2010/5/16のペリク鯖バックアップ

北の狼がオーロラの向こうに見た夢

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北の狼がオーロラの向こうに見た夢

みなさんこんばんは、ラムセス2世です。
灼熱の太陽と無限に続く砂漠の国を統べる偉大な王様です。
日本語版WL新パッチ記念としてプロ国王のプレイレポを書いてみます、よろしくお願いします。
設定は難易度国王の文明ランダムで引いたのはエジプト。
中マップShuffleで速度は優雅、他はデフォルト設定で完全ノーロードでお送りいたします。

北方の雄エジプトの誕生

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初期配置はこんな感じになります。
食料資源が豊富な上に銀まであってうれしい限りですが、東・南・西を海に囲まれているのに、既に北にツンドラが見えているのが気にかかります。
しかし首都としては文句がない場所なのでそのまま決定すると、近隣の村の住人たちは王の威厳に打たれ、周辺の地図を献上してきました。

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短い間でしたが、みなさんお世話になりました。
さすがの王様も、裸同然の服装でこんな極寒の地では生きていけません。

いやいや、待てよ。
首都の西側にはなんとか第二都市を建てれそうな土地が空いているし、さらにその北東と西側には、まだ未知の大地が続いています。
その先には、我が王国を築くに相応しい場所もあるに違いない。
第二都市ではきっと隠し資源もあることだろうと思いなおし、もう少し続けてみることにしました。

まずは労働者を生産しつつ、牛の改善を活用するために畜産の研究から始めます。
さらにそこから採掘・漁業・青銅器・鉄器などを次々研究。
銀があるので研究はスムーズに進み、周囲の地形も段々と明らかになっていきます。
その時の周辺地図がこちら。

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短い間でしたが、みなさんお世話になりました。
当然と言えば当然ですが、こんな北極周辺で馬がいるはずもなく。
さすがの王様も、銅も鉄もなしでこんな極寒の地では生きていけません。

いやいや、待てよ。
よくよくマップを見てみると、首都の南東に1マスだけですが土地が見えています。
首都の都市圏が広がることでガレー船でも外海を移動できるようになるので、
きっとあのわずかに見える陸地の向こうでは、植民に適した土地も見つかるだろう。
そう思いなおし、急遽帆走の研究をしてガレー船を建造します。
そして移民団を組織して送り出した時の様子がこちら。

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1マス島でした。
でも他に建てる所がないので、しぶしぶ建てておきます。
しかし悪いことばかりではありません。
初めて異民族との接触を持つことができました。
これで今後は、お互いに必要な技術を交換することができます。
その相手はモンゴルのチンギスハーン。
ばりばりの戦争屋さんです。
以降、偉大なるラムセス2世ことわたくしは、土下座外交でひたすらモンゴルのご機嫌取りに勤しむこととなったのであります。

南海の植民計画

孤島に第三都市を建てた後、南海の探索と友好度のボーナスを得るため、モンゴルと通行条約を結び法律の研究を始めます。
今後運良く肥沃な土地を見つけられたとしても、高額な維持費が国家の財政を圧迫するであろうと予測されたので、
儒教を創始して金銭収入を確保しながら、布教によるモンゴルとの関係強化を狙ったためです。
予想通りと言うべきか、早速牛をよこせと脅迫の使者がモンゴルから訪れますが、むしろ友好度をあげられると喜ぶ奴隷根性を発揮。
今まで知らなかった自分の意外な一面を知って、王様もびっくりです。

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しばらくすると、マリのマンサ・ムサの使節団が我が国を訪れます。
当時こちらからその位置は掴めなかったものの、ヒンズー教を創始しており点数も高かったので、技術が置いていかれるのではと不安に。
それでも順調に小規模ながら空いた土地を発見し、第四都市では念願の鉄を確保しつつ植民を進め、
法律の研究が終わるものの、既に技術は異国の地で開発され儒教を創始できませんでした。
そうこうしている間にモンゴルがヒンズー教に改宗したため、我が国に伝播するのを待ってこちらもヒンズー教を国教に定め、
その後モンゴルがユダヤ教に改宗すると、すぐに合わせて国教を変えるという土下座外交街道まっしぐら。
しかしそのかいあってモンゴルとはゲーム終了まで剣を交えることはなく、最大の友好国として様々な利益を得ることができました。

折角の技術が無駄になるのも惜しいので、アルファベットを開発し法律を交換に出して様々な技術を手に入れます。
その後は財政改善を目論んで通貨を目指しますが、当然の如くマンサに先を越され、嫌な予想が当たってしまいます。
どの都市もハンマーは皆無に近いので、奴隷制を使って様々な施設を建てていきますが、
やはり都市の維持費がかさんで、研究費50~60%を維持するのがせいぜいと言ったところ。

そこで今後の方針として、モンゴルとの友好関係を維持しながら街を育てて国土を拡張し、
なんとか自由主義競争に勝てさえすれば宇宙船勝利できるとみて、まずは哲学の研究に進みます。
本当は紙を研究して地図を交換したり、早く教育を取って大学を建てたかったのですが、紙に繋がる必要技術の官吏と神学がなかったため、
先に哲学を研究しつつ第二都市にあるエジプト固有建築物「オベリスク」の効果を利用して宗教家2名を配置し、偉大な預言者で神学を取ることを狙います。

技術先進国との出会い

しかし、その後もラムセス2世の苦難の道は続きます。
ロシアのピョートル、ズールーのシャカ、インカのワイナ・カパック、アラビアのサラディンらが我が国を次々と訪れるのですが、
インカは6都市しか持っていないにも関わらず圧倒的開発力で、まだこちらが教育を研究中に、紀元1154年にあっさり自由主義とそれに続いて経済学を取ってしまいます。

短い間でしたが、みなさんお世話になりました。
さすがの王様も、自由主義まで取られては生きていけません。
地図の交換で分かったことは、インカは大きな大陸で始まり優良な都市確保した上、
ピラミッドやアレクサンドリア図書館などの強力な遺産まであり、金融持ちということもあって技術独走体制に入っている様子。
残念ですが、このレポもここで終わりです。

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と思いながらインカの土地を見ていると、どこにも鉄と銅が見当たりません。
調べてみると、軍事力も他国に比べて非常に低いことに気付きます。
これはもしや?と一縷の望みを賭けて、新たな策謀を巡らせます。

このまま火薬→科学→鉄鋼と研究を進め、手持ちのカタパルト群をアップグレードし、
補助のグレネーダーを用意すれば、鉄を持たないインカを蹂躙することができるのではないか?
幸い他の5カ国との間では技術を少し先行しているか同等くらいなので、インカさえ滅ぼせばチャンスがあるやも。
そう考えると微かな希望が見えてきた気がして、もう少しだけ続けてみようと思いなおし、着々と準備を進めます。
後進国に古い技術を売り払うことで研究費を捻出し、アップグレード費用を準備するために各都市に銀行を建設。
さらに技術交換で天文学を獲得し、兵輸送用のガレオンをあらかじめ用意しておきます。

~最終章~

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紀元1595年
エジプト王ラムセス2世、インカ帝国を討伐すべく首都テーベを発す。

この作戦が成功する可能性は低いが、神の恵みを得て成し遂げられる事があれば、間違いなくエジプトの歴史において最大の奇跡として記されることだろう。
エジプトを守護する神々よ、ご照覧あれ!
今より我がエジプトは、国運を賭けた一戦に挑みます。
もし神を信じる民を哀れみ、力を授けてくれるのであれば勝利は間違いなく、
そうであれば私は例えこの戦いに勝利したとしても、命を惜しむことなく我が血と肉を神々に捧げましょうぞ!

戦いに望む前にそう神々へと誓ったラムセス2世。
12台のカノン砲と7人のグレネーダー、それに1人の剣士を従えて、それぞれ6隻のガレオン船に乗り込み一気に首都クスコを急襲。

ボコボコにされました。

エジプト軍乾坤一擲の大勝負は、あっとういう間に大量の騎兵隊と歩兵によって蹴散らされ壊滅。
ラムセス2世はからくも戦地から脱出するが、失意のあまり病床の上でその人生を閉じることとなったのです。

~筆者回想~

そりゃそうです。
鉄は国家の生命線ですから、輸入くらいしますよね。
せめてインカさえいなければ、なんとか宇宙船競争にも勝てそうだったのですが・・。
自由主義を取られた時のインカの軍事力はかなり低かったので、本来ならその時点で戦うべきなのだけど、
当時は外海を越えて大量の兵を輸送する技術も生産力もなかったのが残念。
軍事力グラフを見ると、ある時点を境に急激にインカの戦力が伸びているので、
インカへの鉄輸出を停止させておけば、あるいは勝てたのだろうか。
今思うと、モンゴルと交渉中にインカとの取引中止要請があったのに、まあそれくらい良いかとあっさり見逃したのが悔やまれます。
初めてのレポがボロ負けとか、見てくれた方に申し訳ない(´・ω・`)

最後になりましたが、各MODの製作者ならびに、統合MOD Civ IV Gameplay Enhancementsをwikiで公開してくれた偉大な技術者のおかげで、より深くCiv4を楽しめています。
多謝!

  • よく途中で投げずにここまで……感動した! -- RIRIN
  • 王様乙…って負けレポかYO。でも面白かった。GJ --
  • 二番目の写真みて吹いたwwこれは酷い…… --
  • 酷い首都といえば先日私がプレイした時、首都の周りに氾濫原が8つもあるという異常事態に遭遇。労働者を作るのに30ターンかかったw --
  • 負けレポも色々考えさせられる --
  • 他の戦略だとモンゴルに襲いかかるしかないんだろうな・・・ --
  • モンゴルと対マリ共闘はできなかったのかな? --
  • 二つ目の写真に絶望した! --
  • これは他の追随を許さないレベルの良レポ、通りすがりの名無しではありますが最大限の賛辞を作者さまに --
  • 泣いた……笑いすぎて --
  • 之は酷い --
  • よく諦めずに頑張った! つーか今更WLのパッチww --
  • レポができたのは2007年らしいよ。コメントを書くたびに更新一覧に載っちゃうだけで --
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