2010/5/16のペリク鯖バックアップ

2006年05月27日開始マルチ (マリ視点)

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だれでも歓迎! 編集

2006年05月27日開始マルチ (マリ視点)


始めに

当初は5人で開始したゲームでしたが、いきなりの初期エラー。 鯖建て直しするも二人戻って来れず、そして一人追加で4人対戦となりました。

パンゲア
small
古代スタート
勝利条件はALL

ゲームスタート

文明は マリ 古代スタートなので、UUの恩恵があまり受けられないと不安に。 (実は、このUUのおかげで序盤で消え去る失態だけは免れた) スタート地点は、金に像に羊に香辛料おまけにカーブを描く河川。

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財政的文明には願っても無い立地、そして何よりハンマー見込みが大きいため迷わず工業都市へする事に。 東に海を臨み、北には凍土がチラホラ見える。 南方はジャングルや氾濫源が広がる地形、そこは経済都市と偉人都市を立てる事に決めいざスタート。 他文明は西に アメリカ ・南西に インカ ・南東に ロシア

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とりあえず最初に出会った アメリカ 、そして インカ にファーストコンタクト。 いきなり大胆に同盟を誘い出方を見てみる、 もちろん断られはしたがアメリカとは今後もまずまずの友好を気付いていけそうだ。 インカ は意外に奥手な外交姿勢であり、内政的な政策方針で当分は脅威にはならないと予測。 付かず離れずを保って行こう。 遅れて接触した ロシア とはこの時点ではまだ交渉をしておらず、当国は外交で少し遅れをとってしまう。

工業都市なのにぃぃぃぃ

古代スタートなので宗教はランダムで決まり、我が国にはユダヤ教がやって来た。 アメリカ だけ無宗教のままだが、ココは少しでも序盤の拡張戦に勝つ為に布教はしない。 我が首都は、工業都市としての地位を見せ付けるべくストーンヘンジ生産へ。 でも途中で気が変わってオラクルに変更♪工業都市だから余裕余裕♪(あぁ俺の馬鹿)

ココで最初の予測違い。 思わぬ敵が出現する、蛮族弓兵が4体来襲。

しかし、 マリ には最初からUU散兵が居るから大丈夫 でも、連続攻撃であっさり負けてしまうから大混乱 さらにワラワラと蛮族戦士までもが姿を見せる。 数が多すぎるって 不思議から散兵へ生産を変更するも、改善は破壊され生産力はガタ落ち。 その間に他国にオラクルを取られる始末。あぁー生産力が売りだったのに・・・・orz

ちょうどその頃、 ロシア の北を探索中だった斥候が蛮族斧兵に幾度も遭遇逃走を繰り返していた。 ロシア が全チャで斧兵の事を言ってたので北に2体の斧兵が居ると情報を教えたが、人の心配をしてる場合じゃない首都が首都がぁ。 苦心の末なんとか蛮族を追い払う。 マリ UUが序盤に登場するユニットで良かった・・・ しかし他国との差が大幅に開いてしまう

ここは途中で変更したストーンヘンジを完成させて少しでも追いつこう!

『アメリカが完成させました。』

ええ、僕の首都は 工業都市 です。

戦局を打破する為に、斧兵が欲しいが周りに胴が無い。 南方に一箇所だけある胴を目指して都市建設に向かうも、ギリギリの所で インカ に取られてしまう。 「えええい!ならば鉄だ!Iron Workingだっ!」

これが間違いの始まりだった・・・・馬持ってるじゃん像持ってるじゃん・・・建設か騎乗を研究しろよ俺 首都の北に鉄が沸いたから良かったものの、既に鉄器は他国が持ってる技術。 技術交渉も上手くいかず、 マリ は完全に立ち遅れて行く事になる。

カパックの作戦

さて、我が国の行き当たりばったり政策が遺憾なく発揮されてる頃、世界は二大勢力が他二国を挟む形で展開していた。 西の大国 アメリカ と、東の大国 ロシア 。 我が マリ は先の胴争奪競争に負け、そのまま中途半端な位置に第三都市を建設したため国土が縦に伸びきってしまい 一方の インカ は、南方の土地から北上する様に領土が広がっていた。

好感触な アメリカ は良いとして、国境を接してる インカ ロシア 。 この内どちらかとは友好を持たないと この二国にがっちり組まれた場合、我が国の南方国境は アメリカ の援軍到着を待たずして崩壊してしまう。 アメリカ ロシア と国境を接して無いので、下手すると一人で二国相手に応戦にもなりかねない。

そうする内にも、 アメリカ マリ vs ロシア インカ の雰囲気が次第に濃くなる世界

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たまらず、大国の代理戦争にも使われかねない同じ境遇の インカ に話を持ちかける

マリ 「大国に挟まれた我が国と貴国、共に密約を交わさないか?」 インカ 「アメリカとはどの様な状況だ?」 マリ 「アメリカとは友好を保てている、貴国はロシアとだろう」 インカ 「私に良い考えがある。貴国はアメリカ私はロシア、互いの宗主国から得た技術を密かに共有し力を得て反旗を翻そう」 マリ 「その案に乗りましょう」

話半分に聞いておく。 とりあえず、手始めに アメリカ から貰った技術Aを インカ の持つ技術と交換する

さっそく ロシア へ外交官を派遣し、 アメリカ から貰った技術Aで ロシア と直接技術交換。 アメリカ から得た技術を元に、これで インカ ロシア から計二つの技術を頂いた。 さらに、その技術で アメリカ と新たな技術を交換。 自国を中心とした技術回しに成功。 まずは少しでも大国との差を無くし、再度同じスタートラインに立とう。 しかしココまでやっても、やっと インカ を少し追い抜けた程度。2大国の潜在力を思い知る(やっぱり大不思議かぁーorz)

アメリカ:信用できる。とゆうより信用したい。マリの存続はアメリカの誠意頼み。
ロシア:一番怖い国。いざとなると、マリはアメリカを売るかもしれません。いや売るだろうなぁ・・怖いし
インカ:そこそこ信用できるが、同じ境遇だからこそ出し抜かなければいけない相手。共に反旗を翻すのは無理だろう。

意外な幕開け

あまり、他文明を欺いた技術回しも今の状況では自分の首を絞めるだけ。 大国の、特に アメリカ とだけはとにかく疑われず友好を続けておかなければならない。 アメリカ と通行条約を結び、 同盟国(属国)としての誠意を見せるべく貢ぎ物、真面目に外交を続け争いも無くせっせと内政に励む。

もちろん アメリカ vs ロシア の冷戦状態は続いてるが、どうも裏で技術交渉をしてるかの様な二国の所持技術。 一度疑うと、ますます泥沼に嵌ってしまう。

はったり外交を駆使して眠れる獅子を演じようとも思ったが、過去のマルチでの痛い失敗が思いとどまらせるw ならば、 アメリカ たる虎の衣を借る狐としてでも生き延びねば。 いや、 アメリカ にはひたすら弱腰ヨイショ外交で突き通し、 国際的には、 『普段はアメリカの影でヌクヌクしてるが、実は独立国家として強いマリ』 という印象を与えねば。 本気出せば、 アメリカ にだっていつでも噛み付きますよ?とかなんとかそんな感じの ちゃんと裏付けのある羊の皮を被った狼にならねば。なんちゃって外交は卒業しよう。 今のままじゃ羊の皮を被ったヤギ。 すげー弱そうで実際弱い。

政策一転、有事の際に アメリカ の協力無しでも戦えるよう または、軍事力を糧とした ロシア との対立融和策、対 アメリカ へとシフトチェンジした場合のロシアとの同歩調にも繋げられる軍備拡張に

今回唯一成功した将来計画だった。 工業都市である我が首都がその威力を発揮する ロシア はもちろん、 アメリカ にもすぐに見つからない場所へカタパルトを中心とした大規模部隊を編成 この時点で アメリカ に国力をかなり近づける事に成功

突如、響き渡る全チャ ロシア 「我が国は、アメリカへ 宣戦布告 する!」

とうとうキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!

ロシアが、マリへ宣戦布告しました。

こっちにキタ━━━━━('A`)━━━━━!

マリ アメリカ の51番目の州ナノデスネ・・・

アメリカ を攻撃するには確かに陸ルートだと、我が マリ 領土を通って西へ行かねばならない。 しかし ロシア マリ は通行条約を結んでいない。 通行条約を結んでいる インカ 領土を通れば済む話では無いのか?

などと混乱してるうちに、今度は インカ アメリカ が戦争を始めた。 こんな形で来るとは予想していなかった。 まさか、 ロシア アメリカ が結託してそれぞれ小国潰しに乗り出したのか?

とにかく アメリカ はこちらへは攻めて来ないと願い、全軍を ロシア 最前線の都市へ進める。

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いくら軍備を整えたとは言え、 アメリカ を警戒しつつ同時に応戦できる相手では無い ロシア は 相手は一世代上の兵種で攻めてくるが、早い段階で敵の騎士を倒せた事とカタパルト中心の編成が功を奏した。 ロシア軍が、我が都市隣接に移動した瞬間カタパルトで一斉に襲いかかる。 敵はすでに移動済みで撤退できず、一世代古いユニットでも留めを刺せる。 もちろん同じ手がいつまでも続く訳では無いが、敵の前線を確実に食い止める。 その間も首都ではカタパルト増産。 カタパルトの消耗戦になるが、首都の生産力は伊達じゃない。 ただ・・いつ、また ロシア が騎士部隊を持ち出してくるか・・その恐怖に脅えながら 二歩移動される騎士相手ではこの戦法は使えない。 カタパルトにとって天敵な上に、二次ダメージを与えるコチラからの攻撃ができない。ひたすら防御のみになってしまう。 途中でカノン砲へアップグレードし、さらに凶悪な部隊になるが、しかし防戦一方には変わりない。 ロシア も攻めてに欠き、膠着状態に陥って行く。

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一方の アメリカ vs インカ は全チャの内容から インカ の大敗退濃厚が伺える。 同じ小国としてココは助けるポーズを出したいとこだが、 アメリカ を切るわけにも行かず、 アメリカ から貰った技術を裏で回し応援する。

なおも ロシア の攻撃は続いているが、攻め手に欠けるのか時間稼ぎをしてるのか、、、次第に都市への砲撃だけとなり実際は平和な物へと色を変えて行く。 首都ではカタパルトの生産を辞め念願の不思議開発へ。

もちろん緊張状態は解け無い為、中の人へのプレッシャーと尿意が続く。

マリ 「そろそろ和平をしないか?」 ロシア 「我が同盟インカがアメリカと戦ってる限り、貴国との和平はありえない」

ロシア インカ からの信頼を僅かでも失いたくは無い様子 ただ、全く決定的な攻撃をして来ない為、膠着状態の時間を内政へ継ぎ込む為に インカ を利用してると思った方がいいだろう

インカ 捨てられるぞ・・・ ロシア の戦略の上手さに感心しつつ、こちらも アメリカ の目を出し抜いて今のうちに内政に励めるので悪い話じゃない

一応ポーズとして、 アメリカ インカ 双方へ和平仲介に行くも失敗。 いや、この場合成功か? もはや インカ の半ばヤケクソ気味な負け戦にも見える。 こうなると中々戦争は終わらない、そして ロシア も引き下がれない。引き下がりたくない。引き下がって欲しくない。

が、中の人へのプレッシャーと尿意は依然続く。

海へ

戦争は尚も続くが我が国は、恐らく ロシア も、膠着状態の裏で後方都市では内政に励む。 しかし、西方の戦いは激戦らしく インカ 領土が次々破壊されてる模様。 戦場の様子をこちらからは見る事ができず、 ロシア との前線を維持しつつひたすら内政・不思議開発。 マリ としては、この間に少しでも アメリカ に追いついておきたい。

インカ の降参が見え始めた頃、 ロシア にも僅かに動きが見え マリ も即応戦。 消化試合の様な小規模な衝突をした後、長かった戦争に終止符が打たれた。

ロシア マリ の国境は変わらず、一方の インカ はその大半を アメリカ に破壊されたらしく国力は一気に落ちていた。

ここで、世界情勢は   ロシア >> アメリカ >= マリ >> インカ

領土は圧倒的に ロシア アメリカ が広いが、先の戦争での膠着状態による戦力温存とその間の内政で アメリカ とほぼ変わらない国力にまで追いついた。 しかし、 マリ 国内はもう開発する所が無く、先を考えると侵略戦争無しには勝利は見込めない。 侵略相手としては、国土がさらに縦に細くなるので弱大化したとは言え インカ はありえない。 インカ 相手に戦力を使っただろう アメリカ を攻めるのも有りだが、 マリ と同じく戦力温存してる ロシア がさらに脅威になる。 アメリカ と結託して ロシア を攻めるしか手が無いのだが、 ロシア はUUのコサック騎兵目前。 今から侵略しても返り討ちに合うのは目に見えてる。先の防衛手段も騎兵相手じゃ厳しい。 インカ を交えた作戦を練りたいが、首を縦に振ってくれる程に インカ の戦力が整うのはまだまだ先だろう。

と、考えてる側から アメリカ インカ がまた戦争を始めた・・・・(ちょっとこの辺あやふや) (ロシアの中の人が補足: ロシア インカ に宣戦布告です。「”トロピコ”が欲しい」とインカが言っていたのでツンドラのみの都市をあげたのですが、当然「いらない、維持費でマイナスになってる」と言われたので破壊のため宣戦布告しました」

ところで、今回まだ見てない兵種がある。 海上ユニットだ。 もう石炭を見据えた流れ作業にも入ろうかという時期なのに、まだ誰も地球一周をしていないどころか先の大戦でも ロシア からの船は見て居ない。

・ロシアは南から北上する様に領土を拡張して来た
・ロシアの北沿岸はまだ開発不十分
・海上ユニットで攻めて来てない所を見ると、少なくとも北沿岸には港湾都市が無い可能性が高い

もう ロシア への侵略しか勝ち上がる道は無い 海上との連携作戦で行けば、コッサクを出してくる ロシア でもなんとかなるかもしれない とゆうか、それしか方法が無い

急いで開拓者を作ると、対 ロシア へ向けた軍港都市の建設へ着手。 てか俺も作ってなかった港湾都市・・・ ある程度カタチにしたらガレーと帆船を三隻づつ緊急生産。 アメリカ から技術を貰ってフリゲートとガリレオンにアップグレード。 即席海軍を創設。

ちょうどそこへ 「共にロシアを攻撃しないか?」 と アメリカ 断る理由も無いのでYES 軍備を整えるのでもう少し待って欲しい。 今回の海上作戦に加わる騎士部隊を量産。ここでも首都活躍。

ロシア 「技術を交換しないか?」

珍しく ロシア の方からチャンネルを開いてきた。 先の大戦で圧倒的な国力を誇りながらも、我が国の前線を崩壊できなかった事に少なからず脅威を持っているのか? いや、対 アメリカ への布石として インカ から マリ へと外交姿勢を変えたいのだろう。

マリ 「先の騙し撃ち、我が国は忘れたわけでは無いぞ。」

騙し撃ちと言っても全チャ布告の後すぐに攻めて来られたので、実際には普通に宣戦布告されたのと変わらない。 だが、ここは我が国に有利な交換案を引き出す為に強く出ておく。

と、思ったがあっさり引き下がられた。ミスった。

ここでようやく、 『アメリカが地球を一周しました。』

アメリカ 「次のターンでロシアに布告する」 マリ 「了解」

少し見切り発射だったが、ここは アメリカ と歩調を合わせておいた方が良いだろう。 都市の防御もそこそこに殆どのユニットを ロシア 国境へ向け出陣させる。

こうして ロシア との二回目の戦いが始まった。 今回は アメリカ との共同作戦、全てが上手く行くだろう。

しかし、この時すっかり忘れていた世界情勢を。 周りが見えなくなっていた。 マリ の未来の為に ロシア の土地を侵略しに行くのだと。

募る不安の中の進軍

どうやら アメリカ は海を使って、 ロシア の東海岸から攻め込むらしい。 この時、 アメリカ インカ とも通行条約を結んでいたので、 インカ 領土を通ったルートからも攻め込んでいたのだろう。 インカ が全チャで アメリカ 軍の国内横断を非難している。

余談だが、今回のゲームはターン時間がとても短く、外交画面を開いてじっくり交渉なんて事ができなかった。 チャットを使っての外交がメインになった為、個別チャと全チャの切り替えに失敗してか、 インカ アメリカ の情報がダダ漏れの場面を何度も見た。 ロシア インカ との繋がりを薄めたのも、この辺りが原因ではないだろうか?

我が マリ 軍は、カノン砲を中心とした銃ユニットとの混成部隊を三つに分け ロシア 国境に配置。 じわじわと ロシア 内へ入っていく。 あくまで初期陽動の為、一気に突撃はしない。 ちなみに アメリカ のユニットが二体程混ざっていた。

一方、騎士団を搭載した海軍を ロシア 北海上へ。 ロシア 海上はやはり手薄。 小さな港町が一つあるだけ。 しかし土地の開拓が薄すぎたのは予想外だった。 完全に捨て地、騎士団による後ろからの攻撃効果は多くは望めない。 アメリカ の攻撃効果を期待して、とりあえずココは港町だけでも潰しておく。 弓兵一体に守られた港町は上陸とともに破壊。 壊すべき改善がほぼ無い為、散発的な破壊に留まる。

前線部隊はなおもジワジワと前進、 ロシア の出方を見る。 アメリカ の攻撃に力を削がれてるのか完全に篭城のようだ。 騎士団を前線の真北まで南進させ改善を破壊、ココでようやく ロシア に変化が 篭城していたカノン砲が別の前線都市へと動き始める。

ここで一気に圧力を加えようとした所へ、一つの疑念が沸いて来た。 前線部隊に混ざっていた アメリカ のユニットが飛び出したのである。 戦ってる姿勢を マリ に見せるには充分、だが無謀すぎる。

大丈夫なのか? アメリカ は東海岸で強襲しているのか?

『アメリカとロシアが和平にサインしました。』

一気に不安が爆発した。 前線部隊に混ざっていた アメリカ 部隊は マリ の監視? インカ が何かをしかけた? ロシア の前線を崩す頃には マリ も無傷ではいられない。 ロシア マリ 双方に大きな損失が出るだろう。

しかし、 マリ は領土拡張以外に勝利への道は薄い。 戦争の緊迫状態で アメリカ との対話もままならず、疑念が最高潮に達した マリ 軍はそれでも前進するしか無かった。

ロシア の反撃、前線部隊の一つが孤立する。 南下した騎士団で圧力を加えるが、孤立部隊は崩壊。 半ば捨て身の突撃で敵の篭城部隊を削る、次ターン開始とともに間髪いれず止めの急襲。 ロシア の前線都市二つのうち、一つが堕ちる。 が、とても防衛できる状態では無く、やむなく破壊。

前線都市とはいえ、かなりの規模を誇っていた都市。 ロシア には痛い損失だろう。 一気に ロシア の国力が落ちる。

ロシア 「アメリカの逃げ切り勝利が見えたな」

ロシア の呟きが マリ にも響く。

ロシア 「このままではアメリカの単独勝利だ。そろそろ和平を結ばないか」 マリ 「我が国もアメリカには良くし過ぎた様だ。いいだろう和平に応じよう」

こうして二度の戦争を経て、 マリ は既存国力では二位に躍り出た。 しかし、領土拡張は国境を少し押しただけ。 そして、 アメリカ の勝利がより顕著となる事に。

黒い石

アメリカ に向けて。 ロシア インカ と共闘して マリ に反撃してくる事も考えられる。 とにかく限られた国土をフル活用し軍備をさらに増強しなければならない。

比較的静かに各国とも内政に励む時間が過ぎる。 時代は石炭に移りつつある、この後おとずれるであろう大戦に各国が野心を漲らせている。

期待していた ロシア からの共闘交渉も無く、 アメリカ ロシア 共に単独作戦へのシフトを伺わせる。 インカ がどこに着くかが問題だが、 マリ への協力は無いと思っていいだろう。

いち早く石炭へ到達した国は アメリカ ロシア 。 技術交換をしている?と思ったが、そうだったとしても マリ からは何もできない。 我が国としては絶対にペンタゴンを首都に建設したい。

宗教的特性を活かして公民を次々に変化させていく。 全都市を研究増加に向けて開発加速させていく。

『STEEL技術を会得しました。』

が、何も変わらない。何も起きない。

石炭が無い。

ロシア には一つ存在。 インカ にも一つ存在。 アメリカ には二つ存在。

その頃、 ロシア マリ の国境に アメリカ 軍が駐留してくる。 アメリカ との国境にもマシンガンが現れだして来る。

アメリカ 「共にロシアを攻撃しないか?」

YESと答えるしかなかった。

やばい事になって来た。 信用していいのだろうか? もし、対 ロシア と思わせる アメリカ の駐留軍が実はブラフだったら。 マリ へ宣戦布告した途端、駐留軍は通行条約を結んでいる インカ 国境に飛ばされる。 マリ 前線都市への位置はほぼ同じ。 アメリカ 国境側にも見えない位置に軍隊を待機させてるだろう。 アメリカ 国境付近の マリ 領土は手薄、完全に裏を取られる。 しかも相手は石炭ユニットだ。

アメリカ は内政さえ極めれば余裕で逃げ切り勝ちできる。 一番怖いのは三国同盟による対 アメリカ 戦線。 むしろそれは確実に起きるだろう。 その為にも今は マリ を切りたく無いはず、共に対 ロシア を撃ちだすのは解る。 が、先の様に即時和平を結ばれて マリ ロシア の国力減衰を狙ったものに終わるとしたら? となれば、我が国は ロシア と密約する必要がある。 二度の戦争で ロシア との外交はボロボロだが、 ロシア も首を縦に振らないわけにはいかないだろう。

しかし、石炭を アメリカ に譲ってもらわねばならない。 少しでも アメリカ に疑惑を持たれてはいけない。

インカ はまだ国内の石炭保有情報を、他国からの助言無しでは知らないはず。 しかし、 インカ に攻めて石炭を奪おうにも国土が長くなりリスクは増す一方。

とにかく、まずは石炭を譲ってもらうしか無い。

マリ 「石炭を一つ譲って欲しい」 アメリカ 「まだ待って欲しい」

解らない。待たせる理由が無い。 向こうから持ち出した対 ロシア 作戦。共闘する マリ の軍備確保の為、石炭は譲らねばならないはず。 ここで、 アメリカ への不信は決定的となる。 ロシア インカ と共闘して アメリカ を叩くしか無い。 しかし、その三国の中でも石炭の無い マリ の声は弱くならざるをえない。

再度、 アメリカ へ石炭を要望しなんとか譲ってもらえる事に。 渦巻く疑念の中、とりあえず今できる事 ペンタゴンの為に研究へ投入していた資金を、アップグレードの為に一旦停止する。 自国領土に石炭が無い以上、今後の開発過程が苦しくなるのは明白。 ペンタゴンは無理かもしれない。

しかし、我が国はどう政策を進めていいか解らず迷走。 舵も無ければコンパスも無い、ただただ波に翻弄され 淡々と時間だけが過ぎていく。

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そしてこのまま時間となり、現時点でのアメリカ勝利という事でゲームは終了した。

感想

今回のゲームは何と言っても序盤の行き当たりばったりな政策で、その後のマリの行くえが決まってしまった失態。 それから大国が小国を挟む国境になる地理的な要素が面白かった。 石炭が無かったマリは、このままゲームを続けていても八方塞で石油までもたなかっただろう。 対アメリカ同盟へシフトしても、二度の戦争や石炭の無い条件ではロシア・インカにすんなり受け入れてもらえるとも思えない。 一時的な共闘にしかならず、おとずれる戦後にマリの荒廃は見えている。

やはり小国同士の密約なんぞ、大国の前には翻弄されるだけの運命でした。。。。

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