インカの黄金

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インカの黄金」を以下のとおり復元します。
&bold(){Incan Gold}
&ref()
[[BGAでプレイ>]]
#contents
*ゲーム画面
&ref(インカの黄金全体.png)

*目的
状況を判断してより多くの財宝(=勝利点)を集める。 -以下フレーバーテキスト
あなたは冒険者です!仲間と共にインカの古代遺跡を探索し、トルコ石、黒曜石、金を手に入れることを目指します。毎ターンごとに、遺跡内で発見した財宝を持ってキャンプまで戻るのか、勇気を出して遺跡の更に奥へと進むのかを決断しなければいけません。遺跡には巨大なクモ、さまよい動き続けているミイラ、炎の罠、毒ヘビなど様々な危険が待ち受けています!遺跡の奥へ進むにつれて、それだけ危険も増え、あなたの命さえ危うくなるでしょう。しかし、この遺跡には貴重なインカの古代遺物があると言われています。恐怖に打ち克った真の勇敢な冒険者だけが財宝に辿り着けるでしょう!
あなたはどこまで命を賭けますか?どれだけ財宝を求めますか?インカの黄金を探す冒険が始まります!

*画面説明
&ref(画面説明.png)

*ゲームの流れ
毎ターン、プレイヤーは遺跡の奥へ進むか引き返すかを選択します。
遺跡の奥へ進むと、新たな財宝を発見することがあります。新たな財宝を発見したら、その時点で残っているプレイヤーで財宝を山分けします。ただし、この時点ではまだ財宝を獲得したことにはなりません。
遺跡の奥へ進むと、財宝ではなく毒蛇などの障害に出くわすこともあります。これによって探検が失敗してしまうこともあります。探検が失敗したら、それまで山分けにしていた財宝を全て失ってしまいます。
一方、遺跡から引き返したら、山分けした財宝の自分の取り分を獲得できます。つまり、財宝を獲得するには頃合いを見計らって遺跡から脱出しなければいけません。

*ルール
ゲームは全5ラウンド行われます。ゲーム終了時に持っている宝石の価値が一番多い(=勝利点が一番多い)プレイヤーが勝者です。
各ラウンドは次のフェイズが数字の順で進行します。
&bold(){1.セットアップ}
&bold(){2.プレイ}
-&bold(){プレイヤーの決断}
-&bold(){キャンプに戻る}
-&bold(){探検を続ける}
&bold(){3.ラウンド終了}
ラウンドが終了したら、新たなラウンドが始まります。5ラウンド目が終了したらゲームが終了します。
では、それぞれのステップについて詳細を説明します。

**1.セットアップ
このステップではゲームの準備が行われます。
まず、山札が準備されます。
探検カードに遺物カード1枚を追加し、シャッフルして山札となります。
山札に混ぜられている遺物カードは毎ラウンドの初めに1枚ずつ追加されていきます。
そのラウンド中に山札から引かれなければ山札に残り続け、以降のラウンドで引かれるかもしれません。

**2.プレイ
ラウンド終了条件が満たされるまで、次のステップが繰り返されます。
Ⅰ.探検を続けるかキャンプに戻るかの決断
Ⅱ.キャンプへの帰還
Ⅲ.探検カードの処理
この一連の流れを「ターン」と呼びます。

それぞれの概要は次の通りです。

&bold(){Ⅰ.探検を続けるかキャンプに戻るかの決断}
ターンが始まったら、各プレイヤーは「&bold(){探検を続ける}」か、「&bold(){キャンプに戻る}」かの決断をしなければいけません。
全プレイヤーがどちらかを選んだら、いっせいにその決断が公開されます。
(一番最初のターンではこのステップはないかもしれません。)

&bold(){Ⅱ.キャンプへの帰還}
「キャンプに戻る」を選択したプレイヤーが1人でもいる場合、このステップが実行されます。
探検カードが処理される前に「キャンプに戻る」を選んだプレイヤーは探検を中断し、遺跡からキャンプへと戻ります。
キャンプへ戻ることで、この時点で持っているお宝を獲得できます。

&bold(){Ⅲ.探検カードの処理}
「探検を続ける」を選んだプレイヤーが1人でも残っているなら、このステップが実行されます。
探検カードが山札から1枚めくられます。
そして、「探検を続ける」を選んだプレイヤー全員に対して探検カードの内容に応じた処理が行われます。


ラウンド終了条件が満たされるまで、この「ターン」を繰り返し行います。

では、詳細を説明します。

***探検を続ける
「Ⅰ.探検を続けるかキャンプに戻るかの決断」で「探検を続ける」を選んだプレイヤーが1人でもいた場合、山札からカードがめくられます。
そして、「Ⅲ.探検カードの処理」が行われ、「探検を続ける」を選んだプレイヤー全員に対して次のことが行われます。

&bold(){・めくられたカードが財宝カードの場合}
財宝カードとは、数字つきの青枠がついたカードです。
これがめくられたら、「探検を続ける」を選んで遺跡に残っているプレイヤー間でお宝を均等に山分けします。
分けきれなかったお宝は、めくられた財宝カード上に残ります。
&bold(){例1}
「探検を続ける」を選んだプレイヤーが4人のとき、「11」の財宝カードがめくられた場合。
11÷4=2.7…なので、各プレイヤーには2個ずつお宝が配られます。
分けきれずに残ったお宝3個は、今めくられた「11」の財宝カード上に残ります。

&bold(){例2}
「探検を続ける」を選んだプレイヤーが4人のとき、「3」の財宝カードがめくられた場合。
各プレイヤーにお宝は配られません。
残ったお宝3個は、今めくられた「3」の財宝カード上に全て残ります。


&bold(){・めくられたカードが障害カードの場合}
障害カードとは赤枠がついたカードです。
障害カードには巨大クモ、ミイラ、炎の罠、崩落、毒蛇の5種類の絵のどれか1つが描かれています。

2つの場合で処理が異なります。

(A):めくられた障害カードが、このラウンドで初めてめくられた絵の障害カードだった場合
何も起きません。
これは次に起こる障害の予兆を示すものなので、何も起こりません。

(B):めくられた障害カードと同じ絵の障害カード既にめくられていた場合
&bold(){「探検を続ける」を選んでいたプレイヤーは財宝カードで山分けされていたお宝を全て失います。}


&bold(){・めくられたカードが遺物カードの場合}
遺物カードとは黄色の枠がついたカードです。
遺物カードがめくられても特に何も起きません。
遺物カードがめくられた後、「キャンプに戻る」を選択することで遺物カードを獲得できます。
獲得した遺物カードはゲーム終了時にボーナス点をもたらします。
ただし、遺物カードを受け取ることができるのは、1人だけが「キャンプに戻る」を選んだ場合だけです。
詳細は後述します。


***キャンプに戻る
「Ⅰ.探検を続けるかキャンプに戻るかの決断」で「キャンプに戻る」を選んだプレイヤーには探検カードがめくられる&bold(){前}に次のことが行われます。

&bold(){・財宝カード上に残っているお宝の山分け}
財宝カード上に残っているお宝カード全てを、「キャンプに戻る」を選んだプレイヤー全員に均等に山分けして配られます。
分けきれなかったお宝はそのまま残しておきます。

&bold(){・遺物カードの獲得}
もし、「キャンプに戻る」を選んだプレイヤーが&bold(){1人だけだったなら}、そのプレイヤーはこのラウンドでめくられた遺物カードを全て獲得します。
ただし、「キャンプに戻る」を選んだプレイヤーが2人以上いたなら、誰も遺物カードを受け取ることはできません。
獲得した遺物カードはゲーム終了時にボーナス点となります。
ゲーム終了時に獲得している遺物カードが1~3枚なら、1枚につき+5点
さらに4枚目、5枚目の遺物カードを持っているなら、4枚目と5枚目の遺物カードからは+10点のボーナス点が発生します。

&bold(){・お宝の獲得}
その後、「キャンプに戻る」を選んだプレイヤーは、このラウンドで配られたお宝を獲得して勝利点を得ます。
&bold(){ここで初めてお宝を獲得したことになります。}
つまり、&bold(){「キャンプに戻る」を選ばない限りお宝を獲得したことにならないので注意してください。}
獲得した勝利点はゲームが終了するまで他プレイヤーから確認できないので注意してください。

なお、「キャンプに戻る」を選んだプレイヤーはこのラウンドではもう何もできなくなります。

**3.ラウンド終了
ラウンドは次の2つの条件のうち、いずれかが満たされたら終了します。
&bold(){・同じ絵の障害カードの2枚目がめくられる}
&bold(){・全員がキャンプに戻る}

5ラウンド目以外のラウンドでは、ラウンド終了時に次の処理が行われます。
1.同じ絵の「2枚目」の障害カードがめくられてラウンドが終了した場合、この「2枚目」の障害カード1枚が取り除かれます。取り除かれた障害カードが二度とゲームで使われることはありません。
2.ラウンド中にめくられた遺物カードが獲得されずに残っている場合には、その遺物カードは取り除かれます。取り除かれた遺物カードが二度とゲームで使われることはありません。
3.財宝カードに残っているお宝は元に戻されます。

そして、新たなラウンドが始まります。
5ラウンド目が終了したら、その時点でゲーム終了です。

**ゲーム終了
5ラウンド目が終了したらゲーム終了です。
各プレイヤーが獲得していた宝石による勝利点と遺物カードによる勝利点を合計して、最も多くの勝利点を獲得しているプレイヤーが勝者です。
遺物カードによる勝利点は
1~3枚目なら1枚につき5点、4~5枚目は1枚につき10点です。
&bold(){例}
遺物カードを4枚持っているなら、5×3+10×1=25点です。

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