&bold(){} &ref() [[BGAでプレイ>]] このゲームはまだBGAに追加されていません。BGAに追加されるであろうゲームです。 #contents *ゲーム画面 &ref(全体.png) *目的 状況を的確に判断しつつ、より多くの宝物を集める。-以下フレーバーテキスト 旅の途中、ガリバーは、不思議な世界セレスティアを発見しました。長い長い調査の中で、勇敢な冒険家たちは、天空の都市に隠された神秘的な宝物に目を付けるようになりました。しかしその先には、嵐やロックハート空賊団、ダモク鳥らが待ち受けています。あなたは飛行船の才気あふれる船長になれるでしょうか?そしてあなたの勇気は報われるでしょうか? *画面説明 *ゲームの流れ ゲーム開始時に9枚の都市タイルが並べられ、その横に宝物カードが置かれます。 飛行船が1番目の都市に置かれます。ゲーム中、プレイヤーは船長もしくは乗客となります。 船長は飛行船を操縦し、飛行船を次の都市へ進める際に障害となるイベントに対処しなくてはいけません。 乗客は船長を信じて共に旅を続けるか、飛行船が墜落する前に船を下りるかのどちらかの選択をします。 飛行船をより遠くの都市へ進めることができれば、より価値の高い宝物を手に入れられるでしょう。ただし、船長がイベントに対処できなければ飛行船は墜落してしまいます。 *ルール ・ゲーム開始前のセットアップ BGAでは自動的にセットアップが行われます。読み飛ばしても構いません。 都市タイルと宝物カード:9枚の都市タイルが番号の昇順に並べられます。宝物カードは各都市ごとに分けられ、それぞれシャッフルされます。各都市タイルの横に、その都市に対応した宝物カードの山札が裏向きに置かれます。 飛行船と冒険家:飛行船が最初の都市タイルに置かれます。各プレイヤーの色に対応した冒険家コマが飛行船に乗せられます。 手札:装備品カード、パワーカード、ターボカードが全てまとめてシャッフルされます。その後、各プレイヤーに次の枚数が初期手札として配られます。 2,3人プレイ:8枚 4人プレイ:6枚 残りのカードは裏向きにして山札となります。 ・プレイ 飛行船で旅をし、最終目的地の"Meiji"を目指します。その途中で様々な障害を克服しなければいけません。 このゲームでプレイヤーは2つの異なる役割を務めます。 船長:このラウンドの間、飛行船を操縦します。このプレイヤーは次の都市に向かうためにイベントを攻略しなければなりません。 乗客:船長以外の全てのプレイヤーはこの役割です。乗客は船長と共に旅をします。 船長は次の都市へと飛行船を進めなければいけません。次の都市へ船を進めるにはイベントに対処しなければいけません。乗客は船長と共に旅を続けるか、船を下り、その都市にある宝物を1つ獲得するかどうかを決めます。 船長がイベントに対処することができれば船は次の都市へ進みます。もし対処できなければ飛行船は墜落してしまいます。 1ラウンドは次の5つのフェイズが数字の順番で進行します。 フェイズ1.イベント発生 フェイズ2.乗客の決断 フェイズ3.イベントの対処 フェイズ4.船を進める フェイズ5.船長の交代 それぞれのフェイズの詳細を説明していきます。 **フェイズ1.イベント発生 次の都市へ飛行船を進める際に発生するイベントを決定します。 次の都市タイルに示されているダイスの絵の数に従ってイベントダイスが振られます。イベントダイスの出目によって発生するイベントが決定します。 フェイズ3で船長は発生したイベントに対処しなければいけません。イベントに対処するためには、イベントに対応した装備品カードを手札から捨てる必要があります。対処できなければ飛行船は墜落しそこで旅は終わります(いわゆるバースト)。 なお、特殊な場合を除いて船長は船を進めることを拒否できません。 **フェイズ2.乗客の判断 乗客のプレイヤーはこの船に残るかどうかを決断します。 船長の次のプレイヤー(BGAではプレイヤーインフォメーションで船長の下に位置するプレイヤー)から順番に、まだ船に乗っているプレイヤーは次の2つの選択肢のどちらかを選びます。 ・船に残る 船長がイベントに対処できそうだと予想し、共に旅を続けたいなら船に残ることを選びます。 この場合は自分の冒険家コマは船に乗せたままになります。 ・船を降りる 船長がイベントに対処できそうにないと予想し、船を降ります。 この場合は自分の冒険家コマを船から降ろします。その後、降りた時点で飛行船が置かれている都市タイルの横にある宝物カードの山札の一番上のカード1枚を引きます。 一度船を降りたら、再び船に乗ることはできず、旅はそこで終わります。 なお、船長はこの時点では船を降りることはできません。 この後のフェイズ3で船長は装備品カードをプレイすることになりますが、その前に、このフェイズ2で一部のパワーカードをプレイすることができます。船長を含む全てのプレイヤーはこのタイミングで一部のパワーカードをプレイできます。詳細はカードの詳細を参照してください。 **フェイズ3.イベントの対処 船長はイベントに対処するために手札から対応する装備品カードを可能な限りプレイしなければいけません。ダイス1つに対して1枚の装備品カードをプレイする必要があります。同じ出目のダイスが複数あったとしても、それと同じだけの対応する装備品カードをプレイしなければいけません。 空白の出目はイベントなしです。空白のダイスに対しては装備品カードをプレイする必要はありません。 イベントに対応するカードは次の通りです。 **フェイズ4.船を進める 船長がフェイズ3にて必要な装備品カード(もしくはターボカード)をプレイし、イベントに全て対処できたら船は次の都市タイルへ進みます。なお、プレイされた装備品カードは全て捨てられます。 もし、船長がフェイズ3にて必要な装備品カードをプレイできなかった場合など、1つでもイベントに対処できなければ飛行船は墜落します。その時点で飛行船に乗っていた船長と乗客は宝物カードを受け取れません。飛行船が墜落したらその時点で旅は終了し、最初から旅をやり直します。 **フェイズ5.船長の交代 フェイズ4で飛行船が次の都市に進んだか墜落したかにかかわらず、船長の次のプレイヤーに船長の役割が移動します。 ただし、船が次の都市に進んだ場合、船を降りたプレイヤーが船長になることはありません。 **旅の終わり 船が墜落するか、最後の都市に到達するまでラウンドを繰り返し行います。 船が墜落するか、飛行船が最後の都市に到達すればそこで旅は終わります。そして、新たな旅が再び始まります。 新たな旅が始まる際は次の処理が行われます。 飛行船と冒険家コマ:最初の都市タイルに置かれ、全ての冒険家コマが再び飛行船に乗せられる。 装備品カード:各プレイヤーは山札から装備品カードを1枚ずつ引き、手札に加える。 **ゲーム終了 新たな旅が始まる前に得点が50点以上のプレイヤーがいる場合、ゲームは即座に終了します。 ゲーム終了時点で最も多くの勝利点を持っているプレイヤーが勝者です。 *カード詳細 **ターボカード フェイズ3.イベントの対処において、船長がプレイできます。 このカード1枚につき1つのイベントに対処できます。対処できるイベントの種類に制限はありません(ダイスの全ての出目に対して対処可能)。可能なら何枚でも出すことができます。 なお、ターボカードを出さずに船を墜落させても構いません。(装備品カードは可能な限りプレイする義務がありますが、ターボカードはプレイしなくても構いません) **パワーカード:追放 プレイの条件:フェイズ2において、乗客が船に残るかどうかの宣言をした直後(フェイズ3以降はプレイ不可)、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 効果:このカードをプレイしたプレイヤーは船に乗っている他の乗客1人を指定する(船長は指定できない)。指定されたプレイヤーは、強制的に船から降ろされます。降ろされた時点で飛行船が置かれている都市タイルの宝物カードを1枚取ります。そして、降ろされた乗客の今回の旅はそこで終わります。 **パワーカード:ジェットパック プレイの条件:飛行船の墜落が確定したときに、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 効果:このカードをプレイしたプレイヤーは、今回の旅で飛行船が到達した都市のうち、最初の都市タイルから最も遠い都市に「降ります」。降りた都市の宝物カードを1枚取ります。 **パワーカード:迂回路 プレイの条件:フェイズ2の乗客が船に残るかどうかの宣言をした後、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 効果:このカードがプレイされたら、船長は任意のダイスを一度だけ振りなおすことができます。なお、ダイスを1個も振りなおさなくても構いません。 このカードは船長がイベントに対処することができない、と主張した後にもプレイすることができます。 **パワーカード:突風 プレイの条件:フェイズ2の乗客が船に残るかどうかの宣言をした後、全プレイヤーがプレイ可(船長や船を降りたプレイヤーも含む) 効果:このカードがプレイされたら、全ての無地の出目のダイスを振りなおします。 このカードは船長がイベントに対処することができない、と主張した後にもプレイすることができます。 **宝物カード:魔法の望遠鏡 このカードは最初の4つの都市から宝物カードとして得られます。 プレイの条件:フェイズ3において、船長がイベントに対処することができない、と主張した後に、船長もしくは船に乗っているプレイヤーのみプレイ可 効果:このカードがプレイされると、全てのイベントを無視して次の都市へと飛行船が進みます。 *細かいルール ・船に乗っているのが船長1人だけになった場合 船長を交代することなく、次のラウンドも同じプレイヤーが船長になります。さらに、ラウンド開始時に船に乗っているのが1人だけなら、即座に船を降りることができます。船から降りた場合、その時点で飛行船がある都市タイルの横にある宝物カード1枚を取ります。 また、船を降りずにそののまま旅を続けることもできます。 ・都市タイルの横の宝物カードが尽きた場合 宝物カードが尽きた都市タイルは裏返され、この都市には飛行船は二度と止まりません。乗客が最後の宝物カードを取ったら、その後はこの都市に乗客は降りることができません。 ・飛行船が最後の都市タイルに到達した場合 船長のプレイヤーから順番に、最後の都市タイルの宝物カードを引きます。ただし、宝物カードが足りない場合は、宝物カードを受け取れないプレイヤーが発生する可能性があります。その後、飛行船は最初の都市タイルに戻り、新たな旅を始めます(全ての冒険家コマが再び飛行船に乗せられます)。 ・装備品カードのプレイ義務 船長はプレイできる装備品カードがあるなら、可能な限り装備品カードをプレイしなければいけません。プレイできる装備品カードがあるなら、ターボカードをプレイできません。 ・フェイズ2における相談 乗客は船に残るか、船を降りるかの宣言をする際、他の乗客は船長などと自由に相談することができます(もちろん、相談時にはウソをついても構いません)。