2010/5/16のペリク鯖バックアップ

2007年5月5日 無印 フラクタル200T(スペイン視点)

最終更新:

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だれでも歓迎! 編集

2007年5月5日



初期設定

マップ:フラクタル
サイズ:小さい
速度:迅速
ターンタイマー:超高速 200
参加人数:8名
技術交換なし

前書き

ロシアレポが上がっているので、その補足的説明としてスペイン視点を書きます。
SSありません。あくまで補足的レポなので、ロシアレポを参照の上でお願いします。

開拓者誕生。
初期配置は川沿いであり、氾濫原のド真ん中。幾つか山もあり、羊が居る。
相当な好立地だ。しかし内陸。海がない。
一方、戦士の偵察により、2マス移動すれば海に面することが出来ることが明らかとなった。

「・・・無敵艦隊!無敵艦隊!」
少し悩んだ末、川沿首都を捨て、沿岸首都を選ぶ。
帝都の建設は、諸国に較べて若干おくれることになった。
しかし沿岸首都にはそれだけの価値がある。はず。きっと。

技術では、馬、青銅、鉄の順に進む。しかし、そのどれも領内にはなかった。
馬は東の砂漠の彼方。青銅は北の彼方のツンドラ。鉄は北西10マスほど。
\(^o^)/


土下座外交

国家の位置関係として、南にドイツ、東にエジプトがある事が判明。
この時期、スペインは累卵の危機にあった。
というか攻められたら即、成仏。\(^o^)/

ドイツとは地峡で隔てられているため、どちらも攻めるに難く守るに易くなっている。
そのため、紆余曲折を経て、地峡をドイツに譲ることで不可侵を締結できた。
問題はエジプトである。

エジプトは東の砂漠の向こうだ。
斥候によると、テーベそばに馬の存在が認められる。
若干離れてはいるが、馬なら届く距離だった。
スペインは重チャリラッシュの猛威に怯えつつ、
ひたすら斥候や戦士を作ってエネルギーを底上げる一方で、不可侵を申し出てみる。
無理だったら属国やむなしの気分だったが、あっさり締結。

その後、ドイツとエジプトのエネルギー展開は非常になだらかであったため、
奴隷制>開拓者で、都市展開を急ぐことに。
その甲斐合って、馬と鉄と氾濫原の都市をそれぞれ獲得。ひとまず、息をなで下ろす。
それから儒教とファロスを一応狙うが、当然成功せず。
ファロス取得が同大陸の国でないことにほっとする。

小屋スパム+学者たちのおかげで官僚制を(たぶん)世界で一番最初に導入した。


対独冷戦

この時期、ドイツがアレクを建てる。
OK!貴様は敵だ!
キリスト教をドイツが創設。
OK!不動の仮想敵国だ!呪われるべき怨敵だ!
ドイツがパルテノン神殿を創設。
OK!微妙だ!

アレクの建設により、ドイツの不利益が我が国の利益という姿勢がスペインの基本方針となる。
少しでも技術力を養うため、エジプト・ロシアと通商を結ぶ。
とくにエジプトとは不可侵を再確認。ドイツ進軍中に西進しないでくれ、と頼むと、これまた快諾を戴く。
そしてアレク国家を滅ぼすための軍備増強に移る。

予定していた攻勢タイミングは、コンキスタドールの誕生後3T。
下準備として全国で生産重視シフトを取り、南進準備。
コンキスタRには一つ課題がある。
つまり、ドイツに象さんが居るか居ないか。
象さんの居るところにお馬で突っ込むなんて、そんな愉快なことはできない。

そのため、象の所在の確認を目的として、ドイツと通交条約を結んでみる。
通商画面の資源情報では象さんの姿はなく、ほくそ笑みつつ、斥候を出す。
やはり象はなし。それどころか、槍もすくない。これはイケル。
そう思ったが、地峡部分にカパタの大軍が見えた。
ドイツは、スペインとの連結点にカパタを集中させていた。

コンキスタをユニットごとにバラバラに進軍させればなんとかなるかもしれないが、それでも大損害は避けられない。
うーん。できれば、まともにぶつかりたくないなあ。
そこで東のエジプトに目線を向けてみる。なんと殆ど無防備マン。
各地に数体の守備兵が居るのみ。
しかも都市間の距離が離れており、援軍の到来も遅いと見る。
     ☆!!
 ∧_∧  
( `∀´) 


シェリーフェンプラン

コンキスタドールの誕生を迎えて、スペイン全軍は東部国境に雪崩れ込んだ。
無言戦争。
進軍は、全軍で、国内の兵をかき集めて遠征となる。
不可侵を信じて、防御の薄かったエジプトに抗する力はなく、
電光石火的に、スペイン軍はエジプトの各都市を次々に陥落させていく。
この際、スペインはドイツとの南部国境をほとんど空にしていた。
具体的には、戦士とコンキスタがそれぞれ1個ずつ籠るのみとなる。
そして、通商しているので、当然ドイツはそれを見ていた。

はたして、ドイツはこのおいしそうな餌を我慢することができるだろうか。
これはちょっとした賭けだった。

【PlanA】
ドイツ全軍が北上:
国境都市は放棄。コンキスタ(工学研究中)の機動力で反転し、撃滅。
斥候が確認したドイツ軍は7割がカパタという防衛型の軍隊である。
此方の領内に進軍してくれれば、コンキスタのヒット&アウェイ作戦での迎撃はそう難しいことではない。
そして返す刀で南進する。大陸統一は、間近かもしれない。
【PlanB】
ドイツ軍が動かずor小勢で北上:
抑えだけ置いておいて、東をそのまま呑み込む。
その後、生産力で勝負する。

どちらに転んでも損はなし!さあどうでるドイツ!
(実はこの際、ロシアの動向はまったく考えてなかった。
 ロシアが来てたらよくて硬直、悪ければ滅亡なので、今思えば粗の多い計画です。
 というかシェリーフェンとか縁起悪いよな、名前)

…結局、ドイツは動かなかった。
そのため、10Tほどでさしたる犠牲もなく、スペインはエジプト全土を併合。
増えた都市で早速大学を建立し、首都にOXを建。
コンキスタが経験値10になったので、生産都市に英雄伝説も建てる。
更に技術者の誕生を待って、テーバイに製鉄所を建造。
エジプト首都テーベは、以後、スペイン第二の生産都市として大いに栄えた。

エジプトの人々は、別大陸に逃れた。罪悪感を抱きつつ、和平してそれを見送る。
この頃経済学を発明し、大商人を南進させてお金を稼ぐ。


幕間

スペインのGNPは、二つの氾濫原都市の甲斐もあって、長期にわたって世界一位を保っていた。
アレクで恐れていたドイツの技術力も、今となればそれほど先進的という訳でもない。
有り体に言えば、スペインの方が進んでいると確信できた。

生産能力では、生産増強を最優先し、2国分の国土を持ったスペインが隔絶している。
そのため、南部の脅威は急速に収縮した。
こうなれば恐るべきはただ一人。技術に優れる、東のアラブである。

F4画面を見る限り、アラブの騎兵到来ははやいと見えた。
そのため、万一の上陸に備えて長槍を作りつつ、ライフル系統に技術を進める。

また、ドイツの騎兵Rの可能性を削るため、ドイツにアラブの脅威を語る。
そして残30Tまでの不可侵を約束する。
エジプトを呑み込んだ時点で、スペインのスコアはTOPとなっていた。
これ以上、ドイツに南進すれば、流石に袋だたきの憂き目となるに違いない。

軍事力でスペインはドイツの2倍近くあり、ドイツ領内への斥候観察もあって、ドイツは放置する方針に切り替える。

イザベル「我が国は内政ヒッキーをやるよ」
ドイツ「じゃあ西への上陸をしてくる」
イザベル「ファイトー」


そう言って出航したドイツ軍だったが、結局ロシアの守備兵の数を見て上陸を断念した模様。
またアラブは、ギリシア戦争に没頭しており、スペインは30Tほど、内政に専念することが出来た。


秘密外交 

対アメリカ(意訳)

イザベル「Mrワシントン!仲良くしよう!」
ワシントン「やあ、イザベル嬢!もちろんだ!」
イザベル「アラブの野郎がそっち狙ってるよ!」
ワシントン「ありそうだ!」
イザベル「ここはひとつ、秘密同盟を結べないかい!貴国は対スペイン同盟に参加せず、我が国を攻撃しない、我が国は貴国が攻撃を受けた時、アラブをどつきにいく」
ワシントン「喜んで!これで最後まで生き延びられそうだ」


対ドイツ(意訳)

イザベル「やあ、大ドイツよ!永き友情に乾杯!」
フリードリッヒ「やあ。どうも。私は北進しないよ。精鋭は南に集めている」
イザベル「私もだ!ところで、そろそろ同盟に誘われているのではないかな」
フリードリッヒ「不思議なことに、まだ誘いはない。だが、まあ、北進の意味は薄いな」


対ロシア(意訳)

ロスケ「対スペイン同盟をもちかけられたのだが」
イザベル「そろそろか。ありがとう。知らせてくれて。アラブだな?」
ロスケ「そうだ。一応宣戦するが、我が国はイギリスにいく」
イザベル「あらまあ了解」


この時点でイギリスとは接触なし。
世界各国と会話を終えてから、最終戦争に向けて軍備を増強しはじめる。


ポルト・エスパーニャ 

ドイツとは地峡のみで隔てられている上、縦深があるので、対ドイツの防御はカノン部隊を幾らか配備するだけで済む。
問題は上陸作戦だ。とくにテーベ-アラブ間の海峡はせまく、上陸は容易である。
これを危うしとみて、イザベル女王は最優先で艦隊技術を推進した。
ビバ無敵艦隊。
内燃機関が終わってから、10Tを海軍編成に費やす。
また、ため込んできた資金の大半を投じ、全都市に機関銃を配備する。
一通り駆逐艦で視界を確保して機関銃を配備し終わったところで、残30T。
ライフル載せた輸送艦をドイツの南の都市(防御兵1)とロシアの北方都市を攻撃できるポイントに配備したところで、高らかにラッパの音が鳴り響いた。
それはロシアのラッパだった。ロシアがスペインに宣戦した。

対ロシア密談。

ロスケ「形だけ宣戦する」
イザベル「了解」
ロスケ「一応、ロシアが動けない理由が必要ということで、戦艦をよこしてほしい」
イザベル「わかった、適当に荒らしておくよ」


船を動かし、視界を確保。本当にロシア北方に兵力がないことを確認。
ロシアの宣戦につられて、アラブが動き始める。
アラブが国境の船を動かし始めたという重大な情報を、キャラベル部隊がかぎつけた。
船はガレオン船、乗員は騎兵隊だった。壮大な大艦隊だ。

やがて、アラブのガレオン船団がT間際の移動を行なったのが見えた。
即時、スペインはアラブに宣戦布告。
輸送艦隊に駆逐艦隊をぶつける。

イザベル「帝国の興亡この一戦にありー!」


テーベ-メッカ海峡の海戦が繰り広げられ、多数のガレオン船が、乗員とともに海に沈んだ。
しかし、殲滅しきることはできず、駆逐艦の網を潜り抜けて、3隻のガレオン船に上陸を許してしまう。
これに対してスペインは、東部戦力をねこそぎかきあつめて、ぶつけた。
このテーベの決戦でスペインが勝利を収め、アラブ上陸部隊は壊滅した。

ファニー戦争 

ロシアとのファニー戦争は続く。
フネで見て回る限り、ロシアが対スペインで動く気配は全く見られなかった。
残るは南であるが、アラブが倒れてすぐ、ドイツが動く。

フリードリッヒ「一応動きます。北進します。やっつけちゃってください」


丁寧にWisをくれた上で、北上してくる独逸軍。戦意は薄そう。
さすがに独逸の陸軍は精鋭であったが、せまい地峡からの北進である。
スペイン軍の火力集中の前に、国境付近からさほど移動することなく、ドイツ軍は溶けて消えた。

フリードリッヒ「もう少し粘れると思ったんですが、無理ですね。降伏します」
イザベル「国境都市頂戴」
フリードリッヒ「仕方ない。どうぞ」


こうして国境線を移動させて、和平を結ぶ。以後善き隣人として富貴を共にする。


大詰め 

アラブ大陸の情勢はロシアさんのレポに任せます。

スペインは最後の上陸に備えて沿岸の視界を確保し、国防を固めながら、余剰部隊でアラブ西岸を伺う。
一度、様子見に機関銃を山上森に籠らせてみたが、アラブの圧倒的な物量に蹴散らされた。

沿岸にずらーっとならぶアラブの防御部隊。
そして各都市にそびえ立つカノン砲のタワー。
圧倒的な物量を前に、スペイン海軍は都市防御を削るぐらいしかできる仕事はなかった。
こうして、アラブ西岸に集う大軍と、上陸の機をうかがうスペイン勢という形で時間が流れる。

この頃、ロシアの都市にひとつふたつ隙が見えたので、そちらにも上陸部隊を送り、隠しておく。
この時点でアラブとロシアが並んでおり、スペインが300ほど抜き出している感じ。
ドイツは、善き隣人として、なぜか歩兵や輸送船を供出してくれた。

最後10Tぐらいで、ロシアがアラブに侵攻。まあそれしかないよなー。逃げ切れるかな。
とか思っていたら、続けてアメリカがなんかアラブに宣戦する。軽くビビる。
ナ、ナンダッテー(AA略
とまれ、アラブは東部に部隊を抽出せざるを得なくなり、首都・メッカの防衛は幾分か薄まった。
時は来た!
スペインは海上で遊んでいた部隊に指示を送る。

@3T。
 ・スペイン軍(アラブ方面軍)はアラブ首都1マス上に上陸。
 ・スペイン軍(ロシア方面軍)に進軍させる。
@2T
 ・スペイン軍(アラブ方面軍)はアラブ首都を破壊。
 ・スペイン軍(ロシア方面軍)はロシアの北端都市に急襲上陸、破壊。
@1T
 ・スペイン軍(アラブ方面軍)撤収。

二位三位の国の大都市をそれぞれ破壊したことで、500ほどスコア差をつけて、スペインが単独勝利。
楽しい闘いでした。

終えての感想 

ロシアが対スペイン軍事同盟の提唱者とは全く気付きませんでした。
これはしてやられた。盟主はアラブだと思いこんでいたし、違和感も感じていなかった。
こういう事があるからマルチは面白い。

ゲームを通じてのスペインの山場は、やはり建国直後でした。
どの軍事資源も10マスぐらい離れてて、かなり泣き入りました。
それだけに、隣国2カ国が文化的な国で助かりました。ありがとう、ごめんよー。

中盤のシェリーフェンとか脳内花畑の計画は、いま思えばかなり危険ですね。
PlanBにならなくて、ほっとする限り。

終盤は、割と詰め碁的な印象でした。
ロシア・ドイツとは幾らか切った張ったもありましたが、基本的に最後まで友好的で、主戦力をアラブに投入できた事が大きかったですね。

いずれにせよ、楽しいゲームでした。つきあってくれた皆さんには、感謝します。ありがとう。


***
質問があったらどんどん書いてクダサイ。
コメントがあると、励みになります。
よろしくお願いします。

コメント欄

  • コンキスタ可愛いよコンキスタ --
    -レポ感謝であります。ドイツはいい人くさかったな~。もうちょっと早めに勝負を掛けたかったです。おつかれさまでした。 -- ロシアの人
    -レポおつかれさまでした、一応古参なはずなのに操作方法すら忘れてたくらいだから、滅ぼされたの自業自得ですが、俺がもっとしっかりしてたらもっと接戦になったかもしれないのが悔しい -- へたれ国家エジプト
    -コメントありがとう。お疲れ様。エジプトさんごめんね~ -- スペイン
    -勝利おめです!四方に敵を抱えてのかけひきは絶妙ですね! --
    ->「・・・無敵艦隊!無敵艦隊!」wwwww --
    -そうかー、ドイツの動きが鈍かったのはそういうわけか・・・ --
    - ロシア外道だなあwwwww --

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