と左端にはそれぞれ「ティキ置き場」と「カフナ置き場」があります。ここに購入した「ティキ」や「カフナ」を置くことでゲームを有利に進められます。詳細は後述します。 購入したタイルはすぐに自分の村に配置するのですが、その際に次のルールに従わなければいけません。 ・タイルは左詰めで置かなくてはならない ・各村(縦5行のそれぞれの行)の1枚目のタイルは必ずコテージ系のタイルでなくてはならない ・新たな村をつくる(各行に初めてタイルを置く)時には上詰めで置かなくてはならない ・1つの村に同じ名前のタイルを2枚以上置くことはできない ・「神様」タイルは名前が異なっていても、1つの村に1つしか置けない ・同じ名前の「神様」タイルは、村が異なっていても2枚以上置くことはできない ・1つの村に配置できるタイル枚数に上限はありません。個人ボードを飛び出してタイルを配置することができます 補足1:「コテージ系のタイル」は名前に~コテージとつくタイルです。具体的にはスタートコテージ、ロングコテージ、貝のコテージ、足のコテージ、槍のコテージ、交換コテージです。 補足2:同じ名前のタイルはレベルが異なっていても同じ村には置けません。例えば、レベルⅠのタイルが置かれている村には同じ名前のレベルⅡのタイルは置くことができません。 補足3:「神様タイル」はカネ、ラカ、カナロア、ロノ、ペレ、クの6種類のタイルです。 これらのルールに従って、タイルを購入したら即時配置しなければいけません。&bold(){もし購入したタイルが配置できない場合は、そのタイルは保持や配置ができず捨てられるので注意してください!} &bold(){・村として成立している状態} 購入したタイルを個人ボードに配置することで村をつくることができますが、それぞれの村が「村として成立している状態」でなければ、ゲーム終了時にその村に配置されたタイルから勝利点を獲得することができません。 &bold(){「村として成立している状態」は、それぞれの村の一番右に置かれているタイルがティキが置かれている列に到達することが条件です。} 個人ボードは下の画像のように7列に分かれており、1列は1マス分のタイルで埋めることができます。例えば、最初から置かれているスタートコテージは1枚で2マス分のタイルとなっているので、2列目まで埋めることができます。 &ref(個人ボードティキ.png) また、ティキを購入して個人ボードに配置することで、村が「村として成立している状態」になるための必要なタイル枚数を減らすことができます。 ティキは個人ボードの上部(下の画像の青枠で囲まれている部分)に右詰めで置かれていきます。ここにティキを置くことで、村に置かれたタイルがティキに到達しやすくなるというメリットがあります。 &ref(ティキ置き場png.png) &bold(){例} 下の画像の個人ボードでは村が4つ作られています。上の3つの村に置かれているタイルは全てティキに到達しています(青枠の部分にタイルがあれば、ティキに到達していることになります)。そのため、これら3つの村は「村として成立している状態」になっています。「村として成立している状態」になると、その村の左側に緑のチェックマークが付きます。 一番下の4つ目の村に置かれているタイルはティキに到達していません(あと1マス分のタイルを配置することでティキに到達します)。そのため、この村は「村として成立している状態」ではありません。 &ref(成立してる村.png) 下の画像の個人ボードには2つの村が作られていますが、1つ目の村には個人ボードからはみ出すほど多くのタイルが配置されています。 1つの村にたくさんのタイルを配置した場合はこのように折り返されます。折り返された村には改行マークが付いています。この場合は一番上の1つ目の村のみがティキに到達しており、「村として成立している状態」になっています。 &ref(村.png) &bold(){・ティキとカフナのメリット} ティキを個人ボードに置くことで、村として成立している状態にするために必要なタイルの枚数が少なくなるというメリットは説明しました。 これに加えて、特定の位置にティキを配置することで「足」を即座に受け取れるというメリットがあります。 ティキは右詰めで配置されていきますが、「足」が描かれている場所(下の画像の青枠で囲まれている部分)にティキを配置すると、そこに描かれている数分の「足」を&bold(){即座に}獲得します。右から、1個、2個、3個の「足」を獲得します。 &ref(個人ボード足.png) 次にカフナについて説明します。 カフナはそれぞれの村の左側(下の画像の赤枠で囲まれている部分)に上から順番に置かれます。 &ref(カフナ置き場png.png) カフナが置かれている村が「村として成立している状態」なら、ゲーム終了時に追加の勝利点を獲得します。 上から順番に、5点、5点、10点、10点、15点の勝利点を獲得します。 例えば、下の個人ボードの場合、上から2つ目までの村にカフナが置かれています。そして、これら2つの村は「村として成立している状態」です。そのため、ゲーム終了時に5点+5点の合計10点の勝利点を獲得します。3つ目の村は「村として成立している状態」ですが、カフナが置かれていないため、カフナによる勝利点は獲得できません。 &ref(成立してる村.png) また、「貝」が描かれている場所(下の画像の赤枠で囲まれている部分)にカフナを配置すると、そこに描かれている数分の「貝」を&bold(){即座に}獲得します。上から、1個、2個、3個の「貝」を獲得します。 &ref(個人ボードカフナ.png) **ラウンド目標 1ゲームは5ラウンドで構成されています。それぞれのラウンドには、そのラウンドで獲得した価格トークンの合計値に対して「目標値」が設定されており、その目標値以上の価格トークンを集めたプレイヤーはラウンド終了時に追加の勝利点を獲得します。 各ラウンドの目標値と獲得できる勝利点は「ラウンド目標タイル」に示されています。タイルの詳細はマウスカーソルをタイルに合わせることで確認できます。 このタイルの場合は、「このラウンドでの目標値は9」、「目標を達成してるプレイヤーのうち、最も多くの価格トークンを集めたプレイヤーは8勝利点、2位のプレイヤーは5勝利点、それ以外のプレイヤーは2勝利点を獲得する」ことが示されています。 *最も多くの価格トークン集めたプレイヤーが複数人いる場合は、2番目に多くの価格トークンを集めたプレイヤーは「それ以外のプレイヤー」が受け取る勝利点を受け取ることになります。この例の場合では5勝利点ではなく、2勝利点を受け取ります。 最も多くの価格トークンを集めたプレイヤーは1人で、2番目に多くの価格トークンを集めたプレイヤーが複数の場合は、2番目に多くの価格トークンを集めたプレイヤー全員が「2位のプレイヤー」が受け取る勝利点を受け取ります。この例の場合では5勝利点を受け取ります。1位のプレイヤーはそのまま1位のプレイヤーが受け取る勝利点を受け取ります。 &ref(目標タイル.png) 価格トークンはタイルを購入する際に獲得するものの他に、後述する「釣り」や「パス」でも獲得することができます。 これらによって獲得した価格トークンの合計値がラウンドごとに設定されている「目標値」以上ならば勝利点を獲得します。 &bold(){ただし、タイルを購入した際に獲得する価格トークンは、貝を2倍支払ったとしても、受け取る価格トークンの値は2倍にはなりません。支払った貝の数と獲得する価格トークンの値は関係がないことに注意してください。} &bold(){例1} &ref(目標タイル.png) ラウンド目標タイルが上の画像のとき、それぞれのプレイヤーのラウンド終了時に獲得していた価格トークンの合計値は次のようになっていました。 プレイヤーAは12 プレイヤーBは11 プレイヤーCは10 プレイヤーDは9 プレイヤーEは8 この場合、ラウンド終了時に受け取れる勝利点は次のようになります。 プレイヤーAは目標を達成し、しかも最も多くの価格トークンを獲得していたので、8勝利点を得ます。 プレイヤーBは目標を達成し、2番目に多くの価格トークンを獲得していたので、5勝利点を得ます。 プレイヤーC,Dは目標を達成していますが、価格トークンの合計値が1位でも2位でもありません。2勝利点を得ます。 プレイヤーEは目標を達成していないので、勝利点を獲得できません。 &bold(){例2} &ref(目標タイル.png) ラウンド目標タイルが上の画像のとき、それぞれのプレイヤーのラウンド終了時に獲得していた価格トークンの合計値は次のようになっていました。 プレイヤーAは12 プレイヤーBは12 プレイヤーCは11 プレイヤーDは9 プレイヤーEは8 この場合、ラウンド終了時に受け取れる勝利点は次のようになります。 プレイヤーAは目標を達成し、しかも最も多くの価格トークンを獲得していたので、8勝利点を得ます。 プレイヤーBは目標を達成し、しかも最も多くの価格トークンを獲得していたので、8勝利点を得ます。 プレイヤーCは目標を達成し、2番目に多くの価格トークンを獲得していました。しかし、1位が複数人の場合は本来なら2位になった時にもらえる5勝利点はもらえず、2勝利点のみを受け取ります。 プレイヤーDは目標を達成していますが、価格トークンの合計値が1位でも2位でもありません。2勝利点を得ます。 プレイヤーEは目標を達成していないので、勝利点を獲得できません。

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