モシェ・フルダイ(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。

略歴

前世

 自由惑星同盟軍准将、第八艦隊分艦隊司令官。ダイナマイトの異名を持つ猛将。
宇宙歴792年の第五次イゼルローン要塞攻防戦に参戦。同年末殊勲星章が授与され少将に昇進し副司令官に就任。
宇宙歴794年10月から12月の第六次イゼルローン要塞攻防戦に参戦。
宇宙歴796年10月10日の帝国領侵攻作戦・諸惑星の自由において第1戦・アムリッツァ前哨戦においてヴァンステイド星域でメックリンガー艦隊と交戦。続く同月14日の第2戦・アムリッツァ星域会戦で黒色槍騎兵艦隊の猛攻を受け司令官と共に戦死する。

逆行後

 宇宙歴794年、第六次イゼルローン遠征軍に第五艦隊司令官アレクサンドル・ビュコック中将のもとでC分艦隊司令官として従軍する。ホーランド少将やモートン少将と勇名を等しくし、「ダイナマイト」と呼ばれている。(24話)ウィレム・ホーランド少将、ライオネル・モートン少将と共に分艦隊司令官の中では大規模な戦いの度に出征部隊に転任するという別格の扱いを受けている。(26話)この第六次イゼルローン攻防戦では前述の二人と並んで分艦隊司令官の中でも特に活躍した。(27話)遠征終了後、同盟軍殊勲星章が授与された。(29話)階級は少将。
 宇宙歴795年、フィリップ・ルグランジュ少将に代わり、エル・ファシル海賊討伐作戦に従事する第一三任務艦隊司令官に就任する。この時第八艦隊副司令官を務めていた。(37話)彼が第一三任務艦隊を率いている際に、エル・ファシル海賊が再び活発化した。(38話)
 宇宙歴797年前後、イゼルローン要塞に対する第二次奇襲攻撃部隊を率いたが、内応者を活用できず失敗した。(54話)
 宇宙歴798年からの「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦中は第八艦隊副司令官を務めた。同作戦中活躍し、宇宙歴799年には中将に昇進した。第二次ヴァルハラ会戦では第二統合軍集団に所属、グエン・バン・ヒュー少将と共に大いに暴れ、一時はキルヒアイス本隊に迫った。(68話)
 宇宙暦802年4月時点で第四辺境総軍司令官を務め、カッファー方面担当の防衛を担当している。この時の階級は宇宙軍上級大将。(97話)
 宇宙歴804年3月時点で、引き続き第四辺境総軍司令官を務めているが、精彩を欠いている。(118話)

能力

 「ダイナマイト」の異名の通り、攻撃力に優れた艦隊司令官である。ただし、その一方で第一三任務艦隊司令官を務めていたときには前任のフィリップ・ルグランジュ少将が抑え込んでいたエル・ファシル海賊の再活発化を許している(38話)点から見て地方司令官としての能力には疑問符が付く。
最終更新:2025年04月11日 10:25