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  • 月刊山田4

ブルリフ(淫夢)語録まとめwiki

月刊山田4

最終更新:2022年07月31日 12:51

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だれでも歓迎! 編集
【月刊山田】

  • 概要
  • 怪文書コーナー
  • 感想など

概要

YMDに限らず怪文書全般のコーナーです。


怪文書コーナー


  • 文字数いっぱいなので、月刊山田5へお願いします。 - 名無しさん (2022-08-26 03:13:42)
  • 「はあ……」
    「あれ? 美弦さん? どうかしたの?」
    「あら? 愛央?」

    中庭でいつも通り座っている私の元に、愛央がやって来た。
    ため息を吐いている時に来たからか、彼女は少し心配そうな顔で私を見ている。
    これは、タイミングが悪かった。別に、ため息に深い意味があったという訳ではなかったのだが、何か勘違いさせてしまったかもしれない。

    「愛央、別に何かあったという訳ではないのよ」
    「そうなの?」
    「ええ、少し落ち着いたからため息を吐いただけなの」
    「……でも、なんだか美弦さん、元気がないように見えるよ?」
    「え? そうかしら……?」

    誤解を解こうとした私に対して、愛央は顔を近づけてきた。
    彼女の表情からして、それは本当に私のことを心配しているといった感じだ。
    私は、そんなおかしな表情をしていたのだろうか。

    「少し疲れてるんじゃない?」
    「……そう見える?」
    「うん、そう見える」

    愛央にはっきりと言われて、私は少し考える。
    別に私としては、疲れていないつもりだ。しかし、もしかしたら自覚していないだけで疲れが溜まっているのかもしれない。
    愛央は、いつも皆のことを見ている。そんな彼女がこう言っているのだから、それは無視するべきではないだろう。

    「それなら、少し休もうかしら?」
    「うん、それがいいと思うよ」
    「……愛央も付き合ってくれる?」
    「え? それはもちろん構わないけど、いいの?」
    「ええ、誰かが傍にいてくれた方が、余計なことを考えないで済むと思うの」

    せっかくなので、私は愛央を誘うことにした。
    一人で休んでいると、私は余計なことを考えがちだ。愛央が話し相手になってくれれば、きっとゆっくり休むことができるだろう。



    ◇◇◇



    私は愛央とともにベッドに来ていた。
    ゆっくり休むには、この場所が最適だ。今日は天気もいいし、外で眠っても特に問題はないだろう。

    「ふう……」
    「美弦さん、本当に疲れているみたいだね?」
    「……ええ、そうなのかもしれないわね」

    寝転がってみてわかったことだが、私は思っていたよりも疲れていたらしい。
    明らかに、先程よりも体が楽だ。やはり、知らない内に疲れたが溜まっていたのだろう。

    「疲れというものは、案外自覚できないものなのね……ありがとう、愛央。愛央のおかげで無理をせずに済んだわ」
    「別に私は大したことはしてないけど……でもまあ、美弦さんのためになったならよかったよ」

    愛央は、本当に皆のことをよく見ている。私は、それを改めて認識していた。
    年長者であることもあって、私も皆のことは気にかけているつもりだ。
    ただ、愛央には及ばないと思っている。本人は自覚していないかもしれないが、愛央はそうやって人の気持ちに寄り添うことが誰よりも上手いのだ。

    「……みーおさん」
    「愛央?」

    そんなことを考えていると、愛央はゆっくりと私の腕に抱き着いてきた。
    彼女がこうやって甘えてくるのは、珍しいことではない。私としても、それは嬉しいことだ。

    「美弦さん、知ってる? ハグをするとストレスが解消されるんだって」
    「ああ、確かに聞いたことがあるわね……」
    「それって多分本当だと思うんだ。だって、こうやって美弦さんに抱き着くとすごく幸せな気持ちになるもん」

    愛央はそう言って、私に笑顔を向けてきた。
    彼女の言っている論については、私も聞いたことがある。確かに大切な人と触れ合うと幸せな気持ちになるので、その効果は間違いないのだろう。
    ただ、人に気軽に抱き着けるかと言ったら、話は別になってくる。それは単純に、性格の問題なのかもしれないが。

    「だからさ、美弦さん、一緒にハグしてみない?」
    「え?」
    「もしかしたら、ストレス解消になるかもしれないよ? まあ、私が美弦さんに抱きしめてもらいたいというだけともいえるけどね」

    そんな私に対して、愛央はそのように言ってくれた。
    それはきっと、私を気遣って提案してくれたのだろう。状況的に考えて、疲れている私が少しでもストレスが解消できるようにそう言ってくれたと考えるのが自然だ。
    もっとも、言葉に出した通りの意味もあるのかもしれない。彼女は、私のことを慕ってくれている。これも、その一環という可能性はある。

    「そうね、それなら……」
    「あっ……」

    私は、愛央をゆっくりと引き寄せて抱きしめた。
    彼女の柔らかい体からは、確かな温もりを感じる。
    その温もりが、私に安心感を与えてくれた。本当にとても癒される。

    「……どうやら本当みたいね。愛央? 苦しくはない?」
    「うん、全然苦しくないよ。むしろ、幸せ……」
    「あ、愛央……」

    愛央は、私の胸に顔を埋めてきた。その顔は本当に幸せそうだ。
    そんな愛央を見ていて、私はふと思った。もしかしたら、彼女もリーダーとしての重圧にストレスを感じているのかもしれないと。

    「み、美弦さん? 急にどうしたの?」
    「ふふ、愛央……いつもお疲れ様」
    「え?」

    私は、自然と愛央の頭を撫でていた。
    彼女のふわふわとした毛は、とても触り心地がいい。

    「今日はお姉ちゃんに、いっぱい甘えていいから……ね?」
    「美弦さん……」

    私と愛央は、そうやってお互いの存在を感じ合いながらしばらく休むのだった。 - 名無しさん (2022-08-25 23:04:21)
  • ええ?リーダーさん私の手で扱かれたいんですか?……正直ドン引きです。はー……じゃあ早く下着脱いでください。……え、もう一度言ってください。声が小さいです。……は?脱がせてほしい?ッチ……はい、これでいいですね。腰もっと近づけて下さい、遠いです。ん?……ちょっとなにビクビクしてるんですか、まだ太ももとお腹しか触ってませんよ。それにしてもさっきから手で探してるのになかなか感触がありませんね。位置が分かりにくいのでスカートたくし上げてください。「自分で」ってそうですよ、あなた以外誰が居るんですか。言われないと分かりませんか?とにかくこれで場所が分か……えっ、これがリーダーさんの?小さすぎませんか?まあどうでもいいです。触るのやだなぁ……じゃあ指で挟んでコスコスしますね。つまむのもやっとのサイズですが……。……さっさと勃起してくれませんか?え、今なんて言いました?もう一回言ってください。……「もう勃起してる」?うわ、私の小指より小さいじゃないですか。勃起してこれなんですか……?……返事しなさい!もう一度聞きます、リーダーさんは勃起してこのサイズなんですね!?……分かりましたリーダーさんは情けない粗チンをお持ちなんですね。つまんでもいつまでも硬くならないから勃起してるのかしてないのか分かりませんよこれじゃ。ちょっと何目を逸らしてるんですか。ちゃんとこっちを見られないんですか!?ほら私の小指とリーダーさんの“勃起した”おちんちんをよく見比べてください。どっちが大きいですか?……声が小さいです!そう私の小指の方が大きいですね。情けなくないんですか?HNKを見習ってください!彼女はとても立派なものを持っていますよ!「誰のこと?」……ですって?後でボコボコにしながら教えてあげます!リーダーさんは怒られながらイジメられてるくせに我慢汁だけは一丁前に出せるんですね!おかげで指がネチャネチャして気持ち悪いです!何モジモジしてるんですか?……「イきそう」?粗チンで早漏なんて恥の上塗りじゃないですか!生きてて恥ずかしくないんですか?まあ遅いなら遅いでムカつきますが。もういいですさっさとイってください。……汚い……何ですかこれ、米の研ぎ汁みたいなものが出てきましたけど、まさかこれリーダーさんの精液なんですか?リーダーさんって体と心だけじゃなくて精液も情けないんですね。HNKならいつもドロドロでネバネバで絶対妊娠させられちゃうくらいめちゃくちゃ濃い精液をゴムがパンッパンになるぐらい射精してくれますよ!?恥ずかしくないんですか!?ってうわぁ……涙目で涎垂らしてる……恥ずかしくて情けないのは言うまでもありませんでしたね……ちょっと、自分のスカートくらいちゃんと持ってください。米の研ぎ汁が付いちゃ……あー!スカートに染み作って……誰が洗濯すると思ってるんですか!リーダーさんは自分で洗濯できるんですか!?できないですよね?はぁ……自分のスカートたくし上げることもできないなんて……期待してすみませんでした。アンアン泣かないでください!涙が私の制服に付いたらどうするんですか!掃除も洗濯も料理も戦闘もできないのに泣くことだけはできるんですね。リーダーさん、この際だからはっきり言いますね、気持ち悪いです。 - 名無しさん (2022-08-24 21:09:39)
  • 長Pゾ。UTさんが星崎さんとお風呂に入るお話しです☆ttps://drive.google.com/file/d/1-OkpBqcfGZxbtg8SnbE8_LcWVP6lVOqR/view?usp=sharing - 名無しさん (2022-08-23 21:57:02)
  •     満月のおかげかそれほど暗くなく、そして夏だってのに風は涼しさを運んでくる。まるで晩夏の訪れを感じさせるような、過ごしやすい夜だった。窓の外。いつもと変わらない、雑多な施設が立ち並ぶ学校の裏。勇希が提案した学校魔改造計画も、場所が足らなくなってきたと嘆いていた。
        夏の終わり。これは何を意味するのだろうと、窓の外を眺めながら考える。星は夏模様。単なるたまたまか、それとも世界の管理者の不調か。……考えても仕方のないことなのだろうか。ライムさんに確認すべきなんだろうか。それとも、また私は気にしすぎているだけだろうか。幸いにもこの静かな夜に、考える時間はいくらでもある。とりあえず飲み物を用意しよう。そう思って立ち上がり、窓の外に勇希の姿を捉えた。花壇の方を見て、何かを探しているようだった。

        ーーーーー

    「なにをしてるの?    勇希」

        花壇を眺める勇希の背に語りかける。

    「黒揚羽」

        勇希は振り向かずに答えた。

    「単語だけじゃなくってちゃんと言って。なにをしてるの?    こんな夜に」

        そんな問いに、ようやく勇希は振り返った。どことなく嬉しそうな顔なのは……なんとなく察しがつく。

    「黒揚羽を見つけたんだよ!    真っ黒な蝶々!    この辺に飛んでったの!」

        そう言って指差す先。そこは花壇で……月のある夜とは言え、真っ暗闇で黒揚羽らしきものを見つけることはできない。花の色さえも判別できやしない。おぼろげに、赤や黄の、色らしきものが見えた気もするが、それが本当に花なのかさえわからない。空を見上げる。月は校舎の向こう側。……本当に、こんな暗闇で黒揚羽を見たのだろうか。

    「……見間違いじゃない? だいたい、こんな夜更けに揚羽蝶が飛ぶとか考えにくいよ」

        蝶々の生態をよく知っているわけではない。けれども夜に、蝶々が動き回るのは考えにくい。真昼ならまだしも。私の言葉を聞いた勇希は、少しムッとした表情を見せる。

    「いたんだって!    確かにこのあたりにいたの!」

        どことなく真剣な表情。どうしたものかなと思いつつも、勇希の隣に立つ。そのまましばらく二人で、夜の学校の花壇を眺めていた。虫の声だけが聞こえる時間が流れる。……もう、鈴虫が鳴いているんだと少し驚かされる。とは言え大合唱というほどではない。耳をすませば聞こえるぐらい。

    「……本当にいたんだって……」

        勇希の呟きが聞こえてくる。ふぅん……。と相槌を打つ。ここまで必死になるということは、本当にいたのだろう。けれどもこんな暗闇だと探すのも一苦労してしまう。ライト、持ってくるべきだったかなと後悔してしまう。

    「こんなに暗いと無理よ。ほら、戻ろ?」

        そう言う私の言葉を無視して、勇希は再び花壇をじっと見つめ始める。……完全に夢中になっている。無理矢理にでも連れ帰るべきなんだろうか。でも明日は特別に早起きしなければならないってわけでもないし……。

    「いたぁ!」

        突然の大声。と同時に、勇希の姿が花壇に消えた。

    「あっ、バカ!」

        慌てて追いかける。そんな大きくない花壇の中に……勇希の姿が見えない。辺りが暗すぎる。ガサガサと、何かをかき分けるような音だけは聞こえる。

    「ちょっと!    勇希!?    大丈夫!?    怪我しないでよ!」

        返事はない。その代わりにと言うかなんというか、黒っぽい何かがひらりと空中に舞った。その黒い何かは空中を漂うように、もしくは誘うかのようにゆっくりと揺れてみせた後、テントの方へと。アレは黒揚羽……? そう思った瞬間には、私の体は動いていた。あの黒揚羽を追いかけなければならない、そんな気がした。
        その姿を追いかける私を嘲笑うかのように、黒揚羽はゆらりゆらりと揺れながら飛び去って行く。その姿はどこか楽しげに見えてしまう。どうしてだろうか。なぜだかとてもイラついてしまう。足を動かすたびに、暗闇に靴音が響く。私は何をしているのだろう。何を追っているのだろう。そんな疑問を抱きながらも追いかけて……どうやら黒揚羽は、テントの中へと入ってしまったみたいだった。逃さないと。屈み込み、テントの中を覗き込む。真っ暗闇のそこは……恐怖さえ感じるほどで、思わず息を飲む。……そこには何もなかった。ただ暗闇が広がっているだけで……先程までそこにいたはずの黒揚羽の姿がない。まるで最初からいなかったかのように。……まさかと思って左右を見る。……やはりいない。暗すぎて見えない。……どこに行っちゃったのよ……!
        焦燥感だけが募っていく。なんで私はこんなことをして……。そんな時に、背中から重さを感じ、暗闇の中へと倒れ込んだ。叫び声を上げそうになった。

    「伶那、どうしたの?」

        勇希の気の抜けた声。ホッする。背中のこれは、ああ、いつもの勇希の重さだ。間違えるはずもない。

    「なんでもない!    ……重いよ!    勇希!」

        なんとかもぞもぞと身体を動かして仰向けになり、勇希を視界に捉える。月明かりも、たまたま勇希の顔を淡く照らし出した。土か泥かで、両頬が汚れている。手を伸ばし、その汚れを拭き取る。勇希は、不思議そうな顔をしながら何も言わず、私を見下ろしていた。

    「……黒揚羽が、この中に入ってったの」

        もう見つからないけどね。そう付け加えると勇希は、「そっかぁ」と気のない返事をした。それからしばらくの間、無言の時間が続く。虫の声だけが響き渡る。こうやって真正面で勇希の顔を見上げるのって、久々な気がする。勇希の大きな黒い瞳が私を捉えている。月明かりが私に乗っかっている勇希の小さな身体を照らしている。ふたり分の影が、テントに映し出される。静かな呼吸の音が聞こえる。少しだけ、鼓動の音も聞こえた、気がした。少しだけ汗ばむ、投げ出された両手。月が雲に隠れ始めたのか、闇が一層濃くなる。このまま時が止まればいいとさえ思ってしまう。勇希の手が伸びてきて、私の前髪をかきあげる。そしてそのまま、おでこに手を当てられた。冷たい。勇希の体温が伝わってくる。その冷たさが心地よくて目を細める。その時、また風が吹いた。ザワリと木々が揺れる音。勇希の長い髪も揺れる。
        不意に、口元に勇希の体温を感じた。それが勇希の唇だと気づくのには少し時間がかかってしまった。……キスされていると気づいた時にはもう、勇希の唇は離れていた。呆然と勇希の綺麗な目を見つめ返すことしかできない。勇希は悪戯っぽく笑うと、もう一度、今度はさっきよりも強く、私の口を塞いだ。

    「……んっ……」

        声にならない声が漏れる。柔らかい感触と、生温かい吐息が伝わる。

    「ぷはぁ!」

        勇希が離れていく。勇希の唾液と、自分の唾が混ざり合ったものが糸を引く。なんだかすごく恥ずかしい。心臓がドキドキしている。勇希も同じなのか、耳が赤く染まっている。勇希はゆっくりと起き上がると、「帰ろ?」と小さく呟いた。私は、黙ったまま勇希の手を握り締めると、立ち上がって歩き出す。勇希は何も言わずについてくる。きっとお互い、顔を合わせられないんだろう。……それでも繋いだ手だけは離さなかった。
    ttps://slib.net/113459#chapter4
    - 名無しさん (2022-08-22 23:49:23)
  • 「あは♡仁菜ちゃん。ココ、気持ちいい?」

    あたしの股間にある棒を上下に擦りながら陽桜莉は目を細め、あたしを小馬鹿にしたような目線を向ける。

    「た…誰がァッ!…気持ち良くなんか無ぇ…よ…んっ!」
    「えぇ〜?そんなに顔が赤いのにぃ?」

    刺激に身体をピクリとさせるあたしを、陽桜莉の両の目が映す。精一杯の抵抗として、視線を合わせまいと目を逸らす。

    「フフッ♪気持ちいいんだ♡」

    だが、陽桜莉にはお見通しなようで、あたしの反応を楽しむように扱いたり、先っぽをグリグリする。

    「ほらぁ、正直に気持ちいいって言わないとここで終わりにしちゃうよ?良いの〜?」
    「ぐうっ!……はぁっ…これ以上やっても無駄なんだ…早めに諦めてやめちまえ」
    「むっ!反抗的だなぁ」

    正直気持ちいい。だが、陽桜莉にバレたくなくて。文字通りコイツの掌で踊らせるのが癪で、否定の言葉を放つ。

    「ん〜最近の仁菜ちゃん反抗期だよねぇ……あ!そうだ♪」

    陽桜莉は何やら思いついたようだ。だが、どうせくだらない事だろう。何をしてきてもあたしは陽桜莉には屈しない…!
    陽桜莉があたしの耳元に顔を近づけ、言葉を放つ。

    「にいなせんぱ〜い♡」
    「!!?」

    まるであたしをとことんまで馬鹿にしたような、そんな口調。しかし、腹が立つどころか、何故か私の身体は先程までとは違い、大きく跳ねる。

    「あはは♡ビクビクってしたね!…まさか仁菜ちゃん、こういうの好きなのぉ?」
    「す…好きなものか。さっさと顔を離しやがれ!」
    「フフッ…♪」

    あたしの意思に反して、股間のモノは更に大きく、固さを増し、陽桜莉のしたことに対して喜びを示す。

    「こっちは好きみたいだね♪仁菜ちゃん、年下の私におちんぽ弄ばれて気持ちよくなっちゃうんだ♡」
    「…ッ!!んなワケ…あぁっ!?」

    陽桜莉があたしのお尻の穴に指を挿れる。そして奥の方…前立腺をクニクニと刺激し始める。
    その瞬間、あたしはこれまでに感じたことのない快楽に包まれ、何も考えられなくなってしまった。

    「おぉ゛ぉ゛っ!?…ひ…陽桜莉ぃ…!や…やめ…!」
    「えぇ〜?やめないよ〜仁菜せんぱい♡ここ、気持ちいいね?もっとしてあげるね♡」
    「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!♡ダメ!や゛めて゛ぇ!」

    竿と前立腺、両方を責められあたしは頭を揺らし、ただ陽桜莉から与えられる暴力的な快楽に耐える。

    「仁菜ちゃん…♡可愛い顔♡おっとと…仁菜せんぱい?年下の女の子に責められて、無様な格好晒してどんな気持ち?♡」
    「イヤ!い゛や゛ぁ゛!!♡ヤダヤダ!気゛持゛ち゛いいの…や゛ぁ゛ぁ゛!!♡」

    あたしは顔を涙で濡らすのも気にならず、ただただ快楽に喘ぐ醜態を陽桜莉に晒す。

    「仁菜せんぱい…もう射精しちゃいそうなんですね?♡良いですよ♡年下の女の子の手で、無様射精しちゃお?♡ね〜ぇ♡射精してぇ?♡」
    「お゛お゛ぉ゛ぉ゛!?!?イク!イ゛ク゛ッ゛!!♡♡」

    生気が抜けてしまうかと思うほどの射精。ビュクビュクと今までにない勢いで精液が噴出する。それを陽桜莉は笑いながら見る。

    「きゃははは♡すご〜い♡仁菜せんぱい、年上なのに可愛い〜♡ほらほら、もっと射精しちゃえ♡」

    そう言って陽桜莉は責めを激しくする。
    あたしはもはや陽桜莉の気持ちいい責め苦に、声にならない声を出し続けるのだった。 - ひおにな (2022-08-22 15:22:29)
  • 「お帰り、日菜子さん。今日もお疲れ様」
    「うん、ただいま、愛央……愛央?」

    とあるアパートの一室で、私はいつも通り日菜子さんを迎えていた。
    彼女と同棲するようになってから、このようなやり取りは何度も交わした。しかし、今日の日菜子さんはいつもと違う反応だ。
    それは恐らく、私の格好が原因だろう。今日の私は、スケスケのネグリジェ姿だ。改めてそれを考えると少し恥ずかしくなってくる。
    だが、今日はこれで行くと決めたのだ。今更冷静になっている場合ではない。

    「愛央、どうしてそんな格好をしているの?」
    「ほら、今日は日菜子さんの誕生日だよね? だから、プレゼントを用意したんだ」
    「プレゼント? その格好とそれが何か関係があるの?」

    日菜子さんは首を傾げていた。私の意図は、まったく伝わっていないようだ。
    その時点で、私は自分の失敗を悟った。こんなことなら、普通の誕生日プレゼントだけにしておけばよかった。

    「えっと……私がプレゼントって、言おうと思っていたけど、やっぱり駄目だったかな?」
    「愛央がプレゼント……」
    「ほ、ほら、今日一日私を自由にしていい! みたいな感じで……」
    「なるほど、そういうことだったんだね」

    私の説明でやっと理解したのか、日菜子さんは納得したように頷いてくれた。
    正直これからどうすればいいかわからない。すっかり出鼻を挫かれてしまったので、私は勢いを失っていた。

    「……愛央」
    「え? ひ、日菜子さん?」
    「いい匂いがするね。もしかして、もうお風呂に入ったの?」
    「あ、うん……その、一応準備しておいた方がいいような気がして」

    そんな私に、日菜子さんが近づいてきた。
    どうやら、私の匂いを嗅いでいたようだ。先程お風呂に入ったばかりなので、匂いは大丈夫だと思うが、それでも恥ずかしい。

    「そっか……今日は愛央と一緒にお風呂でまったりしたかったんだけど」
    「そ、そうだったの?」
    「まあ、その後は愛央を美味しくいただきたいとも思ってはいたけどね」
    「あ、そうなんだ……」

    日菜子さんは、笑顔でそう言ってきた。
    結果として、日菜子さんは私と同じようなことは考えていたようだ。
    それに私は少し安心する。私ばかりそういうことを考えていた場合、すごく恥ずかしかったからだ。
    とはいえ、私は日菜子さんが楽しみにしていた計画を壊してしまったようである。それはすごく申し訳ない。

    「うーん、どうしようか……流石にお風呂には入りたいし、少し待ってくれる?」
    「えっと……その辺りは、日菜子さんの自由にしてもらっていいよ。もし一緒に入りたいなら、私も入るし」
    「いいの?」
    「うん、さっきはシャワーだけだったし」
    「そうなんだ。それなら一緒に入ろうか」

    結局、私の誕生日プレゼントは失敗に終わってしまった。
    やはり、もう少し考えてから行動するべきだったかもしれない。私は、そう後悔していた。

    「あ、そうだ」
    「愛央? どうかしたの?」

    そこで私はあることを思い出した。
    プレゼントについて色々とあったため言いそびれたことがあったのだ。

    「改めて言っておこうと思って……誕生日おめでとう、日菜子さん」
    「愛央……ありがとう」

    本当は、日菜子さんが帰って来て最初に言うつもりだった言葉を私は口にした。
    すると彼女は、満面の笑みを浮かべてくれる。
    こうして私は、日菜子さんの誕生日を祝ったのだった。 - 名無しさん (2022-08-21 22:56:17)
  • お姉ちゃんが帰って来てから、私の生活は今までとかなり変わることになった。
    今までは陽桜莉さんや誰かが訪ねて来なければ一人だったが、今はお姉ちゃんがいてくれる。それが私にとっては、とても心強かった。

    お姉ちゃんに対して、私はひどいことをした。しかしそれでも彼女は、私を家族として受け入れてくれている。
    本当にお姉ちゃんは優しい人だ。いや、彼女だけではない。陽桜莉さんや皆だって、優しすぎる人達だ。

    そんな人達に対して、私がどうするべきなのか。それはずっと考えている。
    今はまだ答えは出てないが、いつかきっとこの想いに報いたい。私はそう思っている。

    「……今日も帰って来なかったわね」
    「はい……」

    そんな私は、お姉ちゃんと一緒に夕食を取っていた。
    お姉ちゃんの料理はとても美味しい。美味しいというのに、私達の間に笑顔はなかった。
    私は、カレンダーに視線を向ける。日にちの下には、×印が記されている。最後に〇がついたのは、もう三週間も前だ。

    「……まあ、陽桜莉も色々と忙しいのよね?」
    「そうですね……」

    カレンダーの×印は、陽桜莉さんが帰って来ていない日につけられている。
    私がこの家に一人で暮らしていた時、陽桜莉さんは週に一度以上は帰って来ていた。
    お姉ちゃんが帰って来た当初も、それは変わらなかった。ただ、私達の生活が落ち着いて来るに連れて、彼女が帰って来る回数は減っていったのだ。

    「……」
    「……」

    私もお姉ちゃんも、陽桜莉さんに会えるのをいつも楽しみにしている。
    そんな彼女と会えていない日々が続いて、お互いに少し元気がなかった。
    しかし、陽桜莉さんは本来寮暮らしだ。特に用事がなければ、帰って来ない方が自然なのかもしれない。

    ただ、寂しかった。それはきっと、お姉ちゃんも同じだ。
    二人暮らしで、誰が傍にいてくれることは心強い。だがそれでも、陽桜莉さんに会いたいという気持ちはちっとも変わらなかった。
    そんな想いを胸に抱えながら、私とお姉ちゃんは夕食を取っていた。陽桜莉さんは、今度はいつ帰って来てくれるだろうか。



    ◇◇◇



    「陽桜莉、どうかしたの?」
    「え? えっと……別にどうもしないよ?」
    「また悪い癖が出てる」

    夕食が終わってから、私は瑠夏ちゃんに質問されていた。
    それを誤魔化そうとした私だったが、瑠夏ちゃんの言葉で気付いた。
    一人で抱え込んでしまうのは、私の悪い癖だ。それを理解していたつもりだったのに、私はまた間違えそうになっていたようだ。

    「悪い癖……そうだよね」
    「……最近、家に帰っていないみたいだけど、それが関係ある?」
    「……うん」

    瑠夏ちゃんは、私が何に悩んでいたかもわかっていたらしい。
    指輪によって想いを通じ合わせた訳ではないというのに、私の考えは瑠夏ちゃんに筒抜けだったようだ。
    それが少し恥ずかしかったが、同時に嬉しかった。瑠夏ちゃんが、私のことを想ってくれていることが理解できたからだ。

    「なんだか、帰りづらくって……」
    「帰りづらい?」
    「自分でもおかしなことを言っていると思うんだけど……あの家は、お姉ちゃんと紫乃ちゃんの家みたいに思えて」
    「それって……」

    私は、最近家に帰っていなかった。もう三週間くらいになるだろうか。

    「お姉ちゃんも紫乃ちゃんも、私が帰るとすごく良くしてくれるんだ。それは嬉しいんだよ? でも、なんだか同時に申し訳なくて……」
    「……」
    「お姉ちゃんと紫乃ちゃんにも、自分の生活があって……私はそれを邪魔しているような気がするんだよね。二人は、あの家で姉妹みたいに仲良く暮らしていて、そこに私が入ったらいけないんじゃないかって、そう思うんだ」

    私は瑠夏ちゃんに、ゆっくりと自分の今の想いを打ち明けた。
    お姉ちゃんと紫乃ちゃんの生活を邪魔したくない。それが今の私の素直な気持ちだ。
    それを瑠夏ちゃんは、何も言わずに聞いてくれた。私は、瑠夏ちゃんの次の言葉を待つ。

    「……陽桜莉の気持ちをお姉さんや紫乃に話した方がいいと思う」
    「……そうかな?」
    「うん、一度話してみないとわからないこともあると思うから」
    「……わかった、そうしてみる。ありがとう、瑠夏ちゃん」

    瑠夏ちゃんに話して、本当に良かったと思う。心が少し軽くなった。
    今度、一度家に帰ってお姉ちゃんと紫乃ちゃんと話してみよう。瑠夏ちゃんの言う通り、話してみないとわからないことがあるかもしれない。
    抱え込まずに話してみること。瑠夏ちゃんが思い出させてくれたそのことをもう一度実行することにしよう。 - 名無しさん (2022-08-20 23:13:24)
  • そこまで長くないけどPDFだゾ。AOちゃんがラスボスに会いに行くお話しです。☆ttps://drive.google.com/file/d/1Z2u1Gpci0Xn5CySX6c3KQF6ArsPMlXkV/view?usp=sharing - 名無しさん (2022-08-19 22:06:21)
  • ttps://slib.net/113459#chapter3
        その日はなんとなく、本当になんとなく駒川さんの首筋が気になった。と言っても変な理由ではない。紅くなった跡が見えたからだった。駒川さんが、その、なんというか……マゾ気質?    ということはわかっている。けれども首を絞めるだなんてやりすぎだし、もしそれが事件の跡であるならば尚更、やめさせる必要がある。というかそもそも首を絞める行為だなんて、殺意があるんじゃ……。ともかく立ち上がり、床に置かれた青いソファーでくつろいでいる様子の駒川さんへと声をかけた。

    「首、どうしたの?」

        尋ねると、駒川さんは首筋に手を添える。

    「首、ですか?」

        そう言って、少し気難しそうな、それでいてどこか困ったような表情を浮かべ、そしてすぐにいつものように微笑む。

    「これは……なんでもありませんよ、白井さん」

        誤魔化すつもりなんだろうか。それなら私にも考えがある。私はそのまま駒川さんの正面まで移動して、しゃがみ込む。そして彼女の首筋をじっと見つめた。すると彼女は俯き、それから私の視線から逃れるように横を向いてしまう。しかしそれでもなお、見続ける。

    「なんでもない、でそんな痕が残る?」

        指摘すると、彼女は少しだけ視線を泳がせた後、観念したようにため息をついた。それからソファの上で体育座りをして膝を抱える。

    「……ええ、白井さんが察している通り、締められた跡です」

        違う。左右に首を振る。

    「知りたいのはそうじゃないの。誰に締められたの?    それとも自分で締めたの?」

        そう聞くと、今度は膝に顔を埋めた。よほど言いにくいことなのだろうか。でもこのままではいけない。だってこんなことが何度も続けば、いずれ死んでしまうかもしれない。死なないとしても、あまりにも危険すぎる。しばらく無言の時間が続いた。やがて観念したのか駒川さんが顔を上げ、口を開く。

    「……星崎さんに、です」

        えっ、とそんな言葉が喉から漏れ出た。愛央が? 駒川さんを?    理解できなかったし、信じられなかった。どうしてあの子が、駒川さんを?    困惑する私を見て、駒川さんは苦く笑う。

    「勘違いしないでください。私が頼んだんです。首を絞めてください、って」

        ……この言葉のおかげで、もっと理解できなくなる。

    「なんで?」

        思わず尋ねてしまった。それに対して駒川さんは小さく笑って答える。

    「きっと、気持ちいいと思ったんです」

        ……わからない。全然わからない。首を絞められて快感を得る人がいるの?    そもそもそれは本当に快感なの?    というか、なぜそれを愛央が駒川さんの首を絞めたの?    疑問だらけだった、けれど。

    「……気持ちいいはずがないよ。駒川さん、それは間違ってると思う」

        首を絞めて気持ちがいいだなんて、それはゼッタイに違う。間違ってる。そう言うと、駒川さんはまた苦笑を浮かべる。それから立ち上がって窓際へ。外を眺めながら呟いた。

    「そうですね、確かに間違ってるかも、しれません」

        その口調はとても寂しげで、悲しげで、とても辛そうだった。だから、それ以上は何も聞けなくなる。どうしたものだろう。愛央にやめるように言うべきなんだろうか。でもきっと、これは駒川さんから求めたことだってのは想像できる。愛央が、愛央から駒川さんの首を絞めるだなんて、想像できない。愛央が悪いんだろうか。ううん……。わからない。
        答えが出ないまま、ふたりとも黙ったまま、時間だけが過ぎていく。蝉の声が遠い。遠く感じる。ふいに駒川さんが振り返り、私の方を見た。

    「白井さん、私の首、締めませんか?」

        ……?    言葉の意味を理解できず……いや、言葉そのものは理解できるけれども意味がわからず呆けていると、駒川さんはゆっくりと歩み寄ってくる。そして目の前に座り、視線を合わせた。首筋の朱い痕が目に入る。

    「そ、そんなの無理だよ!    できない!」

        そう叫ぶと、駒川さんは残念そうに眉を下げた。

    「……私が望んでいるんです。望んだんです」

        懇願するような声音だった。けれど、それでもやっぱり私は応えられない。それにもし私が彼女の首を締めたら、彼女は死んでしまうかもしれない。どうして殺すような真似ができるのだろうか。私にはわからない。わかんないよ。すると駒川さんは私を見つめたまま、ぽつりと呟く。

    「白井さんは、死にたいですか?」

        突然の言葉に戸惑ってしまう。えっと、どういう意味で聞いているの?    それともそのままの意味で受け取っていいの?

    「えっ、えと……」

        戸惑い、言葉に詰まると、駒川さんは微笑みを浮かべた。

    「冗談ですよ、白井さん。冗談です」

        そのままソファの方へと戻り、座ると再び膝を抱える。

    「すみませんでした。もう、言いませんから」

        そう言われてしまうと、これ以上は何も言うことはできない。唇を噛む。力になることができないことが悔しい。人の心がわからないのは、久しぶりのことだった。もし、今ここで駒川さんのフラグメントが暴走したら、はたして今の私に抑えることができるだろうか。不安になる。愛央なら?    美弦さんならば?    きっと、寄り添えるのだろう。駒川さんのことを、もっと知りたい。知らなければならない。

    「……駒川さん。本当に、望んでるの?」

        触れあえば、わかるのだろうか。

    「……ええ、星崎さんにもそう言われました。本当に首を絞められたいのかと。苦しいのが好きなのかと」

        そう言って、少しだけ微笑む。

    「きっとそれが、私というものなんだろうって思うんです。でも、白井さんが望むことではないでしょう? だから、大丈夫です」

        その笑顔は、なんだかすごく切なくて、見ているだけで胸が苦しくなる。

    「絞めるよ」

        それは私にとって、勇気のいる言葉だった。こんなのおかしい。ゼッタイに間違っている。そんなことはわかっている。

    「……殺さないように、絞める。首、絞めてあげる」

        でも、駒川さんの望みを叶えてあげたいという気持ちは、嘘じゃない。駒川さんは驚いた表情でこちらを見る。それから、嬉しそうに笑った。その笑顔に、邪なものは見られない。

    「ありがとうございます」

        駒川さんが座っている横に腰掛け、手を伸ばす。細い首に触れると、びくりと震えた。ああ、きっとこれが正解なわけがないんだろうなって思いながら、両手で優しく首を包む。ゆっくり力を込めると、駒川さんの顔が苦痛に歪んだ。

        ごめんなさい。

        ごめんね。

        違う。

        間違ってる。

        指先から感じる脈動が早くなるのを感じる。息遣いも荒くなっていく。このままだと、死んじゃう。

        ごめんなさい。

        やめて。

        お願いします。

        助けて。

        そんな言葉たちが聞こえてくる気がした。その度に、罪悪感でいっぱいになってしまう。やめたい。やめた方がいい。きっと間違っている。でも、それでも。

        やめないで。

        続けて。

        そう言われたような気さえしてしまう。私は首を絞め続ける。駒川さんの呼吸が浅くなり、顔が紅潮していく。汗が滲んでいる。きっと気持ちよくなんかない。苦しいはずなのに。痛いはずなのに。どうしてだろう。不思議と嫌じゃなかった。むしろ、嬉しいと感じてしまっている自分がいた。自分の感情がわからなくなる。ただ、ひとつ言えることがあるとするならば、それは。

    「ダメっ!」

        慌てて手を離す。両手が震えている。駒川さんが喉に手を添え、咳き込んでいる。首の痕はより朱く、紅く。

    「間違ってる!    間違ってるよ!    こんなの、ゼッタイに違う!」

        叫ぶ。違うんだよ。そうじゃない。そうじゃないのに。駒川さんは、ゆっくりと深呼吸をしてから、私の方を向いた。微笑んでいた。優しい笑顔だった。まるで、何もかも受け入れてくれているような、そんな感じだった。

    「……私が望んだことなのですから」

        やだ。やだよ。なんで、なんで……。言葉にならない言葉ばかりが浮かんでは消えていく。両手はまだ震えている。嫌な汗が全身から吹き出している。
        不意に、駒川さんは私に抱きつくようにして、体重をかけてくる。ソファに押し倒されるような形になり、駒川さんはそのまま私に覆い被さってきた。首筋に温かさを感じる。これは……手を、首に?

    「……私、死ぬの?」

        死にたくない。

    「死にはしませんよ。苦しいだけ、ですから」

        ゆっくりと、駒川さんの手に、指に、力が入ってるのがわかる。私には抵抗することができない。声を上げることもできない。怖い。怖くて仕方がない。けれど、それ以上に。この人の苦しみを、痛みを、少しでもわかってあげられたら。そう思った。首が絞まっていくのがわかった。少しずつ、苦しくなる。少しずつ。苦しくなる。少しずつ。意識が遠のいていくのがわかった。少しずつ。苦しくなる。少しずつ。

        そして、全てが真っ暗になった。
    - 実験的に外部URLを設置してみる (2022-08-19 01:08:39)
  • 瑠夏ちゃんと初めて会ったのはお母さんを探した帰りの日だったね。
    最初はお互い初対面でぎくしゃくしたけど、独り暮らしで役に立つ料理を聞いたら簡単に作れるカルボナーラ教えてくれたね。(笑)
    それが初めての会話。
    二人とも性格が真逆で私はガツガツ系で、瑠夏ちゃん君は人見知り系。
    だから最初あまり波長が合わなくて、時には喧嘩することもあったね。
    二人で上野&新宿デートしたの覚えてる?
    リフレクターの髪型のままでどっちがバレるか競ったね。
    結果は圧倒的に私だったけど(笑)
    昼のお弁当も最初は全然食べなくて私がよく瑠夏ちゃんの残り食べてたよね(笑)
    あれから半年ちょっと
    どれだけ瑠夏ちゃんに教えてもらったんだろう。
    どれだけ瑠夏ちゃんと会話したんだろう。
    どれだけ瑠夏ちゃんと一緒にいただろう。
    本当はもっともっと二人で居たかった。
    瑠夏ちゃんには感謝しても感謝しきれないぐらいの想いがあって、
    私が道に迷いそうなときにはいつも隣に瑠夏ちゃんが居てくれたね。
    瑠夏ちゃんがいない日のリフ活は、なんかあまり調子が乗らなくて
    やっぱり私には瑠夏ちゃんっていうバディが必要なんだなって改めて思ったよ。
    いつもは面と向かってこんなこと言えないけど本当に心から感謝してるよ。
    最後に、こんな私を半年間支えてくれてありがとう。 - 某怪文書HOR (2022-08-18 23:07:45)
  • 長Pゾ。AOちゃんが皆の下着でオナニーするお話しです☆ttps://drive.google.com/file/d/1SPvaqtVH53XsUTN-Apq4goG3TVHTDW0T/view?usp=sharing - 名無しさん (2022-08-18 20:24:18)
  • コシュコシュコシュ…

    「はぁ…ん…んぁ!…やだぁ!」
    「やだじゃねぇだろ?こんなに身体をビクビクさせやがって。嬉しいんだろ?」
    「ちがっ…嬉しくなんかぁ♡」
    「そうか?テメェのチンポは嫌がってねぇけどな♡ほら、もっと大きくなった♡」

    ニチャニチャニチャ…

    「んんっ!♡仁菜ちゃんダメ!おちんちん虐めないで…ぇ♡」
    「あぁ?こんなにドロドロに我慢汁垂らしてダメな訳あるかよ。このまま射精させてやるよ」

    ゴシュッ!ゴシュッ!…グリグリ♡

    「いい゛ぃぃぃぃ!!?♡♡お゛っ゛♡」
    「お前先っぽグリグリされるの本当好きだよな♡ふふっ…蕩けた顔しやがって♡」
    「や゛ぁ゛っ!イクッ!おちんちんイ゛ク゛ッ!♡」
    「おい、おちんちんじゃねぇだろ。チンポって言えよ。ほら、言〜え♡」
    「おちんぽイ゛キ゛ゅ゛ッ!イ゛キ゛ま゛す゛ぅぅ!!♡♡」
    「良く言えたな♡ほらイケ!ザーメンこき捨てろよ陽桜莉♡射精する時の情けねぇ顔見ててやるよ♡」
    「ひ゛ぃぃぃぃ!♡♡イ……ク゛ぅ!?あぁぁぁ!!♡♡」

    ビューー!ビュルルルッ!ビュルルッ!ビュー!
    「あははは!良い顔してるぜ陽桜莉♡ほら、もっと射精しろ♡

    ヌチヌチヌチ♡…シュコシュコシュコ!

    「ダメ!ダメ!♡バカになるぅ♡止めて゛ぇ!仁゛菜゛ち゛ゃ゛ん゛!」
    「もっと精子無駄打ちしろよ♡ほら♡ホラ!♡」
    「オ゛ッ゛!♡オ゛ォ゛!?ォ゛〜〜〜♡♡♡」」

    「ふふっ♡いっぱい射精したな♡ペロッ…すげぇ濃い♡孕ませ汁の無駄打ちご苦労様。またして欲しかったらやってやるよ。またな」 - になひお (2022-08-18 17:10:12)
  • 『瑠夏ちゃん、誕生日おめでとう……色々悩んだけど、やっぱり誕生日プレゼントはこれがいいかなって思ったんだ。愛央ちゃん、愛央ちゃんも瑠夏ちゃんに挨拶してくれる?』
    『瑠夏さん、お誕生日おめでとう。陽桜莉さんから頼まれた時は少し驚いたけど、瑠夏さんが喜んでくれるように、私も頑張るね』
    『愛央ちゃん、それじゃあ……』
    『うん……ちゅっ♡』
    『んっ……♡』
    『あ、言い忘れていたけど、今日は瑠夏さんの誕生日にちなんで、陽桜莉さんを瑠夏さんの年の数までイカせるからね』
    『え? 瑠夏ちゃんの年の数? そ、そんなにするの?』
    『うん、だからちゃんと教えてね……』
    『ひゃっ……♡』
    『あ、陽桜莉さん、もうこんなに濡れてるんだ。やっぱり、瑠夏さんに後で見られるとわかってるからかな?』
    『そ、そんな訳……』
    『うーん……陽桜莉さん、やっぱり瑠夏さんに一度謝っておいた方がいいんじゃない?』
    『……ご、ごめんね。瑠夏ちゃん』
    『陽桜莉さん? どうして謝るのかちゃんと理由を言わないと駄目だよ? 謝るだけじゃ瑠夏さんもわからないかもしれないし……』
    『……瑠夏ちゃん、今から愛央ちゃんにいっぱい気持ち良くしてもらうね。瑠夏ちゃんの恋人なのに、恋人じゃない愛央ちゃんに愛してもらうんだ。ごめんね、瑠夏ちゃん……』
    『陽桜莉さん、本当に悪いと思ってる? なんだか、あんまり実感がこもっていないような気がするんだけど……』
    『だ、だって……あっ♡ 愛央ちゃんが……♡』
    『陽桜莉さん? もしかしてもうイッちゃいそうなの?』
    『あっ……ううっ♡♡♡』
    『ああ、イッちゃった……もう駄目だよ、陽桜莉さん。今日は、瑠夏さんが生きてきた一年一年をお祝いしないといけないんだよ? こんなに早くイッちゃうなんて、陽桜莉さんの瑠夏さんへの想いはこんなものなの?』
    『そ、そんなことはないよ……』
    『うーん……まあ仕方ないから、とりあえず一回カウントしておくね』
    『カウント? あ、愛央ちゃん? それって……』
    『あ、ちなみにこれは油性ペンだから多分中々消えないんだよね……陽桜莉さん、瑠夏さんの誕生日までばれないように気を付けてね?』
    『あうっ……♡』
    『陽桜莉さん? ペンでふとももをなぞっただけだよね? それなのに、どうしてそんな声をあげるの?』
    『ご、ごめん……でも、今敏感になっていて』
    『もう仕方ないな、陽桜莉さんは……まあ、そういう所も可愛いんだけどね』
    『んっ……♡ んんっ……♡♡』
    『ふうっ……さてと陽桜莉さん、実は今日は瑠夏さんの誕生日プレゼントということで、スペシャルゲストを呼んでるんだ』
    『スペシャルゲスト? そ、そんなの聞いてないよ?』
    『まあ、陽桜莉さんにもサプライズということで。入ってきて、美弦さん』
    『……陽桜莉』
    『お、お姉ちゃん?』
    『という訳で、本日のスペシャルゲストは美弦さんだよ? 瑠夏さん、前に言ってたよね? 美弦さんに少し対抗心があるって……そんな人に今から陽桜莉さんが滅茶苦茶にされちゃう訳だけど、瑠夏さんはどんな気持ちかな?』
    『お、お姉ちゃん、ど、どうして……?』
    『愛央に頼まれてね……初めは少し驚いたけど、でもこれも陽桜莉のためなのよね?』
    『で、でも、お姉ちゃん……姉妹でこんなことをしてもいいのかな?』
    『私は構わないわ。むしろ、歓迎したいくらい……陽桜莉は、私とするのは嫌?』
    『い、嫌じゃないよ……私も、お姉ちゃんのことは大好きだし……』
    『ありがとう、陽桜莉。嬉しいわ……ちゅっ♡』
    『んっ♡』
    『うわあっ、すごいね。姉妹であんなキスするなんて……でも、陽桜莉さんも美弦さんも幸せそう。やっぱり、二人は仲のいい姉妹だよね、瑠夏さん』
    『……あ、そうだったわ。羽成さんに言っておかなければならなかったわね。あなたのことは、陽桜莉からよく聞いているわ。良くしてくれているみたいね。あなたには、本当に感謝しているわ。この子のことを愛してくれて……でも、少し嫉妬しちゃうこともあるの。やっぱり、陽桜莉は私にとってとても大切な存在だから……』
    『ああうっ♡♡♡』
    『あ、陽桜莉さん、これで二回目だね……』
    『あ、愛央ちゃん……少し休ませて』
    『え? まだ始まったばかりだよ、陽桜莉さん』
    『で、でも、もう二回も……』
    『それは、陽桜莉さんがイキやすすぎるんだよ。もっと我慢したいと駄目だよね、美弦さん?』
    『ええ、そうね……んちゅっ♡』
    『あっ♡ お姉ちゃん……だ、駄目♡』
    『あ、いいな。美弦さん……陽桜莉さん、私も吸っていい?』
    『だ、駄目だよ、愛央ちゃん』
    『まあ、駄目って言われても吸うんだけどね。こんなに美味しそうなものを目の前にして、我慢なんてできないよ……んちゅ……うん、美味しい』
    『愛央ちゃん、お姉ちゃん……そんなに吸わないで♡ 何も出ないよ♡』
    『うーん……瑠夏さんが羨ましいなあ。これを自由にできるんだもんね。あ、でも最近は自由にできていないのかな?』
    『陽桜莉も本当に大きくなったわね……ここもこんなに固くしちゃって……』
    『ふ、二人とも……や、やめて♡』
    『陽桜莉さん、我慢しないと駄目だよ。まさか、乳首だけでイクなんてことはないよね?』
    『だ、駄目……んんっ♡ ああっ♡♡♡』
    『あら? 駄目だったみたいね……』
    『もうこれで三回目か……やっぱり、美弦さんがいるからかな? いつもより興奮しているみたい。これは思ったより早く終わっちゃうかな?』
    『あら? 私でそんなに興奮してくれているのね、陽桜莉……嬉しいわ。ちゅっ♡』
    『んんっ♡』
    『美弦さん、ノリノリだね……でも、次はこっちの口とキスしてくれない? 上の口は、私に任せてさ』
    『あ、愛央ちゃん?』
    『そうね……せっかくだから、そうさせてもらおうかしら?』
    『お姉ちゃん、本当にしてくれるの? 嫌じゃない?』
    『嫌な訳ないわ。むしろ、ずっと楽しみにしていたのよ……この間なんて、ずっと陽桜莉の胸やお尻ばかり見てしまって、大変だったんだから』
    『あ、気のせいかと思っていたけど、やっぱりそうだったんだ……お姉ちゃんも、エッチなんだね?』
    『エッチなお姉ちゃんは嫌? んっ♡』
    『嫌じゃないよ……んんっ♡♡ お姉ちゃん……♡♡ 大好き♡♡』
    『ふふ、姉妹で熱々だね? でも、私も忘れないでよね、陽桜莉さん……ちゅっ♡』
    『んっ♡ あ、愛央ちゃんも大好きだよ♡♡』



    『ねえ、陽桜莉さん、本当に大丈夫なのかな? 私、瑠夏さんに刺されたりしない?』
    『愛央ちゃん、大丈夫だよ。瑠夏ちゃん、いつも楽しみにしてるって言ってたから……それに、今更そんなこと言うの?』
    『いや、まあ、そりゃあしている時はスイッチを入れるんだけど……』
    『まあ、確かにあまり褒められた趣向ではないわね。愛央に相談を受けた時は、私も驚いたわ……』
    『お姉ちゃんも、今更だね……あんなにエッチなことしたのに』
    『それは、そうなのだけれど……』

    ピッ!

    「瑠夏ちゃん、どうだった? なんて聞くまでもないかな?」
    「……すごく良かった」
    「喜んでもらえたなら良かったよ。あ、これを撮ってから、家に帰る度にお姉ちゃんとエッチしてるんだ。それで、それを紫乃ちゃんに見られてね……それで、紫乃ちゃんともしちゃった」
    「陽桜莉……ちゅっ♡」
    「んんっ……♡ 瑠夏ちゃん、大好きだよ♡♡」
    「私も大好き……♡♡」 - 名無しさん (2022-08-17 23:40:38)
  • 「瑠夏ちゃん、誕生日おめでとう! 今日は盛大にパーティを開くから、楽しみにしておいてね!」

    朝にそう言われてから、私は陽桜莉とあまり話せていなかった。
    パーティの準備をしなければならない。授業が終わって、彼女はそう言って家に帰ってしまったからだ。
    今日の陽桜莉は、やけに張り切っていた。それはきっと、私の誕生日を心から祝福してくれているからだろう。
    それは素直に嬉しい。ただ、今の私はあまり幸せな気分ではなかった。

    「陽桜莉……」

    パーティの準備なら、私も手伝う。そう提案した私に、陽桜莉は「瑠夏ちゃんは主役なんだから、ゆっくりしていて」と言ってきた。
    彼女の言っていることが、理解できない訳ではない。祝われる私が、そのための催しの準備をするのはおかしなことだろう。そう思って、私は寮に留まっている。しかし、その判断は間違っていたかもしれない。

    「……」

    きっと陽桜莉は今、白樺さん達と一緒にパーティの準備をしてくれているはずだ。
    私はその状況に、疎外感のようなものを覚えていた。理論としては、祝われる私が準備をするのがおかしいのはわかる。だけど、そんなことは関係なく、私はただ皆と一緒に何かをしたかったのだ。

    「はあ……」

    私は、ゆっくりとため息をついた。
    どうして私はもっと早くに気付くことができなかったのだろうか。気付いていれば、こんな風に部屋でもやもやとすることもなかったというのに。

    「瑠夏ちゃん、ため息なんて吐いてどうしたの?」
    「え?」

    その瞬間、私の耳に陽桜莉の声が聞こえてきた。
    幻聴だろうか。そう思って周囲を見渡すと、確かに陽桜莉がいた。

    「陽桜莉? どうして寮に?」
    「あはは、実は忘れ物しちゃって……」
    「忘れ物?」

    陽桜莉は、眉を少し下げて笑っていた。
    もしかして、スマホでも忘れたのだろうか。彼女は少し抜けている所がある。それも彼女の魅力だと私は思っているが、その笑みはそんな自分を自嘲しているのかもしれない。

    「瑠夏ちゃん、ごめんね!」
    「え?」

    そんなことを思っていると、陽桜莉が素早く頭を下げてきた。
    何故謝られているのかわからない。急にどうしたのだろうか。

    「昔ね、お姉ちゃんの誕生日の時、私一人でケーキを作ろうと思ったんだ。でも、上手くできなくて……それでお姉ちゃんが帰って来て、結局手伝ってもらったんだ」」

    陽桜莉は、私の隣に座ってそう語り始めた。
    彼女のお姉さんは、今は行方不明になっている。そのためか、陽桜莉の表情は少し悲しそうだ。
    しかし、どうして今そんな話をするのだろうか。それがわからない。

    「それでね、私お姉ちゃんに言ったんだ。誕生日なのに、手伝わせてごめんねって。でもお姉ちゃんは、私にとってはこうやって陽桜莉と一緒に時間を過ごせることが、何よりも嬉しい誕生日プレゼントだって言ってくれたんだ」
    「……それって」
    「もしかしたら、瑠夏ちゃんもそうなんじゃないかって思って……勘違いだったら、恥ずかしいんだけど……」

    陽桜莉は、少し顔を赤くしながらそう言ってきた。
    私は、そんな彼女の手をゆっくりと握る。

    「陽桜莉……」
    「瑠夏ちゃん……」

    少し驚いたようだが、陽桜莉は私の手を握り返してくれる。その瞬間、彼女の想いが伝わってきた。同時に、私の想いも彼女に伝わっていく。

    「瑠夏ちゃん、行こっか!」
    「……うん!」

    私は陽桜莉に引っ張られながら、寮の部屋から出て行く。
    今日は幸せな誕生日になりそうだ。 - 名無しさん (2022-08-16 22:31:21)
  • PDFだゾ。AOちゃんがKRRと夏祭りに行くお話しです☆ttps://drive.google.com/file/d/1zRPOP8KPpwY3pw-o3FUe78cw9rV0tDOH/view?usp=sharing - 名無しさん (2022-08-16 18:53:25)
  •     大学生になって、なにかが変わると思い込んでいた。陽桜莉と出会ったあのときのように、大きな変化があるとどこか期待さえしていた。最初の夏。友達だと言える人は、あまりいない。そりゃ連絡先ぐらいは知っているけれど、こちらから積極的に連絡しようとは思わない。でも、まぁ……それでも別にいいか、と思える。私には陽桜莉がいるのだもの。帰り道の足取りは、不思議と軽い。
        マンションの一角。結局、陽桜莉とはあの一室で同棲をすることになった。陽桜莉のお姉さんは少し遠くの大学に通っているため、寮に入っている。あの時とは真逆だね、なんて三人で冗談を言い合うこともあった。でもこれは三人で話し合って決めたことだから。あの時とは、ぜんぜん違う。

    「あっ、る~かちゃん! おかえり~!」

        扉を開けると聞こえる、陽桜莉の気の抜けた声。陽桜莉は、大学には進学していない。AASAに直接雇用された。これで良かったと思っている。なにより本人も納得している。だとすると私は、何も言うことはない。

    「ただいま」

        靴を脱ぎ、部屋へと上がる。この部屋に帰ってくることにも慣れてきた。二人で暮らすことにも慣れた。もうすっかり、当たり前になった。そんなことを思いながらリビングへと向かうと、陽桜莉がテーブルにお皿を置いていた。

    「……陽桜莉……どうしたの?」

        尋ねる。料理でもしたのだろうか。それならそれで、嬉しいけど……。陽桜莉は笑みを浮かべると、嬉しそうに、本当に嬉しそうに言った。

    「お誕生日! 瑠夏ちゃんの!」

        ……ああ、忘れていた。そういえばそんな日だったっけ。誕生日だ、今日は。私の。陽桜莉が冷蔵庫からケーキを取り出す。最初に思ったのは、陽桜莉の手作りじゃないようで良かったと、そんなことだった。陽桜莉は料理はそれなりだけれど、お菓子となると……。

        ーーーーー

        料理も食べた。ケーキも美味しかった。食器も片付けた。そのあとは、ゆっくりとした時間が流れる。ソファーに座っている陽桜莉の隣へ座る。肩を寄せてみる。ふわっと香るのは、お陽さまのような、温かな匂い。陽桜莉の香り。陽桜莉がこちらを見て微笑む。だから私も微笑んでみせる。

    「そういえばさ」

        ちりん、とどこかで風鈴が鳴る。

    「今から十ヶ月前って、クリスマス……」

        そう言いかけて、慌てて顔をそらす。いやちょっと待って。なにを言ってるんだろう、私は。しかも突然。しかも今から十ヶ月前は十月かそこら。ぜんぜんクリスマスじゃない。ちょっと準備が進んだなって具合。いや、そうじゃない。なんでそんなことを考えてしまったんだろう。と言うか陽桜莉は、この意味を理解できているのだろうか。そうでないならば、まだなんとか言い訳はできるけれど……そろっと、陽桜莉の方を見る。

    「……いきなりなにを言ってるの? 瑠夏ちゃん」

        ……ものすごい、見たこともないような、怪訝な表情。

    「……いや、ちがくって、あの……」

        言い訳を。顔が熱くなるのを感じる。恥ずかしくなってきた。とにかく何か言わないと。あわあわと、口を開く。そのとき、不意に陽桜莉の顔が近づいてきた。

    「今から十ヶ月前はクリスマスじゃなくて、十月だよ!    そのぐらい、計算はできるんだから!」

        ふふん、と得意げな表情、がすごく近い。心臓が高鳴るのを感じる。……とりあえずは助かった感じだろうか。まずは話題を変えないと。そういえば今日のケーキってどこで買ったの? そう尋ねようと口を開けて。

    「……そういえば十ヶ月前ってなんで……ぁあ~~~~!!!!」

        陽桜莉の、大きな大きな声。これは……察せられてしまっただろうか。顔が熱い。思わずうつ向いてしまう。

    「いきなり何を考えてるの!?    瑠夏ちゃん!!    アレだよね!!    十ヶ月前って!!    子どもの!!    赤ちゃんの!!」

        やめて。両手で顔を覆う。大きな声で言わないで。お願いだから。でもそんな願いなんて聞いてもらえるはずもない。

    「……子ども、欲しいの?    瑠夏ちゃん」

        「違うの!!」そんな声にならない声は喉から出ることはなく、ただ涙目で陽桜莉を、すごく楽しそうな顔をした彼女を睨みつけるしかできなかった。 - 名無しさん (2022-08-16 15:02:35)
  • 短いけどPDFだゾ。HORがRKちゃんと指輪交換するお話しです☆ttps://drive.google.com/file/d/1LsSbUrWAhm28sSLRMViZy1n7BCUZ44sk/view?usp=sharing - 名無しさん (2022-08-16 14:13:08)
    • 2人の幸せそうなえっちいいゾ^〜 - 名無しさん (2022-08-16 14:37:35)
  • PDFだゾ。KKRがYRちゃん係になるお話しです☆ttps://drive.google.com/file/d/13nP4NDBQV4nLcSQAhJ344_UDjoSi1hjQ/view?usp=sharing - 名無しさん (2022-08-15 22:17:31)
  • 「リーダーさんは、本当に頼もしい人でした。彼がいるだけで、なんだか勇気が湧いてくるというか、なんでもできるようになる気がして……」

    詩帆さんは少し照れたような表情で、リーダーさんについて語っていた。
    その人のことは、何度か聞いたことがある。詩帆さんやきららがいたチームをまとめていた人であるらしい。
    彼のことを語る時、詩帆さんは恋する乙女のような表情になる。その表情に、私は少し複雑な気持ちになってしまう。

    「星崎さんといると、同じようなことを思うことがあります」
    「そ、そうなの?」

    その感情がなんであるかは、自分でもよくわかっていない。
    嫉妬であると一言で片づけることはできるかもしれない。だが、それよりももっと深いものであるような気もする。

    「星崎さんは、立派なリーダーだと思います。もしかしたら、リーダーさん以上かもしれません」
    「お世辞でもそう言ってもらえるのは嬉しいよ」
    「本当にそう思っているんですよ?」

    詩帆さんは、ゆっくりと私の手を握った。それは、私達にとって一種の合図のようなものだった。
    私は、ゆっくりと詩帆さんに顔を近づける。そして、そのまま彼女と唇を重ねる。
    柔らかい唇の感触とともに、私の鼻孔を花のような香りがくすぐってきた。
    しかし、私はそれでも安らぎを得られない。それはきっと、直前にリーダーさんのことを聞いていたからなのだろう。

    「……星崎さん? どうかしたんですか?」
    「……え? あ、ううん、別になんでもないよ。まあ、強いて言うなら詩帆さんの唇が、なんだかマシュマロみたいだなって思ってはいたけど……」
    「マシュマロ……それは、褒め言葉として受け取ってもいいのでしょうか?」
    「もちろん……できれば、もっと食べたいな」
    「えっ、えっと……そ、それなら、どうぞ」

    私は、もう一度詩帆さんと唇を重ねた。
    調子のいいことを言ったことで気分が紛れたのか、今度は少しだけ安らぎを得られたような気がした。



    ◇◇◇



    「それで、聞きたいこととはなんだ?」
    「えっと……実は、詩帆さんのことを聞きたくて」
    「やはり詩帆のことか」

    私は、きららと一緒に屋上に来ていた。
    彼女に聞きたいことがあったため、私が誘ったのだ。
    詩帆さんときららは同じチームにいた。そのため、こうやって詩帆さんのことについて相談するのはよくあることだ。
    こころや日菜子さんにも詩帆さんのことを聞くこともあるが、大抵はきららに聞くことが多い。それはもしかしたら、私が一番気になっているのが、詩帆さんがリフレクターとして活動していた時期だから、ということなのかもしれない。

    「それで、愛央は詩帆の何が聞きたいのだ?」
    「えっと……単刀直入に聞かせてもらうね。詩帆さんってさ、リーダーさんのことが好きだったの?」
    「……」

    私の質問に、きららは目を丸めていた。
    どうやら、この質問は彼女にとって予想外のものだったようだ。
    その後、きららはそっと目を瞑る。それは、何かを考えているように見える。

    「……いつかは聞かれるとは思っていた」
    「……そうなの?」
    「愛央と詩帆がそういう関係になった以上、その問題にはいつか突き当たるだろうときららも思っていた。ただ、その質問には答えられない。詩帆があの人にどのような感情を向けていたのか、きららにもわからないのだ」
    「そうなんだ……」

    きららですら、詩帆さんのリーダーさんへの感情はわからないらしい。
    二人と実際に接していたはずの彼女ですらわからないとは思っていなかった。仕方ないことではあるが、私は少し落ち込んでしまう。

    「愛央は、どう思っているのだ? きららに聞いてきたということは、何か思う所があったのだろう?」
    「……時々思うことがあるんだ。詩帆さんは、もしかしたら私とリーダーさんを重ね合わせているんじゃないかって」
    「重ね合わせている?」
    「詩帆さんは、私のことをリーダーさんと似ているってよく言ってくるからさ……思ってしまうんだよね。詩帆さんが見ているのは、私じゃなくてリーダーさんなんじゃないかって」

    私は、ゆっくりと自分の想いを打ち明けた。
    こんなことを考えるのは、よくないことだとわかっている。だが、詩帆さんがリーダーさんのことを語る度に思ってしまうのだ。詩帆さんの特別はリーダーさんで、私はその代わりでしかないのではないかと。

    「……愛央、それは違うぞ!」
    「え?」

    そんな私に対して、きららは大きな声を出してきた。
    その声に、私は驚いてしまう。彼女としては、珍しい声の大きさだったからだ。
    それにきららは、少し怒っているように見える。それも珍しいことだ。

    「愛央がそう思うのも仕方ないことなのかもしれない。そういう関係になったからこそ、そう考えてしまうのかもしれない。でも、愛央はわかっているはずだ。詩帆は、そんな人ではないということを。詩帆はもしかしたら過去に誰かに想いを寄せていたかもしれない。だけど、詩帆は愛央が愛央だからこそ好きなのだ。それだけは間違いない」
    「きらら……」

    きららは、とても力強くそう言ってきた。
    その言葉で私は思い出した。詩帆さんが、どういう人であるかということを。
    私は馬鹿だった。詩帆さんが、誰かの代わりに誰かを求めるなんてあるはずがない。例え、過去に誰かに想いを寄せていたとしても、今の私を見てくれていないなんてあるはずがなかったのだ。

    「ありがとう、きらら。私、大事なことを思い出せたよ」
    「うむ……役に立てたなら良かった」

    私は、きららの手を握って彼女にお礼を言った。
    もう迷ったりしない。詩帆さんの私への想いは、私への想いである。それ以外の何物でもないのだ。



    ◇◇◇



    屋上から去って行く愛央をきららはじっと見つめていた。

    「まったく愛央は鈍感だ……詩帆が、愛央のことを大好きなことなんて、見れば誰だってわかるはずだ」

    きららは、そっと呟いていた。誰もいなくなった屋上に響くのは、彼女の声だけだ。
    そんな自分の声が震えていることに、彼女は気付いていた。

    「……本当に愛央は鈍感だ。きららの想いにも、ちっとも気付いていない」

    きららは、愛央が去った後もずっとそこを見つめていた。
    自分の中にあるその想いをどうすればいいのか。誰も答えを教えてくれないそんな疑問を胸に秘めながら。 - 名無しさん (2022-08-15 21:14:22)


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