◆◆◆
T2ガイアメモリがT1ガイアメモリと違う点は主に二つ。
まず一つ、直接肉体に刺して変身が可能。
T1メモリの場合、仮面ライダー達やミュージアムの幹部のように、それぞれ特殊なドライバーを介したり、
措置を受けて生体コネクタというメモリの挿入口を体表面のどこかに付ける必要がある。
メモリ単体ではその力を解放できない為、ドライバーやL.C.O.Gの用意を行わなければならない。
それがT2メモリでは必要なく、どこでも良いので肉体に直接刺せばメモリが体内に挿入され、ドーパントへ変身する。
T1メモリの場合、仮面ライダー達やミュージアムの幹部のように、それぞれ特殊なドライバーを介したり、
措置を受けて生体コネクタというメモリの挿入口を体表面のどこかに付ける必要がある。
メモリ単体ではその力を解放できない為、ドライバーやL.C.O.Gの用意を行わなければならない。
それがT2メモリでは必要なく、どこでも良いので肉体に直接刺せばメモリが体内に挿入され、ドーパントへ変身する。
二つ目、適合する人間と惹かれ合う。
以前、NEVERにより風都にT2ガイアメモリがばら撒かれた際に、風都イレギュラーズのクイーンの元にはクイーンメモリが、
仮面ライダーアクセルの変身者である照井の元にはアクセルメモリが、そしてWの左側でありフィリップ救出の切り札となる男、翔太郎の元にジョーカーメモリが現れた。
つまりT1メモリは人間が自ら所有するメモリを選ぶが、T2メモリはその反対、メモリが所有者に相応しい人間を選ぶのである。
以前、NEVERにより風都にT2ガイアメモリがばら撒かれた際に、風都イレギュラーズのクイーンの元にはクイーンメモリが、
仮面ライダーアクセルの変身者である照井の元にはアクセルメモリが、そしてWの左側でありフィリップ救出の切り札となる男、翔太郎の元にジョーカーメモリが現れた。
つまりT1メモリは人間が自ら所有するメモリを選ぶが、T2メモリはその反対、メモリが所有者に相応しい人間を選ぶのである。
ここで疑問となるのは、伊藤開司はT2ウェザーメモリの適合者に相応しいか否か。
経歴だけ見れば、一般人とは程遠い経験をしてきた。
だがカイジはウェザードーパントの能力である天候操作と関係のあるような、職であったり技能を何も持っていない。
その精神性も井坂深紅郎のように狂気と執念、残忍性に溢れたものではなく、基本的には善人寄りだ。
控えめに見ても、彼がウェザーメモリの適合者であるとは言えないだろう。
経歴だけ見れば、一般人とは程遠い経験をしてきた。
だがカイジはウェザードーパントの能力である天候操作と関係のあるような、職であったり技能を何も持っていない。
その精神性も井坂深紅郎のように狂気と執念、残忍性に溢れたものではなく、基本的には善人寄りだ。
控えめに見ても、彼がウェザーメモリの適合者であるとは言えないだろう。
しかし、誰にとっても不幸な事に、この場には適合者となる人間がいた。
魔法により風を操り、雷を放ち、竜巻をも発生させる魔法使いの肉体。
大気操作という固有魔法を使え、空を自由に飛び回るウィッチの精神。
魔法により風を操り、雷を放ち、竜巻をも発生させる魔法使いの肉体。
大気操作という固有魔法を使え、空を自由に飛び回るウィッチの精神。
エーリカ・ハルトマンこそ所有するに相応しいと、選ばれてしまった。
ハルトマンがウィザードの変身を解除されていなければ、メモリの体内侵入を阻止できただろう。
仮に自分の意思でドーパントに変身していたなら、精神の汚染はあるにしても、自我を失う事だけは避けられたはず。
だが今回起こったのは、ハルトマンにとって予期せぬ変身。
まるで不意打ちのようにメモリを挿入され、心構えも何もなくドーパントへとなった。
ハルトマン本人の意思を完全に無視した上でのメモリ挿入は、彼女の意識を排除し力を解放。
仮に自分の意思でドーパントに変身していたなら、精神の汚染はあるにしても、自我を失う事だけは避けられたはず。
だが今回起こったのは、ハルトマンにとって予期せぬ変身。
まるで不意打ちのようにメモリを挿入され、心構えも何もなくドーパントへとなった。
ハルトマン本人の意思を完全に無視した上でのメモリ挿入は、彼女の意識を排除し力を解放。
その結果起こるのは、暴走である。
◆◆◆
ウェザードーパントの出現に、誰もがすぐには動けなかった。
本当ならば自分が変身するはずだったのに、メモリが勝手に手を離れたせいで混乱するカイジ、
そもそもメモリの存在を知らない為、仲間が急に異形になった光景を目の当たりにしたロビンとゲンガー。
殺し合いの阻止を共に誓った者たちの動揺は誰の目にも明らかだった。
本当ならば自分が変身するはずだったのに、メモリが勝手に手を離れたせいで混乱するカイジ、
そもそもメモリの存在を知らない為、仲間が急に異形になった光景を目の当たりにしたロビンとゲンガー。
殺し合いの阻止を共に誓った者たちの動揺は誰の目にも明らかだった。
「あぁん!?今度は何だってんだぁぁぁっ!?」
カイジ達よりも先に動き出す異形が一体。
チェンソーの悪魔に変身中の絵美理だ。
それまで戦っていた顔面宝石男が、今度は別の姿に変身を遂げた。
驚きは有れど、皆殺しという自らの方針を変える気は無い。
姿形は変わっても殺す対象である事は同じな故に、いち早く正気に戻った。
チェンソーの悪魔に変身中の絵美理だ。
それまで戦っていた顔面宝石男が、今度は別の姿に変身を遂げた。
驚きは有れど、皆殺しという自らの方針を変える気は無い。
姿形は変わっても殺す対象である事は同じな故に、いち早く正気に戻った。
「何だか知らねえが、殺せば皆一緒だぁぁぁっ!」
筋斗雲を蹴り上げ、ウェザードーパントへと迫る。
溢れ出す殺意に呼応するかのように、チェンソーの回転数が増加。
奇怪な肉体を三枚おろしにしてやろうと、腕を振り回した。
溢れ出す殺意に呼応するかのように、チェンソーの回転数が増加。
奇怪な肉体を三枚おろしにしてやろうと、腕を振り回した。
「アァアア……」
ウェザードーパントは低く唸り声を上げると、絵美理へ手を翳す。
武器らしきものは何も握っていない手に、何かが纏わりつく。
まるで煙のようなモヤがウェザードーパントの腕を覆った直後、絵美理に異変が起きた。
武器らしきものは何も握っていない手に、何かが纏わりつく。
まるで煙のようなモヤがウェザードーパントの腕を覆った直後、絵美理に異変が起きた。
「な、何じゃこりゃぁぁぁっ!?」
接近する絵美理を阻むように、灰色の煙が現れる。
それは雲だ。雲が絵美理を取り囲むようにして出現した。
鬱陶しいと腕を振り回すが、雲は消えない。
赤く細かい光が、バチバチと雲の各所で光り出す。
光は雲に囲まれた絵美里へと、一斉に放出された。
それは雲だ。雲が絵美理を取り囲むようにして出現した。
鬱陶しいと腕を振り回すが、雲は消えない。
赤く細かい光が、バチバチと雲の各所で光り出す。
光は雲に囲まれた絵美里へと、一斉に放出された。
「うげぇぇぇっ!?クソ痛ぇぇぇっ!」
体中に光が当たり、絵美理は悲鳴を上げる。
光の正体は雷。
雷を発生させる雲、ウェザードーパントの能力の一つである。
光の正体は雷。
雷を発生させる雲、ウェザードーパントの能力の一つである。
雲に攻撃される絵美理に背を向け、ウェザードーパントはハードガーディアンを見据える。
殺意を向けられた事で脅威と認識したハードガーディアンが、攻撃に打って出た。
右腕のガトリングを掃射し、肩のポッドからはミサイルを発射。
人間ならばあっという間にボロクズと化すだろう重装備を前にしても、ウェザードーパントに恐れは無い。
殺意を向けられた事で脅威と認識したハードガーディアンが、攻撃に打って出た。
右腕のガトリングを掃射し、肩のポッドからはミサイルを発射。
人間ならばあっという間にボロクズと化すだろう重装備を前にしても、ウェザードーパントに恐れは無い。
「ウゥウウウウ…!」
両手を翳し、今度は白いガス…冷気を放つ。
すると何という事か、地面や周囲の壁ごと弾丸とミサイルが凍り付き、放たれたまま静止した。
凍結現象はそれだけに留まらない。
攻撃したハードガーディアンの両脚、続いて胴体と両腕、最後にはAIを搭載した頭部が凍り付いた。
完全に身動きを封じられたハードガーディアンは、近付いたウェザードーパントが軽く腕を振っただけで粉々に砕け散った。
すると何という事か、地面や周囲の壁ごと弾丸とミサイルが凍り付き、放たれたまま静止した。
凍結現象はそれだけに留まらない。
攻撃したハードガーディアンの両脚、続いて胴体と両腕、最後にはAIを搭載した頭部が凍り付いた。
完全に身動きを封じられたハードガーディアンは、近付いたウェザードーパントが軽く腕を振っただけで粉々に砕け散った。
雷雲も凍結も、ウェザードーパントの固有能力だ。
しかし以前、NEVERによりT2ガイアメモリがばら撒かれた時、不運にもメモリが体内に入りドーパント化した人間がいたが、
その者はただの一般人だった為能力を使わず、ただ身体能力に物を言わせ暴れ回るだけった。
あの時と違うのは今変身しているのは一般人では無く、体内にファントムが住まい潤沢な魔力を持つ、操真晴人の肉体であること。
この為に暴走状態でありながら、ウェザードーパントの能力も使えると言う、非常に危険な状態と化していた。
しかし以前、NEVERによりT2ガイアメモリがばら撒かれた時、不運にもメモリが体内に入りドーパント化した人間がいたが、
その者はただの一般人だった為能力を使わず、ただ身体能力に物を言わせ暴れ回るだけった。
あの時と違うのは今変身しているのは一般人では無く、体内にファントムが住まい潤沢な魔力を持つ、操真晴人の肉体であること。
この為に暴走状態でありながら、ウェザードーパントの能力も使えると言う、非常に危険な状態と化していた。
あれだけ梃子摺ったハードガーディアンが簡単に破壊され、ロビンは息を呑む。
ただ姿こそ変わったものの、敵である絵美理とハードガーディアンを攻撃したのなら大丈夫ではないか。
そんな考えは即座に打ち砕かれた。
ただ姿こそ変わったものの、敵である絵美理とハードガーディアンを攻撃したのなら大丈夫ではないか。
そんな考えは即座に打ち砕かれた。
「アアアアアアアアアアッ!!」
ウェザードーパントが叫んだ途端、周囲一帯に雨が降り注ぐ。
豪雨はすぐに範囲を狭め、ロビンの頭上からのみ振るようになった。
一体なんだと困惑するロビンだが、急に身動きが取れなくなる。
豪雨はすぐに範囲を狭め、ロビンの頭上からのみ振るようになった。
一体なんだと困惑するロビンだが、急に身動きが取れなくなる。
(これは…!?)
まるでコップに水を注ぐように、ロビンの足元へ水が溜まって行く。
慌てて脱け出そうとするも、身動きが取れない。
このままでは頭上まで水が溜まり、最後は溺死するだろう。
慌てて脱け出そうとするも、身動きが取れない。
このままでは頭上まで水が溜まり、最後は溺死するだろう。
「クソッ!おいやめろ!」
仲間の暴挙を止めようと、ゲンガーが刀を振るう。
峰打ちとは言え当たれば痛みはあるはず。
が、振るわれた刀をウェザードーパントは難なく掴み奪い取った。
幽体離脱中はゲンガーへの攻撃は無効だが、手に持った武器は別。
刀を放り投げると、ゲンガーへと腕を叩きつける。
だが幽体故に効かない。殺せない事へ苛立ったのか幾度も腕を振るう。
峰打ちとは言え当たれば痛みはあるはず。
が、振るわれた刀をウェザードーパントは難なく掴み奪い取った。
幽体離脱中はゲンガーへの攻撃は無効だが、手に持った武器は別。
刀を放り投げると、ゲンガーへと腕を叩きつける。
だが幽体故に効かない。殺せない事へ苛立ったのか幾度も腕を振るう。
(今の内に…!)
気が逸れた事で豪雨の勢いが弱まる。
その隙にどうにか脱出しようとロビンは藻掻くが、弾かれたようにウェザードーパントはロビンを睨みつけた。
マズい。そう感じた時には既に遅かった。
その隙にどうにか脱出しようとロビンは藻掻くが、弾かれたようにウェザードーパントはロビンを睨みつけた。
マズい。そう感じた時には既に遅かった。
「ア…ガアアアアアアアア!!」
腰にぶら下げた専用の武器、ウェザーマインを掴む。
狙うは拘束を脱け出そうとするロビンだ。
相手は仲間だと言うのに躊躇する素振りは無く、腕を振るった。
狙うは拘束を脱け出そうとするロビンだ。
相手は仲間だと言うのに躊躇する素振りは無く、腕を振るった。
「ああああああああ!!」
ウェザーマインから出たのは光るチェーン。
それが鞭のようにロビンへと当たり、体を切り裂いていく。
一撃では終わらない。
静止の声を張り上げるゲンガーには耳を貸さず、幾度も腕を振るい、その度にロビンの体から血が噴き出る。
一般人よりはるかに頑丈な大神の肉体と言えども、ドーパントの武器で痛めつけられればタダでは済まない。
それが鞭のようにロビンへと当たり、体を切り裂いていく。
一撃では終わらない。
静止の声を張り上げるゲンガーには耳を貸さず、幾度も腕を振るい、その度にロビンの体から血が噴き出る。
一般人よりはるかに頑丈な大神の肉体と言えども、ドーパントの武器で痛めつけられればタダでは済まない。
「やめろ…!やめてくれハルトマン…!!」
悲痛な声を上げ、カイジはウェザードーパントに掴みかかる。
傷を負った長谷川の体でドーパントを止めるなど、無謀としか言いようが無いし、
今も壁に叩きつけられた時の傷が痛む。
そう頭で分かっていても、カイジは動かずにはいられなかった。
自分がメモリを使おうとしたせいで、ハルトマンをドーパントにしてしまった。
しかも敵だけでなく、仲間も平然と殺そうとする。
副作用である暴走が起こっているのは確か。その原因を作ってしまった自分を、何度も心中で責める。
傷を負った長谷川の体でドーパントを止めるなど、無謀としか言いようが無いし、
今も壁に叩きつけられた時の傷が痛む。
そう頭で分かっていても、カイジは動かずにはいられなかった。
自分がメモリを使おうとしたせいで、ハルトマンをドーパントにしてしまった。
しかも敵だけでなく、仲間も平然と殺そうとする。
副作用である暴走が起こっているのは確か。その原因を作ってしまった自分を、何度も心中で責める。
(何やってんだ…!何やってんだよ俺はっ…!!)
どれだけ悔やんでも、ハルトマンが正気を取り戻す気配は無い。
それでも止めなくてはならない。
仲間達からの責めは後で幾らでも受ける。失望されるのも当然だ。
だけど今は、ハルトマンがロビンを殺すのだけは何としても阻止しなければ。
それでも止めなくてはならない。
仲間達からの責めは後で幾らでも受ける。失望されるのも当然だ。
だけど今は、ハルトマンがロビンを殺すのだけは何としても阻止しなければ。
そんな思いすらも、届かない。
「うぐぅ!?」
カイジを鬱陶しく感じたのだろう、ウェザードーパントが顔面を掴んで持ち上げる。
ほんの少し力を入れるだけでもミシミシと骨が軋み、痛みに情けなく呻いてしまう。
このままカイジの頭を握りつぶす気なのか?
違う。むしろその方がまだマシだった。
ほんの少し力を入れるだけでもミシミシと骨が軋み、痛みに情けなく呻いてしまう。
このままカイジの頭を握りつぶす気なのか?
違う。むしろその方がまだマシだった。
「あっ、あがっ、あぎゃああああああああああああああああああああああああっ!!!?!」
絶叫。
残った体力全てを使って尚も足りない程の、痛みを訴える叫び。
サングラスの奥で目をこじ開け、裂けそうなくらいに開かれた口からただひたすらに声を上げる。
カイジを襲う痛みの正体は、熱だ。
頭部を掴んだウェザードーパントの腕から、人間が耐えられる温度を完全に超す程の熱が、カイジの体内へ流れ込んでいる。
仮面ライダーにも有効なダメージを与える熱に、生身の人間の肉体が耐えられるはずも無い。
体の内側からグツグツに溶かされる絶望を、カイジは味わっているのだった。
残った体力全てを使って尚も足りない程の、痛みを訴える叫び。
サングラスの奥で目をこじ開け、裂けそうなくらいに開かれた口からただひたすらに声を上げる。
カイジを襲う痛みの正体は、熱だ。
頭部を掴んだウェザードーパントの腕から、人間が耐えられる温度を完全に超す程の熱が、カイジの体内へ流れ込んでいる。
仮面ライダーにも有効なダメージを与える熱に、生身の人間の肉体が耐えられるはずも無い。
体の内側からグツグツに溶かされる絶望を、カイジは味わっているのだった。
「やめろって言ってんだろ!バカヤロウがあああああああっ!!」
超硬質ブレードを拾い上げ、ゲンガーは何度も振るう。
やがてドーパントの耐久力に負けたブレードがへし折れると、カイジが落とした拳銃の引き金を引く。
銃弾は掠り傷すら付けられず、体表面に弾かれ地面を転がる。
すると、ウェザードーパントはカイジを乱暴に放り投げるとゲンガーの方を向いた。
やがてドーパントの耐久力に負けたブレードがへし折れると、カイジが落とした拳銃の引き金を引く。
銃弾は掠り傷すら付けられず、体表面に弾かれ地面を転がる。
すると、ウェザードーパントはカイジを乱暴に放り投げるとゲンガーの方を向いた。
ゲンガーの訴えを聞き入れたからではない、もうこれ以上熱を流す必要が無くなたからだ。
「あ……あ……」
金魚のように口を開閉させ、何か言おうとする。
無理だった。口から出るのは小さな呻き声だけだ。
無理だった。口から出るのは小さな呻き声だけだ。
これまで、帝愛との勝負で命の危機に瀕した事もあった。
時にはもう駄目だと心が挫けそうになったが、それでも最後には生き延びられた。
だけど今回はもう無理だ。
どうやっても助からないと悟る。
時にはもう駄目だと心が挫けそうになったが、それでも最後には生き延びられた。
だけど今回はもう無理だ。
どうやっても助からないと悟る。
(俺は……)
後悔だけが浮かび上がる。
おくれカメラを失ったのも、メタモンの前でゲンガーの名を出してしまったのも。
神楽と康一とも余り良くない空気のまま別れ、謝る事もできない。
何より自分のせいでハルトマンを怪物にしてしまった。
その上このまま死んでしまえば、彼女は人殺しになる。
ほんの僅かな時間の付き合いだが、それでも仲間だ。
なのに自分の間違った選択が、全てを狂わせた。
おくれカメラを失ったのも、メタモンの前でゲンガーの名を出してしまったのも。
神楽と康一とも余り良くない空気のまま別れ、謝る事もできない。
何より自分のせいでハルトマンを怪物にしてしまった。
その上このまま死んでしまえば、彼女は人殺しになる。
ほんの僅かな時間の付き合いだが、それでも仲間だ。
なのに自分の間違った選択が、全てを狂わせた。
(すまねえ…すまねえ…!すまねえ……!!俺のせいで……すまねえ……!!)
最早、何もかもが手遅れ。
最後の瞬間まで謝罪を繰り返し、やがてカイジの意識は消えて無くなった。
「ク、クソッタレ……」
身じろぎすらしなくなったカイジの姿に、それがどういう事かを察する。
悲しむ間もなく、ウェザードーパントがゲンガーへウェザーマインを振るった。
幽体に攻撃は届かない。だが同じく、ゲンガーもウェザードーパントをどうにかするだけの力は無い。
悲しむ間もなく、ウェザードーパントがゲンガーへウェザーマインを振るった。
幽体に攻撃は届かない。だが同じく、ゲンガーもウェザードーパントをどうにかするだけの力は無い。
「人の獲物を横取りしやがってぇぇぇっ!!」
声を枯らさんばかりに叫んで、ウェザードーパントへ襲い掛かる者がいた。
チェンソーの悪魔、絵美理だ。
チェンソーの悪魔、絵美理だ。
ウェザードーパントの意識が絵美理から離れた為に、雷雲は徐々に縮小。
好機を見逃さず絵美理は筋斗雲に指示を出し、その場で高速回転。
おかげで纏わりついていた雷雲を吹き飛ばせた。
好機を見逃さず絵美理は筋斗雲に指示を出し、その場で高速回転。
おかげで纏わりついていた雷雲を吹き飛ばせた。
上空からの一撃を避け、ウェザードーパントは片手を翳す。
掌からは七色に煌めく虹が発射される。
襲撃者、絵美理は筋斗雲を駆って虹を躱し、反対にチェーンを地上へと放った。
ウェザードーパントが横に跳んでチェーンを回避、そのタイミングで急降下からの斬り付る絵美理。
チェンソーが当たる前に、両腕から冷気を放つ。
舌打ちし攻撃を中断、絵美理は回避行動に移った。
掌からは七色に煌めく虹が発射される。
襲撃者、絵美理は筋斗雲を駆って虹を躱し、反対にチェーンを地上へと放った。
ウェザードーパントが横に跳んでチェーンを回避、そのタイミングで急降下からの斬り付る絵美理。
チェンソーが当たる前に、両腕から冷気を放つ。
舌打ちし攻撃を中断、絵美理は回避行動に移った。
何故か攻撃が当たらないゲンガーを放置し、ウェザードーパントは絵美理を優先すべき獲物と見る。
互いに次の手を繰り出そうとした時、二人の体に異変が起きた。
互いに次の手を繰り出そうとした時、二人の体に異変が起きた。
「ゲェーッ!?なんじゃこりゃああああああああああああ!?」
「ガ、ガ、ガアアアアアア!!」
「ガ、ガ、ガアアアアアア!!」
腕腕腕。何本もの腕が二人の体から生えだした。
浅黒い肌の筋肉質な腕は、二人の体をガッチリと拘束。
藻掻く絵美理とウェザードーパントを、何もさせまいと言わんばかりに抑え付けた。
浅黒い肌の筋肉質な腕は、二人の体をガッチリと拘束。
藻掻く絵美理とウェザードーパントを、何もさせまいと言わんばかりに抑え付けた。
「こ、今度は何だよ…」
「ゲンガー……」
「ッ!ロビン!?」
「ゲンガー……」
「ッ!ロビン!?」
か細い声で自分の名を呼ぶ女の元へ走り寄る。
力無くゲンガーを見上げ、ロビンはどうにか言葉を紡いだ。
力無くゲンガーを見上げ、ロビンはどうにか言葉を紡いだ。
「カイジは…?」
質問に苦虫を噛み潰した表情となり、無言で首を横に振る。
予想していたが、信じたくなかった答えにロビンは目を伏せた。
だが悲しんでいる時間は無い。
今も拘束を脱け出そうと、二人の異形が藻掻いている。
予想していたが、信じたくなかった答えにロビンは目を伏せた。
だが悲しんでいる時間は無い。
今も拘束を脱け出そうと、二人の異形が藻掻いている。
「ロビン、あの手はお前がやったのか?」
「ええ…。正直、この娘の体で悪魔の実は食べたくなかったけど…。それよりゲンガー、これ…」
「ええ…。正直、この娘の体で悪魔の実は食べたくなかったけど…。それよりゲンガー、これ…」
言って渡したのは、先程ウェザードーパントに奪われた刀。
偶然ロビンの近くに放り投げられたらしい。
礼を言って受け取ると、続けて言った。
偶然ロビンの近くに放り投げられたらしい。
礼を言って受け取ると、続けて言った。
「ゲンガー、私とカイジの荷物を持って逃げなさい…」
「…ッ。ケケッ!冗談キツイぜ。お前を見捨てろってのか!?」
「……私はもう、無理みたい。見れば分かるわ」
「…ッ。ケケッ!冗談キツイぜ。お前を見捨てろってのか!?」
「……私はもう、無理みたい。見れば分かるわ」
大神の筋骨隆々な肉体は、見るも無残な有様だった。
ウェザーマインで執拗に嬲られたせいか、全身の肉が削がれ今も出血中。
顔にも被害は及んでおり、片目が斬り裂かれている。
特に酷いのは右足だ。分厚い筋肉がごっそりと削がれ、骨が露出していた。
ウェザーマインで執拗に嬲られたせいか、全身の肉が削がれ今も出血中。
顔にも被害は及んでおり、片目が斬り裂かれている。
特に酷いのは右足だ。分厚い筋肉がごっそりと削がれ、骨が露出していた。
「それに……このままあの二人が戦い続ければ、あなたの体が巻き添えになるかもしれないわ…」
否定できずに、ゲンガーは口ごもる。
レンタロウの能力を使用中、自由に動ける幽体は実質無敵だ。
だが魂の抜けた生身の肉体は動かしようが無く、予め安全な場所に隠しておくしかない。
今も戦場から少し離れた場所に置いて来たが、ウェザードーパントと絵美理の殺し合いが激しさを増し、その巻き添えを受ける可能性は否定できない。
それだけでなく、騒ぎを聞きつけた危険な参加者に肉体を見つけられでもしたら、本当にマズい。
レンタロウの能力を使用中、自由に動ける幽体は実質無敵だ。
だが魂の抜けた生身の肉体は動かしようが無く、予め安全な場所に隠しておくしかない。
今も戦場から少し離れた場所に置いて来たが、ウェザードーパントと絵美理の殺し合いが激しさを増し、その巻き添えを受ける可能性は否定できない。
それだけでなく、騒ぎを聞きつけた危険な参加者に肉体を見つけられでもしたら、本当にマズい。
「行ってゲンガー。貴方だけでも……」
「オ、オレは……」
「早く…!もう、持ちそうにないの…!だから……行って……!!」
「…………クソッ!!悪い……!!」
「オ、オレは……」
「早く…!もう、持ちそうにないの…!だから……行って……!!」
「…………クソッ!!悪い……!!」
二人分のデイパックを掴むと、ロビンに背を向けてゲンガーは駆け出す。
その顔が悲しみや、自分への苛立ちで歪んでいる事にロビンは気付いていた。
こんな選択を取らせてしまい、申し訳ないと思う。
だけどこんなボロボロの自分が付いて行っては、きっと足手纏いになり逃げきれない。
だからこの選択が最善だと、ロビンは信じた。
その顔が悲しみや、自分への苛立ちで歪んでいる事にロビンは気付いていた。
こんな選択を取らせてしまい、申し訳ないと思う。
だけどこんなボロボロの自分が付いて行っては、きっと足手纏いになり逃げきれない。
だからこの選択が最善だと、ロビンは信じた。
「ベタベタ触んじゃねぇぇぇっ!気持ち悪いだろうがぁぁぁっ!」
本体であるロビンの体力低下に伴い、拘束していた腕の力が緩んだのだろう。
腕を斬り裂き、引き千切った絵美理が怒り心頭で近づいて来た。
ゲンガーを逃がす為にハナハナの身を食べたが、もう抵抗するだけの力も無い。
チェンソーの音が、酷く耳障りだった。
腕を斬り裂き、引き千切った絵美理が怒り心頭で近づいて来た。
ゲンガーを逃がす為にハナハナの身を食べたが、もう抵抗するだけの力も無い。
チェンソーの音が、酷く耳障りだった。
(ここまでね……)
思い返せば、浮かんでくるのは未練ばかりだ。
神楽と康一、ゲンガーは無事に生きて帰れるだろうか。
ハルトマンを正気に戻す方法が見つけられるだろうか。
ナミとチョッパーの肉体は、ちゃんと本人に返るだろうか。
思った所でもうどうにもならないと分かっても、考え続けてしまう。
神楽と康一、ゲンガーは無事に生きて帰れるだろうか。
ハルトマンを正気に戻す方法が見つけられるだろうか。
ナミとチョッパーの肉体は、ちゃんと本人に返るだろうか。
思った所でもうどうにもならないと分かっても、考え続けてしまう。
そして何よりも悔い悲しむのは、
もう二度と、麦わらの一味の考古学者として、仲間との冒険に行けないことだった。
もう二度と、麦わらの一味の考古学者として、仲間との冒険に行けないことだった。
(ルフィ……みんな……ごめんなさい……)
胸の中だけで告げる、仲間への言葉。
それを最後にゆっくりと目を閉じ、ロビンの身体は真っ二つにされた。
「うおっしゃあああああああああっ!回復だああああああああああああああっ!!」
ビール樽が破裂した時のような勢いの血を、真正面から喜んで浴びる。
大きく開いた口へ血が注ぎ込まれ、傷の痛みが徐々に消え去って行った。
煉獄と戦った時もそうだが、鬱陶しい傷がたちまち治るのは実に気持ちが良い。
大きく開いた口へ血が注ぎ込まれ、傷の痛みが徐々に消え去って行った。
煉獄と戦った時もそうだが、鬱陶しい傷がたちまち治るのは実に気持ちが良い。
そんな上機嫌に水を差すかのように、虹色の光線が放たれる。
「チィッ!!」
咄嗟に身を捩るも、左腕に当たってしまう。
しかもまだ血を飲んでいた途中なのに、ロビンの死体にまで光線が当たってしまった。
おかげでロビンの死体は燃え盛り、血を飲む事は不可能だ。
しかもまだ血を飲んでいた途中なのに、ロビンの死体にまで光線が当たってしまった。
おかげでロビンの死体は燃え盛り、血を飲む事は不可能だ。
「テメェェェッ!何してくれてんだぁぁぁっ!」
「ガアアアアアアアアアアアアアッ!!ガアアアアアアアアアアアアアッ!!」
「ガアアアアアアアアアアアアアッ!!ガアアアアアアアアアアアアアッ!!」
怒り狂う絵美理に反応してか、ウェザードーパントも叫び返す。
殺し合いを止める者達と、死を振り撒く為に乗った者の戦い。
そんなものはもう無い。
そんなものはもう無い。
これより始まるのは、二体の怪物による殺し合い。
片方の命が尽きるまで続く、正義無き血みどろの争いだ。
片方の命が尽きるまで続く、正義無き血みどろの争いだ。
◆◆◆
「チクショウ…!」
肉体に戻り、ゲンガーは戦場から覚束ない足取りで離れていく。
胸中にあるのは不甲斐ない自分自身への苛立ち。
彼とて理解はしている。あの場でロビンの判断は間違っていない。
自分がまごついている間に、もし肉体に被害が及んでしまえばロビンの行動は無駄になる。
そう理解しているからと言って、簡単に納得できれば苦労はしない。
胸中にあるのは不甲斐ない自分自身への苛立ち。
彼とて理解はしている。あの場でロビンの判断は間違っていない。
自分がまごついている間に、もし肉体に被害が及んでしまえばロビンの行動は無駄になる。
そう理解しているからと言って、簡単に納得できれば苦労はしない。
これでは沈んでいく木曾の手を掴めなかった時と、何も変わっていないではないか。
意地悪じゃなく邪魔してやる、そう決意して早々にこの様。
自分が酷く情けなくて、ただただ苛立ちが募る。
意地悪じゃなく邪魔してやる、そう決意して早々にこの様。
自分が酷く情けなくて、ただただ苛立ちが募る。
木曾も、カイジも、ロビンも死に、ハルトマンは正気を失い怪物になった。
ここに来てから、自分と関わった連中が次々ロクでも無い目に遭っている。
これではゴーストなんかじゃなく、まるで、
ここに来てから、自分と関わった連中が次々ロクでも無い目に遭っている。
これではゴーストなんかじゃなく、まるで、
――まるで疫病神じゃねえか。
自分で思い浮かべた言葉に、吐き気がした。
こんなのは冷静さを欠いているが故に生まれた、ただの戯言。
そうに決まっている。
そうに決まっている。
……きっと、そのはずだ。
【伊藤開司@賭博堕天録カイジ(身体:長谷川泰三@銀魂) 死亡】
【ニコ・ロビン@ONE PIECE(身体:大神さくら@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生) 死亡】
【ニコ・ロビン@ONE PIECE(身体:大神さくら@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生) 死亡】
【D-7 街/朝】
【絵美理@エッチな夏休み(高橋邦子)】
[身体]:デンジ@チェンソーマン
[状態]:ダメージ(小)、左腕に火傷、疲労(大)、チェンソーの悪魔に変身中
[装備]:筋斗雲@ドラゴンボール、圧裂弾(0/1、予備弾×4)@仮面ライダーアマゾンズ
[道具]:基本支給品、輸血パック×4@現実、虹@クロノ・トリガー、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、ランダム支給品0~2(童磨の分)
[思考・状況]
基本方針:皆殺しだぁぁぁぁぁーっ!
1:この白い野郎(ハルトマン)をぶち殺すぜぇぇぇぇーっ!
[備考]
※死亡後から参戦です。
※心臓のポチタの意識は封印されており、体の使用者に干渉することはできません。
※女性の手首@ジョジョの奇妙な冒険を食べました。
※炸裂弾@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-は全て使用したため、一つも残っていません。
※鵜堂刃衛(身体:岡田以蔵)を殺したのは自分だと思い込んでいます。鵜堂の名前までは分かってません。
[身体]:デンジ@チェンソーマン
[状態]:ダメージ(小)、左腕に火傷、疲労(大)、チェンソーの悪魔に変身中
[装備]:筋斗雲@ドラゴンボール、圧裂弾(0/1、予備弾×4)@仮面ライダーアマゾンズ
[道具]:基本支給品、輸血パック×4@現実、虹@クロノ・トリガー、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、ランダム支給品0~2(童磨の分)
[思考・状況]
基本方針:皆殺しだぁぁぁぁぁーっ!
1:この白い野郎(ハルトマン)をぶち殺すぜぇぇぇぇーっ!
[備考]
※死亡後から参戦です。
※心臓のポチタの意識は封印されており、体の使用者に干渉することはできません。
※女性の手首@ジョジョの奇妙な冒険を食べました。
※炸裂弾@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-は全て使用したため、一つも残っていません。
※鵜堂刃衛(身体:岡田以蔵)を殺したのは自分だと思い込んでいます。鵜堂の名前までは分かってません。
【エーリカ・ハルトマン@ストライクウィッチーズシリーズ】
[身体]:操真晴人@仮面ライダーウィザード
[状態]:ウェザードーパントに変身中、ダメージ(中)、胸部にダメージ(大)、疲労(大)、暴走
[装備]:T2ウェザーメモリ@仮面ライダーW、ウィザードライバー&ドライバーオンウィザードリング&ハリケーンウィザードリング+サンダーウィザードリング@仮面ライダーウィザード
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
0:暴走中
1:この仮面ライダーの力で二人はわたしが守るよ!!
2:元の世界に戻れても、ネウロイに落とされたあの場所に逆戻りする羽目になる気がする…。それなら首輪を外す方法探しながら、脱出手段を見つけちゃえばいいよね!
3:トゥルーデの身体が…!!悪用されてないことを信じるしかないよね?
4:他の良い参加者と会えて色々話せて良かった!!色々話し合えたし、運が良かったかも
5:もし操真やトゥルーデ、そして今いる仲間の仲間が殺されてたら…わたしは主催を許さない。
[備考]
※参戦時期は「RtB」ことストライクウィッチーズ ROAD to BERLINの6話「復讐の猟犬」にてネウロイに撃墜された後からです。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
※晴人のアンダーワールドに巣食うウィザードラゴンの意識は封じられてはいませんが、ハルトマンとコミュニケーションを行う事は基本的に出来ません。
※操真晴人の肉体の参戦時期は「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」以降です。また経歴の記述については、正史(確定してるのはウィザード本編、MOVIE大戦アルティメイタム、戦国MOVIE大合戦のウィザードパート、小説 仮面ライダーウィザード)以外の作品にも触れられているようですが、具体的にどうなっているかは後続にお任せします。
※T2ウェザーメモリに適合しました。が、本人の意思とは無関係に変身した為、暴走しています。
[身体]:操真晴人@仮面ライダーウィザード
[状態]:ウェザードーパントに変身中、ダメージ(中)、胸部にダメージ(大)、疲労(大)、暴走
[装備]:T2ウェザーメモリ@仮面ライダーW、ウィザードライバー&ドライバーオンウィザードリング&ハリケーンウィザードリング+サンダーウィザードリング@仮面ライダーウィザード
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
0:暴走中
1:この仮面ライダーの力で二人はわたしが守るよ!!
2:元の世界に戻れても、ネウロイに落とされたあの場所に逆戻りする羽目になる気がする…。それなら首輪を外す方法探しながら、脱出手段を見つけちゃえばいいよね!
3:トゥルーデの身体が…!!悪用されてないことを信じるしかないよね?
4:他の良い参加者と会えて色々話せて良かった!!色々話し合えたし、運が良かったかも
5:もし操真やトゥルーデ、そして今いる仲間の仲間が殺されてたら…わたしは主催を許さない。
[備考]
※参戦時期は「RtB」ことストライクウィッチーズ ROAD to BERLINの6話「復讐の猟犬」にてネウロイに撃墜された後からです。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
※晴人のアンダーワールドに巣食うウィザードラゴンの意識は封じられてはいませんが、ハルトマンとコミュニケーションを行う事は基本的に出来ません。
※操真晴人の肉体の参戦時期は「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」以降です。また経歴の記述については、正史(確定してるのはウィザード本編、MOVIE大戦アルティメイタム、戦国MOVIE大合戦のウィザードパート、小説 仮面ライダーウィザード)以外の作品にも触れられているようですが、具体的にどうなっているかは後続にお任せします。
※T2ウェザーメモリに適合しました。が、本人の意思とは無関係に変身した為、暴走しています。
【ゲンガー@ポケットモンスター赤の救助隊/青の救助隊】
[身体]:鶴見川レンタロウ@無能なナナ
[状態]:人の身体による不慣れ、高揚している、精神疲労(大)、自分への強い苛立ち、手にダメージ
[装備]:八命切@グランブルーファンタジー、シグザウアーP226@現実
[道具]:基本支給品×3、近江彼方の枕@ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、タケコプター@ドラえもん、サイコロ六つ@現実、肉体側の名簿リスト@オリジナル
[思考・状況]基本方針:イジワルズ特別サービス、主催者に意地悪…いや、邪魔してやる。
1:今はここから離れる。
2:イジワルズ改めジャマモノズとして活動する。
3:ピカチュウとメタモンには用心しておく。(いい奴だといいが)
4:木曾のメモのこと、覚えておかないとな。
5:こいつらを見るとアイツ等を思い出すな…(主人公とそのパートナー達の事です)
6:何でオレが付けた団名嫌がるやつ多いんだ?
7:カイジのやつ、何でメタモンの事を聞いて来た?
[備考]
※参戦時時期はサーナイト救出後です。一応DX版でも可。(殆ど差異はないけど)
※久しぶりの人の身体なので他の人以上に身体が慣れていません。
代わりに幽体離脱の状態はかなり慣れた動きができます(戦闘能力に直結するかは別)。
幽体離脱で離れられる射程は大きくても1エリア以内までです。
※木曾から『ボンドルドが優勝を目的にしてない説』を紙媒体で伝えられてます。
(この都合盗聴の可能性も察してます)
[身体]:鶴見川レンタロウ@無能なナナ
[状態]:人の身体による不慣れ、高揚している、精神疲労(大)、自分への強い苛立ち、手にダメージ
[装備]:八命切@グランブルーファンタジー、シグザウアーP226@現実
[道具]:基本支給品×3、近江彼方の枕@ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、タケコプター@ドラえもん、サイコロ六つ@現実、肉体側の名簿リスト@オリジナル
[思考・状況]基本方針:イジワルズ特別サービス、主催者に意地悪…いや、邪魔してやる。
1:今はここから離れる。
2:イジワルズ改めジャマモノズとして活動する。
3:ピカチュウとメタモンには用心しておく。(いい奴だといいが)
4:木曾のメモのこと、覚えておかないとな。
5:こいつらを見るとアイツ等を思い出すな…(主人公とそのパートナー達の事です)
6:何でオレが付けた団名嫌がるやつ多いんだ?
7:カイジのやつ、何でメタモンの事を聞いて来た?
[備考]
※参戦時時期はサーナイト救出後です。一応DX版でも可。(殆ど差異はないけど)
※久しぶりの人の身体なので他の人以上に身体が慣れていません。
代わりに幽体離脱の状態はかなり慣れた動きができます(戦闘能力に直結するかは別)。
幽体離脱で離れられる射程は大きくても1エリア以内までです。
※木曾から『ボンドルドが優勝を目的にしてない説』を紙媒体で伝えられてます。
(この都合盗聴の可能性も察してます)
※10tと書かれた巨大なハリボテハンマー@ONEPIECE、ハードガーディアン@仮面ライダービルド、超硬質ブレード@進撃の巨人は破壊されました。
※ハナハナの実@ONE PIECEはロビンが食べました。
※ハナハナの実@ONE PIECEはロビンが食べました。
※ゲンガーがどの方角へ向かうかは後続の書き手に任せます。
【ハードガーディアン@仮面ライダービルド】
難波重工が開発した重装仕様の機械兵。
全身に重装甲・重武装化が施され、シールドクローやガトリングガン、ミサイルポッドなどが装備されている。
増設された戦闘AIユニットによって戦闘に特化しており、戦闘能力は単体でもライダーシステムに匹敵する。
鵜堂刃衛に支給された。
難波重工が開発した重装仕様の機械兵。
全身に重装甲・重武装化が施され、シールドクローやガトリングガン、ミサイルポッドなどが装備されている。
増設された戦闘AIユニットによって戦闘に特化しており、戦闘能力は単体でもライダーシステムに匹敵する。
鵜堂刃衛に支給された。
【圧裂弾@仮面ライダーアマゾンズ】
4Cが扱う対アマゾン用の兵器。
一撃でアマゾンを確実に粉砕する威力を持ち、一体のアマゾンに命中するとそのアマゾンから弾丸の中の起爆性が非常に高い成分が拡散され、他のアマゾンにも命中し大爆発する。
その脅威的な破壊力から、市街地での使用は基本的に禁止されている。
鵜堂刃衛に支給された。
4Cが扱う対アマゾン用の兵器。
一撃でアマゾンを確実に粉砕する威力を持ち、一体のアマゾンに命中するとそのアマゾンから弾丸の中の起爆性が非常に高い成分が拡散され、他のアマゾンにも命中し大爆発する。
その脅威的な破壊力から、市街地での使用は基本的に禁止されている。
鵜堂刃衛に支給された。
【筋斗雲@ドラゴンボール】
悟空が亀仙人やカリン様からもらった、意思を持つ神聖な雲。
以前は至る所に沢山あったらしいが、清い心を持っているものしか乗れないため、ほとんど見かけなくなった。
元は巨大な雲塊であり、悟空が乗っているのは、その切れ端。
銃などで吹き飛ばされると一時的に消えるが、呼べばまた現れる。ただし、魔族に破壊された場合は完全に消滅してしまう。
当ロワでは誰でも乗れるが、最高速度と上昇可能距離に制限が掛けられている。
童磨に支給された。
悟空が亀仙人やカリン様からもらった、意思を持つ神聖な雲。
以前は至る所に沢山あったらしいが、清い心を持っているものしか乗れないため、ほとんど見かけなくなった。
元は巨大な雲塊であり、悟空が乗っているのは、その切れ端。
銃などで吹き飛ばされると一時的に消えるが、呼べばまた現れる。ただし、魔族に破壊された場合は完全に消滅してしまう。
当ロワでは誰でも乗れるが、最高速度と上昇可能距離に制限が掛けられている。
童磨に支給された。
66:軋む世界 | 投下順に読む | 68:Another day comes |
時系列順に読む | ||
55:蠍の剣士、厄災となりて。 | 伊藤開司 | GAME OVER |
38:分かつ希望の光、輝くのか、消えるのか | ニコ・ロビン | GAME OVER |
ゲンガー | 74:Life Will Change(1st) | |
エーリカ・ハルトマン | ||
41:妹が書いた痛いSS『エロネード』 | 絵美理 |