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"絆"の言葉
ある人は、魅力のある誰かに出会うと、友達になろうと言った。
一人よりも二人、二人よりも三人。大勢のほうが楽しくなるから。
そして敵であれ、仲間を裏切る者はには、本気で腹を立て、
一度仲間と認めた者のためには、たとえ拒まれようが命を懸けて戦う。
一人で歩くことはできないし、一人で生きていくこともできない。
人生を支えるもの。
それが絆だ。
「ここが最高のオアシスさ!」
カオスが落ち込んでる際の励ましの言葉。
そう、こここそが最高のオアシス。
「ブラスター!」
カービィとの合言葉。
フォックス・ファルコが反応するので大失敗。
「今の俺には…その仲間が、ちゃんとついてる」
追跡者戦闘中、孤独でないことへの訴え
「無理に信じろとは言わないし、許さなくてもいい。ただ君を傷つけてしまったなら、本当にごめん」
浅花の誤解を解くために放った言葉
サンデーから攫われた
レインドのことを聞き、決意した瞬間
「―――…『信じる 力』か……俺を信じて待ってくれている人が居るん だ、俺も―――信じなきゃ」
ゼネア戦において窮地に追い詰められた際の言葉
彼にとって信じるとは大切な人達のために生き抜くための覚悟なのかもしれない。
「本当の無限の力ってのは、人と人との繋がり、その心や愛、絆なんだ。」
『
Lemniscate』より。
たった一人で、世界に恐慌を齎す無限の力の権化・
インフィニットと対峙してきたアオ。
これまで多くの人たちと繋がってきた彼は知っていた、一人では決して得られない、無限大の可能性を。
彼のこの言葉を聞いたある少女が、後にそのインフィニットを救うことになろうとは、当のアオ本人も知る由はなかった。
「大丈夫だ。例え義理でも、俺の子は簡単に死んだりしねぇよ」
カオルへの励まし
「サンキュー(三球)アオ…」
アオとのデート中、三球目彼のバントフライをアオがホームランを打った時にいった台詞
「『過去(俺)』に囚われすぎちゃあ肝心の『未来』が見えやしない。一緒に『未来』観てくれるやつが必要だ。」
『
閃劇のリベリオン』より。
クロリアーが暴走した時、罪剣と最も縁のある彼が始末するべきだという者がいた。
それに対し彼は、過去の存在である自分では救えない。だからこそ未来に託すべきだと氷冬たちに力を貸すことを決心した。
「どうやら私は間違っていたようだ。記憶の鍵穴はここではない……
皆の心にあるのです。ですから私はその心に鍵をかけましょう。いつか想い届くまで」
『
記憶喪失編』より。
世界のリセットの直前、出演者の心に鍵をかけ、全ての記憶を消す時、彼はこの世界の素晴らしさに改めて気づく。
「俺の知らぬ間に、アンタ。かっこよくなったな」
久しぶりにカオスに出会った時に言った一言。
こんな名言を残すアンタの方がかっこよくなったよ。
「・・・元気じゃない時は、笑顔にさせてあげる事が私達に出来る事よ。 」
のんのαが
林檎姫の元気がないと教えてくれた時に返した言葉。
「レインド…今…そっちいくぜ 」
タイムリミットの言葉
「ここで捕まったら御先祖様に合わせる顔がねぇや!」
両津達に追い詰められそうになったルパンが放った一言。先祖思いの良いやつ。
ここで言う御先祖とはアルセーヌ・ルパンだろうが、先祖と言うほど年は離れていないのだが・・・
「……後世に伝えてやんよ……お前等の輝いた生き様をな。」
影丸との激戦を終え、息絶えた彼への敬意を含んだ最後の言葉。
戦士は戦った相手の顔を、そして生き様を決して忘れない。
「弱え野郎は……人ん命を平気で奪う事ができる…!だがよ―――――――人ん絆は絶対に奪えねえぇッ!!」
カオスホールを襲撃し多くの命を奪い非道を尽くした
ロングに、怒りを込めた拳でとどめをさすモララー。
本当に強い者は強さも弱さも知っている。
「…一つだけ恐れてた事がある。それは、"独り"になった時だ。
過ぎていく日々を「ただただ過ぎていくだけだ」と思っていたのは、俺が孤独だったから…
あの日、お前たちに会ったあの日から…そんな事を思わなくなってしまったのは、お前たちが俺の孤独を受入れてくれたからなのかなぁ…。
独りだって思ってた今までは、きっと独りじゃなかったんだと思う。
サンキューな……俺を、受け入れてくれて―――」
己の本当の弱さを越えたモララー。
彼の孤独で空いた心の穴を埋めたものは、共に笑い、共に戦った者たちの温かな手だった。
「あんたとの"絆"も、俺には『希望』だよ。」
最大の強敵にして好敵手の
ユークを打ち破った後、絶望を説く彼への最後の言葉。
敵も味方もみな等しく、出会った者たちと培った絆こそ、モララーにとっては何にも代えがたい『希望』だった。
「自分を見失ってしまって何もかもを忘れちまいそうになった時…そん時、無理に自分を思い出す必要なんかねえんだ。
この世にたった一人だけでもな…アンタのことを知っている人がいるからだ。
そいつの記憶の中にアンタがいる限り、アンタは失ったりしねえ。そのことだけは、忘れんじゃねえぞ。」
自分と同じく記憶喪失になってしまったルイージへの励ましの言葉。
「それはお前が、大切なものを守ろうとしたからだ
誰かに守られた者が、今度は、誰かを守るために立ち上がる。その正義が、愛が…人の信じる心を強くする
そこに、お前がなりたかった「仮面ライダー」がいる。…俺はお前を信じている
新たなライダーとしてじゃなく…ブン、お前自身をな」
『
復活の「R」 ~in the Reincarnated world~』より。
自分に力を貸してくれた理由を問うブンに告げた言葉。
かつて憧れのヒーローになることを夢見て、そしてその為に大切な事を自分自身で見つけ出した少年に
彼は愛と正義のヒーローとして微笑んだ。
「いろんなことがあったけど、やっぱり、こういう時って感じるよね」
「…「友達」でいてよかったって」
『
閃劇のリベリオン』より。
ずっと互いに支え合ってきたフーナとスカーフィに対し、改めて零した友への感謝の言葉。
「ああ、確かにそいつは"独り"だ。家族を失い、愛人を失い…その喪失の中でもがき苦しんできた。
だがこの男は、誰にもその悲壮の顔を見せることなく、孤独に耐えながら皆を愛し、そして励ましてきた…誰より強い男だ!
そして今のこいつは数えきれない「朋」を手に入れた。
こいつはもう…"独り"じゃない。誰かを愛し、手を差し伸べる"一人"になったんだ!」
フリードラマより。初めて出会う住人に明かされたヒロの過去。
家族を失い悲しみの表情を浮かべる彼の背を支える様に、通りすがりの仮面ライダーは激励した。
「人は生まれてから死ぬまで一生孤独なんてことはあり得ない。
生きていれば、必ず誰かと繋がる。俺たちは、そうやって一期一会の出会いから繋がった「朋」だ。
お前にはたくさんの繋がりから生まれた「朋」がいるってことを覚えておけ!!」
上記に続くヒロへの説教。
失うものばかりに目を向けるだけではいけない。今の自分にあるものを気付かせてくれた強い言葉。
「お前は全てを救い出す『鍵』となる。だが鍵を差し込むには誰かの力が必要なんだ。…もうわかっているだろ?」
「これが…俺とお前の力だ!!ヒロ!!!」
『
黒い劇場』より。
時に戦い、時に手を取り合い、彼らは物語の垣根を越えてかけ続けた。
そして今彼らが成すべきこと、それは目の前にいる誰かを救い出すことだ。
「大事な人が近くにいてくれる…それだけでろろんはね、こんなに"しあわせ"な気持ちになれるんだ。」
『
しあわせのみらい』より。
幸せを追い続けていた少女が見つけだした本当の幸せは、いつも傍にあった。
「あの子、初めて私達を見た時、すっごくキラキラした目をしてたじゃない。もし私達と出会っていなかったら………あんな顔、してないと思う。
ほんの少しも力になれなかったなんて、そんなことない。少なくとも私達は、一緒にいることができる。」
「…〝一緒にいた時間〟がある。 」
誰かのために悲しむ優木せつ菜のことを、同じように悲しむヒロに向けて放った言葉。
誰かの為に自分ができることは何か…
様々な答えはあれど、これまで多くの時間を旅してきた彼女らしい答えであった。
「俺が消えようが、凶作が消えようが、どちらにしたって『哀しい』ことには変わりねェよ。
俺はあんたと知り合っちまった以上、その消失に哀悼を表することになる。」
『
Back to the Chaos 2024』より。
格闘技術を全て受け継いだ正統後継者「虹村凶作」への言葉。
邂逅を果たしたばかりで素性も知るはずのない人物に対しても、
目を合わせ、言の葉を交わしてしまった以上はどんな人であろうとも"絆"は結ばれてしまうものである。
「メタトンさん……「今のあなた」のことも、私たちは忘れませんよ。
たとえこの時代が、あなたにとって望まれたものじゃなかったとしても……」
「それでも…… 「私たち」にとっては、一つの思い出なんですから……」
『
Back to the Chaos 2024』より。
時間改変の影響を受けてしまった地下世界のスターへの追悼。
たとえそれが本人にとって望まれぬ歴史だったとしても、その出会いもまた紛れもないリアルなのだから。
「トランクス、よく覚えておくんだ。歴史は未来へ積み重なる"記録"だ、無駄なものは何一つとして存在しない。
例え正しくないからと排斥されたとしても、それを覚えている君の力になってくれる 」
『
Back to the Chaos 2024』より。
未来を生き抜こうと足掻く戦士の格言。
たとえ消えるべき歴史であろうとも、そこに生きていた証を誰かが覚えている限り、どんな瞬間も無駄なことなどありはしない。
「たとえ夢半ばにその命が潰えることになろうとも…その意志 / 遺志は、誰かに託すことができる。
自分の努力が報われないことなんてない。それはきっと必ず、他の誰かに勇気や希望を与える。」
『
Back to the Chaos 2024』より。
報われない未来を生きてきた歴戦の戦士の言葉。
無念の内に倒れることがあったとしても、その想いを受け継ぐ者がいつか必ず拾ってくれる。
そうして人の絆は脈々と紡がれてきたのだ。
「バカ言え。先輩の背中には後輩がいるからな!」
『
LAST RESORT』より。
後輩にして同じ仲間である
アサギへの返し。
頼り、頼られる仲故の絶対的な信頼を持つ彼らに、死角はない。
「これまでも、これからも…貴殿が選んだことが、たとえ世界や人間にとってどれほど迷惑がかかることだとしても、
その行為が…貴殿が成し遂げたいと思うその意思が、やがて何かの救いになるというのなら、
拙僧はその心を信じよう」
『
LAST RESORT』より。
「師」は「弟」を導き、そして時に、その心意気を信じ抜く。
「だから…またいつもみたいに突っ走ってくださいよ
倒れそうになったら、そん時は頼れる後輩が後ろから掴んであげるんで…♪」
『
LAST RESORT』より。
路頭に迷いかける先輩に、後輩は笑顔で支える。二人の信頼関係はここに極まれる。
「俺を支配できるのは、ここに焼き付いた約束だけだ……!」
『
LAST RESORT』より。
洗脳を齎す権能を持つ敵に、青年は不屈の炎を滾らせる。
何者の干渉だろうと、いつか大切な人と交わした契りを掻き消すことなどできやしない。
最終更新:2024年04月11日 17:47