&bold(){8 Masters' Revenge}(編集中) &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/161209-1643/games/eightmastersrevenge/151125-1120/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=eightmastersrevenge]] #contents *ゲーム画面 &ref(01:ゲーム画面.png) *概要 8 Masters’ Revengeは2~4人プレイ用の対戦ゲームです。&bold(){ (BGAでは2人プレイ専用です)} -以下フレーバーテキスト あなたは武術の達人です。敵手を打ち倒すことを願い、拳を打ち続けます。 二枚のカードに象徴される両拳だけが、あなたの武器です。 構えを転じながら敵の隙を伺い、拳を放ってください。 "health" マーカーがライフトラックの最後に達したら、ただちにあなたは勝負から除外されます。(ライフトラックの長さはプレイヤー数に依存します) 最後まで生き残ったものが勝者です。 *ルール説明 **ゲーム設定オプション エイトマスターズでは卓建て時に2つのオプションを設定できます。 &bold(){「ヒーロー選択」} プレイヤー選択/ランダム選択 のどちらかが設定できます。 ランダム選択を設定した場合は自動的にキャラクターが決定されます。 プレイヤー選択を設定した場合は、ゲーム開始時にこのようなキャラクター選択画面が表示されます。 &ref(02:キャラクター選択画面.png) 8人の中から好きな達人を1人クリックして決定します(クリックすると確認メッセージなどは出ず自動的に決定されるので注意) 先手プレイヤーが選択した後に後手プレイヤーが選択します。 プレイヤー両者がキャラクター決定したらゲーム開始です。 &bold(){※先手プレイヤーが選択したキャラクターを後手プレイヤーが選択することはできません。} &bold(){「ヒーローモード」} 怒りモードなし(能力なし)/怒りモードあり のどちらかが設定できます。 怒りモードありを設定した場合は、怒りモード発動条件を満たすことで各キャラクターごとに固有の能力を発動することができます。 能力についての詳細は&u(){&link_anchor(キャラクター紹介){キャラクター紹介}}の項で解説します。 **画面説明 &ref(03:画面説明.png) 1:ヒーローボード 各プレイヤーは自分用のボードの上にカードをプレイしていきます。ボード左には使用している達人が描かれています。 画面上側に表示されているボードが相手プレイヤー用のボードで、画面下側に表示されているのが自分のボードです。 2:カード置き場 ボードには常に各々2枚だけカードを並べます。この2枚に書かれた数値により現在の攻撃値と防御値が変動します。 盤面にカード置き場は6個所あり、カード以外に各種トークンも置かれます。 3:怒りマーカー(怒りモードありの場合のみ) 怒りモードありの場合はボード右上に怒りマーカーが置かれます。 通常時は表面の白いマークが表示され、怒りモード発動中は裏面の黒いマークが表示されます。 4:ライフトラック ボード下部にはプレイヤーのHPを表すライフトラックが表示されます。 "8"が描かれたヘルスマーカー&ref(03:ライフトラックA.png)を左端にセットしてゲーム開始します。 ヘルスマーカーが右端の&ref(03:ライフトラックB.png)まで到達してしまったプレイヤーは敗北となりゲームから除外されます。 5:手札 プレイヤーは4枚まで手札を所持することが可能です。初期配布は2枚です。 画面上側に並べられるのが相手プレイヤーの手札で、画面下側には自分の手札が並べられます。 6:山札 ここからカードをドローしていきます。 **ゲームの流れ まずゲーム開始時のセットアップでは各プレイヤーのボード中央に2枚の初期カードをセットします。 そして山札から2枚ずつカードを引いてプレイヤーの手札とします。 最後に各プレイヤーのボード下部のライフトラック左端にヘルスマーカーをセットします。 &bold(){手番で出来ること} 手番の流れは「カードをプレイする代わりに山札からカードを2枚(1枚)ドローする」→「手番終了」か、 「手札からボードにカードをプレイする(連続行動できる場合は続けてプレイできる)」→「手番終了」 が基本になります。 手札が2枚以下の場合は2枚をドロー、手札が3枚の場合は1枚をドローします。 この際に自分のボード上にあるダメージトークンを隣接する場にずらすことができます。(後述) &bold(){※手札は4枚までなので、手番開始時に4枚以上持っている場合はドローを行えずボードにカードをプレイしなければなりません。} カードや能力の効果で手札を5枚以上に増やした状態で手番を終えた場合は4枚になるように余剰手札を捨ててください。 カードをプレイ(相手への攻撃)した場合には攻撃チェックが行われ、攻撃がヒットしたら相手にダメージを与えられます。 ***カードの説明 カードの各部分の意味について説明します &ref(04:カード説明.png) 1:カードの色 カードは全部で4色あります(赤・青・黄・緑) この色は相手からの攻撃を防御する時や怒りモードの発動条件に関わってきます。 &bold(){また、初期配置される2枚のデフォルトカードは4色に属さない単独の色になります(4色から攻撃された場合は防御に使用できない)} 2:カードの攻撃値/防御値 カードの外側と内側に書いてある大きい数字が攻撃/防御判定に使用する値です。 この画像の場合、赤は3と1で青は4と4が該当します。 2枚並べたカードの内側の数値合計が自分の攻撃値、外側の数値合計がその時の防御値になります。 この2枚が並べられている状態での攻撃値は1+4で5、防御値は3+4で7ということになります。 3:攻撃がヒットした場合のダメージ値 カードには攻撃値/防御値とは別にダメージ値(相手に与える破壊力)が設定されています。 攻撃時の自分の攻撃値と相手の防御値が一致した場合にこのダメージ値ぶんのダメージを与えられます。 画像の赤カードの場合は上部に血痕のようなマークが1つ描かれているので、このカードで攻撃すれば1ダメージ与えることが出来ます。 画像の青カードの場合はダメージマークは描かれていないのでこのカードで攻撃してもダメージは与えられません。 デフォルトのダメージ値設定は0個~3個のどれかが描かれています。 &bold(){ただし、ダメージ値増減トークンによってこの値は増減させることができます(後述)} 4:ドラゴンカウンターの有無 青カードの攻撃値/防御値の周囲の曲線に黒くて細いドラゴンのような模様が描かれているのが見えると思います。 この模様が描かれているのがドラゴンカウンターカードです。 自ボードにドラゴンカウンターカードが置いてあり、さらに手札にもドラゴンカウンターカードを所持している状態で相手の攻撃がヒット (自分の防御値と相手攻撃値が一致した場合)した際にドラゴンカウンターにより攻撃を無効化することが出来ます。 &bold(){ただし、相手もドラゴンカウンター条件が揃っていた場合はカウンターにさらにカウンターで返されてしまうこともあります(後述)} 5:カードの特殊効果 カード下部に何らかの効果が四角い枠で表示されているカードには特殊効果があります。 このカードを弾きだした際にその効果が発動されます。 各種効果については&u(){&link_anchor(カードの特殊効果){カードの特殊効果}}で解説します。 &bold(){ただし、ドラゴンカウンターされてこちらがカウンター返し出来ない場合には効果は無効化されてしまいます。} また、一部の怒りモード能力によって無効化される場合もあります(&u(){&link_anchor(キャラクター紹介){キャラクター紹介}}を参照) ***攻撃について プレイヤーのボードには常に2枚のカードを残すように置いていきます。 カードをプレイした際には、反対側に置いてあるカードが相手への攻撃として弾き出されます。 この時に攻撃側(アクティブプレイヤー)のカード2枚の攻撃値と、防御側の防御値が完全に等しいときに攻撃がヒットします。 &bold(){攻撃のヒット例:} #region 防御側(パッシブプレイヤー)の現在の防御値は3+2=5である &ref(04:攻撃について.png) この状態でこちらが3-1の黄カードをプレイした場合は4+3=7が攻撃値になるため相手の防御を破れません (攻撃自体がヒットせず、ダメージ処理が発生しません) &ref(04:攻撃についてB.png) このように1-5などのカードをプレイした場合は4+1=5が攻撃値になるため相手の防御を破ってダメージを与えることが出来ます。 &ref(04:攻撃についてC.png) #endregion ただし、防御側からは防御によりダメージ軽減を行ったりドラゴンカウンターを発動させたりしてくることもあるので注意です(後述) ***防御について 相手がアクティブプレイヤーとして攻撃をヒットさせてきた場合には逆に自分がパッシブプレイヤーとして防御側に回ります。 防御側が対抗手段として出来るアクションは2種類あり、 ①カードをブロックゾーンに下げて防御を行う または、 ②ドラゴンカウンターを発動する のどちらかが行えます。 &bold(){①カードをブロックゾーンに下げて防御を行う} 相手の攻撃カードと自分の場のカードの色が同一である場合は防御を行ってダメージを軽減させることが出来ます。 普段カードが置かれている場所をアタックゾーンと呼び、防御に使用したカードを下げる場所をブロックゾーンと呼びます。 &ref(05:防御について.png) 相手の弾きだした攻撃カードと同色のカードがアタックゾーンに置いてある場合にのみ、1枚ブロックゾーンに下げるごとに1ダメージ軽減出来ます。 &bold(){防御例:} #region アクティブプレイヤーがダメージ値1の赤カードで攻撃をヒットさせた &ref(05:防御についてB.png) このまま何もしなければパッシブプレイヤーは1ダメージを受けてしまいます。 そこで、自分の場にある赤カードをクリックすることでブロックゾーンに下げて1ダメージ軽減します。 &ref(05:防御についてC.png) この場合は1ダメージから1軽減されて受けるダメージは0になります。 相手の攻撃が2ダメージ以上で、自分のアタックゾーンに同色が2枚ある場合は2枚ともブロックゾーンに下げることで2ダメージ軽減出来ます。 #endregion ただし防御にはデメリットがあり、ブロックゾーンに下げたカードがある状態で再びその色の攻撃をヒットされた場合は &bold(){追加で2ダメージが上乗せされてしまうので注意です(1ダメージの攻撃なら3ダメージ、2ダメージの攻撃なら4ダメージ…のようになる)} 攻撃がヒットしても0ダメージのカードだった場合は追加ダメージは発生しないようです。 攻撃がヒットしなかった(こちらの防御値と相手の攻撃値が一致しなかった)場合も追加ダメージは発生しません。 しかしブロックゾーンに2枚下げている状態などは特に危険なのですぐにブロックゾーンにあるカードを弾き出すことをお勧めします。 また、ブロックゾーンにあるカードとペアを作っても連続行動を行えないというデメリットもあります(後述) ※ブロックゾーンに下げてあるカードを弾き出す際に攻撃値が相手防御値と一致した場合は通常通り攻撃がヒットした扱いになります。 ブロック状態にあるカードを弾き出したらダメージを与えられないというようなことはありません。 &bold(){②ドラゴンカウンターを発動する} 自ボードのアタックゾーンにドラゴンカウンターカードが置いてあり、なおかつ手札にドラゴンカウンターカードがある場合にはドラゴンカウンターが発動できます。 ドラゴンカウンターが成功した場合は相手の攻撃を無効化しカード効果も無効化できるので非常に重要なアクションとなります。 &bold(){カウンター例:} #region 相手からの攻撃がヒットしたのでカウンターするか防御するかの選択を迫られます。 &ref(05:ドラゴンカウンター.png) ボード上にドラゴンカウンターカードがあるので、手札からドラゴンカウンターカードを選択することでドラゴンカウンターを発動できます。 &ref(05:ドラゴンカウンターB.png) ボードのドラゴンカウンターカードの隣にドラゴンカウンターカードを並べることで、ドラゴンが円を描くエフェクトが発生しドラゴンカウンターになります。 この際にドラゴンカウンターカードをプレイした場所の反対側にあったカードは何も効果を発生させずに捨てられます。 ドラゴンカウンターに成功したなら相手からの攻撃と相手が弾きだしたカードの効果が無効化されます。 ただし、相手のボード上にもドラゴンカウンターカードが置いてある場合はさらに相手からもドラゴンカウンター返しを発動される場合があります。 攻撃側からドラゴンカウンター返しが来た場合はこちらがさらにドラゴンカウンター返し返しを発動できない場合は攻撃側の最初の攻撃カードが無効化されず防御側のこちらにダメージが発生してしまうことに注意してください。 ドラゴンカウンター返しは同じように手札からドラゴンカウンターカードを選択してボードにプレイすることで発動できます。 &bold(){<ドラゴンカウンターの応酬>} 相手からの攻撃(2ダメージの黄カードを繰り出してきた)に対して青の3-1をプレイしてドラゴンカウンター発動 &ref(05:ドラゴンカウンター連続.png) 相手はさらに赤の2-5をプレイしてドラゴンカウンター返しを発動 &ref(05:ドラゴンカウンター連続B.png) こちらはさらに緑の5-1をプレイしてドラゴンカウンター返し返しを発動 &ref(05:ドラゴンカウンター連続C.png) 相手はもう手札にドラゴンカウンターカードを持っていないのでドラゴンカウンター返し返し返しは来ませんでした。 この場合は最初の攻撃(2ダメージの黄カード)は無効化されダメージもカード効果も発生しません。 &bold(){ここでさらにドラゴンカウンターを返されていた場合はこちらはもうカウンターできずに結局攻撃ダメージとカード効果を受けてしまうことになります。} #endregion &bold(){※ドラゴンカウンターはボード上のアタックゾーンにドラゴンカウンターカードが存在してなおかつその隣が空いていないと発動できません。} &bold(){ボードにドラゴンカウンターカードが置かれていない、置かれていてもドラゴンカウンターカードがブロックゾーンに下げてある、} &bold(){またはドラゴンカウンターカードの隣にカードが置けない(ボード両端である)場合は発動できないので注意してください。} #region &ref(05:ドラゴンカウンターC.png) ドラゴンカウンターカードが防御状態だったり、ボード端に置いてある場合はドラゴンカウンターは発動できません #endregion 同色防御もドラゴンカウンターも行わない・行えない場合は「パス」をクリックし相手の攻撃を受け入れてください。 防御できるカードが無く手札を1枚も持っていない場合は自動的に攻撃を受け入れます。 &bold(){※同色防御あるいはドラゴンカウンターは同時には発動できません。} &bold(){ドラゴンカウンター返しをされた際に手元にドラゴンカウンターカードがもう続かないからといってじゃあ同色防御でダメージ軽減しよう、といったことは出来ないので注意してください。} ***カードのドロー 手札が0枚~3枚の場合はカードをプレイする代わりに山札をクリックしてカードをドローすることが出来ます。 手札が2枚以下の場合は山札から2枚のカードをドロー、手札が3枚の場合は山札から1枚ドローします。 この際に、ボード上にダメージトークンがある場合は隣のゾーンあるいは隣のカードにトークンを移動させることが出来ます。 &bold(){カードドロー後にダメージトークンを移動させる} #region &ref(06:ダメージトークンの移動.png) 移動させたいトークンを選択し、隣のゾーンをクリックすることで隣へトークンを移動させることが出来ます。 ダメージトークンがカード上に置かれている場合は隣のカードの上に移動させることが出来ます。 #endregion ***連続行動(ペア)について アクティブプレイヤーは基本的にはカードを1枚プレイしたら手番終了という流れなのですが、特定の条件を満たした場合のみ連続で行動することが出来ます。 その条件は、&bold(){ボード上にある防御状態ではないカードの隣り合わせでプレイしたカードの内側の数字がゾロ目になった場合}です。 &bold(){連続行動例:} #region 青カードの4-5を左にプレイすることで2枚のカードの内側合計が5のゾロ目になり連続でもう一度手番が回ってきます。 &ref(07:連続行動.png) そして再びカードをプレイするか山札からドローするか選択できます。 ※この際にカードをドローする場合は手札が2枚以下でも&bold(){山札からは1枚しかドローできません} また、ドローを行った場合は通常のドローと同じくダメージトークンを移動させることが出来ます。 &ref(07:連続行動B.png) ※ただし、数字がゾロ目であってもカードが防御状態にある場合は連続行動は行えないことに注意してください。 &ref(07:連続行動C.png) この画像の状態から青の1-1をプレイしてもボード上の3-1が防御状態なので連続行動は発生せずに手番終了になります。 #endregion &aname(カードの特殊効果){} ***カードの特殊効果 各カードには下部に効果が描かれているものがあります。そのカードを弾き出した時に効果が発動されます。 &bold(){※ただし、弾き出した攻撃が相手にドラゴンカウンター成功されてしまった場合はカード効果は無効化されてしまいます。} 以下に各種カード効果を解説していきます。 -スライド &ref(08:カード効果・スライド.png) -トラップ(アタックゾーン) &ref(08:カード効果・トラップ(アタックゾーン).png) -トラップ(カード) &ref(08:カード効果・トラップ(カード).png) -ダメージ増減 &ref(08:カード効果・ダメージ増減.png) -トークン除去 &ref(08:カード効果・トークン除去.png) -並び替え &ref(08:カード効果・並び替え.png) -ドロー &ref(08:カード効果・ドロー.png) -コピー &ref(08:カード効果・コピー.png) &aname(キャラクター紹介){} *キャラクター紹介 最後にプレイヤーが使用できる8人の達人の紹介と能力の解説をしていきます。 キャラクターを選択する時の参考にしてください。