用語集

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用語集 - (2016/05/30 (月) 19:23:36) の編集履歴(バックアップ)


BGAうぃきではBGAで遊べるボードゲームのルールを説明しています。
その中で使われている単語が専門的で何言ってるのか分からない!という方のために用語の解説をするページです。
主にBGAに関連した用語が多いですが、ボードゲームを遊ぶときによく使われるような用語を50音順で説明します。

*加筆・修正してくださる方がいらっしゃれば、ぜひお願いします。



あ行

アクションポイント
Action Point
APと省略されることもある。
各プレイヤーがそれぞれのターンに実行できる選択肢に数値が決められ、選択したものの数値の合計が規定数値内になるように行動を行っていくゲームのこと。
手番で使用できるアクションポイントが3、行動Aに必要なアクションポイントが1、行動Bに必要なアクションポイントが2だとすると、行動Aを3回、行動AとBを1回ずつ実行できる。行動Bを2回行うことはできない。

アクションポイント制
ゲームシステムにアクションポイントを導入しているゲームのこと。
BGAではスルー・ジ・エイジズなどがある。

アブストラクト
本来はテーマ性がなく(またはほとんどない)システムのみのゲームを指す言葉だが、運要素がないゲームに対しても使用される。
BGAではリバーシや五目並べなど日本でも有名なものから、クアルトやシャンチーなど世界で遊ばれているものなど数多くのものがある。

インスト
instructionの略
ゲームのルールを説明すること。

インタラクション
プレイヤー同士の相互作用のこと。プレイヤー間での攻撃や交渉のような要素。

ヴァリアブルフェイズシステム
いくつかの選択肢がある中で、あるプレイヤーがその行動を選択したら全員が同じ行動を取るが、選択したプレイヤーにだけは特権が与えられ、少し得をするというシステム。
BGAのゲームではプエルトリコやレース・フォー・ザ・ギャラクシーなどで採用されている。

ヴァリアント
基本ルールに対して作者側が用意したアレンジルールのこと。

運ゲー
運の要素がゲームの勝敗に大きくかかわるゲームのこと。
ヤッツィーとかキャントストップとかこいこいとか

重い
対義語は軽い
ルールが長かったり、プレイ時間が長かったりするゲーム。じっくり楽しめるが、精神力と時間が必要。
重いゲームのことを重ゲーやヘビーゲームと言ったりする。

か行

カードゲーム
カードを主として使うゲーム。もともとボードを使用するゲームを手軽にできるようにと、カードゲームにしたものを指す場合もある。
BGAではコロレットや12季節の魔法使いなどがある。また、後者ではフロレンツァ・カードゲームなどがある。

上家(かみちゃ)
かみちゃと読む
自分の1つ前の手番のプレイヤー。麻雀用語だが、しばしば使われる

軽い
対義語がは軽い
ルールが短かったり、プレイ時間が短いゲーム。ボードゲーム初心者でも気軽に遊ぶことができる。ルールが簡単な故に単調な展開になることがあるが、奥が深いゲームもたくさんある。
軽いゲームのことを軽ゲーやライトゲームと言ったりする。

協力ゲーム
プレイヤー同士が対立するのではなく、全員で相談したり知恵を出しながら、ある目標の達成を目指すゲーム。
多くのゲームは目標が達成できればプレイヤー全員の勝ち、達成できなければプレイヤー全員の負けとなる。
BGAでは花火(HANABI)などがある。

キングメイカー
ゲームが進むにつれて、どのように行動してもトップにはなれない(=勝者になれない)プレイヤーが出てしまう場合がある。このようなプレイヤーが自分にとって最も有利な行動をすることを諦めて、トップまたは2位のプレイヤーに対しての妨害行為を行うことでトッププレイヤーの順位が変動し、最終的な順位が妨害を行ったプレイヤーの行動によって決定してしまうこと。
BGAでは明確な禁止行為となっています。身内と遊ぶ際には許されるかもしれませんが、知らない人とプレイする際には絶対にこのような行為はしないこと。BGAに限らず、ボードゲームを遊ぶ際にはマナー違反な行為となります。

ゲームデザイナー
ゲーム作家とも呼ばれる。ゲームを考案しゲームを作る製作者のこと。

後手番
対義語は先手番
後に手番を行うプレイヤーのこと

コンポーネント
component
ゲームで使用する部品のこと。コンポーネントが少ないゲームはカードのみを使用したり、カード+αくらいしか使用しない
逆にコンポーネントが多いゲームはカードのほかにコマやチップ類、ダイスなど多くのものを使用し、大概ルールが複雑な傾向にある。

さ行

さいころ
一般的なのは正六面体で1~6の目が出るさいころ。ボードゲームで使用するさいころは必ずしもこのようなものではないことがある。

サプライ
ストックと同義
ゲーム中に使用するコマやお金を集めておく場所。サプライに一定のコマやお金がない場合に、これらを得るための行動をしても本来得られるはずのものが得られないゲームもある。

システム
同じようなルールをまとめた群のこと。

下家(しもちゃ)
しもちゃと読む。
自分の1つ後の手番のプレイヤーのこと

シャッフル
カードなどを混ぜること。

終了条件
そのゲームが終了する条件。山札がなくなったら、誰かの手札がなくなったら、規定されたラウンドが終了したらなど、様々なものがある。これを知らないと戦略が立てられないので必ず確認したほうがいい。

勝利条件
各ゲームで定められている勝者となるための条件。これを達成したプレイヤーが勝者となる

勝利点
Victory Point
VPと略される場合がある。
勝利のために必要になる指標の1つ。これが明示されているゲームでは勝利条件として勝利点を最も多く獲得することを求められることが多い

ジョーカー
トランプのジョーカー。
ボードゲームでは切り札として、または他のものの代わりになるものという意味で用いられる。

ジレンマ
dilemma
自分の思い通りにしたい複数の事柄のうち、いずれかを思い通りにするとそれ以外のものが必然的に不都合な結果になる、というもの。
ライナークニツィアがデザインしたゲームにはこれが巧みに取り入れられていることが多い。
BGAにはロストシティなどがある。

スタートプレイヤー
Start Player
SPと略される場合もある
ゲームやラウンドの最初に手番を行うプレイヤーのこと。BGAで一番最初のスタートプレイヤーはランダムに決定される。

捨て札
捨てられたカードのこと。手札から捨てられたカードや、効果を発揮した後、保持し続けることがルール上認められないカードが捨て札になる。

ストック
サプライと同義。

セットアップ
ゲームを始めるための準備のこと。BGAでは自動でやってくれる。

セットコレクション
単体では効果が発揮しないカードやコマを特定の組み合わせで集めることで得点が発生したり、何らかの役割が発生するゲーム。
BGAにはこいこいやコロレットがある。

競り/競りゲーム
オークションとも呼ぶ。
一定のものに対して、各プレイヤーが価格を提示し、最も高値を提示したプレイヤーがそれを獲得するというシステム。
このシステムを取り入れているゲームを競りゲームという。
BGAではザ・ボスやキーフラワーなどがある。

先手番
対義語は後手番
先に手番を行うプレイヤーのこと

ソリティア
1人用ゲームのこと。
BGAではテルモピュレやダーク・エージェント、インジャワラなどがある。

ソロプレイ
インタラクションがない(または希薄な)ゲームのこと。
BGAではヤッツィーなどのゲームを指す

た行


ターン
1人のプレイヤーがメインで行動を実行する、ゲーム上の時間の区切り。
Aさんのターン、Bさんのターンというような言い方をする。基本的にはAさんのターンにはBさんは行動できない。(たまに割り込んできて行動できるようなものもある。)
ゲームによってはターンとラウンドを同じものとして扱っているものもあるが、通常はターンはプレイヤーの手番のことを指す。(ラウンドは各プレイヤーがターンを実行して一巡するまでの時間上の区切りのこと)

ダイス
さいころのこと。

ダイスゲーム
主にダイス(=さいころ)を振ることでゲームが進行していくゲーム
BGAにはヤッツィー、キャントストップなどがある。

タイブレーク
同点になったプレイヤーが複数人いた場合に、どのように順位を決めるのかを示すルール。

ダウンタイム
down time
他人の手番を待っているため、自分は次の手を考えたり行動することも出来ない時間のこと。

ダミープレイヤー
いわゆるNPCのこと。擬似的なプレイヤーとしてゲームバランスを整えるために登場する場合がある。このプレイヤーの行動はどのプレイヤーの勝敗にも関与しない。

長考(ちょうこう)
手番の最中に考える時間が長いこと。長考はマナー違反と考えるプレイヤーもいるため、長考する場合は断りを入れたほうがいい場合もある。BGAでは定型文として長考をする旨を伝える文が用意されている。
また、BGAでは明らかな負けゲームのゲーム終盤に不必要で理由の無い長考をすることは禁止行為となっています。知らない人とプレイする場合には注意したほうがよいでしょう。

デッキ
ゲームで使用する複数のカードから構成されるセットのこと。山札となる場合が多い。

手番
ターンと同義

トークン


な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

英数字