エル・ファシル解放運動 - エル・ファシルの逃亡者@ ウィキ

エル・ファシル解放運動（ＥＬＮ）とはエル・ファシル星系の自由惑星同盟からの分離独立を掲げて武装闘争を続けるエル・ファシル民族主義テロ組織をさす。

概略

　宇宙歴740年代に合法政党エル・ファシル独立党から武装闘争路線を掲げて分離した組織である。（43話）当時からエル・ファシル・ナショナリズムを理念としていたものと思われる。
　792年惑星エル・ファシル攻防戦の自由惑星同盟軍の強引な戦闘で、惑星エル・ファシルが焦土と化したことにより一層過激化した。同年11月「エル・ファシル復興を目指す超党派議員連盟」最高顧問ロイヤル・サンフォード議員の暗殺を皮切りに同盟政府及び同盟軍の要人を次々と暗殺した。（13話）彼らが発表した殺害予告にはエル・ファシルの英雄であるヤン・ウェンリーやエリヤ・フィリップスも含まれる。（40話）

　宇宙歴796年時点の組織の最高指導者ヘルムート・リンケはエル・ファシル革命政府構想に参加した。そして同年7月7日エル・ファシル海賊が海賊討伐任務部隊エル・ファシル方面軍をゲベル・バルカルの戦いで大打撃を与えると、海賊及びプラモート・グループとの連立政権であるエル・ファシル革命政府の樹立を宣言した。（42話）しかし、同月17日エル・ファシル海賊を主力とするエル・ファシル革命政府軍はエル・ファシル星域会戦でエル・ファシル方面軍司令官代行ヤン・ウェンリー准将に大敗を喫し（44話）、悲願であるエル・ファシル星系独立まであと一歩と迫ったエル・ファシル七月危機は終結した。

　802年時点でもエル・ファシル革命政府によるテロは続いており（99話）、要人暗殺に熟達したエル・ファシル解放運動が動いているものと考えられる。

「エル・ファシル解放運動」のテロリズムによる犠牲者一覧

宇宙歴792年11月　「エル・ファシル復興を目指す超党派議員連盟」最高顧問ロイヤル・サンフォード議員　（13話）
宇宙歴794年6月　　カッサラ州知事オタカル・ミカ　（21話）
宇宙歴796年4月　　エル・ファシル方面軍第九〇八独立陸戦師団長ケタリング宇宙軍代将（40話）
宇宙歴802年7月？　惑星シャンプール知事　（99話）　※犯行声明はエル・ファシル革命政府で出されている