リンリンはただひた走っていた。
全ては自身の罪から目をそらすため、思いつきもしなかった邪悪な振る舞いをした事実を見ないフリをするために。
全ては自身の罪から目をそらすため、思いつきもしなかった邪悪な振る舞いをした事実を見ないフリをするために。
おれは違うのだ。
断じてあの映像電伝虫―とリンリンは思っている―が映し出していた、マザー達と同じ人間とも思えない奴らとは、違うのだ。
違うはずだ。
断じてあの映像電伝虫―とリンリンは思っている―が映し出していた、マザー達と同じ人間とも思えない奴らとは、違うのだ。
違うはずだ。
けれど――
『よくも』
リンリンを責め立てる声が響く。
否、響くわけがない。なぜなら彼女の傍には誰もいない。
彼女を追いかけているはずのヴィータは、今追いつけていないのだから。
だからここを走っているのはリンリン一人のはず。
にも拘わらず、彼女には聞こえる。
まあ、これはただの幻聴でしかない。
否、響くわけがない。なぜなら彼女の傍には誰もいない。
彼女を追いかけているはずのヴィータは、今追いつけていないのだから。
だからここを走っているのはリンリン一人のはず。
にも拘わらず、彼女には聞こえる。
まあ、これはただの幻聴でしかない。
己が食い殺したと聞いた、足柄と呼ばれていた女性がリンリンを責め立てる、ただの幻。
「うわああああああああああああああああああああああ!!」
リンリンは疾走しながら耳を塞ぐ。
大声を出し、少しでも他の声を聴くまいとする。
しかしそれは無駄だ。
なぜならこの声は空気を震わせ鼓膜に届く振動ではなく、彼女の心が生み出した、心に響くもの。
故にいくら耳を塞ごうとも、掻き消えることは決してない。
大声を出し、少しでも他の声を聴くまいとする。
しかしそれは無駄だ。
なぜならこの声は空気を震わせ鼓膜に届く振動ではなく、彼女の心が生み出した、心に響くもの。
故にいくら耳を塞ごうとも、掻き消えることは決してない。
『お前のせいだ』
『お前のせいで私たちがどれだけ……』
『お前のせいで私たちがどれだけ……』
聞こえる。
リンリンの心に響くのは、ずっと前に自分を捨てたはずの父親と母親の声。
ただし記憶にある優しい声ではなく、こちらを責め立てるような厳しい声だ。
リンリンの心に響くのは、ずっと前に自分を捨てたはずの父親と母親の声。
ただし記憶にある優しい声ではなく、こちらを責め立てるような厳しい声だ。
「パパ!? ママ!? どこ!? どこにいるの!?」
彼女が思わず足を止め辺りを見回すが、いくら探そうとも見つかるはずがない。
代わりに、また別の声が聞こえる。
代わりに、また別の声が聞こえる。
『悪神め』
『カルメルには悪いが、やはりこいつは殺してくべきだった』
『滝ひげ様を返せ』
『カルメルには悪いが、やはりこいつは殺してくべきだった』
『滝ひげ様を返せ』
次にリンリンの心に聞こえるのは、エルバフの住人達。
冬至祭の時に一度会ったきりだが、あの時とは違うことだけは分かる。
冬至祭の時に一度会ったきりだが、あの時とは違うことだけは分かる。
「滝ひげ様? おれ、あいつに何したんだ……?」
リンリンは思わず震えながら尋ねる。
あの時は純粋に分からなかったから聞いた。
だが今は薄々ながらも分かる。
おれはきっと、なにかをやらかした。
あの時おれたちがエルバフを追い出されたのは、おれのせいだ。
あの時は純粋に分からなかったから聞いた。
だが今は薄々ながらも分かる。
おれはきっと、なにかをやらかした。
あの時おれたちがエルバフを追い出されたのは、おれのせいだ。
しかし答えは返ってこない。
代わりにまたも違う声が聞こえる。
代わりにまたも違う声が聞こえる。
『なぁ』『なぁ』『なぁ』『なぁ』
『なぁ』『なぁ』『なぁ』『なぁ』
『なぁ』『なぁ』『なぁ』『なぁ』
「こ、この声ってもしかして……!?」
『なぁ』『なぁ』『なぁ』『なぁ』
『なぁ』『なぁ』『なぁ』『なぁ』
「こ、この声ってもしかして……!?」
リンリンには声だけですぐに分かった。
なぜならその声の主は彼女にとって何よりも大切な存在。
孤児院『羊の家』に住まう、彼女と同じ孤児たち。
その孤児たちに、彼女は必死に問いかける。
なぜならその声の主は彼女にとって何よりも大切な存在。
孤児院『羊の家』に住まう、彼女と同じ孤児たち。
その孤児たちに、彼女は必死に問いかける。
「なんでおれを置いてどっかにいっちまったんだよ!?
おれ、みんなに作ってもらったお菓子を食べてたあの時が人生で一番幸せだったのに!!」
『リンリン、教えてやろうか?』
「マザー!!」
おれ、みんなに作ってもらったお菓子を食べてたあの時が人生で一番幸せだったのに!!」
『リンリン、教えてやろうか?』
「マザー!!」
リンリンの必死の問いに返答したのは孤児ではない。
彼女たちの親代わり、孤児院の主。
リンリンがマザーと呼ぶ老婆、マザー・カルメルである。
彼女たちの親代わり、孤児院の主。
リンリンがマザーと呼ぶ老婆、マザー・カルメルである。
『リンリン、私達があなたの前からいなくなったのはね――』
「うん! うん!」
「うん! うん!」
マザーの言葉をただ笑顔で待つリンリン。
他の奴らはおれを責めたが、マザーは、羊の家のみんなだけは優しくしてくれる。きっと許してくれる。
リンリンはそう信じていた。
だが――
他の奴らはおれを責めたが、マザーは、羊の家のみんなだけは優しくしてくれる。きっと許してくれる。
リンリンはそう信じていた。
だが――
『お前が私達を食い殺したからだよ』
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
地獄は終わらない。救いはない。
リンリンを責め立てる幻聴は鳴りやまない。
愛するマザーにすら追い込まれるリンリンは、もはやただ叫ぶしかできない。
リンリンを責め立てる幻聴は鳴りやまない。
愛するマザーにすら追い込まれるリンリンは、もはやただ叫ぶしかできない。
◆
さて、読者諸兄にはこう疑問を持つ者もいるだろう。
即ち『いくらなんでもあのリンリンが、幻聴を聞く程に追い込まれるだろうか』と。
本来なら六十年後の未来で四皇ビッグ・マムと呼ばれる程の大海賊の主が、たかがさっき会っただけの相手を殺して心が傷ついたりするだろうか、と。
即ち『いくらなんでもあのリンリンが、幻聴を聞く程に追い込まれるだろうか』と。
本来なら六十年後の未来で四皇ビッグ・マムと呼ばれる程の大海賊の主が、たかがさっき会っただけの相手を殺して心が傷ついたりするだろうか、と。
確かに四皇ビッグ・マムならば何も思わないだろう。
たかが己の食欲のせいで死人が出たところで、彼女が気に留めるはずもない。
だがここにいるシャーロット・リンリンは未だ六歳になったばかりの童女。
世の酸いも甘いも知らず、マザーの掲げた『世界中の人種が家族となり、全員が同じ目線で食卓を囲む』を無邪気に信じるような少女。
たかが己の食欲のせいで死人が出たところで、彼女が気に留めるはずもない。
だがここにいるシャーロット・リンリンは未だ六歳になったばかりの童女。
世の酸いも甘いも知らず、マザーの掲げた『世界中の人種が家族となり、全員が同じ目線で食卓を囲む』を無邪気に信じるような少女。
そんなリンリンにとって、己が犯した人喰いという所業は少々刺激が強かった。
否、それだけならまだ耐えられただろう。
何かの間違いだと、わざとじゃないと、己を騙せただろう。
しかし、ここにマザー・カルメルが絡んでくるとそうはいかない。
否、それだけならまだ耐えられただろう。
何かの間違いだと、わざとじゃないと、己を騙せただろう。
しかし、ここにマザー・カルメルが絡んでくるとそうはいかない。
リンリンにとってマザーとは、四皇となった時間軸であろうとも大切な存在である。
唯一残った彼女の写真が入った写真立てを大切にし、壊されることがあればそれだけで発狂するほどに。
唯一残った彼女の写真が入った写真立てを大切にし、壊されることがあればそれだけで発狂するほどに。
そんな存在をもし自分が手にかけてしまったと知ったらどう思うだろうか。
それも純粋無垢な六歳児が。
当然、耐えられるわけがない。
それも純粋無垢な六歳児が。
当然、耐えられるわけがない。
加えてリンリンはこのコンペロワ開始直後に黒の章を視聴している。
人間の非道な振る舞いを数多詰め込んだ醜悪の集大成ともいえるビデオ。
そんなものを図らずも見てしまったリンリンは、この殺し合いで『自分にお菓子をくれるやつだけがいい人間で、それ以外は悪い人間だから全て殺す』という考えを抱いた。
人間の非道な振る舞いを数多詰め込んだ醜悪の集大成ともいえるビデオ。
そんなものを図らずも見てしまったリンリンは、この殺し合いで『自分にお菓子をくれるやつだけがいい人間で、それ以外は悪い人間だから全て殺す』という考えを抱いた。
しかし自身の犯した所業は、そのビデオに映っていた人間と何も変わらなかった。
殺さなければならない人間の中には、自分すらも含まれている。
少なくとも、リンリンはそう思った。
殺さなければならない人間の中には、自分すらも含まれている。
少なくとも、リンリンはそう思った。
こう列挙されてみれば、幻聴が聞こえる程に追い込まれていたとしても納得いくだろう。
いかないかもしれないが、このコンペロワに参加しているリンリンは追い込まれた。それが事実。
納得できるかできないかはともかく、コンペロワはこれを踏まえて進んで行く
いかないかもしれないが、このコンペロワに参加しているリンリンは追い込まれた。それが事実。
納得できるかできないかはともかく、コンペロワはこれを踏まえて進んで行く
◆
『ではこれにて、コンペ・ロワイアル第一回定時放送を終了する。
次の放送も聞けると良いな、参加者の諸君』
「ハハハハハハ! ずいぶん死んだのう人間ども!!」
次の放送も聞けると良いな、参加者の諸君』
「ハハハハハハ! ずいぶん死んだのう人間ども!!」
コベニの愛車をH-5の道なりに走らせながら、ミルドラースの放送を聞いたパワーは高笑いする。
参加者が百を超す大規模な殺し合いなので、優勝するには大量の人間を殺さないといけないだろうと彼女は推測していた。
だが蓋を開けてみれば参加者の四分の一が既に死亡しているので、これなら優勝もすぐだろう、と彼女は得意気だった。
参加者が百を超す大規模な殺し合いなので、優勝するには大量の人間を殺さないといけないだろうと彼女は推測していた。
だが蓋を開けてみれば参加者の四分の一が既に死亡しているので、これなら優勝もすぐだろう、と彼女は得意気だった。
なお、パワーは退場者が三十人という部分は聞いていたが他の話はロクに聞いてなかった。
死者の名前も、禁止エリアも、香霖堂も、支給品も、予約についても、彼女にとっては全てどうでもいいことでしかなかった。
死者の名前も、禁止エリアも、香霖堂も、支給品も、予約についても、彼女にとっては全てどうでもいいことでしかなかった。
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「な、なんじゃ!?」
「な、なんじゃ!?」
するといきなり爆音が響いた。
人の声だと辛うじて認識できたものの、とても人間に出せるようなものとは思えないほどの大声。
人の声だと辛うじて認識できたものの、とても人間に出せるようなものとは思えないほどの大声。
パワーは知らないがこれは誰であろう、幻聴に責め立てられ苦しむリンリンの叫びである。
それはともかく、あまりの音量にパワーは思わずハンドルから手を離して耳を塞いでしまう。
すると制御を失った車はあらぬ方向へと進み、道から外れ地面に複数個転がっている顔がある岩に突っ込みそうになる。
すると制御を失った車はあらぬ方向へと進み、道から外れ地面に複数個転がっている顔がある岩に突っ込みそうになる。
「ぬおおおおおおおお!!」
パワーは咄嗟にハンドルを切ることで岩を回避し、顔のある岩を回避し距離をとった。
この岩の名前はばくだんいわ。
普段はそこまで積極的に攻撃してこないが、ある程度ダメージを与えると自爆して敵に大ダメージを与えてくる恐るべきモンスターである。
もし車を突っ込んでいれば、彼女は大ダメージを受けていただろう。
その証拠に、さっきの轟音でダメージを受けていたばくだんいわは、一斉に爆発した。
この岩の名前はばくだんいわ。
普段はそこまで積極的に攻撃してこないが、ある程度ダメージを与えると自爆して敵に大ダメージを与えてくる恐るべきモンスターである。
もし車を突っ込んでいれば、彼女は大ダメージを受けていただろう。
その証拠に、さっきの轟音でダメージを受けていたばくだんいわは、一斉に爆発した。
「ええい、うるさいのじゃ!!」
幸運で危機を回避したパワーは、今もなお響く爆音と間近で巻き起こる爆発に怒りを覚える。
爆発は危ないので近寄らないが、大声には文句をつけるつもりだった。
幸い声の主はそこまで遠くないうえ、妨害しそうなNPCは大声のせいで死屍累々だ。
故に特に障害もなく声の主、リンリンの元へと辿り着く。
爆発は危ないので近寄らないが、大声には文句をつけるつもりだった。
幸い声の主はそこまで遠くないうえ、妨害しそうなNPCは大声のせいで死屍累々だ。
故に特に障害もなく声の主、リンリンの元へと辿り着く。
「この騒音公害の悪魔め! ワシが退治してやる!!」
リンリンを見つけたパワーは、迷うことなくアクセルを踏みしめそのまま車で突進する。
さっき遭遇した日和を轢いたときは必死に言い訳したが、今度はどう見ても人間離れした、他人に迷惑をかける怪物。
ならば轢いてもいいだろうとパワーは判断した。
さっき遭遇した日和を轢いたときは必死に言い訳したが、今度はどう見ても人間離れした、他人に迷惑をかける怪物。
ならば轢いてもいいだろうとパワーは判断した。
実のところリンリンは人間と人間の間に生まれた、正真正銘人間の子供なのだが、それをパワーが知る日は来ない。
「死ねぇい!!」
パワーがリンリンに車で追突する。
これで撥ね飛ばせば死ぬか、そうでなくても大ダメージは確実だろう、とパワーは考える。
しかしそれはあまりに甘い思考。
無理もないことだが、シャーロット・リンリンという存在を分かっていない。
これで撥ね飛ばせば死ぬか、そうでなくても大ダメージは確実だろう、とパワーは考える。
しかしそれはあまりに甘い思考。
無理もないことだが、シャーロット・リンリンという存在を分かっていない。
ガシッ
なんと、いや当然のようにというべきか、リンリンは突撃してきた車を受け止めた。
車の重量は一トンを超えるが、彼女ならば受け止めるくらいはできる。
否、受け止めるだけではない。
車の重量は一トンを超えるが、彼女ならば受け止めるくらいはできる。
否、受け止めるだけではない。
「マァァァザァァァァアアア!!」
「ぎゃああああああああああ!?」
「うおおおおおおおおおおお!?」
「ぎゃああああああああああ!?」
「うおおおおおおおおおおお!?」
リンリンは車をひっくり返した。
その衝撃で車はゴロゴロと幾度も横転し、やがて彼女から少し離れた位置で止まった。
そして中にいるパワーと目玉おやじは車が転がった衝撃でボロボロになりながらも、這う這うの体となりながら外へと這い出ていく。
その衝撃で車はゴロゴロと幾度も横転し、やがて彼女から少し離れた位置で止まった。
そして中にいるパワーと目玉おやじは車が転がった衝撃でボロボロになりながらも、這う這うの体となりながら外へと這い出ていく。
「おまえ、わるいやつだな」
そんなパワーに対し、リンリンは殺気立って迫る。
「死ねぇい!」なんて叫びながら、デカい何かに乗って猛スピードで迫ってくれば下手人が善か悪かくらいは誰でも分かる。
そしてリンリンにパワーを殺さない選択肢などない。
彼女の人間に対する憎悪と絶望は未だ胸にあり、お菓子をくれないどころか人を躊躇なく傷つけようとする相手を殺さない理由など、どこにもなかった。
「死ねぇい!」なんて叫びながら、デカい何かに乗って猛スピードで迫ってくれば下手人が善か悪かくらいは誰でも分かる。
そしてリンリンにパワーを殺さない選択肢などない。
彼女の人間に対する憎悪と絶望は未だ胸にあり、お菓子をくれないどころか人を躊躇なく傷つけようとする相手を殺さない理由など、どこにもなかった。
「ひぃっ!? ま、待つのじゃ!!」
殺気立つリンリンに対しパワーは恐怖しながら、必死に命乞いを始める。
パワーはリンリンが持つ強さを見くびっており、ここで初めて敵にしてはならない類の相手だと気づいたのだ。
パワーはリンリンが持つ強さを見くびっており、ここで初めて敵にしてはならない類の相手だと気づいたのだ。
「ワシのせいではない! オヌシがあんな大声を出すのが悪いのじゃ!
やたら大声を出せば周りに迷惑じゃろ!! 迷惑な奴は死刑にされて当然じゃ!!」
やたら大声を出せば周りに迷惑じゃろ!! 迷惑な奴は死刑にされて当然じゃ!!」
パワーの命乞いというか糾弾に対し、リンリンは何も返さない。
そもそも殺すと決めたのだから、何かを聞く理由がない。
だからただ一歩一歩踏みしめる。パワーの命を絶つために。
しかしそうはならない。
そもそも殺すと決めたのだから、何かを聞く理由がない。
だからただ一歩一歩踏みしめる。パワーの命を絶つために。
しかしそうはならない。
「わああああ~~~~~~~!!」
ズドォォォオオオン!!
なぜなら、轟音をあげながら空から新手が降ってきたからだ。
坊主頭の中年男性、NPCのバシルーラで飛ばされたクロちゃんである。
彼は吹き飛ばされた先の状況が分からず、辺りを見回す。
坊主頭の中年男性、NPCのバシルーラで飛ばされたクロちゃんである。
彼は吹き飛ばされた先の状況が分からず、辺りを見回す。
「あぁ?」
「ひっ!!」
「ひっ!!」
そして最初に見つけたリンリンの殺気を受け、クロちゃんは猛烈に恐怖した。
リンリンからすればクロちゃんは突如現れた邪魔者。
パワーと同じく殺す相手でしかない。
パワーと同じく殺す相手でしかない。
一方、クロちゃんからすれば勝手が違う。
殺されかかるのは二度目だが、一度目のザメドルからは殺気を向けられていない。
何せ彼からすればクロちゃんなどわざわざ意識するほどの相手ではない。故に直接戦った蜜璃とは違い意識されていなかった。
だがリンリンは違う。
彼女は猛烈な憎悪と殺気をクロちゃんに向けた。
それが彼の恐怖を猛烈に呼び起こす。
殺されかかるのは二度目だが、一度目のザメドルからは殺気を向けられていない。
何せ彼からすればクロちゃんなどわざわざ意識するほどの相手ではない。故に直接戦った蜜璃とは違い意識されていなかった。
だがリンリンは違う。
彼女は猛烈な憎悪と殺気をクロちゃんに向けた。
それが彼の恐怖を猛烈に呼び起こす。
「見つけたぞコノヤロー!!」
そこに新手が現れた。
クロちゃんから見ればリンリンの向こうにある横転した車の更に向こうから、小さな人影が。
赤を基調としたゴシックロリータの様な服を纏って宙を舞う少女、ヴォルケンリッター鉄槌の騎士、ヴィータである。
彼女は怒っていた。
体をボロボロにし、癇癪を起こし予測不能に逃げ回るリンリン追い回した彼女は疲弊しながらも、仲間を喰われた怒りだけを携え、道中で流れた放送すら耳に入らないままここまで来た。
もし放送を聞いていたらオグリキャップの名前を聞き、マサオを心配してH-6に戻ったかもしれない。
だがミルドラースが最初の放送で次の放送時間を言っていないことに加え、ルールが書かれた紙にも書いていないため、ヴィータの意識に放送のことが思い浮かばなかったのである。
そうでなければ時間を考え、多少は立ち回りを考えただろう。
クロちゃんから見ればリンリンの向こうにある横転した車の更に向こうから、小さな人影が。
赤を基調としたゴシックロリータの様な服を纏って宙を舞う少女、ヴォルケンリッター鉄槌の騎士、ヴィータである。
彼女は怒っていた。
体をボロボロにし、癇癪を起こし予測不能に逃げ回るリンリン追い回した彼女は疲弊しながらも、仲間を喰われた怒りだけを携え、道中で流れた放送すら耳に入らないままここまで来た。
もし放送を聞いていたらオグリキャップの名前を聞き、マサオを心配してH-6に戻ったかもしれない。
だがミルドラースが最初の放送で次の放送時間を言っていないことに加え、ルールが書かれた紙にも書いていないため、ヴィータの意識に放送のことが思い浮かばなかったのである。
そうでなければ時間を考え、多少は立ち回りを考えただろう。
「うおおおおおおおおおお!!」
グラーフアイゼンを構え、リンリンへ突撃していくヴィータ。
勝算などない。
しかし仲間を手にかけ、今なおまた誰かを殺そうとする相手を見過ごす道理はない。
勝算などない。
しかし仲間を手にかけ、今なおまた誰かを殺そうとする相手を見過ごす道理はない。
「うわあああああああああ!!」
だがここでクロちゃんは猛烈なパニックに侵される。
彼からすればヴィータは突如現れた謎の少女。
何故怒っているかも、誰に向けた感情なのかもわからない。
そんな相手がこちらに向かって来ているのだ。実際はリンリンに向かっているのだが、彼からすればリンリンと同じくこっちに向けて殺気を向けているようにしか思えない。
彼からすればヴィータは突如現れた謎の少女。
何故怒っているかも、誰に向けた感情なのかもわからない。
そんな相手がこちらに向かって来ているのだ。実際はリンリンに向かっているのだが、彼からすればリンリンと同じくこっちに向けて殺気を向けているようにしか思えない。
「こ、来ないで!!」
恐怖に駆られたクロちゃんは、咄嗟にデイパックの中身を適当に取り出しリンリンとヴィータに向けて投げつける。
逃げようとは思わなかった。猛烈な殺気に対して思わず腰を抜かしてしまったが故に。
何を投げているかは分かってなかった。そんなことを確認する余裕はなかった。
もし確認していれば、投げたものが何か間の抜けた顔の人形のようなものだと分かっただろう。
逃げようとは思わなかった。猛烈な殺気に対して思わず腰を抜かしてしまったが故に。
何を投げているかは分かってなかった。そんなことを確認する余裕はなかった。
もし確認していれば、投げたものが何か間の抜けた顔の人形のようなものだと分かっただろう。
クロちゃんに投げられた人形は山なりにリンリンへと向かう。
それを見た彼女は人形を鬱陶しそうに払いのけるがごとく腕を振るう。
その風圧だけで宙を舞う人形の軌道が変わり、リンリンの元から逸れ、パワーの元へと向かっていく。
それを見た彼女は人形を鬱陶しそうに払いのけるがごとく腕を振るう。
その風圧だけで宙を舞う人形の軌道が変わり、リンリンの元から逸れ、パワーの元へと向かっていく。
「ん、なんじゃこ――」
ズガアアアアアアァァァン!!
パワーが目の前に飛んできた人形に疑問を覚えるより先に、当の人形が爆発した。
なぜならこの人形の名前はジャスタウェイ。
とある世界で幕府打倒の為にテロリストが生み出した爆弾である。
なぜならこの人形の名前はジャスタウェイ。
とある世界で幕府打倒の為にテロリストが生み出した爆弾である。
「くそったれ!!」
ジャスタウェイの爆風でヴィータが吹き飛ばされるが、爆発が直撃したパワーと目玉おやじはそれだけで済まない。
生じた爆炎がコベニの愛車に引火し、先の爆発と合わさり凄まじい火力を生み出し、一人と一匹を焼き尽くし、命を容赦なく奪い去る。
一匹の妖怪が誓った化物退治は、主催者が用意した火力によって無慈悲に終わりを告げる。
日和とブースカの死が影響したことなど、何一つないままに。
生じた爆炎がコベニの愛車に引火し、先の爆発と合わさり凄まじい火力を生み出し、一人と一匹を焼き尽くし、命を容赦なく奪い去る。
一匹の妖怪が誓った化物退治は、主催者が用意した火力によって無慈悲に終わりを告げる。
日和とブースカの死が影響したことなど、何一つないままに。
「おまえぇぇ~~~!!」
一方、リンリンは唐突に起きた爆発に怒りを燃やす。
結果として逸れたが、元々は彼女を狙った軌道を取った人形が爆発した。
仮に直撃したとて死んだかどうかは微妙だが、殺す気で投げてきたことは確実だろう。
結果として逸れたが、元々は彼女を狙った軌道を取った人形が爆発した。
仮に直撃したとて死んだかどうかは微妙だが、殺す気で投げてきたことは確実だろう。
実際のところクロちゃんは投げたものが爆発するなんて分かってなかったし、そもそも無我夢中だった為リンリンを狙ったわけでもない。
なので実のところ彼女の考えは何一つ正解していない。
だがその真実を知る日はきっと永遠に来ない。
なので実のところ彼女の考えは何一つ正解していない。
だがその真実を知る日はきっと永遠に来ない。
リンリンはドスドスと足音を立て、天逆鉾を構えながらクロちゃんに近づいていく。
対するクロちゃんは必死に逃げようとするも、腰を抜かしているので出来ることは地を這うのみ。
そんな状態で逃げ切れずはずもなく、あっさり追いつかれた。
対するクロちゃんは必死に逃げようとするも、腰を抜かしているので出来ることは地を這うのみ。
そんな状態で逃げ切れずはずもなく、あっさり追いつかれた。
「死ねぇ~~~~!!」
「い、嫌だしん! 誰か助け――」
「い、嫌だしん! 誰か助け――」
そしてクロちゃんの命乞いが聞かれることもなく、リンリンは無慈悲に天逆鉾を振り下ろし彼の頭を割る。
ザメドルという脅威から逃げた後に出会ったのは、本来なら元の世界の脅威の一角、四皇の一人シャーロット・リンリン。
クロちゃんは何も悪くない。ただの人間なりに、物語の登場人物なんてものでないなりに頑張った。
だがあえて言うなら、運が悪い。
ザメドルという脅威から逃げた後に出会ったのは、本来なら元の世界の脅威の一角、四皇の一人シャーロット・リンリン。
クロちゃんは何も悪くない。ただの人間なりに、物語の登場人物なんてものでないなりに頑張った。
だがあえて言うなら、運が悪い。
◆
さて、再び問いかけるがここまででおかしいと思ったことはないだろうか。
パワーはここで騒音を嫌ってリンリンを轢き殺しにかかったが、逆に騒音から遠ざかることもできたのではないか。
クロちゃんは腰を抜かしていることを理由にジャスタウェイを投げたが、腰を抜かしてなお這いつくばってでも逃げることを選ぶのではないか。
ヴィータはパワーやクロちゃんに目もくれずリンリンに攻撃を仕掛けたが、見知らぬ相手が二人もいれば多少は警戒するのではないか。
しかしいずれも起きることはなかった。まるで怒りが普段以上に沸き上がったかのように。
そんなことが可能な支給品が、現時点で一つだけ確認できる。
パワーはここで騒音を嫌ってリンリンを轢き殺しにかかったが、逆に騒音から遠ざかることもできたのではないか。
クロちゃんは腰を抜かしていることを理由にジャスタウェイを投げたが、腰を抜かしてなお這いつくばってでも逃げることを選ぶのではないか。
ヴィータはパワーやクロちゃんに目もくれずリンリンに攻撃を仕掛けたが、見知らぬ相手が二人もいれば多少は警戒するのではないか。
しかしいずれも起きることはなかった。まるで怒りが普段以上に沸き上がったかのように。
そんなことが可能な支給品が、現時点で一つだけ確認できる。
サバイバーのスタンドDISC
サバイバーというスタンド能力は一言でいうなら『怒らせる』というものだ。
正確に言うならスタンドの本体の怒りに呼応して電気信号が発生し、その信号が濡れた地面を伝わって他人に電線することで、他人を怒らせるというものだ。
その能力を受けたものは先述の通り怒るのだが、それは凄まじいものだ。
何せスタンドの持ち主当人の怒りが僅かなものであれ、能力を受けたものは肉が裂けても骨が折れても殺し合うのだから。
だがここで新たなる疑問が生まれる。
サバイバーは濡れた相手でないと効果を発揮しない。正確には、電気信号が伝わらない。
正確に言うならスタンドの本体の怒りに呼応して電気信号が発生し、その信号が濡れた地面を伝わって他人に電線することで、他人を怒らせるというものだ。
その能力を受けたものは先述の通り怒るのだが、それは凄まじいものだ。
何せスタンドの持ち主当人の怒りが僅かなものであれ、能力を受けたものは肉が裂けても骨が折れても殺し合うのだから。
だがここで新たなる疑問が生まれる。
サバイバーは濡れた相手でないと効果を発揮しない。正確には、電気信号が伝わらない。
しかし考えてみてほしい。
空気中には水分が水蒸気として存在している。
そしてサバイバーが発生させる電気信号はあくまでスタンド能力であり、本物ではない。
スタンドとは当人の認識が全て。別の場所でシャガクシャに宿った白面の者がこの認識のせいでデバフを受けたのなら、その逆が起きてもおかしくないのではないか。
つまり、空気中の水分を使って他者に信号を伝えることも不可能ではないのだろうか。
流石に問答無用で殺し合わせる程でなくても、僅かでも他者に対して攻撃的にさせるくらいなら可能だった、ということだろう。
誰かを守る、逃がすといった意思ならば変えられなくても攻撃的な意思、あるいは薄弱な考えならば、ほんの少しだけ歪められるかもしれない。
空気中には水分が水蒸気として存在している。
そしてサバイバーが発生させる電気信号はあくまでスタンド能力であり、本物ではない。
スタンドとは当人の認識が全て。別の場所でシャガクシャに宿った白面の者がこの認識のせいでデバフを受けたのなら、その逆が起きてもおかしくないのではないか。
つまり、空気中の水分を使って他者に信号を伝えることも不可能ではないのだろうか。
流石に問答無用で殺し合わせる程でなくても、僅かでも他者に対して攻撃的にさせるくらいなら可能だった、ということだろう。
誰かを守る、逃がすといった意思ならば変えられなくても攻撃的な意思、あるいは薄弱な考えならば、ほんの少しだけ歪められるかもしれない。
無理を言っている、と言われれば反論はできない。
だがあの異常な殺意の持ち主がサバイバーの担い手ならば、あるいはこの混沌の坩堝コンペロワの会場ならば、万に一つくらい起きる可能性がないとは言えないだろうか。
だがあの異常な殺意の持ち主がサバイバーの担い手ならば、あるいはこの混沌の坩堝コンペロワの会場ならば、万に一つくらい起きる可能性がないとは言えないだろうか。
だがいくらなんでもこの場にいないスタンド使いが影響を与えることはできない。
つまり、この場にはサバイバーのスタンドDISCが支給された参加者がいるということである。
ならば語らねばならない。
このサバイバーのスタンドDISCの持ち主、桐山和雄がなぜこの場にいるのかを。
つまり、この場にはサバイバーのスタンドDISCが支給された参加者がいるということである。
ならば語らねばならない。
このサバイバーのスタンドDISCの持ち主、桐山和雄がなぜこの場にいるのかを。
◆
時は放送より二時間以上前、黎明のころまで遡る。
狼牙との戦いを終えた桐山は、一度休息をとることにした。
本音を言えばもっと殺し合いがしたいが、いくら何でもダメージを受けすぎた。なのでこれ以上戦っても消化不良のまま殺されかねない。
ならばここは我慢で、一旦休むべきと判断したのだ。
狼牙との戦いを終えた桐山は、一度休息をとることにした。
本音を言えばもっと殺し合いがしたいが、いくら何でもダメージを受けすぎた。なのでこれ以上戦っても消化不良のまま殺されかねない。
ならばここは我慢で、一旦休むべきと判断したのだ。
しかしさっきまでの戦いで音を出しすぎたので、この場で休んでいれば間違いなく目立つだろう。
そこで彼は一旦疲労を堪え、移動する。
自身の現在地を正確に把握していなかったが、周りの建物と地図を合わせれば推測くらいはできる。
なので現在地を会場の東端J-4辺りと推測し、とりあえず内陸の方へ進んで行った。
そこで彼は一旦疲労を堪え、移動する。
自身の現在地を正確に把握していなかったが、周りの建物と地図を合わせれば推測くらいはできる。
なので現在地を会場の東端J-4辺りと推測し、とりあえず内陸の方へ進んで行った。
それからしばらく進み、他の参加者がいないと桐山はこの辺りで休むと決める。
しかしいくら参加者がいなくとも、NPCに襲われる可能性もある。
だがその為の対策は、彼が持つデイパックの中に眠っていた。
しかしいくら参加者がいなくとも、NPCに襲われる可能性もある。
だがその為の対策は、彼が持つデイパックの中に眠っていた。
桐山が狼牙のデイパックから取り出したのは、一つの寝袋。
一見するとただの寝袋だが、これで一定時間休むとダメージが多少回復するうえ、休んでいる間はNPCに襲われないという代物だ。
ただしどういうわけか使い捨てなので、迂闊なタイミングで使えば後に困るかもしれない。
しかしこの状況で回復アイテムを抱え落ちするのも悪手だ、と判断したのか桐山は迷うことなく使用した。
一見するとただの寝袋だが、これで一定時間休むとダメージが多少回復するうえ、休んでいる間はNPCに襲われないという代物だ。
ただしどういうわけか使い捨てなので、迂闊なタイミングで使えば後に困るかもしれない。
しかしこの状況で回復アイテムを抱え落ちするのも悪手だ、と判断したのか桐山は迷うことなく使用した。
そして時間は第一回放送直前まで進む。
二時間ほど休んだ桐山は多少回復した。直後――
二時間ほど休んだ桐山は多少回復した。直後――
『おはよう。四時間半ぶりだな、参加者の諸君』
ミルドラースの放送が聞こえる。
主催者の嘲笑交じりの情報提供は、桐山の苛立ちを呼び起こすことはない。
殺し合いを快楽として捉えている彼にとって、ミルドラースは別段嫌う相手ではない。
桐山はただ淡々と放送を聞いていた。
とはいっても彼が興味あるのは禁止エリアと死者の人数くらいである。
後は知ったことではない。
死者の名前もNPCも、主催者の意味深な発言も、何も関係がない。
彼はただ、仕切り直しとばかりに殺し合いに向き合うだけ。
もっとも、そのせいでいずれ殺そうと思っているシャガクシャが既に死んだことを認識できないのだが、これは今の彼には余談だろう。
主催者の嘲笑交じりの情報提供は、桐山の苛立ちを呼び起こすことはない。
殺し合いを快楽として捉えている彼にとって、ミルドラースは別段嫌う相手ではない。
桐山はただ淡々と放送を聞いていた。
とはいっても彼が興味あるのは禁止エリアと死者の人数くらいである。
後は知ったことではない。
死者の名前もNPCも、主催者の意味深な発言も、何も関係がない。
彼はただ、仕切り直しとばかりに殺し合いに向き合うだけ。
もっとも、そのせいでいずれ殺そうと思っているシャガクシャが既に死んだことを認識できないのだが、これは今の彼には余談だろう。
それからすぐに桐山は参加者を探すべく再び移動を開始した。
誰にとっての幸いなのか、目的はすぐに果たされる。
彼が見つけたのは、泣き叫びながら進むリンリンと車を走らせるパワー。
すぐにどちらかへ突撃しようとする桐山だったが、その前に件の二人が殺し合いを始めてしまったので、どうせなら一番効果的なタイミングで不意打ちしようと、彼は物陰に隠れ様子をうかがう。
誰にとっての幸いなのか、目的はすぐに果たされる。
彼が見つけたのは、泣き叫びながら進むリンリンと車を走らせるパワー。
すぐにどちらかへ突撃しようとする桐山だったが、その前に件の二人が殺し合いを始めてしまったので、どうせなら一番効果的なタイミングで不意打ちしようと、彼は物陰に隠れ様子をうかがう。
すると空からクロちゃんが、リンリンの背から宙を舞うヴィータが次々と現れていく。
そしてクロちゃんの投げたジャスタウェイが起こした爆発がパワーと目玉おやじを焼き尽くした時、あるいはヴィータが爆風で体勢を崩した時。
リンリンも、クロちゃんも、ヴィータも爆死した一人と一匹に注意を奪われた瞬間、桐山だけは体勢を崩した者に注目した。
そしてクロちゃんの投げたジャスタウェイが起こした爆発がパワーと目玉おやじを焼き尽くした時、あるいはヴィータが爆風で体勢を崩した時。
リンリンも、クロちゃんも、ヴィータも爆死した一人と一匹に注意を奪われた瞬間、桐山だけは体勢を崩した者に注目した。
獣の槍にまたも魂を喰わせた桐山は、そのまま槍を構えヴィータへと突貫していく。
普段ならこの突撃を彼女なら回避できただろう。
ヴォルケンリッターとして何百年も戦い続けてきた彼女は、たかが爆風であおられた時の不意打ち程度で討たれる程安くない。
だが今は、今だけは違う。
リンリンとの戦いでダメージを受け、なおかつ頭を復讐心で埋め尽くされた今だけは。
普段ならこの突撃を彼女なら回避できただろう。
ヴォルケンリッターとして何百年も戦い続けてきた彼女は、たかが爆風であおられた時の不意打ち程度で討たれる程安くない。
だが今は、今だけは違う。
リンリンとの戦いでダメージを受け、なおかつ頭を復讐心で埋め尽くされた今だけは。
ズド
獣の槍がヴィータの体を刺し貫く。
もし彼女が人間ならば、斬真狼牙と同じく何事もなかったかのように対処しただろう。
だが闇の書の守護騎士は人間ではない。幾多の世界を、命を、魔力を奪ってきた魔導書を守る防衛プログラムだ。
それは闇の書が夜天の書と名を戻し、祝福の風が吹いたとしても過去は消えない。
数多の命を食らった化物の一部を、獣の槍が逃がすはずもない。
もし彼女が人間ならば、斬真狼牙と同じく何事もなかったかのように対処しただろう。
だが闇の書の守護騎士は人間ではない。幾多の世界を、命を、魔力を奪ってきた魔導書を守る防衛プログラムだ。
それは闇の書が夜天の書と名を戻し、祝福の風が吹いたとしても過去は消えない。
数多の命を食らった化物の一部を、獣の槍が逃がすはずもない。
「ちっく、しょう……!!」
それをヴィータは刺された瞬間認識した。
どういうロストロギアか知らないが、この槍に刺された時点で自分はもう駄目だと。
この槍は決して己を逃がさないと。
どういうロストロギアか知らないが、この槍に刺された時点で自分はもう駄目だと。
この槍は決して己を逃がさないと。
(ああ、せっかく平和に暮らせるようになったのにな……!)
槍に貫かれ少しずつ消えていく体ではなく、ヴィータが最期に想うのは最近始まった平和な日常について。
仲良くなった相手。気に食わない相手。ずっと一緒だった仲間。
そして何より
仲良くなった相手。気に食わない相手。ずっと一緒だった仲間。
そして何より
(はやて、アタシがいなくても幸せになってくれよ)
誰より大切な己の主の幸せを祈り、鉄槌の騎士は霧散する。
もう二度と、ヴィータが陽だまりに入ることはない。
もう二度と、ヴィータが陽だまりに入ることはない。
「………………はぁ?」
その様をクロちゃんの頭をたたき割り、振り向いた直後に目撃したリンリンは思わず呆然とする。
もしかしたら意外に思われるかもしれないが、彼女はヴィータを―もっともリンリンは名前を知らないが―殺すつもりなどなかった。
なぜならリンリンにとってヴィータは、お菓子をくれたいい奴の一人だからだ。
自分の夢の味方をして欲しかった相手だ。
それは向こうから猛烈な怒りを、殺気を向けられてなお変わることはない。
もしかしたら意外に思われるかもしれないが、彼女はヴィータを―もっともリンリンは名前を知らないが―殺すつもりなどなかった。
なぜならリンリンにとってヴィータは、お菓子をくれたいい奴の一人だからだ。
自分の夢の味方をして欲しかった相手だ。
それは向こうから猛烈な怒りを、殺気を向けられてなお変わることはない。
だってそうだろう。
ヴィータがリンリンに怒りを向けていたのは、足柄を食べられたからだ。
友達が酷いことされたら、怒るのが当たり前だ。
リンリンだって、羊の家の仲間に酷いことをする奴がいたのなら、誰が何と言おうと怒り狂い、決してただでは済ませないだろう。
ヴィータがリンリンに怒りを向けていたのは、足柄を食べられたからだ。
友達が酷いことされたら、怒るのが当たり前だ。
リンリンだって、羊の家の仲間に酷いことをする奴がいたのなら、誰が何と言おうと怒り狂い、決してただでは済ませないだろう。
だけどリンリンは許してほしかった。
足柄を食べてしまったことは決してわざとではないと、仲良くなって一緒の夢を見てほしいと分かって欲しかった。
しかしそんな未来は決して訪れない。
ヴィータは死んだ。獣の槍に貫かれ、完全に霧散した。
決して分かり合うことも、手を取り合うこともありえなくなった。
足柄を食べてしまったことは決してわざとではないと、仲良くなって一緒の夢を見てほしいと分かって欲しかった。
しかしそんな未来は決して訪れない。
ヴィータは死んだ。獣の槍に貫かれ、完全に霧散した。
決して分かり合うことも、手を取り合うこともありえなくなった。
「ゆ、ゆるさねえ……!!」
ヴィータを殺された怒りでリンリンは目の前の男、桐山を睨む。
常人なら昏倒してもおかしくないほどの殺気をぶつけられながら、しかし彼は獣の槍を構えながら獰猛な笑みを浮かべる。
彼からすれば殺し合いは望むところ。本望と言ってもいい。
ならば遠慮なく、ただ楽しむだけだ。
常人なら昏倒してもおかしくないほどの殺気をぶつけられながら、しかし彼は獣の槍を構えながら獰猛な笑みを浮かべる。
彼からすれば殺し合いは望むところ。本望と言ってもいい。
ならば遠慮なく、ただ楽しむだけだ。
こうして絶望と憎悪に満たされた生まれながらの怪物と、殺戮を快楽として感じ浴び続けた狂気の怪物の戦いが始まる。
互いに人として生まれながらも人の規格に収まらない、生まれながらの怪物同士が殺し合う。
互いに人として生まれながらも人の規格に収まらない、生まれながらの怪物同士が殺し合う。
【パワー@チェンソーマン 死亡】
【目玉おやじ@ゲゲゲの鬼太郎 死亡】
【クロちゃん@水曜日のダウンタウン 死亡】
【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA's 死亡】
【残り70名】
【目玉おやじ@ゲゲゲの鬼太郎 死亡】
【クロちゃん@水曜日のダウンタウン 死亡】
【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA's 死亡】
【残り70名】
【H-5/朝】
【シャーロット・リンリン@ONE PIECE】
[状態]:ダメージ(小)、火傷(小)、満腹、憎悪、絶望(極大)、リンリンを責め立てる幻聴
[装備]:天逆鉾@呪術廻戦
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2、輝子のデイパック(基本支給品、ランダム支給品0~2)
[思考・状況]基本行動方針:人間は殺す。マザーの夢を叶える。
0:こいつ(桐山)を殺す。あいつ(ヴィータ)の仇を討つ
1:おれがマザーや皆を食べた……!?
2:人間は殺しつくす。
[備考]
※参戦時期は六歳の誕生日直後、シュトロイゼンに出会う直前より参戦です。
※天逆鉾の効果により、ソルソルの実の力が封じられています。
※第一回放送を聞き逃しました。
[状態]:ダメージ(小)、火傷(小)、満腹、憎悪、絶望(極大)、リンリンを責め立てる幻聴
[装備]:天逆鉾@呪術廻戦
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2、輝子のデイパック(基本支給品、ランダム支給品0~2)
[思考・状況]基本行動方針:人間は殺す。マザーの夢を叶える。
0:こいつ(桐山)を殺す。あいつ(ヴィータ)の仇を討つ
1:おれがマザーや皆を食べた……!?
2:人間は殺しつくす。
[備考]
※参戦時期は六歳の誕生日直後、シュトロイゼンに出会う直前より参戦です。
※天逆鉾の効果により、ソルソルの実の力が封じられています。
※第一回放送を聞き逃しました。
【桐山和雄@実写版バトルロワイアル】
[状態]:ダメージ(小)
[装備]:獣の槍@うしおととら、サバイバーのスタンドDISC@ジョジョの奇妙な冒険、マイクロUZI@実写版バトルロワイアル、
[道具]:基本支給品×3(自分、アキネイター、狼牙の物)、何かの骨@出典不明、寝袋×3@ファイナルファンタジー、ランダム支給品0~1(狼牙の支給品)
[思考・状況]基本行動方針:バトルロワイアルを楽しむ
1:目の前の相手(リンリン)と殺し合う
2:快楽のままに殺し続ける。
3:殺し合いサイコー!
4:褐色の男(シャガクシャ)は次に会ったら殺す。
[備考]
※もしかしたら、見張り場のトイレや見張り部屋で何らかの物品を調達しているかもしれません。(後続の書き手にお任せします。)
※サバイバーのスタンドが僅かに強化され、相手が濡れていなくともほんの僅かに怒らせることが出来るようになりました。
これは本体が桐山和雄であることの影響なのか、コンペロワの会場が影響したのかは現状不明です。もしかしたら主催者の仕込みかも。
[状態]:ダメージ(小)
[装備]:獣の槍@うしおととら、サバイバーのスタンドDISC@ジョジョの奇妙な冒険、マイクロUZI@実写版バトルロワイアル、
[道具]:基本支給品×3(自分、アキネイター、狼牙の物)、何かの骨@出典不明、寝袋×3@ファイナルファンタジー、ランダム支給品0~1(狼牙の支給品)
[思考・状況]基本行動方針:バトルロワイアルを楽しむ
1:目の前の相手(リンリン)と殺し合う
2:快楽のままに殺し続ける。
3:殺し合いサイコー!
4:褐色の男(シャガクシャ)は次に会ったら殺す。
[備考]
※もしかしたら、見張り場のトイレや見張り部屋で何らかの物品を調達しているかもしれません。(後続の書き手にお任せします。)
※サバイバーのスタンドが僅かに強化され、相手が濡れていなくともほんの僅かに怒らせることが出来るようになりました。
これは本体が桐山和雄であることの影響なのか、コンペロワの会場が影響したのかは現状不明です。もしかしたら主催者の仕込みかも。
◆
シャーロット・リンリンと桐山和雄、二人の怪物が殺し合いを始めようとする光景を、少し離れた場所で見ている少女が一人いる。
彼女の名前はシャドウ茜。
元々は日和を轢いた女、パワーを探して追いかけてきたものの、茜が追いつくより先に彼女は爆死してしまう。
その光景を実は遠目で見ていた茜は、爆弾を投げた男、クロちゃんを危険視するもすぐに彼も死んでしまう。
ならばとばかりに男を殺した怪物、リンリンを見るも、茜はどうしてもあの怪物を危険視できない。
それは彼女がこの光景を見るより前から聞こえていた、リンリンの「マザー」という叫びにある。
彼女の名前はシャドウ茜。
元々は日和を轢いた女、パワーを探して追いかけてきたものの、茜が追いつくより先に彼女は爆死してしまう。
その光景を実は遠目で見ていた茜は、爆弾を投げた男、クロちゃんを危険視するもすぐに彼も死んでしまう。
ならばとばかりに男を殺した怪物、リンリンを見るも、茜はどうしてもあの怪物を危険視できない。
それは彼女がこの光景を見るより前から聞こえていた、リンリンの「マザー」という叫びにある。
なぜなら茜は、正しくはシャドウ茜の本体長谷川茜は母親を亡くしているからだ。
だから分かる。
あのリンリンは、母親を亡くして悲しんでいるのだと。
そして小柄な少女、ヴィータが死んだときから見せているリンリンの怒りは本物なのではないか、と茜は思った。
母を亡くしているリンリンに共感している、と言えば聞こえはいいだろう。
リンリンを悪党とは思えない、分かってあげたいと聞けば立派な心持だろう。
だがそれは――
だから分かる。
あのリンリンは、母親を亡くして悲しんでいるのだと。
そして小柄な少女、ヴィータが死んだときから見せているリンリンの怒りは本物なのではないか、と茜は思った。
母を亡くしているリンリンに共感している、と言えば聞こえはいいだろう。
リンリンを悪党とは思えない、分かってあげたいと聞けば立派な心持だろう。
だがそれは――
『ひーちゃんを…イジメるなぁーー!』
『私たちは敵同士にならなくてもいい…
銃を置いて、ラーメンでも食べながら少しずつ…自己紹介から始めよう、ね…?』
『私たちは敵同士にならなくてもいい…
銃を置いて、ラーメンでも食べながら少しずつ…自己紹介から始めよう、ね…?』
一度は目を背けた真実に、己の欺瞞が覆い隠したものにもう一度、茜は向き合わなければならない。
だってそうだろう。他ならぬ彼女が思ったのだ。
この殺し合いには『悪党』じゃない参加者がいるのだと。
ならば、彼女が『改心』させた『悪党』が、本当は悪党じゃないかもしれないじゃないか。
だってそうだろう。他ならぬ彼女が思ったのだ。
この殺し合いには『悪党』じゃない参加者がいるのだと。
ならば、彼女が『改心』させた『悪党』が、本当は悪党じゃないかもしれないじゃないか。
「ち、違う……! 私が『改心』させたあいつは悪党で……!!」
思い出すのは己が手にかけたブースカ。
しかし彼は悪党だっただろうか。
同行していた女性が傷つけられたことに、殺されたことに憤る様のどこに悪があるのか。
丁度今のリンリンと同じではないか。
しかし彼は悪党だっただろうか。
同行していた女性が傷つけられたことに、殺されたことに憤る様のどこに悪があるのか。
丁度今のリンリンと同じではないか。
「そんなこと……そんなこと……!!」
自らの思考の矛盾、それにより生じる罪に対し、茜は耳を塞ぎ、必死に首を振りこの考えを振り払おうとする。
だから彼女は気づかない。
彼女が目にしている光景の中には、人を殺し獰猛な笑みを浮かべる、誰もが悪と断じて差し支えない怪物、桐山和雄がいることを。
悪を裁く正義の怪盗団が、悪を見逃し己の罪を振り払おうとするその行いそのものが、決して正義でないことを。
だから彼女は気づかない。
彼女が目にしている光景の中には、人を殺し獰猛な笑みを浮かべる、誰もが悪と断じて差し支えない怪物、桐山和雄がいることを。
悪を裁く正義の怪盗団が、悪を見逃し己の罪を振り払おうとするその行いそのものが、決して正義でないことを。
シャドウ茜の苦悶に対し、傍に佇んでいるはずのマイ・ディア・スカルは何もしない。
彼女の欺瞞のベールは、既に剝がれかかっている。
彼女の欺瞞のベールは、既に剝がれかかっている。
◆
怪物の二体の殺し合い。そこから離れたシャドウ茜の苦悶。
その更に離れたところに、一人の男が佇んでいた。
彼の名前はエンリコ・プッチ。
殺し合いには乗っていないものの主義主張の行き違い ――少なくとも当人はそう認識している―― の末、同じく殺し合いに乗っていない立場の参加者を殺害してしまった男だ。
その更に離れたところに、一人の男が佇んでいた。
彼の名前はエンリコ・プッチ。
殺し合いには乗っていないものの主義主張の行き違い ――少なくとも当人はそう認識している―― の末、同じく殺し合いに乗っていない立場の参加者を殺害してしまった男だ。
プッチは考える。
不本意とはいえ、殺し合いに乗っていない参加者を殺害してしまった以上、少なくともデンジやクッパ、春花にアカネからは危険視されているのは間違いない。
ならば同行しているはずの未来の悪魔と契約することも考えたが、そもそも彼にとって自分の今までの態度は到底良いとは言えない。
そもそも今この場にいるかすら怪しい。
向こうが勝手に一方的に決めて着いてきていただけだ。もしかしたら気が変わって、デンジ達の方にいるかもしれない。
確かめてみようかとも思うが、もし呼べば不利な状況となったので契約を結びたいと考えていることは丸分かりだろう。
いざ契約を結ぶとなったらどんな条件を飲まされるか、と考えるとその気も失せてくる。リスクが未知すぎて、決め手に欠けるのだ。
ならばどうするか。
不本意とはいえ、殺し合いに乗っていない参加者を殺害してしまった以上、少なくともデンジやクッパ、春花にアカネからは危険視されているのは間違いない。
ならば同行しているはずの未来の悪魔と契約することも考えたが、そもそも彼にとって自分の今までの態度は到底良いとは言えない。
そもそも今この場にいるかすら怪しい。
向こうが勝手に一方的に決めて着いてきていただけだ。もしかしたら気が変わって、デンジ達の方にいるかもしれない。
確かめてみようかとも思うが、もし呼べば不利な状況となったので契約を結びたいと考えていることは丸分かりだろう。
いざ契約を結ぶとなったらどんな条件を飲まされるか、と考えるとその気も失せてくる。リスクが未知すぎて、決め手に欠けるのだ。
ならばどうするか。
「……ん?」
などと考えていると、何やら頭を抱えて苦悶する少女、シャドウ茜と傍らに立つ男、スカルを見つけた。
それを見てプッチは考える。
現状、自身の状況はかなり悪い。
面識のある参加者にはことごとく敵視され、手元にある支給品に役立ちそうなものはない。
唯一あった虎の子は放送前に使ってしまった。
それを見てプッチは考える。
現状、自身の状況はかなり悪い。
面識のある参加者にはことごとく敵視され、手元にある支給品に役立ちそうなものはない。
唯一あった虎の子は放送前に使ってしまった。
ならばここで手駒の一つでも作っておくとしよう。
あの少女たちが殺し合いに乗っているかもしれないので観察はするが、もし乗っていないのなら言葉で懐柔しよう。
あの少女たちが殺し合いに乗っているかもしれないので観察はするが、もし乗っていないのなら言葉で懐柔しよう。
己の正義に迷い悩む少女のもとに、恐るべき野望を秘めた神父が迫る。
彼の魔の手が少女に迫るのか。はたまた何も起きないのか。
今はまだ、誰の目にも見えはしない。
彼の魔の手が少女に迫るのか。はたまた何も起きないのか。
今はまだ、誰の目にも見えはしない。
【H-5/朝】
【シャドウ茜@ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ】
[状態]:健康、精神的動揺(極大) 『マイ・ディア・スカル』の顕現
[装備]:アサシンダガー@ドラゴンクエスト3
[道具]:基本支給品、岸部露伴のバイク@ジョジョの奇妙な冒険、ランダム支給品0~1
[思考・状況]:基本行動方針:『悪党』を全員殺す。
1.あの怪物(リンリン)は悪党じゃない……?
2.本物の怪盗団は、私を裏切らない……。
3.どうせ皆、悪党なんでしょ………………そうに決まってる! そうじゃなきゃ……
[備考]
※心の怪盗団を京都ジェイルに誘い込むまで待っている時からの参戦です。
※認知の怪盗団は、複数体同時に顕現させることはできません。
彼らは支給品とは別に茜がそれぞれ連想した武器を所持しています。
(例:マイ・ディア・ジョーカーの場合、初期装備のアタックナイフとトカチェフ)
怪盗団が所有しているペルソナ能力を把握していないのでペルソナは使用できません。
[状態]:健康、精神的動揺(極大) 『マイ・ディア・スカル』の顕現
[装備]:アサシンダガー@ドラゴンクエスト3
[道具]:基本支給品、岸部露伴のバイク@ジョジョの奇妙な冒険、ランダム支給品0~1
[思考・状況]:基本行動方針:『悪党』を全員殺す。
1.あの怪物(リンリン)は悪党じゃない……?
2.本物の怪盗団は、私を裏切らない……。
3.どうせ皆、悪党なんでしょ………………そうに決まってる! そうじゃなきゃ……
[備考]
※心の怪盗団を京都ジェイルに誘い込むまで待っている時からの参戦です。
※認知の怪盗団は、複数体同時に顕現させることはできません。
彼らは支給品とは別に茜がそれぞれ連想した武器を所持しています。
(例:マイ・ディア・ジョーカーの場合、初期装備のアタックナイフとトカチェフ)
怪盗団が所有しているペルソナ能力を把握していないのでペルソナは使用できません。
【エンリコ・プッチ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:健康、精神的疲労(小)、ナツキ・スバルへの尊敬と興奮(大)
[装備]:スタンド『ホワイト・スネイク』
[道具]:基本支給品、初夏5才のおやつ@こじらせ百鬼ドマイナー、のどナオール@呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校
[思考・状況]基本行動方針:天国への到達を目指す。殺し合いには乗らないが、必要とあれば手段は選ばない。
1:あの少女(シャドウ茜)を観察し、懐柔できそうなら声をかける
2:未来の悪魔と契約するか……? いやしかし……そもそも今この場にいるのか……?
3:異なる世界や能力についてもっと把握しておきたい。
4:機会があればスタープラチナのスタンドDISCをとり戻したい。承太郎の記憶DISCもあればいいが…
5:スバルと行動を共にしたかったが……これが彼との出会いが運命ならばまた機会はあるだろう
6:スバル…君はまさに『天国』そのものだッ!
[備考]
※参戦時期は承太郎の記憶DISCを得た後の時間軸。
※ホワイト・スネイクにより、スバルの『死に戻り』の記憶を一部把握しました。
※デンジ・クッパ姫・野崎春香の情報交換内容を把握しています。
※制限によりホワイト・スネイクのDISCで物理法則を無視した命令は出来ません。
※異なる時間軸や世界からの参戦について把握しました
※NPC 未来の悪魔がプッチの傍にいるかどうかは次の書き手氏にお任せします。
[状態]:健康、精神的疲労(小)、ナツキ・スバルへの尊敬と興奮(大)
[装備]:スタンド『ホワイト・スネイク』
[道具]:基本支給品、初夏5才のおやつ@こじらせ百鬼ドマイナー、のどナオール@呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校
[思考・状況]基本行動方針:天国への到達を目指す。殺し合いには乗らないが、必要とあれば手段は選ばない。
1:あの少女(シャドウ茜)を観察し、懐柔できそうなら声をかける
2:未来の悪魔と契約するか……? いやしかし……そもそも今この場にいるのか……?
3:異なる世界や能力についてもっと把握しておきたい。
4:機会があればスタープラチナのスタンドDISCをとり戻したい。承太郎の記憶DISCもあればいいが…
5:スバルと行動を共にしたかったが……これが彼との出会いが運命ならばまた機会はあるだろう
6:スバル…君はまさに『天国』そのものだッ!
[備考]
※参戦時期は承太郎の記憶DISCを得た後の時間軸。
※ホワイト・スネイクにより、スバルの『死に戻り』の記憶を一部把握しました。
※デンジ・クッパ姫・野崎春香の情報交換内容を把握しています。
※制限によりホワイト・スネイクのDISCで物理法則を無視した命令は出来ません。
※異なる時間軸や世界からの参戦について把握しました
※NPC 未来の悪魔がプッチの傍にいるかどうかは次の書き手氏にお任せします。
※コベニの愛車@チェンソーマン は破壊されました。
※H-5に以下のものが放置されています。
パワー、クロちゃん、目玉おやじの遺体。
ヴィータの首輪。
パワーのデイパック(基本支給品、ランダム支給品×1、トランスチームガン@仮面ライダービルド、バットロストフルボトル@仮面ライダービルド)
クロちゃんのデイパック(基本支給品、キャッスルロストフルボトル@仮面ライダービルド、ジャスタウェイ×4@銀魂、ランダム支給品0~1)
グラーフアイゼン@魔法少女リリカルなのはA's、ヴィータのデイパック(基本支給品、ランダム支給品×1(確認済み、お菓子の類ではない)、うさぎのぬいぐるみ@クレヨンしんちゃん)、
※H-5に以下のものが放置されています。
パワー、クロちゃん、目玉おやじの遺体。
ヴィータの首輪。
パワーのデイパック(基本支給品、ランダム支給品×1、トランスチームガン@仮面ライダービルド、バットロストフルボトル@仮面ライダービルド)
クロちゃんのデイパック(基本支給品、キャッスルロストフルボトル@仮面ライダービルド、ジャスタウェイ×4@銀魂、ランダム支給品0~1)
グラーフアイゼン@魔法少女リリカルなのはA's、ヴィータのデイパック(基本支給品、ランダム支給品×1(確認済み、お菓子の類ではない)、うさぎのぬいぐるみ@クレヨンしんちゃん)、
【ジャスタウェイ×5@銀魂】
クロちゃんに支給。
ジャスタウェイはジャスタウェイであってジャスタウェイ以外の何物でもない。それ以上でもそれ以下でもない。(byマムシの蛮蔵)
クロちゃんに支給。
ジャスタウェイはジャスタウェイであってジャスタウェイ以外の何物でもない。それ以上でもそれ以下でもない。(byマムシの蛮蔵)
真面目に解説すると、ぱっと見は気の抜けた表情のこけしに細い棒の腕が生えたものにしか見えないが、その実は非常に小型かつ高性能な爆弾である。
原作だと印象は強い割に出番はそんなにないのだが、アニメ版だとちょこちょこ出番が増えていたり、現実ではジャスタウェイ型のグッズが作られてたり、ゲームで銀時の武器として扱われることもある。
原作だと印象は強い割に出番はそんなにないのだが、アニメ版だとちょこちょこ出番が増えていたり、現実ではジャスタウェイ型のグッズが作られてたり、ゲームで銀時の武器として扱われることもある。
なお、同名の競走馬が存在するが、名前の元ネタはこのアイテムである。
【寝袋×4@ファイナルファンタジー】
斬真狼牙に支給。
フィールドで使用することでパーティ全員のHPを100回復する。
斬真狼牙に支給。
フィールドで使用することでパーティ全員のHPを100回復する。
本ロワでは使用して2時間程休むと体力をある程度回復させることができる。使用中睡眠することになるが、この時NPCは寄ってこないので安心。
ただし参加者は関係なく寄ってくるので、使うなら見つからない位置を探そう。
また、本来の仕様とは異なりフィールド上のみならず街中、ダンジョン内でも使用可能。
四個セットなのは元々四人パーティのワンセットの為。
なお、どういうわけか使い捨てなので迂闊に使うのは避けよう。
ただし参加者は関係なく寄ってくるので、使うなら見つからない位置を探そう。
また、本来の仕様とは異なりフィールド上のみならず街中、ダンジョン内でも使用可能。
四個セットなのは元々四人パーティのワンセットの為。
なお、どういうわけか使い捨てなので迂闊に使うのは避けよう。
【ばくだんいわ@ドラゴンクエストシリーズ】
顔面がついた岩のようなモンスター。
基本的には様子を見ているだけで、たまに攻撃してくることもある程度のモンスターだが、HPが一定以下になると自分が死亡する代わりに敵のパーティに大ダメージを与える呪文『メガンテ』を唱えてくる。
HPはそこそこあるので、倒しきれないと面倒なことにある。見かけたら逃げた方が楽かも。
顔面がついた岩のようなモンスター。
基本的には様子を見ているだけで、たまに攻撃してくることもある程度のモンスターだが、HPが一定以下になると自分が死亡する代わりに敵のパーティに大ダメージを与える呪文『メガンテ』を唱えてくる。
HPはそこそこあるので、倒しきれないと面倒なことにある。見かけたら逃げた方が楽かも。
勇者パーティの魔法使いがバシルーラで飛ばして、敵の城を遠距離攻撃したなんて話もあるとかないとか。
| 108:■・■・決・壊 | 投下順 | 110:黙する生者 |
| 060:苦いものはまだ嫌いなの | シャーロット・リンリン | |
| ヴィータ | GAME OVER | |
| 092:人生ドラマチックにはいかない | パワー | |
| シャドウ茜 | ||
| 107:「ねぇ今何処?」「会場ん中」 | クロちゃん | GAME OVER |
| 094:命に嫌われている | エンリコ・プッチ | |
| 084:Super Survivor | 桐山和雄 |