フォーゲル(宇宙暦?年 - )は銀河帝国の軍人。原作登場人物である。

略歴

1 前世

 宇宙歴796年2月アスターテ星域会戦に参加した帝国軍艦隊司令官。ラインハルト の指揮のもと、同盟軍を破った。

2 逆行後

 帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」の初戦となる宇宙歴798年1月アムリッツァ会戦で、帝国軍中央部隊の指揮官として登場した(57話)。階級は大将であり、第三猟騎兵艦隊の司令官を務めていた。帝国の同盟との最前線を守るニヴルヘイム総軍の一翼をなしていた。右翼を担うメルカッツ提督の指揮のもと左翼を守るラーゲンブルク提督とともに、ウランフ提督、ルグランジュ提督 、ヤン提督率いる第一統合軍集団三個艦隊を迎え撃った。同盟軍中央のルグランジュの第一一艦隊に攻勢をかけたものの、第一一艦隊のストークス提督、ホーランド提督の二個分艦隊に側面を突かれ、中央を食い破られてしまう。
 それでもなお、メルカッツ提督のフォローにより戦線を維持し続けたが、ルフェーブル提督、アル=サレム提督、キャボット提督ら第二統合軍集団三個艦隊の増援を確認したため、撤退した。大損害を蒙ったものの、追撃を振り切った。
 その後の動向については不明だが、ニヴルヘイム総軍の残存戦力はリンダーホーフ侯爵のミズガルズ総軍に吸収されたことから、リンダーホーフ侯爵の指揮下に入ったものと思われる。
最終更新:2017年09月25日 11:22