2010/5/16のペリク鯖バックアップ

ローマを継ぐ者(2)

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ローマを継ぐ者(1)


ここまでのあらすじ


アウストラシアは隣国ザクセンから4都市を奪って8都市国家に成長。管理費がかさむせいでユニット維持費を全く払っていないのに科学税率0%でも赤字である。ジンバブエかこの国は。

膨張政策


ビザンツ帝国はバイエルン併合後も本領北への殖民を進め、東欧に巨大な版図を形成している。また西では南仏アキテーヌが北仏ネウストリアに対し優位に戦い、西部帝国の成立は時間の問題と思われる。アウストラシアは東西の帝国に対抗する手段として隣国の併呑を決意、西部国境ブルグント方面に兵を集めた。

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重弩兵14体、スイス傭兵3体、投石器4基に補給車を加えた総勢22ユニット。補給車というのはこの世界で唯一衛生兵の昇進を持つユニットであり、これ無しでは連戦がかなり困難になる。150ハンマーとなかなか高価だが生産する価値はある筈だ。

790AD、帝国はブルグントとの戦端を開く。長弓陣地への突撃は重弩兵数体の犠牲を強いたものの、数の力で攻略に成功する。続いてウィーンのすぐ南に位置するアルルへ進撃、796ADに陥落させた。

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またかねてより建設を進めていたケルンの英雄叙事詩が完成。3人目の偉大な将軍デ・ロイテルを同市に定住させ、LV4の重弩兵を量産する。尚この世界では英雄叙事詩の建設にLV5のユニットが必要。

ここに至ってブルグント王国も同業組合を入手、重弩兵の配備を進める。だが同じ重弩兵でも帝国のそれは練度と数で勝り、野戦での勝利を重ねて屍の山を築く。戦闘力9の重騎馬兵も重弩の敵ではない。帝国軍侵攻部隊はウィーン西方の都市ウォルムスに迫り、812ADに同市を占領した。

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3都市の攻略による帝国の損失は重弩兵4体とスイス傭兵1体。対するブルグント王国は31ユニットを失い戦力枯渇状態に陥った。帝国軍は王都オルレアンを次の目標に設定、重弩兵15体をウォルムスに集結させる。グンドバットの首を獲る時が近づいている。

だが。

横撃!


816AD、ブルグント王国がビザンツ帝国の保護国下に入る。それに伴いビザンツ・バイエルン両国がアウストラシア帝国に宣戦、直後バイエルンの重騎馬兵が東端の都市リューネブルグを電撃的に制圧した。ビザンツの都市を目指していた偉大な商人も同地で殺害される。

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バイエルンは自力の入植により敗戦の痛手から立ち直り、国力みなぎる軍事国家に変貌していた。そして宗主ビザンツの勢力は更に大であり、戦闘力12のUUカタクラフトをも擁している。急遽三正面作戦を強いられ苦境に立たされるアウストラシア。彼我戦力比の不利さは論を待たない所であり、唯一の活路は小が大を打ち破る戦略の中に見出される。すなわち自戦力の保存と敵戦力の減耗を第一の目標とし、時には拠点の放棄も辞さない遊撃戦略である。

818AD 帝国は占領したばかりのウォルムスを放棄、駐留していた主力軍団を引き抜いて帝都方面に移動させる

820AD 東端のオスナブリュックにバイエルン軍5ユニットが迫るが長弓兵の緊急生産により撃退

822AD 4人目の偉大な将軍が誕生

826AD ビザンツ軍、ランゴバルド王国領を通過してアウストラシア南西部に到達。カタクラフトがアルルに迫る

828AD アルル陥落、ウォルムスもブルグントの手に戻る

830AD 帝都メスの南東にバイエルン軍スタックが侵入。重騎馬3、投石4、補給車2

832AD ビザンツ軍、ウィーンに肉迫。カタクラフト12騎を含む24ユニット。守るアウストラシア軍は重弩兵15、スイス傭兵1、斧兵1。弓ユニット全員に都市防衛ボーナスあり。ウィーンの防衛度は20%で丘陵地。同ターンに20ユニットの突撃を受け、17勝1敗2分け

834AD バイエルン軍、帝都メスに迫り砲撃戦を展開。都市防衛度が0に低下する

836AD ウィーンで防壁を緊急生産。ビザンツ軍19ユニットが同市に突撃、全滅。メスを攻撃したバイエルン軍も壊滅。5人目の偉大な将軍が誕生

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838AD バイエルン軍5ユニットが帝国中部のオルデンブルグに接近

840AD オルデンブルグ籠城戦。全勝

アウストラシアは3ヶ国を相手に善戦した。816ADから840ADまでの戦績は75勝10敗。防衛志向の無料昇進が大きな力となり、籠城戦での大勝に繋がった格好である。だがビザンツの都市に対して反攻をかける力が無いのもまた事実であり、厭戦感情の増大は乏しい商業力を文化に割くよう強制していた。このまま継戦すれば帝国の財政破綻と落伍は不可避と判断、ウィーンをビザンツ帝国に割譲して和平する。

神聖ローマ皇帝を目指すカールと東ローマ皇帝のユスティニアヌス。東西ローマの後継者による争いは東の勝利で幕を閉じた。

バトル・オブ・フランス


東の帝国が領土の切り取り合いに心血を注いでいる間、西ではネウストリアとアキテーヌが全面戦争を繰り広げていた。フランスの覇権を巡るこの戦いは国土面積で勝るアキテーヌが優勢のまま推移、小都市ソワソンの陥落がきっかけとなり850ADを以ってネウストリアは降伏した。

翌ターンの852AD、アウストラシアはアキテーヌ・ネウストリアに対し宣戦。武力によって西方の安全を確保する事はビザンツ帝国への対抗上必要不可欠であり帝国の存亡云々、というかもう他に攻め込む先が無いのだ。身も蓋も無い動機の下出撃したのは帝国が誇る精鋭部隊32ユニット。中心戦力は古参・新参混合の重弩兵23体である。生産都市ケルンで朝も昼も夏も冬も戦時も平時も重弩兵だけを量産しているため必然的に数が膨れていく仕組みだ。ちなみにこの都市で訓練される新兵は入隊時からLV5なので大半の古参兵より練度が高い。

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修羅の軍団は殆ど抵抗を受ける事も無くネウストリアの王都パリに接近。アキテーヌとの総力戦で兵力を消耗したと見え、王都を守るのは長弓兵など旧式のユニット6体である。帝国軍投石器が都市の防備を粉砕、対弓兵特殊部隊が次々に襲い掛かり占領した。これによりネウストリアはキリスト教都市を全て失いイスラムに改宗。教皇から破門される。

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"キルペリク一世に対する教皇の評価が「サタンの手先」になりました"


ネウストリア軍は抗戦能力を事実上喪失、残る敵はアキテーヌ軍である。侵攻軍団は占領地に重弩兵2体を残して出撃、パリ南西のソワソンに向かい歩を進める。防衛隊を蹴散らしながら行軍速度がそのまま制圧速度となる形で862ADにこれを占領。勢い止まらず868ADには南のポワティエを攻撃。守備兵は重弩兵を含む12体とやや厚い布陣だったが練度の差は埋め難い。3ユニットの犠牲で攻略に成功、偉大な将軍も輩出した。

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開戦からポワティエ占領までの戦績は43勝9敗。アキテーヌは5都市、ネウストリアは1都市を残すのみとなり滅亡への秒読みが始まった。地味豊かなフランスを版図に加えればアウストラシア帝国の躍進は約束される。

が、またしても。

ローマ大戦


870AD、アウストラシアはビザンツ帝国の宣戦を受ける。どうやらアキテーヌの要請があった模様。属国のバイエルンとブルグントも自動的に参戦、5ヶ国相手の戦争に突入した。本領の危機を眺めながら遠征を続けるわけにもいかず、アウストラシア帝国はアキテーヌ帝国と一旦和平。これで先の対ビザンツ戦争とほぼ同じ状況になった。

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しかし今回は前回に比べて有利な点が3つある。
1つめは財政。市場や銀行を商業産出力の高い都市に建設、商人も雇用して金銭収入を増やした。その甲斐あって科学0%なら何とか黒字である。
2つめは治安。劇場と競技場をほぼ全都市に建設し、反乱鎮圧用の斧兵も配備済み。これで厭戦感情の増大にもある程度は耐えられる。
3つめは防備。前線になり得る都市のいくつかに防御施設を建設して籠城線に備えてある。防壁と城にシナリオ独自施設の高層防壁を加え、都市防御度を150%まで高めた。

開戦と同時にビザンツのカタクラフト4騎がアウストラシア領内に突入。スイス傭兵で迎撃し撃退する。ビザンツ・バイエルン共に本格的な侵攻にはまだ少し準備時間が必要らしい。来るべき大攻勢に備え、西部戦線の占領地から軍団の大部分を引き抜き領土中央へ向かわせる。

872AD、バイエルン軍14ユニットがアウストラシア中部に進撃。最新鋭ユニットの騎士を含むスタックである。この世界の騎士は戦闘力12と対近接+25%ボーナスを持ちカタクラフトより強力。同スタックは翌ターンに国境近くの都市オルデンブルグに肉迫、砲撃と突撃を仕掛けた。守備に就くのは近隣都市から集結した重弩兵10体である。12ユニットの攻撃を受け11勝。1敗は騎士によるものだった。退却する瀕死の騎士を斧兵が追撃、補給車もろとも破壊する。

880AD、帝都メスの南東にビザンツ軍27ユニットが侵入。西からも20ユニットが現れ一直線にメスを目指す。その後更に11ユニットの増援が南東に到着、メス周辺のビザンツ軍は58ユニットに膨れ上がった。主力のカタクラフトは18騎、重弩兵は15体である。

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884AD、決戦。ビザンツの総力が都市に襲い掛かる。防衛に当たるのは西部戦線から帰還した重弩兵24体とスイス傭兵3体。ビザンツは数でこそ勝るが攻城兵器を用意していない。150%の防御を持つ城砦都市が突撃する騎兵と歩兵を跳ね返し、アウストラシア軍の全勝という結果になった。7人目の偉大な将軍が誕生。その後再びビザンツの増援、鎚鉾兵を中心に11ユニットが西から侵攻するがまたも全滅。波状攻撃が一瞬、途切れた。

アウストラシアはこの機を逃さない。守りの手薄になったウィーンに保有重弩兵の6割を差し向け、突撃を敢行。892AD、2ユニットの犠牲を出しつつ同市を占領。レジスタンスは5ターン。

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896AD、ビザンツ軍10ユニットが帝都メスに接近。同時にウィーンの横にも15ユニットが到着。守るはやはり重弩兵。メスは城砦、ウィーンは丘陵の防御効果で戦いを有利に展開。攻撃部隊を壊滅させた。

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ビザンツによる宣戦からこの時点までの戦績は119勝12敗。厭戦率は約25%で文化税率は必要無し。保有ユニット数は80体、うち53体が重弩兵である。戦力比は依然厳しいままだが戦いは有利に進んでいる。

ここまでの戦闘成績:308勝39敗
偉大な将軍:7人
宗教評価点:126

ローマを継ぐ者(3)につづく


コメント

要望などありましたらどうぞ

  • 戦闘成績を詳細に数えてるのか?すごいな。と思う。 --
    - 続きが気になる、いいレポです! --
    - 敵ユニットに都市改善が荒らされたりはしないんですか?それとも遊軍を出してスタックになってないユニットを個別に対処? --
    - BtSのAIは都市攻撃を重視するので改善破壊には少数しか来ません。 --
    - サタンの手先・・・ --

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