2006年07月01日開始マルチ (ペルシア視点)
条件
5人対戦 パンゲア 小さい 古代スタート 勝利条件はALL
開始!
文明は ペルシア Civ3では猛威を振るった不死隊も何かこうぱっとしない国になったね。 でも拡張・創造志向はキライじゃない。何もなくても勝手に国境が広がるのは狭いマップは心強い。 初期位置には金、牛、ワイン、石材。氾濫原の土地。悪くない。というかコレは・・・いいんじゃないのか??!
他文明は西に ロシア ・南西に エジプト ・東に ドイツ ・地球上のどっかに フランス
ロシア とコンタクトすると初心者とのこと、以前マルチでやった技術同盟を提案してみる。わが ペルシア がアルファベットまで一直線で突き進みアルファ獲得後に持っている全ての技術と交換というヤツを持ちかけてみる。アポロ寺院(oracle)を取ってアルファベットよりもきっと効率はいいだろう。石材はあるが大理石は取れそうにない・・・。 ロシア 、 エジプト 、 ドイツ に挟まれたわが国が勝利するには中盤まで外交にて潜伏して終盤に一華咲かせるほかあるまいて。
土地不足
スクリーンショットを押せてなかったのか、画像が何故かない・・・この後のSSのミニマップでも参照してもらいたし。分かりにくいが、わが ペルシア は南進して南ペルセポリスを建造。実に等閑ないい名前だ。しかし、続けて ロシア が南進してサンクトペテルブルクとロストフを建造。早くも西進の道を断たれる。東はすぐ ドイツ だし、弱った。幸い斥候の情報により ドイツ の海を越えた南が空白地となっている模様。ガレーを駆って植民するかな。
よろしい、ならば戦争だ。
ロシア との蜜月が続き、技術先進国をひた走っている。このケースで注意しなくてはならないのはわが国の先進性を嫉むならず者国家の圧力だ。 ロシア は自称初心者ながら結構な軍備を備えているようで エジプト が警戒心を高めている。前述の通り ロシア とは同盟関係にあるが、いつ敵になるとも限らないのでそろそろ軍拡を始める。わが国は仏教を獲得し、ストーンヘンジをゲットする。石材の力は偉大だ。 エジプト は ロシア の脅威を感じたのか、わが国に軍事同盟を持ちかけてきた。とりあえずは、のらりくらりとかわしておく。すると、まもなくアレクサンドリア図書館完成の通知が! エジプト に対して問いただすと、 エジプト 「大理石があったから・・・」 と建造を認める。幸か不幸か ロシア に阻まれてエジプトとの接点はないが、戦争により ロシア が敗れるようなことになるとこちらは苦しい。また、 ロシア は拡張が祟り技術開発の速度が低下しているとのこと・・・。しっかりしてくれ! エジプト は我々に先んじて封建制と建築学を獲得していた。すると、 エジプト より打電。 エジプト 「ロシアに宣戦布告する」
荒技、都市たらいまわし
エカちゃんならまだしも、技術同盟の役に立たないピョートルの間抜け面 ロシア に立てる義理はないのだが、ならず者国家の エジプト と隣接するのは避けたい。象さん&カタパルトパワーによりアッサリと南のロストフを奪われた ロシア 。ついで邪悪な エジプト はその北西にあるサンクトペテルブルクに食指を伸ばす。 ロシア に打診してサンクトペテルブルクをわが国に一時譲渡するよう提案する。わが国も未だカタパルトを持っているわけではないが、 ドイツ を誘い込む方策を練る。 ロシア 「エジプトはサンクトペテルブルクを地上から消したいようだ」 ペルシア 「分かった、返還するから一時サンクトペテルブルクを私に預けてもらえないか?」
ということでサンクトペテルブルクがわが国に編入された。収まらないのは エジプト で、ならず者らしく、 エジプト 「サンクトペテルブルクはわが国の獲物だ」 と脅しをかけてくる。 ペルシア 「正義を愛するわが国は貴様の暴挙を看過することはできん!」 といいたかったのだが、いかんせん相手はヤクザだ。象さん10にカタパルト6を相手にするほど強くはない。 ペルシア 「何か事情は分かりませんが、ロシアさんがくれるっていうから貰っただけです…」 ととぼけてみたが、 エジプト 「ほほぅ、ふざけるのもいい加減にしろ」
と取り付くシマもなく宣戦布告をされる。やくざ怖し。 並行して、 ドイツ と東の大国 フランス に共闘を働きかけるが今ひとつ反応が鈍い。そりゃ、国境の向こうの紛争なんぞ興味がないだろうが、後々響いてくるってのが分からないのだろうか。唇亡ぶれば歯寒しというのに! しかし未だ序盤のこの段階で世界を敵に回すのはならず者国家でも躊躇するところだろう。サンクトペテルブルクを ドイツ に割譲して難を逃れる。しかし流石のヤクザ国家 エジプト は躊躇なく ドイツ に宣戦布告。あくまでもサンクトペテルブルクを灰燼に帰す心算のようだ。サンクトペテルブルクに何か嫌な思い出でもあるのだろうか? ドイツ の援軍を期待するも、宣戦布告されても都市から軍勢が微動だにしない。そのうえ、
ドイツ 「軍備が整ってないからサンクトペテルブルクは守れない」 などとのたまう。まあこれも計算のウチだ。すぐさま、 ペルシア 「サンクトペテルブルクをフランスに譲ってくれ」 と提案する。これでこの街は4カ国をたらい回しにされることとなった。 フランス は遠くで今ひとつ状況は見えないが、スコアでは首位をひた走っている。流石のエジプトも4v1には持ち込むまい。
狂気のエジプト
フランス に割譲されたサンクトペテルブルクだったが、 エジプト は何のためらいもなく フランス に宣戦。こいつは狂ってるのか?!と思ったが、いや違う。おそらくは ドイツ も フランス も エジプト に言いくるめられているのだろう。不幸にもフランスが所持するサンクトペテルブルクは徹底的に破壊される。これでこのクソ長い街の名前を入力しなくて済むが、悲しいことだ。 エジプト はしたり顔で言ったのだろう、ドイツ・フランスを侵犯するつもりはない、と。 しかたない、ここで エジプト を撃たないと止まらないように思うのだが、 エジプト と和平するほかない。幸いわが国にもカタパルトと長弓兵の配備が間に合った。 ロシア には悪いが涙を飲んでもらおう。サンクトペテルブルク跡地そばにアレクサンドリアが建造される。今後の仮想敵国は エジプト 。 ロシア と誼を通じて、 ロシア にアレクサンドリア、わが ペルシア にはロストフという皮算用を立てる。 ドイツ と フランス の状況は判然としないが、 フランス は技術先進国の道を走りつつあるようで、わが国は技術2つ3つと フランス の先進技術1つを交換してもらうという状況が続く。これも苦楽をともにした ロシア との技術同盟があってこそ可能となった交渉だ。 ロシア は皮肉にも都市を失って財政が好転。当初の予定であった技術同盟がここにきて機能し始めた。
覇権の分水嶺
わが国の軍備も着々と整い ドイツ と フランス を誘い エジプト を討つ策を練る。 フランス は火薬が手に入って銃士隊を生産できるようになったはずだ。わが国もマスケット兵を中心にして守りを固め、騎士とカタパルトを生産する。しかしいかんとも都市の数が少ないのが手痛い。 ドイツ はどうにも エジプト とことを構えるのが嫌なようで今ひとつ煮え切らない。 フランス に至ってはもはや技術開発以外には興味がないような印象だ。 エジプト の脅威を切々と訴えるが、 ドイツ はまったく乗ってこない。これは エジプト に懐柔されたとみるべきか。外交と並行してわが国は当初の目的どおり ドイツ 南の半島状の場所に拡張することができた。これにより フランス とも国境を接することになった。世界平和を愛する ペルシア はお釈迦さまよろしくせっせと フランス 国内への布教を続ける。この布教活動にも無関心な フランス は首位の余裕からか?されるがままにわが仏教の金づる、いや信者となっていく。はからずも首位 フランス の情報を握ることになった。わが国のように高潔な理想を持つ良心的国家でなければ悪用されてしまうに違いない。 フランス も運が良かったな。 別段 エジプト から圧力があったわけではなかったが、エジプトの軍拡は止まらない。そろそろデッドラインなので ドイツ に対して、
ペルシア 「ちんぴら国家エジプトが圧力をかけてきている(嘘)。貴国ドイツを攻撃しろとのことだ(嘘)。我が国は平和を祈念するばかりだが、独力で抗うことは難しい。協力を乞う(この辺は本音)」 ドイツ 「フランスの出方が気になるので協力はできない」 ペルシア 「エジプトは貴国の都市を陥として我が国をそちらに押し込めるつもりらしい(嘘)。その代償に我が国の首都を献上しろとのことだ(嘘)。ありがたいことに遷都までは待ってくれるらしい。ありがたくて涙が出そうだ。(嘘)」 ドイツ 「フランスの次第だ。協力はできない」 ええい、煮え切らないヤツだ。 エジプト の戦力が半端ないことは分かっているはずなのに・・・! フランス に対して交渉をしてみる。ホトケの力を借りて都市のユニットをみたところ フランス の軍備は各都市に3ユニット程度の軽微なもの。銃士隊はいるけれど数の暴力には敵わないだろう・・・。対人戦ではどんな裏切りがあってもおかしくはない。まして フランス は現在首位だ。この時点で フランス に対する幻想は打ち破られた。清帝國末期と同様、スコアが高いだけのハリコの虎だ。 ペルシア 「ジャイアンが苛めるんだドラえもん」 フランス 「え?」 ペルシア 「ここでエジプトを止めないと今後ジリ貧だよ。貴国の軍備では戦線維持もままならない。銃士隊がいるのは分かるがその数じゃ無理だ」 フランス 「銃士隊を作りまくって送ればいいですか?」 ペルシア 「そうしてくれるとありがたいが、ヘタな数じゃ逆効果だ。」 フランス 「ところでペルシアを狙っているって本当ですか?」 ペルシア 「??いや・・・ペルシアはウチ・・・」 フランス 「エジプトも助けを求めてきました」 ペルシア 「?グラフでも見てもらえば分かるだろうが、貴国にエジプトが助けを求めるのは不可思議だ。ロシアの間違いでは?」 フランス 「エジプトが戦乱の元凶なのですか??」 ペルシア 「いや、だからそうだと言ってますがな・・・」
だ、駄目だぁーー、 フランス は全く現状を把握していない。極東に位置する平和ボケ国家は始末におえないので参る。悲しい予想通り戦力としてもあまり期待はできない。大量のガレー船団に銃士隊を隠してるとかいうわけでもなさそうだ。ここは方向転換して ドイツ に擦り寄るほかない。が、目を疑う文言が表示された。 ドイツ が我が国に宣戦布告をしてきたのだ。 背後に見え隠れするのは エジプト の影・・・か??
瀬戸際外交
ただし、現状の軍事力では エジプト >>> ドイツ ≧ ペルシア > フランス >>>>>>> ロシア といった印象だったので、 ドイツ の意図を測りかねていた。ここぞとばかりに前回の騒乱以来今まで沈黙を守っていた エジプト が圧力をかけてくる。
エジプト 「技術をよこせ」 ペルシア 「悪いが今それどころじゃない。ドイツが突然攻めてきた(どーせ貴様の差し金だろうがな)。支援をしてくれるなら技術を提供しよう」 エジプト 「中立では不満だと?いいだろう」 ただ、この段階では未だ希望を捨ててはいなかった。 ドイツ の狙いが今ひとつはっきりとしないからだ。 ドイツ 軍は兵士の数は多いものの鎚鉾兵を中心とするもの。カタパルトの数も少ないので都市攻略には不向きだ。一方こちらはマスケットと騎士が主体。単純に考えても単独で攻め入るほど愚かではないだろう。 エジプト の軍事的優位は明らかで、 ペルシア と ドイツ が潰しあうメリットはない。これは ドイツ が エジプト を誘い出して我が国と連合するための策かと推察した。なるほど、確かにこうして エジプト が参戦してきた後で、 ドイツ ペルシア の和平が成立した場合、 ドイツ が エジプト に宣戦布告をしても戦場は我が ペルシア となりしかも我が国は ドイツ と協力をして エジプト と戦争を続けるほかない。 案の定数ターン後に エジプト が我が国に宣戦布告をしてきた。 まあ、そんな回りくどいことしなくても対 エジプト 同盟は大歓迎なのになあ、と思いつつ ドイツ の真意を探る。
ドイツ 「強国に挟まれた小国の悲哀だ」
・・・・・?じょ、冗談じゃない。 フランス の軍事力は並みあるが、大した物ではない。何より首位をひた走り技術に走るあの国がリスクを犯して開戦するとも思いにくい。となると、逆に ドイツ は エジプト にそそのかされて我が国を攻撃してきたのか・・・。我が国が ドイツ に攻略されたとして、。 フランス エジプト の2国に挟まれた ドイツ が今後どうなるのか、明日はわが身と考えないのだろうか。この誤算は痛い。何より止めねばならないのは エジプト なのに エジプト を利するばかりだ。ここに至り全体チャットで和平を打診する。 (全体に) ペルシア 「和平を結びたい。条件を言ってくれ。条件のいい側と和平を結ぶ」
すると エジプト ドイツ 双方が我が国の南ペルセポリスを要求。当然はじめからそういう筋書きだったのだろう。 エジプト に対して、
ペルシア 「南ペルセポリスを割譲するから、その後の戦闘が継続する対ドイツ戦に協力をしてくれ。都市の数が余りに少ないのでドイツの都市を協力して陥落させて譲ってはくれないか?その場合は技術を提供する」
と持ちかける。当然 ドイツ とガチで争っても仕方ないのだが、味方につける際の手土産にはなるだろう。だが、エジプトの回答は、 エジプト 「共闘はしかねる。考えさせてくれ」
まあ当然だろう。 エジプト にしてみれば ドイツ を裏切って恨まれるより ドイツ に貸しを作っておいたほうが望ましい。失うのはもともと ペルシア の街で自分の懐が痛むわけでもない。
DER PANZERKAMPFWAGEN
膨張する エジプト を抑える希望があるとすれば、そう、戦車である。こいつを先に手に入れることができれば逆転も夢ではない。ましてパンツァーを生産できる ドイツ がいる。最後の望みを託すために南ペルセポリスは ドイツ に割譲し、 エジプト との戦闘を継続する。
エジプト の軍隊は騎士と象が半々でカタパルトという旧式の軍隊。守る分には危なげはない。ただし量が多いので油断ができない。戦闘を継続しながら落しどころを探る。 フランス と ドイツ に。 エジプト 攻撃のための時間稼ぎをしている旨を伝えるものの反応は鈍い・・・。首都での犠牲者が多くなってきたので泣く泣く エジプト の属国として生きながらえる決断をする。我が臣民の塗炭の苦しみをこれ以上見続けることはできない。 エジプト に技術提供をするハメになるが、その旨は伝えているので ドイツ も腹をくくってくれるはずだと楽観視していた。 ドイツ もパンツァーまでは何とか平和裏にいきたいと考えるだろうが、 エジプト は逆にそれまでにケリをつけたいと考えるはずだ。
ちょうどそのころ世界から忘れ去られつつあった ロシア から通信があり、
ロシア 「決起の際は我が国は貴国に石油を提供する」
とのこと。 エジプト 領内の石油の位置を問うとアレキサンドリア周辺とのこと。戦車でアレキサンドリアを電撃作戦にて強奪して占有すれば勝機はある。 ここで ドイツ に打電する。
ペルシア 「エジプトを抑えるために協力をしたい。貴国がパンツァーを生産できるようになれば心強い。協力願えるなら技術提供は惜しまない。その替わり我が国の生産力を回復するために南ペルセポリスを返還して欲しい。」 ドイツ 「無理だ。応じられない。フランスとペルシアの3国であたるなら考えなくもないが」 ペルシア 「エジプトもドイツが戦車をくりだす前に決着をつけたいと考えるはずだ。早急に戦車を手にしてエジプトを攻略してアレクサンドリアをロシア、ロストフを我が国に与えてもらいたい。そしてエジプトを牽制させておいて、返す刃で貴国はフランスを攻略するといいだろう。我が国は貴国の後ろを襲わないことを確約する。もっともパンツァーに戦車で挑むのは辛いものがある。」 ドイツ 「南ペルセポリスを返すことはできない。そもそも我が国の軍勢がそちらに向かわないとでも考えているのか?」
こ、こいつも駄目か~。脅威は エジプト なのに フランス が気になって仕方がないようだ。いやコレも方便で エジプト の軍事力にビビりあがっているのかな。我が国は宗教の力で フランス の情報が丸見えであることを伝えても信用してもらえない。どうやら本気で エジプト 様の軍勢に恐れをなしたようだ。
ペルシア 「貴国ドイツとエジプトとの世界大戦は時間の問題だ。その際に貴国の支援を約束するぞ?以前提案したように我が国は戦前の国境を回復できれば満足で、攻撃するならば寧ろ恨み積年のエジプトが専らとなる。貴国は後顧の憂いなくフランスを攻略してくれ」 ドイツ 「我が国はエジプトと戦うほどの戦力はない・・・」 ペルシア 「だからあれほど…(略」
終幕へ
そのような涙ぐましい外交の裏では(表では?)宗主国 エジプト 様に対する土下座外交が続く。呼び出されては馬を提供し、技術を提供し、戦士とかの時代遅れユニットを押し付けられ、技術の提供をすっとぼけてたらイヤミを言われ、隠忍自重の日々が続く。しかたないが、 ドイツ と フランス を実際に戦争に巻き込んで エジプト vs世界という構図を無理にでも作らなくては…と決意。他方土下座外交のさなか エジプト 様から厳しい現実を突きつけられる。
エジプト 「近いうちに侵略の軍を起こすので協力するように」 ペルシア 「ははーっ、合点承知でございます」
あえて明言はしなかったが エジプト の現段階での敵国は、 ドイツ 以外ない。スコアの上では フランス が首位だが フランス には騎兵隊15カノン砲5カタパルト5を防ぐだけの兵力がないのは明らかなのだ・・・。だが、 フランス もここに至って立ち上がらせないわけにはいかないのですぐさま打電する。
ペルシア 「情報があるんで買わないか?代償は貴国の持つ技術「企業」でいい」 フランス 「冗談じゃない内容も分からず技術は渡せない」 ペルシア 「そうか、それだけの価値はあると思うが必要ないなら結構だ」 フランス 「待て、どういった内容の話だ?」 ペルシア 「貴国の安全保障に関わる情報だ。ことは急を要する。即断してくれ」 フランス 「もしや、エジプトが我が国のユニット情報を見ているということか?」 ペルシア 「(おいおい見られてるのに気づいてんのかよと思いつつ)いやそんな生易しいものじゃない」 フランス 「分かった、技術を提供しよう」 技術提供をうけて、
ペルシア 「ついに極悪なエジプトが貴国を攻略する為の軍隊を出撃させた。我が国を通過中だ。」 フランス 「それは本当か?」 ペルシア 「この期に及んで嘘を言っても仕方あるまい、場合によってはドイツと連合するやもしれん。貴国のスコアはトップだからな」 というようなやりとりを交わす。まあ フランス の戦力云々ではなく、軍勢が東の果てに行ってくれればチャンスが生まれるかもしれない。そして肝心の、 ドイツ にも打電する。
ペルシア 「貴国を討伐する軍が出師されたぞ。どうするつもりだ?」 ドイツ 「エジプトからはフランス征討の軍と聞かされているが?」 ペルシア 「(めまいを覚えつつ)フランスが軍事的に無力なのは分かっているはずだ…。現在エジプトが恐れるのは貴国のパンツァーだけ、何故それが分からない?!」 ドイツ 「残念だが、わが国に立ち向かう力はない・・・」
馬鹿な… ドイツ は エジプト に恐れをなして国内通行許可を与えてしまっていた…。つまり国内の都市の防衛状況を見られてしまうわけだ。そしてまもなく最後のラッパが鳴り響く。
エジプト 「わが国は宣戦を布告する」 エジプト 「標的は、 D国 と F国 だ!」
嗚呼、悪夢のような エジプト は2国を相手にしても勝てると踏んだのだ。いや俺だって同じシチュエーションならそう思うだろう…。かくなるうえは仕方がない、いまや歴史から忘却され象牙の塔国家となった ロシア と協力して産業主義(戦車)までの技術開発を進ませる。 エジプト が ドイツ フランス を攻略している間に隙を突いて戦車で強襲するほかない。
ドイツ 「エジプトが宣戦布告をしてきた。協力してくれ」 ペルシア 「悪い冗談だ。もはや貴国には協力できない、わが国は以前述べたようにエジプトの属国なのだ」 ドイツ 「わが国はこのままでは亡ぶ…」 ペルシア 「だからあれほど共闘を訴えたのに…。だがもう遅い。この戦いが終わって生き残っていればまた語り合おう」
わが国は ドイツ からの通行条約の打診があれば応じる準備はあったし、軍事同盟を強く望んでいた。が、機を逸した文明と運命をともにするつもりはない。せいぜい時間を稼いでくれればそれに越したことはない。頼むぞ。
すると東方から都市陥落の凶報が入る。どうやら フランス の都市が陥ちたようだ。今まで安穏な寝床で平和な惰眠を貪っていた フランス には衝撃的な侵略だっただろう。一夜にしてスコアが3位に転落する。これもまた運命、警告があったのに軍備を整えないほうが悪いのだ。 ほどなくして フランス の首都パリが瓦礫と化したアナウンスがなされる。確かに使い道はないだろうが、歴史ある相手文明の首都を焼き払うとはまさに鬼畜の所業だ。 エジプト 恐るべし。 ロシア からそろそろ産業主義(戦車)獲得が近いとの連絡が入る。 エジプト 石油を奪い技術を ドイツ に伝授、しかる後都市を防壁にしつつ戦車を量産し対 エジプト 最終戦争の期を計っていた。そこに思いがけない通信が全員になされる。
(全員に) フランス 「やっとゲームのやりかたが分かりました。では私は終わりますね。おつかれさま」
え・・・?まだ貴方の国は私や ロシア よりもずっと多くの都市をお持ちですよ??あ、あ、アッー!問答無用で落ちてしまわれた…。 奇妙な脱力感の中AIを入れるのは皆抵抗があるということで、 エジプト 勝利ということで終了。まあ。 エジプト 勝利に異論はないが、終わる前に一華咲かせたかった。
感想・反省
今回は結構キーとなるシーンがはっきりしていたと思う。まず何よりも外交に走ったため、独力で何とかしてやろうという気概が足りなかった。これが一番だ。世界で孤立するかもしれないリスクを犯しながらも独立自尊の戦略を通したエジプトの堂々たる勝利だろう。また世界に先んじてカタパルトを量産したエジプトの猛威に対して世界が団結できなかった点。これが第二だ。世界のバランスを狂わせるならず者を抑える必要はあったのだ。 次に自己の反省としてはロシアとの協調が上手く行き過ぎたため、隣国ドイツとの連携がおろそかになり肝心なところで信頼を勝ち得なかったこと。これも大きな敗因だ。都市をたらい回しにしたりして率先して外交を先導してみたが、これは逆に他国の不審を煽ったのかもしれない。 これは反省というよりも誤算だが、フランスの軍事力がほとんど期待できなかったこと。フランスはスコアが首位で広大な領土を有していたため、スコアは圧倒的に高いものの軍事的には脆弱だった。軍事国家に転換するチャンスはあったのものの紛争地域から遠かったために戦争の勘所を持つことができなかったのかもしれない。コレは手痛い誤算だった。 感想としては、好戦的なエジプトに対してどう対処していくかに尽きるゲームであった。エジプト自身が述懐するように「4v1の構図」だけはエジプトも避けたかったはずである。この形に持ち込めなかったのが残念だった。しかしながら何とかこの形に持ち込んで一泡吹かせてやりたいという夢を抱かせてくれるゲームだった。結果としては不発に終わったが、最後まで目標が揺るがない良ゲームであったと思料する。 途中、50分ほど中断する機会があったのでこれほど無駄に長いプレイレポを書くことができた。50分の中断にも関わらず、脱落せずにプレイしてくれた方々に敬意を表す。
コメントフォーム
- いや、なるほど。都市たらいまわしの真相がはっきりしました。レポだけでこれだけ楽しめるとは、Civは恐ろしい。…マルチの為に日本語版買ってこようかな。 --
- 英語版だとこういった細かい外交をするのに限界があるよな。…マルチの為に日本語版買ってこ(ry --