カール・ロベルト・シュタインメッツ(Karl Robert Steinmetz、宇宙暦?年 - )は銀河帝国の軍人。原作登場人物である。

1 略歴

1-1 前世

 銀河帝国軍大佐、ブリュンヒルト初代艦長。
宇宙歴796年9月4日のレグニツア上空遭遇戦及び9月13日の第四次ティアマト会戦に参戦。終戦後、准将昇進と同時に国務尚書クラウス・フォン・リヒテンラーデ侯爵やオットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公爵、軍務尚書エーレンベルク統帥本部総長シュタインホフ幕僚総監ユリウス・フォン・クラーゼン宇宙艦隊司令長官グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー両元帥の策謀で辺境星域勤務に異動となる。
宇宙歴797年のリップシュタット戦役の最中、辺境地域の平定を担当していたジークフリード・キルヒアイス上級大将と再会。その際、彼はキルヒアイスにヴェスターラントの虐殺においてラインハルトが核攻撃を黙認したという疑念を伝える。終戦後、大将に昇進しローエングラム元帥府に加わりシュタインメッツ艦隊司令官となる。
宇宙歴798年、「神々の黄昏」作戦において第4陣を指揮する。
宇宙歴799年3月1日のライガール・トリプラ両星域の会戦においてヘルムート・レンネンカンプと共にヤン・ウェンリーと戦うも敗北。6月22日、ローエングラム王朝の開闢で上級大将に昇進しガンダルヴァ星域方面司令官に就任する。7月23日、ホテル・シャングリラ事件が発生。これを受け高等弁務官代行に任命される。
回廊の戦いで戦死。死後、キルヒアイス武勲章を授与された。

1-2 新版

 宇宙歴803年10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)後、救国軍事会議議員に任命される。また、憲兵総監たる軍務次官を務めており、階級は恐らく宇宙軍上級大将。(117話)

1-3 旧版


2 能力

 用兵巧者であり一流の指揮官。有能で勇敢な軍人。前世においてはその死が同僚や部下に与えた衝撃が大きく、人望もあったと思われる。

3 性格

 艦長時代、上官であるラインハルト・フォン・ローエングラムに対し艦長の職責について直言している。剛直な人柄である。
最終更新:2025年04月25日 11:31