はじめに
7月15日行ったゲームの日本です。 12時間ぶっ続けでみなさん本当にお疲れ様でした。 文字だけで申し訳ありませんがざっとレポをあげておきます。
建国-目立たぬように、目立たぬように
紀元前4000年:北東に京都建国。 少し探索してみるとあまり島の中央に進出しなくてもある程度の土地は確保できそうである。 まずは資源が豊富であった島の北東の端に大阪を建国。 周辺の探索を進める。南にドイツ・東にアステカ、大陸の反対側にモンゴル・ロシアがいるようだ。 まず攻めるとすればアステカだろう。 そこで、アステカへの足がかりとして東京を建国。 また、島中央へとにらみを利かせるために江戸を建国。 もう少し中央に割り込めば都市を増やせそうだが、あまり目立つと最初の標的になる危険性があるので とりあえずはこの4都市で満足する。この段階ではスコアは最下位に近いがあまり気にしないことにする。そのほうが叩かれなくていい。 このころは確か、最優先にアルファベットを開発して、他の国とできるだけ技術交換をしようとしていた。 以外とみんなアルファベットは研究していなく、あちこちの国から色々と技術をいただけた。 このころ、南西のほうではフランスが色々やっていたようだが、よくわからない。ガレー作ってないし。 アステカと日本は文化圏を接している状態だが、ドイツとは文化圏は直接接していない。都市を建てようと思えば建てれるが ドイツとの緊張が高まりそうなので放置していたが、エジプトのガレーが来る。 エジプト「ちょっとここ通りますよ・・」 日本「ん、どうぞ」 エジプト「ちょっとここ失礼します」 日本「?」 見るとちょうどそこにエジプトの開拓者が。そこに都市を建立した。 まあ、こっちとしてはドイツとの間のクッションになってくれてありがたいが。土地が無くて苦労してるようだ。
第一次大戦
ひとまずロシア・モンゴルと協力してアステカにあたりたいと考え、交渉に入る。 日本「いっしょにアステカを攻めないか?」 モンゴル「できるが内政がぼろぼろなので少し待ってくれ」 ロシア「攻めたいがドイツの動向が気になる」 技術を見るとどうやらアステカとドイツは協力関係にあるようだ。ロシアの兵はあまり期待しないことにする。 技術交換しながら対アステカにむけてカタパルト・斧兵をメインとした軍備を増強する。 その間もロシアやモンゴルに状況を確認するが、中々準備は整わないようだ。 グラフをみる限りではアステカはろくに軍備を増強していない様子で、できればさくっと攻めていきたいところだが ここで強引に事を進めてもロシア・モンゴルは良く思わないだろうし、一人だけスコアを伸ばすのも各国に警戒されるので待つ。 じっと耐える日々が続いたが、ようやく、 紀元680年:ロシア・モンゴルとともにアステカに宣戦布告。 アステカ「ちょ、何で何もしてないのにイジメられるの」 残念ながら何もしてないから攻められるのである。 1都市あたり3~4体程度しか兵はいないようであり、ほとんど無傷で兵を進めることができた。 紀元740年:トラテロルコ占領。 紀元920年:首都のテノチティトラン占領。占領してからわかったことだが、アレクサンドリア図書館やアポロ神殿、アカデミーなど を持つすばらしい都市であった。ラッキー。 とりあえず得られるだけの利益を得たので講和を提案してみる。 日本「技術を何か1つくれるなら講和してもいいが?」 アステカ「この状況で続けてもしかたないでしょ」 やりようによってはあると思うんが、それなら仕方が無い。遠慮なく滅ぼさせてもらう。 紀元995年:テオティワカン占領。アステカ文明滅びる。 その後モンゴルがせっかく獲得した唯一の都市である大阪府。を維持できない、という理由でエジプトに譲渡する。 それを聞き少し?と思う(あとでわかったことだがこの時点でモンゴルは島々への進出により財政的に厳しかったようだ) こちらもあまり都市が多くても困るだけだし、この戦争で一人だけスコアを伸ばしすぎてもまずいと思い。 日本「テオティワカンいらない?」 エジプト「ありがとうございます、偉大な指導者様」 と、エジプトに都市を譲渡する。 うまい具合にモンゴルとのクッションになってくれるといいのだが。
雌伏の時
その後はスコア的にも地理的にもロシア以外は積極的に攻める理由はない。いくらなんでも手の平を返したようにロシアを攻めるのは対外的にもまずいだろう、ということでしばらくは内政に専念する。 テノチティトランのおかげで研究は非常に進むが、この段階で多少技術が先行していたとしても技術交換をこまめに行っていればあまり意味はないだろう、と考え、 研究費をややさげ後々のアップグレードのための資金を溜めることにする。ロシア・モンゴルとはたまに技術交換するなど緩い協力関係を続けている状態だった。 紀元1130年:暇なのでファロス灯台を作る。ファロス灯台万歳。 このころから、南の方で戦争が起きているようだが、積極的に介入する理由も手段もない。対アステカ用のユニットが残っているので 万が一の際にはそれをアップグレードすることにし、内政に専念する。 紀元1515年: フランスとアラビア&ドイツ&ロシアとの間での戦争が起きているようだ。 ロシアに介入するチャンスではあるが、さすがにころころ敵味方を入れ替えるようなことをやっていると信用がなくなるだろうと思い、傍観していた。しかし位置的に協力するならフランスだろう。 日本「何か手伝えることはないか?」 フランス「ロシアの背後をつけないか?」 ひとまず断ってはみたものの、フランスの持つ技術は魅力的であり、 ためしに技術提供を条件にロシアへの参戦をちらつかせてみたが、その直後に、フランスとロシアとが和平したので、その話は無しとなった。 その直後、アラビア文明は滅ぼされ、ドイツとは和平。現時点ではフランスは仲良くしておいて損はない国かなとも思い、技術提供などを持ちかけてみる。 その後しばらくは平和な時代が続くが、モンゴルとフランスのテクノロジーがすごい勢いで進化しているのに気づいた。 聞くとモンゴルとフランスは鉄道まで技術の共同研究を行っていると言う。モンゴルは国土は広くスコアは高いが技術後進国だと判断していたが、モンゴルへの警戒をやや強めることにする。
コサックの脅威(未遂)
紀元1600~1700年代?:このころ、ロシアが騎兵隊に向けた研究を進めているのが気になる。 また、コサックに関する話をモンゴルから聞く。 ロシアには馬は無いはずだが・・・。見るとモンゴルがロシアに馬を供与している。 日本「馬あげちゃったの?」 モンゴル「馬をくれなければ戦争だ、って感じで脅されて・・」 まずいって。どうもこちらに来るようすはなさそうだが・・ ロシアの話ではモンゴルはロシアに半ば脅される形で馬を取られたらしい。 こちらの主力はライフル兵で、もしコサックが来たらとにかく守るしかできそうに無いだろう。 しかし、アップグレードを駆使して数を集めて攻めてくるような気配はない。 数さえそろわなければライフルでも何とか防衛は可能だろうと判断する。 2国間で潰し合い疲弊してくれるのならそれにこしたことはなく、積極的に関与はしたくない。 しかし、モンゴルの広い領土をロシアが取ることになるのは少しまずい。 日本「こちらとしては防衛に専念するしかない」 モンゴル「そちらも自国の国の防衛を考えるのは当然だ、了解」 しかし2国間で戦争が起きたら、少し時期をあけて兵を少し出すくらいはしたほうがいいだろう。 その後、馬の供給は取りやめられたが、ロシアから日本の圧力によって馬の供給が引き上げられた、と文句をいわれる。 釈明する。 日本「コサック怖いって話をしただけだよ」 日本「モンゴルだってコサックに蹂躙されたくはないでしょ」 ロシア「誤解ならいいです^^」 しかし大体何があったか気づいているとおもわれる。 微妙に緊張が高まるが何も仕掛けてはこないようだ。ほっとする。 紀元1775年:すごく暇なので自由の女神を作る。自由の女神万歳。
第二次大戦
紀元1800年代:広い領土を背景にモンゴルが着々とスコアを伸ばす。ロシアのスコアが多少伸びても最後にタコ殴りにできるだろうし問題ないが、モンゴルはまずい。 ちょうどそのころフランスからモンゴルの国境付近に兵士がいないとの話を聞く。どうやら海軍を増強している可能性があるようだ。 制海権を取られると各個撃破される危険性があるので、ここでフランス・ロシアと協力しモンゴルを叩く作戦に出る。 海から回ることになるのでガレオン、及びフリゲートの生産に入るが見るとフランスは駆逐艦を作っている。 できれば欲しいので技術交換にてして手に入れる。溜めておいた金を使いアップグレードで駆逐艦をそろえる。 モンゴルのフリゲートがこちらにきており、もろに警戒されているのがわかる。だが強行突破するしかない。 このころフランスとの会話を全体チャットで流してしまう、という大失態をしてしまうが、 もうモンゴルも完全に気づいているだろう。気にしない気にしない。 紀元1860年:フランス・ロシア・日本対モンゴルとの戦争が始まる。向こうのフリゲートを沈め、 北の小島を目標にひたすら海を進む。 向こうの主力がフリゲートなら楽なのにな、と思ったが着いた先では駆逐艦が待っていた。 何とか兵士を降ろすことには成功するが制海権を握っているとはいえない状況である。 向こうの兵は質的にはこちらと同等かそれ以上であったが、数のは歴然でありとりあえず1都市を占領する。 この調子で島を全部とるかと頑張っていると、モンゴルから全面降伏の連絡が入る。 なんでも、大陸の都市を首都以外全部あげるから、島にある都市を返してくれということだそうだ。 こちらはできれば戦争を続け、北側の島を確保したかったが、どうやら2国とも戦争を続けることには乗り気ではないようだ。 迷ったが、ここで足並みを乱すと、こちらに矛先が向いてきても不思議ではない。受け入れる事にする。 もらえる都市は4つ、分ける国は3つ。こちらの足並みを乱す策であることは明らかである。この時点でこの戦争から何かしらの利益を得ることはあきらめることにした。 それぞれどの都市をまずもらうかということはすぐ決まるが、残り一つでもめる。 ロシア「残り1都市は破壊する」 モンゴル「条件は割譲だ、破壊は認めない」 さらにモンゴルは、研究値50位ある都市だということをアピール。明らかにこちらの内部分裂を狙っている、と感じる。 困った。別にこちらはあまり欲しくないが、ロシアもフランスも欲しそうだ。 そこに救世主が現れる。 エジプト「では私がもらうということで」 エジプトは半分くらい冗談でいったつもりだったのかもしれないが、日本はもともとこの戦争で領土を広げるつもりは無いので、諸手を上げて賛成する。 日本 「それだ!!」 それがすんなりと通り、残りの1都市はエジプトに割譲することになる。万事めでたしである。 (あとで聞いた話では、交渉決裂後の反撃を狙っていたらしい。マルチは怖い) ちなみに私がもらった都市は文化侵略にさらされ、ろくに生産もできない。わかってはいたが鬱だ。 赤字ではないのでとりあえず半分放棄気味にして、輸送艦を作って軍備を引き上げることにする。
出る杭は打たれる
その後しばらくの間平和が続く。ロシアのスコアが断然トップであるが、各国と組んで攻めることができれば逆転はまだ何とかできるだろうと思いつつ、マンハッタン計画を完成させる。 そこにロシアが防衛協定を持ちかけてきた。拒むのもためらわれるので結んだが、この状況で防衛協定に何の意味があるのだろう。 そのままスコアのトップをひた走れば最後に叩かれるのはわかっているだろうに。 アポロ計画を完成させてはみたが、いつのまにか外交が後手にまわってしまい技術後進国になっていたようだ。 まず宇宙船開発勝利は無理である。 とりあえずドイツ等と少しでも技術交換を行ってみる。 ふと何気なく勝利条件を見てみると、ドイツの都市の文化値が異様に高い(とはいっても一万数千)のに気づく。 日本 「ひょっとして文化勝利狙ってます?」 ドイツ「かなり無理そうですけど一応」 秘密を守る代わりに技術をくれないか、と持ちかけてもよかったかもしれないが、どう考えても文化勝利は無理そうなので 日本 「頑張ってください」 素直に応援しておく。 その後も平和が続く。しかし、ここでフランスの台頭が無視できなくなってきた。スコアでは2番手、宇宙船開発勝利では1番手。 もしかしたら放置しておくと宇宙船を飛ばしてしまうかもしれない、という状況である。 モンゴル「重要な情報がある、スパイからフランスが宇宙船の開発を着々と進めている、という報告を受けた」 実は日本もスパイを既にフランスに置いているのだが、水を差すのもなんなので、秘密にしておく。 日本「核で何とかならないか?」 モンゴル「すでにフランスは戦略防衛構想を完成させている」 どうも戦略防衛構想があると核はあまり効かないようだ。 最後にロシアを叩くだけでよいと思っていたが、フランスはスコアでも2位であり、日本の勝利のためにはここで叩いておいて損は無い。 モンゴルからの誘いにより各国によるフランスへの攻撃を行うことに決まる。 紀元2017~18年:日本・ロシア・・モンゴルによるフランスへの宣戦布告が行われる。 日本としてはこちらとしては特に領土を広げるなどの野心はして戦争自体は特に問題なかったが、フランスが途中でやけになる。 あとで聞くとみんなロシアの勝利を認めていたのか、と思っていたそうだ。 形だけとはいえ、防衛協定を結んでいたのでそうみられても仕方ないのかも知れないが、そんなわけはない。 最後の最後に勝てばいいのだ。 少し罪悪感を感じたが目立ちすぎる、という時点で外交上致命的なミスを犯した、ということになるので仕方が無いのではないだろうか。 最終的にはフランスの全面降伏という形で、各都市はドイツ・ロシア・エジプトに割譲される、という形になった。
雌伏の時(その2)
気を取り直しスコア的に優勝をまだあきらめていないであろうドイツに、ロシアへの攻撃を打診する。 日本「最後の最後でロシアを攻めるっていったら、付き合いますか」 ドイツ「勝利をあきらめるつもりはない」 と了解を得られたので、次はモンゴルを巻き込もうかと思ったが、以前攻めた国であり、ドイツに仲介を依頼して打診を行ってもらう。
こちらも快くオーケーをもらい、残り20ターンの時点で反撃を行うということで話を進める。 残り20ターン時には、あまり良くは覚えていないが、守りにまわす兵を除くと、 こちらの最終的な兵力は、 ICBM 15発前後 機械化歩兵 15前後 歩兵・ライフル兵 10前後 長距離砲・カノン砲 12、3前後 だったと思われる。 あとで思えば、ここでICBMの分の生産力をほかに回していれば、また違った展開になったのだろう。 とにかく、最終戦争の始まりである。
第三次大戦
紀元2030年 日本・ドイツ・モンゴルによるロシアへの戦宣布告が行われる。 とりあえず少しでもスコアを削ろうと思いモンゴルの首都を中心にICBMを乱射する。 しかし、戦略防衛構想によって1~2発以外は全部撃墜。 シングル・マルチ含めCiv4で核を使うのは初めてだが、あまりの弱さに愕然とする。失敗した。 紀元2033年にとりあえず都市「尖閣諸島」を確保、スコアをある程度伸ばすことに成功する。 地味に敵の飛行機による攻撃が痛い。本格的に攻める直前にユニットのレベルアップを行うことによって対応する。 この段階でおそらく最後は各国の足の引っ張りあいになるだろうと予測し、さらに軍備の増強に励む。 さらにスコアを伸ばそうと紀元2037年、都市「魔城ガッデム」を確保。そろそろ各国の反応が怖い頃である。 その後はあまり戦線を南へ延ばすのは得策でないと考え、東へと進軍したが、意外なほど守りは固く、結局この2都市しか落とすことは叶わなかった。 その間も地球温暖化がどんどん起こる。世紀末だ。9割がた日本のせいだが。
そして泥沼へ
紀元2044年に全面降伏を宣言したロシアと各国との和平が行われたが、この時点ではドイツがトップであった。 おそらくロシアの首都を落としたためと考えられるが、ここであきらめる道理はない。ドイツへと軍を進めた。 翌年ドイツへと宣戦布告、あとなぜかエジプトとフランスもドイツへと宣戦布告してきたが、とりあえず1都市とることに集中する。 せっかく取った都市を防備をからにしたせいでドイツに破壊されるという痛恨のミスを犯すが、もう気にしても仕方が無い。 あとは攻めてスコアを伸ばすのみである。フランスによりドイツが首位より引き釣りおろされ、日本がトップに踊り出る。 そうするとさらに翌年、モンゴルが日本へと宣戦布告してきた。 モンゴル「以前に奪われた都市を返してもらおう」 とうとう来たか。以前割譲されたオールドサライを大戦力で攻められる。守り切れる可能性はない。 とりあえず時間を稼ごうと核を落として弱らせてみたが、直後よりモンゴルが盛んに核を日本へと打ち込んでくる。 ここで初めて、戦略防衛構想を作っていなかった事に気づく。 一発ごとに直接削られるスコアは10前後で、もうゲーム終了が近い状況では死の灰による影響はさほど気にしなくてもよかったが、微妙なスコア争いをしている状況では実に痛かった。 紀元2048年、ドイツの都市「カレー王国」を取ったが、同年オールドサライをモンゴルに奪われる。 この時点でスコア的にはモンゴルが1位、100~200の差をつけて日本が2位であった。 もう逆転は難しいと思われたが、とにかくスコアをこれ以上下げないよう防衛に専念することにした。 モンゴルの海軍が日本に攻めてきたりもしたが、上陸兵力はもっていないようで、特に気にしないことにする。 その間にもエジプトが日本に宣戦布告したり、ロシアが各国に反撃したりもあったが、特に残りターンで日本の都市を奪われるような状況にはならないと考え、放置する。 そして紀元2050年、ゲーム終了。モンゴルが勝者となった。 スコア的には2位であったが日本の土地は半分以上死の灰に覆われ、もはや人の住める場所ではなくなっていた。 あれから日本国の国民はどのような運命を辿ったのだろう・・
最後に
・出る杭は打たれる(特に大人数では独走してると逆に危険) ・戦略防衛構想があると核はまず役に立たないが、ないと地味に痛い(でもコストの割には合わない) ・技術協力は常に必要だ(技術は最後まで重要) ・最後まであきらめない(モンゴルさんナイスファイトでした)