Mapは小 勝利条件オール 7Players
今回はマルチの中でも、外交に殆どの力を費やした気がする。 そのため会話のログが多くなっている。
当たったのはローマ。 ユリウス・カエサル率いる軍事国家である。 最後に私は言うのだろうか 「ブルータスお前もか…!」 裏切りに彩られた国家に栄光あれ。
しかし今回は口調がノリノリだったw
序盤
ローマといえば鉄である。 鉄が無ければ序盤の戦略が大幅に変わってしまう。 私はまっすぐに鉄器までを開発し、首都に鉄があることを確認した。
その後周辺を見ると、ロシア、インド、アステカと。三国が建国されていた。
外交と言葉
私は北西のアステカと技術同盟を打診してみる。 色よい返事が頂けた。 早速初期のダッシュをかける。
その後インドも技術同盟に混ざることになる。
この配置は鬼すぎた
今回のプレイで特筆すべきは、位置。
雑談の中で「西」と固有名称を与えられるほど三国は絶妙な位置にあったのだ。 内政をアステカとインドが行い、ローマは軍備を行う。 この役割は誰が言い出したものでもなく、自然に起きた事を記しておこう。
ロシアへの侵略
わが国が領土を広げるには、東しかなかった。 幸い東はロシアだ。 序盤につぶした何かと都合がいい相手である。 文化侵略を理由にローマはロシアへ宣戦布告する。
ローマ「ローマは、東の町二つの所有権を主張する。」 ローマ「さぁいくぞ。」 ロシア「無駄な戦争は好きではないのだが…。」
問題ない、戦争は常に理不尽であるべきだ。 ローマの我がままをロシアが跳ね返すか、ローマが押し通すか それだけの事だ。
プラトリエンは強い。 カタパルトがほぼ無い状態で都市「アコム」を落とすことに成功した。 北の「むじんくん」も破壊可能な射程である。
外交という武器
ロシアから個別が入る。
ロシア「正直に言え、滅ぼすつもりか。」 ロシア「ならばリタイアする。」 ローマ「そのつもりは無い。」 ロシア「ならば、何が望みだ。」 ローマ「・・・」
首都へもくもくと兵を進めるローマの中の人。 手加減をしてはいけない。明日はわが身。戦争は常に危機感と共にある。
ロシア「首都を落とせば満足か?この戦争になんの意味がある。」 ローマ「首都はいらぬ。むじんくんの破壊を求める。」 ロシア「そのような事は容認できない!むじんくんが破壊されてはリタイアも同然だ。」 ローマ「そうか、しかしココで手を止めるわけには行かないのだ。」
おそらく無人くんも首都も破壊される。少なくとも私の中ではそれは確定だった。
ロシア「望みを言え、首都が欲しいのか?」 ローマ「いらぬ。」 ロシア「では十分ではないのか?これ以上戦争の意味は無い。」 ローマ「私は貴方が怖いのだ、よって攻撃する。手を止めたりはしない。」 ロシア「それこそ無意味だ。軍備などもうない。」
確かにロシアの軍は斧2弓3がせいぜいであった。 当初狙っていた都市も手に入れたし、ロシアは分断されている。 馬も手に入らない立地であるようだ。 もはや反撃の力はないだろう。 ロシアは粘り強く交渉を重ね、平和を掴んだ。
戦争開始時、ロシアの首都を破壊し、北の辺境に遷都させる予定であった。
ローマ「分かった兵を引こう。」
ロシア「では停戦だな。そちらから交渉を頼む。」
この判断は後々に、意外なほど大きな波紋を呼ぶことになる。
技術
順調に技術を開発。 するとドイツから何度か取引の申し出がある。 対ロシアを約束する。対価として技術が欲しい。と言ってきた。 すぐさまアステカとインドにその旨を伝える。
アステカ「ロシアと国境を接していて大変でしょう。外交はお任せします。」 インド「Zzz」返事がなかったw
ありがたい。早速ドイツと不可侵を結び、ロシアを仮想敵国とする条約を張る。 正直戦争は疲れるから嫌いなのだ。 平和なのが一番。
ドイツはこちらに技術を滅多に流さず、地図も渡して来なかった。 ローマを警戒しているのだろう。 そして技術開発の速度から見て、日本と組んでいるのは明白だった。
二つ目の戦争
ドイツが中国に宣戦布告した。 ローマとは接している国境が無い為、傍観となった。 すると数ターン後に個別が入った。
ドイツ「中国に攻められないかな?」 ローマ「え、うちは道がないよ。」 ドイツ「あるよ。」 ローマ「・・・」おお本当にあったw アコムで奴隷生産しまくり作戦の効果か、右の中国に細いながらも道が出来ていた。 ローマ「おー、本当にあるね。」
でも攻める気は無かったので、そのままはぐらかす。 ジャングルの中をノシノシ歩いて行くなんて冗談ではない。 せめて通行条約か、世界地図があれば兵を貸すぐらいはしていたかも知れないが。
危機
だが、そういっても居られなくなった。 ロシアに馬が無いと安心していたのに、コサックが作られている。
ローマは重要な決断を迫られる。 今度こそロシアを滅ぼすために、再び戦争を起すか否か。
迷っている時間は無い。 コサックは圧倒的なのだ。20以上を作られたらローマの勝ちはこの先も消えると見ていい。 しかし誰が馬を提供したのだろうか。日本か?厄介な事になった。
ローマ「コサックですか。」 ロシア「・・・」 返事もない。 やるか。決まった、ローマはならず者国家だな。
ローマ「ロシアは脅威だ。」 ローマ「このまま黙って見ている分けには行かない。宣戦を布告する。」
ロシア「待て、ローマを攻めたりはしない。」 ローマ「では、北の都市に作っているコサックは何処を通るのだ?」 ロシア「ドイツを攻めるのだ。ローマへ攻めるつもりは無い。」
信じられるわけが無い。 大量のスタックを相手の首都へ進ませる。
ロシア「待て、ロシアはローマと争うつもりは無い。」 ロシア「コサックを通して貰えればいい。」 …… ローマ「私はきっと大馬鹿だ。ロシアの言葉を信じよう。」
しかし、今通す分けにはいかない。 交渉で時間を稼ぎライフル兵を少数ながらも配備し終わるのと同時に通行を許可した。 ドイツには事前にロシアが攻めると知らせておいた。
【ローマの決断】
ローマ「ローマは戦争を傍観する。東には手を出さない。」
現時点のスコア |
1位:日本 | 孤島ながらも都市を経済に特化して育て、地力と領土を確保していた。 |
2位:アステカ | 大陸の奥深くに磐石の土地を築き、未だ戦争による消耗も無い。 |
3位:インド | 文化・経済に特化し1500年の時点で文化は他国の3倍近い値だった。 |
4位:ドイツ | 近年技術先進国になった。中国と戦争中。 |
5位:ローマ | 外交と軍備に奔走され、まともな都市は首都だけという有様。軍事力は飛びぬけてトップ。 |
6位:ロシア | ローマにより国力を削られるも、外交によりまた戦争を起せるだけの力を蓄えた。要注意。 |
7位:中国 | ロシアの文化侵略により発展が伸び悩み、苦労していたようだ。 |
ロシアの興隆
ロシアが攻撃すると伝えた際、ドイツの中の人はなにやら余裕の表情だった。 なるほど、既にライフルが完成していたのか。
10ターンほどだろうか。 ロシアが押し勝ったようだ。都市「ラーメンランド」を占領。 南の「○○△■」←名前忘れたw も続いて占領に成功したようだ。 この頃からロシアは西に力を注ぎだす事になる。
離間の計(by ロシア)
正直、こんな計にかかるのはよほどの間抜けか酔っ払いだけだと思っていた。
いやー、やられて初めて分かるモンですね。大変だこれはw
以後、覚えている限りの会話を載せてみよう。
「やぁ、ローマの人」 「どうしたロシアの方」 「実は折り入って話がある」 「なんだろう?言ってみてくれ」 「実はアステカを攻めたい。傍観していてくれないか。」 「そうか… アステカは同盟国だ。ローマとロシアは戦うことになるだろう。」 「西は大きくなりすぎている。パワーバランスだ。ローマは傍観するだけでいい。」 「それは出来ない。この同盟は私から言い出したものだ。裏切ることは無い。」 「何故だ、グラフを見てみるといい。このままではローマに勝ち目はないぞ。」 「ローマは勝利を捨てたわけではない。」 「ふむ、これは君を信用して話すが、他言無用に出来るか?」 「アステカに関する事以外なら、約束しよう。」 「ロシアはアステカとローマ以外の国と、既に同盟を結んでいる。」 「・・・」 ナンダッテクマー
すると、ふと思い出した。 少し前の事。 インドはローマが提供できる技術がないと知るや、交渉窓を無言で閉じた。 多少不信に思ったが、 「あー、捨てられたかな?」と感じた。 軍備に走りすぎたローマはインドの7割程度しか開発力が無い。 その為、最近はアステカとインドに頼りっぱなしが現状だ。
ローマ「あー、インドに見捨てられたかもw」 アステカ「え?でもこっちに技術来たよ。民主主義あるから、こっち先に来たんじゃない?」 ローマ「あ、そうかもね」
今思えば、インドの人に聞けばよかった。
「なんと… そうか、それならインドの行動にも納得がいく」 「理解したか。では返事をくれ。アステカを攻めたい」 「それは断る。私から裏切りは無い」 「そうか… ならばインドはどうだ?」 インド?同盟国と言って居たではないか? 「…通行は許可する。がそれ以上は認められない。」 「私は西を動かしたいのだ。傍観するだけでいい。」 「こちらからロシアを攻めたりはしない。」 「ではインドを攻めるのは認めてもらえるのか?」 「…通行は許可しよう。」 「分かった。では作戦がある。聞いてくれ。まずロシアがローマに宣戦布告する。もちろん空宣戦だ。その後インドへ攻める。ローマは傍観して欲しい。」 「…宣戦?通行だけで十分だろう。」
ここでインドとアステカから個別が入る。
インド「なんでえええええええええ」 アステカ「今さ、聞いてみたんだけど。ロシアの策略じゃないかって。」 ローマ「なぬ。」 アステカ「こっちを分断する作戦じゃないかって。インドは中国を支援してるけど、それ以上はしてないって。」 インド「中国支援はしてるよ^^ でもそれだけだよ~」
…頭が痛くなってきた。つまり…ええと バカなのは私か?すまんインドの人よ。
「ロシアの方よ。本当にアステカ以外の国と同盟を結んでいるのか?根拠が薄く信用できない。」 「そちらが信じるのはロシアがローマを攻めないと言う事だけだ。」 「…」 「さぁ、返事をくれ。インドを攻めパワーバランスを戻す。私は世界を動かすのが好きなのだ。」 「否」 「そうか西は同盟を組んでいるのだな。もしインドが攻められればローマはどうする?」 「通行は許可しよう。それ以上は答えられない。」
ローマ「ロシアが攻めてきそう。国境固めておいてー」 インド「わかったー、軍備あげるからちょっと研究のペースおちるね」 ローマ「らじゃー」
「ふふ、そちらはそちらで色々話しているようだ。」 「…」 「すまんな、ロシアは中国を攻める。」 「そうか」 つまり今までの話は全部ウソかああああああああああ
恐ろしいヤツだ。何としても退場させなくては。そして数ターン後。
「ロシアの金融殿よ。中国を攻めるのは止めたほうがいい。」 「ほう、とめられるとは思って居なかった。珍しいな。」 「ローマはロシアに宣戦布告する。」 「…ふふふ、今回は楽しませてもらっているよ。君は中々に交渉のしがいがある。だがむじんくんを見ろ。」 むじんくんに軍備は弓2斧2と無いも同然だった。 「今すぐではない。数ターン後に戦うことになるだろう。」 「いや、参った。これほど楽しませてもらえるとは思わなかった。」 「次は敵になりたくないものだ。」 「さぁ、ロシアを滅ぼすがいい。もはやパワーバランスは崩れた。君の勝ちだ。」
ココで中国から個別が入る。
中国「ロシアを攻めるのか?」 ローマ「近いうちに」 中国「では口実をやろう。天水をロシアは狙っている。これをローマに譲渡しよう」 ローマ「それはインドさんに渡して欲しい。中国を支援していたのはインドだ」 中国「後で渡して貰えればいい。」 ローマ「分かった。受け取ろう。健闘を祈る。」
その後インドに天水を譲渡し、ロシアに宣戦布告をした。
ローマ「ロシアの外交には強い脅威を感じる。ローマは宣戦布告する。」 ロシア「はは、色々すまなかったな」
するとロシアの都市には兵が全く居なかった。 瞬く間に都市を壊していく。 このスコア争いの状況で、都市を保持するのは得策ではないと思ったからだ。
ロシア「ロシアの次はどこかな。ローマ?」 ローマ「盾は最初に壊れるものだ。」 まったく最後まで離間の計とは、本当に恐れ入ったw
守りを捨てたロシアの圧倒的な武力により、中国は滅亡した。 ドイツはこのスキに都市を確保しようとしたが、コサックの群れの前に撤退を余儀なくされていた。 途中AIに切り替わったロシアが圧倒的な強さと見せたりもしたが、 アステカ、インド、ローマの連合によりロシアは滅亡した。
復興と最後の戦略
ココにきて各国は様々な思惑を張り巡らせているだろう。
おそらくこの時点で西は崩れない。 何故ならローマが一番裏切る可能性が高く、そのローマに攻める気がないからだ。
1位:アステカ | 技術と土地によりスコアトップ |
2位:ローマ | 最大の領土を持つ軍事国家。技術後進国。アステカ、インドの援助でもっていた。狙うは制覇。 |
3位:インド | そろそろ文化勝利も見えてきそうな風味 |
4位:日本 | 技術はトップ。軍事はそれなり。宇宙開発狙い |
5位:ドイツ | パンツァーの力により持ち直すか? |
6位:ロシア | 狸w |
7位:中国 | 滅亡 |
エネルギー図
ドイツ「こんにちは、不可侵結びませんか?」 ローマ「ほーい」 ドイツ「あり^^」
パンツァーが居るのに不可侵?と思われると思うが、パンツァーは歩兵ですぐ落ちる。 正直問題無い。大陸にドイツの都市は3個しかないのだ。こちらは歩兵50と長距離をあわせて70は居る。飛行機もそろそろ完成する。
日本「不可侵結ばない?」 ローマ「あー、日本遠いからいいですよ。」 日本「ついでに同盟はどう?ドイツもいるけど。」 ローマ「それは遠慮しておきます。」 日本「次に狙われるのはローマだよ。一番スコアの可能性がある。」 ローマ「そうだねー。」
もう離間の計はコリゴリだ。 戦略は変更なし。
時間切れの横一線
夜九時を超えた頃に、なぜか回線が不安定になる。 さすがにテンポが悪く、ローマの中の人の時間切れも近いので残念ながら、今回は 引き分けという形になった。
個人的に 1、インド 文化勝利 2、アステカ 日本 宇宙開発 3、ローマ スコア 4、ドイツ スコア
の順に確立が高いと思う。