イローデッド - ブルリフ（淫夢）語録まとめwiki | 絆は醜く、強い。（迫真）

主に『BLUE REFLECTION SUN/燦』にて登場する灰病患者の中でも例外的な存在。

概要

「灰」に侵され、変異してしまった重度の灰病患者たちを指す。Erode(浸食、腐食する、蝕む)+edが由来。適合率が低くそれなりに稀少であるらしい。
燦におけるモンスター、異灰に物理的に干渉出来る戦闘員であり、要は前作までのリフレクターのポジション。
超常的な能力が発現し、変身することでリミッターが外れて(*1)その力を最大限発揮できるが、初めて変身する際は異灰化するリスクも伴う。えっ、それは……。

後述の欠点やそもそも末期の灰病患者しか変身出来ないというのもあってか(ブルー)リフレクターとルージュリフレクターのどちらにも劣る立ち位置に置かれている。(*2)

実は…※澪ネタバレ

澪ではSNと13話以降のMO(HRHR)がリフレクターとは違う、特殊な力を纏っていること、その「特殊な力」は燦で明らかになることが公式から明かされている。
よってこの二人もイローデッドであると考えられるが、彼女達も同様の性質を持っているかは不明まだ設定固まってない頃だろうし
ただし、UTがリーダーさんの「相手の心に入り込んでダイレクトアタック出来る」能力に対し「覚えがあって嫌い」と言っているためある程度の類似性はあるようだ。(*3)

能力

超人的な力を行使するためにリフレクターが周囲の空間に漂うエーテルを消費する一方、こちらは体内のエーテルを消費するという違いがある。一部の例外を除いてエーテルは自力で補給できないため、棒付きキャンディのような薬「ストラプル」(*4)でエーテルを絶対舐めさせますよ！これが無ければ数回の出動でエーテルの枯渇に陥り死ぬ(直球)。
なお頻繁な出動によって常用しすぎてもエーテルが暴走して生命が危ぶまれる。こんなの嘘でしょ…何故なんですか…

更にイローデッドになると巷の能力バトル物の如く、「変異能力」と言う異能が備わる。(ゲームでは殆ど再現されていないんですがそれは)「～・パワード」(強化)「エーテル・～」(エーテル干渉)とある程度の命名法則がある様子。

副次的効果と弊害

燦のネタバレを含む

上述の通り、全員が重度の灰病患者である。
これはリーダーさんや、先んじて帝に出演していたSH(*5)やKRRも例外ではない。
異灰と戦うという責務が課されるため殉職率も決して低くはないが、
イローデッドになると灰の影響を受けず灰病の進行が止まるほか、変身時にはリフレクター同様身体能力や回復力の大幅強化に咥え(*6)古傷や視力低下などを打ち消す効果がある。メガネ「俺…消えっから！」
非変身時でも灰病以前に重度の先天性免疫疾患を患っていたYKKのような人物は症状が多少安定したりする。「酷いアレルギーだったのがポジで免疫ごと壊れてアレルギー発症しなくなったみたい」って例えたこ↑こ↓のホモは人の心が無い。
とはいえ徹夜したら睡魔に襲われ、雨に濡れれば風邪を引くのでこちらの強化はあくまで常識的な人間の範囲に引き上げる程度である。

また、こちらは調査班・救護班を含む一般通過生徒にも共通して言えるが、日ノ杜学園の生徒になる＝カタナ所属の人間として親元から隔離される代わりに衣食住や就学環境、最先端の医療を保障される側面もあり、行き場の無い未成年を保護するシェルター的な役割も担っている。分かりやすいのが父親の虐待を苦に中三で家出して灰病になったNNKだが、出雲校はとりわけ親に恵まれないor親に先立たれたメンバーが多いためほぼ全員がこの恩恵を享受している。
親権も人権も無いような扱いをされる境遇がメリットになるくらい毒親率高いのはどうなんだよ人として！(*7)

弊害についてのネタバレ

お ま だ セ
大半のホモがお察しの通り、弊害とは異灰化の事である。ある意味死よりも辛い仕打ち。
異灰化したら人間に戻す手立てはないので早々に介錯することが義務付けられており、任務中の死はどんな形であっても「殉職」として処理される。

UT曰くイローデッドは異灰と実に構成要素の50%が一致しており、生物としては淫夢とクッキー☆くらい近い関係であると思われる(適当)。彼らは強力な異灰であるクイーンにとっての新たな肉体であり、自身を強化する「餌」でもある。そのため心の弱っているイローデッドのエーテル空間に侵入して心を食われ乗っ取られるといった事件が相次いでいた。
初変身時に異灰化するケースは、強い思い(≒自分の意志)を持っていない状態で変身しようとして異灰に侵入されてしまったという事だろうか？
その場合1章でSHを上手いこと説得出来てなかったらあそこで燦が終わってた可能性が微レ存…？

また、倉持亜美や望月樹里が異灰化した際にクイーンとなったのは偶然ではなく、イローデッド自体がクイーンの良質な素体にもなり得るため。
UTは日ノ杜のイローデッド達の何人かを「制御可能なクイーン」へと作り替える事で、お上の悲願であるコズミックファング奪還の戦力とする事を目論んでいた。

アナザースピリット

燦7章ネタバレ

イローデッドの身体的変異は深層意識により制御されており、本人の精神に成長、或いは強く揺さぶりをかける出来事が起これば飛躍的に強化された形態、アナザースピリットに“覚醒”する事が判明。(*8)

しかし覚醒が起こる状態≒精神的に不安定な状態とも言え、これまで以上に異灰化しやすくなるリスクもついて回る。イローデッド＝クイーンの素体が異灰化しやすくなれば重工系の人間に目をつけられクイーン化させられる。
作中でクイーン化した、あるいはしかけたメンバーは心の隙や負の感情を刺激されたのがトリガーだったので、重工派の総司令をはじめ負の感情を力の源とするルージュリフレクターとは滅法相性が悪い。

当初のAYKが司令としていまいちやる気のない態度に見られたのもこれらのリスクを懸念していたためであった。
克服するには本人の強い目的意識や揺るぎない信念が不可欠であると思われる。