OCC金融大陸その2
現状整理
ここまでは世界情勢を半ば放置してきたが、法律を秘匿する場合技術交換が殆ど不可能(唯一数学のみを交換に使い青銅器を入手)なのがその理由だ。
しかし今後は教育及び自由主義競争までは内政上の大きな転換点は存在せず、外交を考慮した戦略が取れるようになる。
ここで各文明について情報を整理する。
警戒度上限 10 必要既知率 20 参戦要請に必要な態度 満足
東の隣国。少し前に道教に改宗。
ロンドン北の蛮族都市を取ったが隣接国と認識しているのはイギリスだけの可能性が高い。
いつかは宣戦布告される危険性が高く要注意。
実質囲い込まれており経済的伸びしろは少ない。
勝利される可能性よりも、文化勝利に向かわれた時の文化押しが怖い。
満足で参戦してくれるが、参戦相手が自分だけという困った状況。
警戒度上限 10 必要既知率 30 参戦要請に必要な態度 満足
西の隣国。ユダヤ教宗主。
初期配置は恵まれていたと思うが、マンサに見事な囲い込みを決められ、あまり広くない。
平和度補正の近いワイナ、オラニエがヒンズー教、仏教を創始しており、外交状態が悪い。
王建同様、満足で参戦要請可能なので、番犬として利用したいところ。
現在手一杯だがイギリス方面には軍備増強はしていない。
最悪の敵のマンサに向かうと思われる。
警戒度上限 20 必要既知率 0 参戦要請に必要な態度 警戒
イギリスの北西に存在。仏教国。
カルタゴに見事な囲い込みを決め、スコア2位。
参戦要請の条件は低いが、対価の技術を確保するのがしんどい。
現状ではワイナにぶつけ得る唯一の候補。
警戒度上限 5 必要既知率 30 参戦要請に必要な態度 友好
イギリス北東に存在。ヒンズー教宗主。人口、面積、スコア全てでトップ。
加えてこちらの官吏取得と同時期に美学独占に成功、アレク獲得もほぼ確実と言える。
参戦要請は困難で邪魔をするのも難しい。
社会体制変更に必要な満足までは何とか確保したい。
警戒度上限 15 必要既知率 15 参戦要請に必要な態度 友好
ワイナのさらに東に存在すると思われる仏教宗主。スコアはマンサとほぼ同じの3位。
下位国にマイナスの態度補正が付くので友好になるのはほぼ不可能。
幸いマンサとワイナの間の蛮族都市を占領した為マンサに宣戦させることは可能。
警戒度上限 10 必要既知率 30 参戦要請に必要な態度 友好
大陸西端に存在。無宗教。
初期に部族小屋斥候で確認できた範囲では幅1マスの半島スタートと思われる。
スコアも頭ひとつ抜けて低い。
必要ならば外交関係を切り捨てる予定。
こうやって見る警戒度上限が意外と厳しい。
技術交換回数で12回(難易度補正により天帝の場合基本値*1.2)に大きな壁が存在するが、上位3国が今のままの場合は交換回数18回まで気にする必要は無い。
(ワイナの6回はどうやっても超えてしまうので。)
次に内政に目を向ける。下は官僚制の革命が終わった段階。
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その1のコメントで指摘されているが幸福問題が深刻。
ワイナやハンニバルとの関係上、国教を持ち続けるのはもう限界なので余計に深刻。
逆に衛生・食料面はまだトウモロコシを放置しており余力が大きい。
幸福と衛生のバランスがここまで崩れていると、解決には世襲政治かグローブ座が必要。
次に外交画面に目を向ける。
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ここで注目すべきは鋳金と通貨をまだ誰も開発していない点。
鋳金は通貨よりも重たい上に、今回の指導者ではハンニバル以外は経済系技術を最優先する。
よって、今から鋳金を開発しても十分交換に回せると思われる。
鋳金は6ターンで開発可能なようなので、鋳金で君主政治他を交換入手する方針で行く。
ハンニバル戦争
BC800ハンニバルがダレイオスに宣戦布告
ここで問題発生。ハンニバルがマンサではなくダレイオスに宣戦。
長弓前の時代でスコア差もあるので都市占領があってもおかしくない。
場合によっては鋳金+αで停戦介入も必要か。
BC750王建がハンニバルに宣戦布告
こちらより先にダレイオスが動いた。
鋳金はまだ開発中だが、今度はハンニバルを救う意味で停戦介入が必要だろう。
石工を持っていないので、王建の建設の有無は不明だが、視界内では火車は確認出来ない。
BC725鋳金を自力開発
BC725ロンドンにユダヤ教が伝来
この段階で鋳金持ちは王建のみで必要既知率の関係上技術流出の心配はない。
建設の交換入手の為に石工にビーカーを入れる。
因みにこの段階で通貨はハンニバルを除く五文明が所持。読み通りの展開と言える。
BC700石工を自力開発
BC675アルファベット、建設、君主政治、通貨を鋳金との交換で入手。世襲政治に体制変更
BC650ハンニバルに数学、君主政治、鋳金を渡してダレイオスと停戦。農業を自力開発
鋳金のばら撒きに成功。この段階で王建は既に建設を持っており、火車の投入は時間の問題。停戦が間に合って良かった。
ヌミディア騎兵は火車相手では弱体化UUなのがハンニバルのつらいところ。
これで戦局は泥沼化を期待出来(加えて立地上戦場の観察が比較的容易)、内政面でも当面の必要技術は揃ったので、一気に教育に向かう。
BC500紙を自力開発
BC475渇望クエストを達成斧兵を4体手に入れる
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ここでちょっと珍しい事態が発生。ハンニバル領の銅を文化押しで奪った結果、渇望クエストを達成したことになった。
文化押しでも構わないとは知らなかったので意外な発見。
幸福用戦士の生産が不要になり、平和主義なのでユニット維持費が発生。
BC350オラニエ公が王建に自発的に宣戦布告
BC350オラニエ公の要請でマンサが王建に宣戦布告
一見王建が詰んだ様に見えるが、ロンドン北の飛び地以外はこちらが通商を切ればハンニバル領経由の大遠征が必要。
遠征部隊が戦場に辿り着く頃には防衛長弓が出始めるだろう。
但しマンサは工学まであと8ターンとのこと。
(スパイポイントの関係で技術開発が分かる。)
トレビュシェット相手では防衛長弓も苦しいかもしれない。
場合に依っては停戦介入を行う。
自由主義競争へ
BC275(104turn)ワイナが法律を獲得
ついに法律の独占が崩される。
既に機械や封建制が技術市場に出回る中で、法律は良く耐えたと思う。
幸い独占を崩したのはワイナなのですぐに市場に流出することはないが、それも時間の問題だろう。法律の交換を意識する。
BC250ハンニバルと王建が自発的に停戦
BC225帆走を自力開発
BC225ダレイオスが法律を獲得
BC200暦獲得(法律と小銭でマンサと交換)
遂に法律が必要既得率を超える。
放っておいても勝手に広まるのでこちらから交換に出して暦を獲得。
プレイ中は法律の独占が崩れたことに気付くのが1ターン遅れた為、帆走の自力開発がぎりぎりのタイミングになった。
ハンニバル、王建間の戦争は都市を奪い合う激しい戦いの末に辺境都市ひとつをハンニバルが奪う形で決着。
BC125ロンドンにヒンズー教伝来
BC125ダレイオスが仏教バチカンを建設
BC100教育を自力開発
BC100ワイナが官吏を獲得
バチカン宗教は最悪の仏教。ダレイオスと上位3国のみが所持。
そしてこちらは待望の教育の開発が終わるが、なんとワイナが官吏の独占を崩す。
マンサの官吏開発も後五ターンとスパイが告げており、もはや官僚制による優位の消滅は時間の問題だろう。
そしてワイナは(当たり前だが)官僚制無しで官吏を7ターンで開発している。
官僚制採用後はもはやビーカー出力で対抗することは出来ない。
紀元前にして逃げの戦いがこれから始まるのだ。
その3に続く