ロロ・ランペルージ

概要

私立アッシュフォード学園に在籍する男子高生で、秘密組織「ギアス嚮団」から機密情報局(機情局)に派遣された工作員。ブラックリベリオン終結後、シャルル皇帝のギアスにより妹・ナナリーとの記憶を改竄されたルルーシュの弟役兼監視役として演じており、ルルーシュが記憶を取り戻した際の抹殺及びC.C.の捕獲を命じられている。

幼少期にV.V.に拾われ、V.V.と契約して得た「時間を停止する」ギアスを使いギアス嚮団で暗殺を生業としていた。表面上は任務に忠実で冷静に振舞っているが、養親のV.V.からも愛情を注がれず孤独で望まぬ戦地で派遣されている。普通の生活を送れなかった故に感情表現と人間関係が苦手であり、心の底では「自分の居場所」と「無償の愛情」を強く求めている。この願望故、ルルーシュとの偽りの兄弟関係でありながらも次第に情が移り、学園での穏やかな生活に居心地良さを感じ、無意識のうちに「この生活が自分の居場所」と考え、心からこの幸せの日常が続くことを望むようなっていた。ルルーシュから誕生日プレゼント(本来はナナリーのものだが)とした貰ったロケットは想いの象徴であり、並々ならぬ思い入れがある。

記憶を取り戻したルルーシュにその出自を看破され、見せ掛けの絆に籠絡される事で機情と嚮団を裏切り、黒の騎士団に加入。だが、ルルーシュが特別な感情を見せるシャーリーと実妹・ナナリーには心底強い嫉妬を抱き、同時に「僕と兄さんとの時間を奪う人間」と必要以上に恐れ、敵対する。ルルーシュから偽りの約束を交わして以降、思慕の情は次第に兄への独占欲に染まり始め、聞く耳を持たずにシャーリーを衝動的に殺害し、ブラックリベリオンに紛れてナナリーも殺そうと目論んだり、「彼女達を失えば、兄さんは僕に愛情を向ける」という理由で愚行を重ねた。愛情を求める純粋さと他者の命を躊躇なく奪う冷酷さが出生等で入り混ざり、ルルーシュ絡みで誘発させる形となった。そして、暴第二次トウキョウ決戦におけるフレイヤ爆発でナナリーが生死不明になり、ルルーシュを慰めるも、手持ちのロケットを目にし激昂したルルーシュから憎悪の念を怒号で突き付けられ、完膚なきまで拒絶される。

「唯一の居場所」を失い絶望する矢先にも、シュナイゼルの策によって黒の騎士団が独断でゼロ粛清が決行し、自分がルルーシュに対して行う行動が2人の運命を決定付けた。

死因

「兄弟の絆」を捨てきれず、ルルーシュが黒の騎士団に粛清される寸前にも救出。兄を連れて蜃気楼を奪い逃亡し、兄に静止を求められるが拒否し、追手のKMF部隊を阻止する形でギアスを酷使続ける。全ての追手を振り切った後、森に機体を着地させ、瀕死の状態に陥るも、ルルーシュは「愛情が本物」だと悟り自分を「弟」として認め看取る。その言葉に笑顔を見せながら息を引き取った。
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最終更新:2025年01月27日 02:31
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