フラナリー(Flanery、宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟軍の軍人。オリジナルキャラクターである。

1 略歴

1-1 前世

 自由惑星同盟軍大将、統合作戦本部長。宇宙歴792年末、シドニー・シトレの元帥昇進によって彼に職を譲って国防委員会事務総局査閲部長に就任し影の国防委員長として腕を振るう。
宇宙歴796年の諸惑星の自由失敗後、退役しシロン・グループ総帥となる。
宇宙歴797年4月13日、救国軍事会議によって拘束され、クーデター終結後、トリューニヒト政権の意向により役員に降格される。
宇宙歴798年の第八次イゼルローン要塞攻防戦後、ハンス・ランナーベック退役中将を同グループの役員として職場復帰出来るよう取り計らう。
宇宙歴799年5月26日、バーラトの和約が成立。内容を見て帝国が財政面から同盟を潰そうとしているは明白だったと関知しランナーベックと共に秘密裏に惑星ルジアーナを始めとする造兵廠に新造艦の建造を指示する。同年11月10日、皇帝・ラインハルト・フォン・ローエングラムが帝国軍高等弁務官・ヘルムート・レンネンカンプ上級大将の自殺とその原因となった自由惑星同盟の大失態を公表し宣戦布告。これを受け前宇宙艦隊司令長官アレクサンドル・ビュコック退役元帥が現役復帰。そんなビュコックの為に軍部統帥機能を失った状況でも迎撃準備が出来るよう尽力する。
宇宙歴800年1月17日、マル・アデッタ星域会戦において宇宙艦隊壊滅を知ると最高評議会議長ジョアン・レベロに別れを告げシロン・グループ本社ビルを爆発させ自決する。

1-1 逆行後

 宇宙歴792年時点*1統合作戦本部長を務めている。(31話)進歩党ジョアン・レベロ財政委員長が国会に国防予算削減案を提出すると(12話)、国防委員会とともに強硬に反対している。(31話)
 同年8~11月、第五次イゼルローン要塞攻防戦時点で、後任と推測されるシドニー・シトレ大将が宇宙艦隊司令長官である(12話)ため、なお統合作戦本部長に在任中であると思われる。
 宇宙歴793年9月時点でシトレ大将が統合作戦本部長に就任済みであることが明記されている(15話)ため、遅くともこの時期までには引退している。


公職
先代:
不明         
    自由惑星同盟軍    
統合作戦本部長
不明 - 宇宙歴793年?月
次代:
シドニー・シトレ   
最終更新:2025年07月11日 11:06

*1 31話時点で宇宙歴795年3月であり、そこで「3年前」とされているため