前書き
月曜日が休みだったので、日曜夜から始めてしまった。 そして月曜が暇なのでレポを書いてみる。
ターン250設定で、マップはシャッフル。 つまり、どんな地形になるかまったくわからない。
初期配置
首都は以下の通り。なんとも恵まれた配置である。 この後、象さんの下には馬も出現する。
開幕
申し上げるのが遅れたが、今回のプレイでは「破壊的な蛮族」というオプション設定がなされた。 中国の指導者にとって、このような設定は始めてであったが、 他文明の指導者より、大変危険な設定である旨、通知を受けていた。 従って、まずは弓術を開発し、軍備を整えることを優先した。
さて、開幕の探索だが、なんとなく北は海な予感がしたので、 まずは南東に戦士を派遣してみる。と、いきなりケチュア戦士に遭遇!! 「いきなりラッシュかけられたら終わる」…と内心思いながら、 とりあえず全体チャットで「やあ」などと明るく振舞っておく。 幸いにして平和的な指導者だったようで、開幕ラッシュをかけられることはなかった。
南はインカということで、東に歩みを進めるが、すぐに海岸に到着してしまい、 この後は西へと探索を始めることに。立て続けにギリシャ・インド・ペルシャの首都を発見し、 日本以外の所在と、大まかな大陸の形を把握できたことになる。
首が長い動物みたいな形の大陸であり、中国は尾骶骨あたり(謎 この段階で、中国が把握できたのはペルシャの東端あたりまでで、 とりあえず、横に長い大陸の最北東に位置していることがわかり、 今後の勢力拡大には、ギリシャ、インドあたりが邪魔であることを認識できた。
インカとの同盟
さて、全体図が見えてきたところで、そろそろ他の国とも接触を図らなければならない。 東端に位置するインカにとっても、ギリシャが邪魔であることは明白であったため、 「ギリシャ怖いよね」などと序盤の協力体制を打診してみる。 インカの指導者からは快諾を得たが、すでにギリシャから接触があり、不可侵条約を結んだとのこと。 ただ、ギリシャとは形だけ、中国とは全面的な同盟関係を持ちたいとのことであり、 結果としてゲーム終了時まで続くことになる、強固な同盟関係が結ばれた。 尚、友情の証として、蛮族に震える中国の指導者にケチュア戦士2体が贈呈された。
領土の拡大
インカとの同盟が締結され、ユダヤ教を創始したあたりで、 豊富な食料を用いて開拓者を生産し、領土を広げることにした。
まず、ギリシャが北部へ進出した場合、出口をふさがれることになるため、 中国から西部に向かって、立て続けに都市を二つ建設。 首都への干渉を防ぐとともに、インド方面へのルートを確保した。 この辺りは宝石や染料、砂糖など贅沢資源が豊富であるものの、 密林に覆われて開拓に苦労する場所であり、労働者を多数派遣し、整備を行った。 この辺りには丘も多く、整備後は生産都市として機能することになる。
そして、首都含め周辺に金属がないことが判明したため、 インカ北部の銅資源を狙って、第四の都市を建設。 インカを刺激しないように、文化は極力広げず、銅を確保するだけの都市とする。
また、首都の北に空き地があり、ロードス島の巨神像も建設できたため、 海沿いに第五都市を建設。金融志向ということもあり、すさまじい金貨を獲得する都市となる。
このあたりで、各文明の都市建設は終了し、以下のような構図となった。
軍拡
この辺りで、インカの情報により、ギリシャ・インド・ペルシャ連合が結成されたことを知る。 まだ見ぬ日本はスコアで明らかに劣っており、独立を保っているようだが、 このままでは2vs3の戦いを強いられることになり、大変に不利である。 我が国は、ギリシャの頭を押さえつけるように都市を建設したため、 ギリシャにとっては最高に邪魔な存在であり、いつ戦いを挑まれてもおかしくない。 よって軍拡を行い、こちらから斧兵ラッシュを行うことに決めた。
毎ターンの斧兵生産に加え、UUの連弩兵、カタパルトを生産していく。 と、ギリシャより、「国境にいる弓騎兵は何かね」と唐突にメッセージが入る。 まだユニット生産の途中であったため、刺激をしないように引っ込めるが、 インカの情報によると、中国の軍事力はダブルスコアになっていたようであり、 ギリシャ連合は相当におびえていたようだ。
結局、インカとギリシャの不可侵条約もあり、中国vs3国の構図になるのを恐れ、 攻め込むのに躊躇してしまったが、ここで攻めなかったことが後々響いてきてしまう。 この後は、早く3vs3の構図に持ち込むべく、光学の研究を急ぐことになる。
日本との接触と初めての戦争
インカがキャラベル船の開発に成功し、日本と初接触を行う。 日本はペルシャの西に位置し、実は中国の東、外海を一マス隔てたところに存在していたことが判明。 3vs3の構図に持ち込むべく、全技術を提供し、中国・インカ連合に加えることにした。
そのころ、中国・インカ連合はカノン砲の開発に着手しており、 開発後、カタパルトアップグレードにより、敵国連合を一気に攻め落とす算段を整えていた。 が、ここでペルシャが突如日本に開戦。高らかなラッパが鳴り響くとともに、 薩摩が蛮族に占領されるwww どうも日本の後方には広大な土地が広がっており、蛮族が大量にやってくるようなのだ。
ここで日本が落とされたらまずいということで、中国・インカ連合は日本の技術支援に回り、 カノン砲による戦争はなかったことになる。ここも後で考えるとミスであり、 世界大戦に持ち込むべきであったかもしれない。 ペルシャは、「日本の広大な土地を見ろ。ここで援護する道理はない」と 盛んに中国・インカ連合へ呼びかけていた。
中国は技術支援と同時に、日本の後方(西)に第六・第七の都市を建設する。 「蛮族の出現を抑え、日本を間接的に支援する」という名目であったが、 丘と海産物が豊富な地形であり、将来は日本を攻めるための拠点となる予定であった。
戦争自体は、侍の活躍により消耗戦の様相を呈し、お互いが首都を陥落。 結果、首都をそれぞれ返還することで、表面上は大した変化もなく終戦を迎えることになった。 「表面上は」、である。
日本の裏切り
戦争終結後、ふと軍事力のグラフを見ると驚くべきことが起きていた。 ペルシャの軍事力が急降下し、インドの軍事力がすごいことに。 戦争で使ったユニットをすべてインドに譲り渡したようだ。 更に、ある程度離していたはずの技術も追いつかれている。 何か変だと思った矢先、インカからメッセージが入る。 「我等が与えた技術を、日本がペルシャに横流ししている」
つまり、戦争終結時に日本はペルシャ側に取り込まれたのだ。 これにより、ペルシャは地形上攻められる可能性がなくなり、 インドにユニットを譲り渡して中国・インカ連合を殲滅させる気なのだ。
このころ、中国は更なる研究強化のために天文台・大学等、建設ラッシュに没頭しており、 武装は、わずかな擲弾兵と大量の斧兵とカタパルト。 最低限のアップグレード資金を残し、軍事技術の開発を急ぐことにする。
平和な時代
中国・インカ連合の研究力は他の4国を圧倒しており、 2vs4の構図ながら、研究は先行し、スコアは1・2位を守っていた。 しかし、軍事力はインドが突出しており、攻められたらまずいことになる。 特に中国は、序盤の軍拡以降ほとんど兵を生産しておらず、 未だに斧兵・カタパルトの大量スタックで都市を守っている。
そこで中国は以下作戦を実行する。
・軍事研究により、すでに最新の軍事兵器を開発できる環境は整っているため、 首都で長距離砲を少量開発し、ギリシャ国境付近をわざとらしく経由して インド近くの都市へ輸送。いわゆるアピールプレイw インカも、ギリシャとの国境付近に長距離砲の大量スタックを設置。
・研究力は1位を独走しており、すでにある程度の資金も確保していたが、 更に研究への振り分けを抑えることにより、大量の現金を確保。 アップグレード資金をためることにする。
アピールプレイが効き、インドは戦争を断念した様子だった。 インドのライフル兵に対して、斧兵しかいないのにねw
石炭を探せ
さて、鉄道の開発も終わり、鉄道敷設により最終戦争の準備を行おうと思っていたが、 石炭がまったくないことに気づく。石油はあるものの、インド・ギリシャとの国境付近で、 戦争になればあっさり破壊されそうだ。
これはまずいということで世界地図を眺めると、インカの南東に小島を発見。 なんと、石炭・石油・鉄がすべて揃っているではないか。 ここで「ガレオン船・開拓者・労働者・ケチュア戦士(w」による、 「石炭・石油発掘プロジェクトチーム」が組まれた。
無事、プロジェクトチームは小島に上陸を果たし、ケチュア戦士は、 原住民と接触することに成功。お祝いとして斥候をプレゼントされる。 ケチュア戦士と斥候は、蛮族の出現を抑えるため東西に別れ監視。 この小島は誰にも気づかれなかったのか、最後までこの風景が続くことになる。
プロジェクトチームからの石炭提供を受け、順調に鉄道を敷設。 時は19世紀、あまりにも長い平和が続き、終末戦争の香りが漂っていた。
大日本帝国の台頭
このころ、日本側領土に建設していた2都市の近辺を、不振な船が行き来するようになっていた。 日本のガレオン船が、時代遅れのユニットを積んで偵察に来ていたのだ。 このころ、日本はインドに追いつくように軍拡を行っており、 明らかに中国・インカ連合を攻めようとしていた。 ケチュア戦士2名のうち、プロジェクトチームに参加しなかった方の戦士を ケチュア歩兵にアップグレードし、日帝をビビらせておく。
この時点のスコアは、 1位 インカ 2位 日本(ここで中国を逆転) 3位 中国 4位 インド 5位 ペルシャ 6位 ギリシャ
終末戦争の開始
あまり軍拡を行わず、シコシコと金をためていた中国に対し、 日本とインドが突然宣戦布告。歩調をあわせるようにギリシャはインカに宣戦布告。 我が国にとって、最初で最後の戦争がついに始まった。
なぜスコア1位のインカでなく、中国を狙ってきたのかわからなかったが、 インドはもともとインカと国境が接しておらず、 日本は中国の第六・七都市が相当のプレッシャーだったようである。
そもそも、多くの国と国境を接してしまったのが間違いだったか。 ただ、この戦争に耐え、スコア勝利を勝ち取る自信はあったため、 まずは守りを固めることにする。
中国の躍進
もともと軍備が間に合っていなかったため、日本側の都市は簡単に占拠されるも、 ここはすでに半分捨てていた都市であり、あまり気にはならない。 日本はトップのインカにも宣戦布告するはずであり、お互い消耗戦となるであろう。 中国は、守りきった上でインドを占領支配し、スコア勝利という考えでいく。
ここで我が国は暖めておいた作戦を実行する。 明らかに軍事力グラフが劣っていた我が国であり、インドは楽勝と考えていたようであるが、 貯金していた5000金を一気に放出し、斧兵・軍用象・カタパルトの大量スタックは、 一気に歩兵・ガンシップ・長距離砲に変化したのだ。 そしてちょうど研究が終わり、首都では毎ターン戦車が生産される。
歩兵と騎兵隊中心のインドは、「ヘリつえー・戦車かよ」などと言いながら、 どんどん衰退。元々ギリシャはあまり力を持っていなかったため、 日本さえ退ければ中国・インカ連合の勝利は近いように見えた。
首都北京陥落
いけると思った矢先、日本が首都北京に大量のガレオン船・歩兵スタックを送り込んできた。 インドに集中していたため手薄となっていた北京はあっさり陥落。 正直、忙しくてガレオンの接近に気づいていなかった。 戦艦2隻は日本に派遣しており、北京の周辺はがら空き。はっきり言ってミスである。
ここで中国の勝利はなくなり、北京を押さえて一気にスコア首位になった日本と、 ギリシャを叩いて高値安定中のインカ、戦争に参加せず地味にスコアがあがっている ペルシャの、3国によるスコア争いとなった。
同盟国のために
ここで中国の目標は「同盟国インカを勝たせること」になった。 生産都市はしっかりと機能しており、2ターンで戦車を作成できる。 また、インド攻略に当たっていた歩兵20部隊・ガンシップ5機・戦車3機がいる。 そして、鉄道網はしっかりとしているため、すばらしい機動性を発揮できる。 ここで戦い方は決まった。機動力を生かしたゲリラ作戦である。
日本も消耗しており、インカ攻略のために元首都の北京は手薄。 そこを戦車で急襲し、首都奪還を果たし、日本をあわてさせる。 どうせすぐ日本に奪われるのだが、インカ攻略はその分遅れる。 北の海岸都市では、歩兵4部隊が必死の抵抗で都市を死守する。
ガンシップはインド・ペルシャ領内を縦横無尽に荒らし、歩兵を打ち倒す。 すでにインカは戦車部隊でインド侵略を進めており、その手助けにとガンシップはかく乱を行う。 日本とインカは毎ターン順位が入れ替わり、熱戦となってきた。
決着
インカの戦車部隊がインドの都市めがけて突き進む。 インドは必死の抵抗で、熟練労働者が戦車の前に立ちはだかるwww インカの戦車は意に介せず、熟練労働者を踏み潰し、インドの都市を次々に占領。 日本が中国のゲリラ作戦に手を焼いている間に、ゲーム終了のターンを迎える。 僅差ではあったが、インカが日本を押さえ、勝利であった。
もちろん勝利を狙っていたため、勝てなかったのは残念であるが、 同盟国の勝利によってある程度納得できたゲームであった。 悔やまれるのは、2度の戦争のチャンスをためらってしまったこと。 斧兵ラッシュ・カノン砲ラッシュは、両方とも開戦していれば勝てたように思う。 ただ、その後インカとの最終決戦に勝てるかと言われると、 横に伸びた我が国は非常に不利であり、それはそれで微妙だったかもしれない。
尚、日本の裏切りと侵略に対し、未来永劫、謝罪と賠償を要求していくのは言うまでもないw