2008年4月21日 BtS パンゲア165T(カルタゴ視点)
初期設定
マップ:パンゲア サイズ:極小 海面中 速度:迅速 ターンタイマー:超高速 165T
参加人数:5名 技術交換なし 戦争解禁BC1000 万里禁止 先行ポイント:75
*SSはオートセーブから撮ったものです。
開始
文明はカルタゴ、金融カリスマの強力な文明だ。ただ一人の金融である為、用心が必要になるだろう。首都にはトウモロコシに染料、
川も流れており、暦まで進めれば経済的に困る事はなさそうである。空いている草原に、馬鉄銅が沸くことを期待。
(開始直後の首都と世界)
探検と開拓
探索の結果、首都のすぐ東に宝石、香辛料、牛、金、氾濫2という素敵な土地を発見。無事第二都市ユチカを建設することが出来たものの、金と牛は他の文明圏に入る。
銅は見あたらなかったが、第三都市ハドルメントゥムにて馬を確保。鉄器が完了したのち首都にて発見、これでどうなろうと簡単に滅ぶことはないだろ。
その頃BC1000年を迎える。
我がカルタゴが隣接している国家は3つイギリス、シュメール、ドイツ。集中的な諜報活動によりドイツ、シュメールのエネルギーを把握
マップの広さと併せて考え、初期ラッシュはとりあえず無いと判断。
首都西方の魚を狙い第四都市建設の計画を早める。BC680年第四都市ヒッポ完成。
(BC1000年のカルタゴと世界)
群雄割拠
探検と開拓の時代は終わり、内政と軍備増強の時代に入る。
シュメールの都市ウルクに、カタパルトと死鳥隊を主力とした軍の量が増えつつあった為、 対抗措置としてヌミディア騎兵の量産化を進める。
弓騎兵は影が薄いユニットではあるが、カタパルトへの側面攻撃が可能な為、 斧とカタパが主力の時代における、最高の攻勢防御用ユニットだと思っている。
ましてカルタゴのヌミディア騎兵ならメイサー相手にも五分以上で戦える。侵攻部隊としては頼りな く、相手に象がいればまったく使えないユニットではあるが・・
幸運にも周囲の国に象牙はなく、わが国は攻撃をかける必要を今のところ感じていない。
これでひとまずは安心していられる。
各国との通商を結び、BC360年、世襲政治と宗教の組織化を導入。AD260年、官僚制の導入。 その頃から軍事力のシュメール、唯一の金融国家カルタゴ、遺産の数ではイギリスと、
3強状態になりつつあり、それを意識した外交が始まっていた。最初に接触してきたのはアメリカ。シュメールの南に位置し、わが国とは国境の接していない唯一の国家である。
シュメールの軍事力を警戒している様であった為、どちらかが攻撃された場合、協力しようという防衛同盟をわが国が提案するが、好意的な雰囲気のまま返事は保留された。
しかしアメリカとは資源の交換等を経て、信頼できる関係を築く事に成功した。
次に接触してきた国は3強の一角シュメール。きっかけはドイツによるファロス建設によって、我が国がドイツとの通商を切る旨を世界に向かって発表したことだと思われる。
上記の発言の直後、数多くの遺産を持ち、その中にアルテミス神殿を保有するイギリスとの通商の断絶を、シュメール-ドイツ間の通商断絶の見返りにシュメールが提案。
GNPを高めつつあるイギリスを、警戒していた矢先でもあった為、イギリスにはシュメールに脅迫され、ウルクの軍が恐いからごめんねと、伝えコレを承認。
後々のことを考えれば、これは失敗であったと言わざるをえないが・・
その時はイギリスとの通商を切る口実が出来、イギリス・シュメール間の疑心暗鬼を誘えると、一石二鳥の思いであった。
奇策?
この頃には軍事力でもシュメールと互角程度にもってきており、音楽一番乗りで得た、芸術家を使い黄金期開始、AD1000年イスラム教の国教制定と神権政治の導入で軍の質の充実化を図る。
カリスマとの相乗効果により最終戦争を戦う時、その真価を発揮するだろう。と考えていたが、初の遺産作成の試みであった、何故か残っていたアレクサンドリア図書館建設を、
事もあろうにシュメールに先を越された為、ここで奇策を考える。まだ黄金期は切れておらず、最終Tにはもう一度革命を起こすことが出来る。
神権とは一転平和主義を導入し、世界に向けては「ミスった~」と、嘆いて見せておく。アレクを持ったシュメールや、すでに同格以上のGNPを持ちつつあるイギリスに対し、
技術面での優位は最早無いと見、平和主義による偉人誕生速度を上げることで、偉大なスパイを量産し、それを覆そうと企む。
この効果で最終的に2人の偉大なスパイと二回目の黄金期要員となる2人の偉人を誕生させることが出来た。
最後の戦いの為に
すでに3強とアメリカ・ドイツとの国力差が決定的になりつつある状況下のもと、アメリカと大昔に提案した対シュメール防衛同盟を締結。
また、ファロスを持っているドイツとの通商の回復と不可侵の条約を結ぶことに成功する。 後だからいえることだがこれは失敗であった。
不可侵ではなく対シュメールで話をすすめるべきであったのだ。
同じ頃、北方のツンドラ地帯に第五都市ケルクアンを建設。魚を有するため、生産力の足しにならないが、人口と海からのコインでの経済効果を狙う。
偉大なスパイで偵察中、後の展開を考えていると、この段階までにイギリスから対シュメール戦のお話が無いところを見ると、イギリスとシュメールは組んだのだろうとほぼ確信する。
わが国のスコアは一位であるし、まぁ当然の結果か、とも思えたが、シュメールの提案で通商を切らなければ、違った結果かもしれなかった・・と考えるももう遅い。
同等の国家2つを相手にする事に、軽い絶望を感じつつ、AD1470年二人目のスパイ誕生の目処が立った為、黄金期を起こし平和主義から神権政治に戻す。
しかしわが国が胸甲騎兵とカノンを主力としようとしている事を、察知しているのであろう、イギリス、シュメール連合の主力はライフル。
擲弾兵の研究も間に合いはしたが、如何せん時期的に数を揃えられるとは考えにくい、厳しい戦いになるだろう。
一つの救いは連合側にはカノンが無いこと。その為胸甲にアップグレードしていた騎士を幾らか騎士のまま残しておく。
また騎兵隊解禁を狙っているものの、未だ紙すら終わっていない我が国が、スパイを使いライフルまでの技術を一気に奪う計画の為、
スパイを4,5体作成し、未だ通商の切られていないシュメールにて待機、
偉大なスパイ2体もシュメールに送りこちらも待機。紙が出来れば一気に戴くという寸法だ。
大戦前夜
AD1560年、平和であった大陸に戦争を告げるラッパが鳴り響く。
来たかと、思ったがこれはドイツのアメリカへの侵攻のラッパであった。一瞬の安堵の後、また外交でミスをしたか、と後悔。
これでアメリカとの対シュメール同盟は無に帰した。また南方での戦争はシュメールを身軽にするだろう。アメリカには偵察を送り、
とりあえずドイツを撃退できそうな事を確認。コチラの兵力は動かせないことを謝る。
そしてシュメールの首都に駐留していた騎兵隊が、前線のウルクに向かったことを確認する・・ 最早いつきても可笑しくない、紙を完了させスパイ大作戦を開始。
まずは軽く活版を盗み出す
が、ここで最大のミスを犯していたことに気づく。銀行の存在を忘れてたorz
銀行、共通規格まで盗みだし、そこで力尽きる。スコアだけは一気に200近く伸びたがそんなものに意味は無い。すぐさまスパイを送るがすでに防諜、そして・・・
(AD1600年のカルタゴと世界)
大戦
AD1655年、イギリス・シュメール連合は同時にカルタゴに宣戦を布告。
AD1660年、アメリカがシュメールに宣戦を布告。ドイツとの戦争中であるにも拘らず、条約を守る律儀なアメリカに全カルタゴ人が泣いた。
AD1665年、第一次ユチカ攻防戦
AD1675年、第二次ユチカ攻防戦
AD1690年、アメリカがイギリスに宣戦を布告。同時に手薄になっていたイギリスの都市カンタベリーを海上から奇襲、これを破壊する。勇敢なアメリカに全カルタゴ人が(ry
AD1690年、カルタゴは国民国家を採用。
AD1690年、第三次ユチカ攻防戦
AD1695年、シュメールがイギリスに宣戦を布告。
AD1695年、ユチカ陥落
AD1700年、終戦
第一次ユチカ攻防戦
先に動いてきたのはイギリス赤福部隊、シュメールは主力を出さず小兵で我が国国境内の森などに陣取る、
カノンによる消耗を避け、万一カノンが来ればウルクで待機している騎兵隊で潰そうという策だろう。
迷わずイギリス赤福スタックにカノン、胸甲騎兵、騎士と当て撃退に成功。騎兵部隊・歩兵部隊はほぼ無傷で終えたものの、
カノンは半数以下に。シュメールの動きを警戒し、追撃を断念。 ここでイギリスに対して講和を申し込むが当然却下される。
第二次ユチカ攻防戦
一瞬の隙を突きシュメールカタパルト部隊が突出、ユチカの都市防御を削り取る事に成功。すぐさまカルタゴ騎士部隊によってカタパルト部隊は壊滅状態になるが、
無傷のシュメール騎兵隊、ライフル部隊がユチカ攻略を図る。カルタゴは第一次ユチカ攻防戦を生き残ったカノンと新しく出来た少数のカノンにより反撃を開始、
かろうじて防衛に成功するが、軍と呼べる体裁ではなくなるほどの状態に追いやられる。攻撃失敗で傷ついたシュメール部隊は後退、
無理押しすればユチカは落とせたかもしれないが、イギリスの裏切りを恐れ、維持は難しいと判断したかと思われる。
第三次ユチカ攻防戦
ユチカ北東の丘に陣取っていた、第一次ユチカ攻防戦を生き延びたイギリス赤福部隊が南下を開始。 なりふり構わず近隣からかき集めた防衛部隊により、
イギリス赤福部隊の一度目の攻撃には耐えきったものの、最終Tすでに防衛部隊はほぼ壊滅状態。
1T前の国民国家による新兵のマスケット兵と、少数の胸甲騎兵の生き残りを残すのみとなったユチカ防衛部隊は、ここで総玉砕を遂げた・・・
シュメールがイギリスに宣戦、イギリスがユチカを落とした瞬間、ウルクにいる無傷のライフル部隊でユチカを攻め取ろうと企んでいたようだが、
イギリスが時間一杯までユチカ攻撃を待っていたため失敗、勝利はイギリスに
(ユチカ攻防戦のSSはオートセーブの為若干ゲーム中と異なります)
グラフと五大都市
スコア
GNP
エネルギー
諜報
五大都市
最後に
読んでいただきありがとうございました~
自分は防衛戦大好きでして、終盤どうしようもなくなって掻き集めてくる弓兵などに哀愁を感じつつ
絶望的な戦いをするのがたまりませんっ
そんなわけで今回みたいなゲームは大好きでして、マルチレポ少ないのも悲しいんで書いてみようと、やってしまいました
初めてだったもんで至らない所なんかがあると思いますんで、感想とともにコメントして貰えるとうれしいです
あとアメリカかっこよすぎだw
コメント欄
- 超久しぶりのレポ乙乙!!アメリカかっこよすぎだろ・・・ --
- マルチレポ乙!3.13になってからは初だと思うが、先行スタートで首都と戦士1体購入する形かな。 --
- 先行75だと普通のゲームと変らないけど 首都選びに幅が出来て好き -- カルタゴの中の人
- 久々にレポ読めて楽しかったです。 --
- 油断王・・・?w --
- ユチカ攻防戦あついなw個人的にはスコア1位のときの防衛戦争主力は撤退率高い騎兵隊をそろえるのが一番良いと思う --
- 最近レポが無くて悲しかったけど、楽しめた! マルチのレポは何が起きるかわからなくて面白い! --
- レポ乙!すごい面白かった。アメリカのかっこよさは異常w --
- レポ乙です。シングルには無いプレイヤー同士の腹の探りあいが面白いですねー --
- すばらしい --
- 星条旗は永遠なり --