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重火力兵装 副武器 MLRS系統 - (2016/02/24 (水) 14:51:04) の1つ前との変更点

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#contents #include(重火力兵装 副武器 MLRS系統 データ) *MLRS系統&aname(mlrs,option=nolink){} 所謂「ミサイルランチャー」。 &bold(){左肩}に箱型ランチャーを掲げ、誘導弾を連射する。名前の由来は同じく箱型ランチャー車両の「[[MLRS>http://www12.atwiki.jp/borderbreak/pages/175.html#id_a6543b2f]]」か。 着弾地点に発生する爆風でダメージを与えるのはロケットランチャー・プラズマカノンと同じである。 単発威力は他系統より劣り他の副武器ほどの火力は期待できない事、照準を合わせると自動でロックオンしてしまう事、 徐々に加速する性質が重なって狙撃は難しいが、最大の売りは発射方式「ロック誘導」であること。 ロックした&color(blue){敵機を追尾し}、また&color(blue){マルチロックが可能}で複数の敵機に同時攻撃を仕掛けることが可能。 この特性によって、遠距離での命中や空中での着弾が期待でき、また対ワフトローダーにおいては圧倒的な安定性を発揮する。 ノーロックで用いる場合は威力こそ低いものの、サワードカスタムや初期プラズマカノンのような、セミオート射撃兵器としても運用できる。 ただし、強化型以降の後続モデルは重量600以上と、他の副武器と比べて&color(red){圧倒的に重い。} 積載猶予に余裕のない、軽量級の機体に乗せるのはためらわれる。 -ロックオンについて 近距離ロックとは異なる&color(green){独自のロックオンシステムを持ち、誘導追尾はロック対象に対して行われる}。 MLRSに持ち替えると、レティクルが正方形のものに変更される。 ロック可能対象は敵BR、敵自動砲台、敵BR搭乗兵器(中のBRにロックするためワフトローダーはロック可能部位が最大3箇所ある)。 ロックオン可能距離内の敵機は四方を&color(orange){▲}で囲まれて表示されており、レティクル内に敵機を捉え続けるとロックオンが成立(対象を囲う&color(red){○}表示の収束が目安)。 成立の瞬間、ターゲットに重なってLOCKの表示がされ、「ピッ」という電子音が鳴る。 &bold(){ロック成立までにかかる時間は斉射型MLRSを除いて共通。} &color(orange){▲}が&color(red){▲}に変わり、レティクルを外しても視界から消えない限りロックが継続される。遮蔽物などで射線を遮られても、0.5秒程度はロック状態を保つことができ、ロック範囲外になっても約2秒ほどは保持される(視界から外れても一瞬は保つとの報告もあり?)。 ロック可能距離は、頭部のロックオン性能に依存し、性能値の1.5倍前後まで捕捉できる。(A+なら175-180m程度、Eなら40-45m程度) //検証動画→http://www.nicovideo.jp/watch/sm12641244 どのMLRSでもロック距離は同じ。 射撃補正値の低い重量型頭部は高いロック性能を持つことが多く、全身を重量型で揃えた機体でも効果的に使うことができるのが特徴。 ちなみに、&color(green){右クリックでロックをキャンセルする事が可能}。本命をロックし損ねた時にどうぞ。 -ロックして発射した場合 1ロック毎に数発(機種で異なる)を発射する。一機に数ロックして集中攻撃してもいいし、数機に振り分けて同時攻撃を仕掛けるのもいい。だたし&color(green){同時にロックオンできる回数は(マガジン残弾/1ロックでの発射数)回}である。 ロック状態で射撃することで、(ロック数×1ロックでの発射数)発のミサイルが放たれ、ロックしていた全ての敵機へと誘導される。 MLRSにロックオンされた相手には通常のロックオン警告音(ミーミーミー)が鳴り続け、MLRSが発射された場合MLRS独自の警告音(ミョーミョーミョー)が鳴り続ける。そのため、威嚇としてロックすれば相手を後退させることができる。 例: マガジンフル(6発)状態の試験型MLRSに持ち替え、レティクル中に敵1機を捉えつづけ、「ピッピッピッ」という音の後に発射 →2×3発のミサイルが発射され、全弾がその1機を追尾 発射時点で対象へのロックは解除されるので、次のロックにかかろう。 &color(blue){誘導は最初弱く、距離を飛ぶほど強くなる}。30m付近では歩きで避けられる程度の誘導しかないが、100m近くでは適当な機動では避けられないような曲がり方になる。 距離が詰まるほど当てやすくなるサワード系・プラズマカノン系とは逆に、距離を適度に開けながらの戦いで真価を発揮するだろう。 敵機を追い越してしまった場合、誘導は終了し直進飛行になる。敵機と弾体を結んだ直線に垂直で敵機の座標&bold(){より少し弾体寄り}を通る面を通過することがフラグになっている模様。 したがって、ミサイルは終末段階では直進で命中しなければならない。この点で高速型MLRSは有利であり、弾速の遅い強化型MLRSはステップ回避されやすくなっている。 -直接発射した場合 ロックせずに撃つと、1ロック発射数と同数のバースト射撃となりミサイルは真直ぐ飛んでいく。 弾道は意外と素直なので、コアやロック可能距離外の施設にはよく狙って撃ち込もう。 射撃間に特別な間隔が挟まれるためロック時のような連射はできない。 運用としては、連射可能な副武器(サワードカスタム、プラズマカノン)と同じ扱いになる。 -誘導性の応用 「一度ロックが成立すれば視界に捉えている限り継続」「ロックして発射すれば後は勝手に誘導される」という性質を利用すると、ロックを維持しつつ射線を変えて撃つことで&color(blue){敵機に対しある程度自由な方向から攻撃を加えられる}。 例えば、上を向いて発射すれば上方から落ちるように誘導するので、視界外から攻撃できる。障害物や河側に追いつめるように誘導させれば敵の回避運動を制限できるし、他の敵機が集まっている方へ誘導すれば外れても他に当たることが期待できる。 遮蔽物を回り込んで攻撃したり、フェンスなどの視界は通るが射線を遮る障害物を避けての攻撃も可能と応用性は広い。 効果的な撃ち込み方向については、相手の動きや環境、位置だけでなく、使用するミサイルの誘導性能や距離、自機の位置によっても変わってくるのに留意しよう。 -運用法 上記の理由から、他の副武器が担っている役割、遭遇戦での自衛や不用意な敵機の隙を突き瞬時に大ダメージを与えるといった用途には向かない。 敵との間合いを図りつつ、前線から一歩引いての運用を心掛けるべきだろう。が、遠距離から撒いているだけでは効果が薄い。それぞれで異なる有効射程圏を自分自身で研究し、主武器との相性も考えて戦術を組み立てる必要がある。 特に主武装の選択は、こちらで賄えない近距離での対応力に重点を置くか、開き直って中距離での火力支援を前提とするか等、良く考えて選択したい。 他系統と異なり&color(green){マップとの相性もある}ので、要確認のこと。遮蔽物が少ない、頭を押さえやすいマップでは誘導という利点が存分に発揮されるだろう。 同時に、場面は非常に限定されるものの、ノーロックで撒くように放つことでミリ残りや突っ込んでくる格闘戦機への対応は不可能ではないことも憶えておくとよい。 主武器のトラブルなどに対応できることがある。他武器同様、柔軟に運用できれば心強い。 なお、マルチロックの特性上、敵が集中してる場合は短時間でまとめてロックオンができる。ロック可能距離が延びれば照準幅で補足できる敵が小さくなるので、より複数ロックがしやすくなる。 爆発系武器なので、ラグの影響は免れ得ない。 しかし誘導性のため、回避側での爆風判定が攻撃側からずれたとしても、その判定は常に回避側の機体近くに現れることが期待される。 多連装型を除けば爆風半径はいずれもサワードロケットより広く、「確かに当たってはいるのだが期待通りのダメージが出ない」というカス当たりが多発するようである。 特に近距離でロック射撃した場合、全弾命中したように見えても、一部は回避されていてほとんど削れなかったということがある。 回避側からは、あたかも近接信管のミサイルが飛んできているように見えるのだろう。なるべくまとめて撃ちこみ、カス当たりでも削りきるよう努めたい。 通信状況が悪いと発射しても&bold(){撃たれた側}のアラートが表示されず(もしくは遅れて表示され)、突然全弾命中することがある。 無論、ダメージは適用される。あまりにもひどい時は店員に相談しよう。 射程・ラグ報告等は現状データ不足。検証求ム。 なお、ver.2.5前は右クリックで発射間隔をキャンセルし高速連射する技があったが、&bold(){ver2.5で修正}され使えなくなった。 しかし、いつのまにか仕様変更があったのか、&bold(){再度キャンセル連射が可能になった模様。} //とりわけ対コア攻撃力、近距離戦力の弱体化が著しく、このテクニックを戦術に組み込んでいた人は立ち回りの修正が急務だろう。 //上記修正でカタログスペック通りになったのかもしれないが、ミサイルスロワーのようにノーロックで大量にばらまく事が出来なくなったので&bold(){verUPで最も煽りを受けたカテゴリ}とも言われる。 //ミサイルスロワー系と比べれば、全弾射撃するのに手間がかかるものの、代わりに発射数・連続ロック射撃のタイミングが調整ができる。重量も倍ぐらいであるが、ロックした際の誘導性能、総弾数による温存力など諸々はMLRSが上。 //使いこなすなら、この利点に注目すると良いだろう。 Ver2.7より、ミサイルスロワーと同じくロックオン時間が約10-11フレーム(0.3-0.33)から約8-9フレーム(0.24-0.27)に短縮し、成立時に索敵ができるようになった。 //MLRSの細かい速度の話は仮定を前提としている部分が多い(コア上部の厚みがある柱を狙っているのにコアとちょうど同じ距離としている。着弾時にちょうど最高速に達したとしている(より速いorより遅い時点で最高速に達する可能性を考慮していない))ので消しました。 // **試験型MLRS MLRSの初期型。赤い弾頭が剥き出しになっている。 威力・誘導性能が&color(blue){バランス良くまとまっている}のが特徴。 総火力は46800。1mあたり約216.67dmg減衰。 1回のロックオンにつき、誘導ミサイルを2発発射する。1クリック総威力5200で、系統中最も高い。 最大3回までロックオン出来るので合計約1秒で6発連続発射可能。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンなし、ノックバックD+↓( - 1.47m) ガンターレットMより少しロックオンは遅いが遠距離から使えばさほど気にならないだろう。 単発の火力は劣るものの、1マガジン全弾命中時の総威力は15600もあり、破壊力は抜群。1機に対し可能な限りのロック(=弾数)を集中させたい。 爆風範囲は12mと比較的広め。ラグを考慮した場合、障害物を飛び越える軽量級に直撃した場合は足止めができる。 MLRS中最軽量ではあるが、それでも重量520とかなり重い。 軽~中量機体の場合、主武器や特別装備を制限されてしまう恐れがある。 BB.NETでは連射速度は毎分480発(1発0.125秒)とされている。 弾速の目安としては、およそ180mをおおよそ2.5秒前後で到達する。 **高速型MLRS 高弾速で命中率の向上を狙ったMLRS。 ランチャーに蓋が付き、懸架時に弾頭が保護されるようになった。 総火力:48000。1mあたり約181.82dmg減衰。 1ロックでの発射数は変わらず2発。1クリックの合計威力4000。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンなし、ノックバックなし 威力・誘導性能・爆風半径を落とし、&color(blue){飛翔速度を向上}。 //動画で確認してみましたが初期~強化の三種でどれも1ロック成立まで10fと違いがありませんでした 乱戦中や視界外からの攻撃などでミサイル接近に気付くのが遅れると、弾速の高さのため回避機動が間に合わないことが多い。 直接撃つ場合も、近距離では即着弾が期待できる。 ただし&color(red){誘導性は低下している}ため、弾速も相まって真正面からであれば数回のステップで十分に回避されてしまう。動く敵をロックする場合は、進行方向を先読みし狙って撃つ必要がある。 火力の低さもあり、追い討ちや背後・側面からの奇襲ないし火力支援に向くと思われる。ターゲットをよく選ばなければ撃破を取るのは少々難しい。 飛翔速度の増加は、誘導性能との兼ね合いもあって中距離以遠での攻撃に適し、敵に無防備な姿を晒す時間を減らす事が出来る。 マガジン全弾命中で12000ダメージ。4マガジン、&color(blue){総弾数24発はMLRSシリーズ中、多連装と同じく特に多い}。 小さなチャンスへ気軽に放り込める点も敵集団への牽制や火力支援的な使い方と相性がよい。 BB.NETでは連射速度は毎分600発(1発0.1秒)とされている。 弾速の目安として、およそ180mをおおよそ2秒前後で到達する。 **強化型MLRS 破壊力と誘導性能を高めたMLRS。コンテナ全長が明らかに長く、弾頭も大きくなった。 総火力:50400。1mあたり300dmg減衰。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンホバーD↓、ノックバックA+↓( - 6.4m) &color(blue){威力・誘導性能・爆風半径を高めた}、正に強化型ミサイル。 その威力たるや全弾命中時16800。サワード・コングを凌ぐという恐るべき兵器である。 1発の重さは、軽量機体に怯みあるいはダウンを取れるという他のMLRSにない追加効果をもたらしている。 高い威力と誘導性能から、とりわけ対ワフトローダーの副砲手排除に高い効果を発揮する。 装薬量や推進剤の増大のため&color(red){ミサイルは1発ずつしか発射できず}、全弾発射には4ロックが必要。 しかし誘導性能A+は伊達では無く、弾速低下と相まってまるで吸いこまれるように曲がる。 ジャンプで回避しようとしたらかくっと弾道を修正してきた、ある程度飛んで誘導したらいきなり60度以上曲がった、 カタパルトでミサイルの背後に回るように飛んでも、反転してきて逃げ切れなかったという報告もあり、遮蔽物が無い中距離から放てば容易には回避できない。 また、遮蔽物があっても入るのが間に合わなければ、遮蔽物裏にすっと入られ爆風をもろに浴びるほどである。 誘導の強さから、相手は回避するために大幅にブーストゲージを消費するため、そこを味方が突くなど、連携を加えれば戦力は跳ね上がる。 一方で、弾速の低下は敵機に対し、退避の時間を与えるという側面も持っている。 敵機から発射を確認されると、弾速の低さから余裕を持って遮蔽物に退避されてしまう事も少なくない。 誘導性能の高さに頼りきるのでなく、撃つべき場面をしっかり見定めれば心強い武装である事は間違いない。 特に距離は、速度の遅さと誘導力の強さから中距離より少し前で撃つのに適している。 爆風の広さと威力から、地面や壁に向けたノーロック射撃もMLRS系統の中では比較的有用。 ただし、そのような使い方しかしないのであればプラズマカノン系統を装備したほうがより戦果を挙げられるはず。 特にver2.5修正で瞬間火力を出しにくくなり益々厳しい立場に。主武器を使った近距離対応力が求められる。 1発の威力の低さのため、設置武器の広範囲除去が難しく、貴重な弾を数多く消費する上時間もかかる。主武器でやるか、一旦退いて榴弾砲で潰すのがよい。 この武装の最大のメリットは、誘導性能の高さを利用した様々な角度からの撃ち分けが出来るという点だろう。 敵機を捉えてロックしたら、そのまま撃つのではなく、素早くマウスを振って上や横に射出してみよう。0.5秒以内にやればロックは解除されず、素敵な曲がり方をしながら敵機へ向っていく。 障害物を迂回しながら迫ってくる弾頭は、相手にとってかなりのプレッシャーになるはずだ。 ただし、誘導が急激にかかる特性から目の前の障害物に引っかかってしまう等予期せぬ事故が発生しやすい。 誘導開始距離と発射後の弾道を正確に計算しておく必要がある。 また、透過ロックオン維持チップを装備するとロック解除までの猶予時間が3倍に延長されるので曲射がやりやすくなる。 重量はカテゴリ中第3位の600。しかも後続モデルはもっと重い。 これ以降のモデルを装備する場合は、軽量~中量型脚部は上半身を薄くする、脚を重量型に替える、もしくは相当な重量オーバーを覚悟しなくてはならない。 BB.NETでは連射速度は毎分320発(1発0.1875秒)とされている。 弾速の目安としては、およそ180mをおおよそ4秒前後で到達する。 **多連装型MLRS 1マガジンを8発に拡張したモデル。最大8連射可能。試験型MLRSのミサイル発射筒を縦にもう一段追加したような格好。 総火力55200。1発あたり255.5dmg減衰。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンなし、ノックバックE↑( - 0.07m) 強化型MLRSと同じく4ロックまで可能。1ロック直撃時は4600と強化型を上回り、全弾命中のマガジン火力は18400と&color(blue){系統中最高}。 弾速は試験型と同等かやや遅い程度(もちろん強化型よりはるかに速い)。それに試験型よりかなり強い誘導B+がかかる。 総弾数24発も高速型と同じで系統中最大。 使用感はまさに前3種のMLRSを足して3で割ったようなもの。 そこそこの速度で飛んでいき、回避を強要する程度には良く曲がり、直撃できれば威力は大きく、弾数が多いので広範囲にばらまくように気軽に放り込んでいける。 ワフトローダーが登場するならマガジン火力・携行総火力の高さが戦力として利いてくるだろう。 しかし、威力が高いとは言っても2点射のためノックバックをとるのが難しく、また爆風範囲が系統中最低のため効果的に使うには直撃が強く求められる。 正面からでも上方を取って放り込めば多少はダメージを与えられた前3種とは異なり、より側面・後方からの援護射撃に徹する必要があるだろう。 さらに、マガジン火力の効率よい配分も重要。ブラスト戦で4ロックを1機にかけるのは、単に撃破だけを狙う場合余りにオーバーキルなので、 2ロック-敵機を捉えつづけてもう2ロックと分けて撃つ、1ロック撃ちを延々続けてブーストの息切れや遮蔽物への待機を誘発するなど、 この系統ならではの攻めをマスターできれば非常に強力な武器になるだろう。 ただし、命中率を高めるために、集中ロックばらまき撃ちも使える点では使える。 重量は、&color(red){重い重いと嘆かれた強化型をさらに上回る620}。バリアユニットが肩に乗っているようなものである。 これまで前3種のいずれか+エアバスターT-10を搭載していたならば、T-10をバリアユニットに換えることで、ほぼ超過なく多連装型に変更できる。 バリアと誘導弾の相乗効果で榴弾砲以上の働きができる見込みがあれば、このアセンが候補に上るだろう。 **斉射型MLRS 最大ロックオン数を増大させたモデル。 総火力:48600。 1クリック1射で最大6ロックまで可能と、他の機種の3・4ロックを大きく超えるものとなった。 弾速についても速い方となっている。 言うなれば、1射の発射数を抑えた代わりに試験型と高速型の良いとこどりをしたと言った感じである。 普通にロックして対空を狙うのもいいが、高所から遠距離ロックして狙うことにより敵の脚元の近くで高めの爆風ダメージが期待できる。 特徴的なのが、他のMLRSが1ロック9F(0.3秒)なのに対し本MLRSは&color(blue){1ロック6F(0.2秒)}と成立の速度が非常に速くなっており、最初のロックのしやすさから、任意の弾数を自由に撃ち分けられるようになっている。 しかし、ロック数の多さから1マガジン全弾の発射には&color(red){6ロック36F(1.2秒)}のロック時間が必要となる。 代わりに強化型と違い、非ロック時の時間火力が大きく下がることになったので、出来るだけロックオンする運用で行きたい。 近距離圏でもロックオンの速さにより、多重ロックが成立すれば2発以上の攻撃も容易になっているのでなおさらである。 逆に言えば、強化型や多連装よりも長く、多く発射し続けることができる。ただし、コア攻撃においては他より効率が悪い。 また、重量は630と系統中どころか&color(red){重火力兵装の全副武器中1位というダントツの重さ}を誇る。 強化型・多連装型も含めてここまでくると、重量級機体でも気軽に乗せられないレベルである。 ---- ----
#contents #include(重火力兵装 副武器 MLRS系統 データ) *MLRS系統&aname(mlrs,option=nolink){} 所謂「ミサイルランチャー」。 &bold(){左肩}に箱型ランチャーを掲げ、誘導弾を連射する。名前の由来は同じく箱型ランチャー車両の「[[MLRS>http://www12.atwiki.jp/borderbreak/pages/175.html#id_a6543b2f]]」か。 着弾地点に発生する爆風でダメージを与えるのはロケットランチャー・プラズマカノンと同じである。 単発威力は他系統より劣り他の副武器ほどの火力は期待できない事、照準を合わせると自動でロックオンしてしまう事、 徐々に加速する性質が重なって狙撃は難しいが、最大の売りは発射方式「ロック誘導」であること。 ロックした&color(blue){敵機を追尾し}、また&color(blue){マルチロックが可能}で複数の敵機に同時攻撃を仕掛けることが可能。 この特性によって、遠距離での命中や空中での着弾が期待でき、また対ワフトローダーにおいては圧倒的な安定性を発揮する。 ノーロックで用いる場合は威力こそ低いものの、サワードカスタムや初期プラズマカノンのような、セミオート射撃兵器としても運用できる。 ただし、強化型以降の後続モデルは重量600以上と、他の副武器と比べて&color(red){圧倒的に重い。} 積載猶予に余裕のない、軽量級の機体に乗せるのはためらわれる。 -ロックオンについて 近距離ロックとは異なる&color(green){独自のロックオンシステムを持ち、誘導追尾はロック対象に対して行われる}。 MLRSに持ち替えると、レティクルが正方形のものに変更される。 ロック可能対象は敵BR、敵自動砲台、敵BR搭乗兵器(中のBRにロックするためワフトローダーはロック可能部位が最大3箇所ある)。 ロックオン可能距離内の敵機は四方を&color(orange){▲}で囲まれて表示されており、レティクル内に敵機を捉え続けるとロックオンが成立(対象を囲う&color(red){○}表示の収束が目安)。 成立の瞬間、ターゲットに重なってLOCKの表示がされ、「ピッ」という電子音が鳴る。 &bold(){ロック成立までにかかる時間は斉射型MLRSを除いて共通。} &color(orange){▲}が&color(red){▲}に変わり、レティクルを外しても視界から消えない限りロックが継続される。遮蔽物などで射線を遮られても、0.5秒程度はロック状態を保つことができ、ロック範囲外になっても約2秒ほどは保持される(視界から外れても一瞬は保つとの報告もあり?)。 ロック可能距離は、頭部のロックオン性能に依存し、性能値の1.5倍前後まで捕捉できる。(A+なら175-180m程度、Eなら40-45m程度) //検証動画→http://www.nicovideo.jp/watch/sm12641244 どのMLRSでもロック距離は同じ。 射撃補正値の低い重量型頭部は高いロック性能を持つことが多く、全身を重量型で揃えた機体でも効果的に使うことができるのが特徴。 ちなみに、&color(green){右クリックでロックをキャンセルする事が可能}。本命をロックし損ねた時にどうぞ。 -ロックして発射した場合 1ロック毎に数発(機種で異なる)を発射する。一機に数ロックして集中攻撃してもいいし、数機に振り分けて同時攻撃を仕掛けるのもいい。だたし&color(green){同時にロックオンできる回数は(マガジン残弾/1ロックでの発射数)回}である。 ロック状態で射撃することで、(ロック数×1ロックでの発射数)発のミサイルが放たれ、ロックしていた全ての敵機へと誘導される。 MLRSにロックオンされた相手には通常のロックオン警告音(ミーミーミー)が鳴り続け、MLRSが発射された場合MLRS独自の警告音(ミョーミョーミョー)が鳴り続ける。そのため、威嚇としてロックすれば相手を後退させることができる。 例: マガジンフル(6発)状態の試験型MLRSに持ち替え、レティクル中に敵1機を捉えつづけ、「ピッピッピッ」という音の後に発射 →2×3発のミサイルが発射され、全弾がその1機を追尾 発射時点で対象へのロックは解除されるので、次のロックにかかろう。 &color(blue){誘導は最初弱く、距離を飛ぶほど強くなる}。30m付近では歩きで避けられる程度の誘導しかないが、100m近くでは適当な機動では避けられないような曲がり方になる。 距離が詰まるほど当てやすくなるサワード系・プラズマカノン系とは逆に、距離を適度に開けながらの戦いで真価を発揮するだろう。 敵機を追い越してしまった場合、誘導は終了し直進飛行になる。敵機と弾体を結んだ直線に垂直で敵機の座標&bold(){より少し弾体寄り}を通る面を通過することがフラグになっている模様。 したがって、ミサイルは終末段階では直進で命中しなければならない。この点で高速型MLRSは有利であり、弾速の遅い強化型MLRSはステップ回避されやすくなっている。 -直接発射した場合 ロックせずに撃つと、1ロック発射数と同数のバースト射撃となりミサイルは真直ぐ飛んでいく。 弾道は意外と素直なので、コアやロック可能距離外の施設にはよく狙って撃ち込もう。 射撃間に特別な間隔が挟まれるためロック時のような連射はできない。 運用としては、連射可能な副武器(サワードカスタム、プラズマカノン)と同じ扱いになる。 -誘導性の応用 「一度ロックが成立すれば視界に捉えている限り継続」「ロックして発射すれば後は勝手に誘導される」という性質を利用すると、ロックを維持しつつ射線を変えて撃つことで&color(blue){敵機に対しある程度自由な方向から攻撃を加えられる}。 例えば、上を向いて発射すれば上方から落ちるように誘導するので、視界外から攻撃できる。障害物や河側に追いつめるように誘導させれば敵の回避運動を制限できるし、他の敵機が集まっている方へ誘導すれば外れても他に当たることが期待できる。 遮蔽物を回り込んで攻撃したり、フェンスなどの視界は通るが射線を遮る障害物を避けての攻撃も可能と応用性は広い。 効果的な撃ち込み方向については、相手の動きや環境、位置だけでなく、使用するミサイルの誘導性能や距離、自機の位置によっても変わってくるのに留意しよう。 -運用法 上記の理由から、他の副武器が担っている役割、遭遇戦での自衛や不用意な敵機の隙を突き瞬時に大ダメージを与えるといった用途には向かない。 敵との間合いを図りつつ、前線から一歩引いての運用を心掛けるべきだろう。が、遠距離から撒いているだけでは効果が薄い。それぞれで異なる有効射程圏を自分自身で研究し、主武器との相性も考えて戦術を組み立てる必要がある。 特に主武装の選択は、こちらで賄えない近距離での対応力に重点を置くか、開き直って中距離での火力支援を前提とするか等、良く考えて選択したい。 他系統と異なり&color(green){マップとの相性もある}ので、要確認のこと。遮蔽物が少ない、頭を押さえやすいマップでは誘導という利点が存分に発揮されるだろう。 同時に、場面は非常に限定されるものの、ノーロックで撒くように放つことでミリ残りや突っ込んでくる格闘戦機への対応は不可能ではないことも憶えておくとよい。 主武器のトラブルなどに対応できることがある。他武器同様、柔軟に運用できれば心強い。 なお、マルチロックの特性上、敵が集中してる場合は短時間でまとめてロックオンができる。ロック可能距離が延びれば照準幅で補足できる敵が小さくなるので、より複数ロックがしやすくなる。 敵に常に攻撃されていることを意識させられるので、誘導を開始させる方向も重要になる。正面や斜めからくるミサイルがどう曲がってくるか、急激に曲げずに精度を上げるといったことをイメージできれば、より効果的。 爆発系武器なので、ラグの影響は免れ得ない。 しかし誘導性のため、回避側での爆風判定が攻撃側からずれたとしても、その判定は常に回避側の機体近くに現れることが期待される。 多連装型を除けば爆風半径はいずれもサワードロケットより広く、「確かに当たってはいるのだが期待通りのダメージが出ない」というカス当たりが多発するようである。 特に近距離でロック射撃した場合、全弾命中したように見えても、一部は回避されていてほとんど削れなかったということがある。 回避側からは、あたかも近接信管のミサイルが飛んできているように見えるのだろう。なるべくまとめて撃ちこみ、カス当たりでも削りきるよう努めたい。 通信状況が悪いと発射しても&bold(){撃たれた側}のアラートが表示されず(もしくは遅れて表示され)、突然全弾命中することがある。 無論、ダメージは適用される。あまりにもひどい時は店員に相談しよう。 射程・ラグ報告等は現状データ不足。検証求ム。 なお、ver.2.5前は右クリックで発射間隔をキャンセルし高速連射する技があったが、&bold(){ver2.5で修正}され使えなくなった。 しかし、いつのまにか仕様変更があったのか、&bold(){再度キャンセル連射が可能になった模様。} //とりわけ対コア攻撃力、近距離戦力の弱体化が著しく、このテクニックを戦術に組み込んでいた人は立ち回りの修正が急務だろう。 //上記修正でカタログスペック通りになったのかもしれないが、ミサイルスロワーのようにノーロックで大量にばらまく事が出来なくなったので&bold(){verUPで最も煽りを受けたカテゴリ}とも言われる。 //ミサイルスロワー系と比べれば、全弾射撃するのに手間がかかるものの、代わりに発射数・連続ロック射撃のタイミングが調整ができる。重量も倍ぐらいであるが、ロックした際の誘導性能、総弾数による温存力など諸々はMLRSが上。 //使いこなすなら、この利点に注目すると良いだろう。 Ver2.7より、ミサイルスロワーと同じくロックオン時間が約10-11フレーム(0.3-0.33)から約8-9フレーム(0.24-0.27)に短縮し、成立時に索敵ができるようになった。 //MLRSの細かい速度の話は仮定を前提としている部分が多い(コア上部の厚みがある柱を狙っているのにコアとちょうど同じ距離としている。着弾時にちょうど最高速に達したとしている(より速いorより遅い時点で最高速に達する可能性を考慮していない))ので消しました。 // **試験型MLRS MLRSの初期型。赤い弾頭が剥き出しになっている。 威力・誘導性能が&color(blue){バランス良くまとまっている}のが特徴。 総火力は46800。1mあたり約216.67dmg減衰。 1回のロックオンにつき、誘導ミサイルを2発発射する。1クリック総威力5200で、系統中最も高い。 最大3回までロックオン出来るので合計約1秒で6発連続発射可能。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンなし、ノックバックD+↓( - 1.47m) ガンターレットMより少しロックオンは遅いが遠距離から使えばさほど気にならないだろう。 単発の火力は劣るものの、1マガジン全弾命中時の総威力は15600もあり、破壊力は抜群。1機に対し可能な限りのロック(=弾数)を集中させたい。 爆風範囲は12mと比較的広め。ラグを考慮した場合、障害物を飛び越える軽量級に直撃した場合は足止めができる。 MLRS中最軽量ではあるが、それでも重量520とかなり重い。 軽~中量機体の場合、主武器や特別装備を制限されてしまう恐れがある。 BB.NETでは連射速度は毎分480発(1発0.125秒)とされている。 弾速の目安としては、およそ180mをおおよそ2.5秒前後で到達する。 **高速型MLRS 高弾速で命中率の向上を狙ったMLRS。 ランチャーに蓋が付き、懸架時に弾頭が保護されるようになった。 総火力:48000。1mあたり約181.82dmg減衰。 1ロックでの発射数は変わらず2発。1クリックの合計威力4000。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンなし、ノックバックなし 威力・誘導性能・爆風半径を落とし、&color(blue){飛翔速度を向上}。 //動画で確認してみましたが初期~強化の三種でどれも1ロック成立まで10fと違いがありませんでした 乱戦中や視界外からの攻撃などでミサイル接近に気付くのが遅れると、弾速の高さのため回避機動が間に合わないことが多い。 直接撃つ場合も、近距離では即着弾が期待できる。 ただし&color(red){誘導性は低下している}ため、弾速も相まって真正面からであれば数回のステップで十分に回避されてしまう。動く敵をロックする場合は、進行方向を先読みし狙って撃つ必要がある。 火力の低さもあり、追い討ちや背後・側面からの奇襲ないし火力支援に向くと思われる。ターゲットをよく選ばなければ撃破を取るのは少々難しい。 飛翔速度の増加は、誘導性能との兼ね合いもあって中距離以遠での攻撃に適し、敵に無防備な姿を晒す時間を減らす事が出来る。 マガジン全弾命中で12000ダメージ。4マガジン、&color(blue){総弾数24発はMLRSシリーズ中、多連装と同じく特に多い}。 小さなチャンスへ気軽に放り込める点も敵集団への牽制や火力支援的な使い方と相性がよい。 BB.NETでは連射速度は毎分600発(1発0.1秒)とされている。 弾速の目安として、およそ180mをおおよそ2秒前後で到達する。 **強化型MLRS 破壊力と誘導性能を高めたMLRS。コンテナ全長が明らかに長く、弾頭も大きくなった。 総火力:50400。1mあたり300dmg減衰。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンホバーD↓、ノックバックA+↓( - 6.4m) &color(blue){威力・誘導性能・爆風半径を高めた}、正に強化型ミサイル。 その威力たるや全弾命中時16800。サワード・コングを凌ぐという恐るべき兵器である。 1発の重さは、軽量機体に怯みあるいはダウンを取れるという他のMLRSにない追加効果をもたらしている。 高い威力と誘導性能から、とりわけ対ワフトローダーの副砲手排除に高い効果を発揮する。 装薬量や推進剤の増大のため&color(red){ミサイルは1発ずつしか発射できず}、全弾発射には4ロックが必要。 しかし誘導性能A+は伊達では無く、弾速低下と相まってまるで吸いこまれるように曲がる。 ジャンプで回避しようとしたらかくっと弾道を修正してきた、ある程度飛んで誘導したらいきなり60度以上曲がった、 カタパルトでミサイルの背後に回るように飛んでも、反転してきて逃げ切れなかったという報告もあり、遮蔽物が無い中距離から放てば容易には回避できない。 また、遮蔽物があっても入るのが間に合わなければ、遮蔽物裏にすっと入られ爆風をもろに浴びるほどである。 誘導の強さから、相手は回避するために大幅にブーストゲージを消費するため、そこを味方が突くなど、連携を加えれば戦力は跳ね上がる。 一方で、弾速の低下は敵機に対し、退避の時間を与えるという側面も持っている。 敵機から発射を確認されると、弾速の低さから余裕を持って遮蔽物に退避されてしまう事も少なくない。 誘導性能の高さに頼りきるのでなく、撃つべき場面をしっかり見定めれば心強い武装である事は間違いない。 特に距離は、速度の遅さと誘導力の強さから中距離より少し前で撃つのに適している。 爆風の広さと威力から、地面や壁に向けたノーロック射撃もMLRS系統の中では比較的有用。 ただし、そのような使い方しかしないのであればプラズマカノン系統を装備したほうがより戦果を挙げられるはず。 特にver2.5修正で瞬間火力を出しにくくなり益々厳しい立場に。主武器を使った近距離対応力が求められる。 1発の威力の低さのため、設置武器の広範囲除去が難しく、貴重な弾を数多く消費する上時間もかかる。主武器でやるか、一旦退いて榴弾砲で潰すのがよい。 この武装の最大のメリットは、誘導性能の高さを利用した様々な角度からの撃ち分けが出来るという点だろう。 敵機を捉えてロックしたら、そのまま撃つのではなく、素早くマウスを振って上や横に射出してみよう。0.5秒以内にやればロックは解除されず、素敵な曲がり方をしながら敵機へ向っていく。 障害物を迂回しながら迫ってくる弾頭は、相手にとってかなりのプレッシャーになるはずだ。 ただし、誘導が急激にかかる特性から目の前の障害物に引っかかってしまう等予期せぬ事故が発生しやすい。 誘導開始距離と発射後の弾道を正確に計算しておく必要がある。 また、透過ロックオン維持チップを装備するとロック解除までの猶予時間が3倍に延長されるので曲射がやりやすくなる。 重量はカテゴリ中第3位の600。しかも後続モデルはもっと重い。 これ以降のモデルを装備する場合は、軽量~中量型脚部は上半身を薄くする、脚を重量型に替える、もしくは相当な重量オーバーを覚悟しなくてはならない。 BB.NETでは連射速度は毎分320発(1発0.1875秒)とされている。 弾速の目安としては、およそ180mをおおよそ4秒前後で到達する。 **多連装型MLRS 1マガジンを8発に拡張したモデル。最大8連射可能。試験型MLRSのミサイル発射筒を縦にもう一段追加したような格好。 総火力55200。1発あたり255.5dmg減衰。 ダメージ装甲効果:大破なし、ダウンなし、ノックバックE↑( - 0.07m) 強化型MLRSと同じく4ロックまで可能。1ロック直撃時は4600と強化型を上回り、全弾命中のマガジン火力は18400と&color(blue){系統中最高}。 弾速は試験型と同等かやや遅い程度(もちろん強化型よりはるかに速い)。それに試験型よりかなり強い誘導B+がかかる。 総弾数24発も高速型と同じで系統中最大。 使用感はまさに前3種のMLRSを足して3で割ったようなもの。 そこそこの速度で飛んでいき、回避を強要する程度には良く曲がり、直撃できれば威力は大きく、弾数が多いので広範囲にばらまくように気軽に放り込んでいける。 ワフトローダーが登場するならマガジン火力・携行総火力の高さが戦力として利いてくるだろう。 しかし、威力が高いとは言っても2点射のためノックバックをとるのが難しく、また爆風範囲が系統中最低のため効果的に使うには直撃が強く求められる。 正面からでも上方を取って放り込めば多少はダメージを与えられた前3種とは異なり、より側面・後方からの援護射撃に徹する必要があるだろう。 さらに、マガジン火力の効率よい配分も重要。ブラスト戦で4ロックを1機にかけるのは、単に撃破だけを狙う場合余りにオーバーキルなので、 2ロック-敵機を捉えつづけてもう2ロックと分けて撃つ、1ロック撃ちを延々続けてブーストの息切れや遮蔽物への待機を誘発するなど、 この系統ならではの攻めをマスターできれば非常に強力な武器になるだろう。 ただし、命中率を高めるために、集中ロックばらまき撃ちも使える点では使える。 重量は、&color(red){重い重いと嘆かれた強化型をさらに上回る620}。バリアユニットが肩に乗っているようなものである。 これまで前3種のいずれか+エアバスターT-10を搭載していたならば、T-10をバリアユニットに換えることで、ほぼ超過なく多連装型に変更できる。 バリアと誘導弾の相乗効果で榴弾砲以上の働きができる見込みがあれば、このアセンが候補に上るだろう。 **斉射型MLRS 最大ロックオン数を増大させたモデル。 総火力:48600。 1クリック1射で最大6ロックまで可能と、他の機種の3・4ロックを大きく超えるものとなった。 弾速についても速い方となっている。 言うなれば、1射の発射数を抑えた代わりに試験型と高速型の良いとこどりをしたと言った感じである。 普通にロックして対空を狙うのもいいが、高所から遠距離ロックして狙うことにより敵の脚元の近くで高めの爆風ダメージが期待できる。 特徴的なのが、他のMLRSが1ロック9F(0.3秒)なのに対し本MLRSは&color(blue){1ロック6F(0.2秒)}と成立の速度が非常に速くなっており、最初のロックのしやすさから、任意の弾数を自由に撃ち分けられるようになっている。 しかし、ロック数の多さから1マガジン全弾の発射には&color(red){6ロック36F(1.2秒)}のロック時間が必要となる。 代わりに強化型と違い、非ロック時の時間火力が大きく下がることになったので、出来るだけロックオンする運用で行きたい。 近距離圏でもロックオンの速さにより、多重ロックが成立すれば2発以上の攻撃も容易になっているのでなおさらである。 逆に言えば、強化型や多連装よりも長く、多く発射し続けることができる。ただし、コア攻撃においては他より効率が悪い。 また、重量は630と系統中どころか&color(red){重火力兵装の全副武器中1位というダントツの重さ}を誇る。 強化型・多連装型も含めてここまでくると、重量級機体でも気軽に乗せられないレベルである。 ---- ----

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