前書き
一念発起し、初レポ上げてみる事にしました。
何分、HTMLも碌に書けない筆者の事。
見難い点等もあるかも知れませんが、ご容赦下さいませ。
基本ルール
・難易度不死
・サイズ、速度標準
・パンゲア
・指導者ランダム
・ノーロード&ノーチート
……てな感じで、戦術とかは引いた指導者次第で。
ヌルプレイヤーだから、普段金融ばっか使ってるのは内緒。
でも、見栄張って今回はランダム。勝てるかは……
そういう訳で、早速スタート
おお、アウグストゥス。立地も結構いい感じ。
使った事無いんだけど、確かローマだから、プラエラッシュが最強か。
レポするなら、魅せるプレイが必要だよなーと。この時点で、ラッシュを決意。
一応、ヤッテルガーとしては、某帝の如く、権謀術数で魅せてやるぜ!
戦争ヘタな癖に、実に息だけ荒い。人、それを無謀と呼ぶ。
閑話休題。
一つ目のお菓子小屋で石工術。
二つ目のお菓子小屋で青銅器。
見ての通り、首都には石がある。怖い位についている。
不死では珍しすぎる展開に、心が弾む。
だけど、この位にしといてくれよな。あんまりバカツキだと疑われっから。
……だけど、アレ? 何だろう、コレ。
BC3600カルタゴ・ハンニバルと遭遇。
BC3360オランダ・オラニエと遭遇。
BC3200バイキング・ラグナルと遭遇。
そこまでは、早かったが次が中々来ない。戦士で探索するも、国境が中々見えない。
戦わずして、十分に拡張が出来そうなマップの予感がしてくる。
えーと、勤労だし、石あるし。不思議ってもおkですか?
ていうか、BC3000年過ぎても、国境が見えない。
不思議っても拡張間に合いそうなんですが。
弓術は、獲得したが難易度は不死。それも周囲にAIの国境が見えない状態。後背は海の為、ある程度は安心だが、蛮族が山と沸くと鬱陶しい。七ターンで完成するとの事なので、BC2840年、万里の長城建設に着手。無事完成。
労働者を一人足し、二人の労働者で首都伐採。
開拓者を次々出す。北西の金、馬、絹、牛が将来的な都市圏に入る位置に第二都市アンティウムを、南西の絹三つと金が都市圏に入る位置に第三都市クーマイを建設。此方は川沿い、それも平原丘陵である。
尚、この時護衛もつけずに開拓者を動かし、蛮族弓兵から鬼ごっこしてたり。
数ターン第三開拓者を忘れて放置していた辺り、雑もいい所である。
BC1920、都市圏拡大の為に神秘主義を獲得。
すると、ストーンヘンジが残っている事に気付く。首都には石があり、十分な出力がある。此方も七ターン程度で完成するので、造ってみると。これも問題なく完成。
いいや、ピラミッドも建ててしまえと、建造開始。万里がある為、首都の戦士1以外は、全て文化圏外の歩哨である。第二、第三都市の無防備っぷりがたまらない。何せ、まだAIの国境が見えていない。
20T程でつつがなくピラミッドも建造。
再び開拓ラッシュに入る。
開拓の基本は、敵地に向けての拡張だが、距離の問題もある。生産性の高そうな地点を後背地に見つけていた事もあり、東の川沿い平原丘陵(資源馬、牛、香辛料)地点に第四都市ネアポリスを建造する。
更に止まらず、小屋が育った事で維持費の目処も立った為、第二、第三都市の南西、首都からかなり離れた地点に第五都市を建造。首都と第四都市の間、囲い込んだ地点に第六都市を建造する。
果たして、当初予測はピタリと当たり。我がローマは、完璧な拡張に成功した。
資源アイコンを出しておけばよかったんですね。
ごめんなさい。位置関係だけだけど、こんな感じ。
……魅せるプレイをしようと思った。
この私とて、折角、レポ書くんだから、権謀術数の限りを尽くした、血沸き肉踊る一大戦記に仕上げようと思っていたのだ。
でも、この拡張の挙句。首都にはヘンジ、万里、ピラミッド。
第二、第四都市は生産力も十分。金もある。しかも国境は遠く、特に問題になる気配が無い。
……妥協決定。
戦いが生むメリットが、余りに小さ過ぎる。
この立地、この指導者。文化勝利に余りに御誂え向き過ぎるのだ。
と言う訳で開き直って、不思議祭り。欲望の赴くままにBC550第二都市でシェダコン・パヤ、BC425第四都市でパルテノン神殿、遅れて首都でアレクサンドリア図書館を作り出す。
これまでのテクノロジーは、
農業→畜産→狩猟→弓術→車輪→陶器→神秘主義
筆記→美学→文学→音楽
所謂、内政屋御用達の美学ルートである。
今回は、お菓子小屋が神がかっていた為、大分余裕がある。
アルファベットは二ターン研究で交換取得。音楽の前提となる数学も美学で入手する。
ブーディカにここで恐喝を受けたので、恭しく差し出しておく。何せ防衛力は戦士数体に弓一体程度。ゴミもいいトコである。
銅は沸かなかったが、鉄は沸いた為、プラエを一体、斧を一体ダラダラと足す。
焼け石に水である。国境が見えている一番近いハンニバルが、何か戦争準備しているようですよ?
まぁ、腐っても不死。良立地にヌル展開でも不死。
当然、こんなアレなプレイをして、全く無事で済む程甘くは無いのである。
国境に集結するのは、剣士数体と斧若干のスタック。第一陣は、五体位の様子。やけに少ないが。
紀元前が終わる頃、このハンニバルがローマ帝国に宣戦布告。
「この世界は、二人が住むには、狭すぎる」。
後年、私は、この時の台詞に激しく納得する事になるのだが、それは余談。
国境の軍を見て、首都で遊んでいた唯一の遊兵プラエは、既に前線都市クーマイへ移動していた。クーマイは、先述の通り丘陵都市。守兵は、斧1プラエ1しかいないが、仮に相手のスタックが1・5倍だったとしても軽く守る自信はある。代議制の力で不満こそないが、死んでは元も子もない。奴隷制で市民をすり潰し、プラエと斧を製作。少し離れた第五都市にも、一応斧を緊急生産。首都は、相変わらずアレクサンドリアを造っている。
そんな中、ハンニバル軍第一陣が、クーマイ付近まで接近。
当然、攻勢をかけてくるかと思われたが……
哀れ過ぎる。所在が無い。
勝てない事を知っているのか、ハンニバルは宣戦を布告した癖に、一切の戦闘を行わない。
森にぽつんとスタックが居座り、無意味に補給費を無駄にしているだけである。
此方も付き合う義理が無いので、AD50大図書館完成と共に、首都は民族叙事詩を作り出す。
辛うじて前線都市だけは軍を作るが、すっかり内政モードである。
まぁ、アレク遅いのに取れている時点で、やっぱり今日はついている様子。
国境を接しているハンニバル、ラグナル、サラディンの内、戦争しているハンニバル以外はヒンズー教徒である為、自身もヒンズー教へ改宗。
AD175、今更、最後のAI家康に出会う。
AD250、第四都市ネアポリスでシスティナ大聖堂建設開始。大音楽家は、バランスを見て第二都市に定住する事にする。首都、第二、第四都市が全盛を迎える三大都市になる予定だ。
例によって例の如く、死なない程度に作軍しながらひたすら内政。
基本的には自由主義ルートを歩む。但し、科学者による技術取得は行わない。アカデミーを早く建造することによって、最終的な文化出力は8になるからだ。
ラグナルの動向に注意するも、先方も特に動く気配は無い。
主敵も他(ハンニバル)だし、国境問題も無いから平気だろう。
AD540、宣戦スパイラル怖いし、ハンニバルと停戦。絞りかすの文学を恵んでやる。
数百年戦っていたのに、一度の交戦すら起きなかった。何しに来たんだ、お前は。
AD600、最初に出た大スパイは実に数千年お散歩を続けていた。これを消費して黄金期。
組織宗教と、官僚制を採用。
AD680、ローマでサンコーレ大学を作り始める。8ターンだってさ。
AD700、すっかり友好国になったサラディンと取引。大陸の全容が判明する。
東にオラニエ、ブーディカ、家康。中央にバカでかい領土を持ったサラディン。北西にサラディンに続く領土を持った我等がローマ。南西の悲しい僻地をラグナルとハンニバルが分け合う格好だ。
確かに世界は狭すぎた。ハンニバルは、相当悲惨な領土である。
尚、家康とブーディカが仏教同盟。ローマ、アラブ、ヴァイキングがヒンズー同盟。ラグナルとオラニエはそれぞれユダヤと儒教に一人きりである。
スクリーンショットは、都合のいいのを撮り忘れてしまった。次のモノを参考にして欲しい。
AD780、第二都市アンティウムでアンコールワット建造開始。
AD820、こんな時期まで寡占技術のまま、第四都市ネアポリスでシスティナ完成。
AD860、ローマのサンコーレ1T差で失敗も、足した第七都市で図書館完成。図書館クエ成立。
AD960、哲学は一番乗りしている。アンティウムに岱廟完成。着々と文化体勢を整える。偉人調整とかはしていない。テキトーに為すがまま。運命を受け入れる。そういや労働者最初に造った三人しかいないみたいだよ?
AD980、ラグナルの誘いでカルタゴに開戦。まぁ、隣接していてもやる気はゼロである。
何時かのデジャヴである。都市付近まで来るものの、動かない。
但し、ハンニバルは、この時は、数ターンの後、特攻を敢行し、男を上げた。
AD1000、アンティウムでアンコールワット完成。
AD1020、自由主義取得。ナショナリズムを選び、ローマでタージマハル建造開始。
AD1050、やる気は無かったが、手持ちの兵力でどうにかなりそうだった為、ほぼ全軍が、クーマイを出撃。時代遅れのプラエと、斧合計8で、強襲。文化防御も長弓も無視して、カルタゴ前線都市ヒッポを占領。プラエ強ぇよ。
AD1070、マブダチとなったサラディンから大理石と神権王授を取得。ネアポリスでベルサイユ宮殿を造っておく。
AD1100、ハンニバルがラグナルに降伏。文化やる時の隣人としてラグナルは……
AD1160、ローマでタージマハル完成。満を持して表現の自由と、自由市場を採用。尚、商人偉人は、1T差でオラニエに取られている。
又、この頃から、ブーディカとサラディンの戦争が始まる。攻め込んだのはブーディカ。だが、今回のサラディンは、希望サラディン。圧倒的な国土から生まれるエネルギーは、世界一。
AD1340、ブーディカのバンツーがサラディンの前に陥落する。ていうか、飛び地だった。守れる筈が無い。此方の戦況は、同じ仏教同盟の家康がサラディンを強襲した為か、停滞。
AD1470、家康とサラディンがバチカン和平。ブーディカピンチか?
AD1540、オラニエから属国ワシントン誕生。
AD1550、準備は万端整った。普通選挙とカースト制を導入。
行け、唸れ。俺の文化。最終承認、スライダーオン!
……あれ? 文化400出てないよ?
……我ながら愚鈍であるが、実は、労働者三人に気付いたのはこの時だった。
言い訳をするなら、レポの為にメモを取ったりスクリーンショットを撮る事に気を取られていた。
小屋スパムが中途半端で、出力が上がっていない。ピラ代議による専門家経済のような形で研究を進めていた為、ビーカー的には誤魔化せていたのが禍した感がある。
が、まぁ、何とかなるなるの精神で文化勝利を目指す。
AD1595、ラグナルが戦争準備を始めた。信教の自由の所為で、ヤツとの関係は、不満は無いまで落ちている。ハンニバルを傘下に収めたヤツは、此方の倍以上は強い。
未だにおっぱいと戯れているサラディン先生に民主主義をあげて停戦して貰う。
防衛協定、防衛協定……と。野郎、職業軍人を持っていない。世界も持っていない。
仕方ないから自分で研究をする。無事、防衛協定成立。
隣人がラグナルでは、生きた心地がしない為、そのまま蒸気機関→大量生産まで研究する。
尚、大量生産の残りビーカー幾ばくかは、職業軍人を生かして先生から取得した。
AD1690、ラグナル・ハンニバル軍がサラディンを超えてオラニエを強襲。
AD1700、電撃的に一都市が落ちる。誘われたので布告。どうでもいい他人には冷淡なローマ。
勿論、本質的にはラグナルもどうでもいい為、布告だけして全くやる気は無い。
AD1745、国連決議でラグナルだけ停戦する。怖い。早く停戦したい。へたれ全開のローマ。
幸いにして数ターン後、無事に停戦成功。御代は30G。
AD1820、文化勝利まで後僅か。首都は全盛を達成し、第二都市がそれに続いている。第四都市はまだ少しかかりそうだが、テキトーでも生まれた芸術家が一人居る。1800年代中の達成は硬い所。
勝利への道筋が見えた時、突然その時はやって来た。
高らかに鳴る宣戦布告の呼び声。
相手は――ラグナル。どういう経緯だこれは、と思って確認すると。
彼の主敵のオラニエが、サラディンの属国になっていたらしい。サラディンの防衛協定に引きずられる形で、ローマは戦いの矢面に立たされる事となってしまったのだ。
何せ、ローマはカルタゴ、ヴァイキング両国と国境を接する隣国だ。文化勝利の為、研究を止めて久しい。しかし、この事態を想定して追加の研究をしていた事は奏功と言えた。
大量生産をもってオラニエから取得した鉄道。大量配備した機関銃兵が、敵軍を粉砕する!
……とか、言うと激戦が起きたみたいなのだが。実は、内実は異なる。
かなりのエネルギー値を溜めていた筈のラグナルなのだが、ローマの国境を越えた軍は少数で、襲撃は散発的だった。大量配備した歩兵機関銃兵の前に、SAMやら対戦車歩兵やらもってくるものだから、技術優位も全く生きていない。
頼みの長距離砲も、大量の機関銃の前にはお手上げ。
海軍戦力も、サラディン先生に駆逐されているのか、漁船が若干壊された程度。
こりゃ、勝ったな。
……と、思いきや。AD1840、家康が宣戦布告してくる。サラディン先生は、家康に国境を開放していない。陸路無いのに、どうする気なんだ。彼は。
AD1846、ラグナル侵攻軍を壊滅。有利な条件で停戦する。
AD1854、徳川侵攻軍上陸!
君 達 は 本 当 に 不 死 A I な の か ?
徳川遠征軍、全三ユニット。ライフル1、トレブシェット2。対する我が軍は……言うまい。
当然、即座に壊滅。
AD1862、第二都市アンティウムが文化全盛を達成する。
時同じくして、第四都市ネアポリスの文化が42000を数えた。面倒だから、何時も殆ど調整しない神頼みの芸術家。今回は、都合良く、二体持っているではないか。
ドーン、と炸裂して文化勝利達成。
正直、このゲームは、ぬるかった。
不死パンゲアで、ここまでしょっぱい展開も珍しい。
が、「不思議を建てまくるプレイ」も、やりようによっては十分高難易度で通用するのは、事実なのである。筆者は、良くコレを言うとヤッテルガー乙と嘲笑われるのだが、実は、こういう「しょっぱい勝ち方」が非常に得意なのである。結構、実用的に使えてしまうのである。
具体的に言えば、こういうプレイしてても十回に四~五回は勝っているのである。
大事なのは、決め打ちせず、臨機応変に状況を見て手を模索する事。
勝利への論理は一つではない。そして、勝利に貴賎は無いのだ。
……等と、魅せるプレイの出来ない自分を慰めつつ、今回のレポートを終了する。
読んでくれた皆に感謝をしつつ、少しでも参考になれば幸いに思う。
良ければ、コメント下さいネ。
セーブデータ(勝利時) http://wiki.rk3.jp/civ4/fileup/file/088.zip