ステアフライ・エイティーン

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ステアフライ・エイティーン」を以下のとおり復元します。
&bold(){Stir Fry Eighteen}
&ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/170707-0924/games/stirfryeighteen/170709-1030/img/game_box180.png)
[[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=stirfryeighteen]]
#contents
*ゲーム画面
&ref(01:ゲーム画面.png)

*概要
麺と食材を組み合わせて料理(炒麺)を作り得点を稼ぎ、一番最初に目標点(基本ルール時は50点)に到達することを目指す。

*ルール説明
&ref(02:画面説明.png)
**ゲームの流れ
各プレイヤーは山札からランダムに配られた手札を3枚持ってゲーム開始します。
自分の手番が回ってきたら(シェフ役になったら)山札から1枚カードを引きます。
手番では「料理する」「カードを捨てる」「ターン終了」アクションが行えます。
捨てられた・料理に使用されたカードは一旦山札の外に置かれ、現在のプレイヤーの手番終了時に山札に戻されシャッフルされます。
※料理を作って手番終了し料理報酬で山札からカードを1枚引く際に、ついさっき料理で使用した食材が再び山札から引かれる場合もあります。

***料理を出す
手札が3枚以上あり、なおかつ必要な食材が揃っている場合は料理を1品だけ出して得点を稼ぐことができます。
手札から3枚~5枚のカードを選択し[料理する]ボタンでテーブルに料理(炒麺)を出します。
&ref(03:料理を出す.png)
手札から麺・長ネギ・キノコ・醤油・豚肉を選択し炒麺をテーブルに出します。

&ref(03:料理を出すB.png)
この組み合わせの場合、麺1点+長ネギ3点+キノコ2点+醤油2点+豚肉8点=16点が得点になります。

&bold(){※料理を出す際の注意点}
-料理を作るには&bold(){「麺カード」が必須}になります。手札が何枚あっても麺カードが無い場合は料理を出せません。
-同じカードを2枚以上使うことは出来ません(1つの料理に麺を2枚使用したり醤油を2枚使用したりは出来ません)
-麺カードがあっても他に食材2種類(麺と合わせて計3枚)の手札が無いと料理は作れません。
-手札が何枚あっても料理に使用できるカードは5枚までです。
-1手番に出せる料理は1品だけです。
-料理を作ったプレイヤーは山札からカードを1枚引きます。
-ただし、後述する味見テストで&bold(){ブラフに失敗したプレイヤーはその手番中に料理を作ってもカードは貰えません。}
-料理を出したプレイヤーは手番終了となります。

&ref(03:手番終了時に4枚以上あった場合.png)
手番終了時に手札が4枚以上あった場合は手札が3枚になるように捨てるカードを選択しなければなりません。
この場合は2枚ある麺カードのうち1枚を捨てることにしました。


***カードを捨てて他プレイヤーに味見を問う(料理を出す前のみ実行可能)
料理を出す前に画面上部の[カードを捨てる]ボタンで手札からカードを捨てて、山札から複数のカードを引くことが出来ます。
カードの種類と捨て方とブラフ成否によって引けるカードの枚数が異なります。
&ref(04:カードを捨てる(1枚).png)
[カードを捨てる]アクションの内容は以下のようなパターンがあります。
-鶏肉・豚肉・海老(タンパク質カード)のいずれか1枚だけ選択して捨てて、味見テストを行うか否か他プレイヤーに問う
-他の食材1枚を鶏肉・豚肉・海老と偽って捨てて、味見テストを行うか否か他プレイヤーに問う
-同じ食材カード2枚のペアを捨てて、味見テストを行うか否か他プレイヤーに問う
-異なる食材カード2枚を「同じ食材2枚のペア」と偽って捨てて、味見テストを行うか否か他プレイヤーに問う

&bold(){<1枚だけ選択して捨てる場合>}
1枚をテーブルに伏せ、タンパク質カード(鶏肉・豚肉・海老)のいずれかであると宣言します。
本当にそのタンパク質カードを捨てた場合は&bold(){確実に山札からカードを引けます}が、
そのタンパク質カードが手札に無い場合でも他のカードをタンパク質だと偽って(ブラフ)伏せることが出来ます。
&bold(){※1枚捨てる場合に宣言する名前はデッキに1枚しかない鶏肉・豚肉・海老だけです。複数枚ある麺や醤油などは宣言できません。}

&ref(04:カードを捨てる(1枚)B.png)
手札の海老カードをそのまま海老と宣言して捨てました。
海老を宣言した場合は山札から4枚のカードを引けます(鶏肉の場合は2枚、豚肉の場合は3枚です)
他プレイヤーはこのカードが海老ではないと思った場合は味見テストを行うことができます。

&ref(04:カードを捨てる(1枚)C.png)
他プレイヤー全員が味見テストを行う/行わないを選択し終えるまで待機します。

&ref(04:カードを捨てる(1枚)D.png)
他プレイヤーから味見テストを要求された場合は捨てたカードを公開します。
捨てたカードが海老ではない(ブラフ)場合は捨てたプレイヤーは山札からカードを引くことは出来ません。
本当に宣言したカードを捨てていた場合は味見テストを要求したプレイヤーが&bold(){ペナルティとして手札を全て失う}ことになります。
&ref(04:カードを捨てる(1枚)E.png)
この場合は本当に海老を捨てていた宣言者はそのまま山札からカードを4枚引きます。
※味見テストを要求し、ペナルティで手札を捨てるプレイヤーが1枚も手札を持っていない場合は&bold(){代わりに所持得点が-5点されてしまう}ので注意してください
また、手札を1枚も持っておらず所持得点も5点未満の場合は&bold(){味見テストを要求することが出来ません。}

&bold(){<カード2枚を選択して捨てる場合>}
2枚をテーブルに伏せ、同じカード2枚のペアであると宣言します。
本当に同一カード2枚を捨てた場合は&bold(){確実に山札からカードを引けます}が、
同一カード2枚ペアが手札に無い場合でも別々のカード2枚をペアだと偽って(ブラフ)伏せることが出来ます。
&ref(04:カードを捨てる(2枚).png)
手札から生姜カード2枚を選択し、ペアと宣言して捨てました。
&ref(04:カードを捨てる(2枚)B.png)
ペアを宣言した場合は山札から3枚のカードを引けます。

&ref(04:カードを捨てる(2枚)C.png)
1枚捨ての場合と同じように他プレイヤー全員が味見テストを行う/行わないを選択し終えるまで待機します。

&ref(04:カードを捨てる(2枚)D.png)
誰も味見テストを要求しなかったのでそのまま山札からカードを3枚引きます。
もし味見テストを要求された場合は、宣言者がペアを捨てていない(ブラフ)場合は宣言者は山札からカードは引けません。
味見テストを要求されて本当にペアを捨てていた場合は味見テストを要求したプレイヤーがペナルティを受けます。

&bold(){※「カードを捨てる」アクションの注意点}
カードを捨てて山札からカードを引くアクションは&bold(){同じアクションは1手番に1度しか行えません。}
鶏肉を宣言して1枚捨てて成功した後に今度は豚肉を宣言して1枚捨てようとしたり、
ペアを宣言して2枚捨てて成功した後にまたペアを宣言して2枚捨てるといったことは出来ません。
(タンパク質カード1枚を宣言して成功した後にペア2枚を宣言して捨てる、またはペア2枚捨てた後に1枚を捨てることは&bold(){可能です})
ブラフを行って味見テストにより&bold(){ブラフが見破られてしまった場合は、その手番に料理をテーブルに出しても料理報酬のカード1枚を山札から引くことは出来ません。}
山札からカードを引く際に、引こうとする枚数よりも山札の枚数が少ない場合は現在の山札に残っている枚数ぶんまでしかカードを引けません。
(例:海老を宣言して4枚引こうとしても山札に2枚や3枚しか残ってない場合はカード4枚は引けず2枚や3枚だけ引きます)


***料理をしない
&ref(04:料理をしない.png)
手札が3枚ない、必要な食材が揃っていない、今は料理したくない等の場合は[ターン終了]を選択し手番を終了します。
この際に手札が4枚以上ある場合は手札が3枚になるようにカードを捨てます。


***味見テストの要求
他プレイヤーがカードを宣言して捨てた場合には逆にこちらが味見テストを要求するか否か選択します。
&ref(05:味見テスト.png)
&ref(05:味見テストB.png)
他プレイヤーが鶏肉を宣言してテーブルに1枚捨て、山札からカードを2枚引こうとしています。
ブラフであると思う場合は[あなたはブラフをしているに違いない。味見テストを要求します!]を選択します。
ブラフではないと思う場合は[私はあなたを信じる]を選択します。
※味見テストの要求は&bold(){早い者勝ち}です。一番早く味見を要求したプレイヤーのみが味見テストを行えます。

&ref(05:味見テストC.png)
カードを公開した結果ブラフであることが判明したので、ブラフ失敗したプレイヤーは山札からカードを2枚引くことは出来ません。
また、ブラフを見破ったプレイヤーは1回ブラフを見破るごとに&bold(){次に自分の手番が回ってきた際に追加で山札から1枚カードを引きます。}
&ref(05:味見テストD修正.png)
通常のドローと合わせて2枚のカードを得られることになります。
自分の手番が回って来るまでにブラフを複数回見破っていた場合は見破った回数ぶんだけカードを引けます。

味見テストを要求して、本当に宣言通りのカードを捨てていた場合、味見したプレイヤーは&bold(){ペナルティとして手札を全て捨てなければなりません。}
ペナルティを受ける際に手札が1枚も無い場合は&bold(){所持得点が-5点}されてしまいます。
手札が1枚も無く所持得点も5点未満の場合は味見テストを要求することは出来ません。


***食材カード一覧
-麺
&ref(06:食材01(麺).png)
必須カードです。このカードと一緒に食材を出さないと料理は作れません。
いかなる組み合わせで料理を出しても1点になります。
デッキには5枚入っています。

-長ネギ
&ref(06:食材02(長ネギ).png)
料理で出すと3点になる食材です。
海老と組み合わせて料理した場合は5点になります。
デッキには2枚入っています。

-生姜
&ref(06:食材03(生姜).png)
料理で出すと2点になる食材です。
豚肉と組み合わせて料理した場合は4点になります。
デッキには2枚入っています。

-キノコ
&ref(06:食材04(キノコ).png)
料理で出すと2点になる食材です。
鶏肉と組み合わせて料理した場合は3点になります。
デッキには3枚入っています。

-醤油
&ref(06:食材05(醤油).png)
料理で出すと1点になる食材です。
長ネギと組み合わせて料理した場合は2点になります。
生姜と組み合わせて料理した場合は3点になります。
デッキには3枚入っています。

-鶏肉
&ref(06:食材06(鶏肉).png)
タンパク質カードです。
料理で出すと3点になる食材です。
長ネギと組み合わせて料理した場合は5点になります。
長ネギと生姜と組み合わせて料理した場合は7点になります。
このカードを[カードを捨てる]アクションで宣言して捨てた場合は山札からカードを2枚引けます。
このカードではない食材を鶏肉と偽ってブラフ成功した場合も山札からカードを2枚引けます。
デッキには1枚だけしか入っていません。

-豚肉
&ref(06:食材07(豚肉).png)
タンパク質カードです。
料理で出すと5点になる食材です。
キノコと組み合わせて料理した場合は8点になります。
このカードを[カードを捨てる]アクションで宣言して捨てた場合は山札からカードを3枚引けます。
このカードではない食材を豚肉と偽ってブラフ成功した場合も山札からカードを3枚引けます。
デッキには1枚だけしか入っていません。

-海老
&ref(06:食材08(海老).png)
タンパク質カードです。
料理で出すと6点になる食材です。
生姜と組み合わせて料理した場合は9点になります。
醤油と生姜と組み合わせて料理した場合は11点になります。
このカードを[カードを捨てる]アクションで宣言して捨てた場合は山札からカードを4枚引けます。
このカードではない食材を海老と偽ってブラフ成功した場合も山札からカードを4枚引けます。
デッキには1枚だけしか入っていません。


**ゲーム終了
テーブルオプションで定められた目標点以上の点数を獲得したプレイヤーが出た場合、即座にゲームが終了します。
基本ルールの場合は50点です。

&bold(){※300点(料理長)ヴァリアントは数時間かかる長丁場のゲームになるので、慣れるまでは基本ルールを強く推奨します!}

*ヴァリアント
:目標点|
ゲームの勝利条件となる目標点を設定できます。
基本は50点です。
他に、100点、150点、300点を設定できます。

:空の食料庫|
料理を完成させた場合にカードを1枚引くことができなくなります。
手持ちのカード1枚だけでブラフを仕掛けなければならない状況が多くなるでしょう。
元のルールでは手番開始時にカードを引けないというルールでしたが、これではカードを全く引けなくなったプレイヤーの脱落が発生するため、BGAではルールが変更されています。

:几帳面なシェフ|
目標点ちょうどを獲得することを目指します。
誰かの得点が目標点とピッタリ同じ点数になった場合にゲームが終了して、そのプレイヤーが勝利します。
誰かの得点が目標点を超えてしまった場合にはゲームは終了せずに続きます。
全員が目標点を超えた点数を獲得した状態になった場合にもゲームは終了して、最終得点計算が行われます。
「目標点」から、「実際に獲得した点数と目標点の差」を引いた値が最終的な得点となります。
例えば、目標点が50点、実際に獲得した点数が67点の場合は以下のようになります。
&bold(){67 - 50=17(差分)}
&bold(){50 - 17=33(最終的な得点)}
なお、後述する豆腐プロモカードを導入すると獲得点数を減らすことができます。

:営業終了|
誰かがゲーム終了条件を満たした場合、他のプレイヤーは追加手番を1回だけ得ます。
全員の手番が終了したら得点を比較し、最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。同点のプレイヤーがいる場合には引き分けとなります。(そのため、トーナメントモードには不向きなヴァリアントです)

:豆腐プロモカード|
ゲーム開始時に、デッキからランダムに1枚のカードを取り除き、豆腐カード1枚と入れ替えます(山札の総枚数は18枚のままです)。
なお、どのカードが取り除かれたのかは分かりません。
・&bold(){効果}
&ref(tofu.png)
料理で出すと7点になる食材です。
生姜&醤油と組み合わせて料理をすると10点になります。
&bold(){他のたんぱく質カードと組み合わせてしまうと-5点となります。}
例えば、麺、鶏肉、豆腐の組み合わせで料理をすると
1 + 3 - 5 = -2点となります。
これを利用して、几帳面なシェフヴァリアントでは点数を調整することが可能です。
さらに、豆腐カードはたんぱく質カードとしての効果を持ちます(植物由来のたんぱく質が豊富なため)。
カードを捨てる際に「豆腐カード」と宣言してカードを1枚だけ捨てて、カード1枚を引くことができます(もちろん、それが認められればですが)。
また、豆腐カードは野菜カードとしても扱われます(大豆からできているので)。
他の野菜カード(麺、たんぱく質、醤油以外のカード)とペアにして捨てることでカードを引くことができます。

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