&bold(){Dragon Keeper: The Dungeon} &ref() [[BGAでプレイ>]] 編集中 #contents *ゲーム画面 &ref(全体.png) 人類とドラゴンが敵であった時代の原初の時代、かつての冒険者の中にはギルドを裏切って、 ドラゴンに奉仕するものが現れました。城の地下に埋められたドラゴンの伝説の宝物を狙って何度も襲撃してくる冒険者から、彼らはドラゴンを守っているのです。 護るべき金より価値があればどうでしょうか?プレイヤーは新たな形の守護者となるのです。 コンポーネント - ダンジョンの3つのレベルを表すボード3枚 - 冒険家タイル75枚: 2枚の階段を含む赤い部屋タイル15枚、黄色の部屋タイル15枚、緑の部屋タイル15枚、青の部屋タイル15枚、紫の部屋タイル15枚。これらは異なる価値を持ち、中には特別なアクションを実行できるものもあります。 これらのタイルはドラゴンの金を略奪しようとやってくる冒険者を表しています。あなたは彼らをダンジョンから追い出さなければいけません。 - ギルドタイル4枚: これらのギルドタイルは、プレイヤーがゲーム中に収集しないようにする冒険者タイルを示します。ルームカラー(およびタイル)は各ギルドと対応しています。プレイヤーは今はドラゴンの陣営となっていますが、自分が元いたギルドの冒険者を捕まえたくはないのです。 -ドラゴンフィギュア1体: - 柱8個(これらを使用してボードを重ね合わせます。) - 財宝トークン24個 ゲームの目的 プレイヤーは冒険者タイルを収集します。そして、元いたギルドに応じて得点を獲得したり失います。第3レベルの終了時、プレイヤーはドラゴンへ貢物を捧げなければなりません。そして、貢物を捧げた後に最も多くの得点を持っているプレイヤーはドラゴンの尊敬を得るでしょう。 セットアップ テーブル中央にダンジョンの最下層レベルのボード(箱の蓋)を置きます。次に、このボードに冒険者タイル25枚を5x5の正方形に沿ってランダムに配置します。2番目のレベルのボード(ボックスの下部)をこの上に置きます(*)。中央に階段タイルを置き、ボードの空いているスペースにランダムに選ばれた冒険者タイルを配置します。最後に、最上層レベルのボードを置きます(*)。そして、階段タイルを中央に配置し、残りの24枚の冒険者タイルをボードの空いているスペースに置きます。ドラゴンを最上段の階段タイルに置きます。ギルドタイルを各プレイヤーに1枚配ります。プレイヤーはギルドタイルを密かに確認し、手元に裏向きにして置きます。各プレイヤーに宝物4個が配られます。残りの宝物トークンはストックに置かれます。スタートプレイヤーがランダムに選ばれます。(*)ボードを別のボードの上に置くには、あらかじめ下のボードのコーナーに4つの柱を置く必要があります。 ゲームターン 時計回りに手番を実行します。手番プレイヤーは「アクティブププレイヤー」と呼ばれ ます。 アクティブプレイヤーは、ボード上で「1」と表示されている方向にドラゴンフィギュアを移動させ、 横列にある利用可能な冒険者タイルのいずれか1つにドラゴンフィギュアを置きます。アクティブプレイヤーはフィギュアを置いたタイルを獲得し、手元に表向きにして置きます。このとき、既に同じギルドの冒険者タイルを持っているなら、新しいタイルをその上に置き、ギルド(タイルの色)ごとに1つの山札を作ります。 次に、ボード上で「2」と表示されている方向にドラゴンフィギュアを動かし、縦列にある利用可能な冒険者タイルのいずれか1つにドラゴンフィギュアを置きます。アクティブプレイヤーは、次に手番を行うプレイヤーにフィギュアを置いたタイルを渡します。タイルを渡されたプレイヤーは、これを表向きにして手元に置きます。このとき、既に同じギルドの冒険者タイルを持っているなら、新しいタイルをその上に置き、ギルド(タイルの色)ごとに1つの山札を作ります。 与えた冒険者タイルの値が2より大きい場合(つまり3~6の場合)、アクティブプレイヤーはストックから宝物トークン1個を獲得します。プレイヤーはいつでも自分の冒険者タイル山札を確認できますが、タイルの順序を変更することはできません。 タイルを取るべき列にタイルが無く、アクティブプレイヤーがタイルを取る、もしくは渡せなくなると1つのレベルが終了します。最後のボード、3レベル目が終了した場合にゲームは終了します。 これら終わった後、次のプレイヤーの手番となります。 次のレベルに切り替える 1つのレベルが終了したら、ボード上に残っている「冒険者」タイルの枚数が数えられます。残っているタイル枚数に応じて、すべてのプレイヤーは次のように財宝トークンをストックに戻さなければなりません: -冒険家タイルが1枚も残っていない場合は0個 -冒険者タイルが1~5枚なら1個 -冒険者タイルが6~8枚の場合は2個 - 冒険者が9枚以上残っていれば3個 各レベルにおいて、最後のタイルを取ったプレイヤーは、財宝トークンを追加で1個ストックに戻さなければなりません。宝物トークンをストックに戻す際、所持しているよりも多くの宝物トークンを戻す必要があるなら、 そのプレイヤーはゲームから除外され、最終得点計算に参加することができません。終了したレベルのボードは取り除かれ、新たなレベルのボード中央のタイルにドラゴンフィギュアが置かれます。新たなレベルが始まった直後のスタートプレイヤーは、直前のレベルの階段タイルを持っているプレイヤーです。階段タイルを得ているプレイヤーがいなかった場合は、直前のレベルにおいて最後のタイルを得たプレイヤーから手番を開始します。 特別アクションを持つタイル タイルの中にはプレイヤーがアクションを実行できるようになるものがあります。このアクションを行うかどうかは任意です。つまり、タイルの得点を目当てにアクションタイルを獲得し、そのアクションを無視することができます。ただし、階段タイルだけは自動的にボーナス効果が適用されます。これは次のレベルでのスタートプレイヤーとなる効果です。 秘密の通路:アクティブプレイヤーが秘密の通路タイルを得た場合(他プレイヤーに渡すことなく得た場合) 、ドラゴンの1回目の移動を終えてから、通常通りにドラゴンの2回目の移動を行って冒険者タイルを次のプレイヤーに渡した直後、このアクションを実行できます。秘密の通路タイルを捨て、ドラゴンを「1」の方向に再度移動させます。そして、移動先の冒険者タイルを取り、自分の対応する山札に置きます 。 {/0このとき、新たに取ったタイルがアクションタイルならアクティブプレイヤーはそのアクションを実行できます。ただし、秘密の通路タイルを取った場合のみ、連続してアクションを実行することができません。 1)アクティブプレイヤーは秘密の通路タイルを得る。 2)アクティブプレイヤーは前の手番のプレイヤーにタイルを渡す。 3) アクティブプレイヤーは秘密の通路タイルを捨て、新たに「冒険者」タイルを1枚得る。新たに取ったタイルはアクションタイルなので、アクションを実行できる。 囚人の交換 :アクティブプレイヤーが囚人の交換タイルを取った場合、このタイルと他プレイヤーの山札の一番上にある冒険者タイル1枚を交換できます。このタイルがアクティブプレイヤーから別のプレイヤーに渡された場合には、このアクションは実行できません。交換された冒険者タイルは、対応する山札に置かれます。交換されたタイルがアクションタイルであっても、そのアクションを実行することはできません。 リモートトラップ:アクティブプレイヤーがリモートトラップタイルを取った場合、このタイルを捨ててボード上に残っている他の冒険者タイル1枚を取ることができます。このタイルがアクティブプレイヤーから別のプレイヤーに渡された場合には、このアクションは実行できません。選択したタイルがアクションタイルであっても、そのアクションは実行できません。 解放:ゲーム終了時、貢物をドラゴンに捧げてから得点計算を行う前に、「解放」タイルを所持しているプレイヤーは、所持している解放タイル1枚につき自分のギルドタイルと同じギルド(色)の冒険者タイルを1枚捨てることができます。ただし、ドラゴンに捧げた解放タイルはこの効果を発揮しません。 ゲーム終了と得点計算 第3レベルが終わるとゲームが終了します。まず、ドラゴンに貢物を捧げなければいけません。 ・ 各プレイヤーは、自身の山札のうち最も枚数が多い山札のタイルをすべて捨てます。対象となる山札が自身のギルドタイルと同じギルド(色)の場合は、2番目に枚数が多い山札のタイルをすべて捨てる必要があります。元いたギルドの冒険者(1番目に高い山札)は解放し、ドラゴンには他のギルドの冒険者(2番目に高い山札)を捧げるのです 。同じ枚数の山札がある場合は、どの山札を捨てるのかをプレイヤー自身が選択します。 ・ ドラゴンへの捧げ物の後でまだ冒険者タイルが残っている場合、各プレイヤーは所持している解放タイルの効果を使うことができます。 ・ 残っている冒険者タイルのそれぞれの点数を数えます:「元のギルド」のタイルによる点数は減点で、他のギルドの冒険者タイルの点数は得点となります。 例1: 1) 山札の枚数が最も多いのはは紫と緑の山札です。プレイヤーは紫の山札を捨てることにしました。 2) 青のタイルは減点となりますが、プレイヤーは解放タイルを持っているので、4点のタイルを1枚捨てることで減点を1点に抑えました。 3) このプレーヤーの最終得点は、 Σ (赤タイルの点数+緑タイルの点数+黄タイルの点数)ー Σ (青タイルの点数)となります。 例2: 1)最も枚数が多い山札は紫です。 2)しかし、紫は自身のギルドタイルの色と同じなので、2番目に枚数が多い山札を貢物としてドラゴンに捧げなければいけません。そのため、緑の山札をすべて捨てます。 3)これによって、最終得点はΣ(赤タイルの点数+青タイルの点数+黄色タイルの点数)となります。 さらに、最も多くの財宝トークンを保有しているプレイヤーは+2点のボーナス点を得ます。そして、最も点数が高いプレイヤーが勝者となります。同点の場合は 引き分けです。