コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

hemligheter får män att bli

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
僕からのお知らせです。
このお話はカツオお兄ちゃんが女装するだけのお話なんですよ。
興味がない人は、状態表まで読み飛ばしても特に本編には問題はないです。
タラちゃん、一体だれとお話ししているの?今、おやつの用意ができたわよ。早くいらっしゃい。
ハーイ、今いくですー♪

カツオの女装に興味がない書き手・読み手のみなさん↓
残念です……状態表まで飛ばしてください。

カツオの女装に興味がある書き手・読み手のみなさん↓
好き者ですねぇ……お読みください。

☆彡 ☆彡 ☆彡











まず最初は化粧下地。
これをしないと、メイクが崩れやすくまた、素肌との質感に差が生じてしまう。
いきなり、ファンデーションをつけ始めるのはNG。

なので、下地を行う前にしっかりと洗顔をしておかないといけない。
ぬるま湯で顔をすすいだ後、洗顔剤を手でよく泡立てる。
優しくマッサージをするように顔全体を優しく洗う。
額の生え際といった細かい部位の洗顔のすすぎ残しがないように注意。
タオルで拭きとる際は、こすらずにトントンと優しく水分をふき取る。
そしたら化粧水で顔全体をパッキング。
皮膚の引き締め効果が見込まれる。
化粧水で水分を補給した後は、乳液もしくは保温クリームを指で薄く顔全体に延ばして塗る。
保温の付けすぎには注意。
肌への負担がかかり、悪影響やメイク崩れに繋がるから。

次はコンシーラー。
顔のシミやクマ。ニキビ跡といった顔の欠点をピンポイントで隠してくれる。
スティックタイプとリキッドタイプで使い方は違うので、確認しておくべし。
特に女装しようと考えている男性諸君は髭……青髭を隠す重要となるので、必ず用意すること。
そうそう、フェリエも便利。
剃り残した髭や皮膚の奥に潜んだ髭まで簡単に処理できるのでコシローラーと共に用意しておくことが好ましい。
それと、刃の手前側にくるように使うこと。

肌をきめ細かくに見せるには、メイクの王様ファンデーション。
肌を美しく仕上げる。
ファンデーションを塗る際は、右ほおから右額へと片側ずつ仕上げるのがポイント。
スポンジを滑らすようなイメージで馴染ませる。
小鼻などの細かい部位はスポンジを折り曲げると便利。
塗り忘れが無いように気を付けよう。

ベースメイクを終えたら、フェイスパウダー。
ただし塗りすぎには注意。
不自然なメイクの原因はメイク用品の塗りすぎなのだから

続いてはポイントメイク。

まつ毛に行うのはアイブロウ。
眉の形によって顔全体のイメージが変わるからじっくり決めてから描こう。

まぶたに色をつけるアイシャドウ。
そうすることで、立体感を出し、目元に華やかさをプラスできる。
そうそうアイラインを描くアイランナーはできるならペン型が良い。
失敗したとき綿棒でボカシて修正しやすいから。

マスカラでまつ毛を整える。
目元を大きく見せられる。
ブラシの向きを眼のカーブに合わせ、放射状に塗る。
下まつ毛の場合はブラシを立てて使う。
まつ毛一本一本丁寧にブラシで延ばすように塗ることがベスト。

子顔効果に血色のよい健康的な肌に見せるために、ほっぺたに色味を加えるチークはプラス効果。
頬がほんのり色がついてると女の子らしさがアゲアゲ。

口紅は『ん~』と上下の唇をこすり合わせ、『ぱっ』と開く動作を繰り返す。
これでよく馴染むようになる。
それと色溜まりしやすい輪郭の端を指で軽くなぞる。

〆は香水。
種類によって継続時間はそれぞれ違うから、そこは要注意。
太い血管の上からワンプッシュ振りかければお終い。

☆彡 ☆彡 ☆彡

モチノキデパート。
ここは、モチノキ町にある商業デパート。
飲食店に衣服店など、各階ごとにお店が並び、平日祝日関係なく大勢の客が買い物に訪れる。
また屋上では、子供たちの間で人気なカマキリジョーのヒーローショーが開かれたこともある。
しかし現在、閑散としている。
どの時間帯でも一定数のお客がいるはずなのに。
まるで、開店前か閉店後かの如く。

女性向け化粧品売り場のコーナー。
そこに隣接している更衣室に一人の参加者がいた。
丸刈りの少年。

―――もっとも少年だったのは先ほどまで。

「……僕は一体、何をやってるんだろう」

鏡の前で少女(少年)はため息をつく。

☆彡 ☆彡 ☆彡


「はぁ……はぁ……はぁ……」

カツオはデパートへ入ると、設置してあるベンチに座り、乱れた呼吸を落ち着かせようとする。
しかし、簡単にそうはいかない。
興奮した心臓の音はいまだバクバクと鳴る。
無理もない。カツオが先ほど体験した出来事は、余りにも衝撃的だったのだから。

「中島……」

カツオは悲しみに打ちひしがれる。
乃亜による放送で、親友の名前が呼ばれたからだ。

おーい磯野ー! 野球しよーぜ!

もう二度と一緒に野球で遊ぶことができない。

中島、大人になっても年賀状を出し合おうな

もう、二度とお互いに年賀状を出し合うことができない。

「なんで……どうして、こんなことにまきまれてしまったんだよぉ!」

静寂なデパート内に少年の慟哭が響き渡る。

父さんや母さん。それに姉さんたちとお別れなんて嫌だし、何よりも中島の死を中島の両親に伝えないといけない。

―――それから……

カツオは、ようやく落ち着きを取り戻すと支給品の中身を確認をした。
すると、予想外な物が入っていた。

「これって……化粧道具かな?」
(なんでよりによって、僕に……嫌がらせかな?だけど……お化粧に疎い僕でも、これは凄いって分かるよ)

カツオの予想は間違っていない。
ただ、この殺し合い。
当然、普通の化粧道具が支給されたのではない。
それは帝具の一つ。
変幻自在ガイアファンデーション。

”どんなものでも変身できる”力を有するが、長らく使いこなせる者がいないため、城のただ保管されていた。
ところがある日、地方の一般家庭で生まれた一人の少女の手に渡ったのは、別のお話。

「……やるしかないか」

説明書を読み終えると、カツオは決心する。
帝具を使用することを。
不適合者が使用すると破滅をもたらすみたいだが、カツオは覚悟を決める。
なぜなら、あの金髪の少年は理解していた。

「お前も見ただろう!マグル達が殺されたり生き返ったりするのを!!
 よくあれを見て反抗しようなんて考えられるな!」

この場で生き残るにはどうするかを。
とはいえ、乃亜の言う通りに人を殺すなんて選択肢は自分にはまだない。
だけど、このままでは自分は死んでしまう。
それは、到底受け入れられない。
中島たちとまだまだ遊びたいし、父さんや母さん。それに姉さんたちとお別れなんて嫌だ。
ならば、生き残るために使えるものは使う。
とはいえ、これから行うことに、やはりどうしてもため息はついてしまう。
だが、やると決めた以上、カツオは行動する。
カツオが変身できるのは、現在二人のみ。
一人は自分を殺そうとした金髪オールバックの外国の少年。
そして、残りの一人は赤い髪のこれまた外国人みたいに綺麗な少女。
しかし、犬か猫かでいったら確実に犬。
それも、いささか先生の犬とは比較対象へとなりえないほどの狂犬。
でも、この殺し合いの場で逞しく生き抜くであろう強さを秘めていた。

「ドラコ・マルフォイか、エリス・ボレアス・グレイラット ……」

説明書に変身できる名前が記載されてる。
カツオがどちらを選択するのは、自明の理である。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「だけど、とりあえずはいいかな」

自分でも驚くぐらいの大変身。
やはり、自分に女装の才能があるのではないかと錯覚してしまう。

もっとも、実際に父である波平に気づかれないほどの女装をこなしたことがあるカツオ。
不適合者が使用すると拒絶反応や発狂を起こす帝具を問題なく使用できた。

「よし、しばらくは、この子の姿でいこう」
(……とと、え~と、あの子の口調は……たしか)

「ふん!しかたがないけど、これでいくわ!」

普段から姉のサザエや父の波平の隠し事を見破るほど人間観察に長けているカツオは、一瞬であったが、あの暴力を振るっていた少女エリスの性格、口調の推測をした。

カツオの当面の指針はこうだ。
エリスとして振る舞いつつ、ガイアファンデーションで変身できる幅を広げる。
カツオは勉強嫌いではあるが、頭の回転は非常に早く、行動力や判断力は高い。
時間はかかったが、もう使い方は理解した。
先ほどみたいに時間をかけずに変身できる自信がある。
幸い、マルフォイもエリスも自分の姿は知っているが、名前は知らないはず。
ならば、これを駆使すれば生き抜くことは可能。

これが吉と出るか凶とでるかは神のみぞ知る。

【E-3/1日目/黎明】

【磯野カツオ@サザエさん】
[状態]:ダメージ(小) 悲しみ(大)、エリスに変身中
[装備]:変幻自在ガイアファンデーション@アカメが斬る
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品2、タブレット@コンペLSロワ
[思考・状況]
基本方針:中島のことを両親に伝えるためにも死にたくない。
1:生き残ることを模索する
2:エリスとして行動しつつ、ガイアファンデーションの幅を広げる
3:ゲームに乗ったマルフォイには注意する
[備考]
ガイアファンデーションの効果でエリスに変身しています。
持ち前の人間観察でマルフォイとエリスの人となり(性格・口調)を推測しました。
じっくり丁寧に変身をしたため、次回以降は素早く変身できるようになりました。
少なくとも、「カツオのための反省室」「早すぎた年賀状」は経験しています。


【変幻自在ガイアファンデーション@アカメが斬る!】
カツオに支給された化粧品型の帝具。
大きさや性別、種別などは問わない為、隠密活動に非常に役立つ。
しかし、制限により変身できるのは本ロワで出会った参加者のみとなる。
その代わり、説明書に変身できる者の名前が浮かび上がり記載される。
「カツオはどうした?お友達が待っているというのに」by波平

021:追い付けない キミはいつでも 投下順に読む 023:レース開始ィィィ
020:燃えよ失意の夢 時系列順に読む 026:この甘い世界嘘になるなら
109(候補作採用話):ドラコ・マルフォイと紅い狂犬 磯野カツオ 047:懐かし面影 探してる

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー