カードリスト > > 第2弾 > EX039_畠山重忠

武将名 はたけやましげただ 坂東武者の鑑
畠山重忠 統一名称:畠山重忠
   生没年:1164~1205

「馬が怪我をしてはいけない。
      少しばかり担いで行こうか。」

知勇兼備の将。
はじめ平家方であり頼朝と対立したが、頼朝が武蔵国に入ると臣従し、治承・寿永の乱で剛腕を振るって活躍した。
梶原景時の讒言を受けた際は叛意を否定し、二心は持たぬと言って起請文を書かず、かえって頼朝に信頼された。
勢力
時代 平安
レアリティ SR
コスト 2.5
兵種 騎兵
武力 8
知力 6
特技 昂揚 先陣
計略 英俊豪傑(えいしゅんごうけつ) 武力と移動速度が上がり、迎撃ダメージと迎撃・斬撃による速度低下を受けなくなる。
味方の陣形の効果を受けている時に計略を発動すると、代わりに武力と知力が上がり、兵力が上限を超えて回復する
必要士気 5
効果時間 知力時間
Illust. ニシカワエイト
声優 杉田智和

計略内容
カテゴリ   士気   陣形内外   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
超絶強化 5 陣形外 +5 - +80% - 8.8c(知力依存0.4c) 迎撃・斬撃による騎兵オーラ迎撃無効
陣形内 +7 +7 - +60% 兵力上限突破
(最新Ver.2.1.0B)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容   備考  
Ver.1.6.0E 効果時間 7.9c → 8.8c -
Ver.2.0.0D 陣形外で発動した時
速度上昇値 +60% → +70%
-
Ver.2.1.0B 陣形外で発動した時
速度上昇値 +70% → +80%
-
陣形内で発動した時
兵力回復量 +50% → +60%


所感
蒼勢力の2.5コスト騎兵。数値は平均的だが先陣に加え昂揚を備え、試合前半において特に有用なスペックを持つ。

計略は発動時に陣形範囲内にいるかどうかで効果が切り替わる単体強化。

陣形範囲外では、武力と速度上昇に加え槍や斬撃による迎撃ダメージと速度低下を無効化する効果を持つ。
迎撃に怯えず果敢に突撃することが可能で、場を荒らす能力が高い。
一方で迎撃ダメージはなくとも、迎撃されると突撃は通らない。
無策で槍に突っ込んでも乱戦になるだけで、士気に対する武力上昇値が控えめなこともあり十分な戦果は挙げられない。
あくまで事故を防止したり強引な乱戦を狙えるだけで、火力を出すにはしっかり突撃する必要があることは注意。

陣形範囲内では武力・知力上昇に加え、兵力が上限を突破して回復する。
陣形外の効果とは一転、乱戦によるゴリ押しなどに向いた効果。
計略内容的には攻城役を任せたくなるが、騎兵なので攻城力はさほど高くないので注意。
マウント役を任せたい時はあえて一度陣形の範囲外に出てから計略を使うなど、状況に応じて選択するようにしたい。

解説
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初めは平家方として頼朝討伐に動き、頼朝が石橋山の戦いにて敗れると頼朝に味方していた三浦一族と戦い、衣笠山城の戦い(現在の神奈川県横須賀市)にて三浦義明を討ち取っている。
その後、頼朝が千葉常胤上総広常が合流し、武蔵へ兵を進めると降伏した。
その際重忠は先祖の平武綱が八幡太郎義家より賜った白旗を持って帰参し、頼朝を喜ばせたという。
重忠は先陣を命じられて相模国へ進軍、頼朝の大軍は抵抗を受けることなく鎌倉に入った。

背景は『源平盛衰記』で鵯越の逆落としで大力の重忠は馬を損ねてはならずと馬を背負って坂を駆け下った逸話から。
埼玉県深谷市にある畠山重忠公史跡公園ではこの逸話をモチーフにした銅像が今も残っている。

巴御前との開幕の特殊セリフは宇治川の戦いの際に巴御前と三条河原で一騎打ちを演じたことから。
この時重忠は巴御前の鎧の袖を引きちぎり、巴御前は敵わないと見て逃げ出している。

力自慢で知られており、宇治川の戦いでは馬を射られて泳いで宇治川を渡っていたところ、馬を流された大串次郎重親が捕まってきたため、向こう岸へ投げたというエピソードが残っている
なおこの後大串重親は徒立ちの一番槍を宣言した為、敵味方から笑われた。
後に重親は奥州合戦では重忠に従い功を立てた。
重忠最期の戦いである二俣川の戦いにも参戦しており、重親は宇治川の恩であるのか、それとも重忠への同情なのか弓を収めて撤退している。

治承・寿永の乱の後は奥州合戦にも参加、梶原景時弾劾の連判状にも名を連ねている。
しかし平賀朝雅から重忠の讒訴をつけた北条時政牧の方により重忠謀反が実朝に伝わり、実朝によって畠山重忠討伐の命が出る。
重忠は二俣川(現在の神奈川県横浜市)そのことを初めて知り、その際、館へ退くことはせず潔く戦うことが武士の本懐であるとして、大軍を迎え撃つ決断を下す(これが義時との開幕特殊セリフ)。
しかし、激戦が4時間あまり繰り広げられたのち、重忠は愛甲季隆の放った矢に討たれ、首級を取られた又は自害したとも伝わる(享年42)。
重忠は戦死の直前に「我が心正しかればこの矢にて枝葉を生じ繁茂せよ」と矢箆を地に突きさした。
やがてこの矢は自然に根付き、年々2本ずつ生えて茂り続けて「さかさ矢竹」と呼ばれるようになり、史跡として今も残っている。

後に義時は重忠謀反は虚報と知り、重忠の同族であり討伐に加わっていた者を処刑した。
そして、重忠の首を見て涙を流し『気の毒なことをした』と述べたという。
この事件が元に牧氏事件と北条時政追放に繋がっていく。

誠実で清廉潔白な姿から『坂東武者の鑑』と呼ばれ、悪人として書かれた梶原景時とは対照的に『吾妻鏡』『平家物語』『源平盛衰記』『義経記』『曽我物語』でも模範的な武士として書かれている。

大戦シリーズにおいて

台詞
台詞
開幕 馬が怪我をしてはいけない。少しばかり担いで行こうか。
└自軍に蒼071_梶原景時 この馬の声…梶原殿が加勢してくれたようだ
└自軍に蒼065_千代 貴女も馬がお好きですか!はっはは、何時の世も馬は愛すべきものなのですね
└敵軍に蒼082_北条義時 我が潔白の為、潔く追手を迎え討たん!
└敵軍に碧081_巴御前 戦場に居る者すべてが武士だ。女人とて、容赦はせぬ!
計略 軽い軽い。端武者ごとき、重忠の敵ではない!
└絆武将 軽すぎる!重忠を倒したくば、常識を捨てよ!!
兵種アクション 軽い!
撤退 武士の死に様、とくと見よ!
復活 それでも私は戦おう
伏兵 これも戦の世の習いか
攻城 先陣は畠山重忠が賜った!
落城 武士として恥のない、よき戦であった
贈り物① 「坂東武士の鑑」と褒めていただくが
私は特別なことをした覚えはない。
贈り物② 馬を上手に持ち上げるコツを教えてやろう……
もう少し鍛えたほうがいいかもしれないな。
贈り物(お正月) 正月に山登りというのも面白い。
いやあ、軽い軽い。私の足腰ならば苦などないさ。
贈り物(バレンタインデー) 歌などではなく、菓子を贈り合うのか。
面白き習慣、見習わせていただく。
贈り物(ホワイトデー) いかに英傑と持て囃されても
支えてくれる貴殿がいないと、ただの一人の人間だ。
贈り物(ハロウィン) 皆が仮装して舞うというならば
この重忠、銅拍子を叩いて盛り上げましょう。
友好度上昇 それでも私は戦おう
寵臣 坂東八平氏のひとつ、秩父氏の一族、畠山重忠ここにあり
└特殊 -

贈り物の特殊演出
対象武将蒼065千代
会話武将 台詞
蒼065千代 あ……貴方、ご自分が何をしているか
分かっているのですか!?
EX039畠山重忠 愛馬を持ち上げているだけですよ。
三日月が怪我をしてはいけませんからね。
蒼065千代 で、ですが馬にとって一番の晴れ舞台で
活躍の場を奪うなど、あまりにも残酷ですっ!
EX039畠山重忠 馬は無傷が一番。負傷が名誉とは、私には
思えませんが……おや、これ戦になります?

対象武将蒼082北条義時
会話武将 台詞
蒼082北条義時 乱暴狼藉を働いた代官の罪を被って
禁固になった上、所領没収とはな。
EX039畠山重忠 あー、あー。しばらくぶりに喋ったな。
潔白を示すというのも難しいものだ。
蒼082北条義時 ひどい顔色だ。七日間も寝ず食わずでいるなど
命の心配は不要だろうが、無茶をする。
蒼082北条義時 ただ謹慎しているだけで許されたものを。
・・・・・・人が良すぎる。
EX039畠山重忠 人が良いというのは、こんな気楽者ではなく
眉間にしわの寄った生真面目を言うのさ。


情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。

  • 伏兵「これも戦の世の…(後半聞き取れず)」 - 名無しさん (2023-10-30 16:25:05)

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最終更新:2025年04月25日 01:00