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ウーハイ産業港 ~要衝襲撃~ - (2010/11/10 (水) 17:17:34) の編集履歴(バックアップ)


ウーハイ産業港 ~要衝襲撃~

エアバースト(ver.2.0)追加マップ第二弾。
コンビナートを髣髴とさせる港湾地帯で、様々な設備が密集している。
ベースは西側・EUST、東側・GRF。

足場として利用できる場所が多く、中央通りを一歩出れば三次元的な構造だらけ。
ブラストが内部まで入り込める建物や通路も点在し、狭いものではブラスト1機がどうにか歩ける幅しかないものも。南の停泊船も戦場の一部になっている。
また、破壊可能なバリケードと防衛用の火炎放射のギミックが存在する。

マップは広いが、密集した設備で視界が通らない構造から距離を開けての戦闘がほぼ不可能なこともあり、
目先のプラント一つに総力を叩きつける、押し相撲のような苛烈な戦闘が展開されやすい。
一方、そこを抜け出して敵ベースへ到達することで多少の不利も引っ繰り返せる点は、これまでと何ら変わりない。
自身の勝利への拘り・任務遂行力・状況把握力からチーム全体の兵装編成・機体構成バランスに至るまで、非常に高いレベルを要求する高難易度マップである。

曇りがちな空の時間帯は夜~夕方。
戦闘エリア以外の部分も同時襲撃が発生しているらしく、地上の火災が空を赤黒く染めている。
なお建物周辺はかなり暗く、店内が明るい場合には画面が見えにくい可能性あり

詳細

全体はハイヒールのような形で、西側の爪先にEUSTベース、かかとにGRFベースがある。
ベース間自体は大通りで結ばれているので、曲がりくねってはいるものの到達自体は容易。
ただし進入可能な建物、登れる場所、通れる場所が多く地形の把握が困難で、
またパイプやキャットウォーク、高層施設が頭上をカバーしている場所が多いので砲撃が通りにくい。

周囲の海は、上陸できる場所付近は浅いもののそれ以外や陸から離れると一気に深くなり、戦闘エリア外と認定される距離も近い。
上陸できない場所は落ちないよう柵などがある場合も多いが、吹き飛ばされて落ちたならまず助からないだろう。
なお水中・水上を抜けるショートカットは殆ど存在しない。北端の多層建物横~埠頭~埠頭西ゲートが唯一と思われる。
それ以外はショートカット対策が徹底されており、ルートになりそうな場所は渡っている途中で即逃亡ペナルティ(即大破の自機損壊)扱いの場所に踏み入れることになってしまう。
中央内周・南側から東にGRFベースを目指しても確実に到達前に爆散する。そもそも上陸箇所がないが。

中央東側にあるパイプだらけの工場施設にはバリケードらしきものが設置されており、破壊すると通れるようになる。
破壊しなくても2Fのパイプ上を抜けることはできるが、壊せば地上も侵攻ルートに使える。

全体図

公式サイトでマップのPDFをダウンロード出来る。

設置施設一覧

  • プラント
5つ。詳細は後述。

  • リペアポッド
各ベース内に3つずつ。
プラント併設のものは2つ。プラントB,Dに1つずつある。

  • カタパルト
8つ。
西・EUSTベース内、前後に左右2つずつ、計4つ。
EUSTベース入り口のスロープに1つ、プラントB方面に。

東・GRFベース内は後ろ側の左右2つ。
GRFベース前の道路上にも1つ。真北向き。

  • リフト
8つ、7箇所。
停泊船の船首とプラントB工場の海側をつなぐリフトが往復分。右側通行。
クレーンの並ぶ桟橋根本、プラントC西のガンタレGのある屋上へ登るものが1つ。
プラントC東西に、コンテナ上に登るものが1つずつ。C南の通路上に跳べる。
プラントD北、設備上に登るものが1つ。
プラントDから東、ガンタレRのある屋上に上るものが1つ。
GRFベース前、プラントEの反対側に工場施設を抜けるルートを見張れる足場に登るものが1つ。

  • 自動砲台
どちらも4つ。ベース内部、入り口付近と内部に2つずつ。
EUST、GRFともに同様の構成。

  • レーダー施設
EUSTはベース奥。
GRFはベース半ば、東側。正面からは道路が盾になっている。

  • ガン・ターレット
5つ。
西・EUSTベース前にタイプRが1つ。
プラントCを挟み、工場設備の2FにタイプGが東西に1つずつ。C内部は狙いにくい。
東・GRF陣営側、プラントDを見下ろせる屋上とベース前にタイプRが1つずつ。

  • 防衛装置
一定時間毎に火炎放射を行う防衛装置。15秒ごとに10秒放射?
浸水やエリア外同様これで撃破されると自機損壊扱いになる。
詳細なダメージは要検証だが、機動力の高い機体で突破しても1割以上のダメージを受ける模様。

EUST側、プラントB工場のEUSTベース側出口に1つ。
GRF側、工場施設の周辺に、パイプ上を抜けるルート、地上ルート(バリケードの間)、ベース前に1つずつ。
いずれも凸ルートを塞ぐように設置されている。

  • 破壊可能オブジェクト
バリケードらしき構造物がプラントD横の工場施設内部に2枚。上に乗れる。
工場内パイプ上を抜けるルートと平行している地上を抜けるルートを塞ぐようにあり、破壊すると通れるようになる。
耐久力は30000。

戦術

「味方と共に前へ出る」というこのゲームの鉄則が、ここまで重要なマップも珍しい。
カタパルトは中央手前まで。そこから前へ出なければ、多彩なルートから進軍する敵に押し切られる以外にないだろう。
センサーで捉えても防ぎきるのは至難。

敵ベースへの道程として、両軍ともにプラントCを奪取する事が最優先。
ここは砲撃もガンタレも通り難いため本来ならば守りやすいのだが、敵陣側にリスポンするという特性から占拠している側の意識が攻撃に傾きがち
奪取後も防衛を意識し、しかし足を止めないよう行動したい。
プラントC北の建物~埠頭ルートやC南の屋根のある通路も戦線を抜ける狙い目なので互いに注意したい。

地形を活用すると上下の移動が多くなるので、胴部のブースト性能を重視すると建物周辺で戦いやすい。その為にも足場やルートの把握をしっかりしておこう。
見通しの良し悪しがプラントによりかなり異なることにも注意。攻め方を間違えると狙撃やボム/マインの餌食になること必至である。

また、自動砲台はベース入り口近くに密集しているためかなり脅威。耐久力が少なかったり足が遅いとかなり削られることになる。

プラントごとのコメント

プラントA(西・EUSTベース前・ガスタンク置き場中央)

西・EUSTの最終防衛ライン。ガスタンク4つの中央にある。
狭い上に頭を抑えられやすい構造なので防衛しにくい。

EUSTベースは上下左右に進入路があるため、一斉攻撃を仕掛けられると構造上防ぐことができない。
ベースカタパルトからタンク上に直通しているため、きっちり守れば奪われにくい。

プラントB(中央西側建物・内部)

EUSTの防衛拠点。
工場内部ではあるがプラント柱付近は屋根がないため榴弾が降ってくる可能性あり。
リペアポッドあたりは屋根がある。

狭い上にキャットウォークで上を取られたりするので、乱戦になりがち。

プラントC(中央窪地内)

中央の窪地(浄水施設?)にあるプラント。道路上からも占拠できる。
プラント柱・段差・壁に挟まれた場所は遮蔽を取りながら占拠するには絶好だが、逃げ場がないので注意されたい。

ここからは通常とは異なり敵陣側にリスポンすることができ、両軍にとって格好の侵攻拠点になるので、是非押さえたいところ。
特にEUSTは工場施設内部を通過するルートが非常に使いやすくなる。

障害物が豊富で遠くから攻め難く、立地も相まって敵味方が密集しがち。
狭い窪地、多い段差、出られる道が少なく乱戦化しやすい上、リスポンすると敵陣側に出るため維持は非常に困難
振り返って防衛するよりは目の前の敵を撃破して突破する方がよい。その方が結果的に敵の侵攻を防ぐことになる。
なお、東西両側に設置されたガンタレGは周辺設備に阻まれてこの内部には攻撃が殆ど届かない。

プラントD(東側工場・横)

火を吹き上げる巨大プラント(拠点の方ではない)に隣接した、GRFの侵攻・防衛拠点。
東の建物上にあるガン・ターレットRで範囲内を狙えるので、侵攻、防衛に便利。
併設のリペアは海側、プラント柱から道路を挟んだ反対側。

GRFとしては、建物内ルートさえ押さえればここを侵攻上のボトルネックにできる。

プラントE(東・GRFベース前・海側)

東・GRFの最終防衛ライン。道路と建物の隙間に位置するプラント。
戦闘の際には吹っ飛ばされて海に落ちないよう注意。
GRFベースまでは道路が壁代わりになっているが、近い上に防壁がないことには変わりがない。

中央側からは建物の陰になっているため、奇襲にあいやすい。
開幕で占拠するGRF側は、ここから建物を登ってパイプ伝いにD隣の建物を抜け、Cへ向かうのがオススメ。

西・EUST戦術

プラントCの奪取が第一。
前後に戦線があれば、プラントD,Eをスルーしてコアまで行くことも可能。

開幕では、B方面カタパルトの他、強襲兵装ならACで船首からCプラ方面へショートカットできる。
なお、ベース入り口付近のカタパに乗るとB向きカタパの向こうに飛んでいくので注意。

C周辺での戦闘ついでにバリケードを破壊し、プラントD方面とベースの二択を仕掛けていきたい。特にCリスポンはバリケードルートの目の前に出るので、パイプ上かバリケード側かも分岐できる。
埠頭から海を越え、北の建物から海沿いを東征するのもいい。
敵ベース前リフトの横からはレーダーを狙える。VOLTなどのニュード系武器が真価を発揮できるだろう。

防衛においては、停泊船エリアが非常に手薄になりがち。プラントBへのリスポンは建物の西側に出るため、南側にある船沿いルートへの哨戒がし難い。
B-C前後で敵を捕らえられるようにしておきたいところ。
一度突破を許すとベース進入路が多く敵位置の特定がし辛いため、センサーの設置も欠かさないように。

東・GRF戦術

何はともあれプラントC。
Cを取られるとコアまでの直通ルートを得られるも同然なので、攻防ともに非常に重要。
開幕ではリフトから工場内ルートを使っての侵攻が速い。

プラントCを侵攻しつつ、北側海沿いルートも抑えておきたい。
C以降に関しては、CからB方面へ大通り沿いに攻めるのが素直だが、C北の建物~海沿いルートや、船から南の海沿いを行くのもいい。
敵ベースへは、地下か南北のパイプライン沿いなら自動砲台ほぼ無視でコア傘下まで行けるのが嬉しい。

防衛においてはD隣の工場ルート上にトラップが欲しいところ。
特にパイプ上や東側出口の火炎放射、4ptシュートポイントあたりなど、狭く確実に通る場所は狙い目。
バリケードは壊さない、壊させない。ベースへのルートもそうだが、Dプラの側面を取られやすくなってしまう。

また北ルートは中央側から死角が多いため抜けられないよう注意したい。


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